JPH1125762A - 幹線分岐ケーブル - Google Patents

幹線分岐ケーブル

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Publication number
JPH1125762A
JPH1125762A JP17222297A JP17222297A JPH1125762A JP H1125762 A JPH1125762 A JP H1125762A JP 17222297 A JP17222297 A JP 17222297A JP 17222297 A JP17222297 A JP 17222297A JP H1125762 A JPH1125762 A JP H1125762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk
ground
line
branch
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17222297A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Inoue
恭男 井上
Masahiko Ide
雅彦 井出
Takahiko Kato
貴彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd, Yazaki Corp filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP17222297A priority Critical patent/JPH1125762A/ja
Publication of JPH1125762A publication Critical patent/JPH1125762A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル取付作業の作業効率の向上及びコス
トの低減を図る。 【解決手段】 本発明の幹線分岐ケーブル10は、幹線
11と、該幹線11から分岐した分岐線12と、アース
線13とを備えており、このアース線13がアース幹線
15及び該アース幹線15から分岐したアース分岐線1
6からなり、かつアース幹線15が裸線である。したが
って、ケーブル取付作業時に作業者は、アース幹線15
の絶縁外被を剥がす必要がなく、ケーブル取付作業の作
業効率の向上を図ることができるとともに、絶縁外被の
材料費を低減させて安価に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幹線、分岐線及び
アース線を備えた幹線分岐ケーブルの構造に関し、特に
ビルのシャフト内や工場のラック等の人に触れる心配の
ない場所に適用される幹線分岐ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幹線分岐ケーブル20は、図2に
示すように3相の幹線21と、該幹線から分岐した分岐
線22及びアース線23共に、絶縁外被24によって絶
縁被覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アーム線は機器の
接地を取るためのものであり、このアーム線には対地電
圧はなく、絶縁被覆をする意味はない。しかしながら、
上述した従来の幹線分岐ケーブル20は、アース線23
が幹線21及び分岐線22と共に絶縁被覆されている。
このため、ケーブル取付作業時には、アース線23の絶
縁外被24を剥がす必要があり、ケーブル取付作業の作
業効率を低下させるという問題があった。また、絶縁外
被24の材料費がかかり、コストを増大させるという問
題があった。
【0004】本発明は、ケーブル取付作業の作業効率の
向上及びコストの低減を図ることができ、生産性を大幅
に向上させることができる幹線分岐ケーブルを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、幹線と、該幹線から分岐した分岐線と、アース線と
を備えた幹線分岐ケーブルにおいて、前記アース線が、
アース幹線及び該アース幹線から分岐したアース分岐線
からなり、少なくとも前記アース幹線が裸線であること
を特徴とする幹線分岐ケーブルによって解決することが
できる。
【0006】前記構成の幹線分岐ケーブルにおいては、
アース線がアース幹線及該びアース幹線から分岐したア
ース分岐線からなり、少なくとも前記アース幹線が裸線
であるので、ケーブル取付作業時にアース線の絶縁外被
を剥がす必要がなく、ケーブル取付作業の作業効率を向
上させることができる。また、絶縁外被の材料費を抑え
ることができるので、コスト低減を図ることができる。
なお、アース幹線が裸線であるとともに、アース分岐線
も裸線であっても良い。
【0007】また、上記課題は、前記幹線分岐ケーブル
であって、前記アース幹線または前記アース分岐線の少
なくとも一方に保護用の被覆が施されていることによっ
て解決することができる。前記構成の幹線分岐ケーブル
においては、アース幹線またはアース分岐線の少なくと
も一方に保護用の被覆が施されているので、分岐箇所に
使用されたコネクタ等が接触して傷付くのを防止した
り、作業者の手指等を傷付けるのを未然に防ぐことがで
きる。なお、この被覆は、通常の絶縁外被のように絶縁
性を有する必要はなく、しかも被覆厚さも薄いもので十
分であり、アース幹線とアース分岐線の両方に被覆を施
しても良い。したがって、たとえアース幹線とアース分
岐線の両方に被覆を施したとしても絶縁材を使用するこ
となく、薄い被覆で良いため上記同様に分岐箇所の被覆
を剥がすのも容易で作業効率の向上とともに、コスト低
減を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幹線分岐ケーブル
の一実施の形態例を図1に基づいて詳細に説明する。図
1は本発明の幹線分岐ケーブルの一実施の形態例を示す
平面図である。図1に示すように幹線分岐ケーブル10
は、3相の幹線11と、該幹線11から分岐した複数の
分岐線12と、アース線13とを備えており、例えば架
橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブ
ル)又はビニル絶縁ビニルシースケーブル(VVケーブ
ル)として用いられる。
【0009】前記分岐線12は、幹線11の所定箇所か
ら分岐されており、各分岐線12の分岐箇所にはモール
ド部14が設けられている。また、前記アース線13
は、絶縁被覆されておらず、裸線であり、アース幹線1
5及び該アース幹線15から分岐したアース分岐線16
から構成されている。
【0010】また、前記アース幹線15は、前記アース
線13同様に絶縁被覆されておらず、裸線である。この
アース幹線15の電源接続側の端部外周面(図示しな
い)には、アース線13として認識させる緑色表示をす
るため、緑色テープ(図示しない)が巻き付けられる。
【0011】また、アース幹線15を絶縁性を有さない
保護用の薄い外被(図示しない)で被覆しても良い。こ
の被覆により作業者が手指等を傷付けるのを未然に防ぐ
ことができる。また、アース線13は絶縁被覆して、ア
ース幹線15のみ裸線にする構成でも良い。したがっ
て、本実施の形態の幹線分岐ケーブルの使用場所は、分
岐線付きケーブルが使用されるビルのシャフト内や工場
のラック等の人に触れる虞のない場所である。
【0012】また、前記アース分岐線16は、アース幹
線15の所定箇所から分岐されており、薄い外被17に
より被覆されている。このアース分岐線16の被覆は、
主に分岐箇所に使用されたコネクタ等に接触して傷付け
るのを防止したり、作業者の手指等を保護するためのも
のである。したがって、外被17は絶縁性を有する必要
はなく、コネクタ等の接触に耐え得る程度の薄い厚さで
十分である。
【0013】上述した本実施の形態の幹線分岐ケーブル
10におけるアース線13は、アース幹線15及び該ア
ース幹線15から分岐したアース分岐線16からなり、
アース幹線15が裸線である。したがって、ケーブル取
付作業時に作業者は、アース幹線15の絶縁外被を剥が
す必要がない。
【0014】本実施の形態の幹線分岐ケーブル10によ
れば、アース線13がアース幹線15及び該アース幹線
15から分岐したアース分岐線16からなり、かつアー
ス幹線15が裸線であるので、ケーブル取付作業時にア
ース幹線15の絶縁外被を剥がす作業を不要とすること
ができる。したがって、ケーブル取付作業の作業効率の
向上を図ることができるとともに、絶縁外被の材料費を
低減させて安価に製造することができる。よって、製造
コストを大幅に低減することができ、生産性を大幅に向
上させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の幹線分岐ケーブル
によれば、アース線が、アース幹線及び該アース幹線か
ら分岐したアース分岐線からなり、かつアース幹線が裸
線であるので、ケーブル取付作業の作業効率の向上及び
コストの低減を図ることができる。
【0016】また、前記アース幹線または前記アース分
岐線の少なくとも一方に保護用の被覆が施されているの
で、分岐箇所に使用されたコネクタ等が接触して傷付く
のを防止するとともに、作業者の手指等が傷付くのを未
然に防ぐことができる。したがって、たとえアース幹線
とアース分岐線の両方に被覆を施したとしても薄い被覆
で良いため分岐箇所の被覆を剥がすのも容易であるた
め、ケーブル取付作業の作業効率の向上及びコスト低減
を図ることができ、生産性を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の幹線分岐ケーブルの一
部を示す平面図である。
【図2】従来の幹線分岐ケーブルの一部を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10 幹線分岐ケーブル 11 幹線 12 分岐線 13 アース線 15 アース幹線 16 アース分岐線 17 外被(被覆)
フロントページの続き (72)発明者 加藤 貴彦 東京都中央区銀座8−21−1 株式会社竹 中工務店東京本店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹線と、該幹線から分岐した分岐線と、
    アース線とを備えた幹線分岐ケーブルにおいて、 前記アース線が、アース幹線及び該アース幹線から分岐
    したアース分岐線からなり、少なくとも前記アース幹線
    が裸線であることを特徴とする幹線分岐ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記アース幹線または前記アース分岐線
    の少なくとも一方に保護用の被覆が施されていることを
    特徴とする請求項1記載の幹線分岐ケーブル。
JP17222297A 1997-06-27 1997-06-27 幹線分岐ケーブル Pending JPH1125762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17222297A JPH1125762A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 幹線分岐ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17222297A JPH1125762A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 幹線分岐ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125762A true JPH1125762A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15937868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17222297A Pending JPH1125762A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 幹線分岐ケーブル

Country Status (1)

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JP (1) JPH1125762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102081994A (zh) * 2010-08-05 2011-06-01 深圳市奔达康实业有限公司 新型预制分支电缆

Cited By (1)

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