JP3175726B2 - 外形加工データ生成装置 - Google Patents

外形加工データ生成装置

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JP3175726B2
JP3175726B2 JP04780999A JP4780999A JP3175726B2 JP 3175726 B2 JP3175726 B2 JP 3175726B2 JP 04780999 A JP04780999 A JP 04780999A JP 4780999 A JP4780999 A JP 4780999A JP 3175726 B2 JP3175726 B2 JP 3175726B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線板
のNCデータを生成出力する外形加工データ生成装置
関する。
【0002】
【従来の技術】NCルータ加工にて外形加工を行うプリ
ント配線板は、製造ブランクに多面取りを行う際に、隣
に配置する製品から、最外周を加工するツール径+余裕
率αの間隔をあけて配置しなければならない。従来の外
形加工データ生成装置においては、加工ツールを設定す
る際に、隣に配置される個片との関係などは考慮せず、
単一の個片としての各外形形状を加工可能な最大ツール
径を持つツールビットを設定していたため、通常、最外
周は最大径ツールが設定されていた。そのため、製造ブ
ランクへの配置は、最大ツール径+余裕率αのピッチが
必要であった。図6は、従来の外形加工生成装置を示す
ブロック図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の外
形加工データ生成装置においては、通常、最外周は最大
径ツールが設定されており、そのため、製造ブランクに
多面取りを行う際に、隣に配置する製品との間隔がその
製品を加工する最大のツール径+α必要となり、材料取
り効率が悪いという問題があった。
【0004】例えばX方向サイズが500mm、Y方向
サイズが300mmの有効エリアを持つ製造ブランクに
対して、X方向サイズが165mm、Y方向サイズが1
45mmの製品を配置する場合を考える時、加工ツール
径が0.79mm、1.59mm、2.38mmを持
ち、それぞれの径に対する余裕率αが0.21mm、
0.47mm、0.82mmであるとすると、加工ツー
ル設定部においては、最外周データには加工径が最大で
ある2.38mmのツールを割り当てる。しかし、X方
向3×Y方向2の6個取りを行おうとすると、ブランク
端とのピッチに1.5mmを割り当てた場合、隣の個片
とのピッチが1mmとなるため、従来の外形データ生成
装置においては、6個取りは不可能となり、2×2の4
個取りとなって、材料取り効率が悪いという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、製造ブランクに多面取
りを行う際に、材料取り効率が良い外形加工データ生成
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、 プリント
配線板の外形データおよび製造ブランクへの多面取り編
集パラメータの送りピッチデータを読み込む外形データ
入力部と、外形データを解析し最外周データか否かを判
断する最外周判断部と、最外周データと編集パラメータ
の送りピッチデータを用いて隣に配置される製品との間
隔および製造ブランクとの間隔を計算することにより、
最外周に、隣に配置される製品との間隔を満たす加工径
および製造ブランクとの間隔を満たす加工径もつ加工ツ
ールを割り当てる加工ツール設定部と、製造ブランクに
多面取り編集を行う多面取り編集部と、全てのデータの
うち最外周以外のデータについてはツール径の昇順、最
後に最外周という順にデータを並び替えるデータ並び換
え部と、並び替えたデータを出力するデータ出力部と、
を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の外形加工データ
生成装置の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、この発明の第1の実施の形態を示
すブロック図である。この発明の第1の実施の形態は、
図1に示すように、プリント配線板の外形データおよび
編集パラメータを読み込むデータ入力部2と、データを
記憶するデータ記憶部3と、外形を解析し、各形状に最
適の加工径をもつツールビットを割り当てる加工ツール
設定部4と、外形データを解析し、最外周データか否か
を判断する最外周判断部5と、製造ブランクに多面取り
編集する多面取り編集部6と、製品内側形状については
ツール径の昇順、最後に最外周という順にデータを並び
換えるデータ並び換え部7と、生成されたNCデータを
出力するデータ出力部8とにより構成されている。
【0009】次に、この発明の第1の実施の形態の動作
について図2を用いて説明する。図2は、この発明の第
1の実施の形態の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0010】まず、ステップ21にて製品1個分の外形
データを読みとる。続いて、ステップ22にて製造ブラ
ンクへの多面取り編集パラメータ(多面取り個数、送り
ピッチ等)を読みとる。次に、ステップ24にて、外形
を解析し(例えば特開平6−102914号に記載の手
段を用いて解析する)、各々にルータビットを割り当て
る。
【0011】次に、ステップ25にて、各外形データに
対して、最外周データを判別する(例えば特開昭63−
062639号に記載の手段を用いて判断する)。次
に、最外周データについては、ステップ30にて、編集
パラメータの送りピッチ項目を参照し、隣に配置される
製品との間隔を計算し、ステップ31にて、現在最外周
に割り当てられているルータビットのツール径+余裕率
α(α:経験的にツール径の25〜35%程度)が隣と
の間隔を満たしているか否かを確認し、満たしていない
場合には、ステップ32にて1ランク細い径を設定し直
し、ステップ31に戻る。
【0012】隣との間隔を満たすツール径に設定された
ら、データに最外周の属性を付加して保管する。次に、
ステップ26にて先程読み込んだ多面取り編集データを
用いて、製造ブランクに多面取り編集を行う。最後に、
ステップ27にて、全てのデータのうち、最外周の属性
の付いていないものをツール径の昇順にソートし、デー
タに最外周の属性のついているデータをその後に並べ
て、ステップ28にて出力する。
【0013】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。この発明の第2の実施の形態の構成は、第
1の実施の形態の構成と同様である。
【0014】また、図4に製造ブランク上の位置情報配
列を示す。これは、一つの個片に対して、4ビットの情
報をもち、第1ビット51は個片の左側を、第2ビット
52は個片の上側を、第3ビット53は個片の右側を、
第4ビット54は個片の下側を表す。個片を製造ブラン
ク70上に配置した後に、ブランク端と接する個片端を
示す位置に‘1’を立てる。例えば、図5の多面取り配
置の場合、個片71の情報は‘1001’、個片72の
情報は‘0011’、個片73の情報は‘1100’、
個片74の情報は‘0110’となる。
【0015】次に、この発明の第2の実施の形態の動作
について図3を用いて説明する。図3は、この発明の第
2の実施の形態の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0016】まず、ステップ41にて製品1個分の外形
データを読みとる。続いて、ステップ42にて製造ブラ
ンクへの多面取り編集パラメータ(多面取り個数、送り
ピッチ、ブランクサイズ等)を読みとる。次に、ステッ
プ44にて、外形を解析し(例えば特開平6−1029
14号に記載の手段を用いて解析する)、各々にルータ
ビットを割り当てる。また、各外形データに対して、最
外周データを判別し(例えば特開昭63−062639
号に記載の手段を用いて判断する)、最外周の属性を付
加する。
【0017】次に、ステップ45にて先程読み込んだ多
面取り編集データを用いて、製造ブランクに多面取り編
集を行う。その際、各個片単位に製造ブランク上の位置
を解析し、製造ブランク上の位置情報配列(図4)に対
して、ブランク端に接する個片位置欄に‘1’を立て
る。全ての多面取り編集実行後に、ステップ47にて最
初に多面取り編集を行った個片から順に製造ブランク上
の位置情報配列を参照し、4ビットのうちどれかひとつ
にでも‘1’が立っている場合には、ステップ48に進
む。また、全てのビットが‘0’である場合には、ステ
ップ46に戻り、次の個片の処理に移る。ステップ48
では、製造ブランク上の位置情報配列のうち、‘1’が
立っている方向に対して、ブランク端と個片端のピッチ
を計算する。
【0018】次に、ステップ49にて、現在最外周に割
り当てられているルータビットのツール径+余裕率α
(α:経験的にツール径の25〜35%程度)が製造ブ
ランクとの間隔を満たしているか否かを確認し、満たし
ていない場合には、ステップ50にて1ランク細い径を
設定し直し、ステップ49に戻る。
【0019】製造ブランクとのピッチを満たす径が設定
されたら、ステップ46に戻り、次の個片に対しての位
置情報配列を参照する。このようにして、全ての個片に
対しての最外周加工径を設定し直した後に、全てのデー
タのうち、最外周以外のデータをツール径の昇順にソー
トし、最外周のデータをその後に並べて、ステップ52
にて出力する。
【0020】先にも述べたように、NCルータ加工にて
外形加工を行うプリント配線板は、製造ブランクに多面
取りを行う際に、隣に配置する製品から、最外周を加工
するツール径+余裕率αの間隔をあけて配置しなければ
ならない。従来の外形加工データ生成装置においては、
加工ツールを設定する際に、隣に配置される個片との関
係などは考慮せず、単一の個片としての各外形形状を加
工可能な最大ツール径を持つツールビットを設定するた
め、通常、最外周は最大径ツールが設定される。そのた
め、製造ブランクへの配置は、最大ツール径+余裕率α
のピッチが必要である。
【0021】しかし、この発明の外形加工データ生成装
置においては、加工ツール設定時に編集パラメータより
隣の個片とのピッチを考慮した加工ツールを設定するた
め、隣の製品との間隔をより狭く取ることができる。こ
のことにより、例えばX方向サイズが500mm、Y方
向サイズが300mmの有効エリアを持つ製造ブランク
に対して、X方向サイズが165mm、Y方向サイズが
145mmの製品を配置する場合を考える時、X方向3
×Y方向2の6個取りが最も材料効率が良い。
【0022】一方、加工ツール径が0.79mm、1.
59mm、2.38mmを持ち、それぞれの径に対する
余裕率αが0.21mm、0.47mm、0.82mm
であるとすると、加工ツール設定部においては、最外周
データには加工径が最大である2.38mmのツールを
割り当てる。しかし、ブランク端とのピッチに1.5m
mを割り当てた場合、隣の個片とのピッチが1mmであ
るため、従来の外形データ生成装置においては、6個取
りは不可能となり、2×2の4個取りとなっていた。
【0023】しかし、この発明の外形加工データ生成装
置においては、隣の個片とのピッチが1mmである時に
は、最外周の加工ツールを0.79mmに設定し直すた
め、6個取りが可能となり、材料取りの効率が上がる。
【0024】なお、この発明の第1の実施の形態および
第2の実施の形態について説明したが、この発明は、第
1の実施の形態および第2の実施の形態を組み合わせた
ものについても適用あるものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、最外
周の加工ツールを選択的に、その寸法を小さく設定する
ことにより、製造ブランクに多面取りを行う際に、隣に
配置する製品または製造ブランクとの間隔を狭くとるこ
とが可能となり、材料取り効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の外形加工データ生成装置の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】この発明の第2の実施の形態の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】製造ブランク上の位置情報配列を示す図であ
る。
【図5】製造ブランク上への多面取り配置例を示す図で
ある。
【図6】従来の外形加工生成装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 入力データ 2 データ入力部 3 データ記憶部 4 加工ツール設定部 5 最外周判断部 6 多面取り編集部 7 データ並び換え部 8 データ出力部 9 出力データ 51 第1ビット 52 第2ビット 53 第3ビット 54 第4ビット 70 製造ブランク 71〜74 個片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板の外形データおよび製造ブ
    ランクへの多面取り編集パラメータの送りピッチデータ
    を読み込む外形データ入力部と、 外形データを解析し最外周データか否かを判断する最外
    周判断部と、 最外周データと編集パラメータの送りピッチデータを用
    いて隣に配置される製品との間隔および製造ブランクと
    の間隔を計算することにより、最外周に、隣に配置され
    る製品との間隔を満たす加工径および製造ブランクとの
    間隔を満たす加工径もつ加工ツールを割り当てる加工ツ
    ール設定部と、 製造ブランクに多面取り編集を行う多面取り編集部と、 全てのデータのうち最外周以外のデータについてはツー
    ル径の昇順、最後に最外周という順にデータを並び替え
    るデータ並び換え部と、 並び替えたデータを出力するデータ出力部と、 を有することを特徴とする外形加工データ生成装置。
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