JPH1125711A - 前照灯の光軸調整装置 - Google Patents

前照灯の光軸調整装置

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Publication number
JPH1125711A
JPH1125711A JP9178012A JP17801297A JPH1125711A JP H1125711 A JPH1125711 A JP H1125711A JP 9178012 A JP9178012 A JP 9178012A JP 17801297 A JP17801297 A JP 17801297A JP H1125711 A JPH1125711 A JP H1125711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
optical axis
axis adjusting
drive rod
adjusting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9178012A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Furuya
隆之 古谷
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
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Publication of JPH1125711A publication Critical patent/JPH1125711A/ja
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間使用しても、また回路基板の板厚のバ
ラツキがあっても、回路基板に安定に電力を供給するこ
とのできる前照灯の光軸調整装置を提供する。 【解決手段】 リフレクタを傾動させるドライブロッド
9と、ドライブロッド9を前後進させる駆動用モータ1
1と、駆動用モータ11を駆動制御するための回路基板
12とが設けられ、ドライブロッド9の前後進により光
軸調整を行う前照灯の光軸調整装置において、回路基板
12端部の表裏両面を係止して回路基板12を本体ケー
ス10a内に固定すると共に、回路基板12の表裏両面
側に電力を供給するピン状の端子20を設ける。端子2
0の先端はW字状に折り曲げられて、その折り曲げ部2
0aに回路基板12端部が嵌合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前照灯の光軸を調
整するための光軸調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、前照灯の光軸調整装置として
は、特開平8−164789号公報に開示された構成の
ものが知られている。図4はその従来の前照灯光軸調整
装置を示している。図4において、1はランプハウジン
グである。ランプハウジング1にはレンズ2がランプハ
ウジング1の前面開口部を覆って装着されている。この
ランプハウジング1にはリフレクタ3が図示を略す球継
手によって傾動可能に支承されると共に、光軸調整ドラ
イブユニット4が装着されている。前照灯の照明光軸は
リフレクタ3の傾動に伴って傾動調整される。
【0003】リフレクタ3にはブラケット5が一体に形
成されている。このブラケット5には、スクリューマウ
ンティング部材6が回転可能に支承されている。このス
クリューマウンティング部材6はメネジ部を有する。こ
のスクリューマウンティング部材6にはスクリュネジロ
ッド部材7が螺合されている。符号7aはそのスクリュ
ネジロッド部材7のオネジ部を示している。このスクリ
ュネジロッド部材7は前後進筒8と共にドライブロッド
9を構成している。前後進筒8には図示を略すラックが
設けられている。
【0004】光軸調整ドライブユニット4はケーシング
10を有し、そのケーシング10内にはリフレクタ3の
傾動角度調整のための駆動用モータ11が設置されてい
る。この駆動用モータ11の出力軸11aには図示を略
すウオームギヤが取り付けられ、このウオームギヤが減
速機構を介して前後進筒8のラックに伝達され、ドライ
ブロッド9に伝達される。
【0005】また、ケーシング10には、駆動用モータ
11の制御用の回路基板12が設けられている。この回
路基板12には位置検出センサ13が設けられている。
この位置検出センサ13は移動子14を備え、その移動
子14はドライブロッド9に連結部材15を介して連結
されている。そして、前後進筒8が図の左右方向に移動
すれば、連結部材15を介して移動子14も左右方向に
移動し、これにより、リフレクタ3の傾動角度を検出す
ることができる。
【0006】ケーシング10の背部には、外部と回路基
板12とを電気的に接続する端子16を有するコネクタ
部17が設けられ、コネクタ部17の突出基部にはパッ
キン部材18が配設されて、ランプハウジング1とコネ
クタ部17との間がパッキン部材18によりシールされ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
光軸調整装置では、端子が回路基板の裏側に接触してい
るだけであるから、長期間の使用により回路基板ががた
ついて、位置がずれたりした場合、電気的な接続状態が
不安定となる可能性がある。
【0008】また、端子が回路基板の裏側に接触してい
るだけの構造であると、回路基板の板厚にバラツキがあ
った場合に、端子と回路基板とが接触不良を起こして不
導通となる可能性があり、好ましくない。
【0009】本発明の目的は、長期間使用しても、また
回路基板の板厚のバラツキがあっても、回路基板に安定
に電力を供給することのできる前照灯の光軸調整装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、リフレクタを傾動させる
ドライブロッドと、このドライブロッドを前後進させる
モータと、前記モータを駆動制御するための回路基板と
が設けられ、前記ドライブロッドの前後進により光軸調
整を行う前照灯の光軸調整装置において、前記回路基板
端部の表裏両面を係止して回路基板を光軸調整装置本体
内に固定すると共に、該回路基板の表裏両面側に電力を
供給する係止部材を設けたことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、回路基板端部は係止部
材によって表裏両面が係止されるので、長期間使用して
も、回路基板ががたつくことがなく、位置ずれが生じな
い。さらに係止部材は表裏両面側に電力を供給する構成
であるから、回路基板の表裏のどちらか一方に接触不良
が生じても、他方から電力を安定に供給することができ
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記係止部材はピン状をなし、その先端部がW字状
に折り曲げられて、その折り曲げ部に前記回路基板端部
が嵌合されていることを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、W字状の折り曲げ部に
回路基板端部を嵌合させて押し込み、W字状中央の凸部
を回路基板端部で押すと、W字状の折り曲げ部両端は回
路基板側に接近するように倒れ込む。これにより、回路
基板は光軸調整装置本体内に強固に固定され、さらに電
力供給の安定性が一層に向上する。また、上記のように
折り曲げ部両端が回路基板側に接近するために、回路基
板の板厚に多少のバラツキがあっても、そのバラツキを
吸収することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。なお、従来の技術と同一箇所には同
一符号を記すこととする。図1は本発明に係る光軸調整
装置の概略構成を示している。この光軸調整装置は図4
に示した前照灯内に設置される。図1において、ケーシ
ング10は本体ケース10aと蓋ケース10bとから構
成されている。コネクタ部17は本体ケース10aに形
成されている。
【0015】本体ケース10aには、回路基板12に電
力を供給するためのピン状の端子20が取り付けられて
いる。端子20の一端側はコネクタ部17の内部に、他
端側は本体ケース10aの内側に形成された凹部10c
内にそれぞれ配置されている。端子20の他端側は、図
2に示すようにW字状に折り曲げられている(この部分
をW折り曲げ部20aという)。図2は、蓋ケース10
bがまだ装着されておらず、回路基板12を本体ケース
10aに取り付けている様子を示している。また、図3
は図2を左方向から見た図で、ドライブロッド9及び回
路基板12がまだ取り付けられていない状態である。
【0016】図2に示すように、W折り曲げ部20aの
開口幅Hは回路基板12の板厚hよりも僅かに大きく形
成されている。W折り曲げ部20aの中央には開口側
(回路基板12側)に突出した凸部20bが設けられて
いる。そして、回路基板12の端部をW折り曲げ部20
aに嵌合させて図2の矢印A方向に押し込むと、W折り
曲げ部20a中央の凸部20bが回路基板12端部で矢
印B方向に押圧され、W折り曲げ部20aの両端側は矢
印Cのように回路基板12側に倒れ込む。
【0017】回路基板12の端部がW折り曲げ部20a
内部に完全に嵌合されると、図1に示すように回路基板
12はその表裏両面が端子20で係止され、本体ケース
10aの凹部10c内に強固に固定される。この場合、
端子20と電気的に接続する部分を回路基板12の端部
両面に形成しておけば、一方の面が接続不良となっても
他方の面から電力の供給が可能となり、電力を安定に供
給できる。
【0018】また、W折り曲げ部20aを形成したこと
により、回路基板12の板厚の多少のバラツキがあって
も、回路基板12をW折り曲げ部20aに嵌合した際
に、前記バラツキを吸収することができる。
【0019】また、図3に示すように、端子20は回路
基板12側の端子の数に合わせて複数個(図では5個)
設けられている。そして、回路基板12を本体ケース1
0aの凹部10c内に固定するときは、上述したように
回路基板12側の各端子を端子20の各々に嵌合させて
回路基板12を押し込む。これによって、回路基板12
の位置決めを容易に行うことができると共に、回路基板
12が複数個の端子20で係止されるので、長期間に亘
って回路基板12の位置ずれを確実に防ぐことができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路基板端部は係止部材によって表裏両面が係止される
ので、長期間使用しても回路基板にがたが生じることが
なく、さらに係止部材は表裏両面側に電力を供給する構
成であるから、回路基板の表裏のどちらか一方に接触不
良が生じても、電力を安定に供給することができる。
【0021】また、係止部材としてW字状の折り曲げ部
を有するピン状部材を用いた場合は、W字状の折り曲げ
部の開口幅を回路基板の板厚よりも僅かに大きくするこ
とにより、回路基板の板厚に多少のバラツキがあって
も、そのバラツキを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光軸調整装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係る光軸調整装置に回路基板を取り付
ける様子を示した図である。
【図3】図2を左方向から見たもので、ドライブロッド
及び回路基板がまだ取り付けられていない状態を示した
図である。
【図4】従来の光軸調整装置を搭載した前照灯の部分断
面図である。
【符号の説明】
9 ドライブロッド 10a 本体ケース 10b 蓋ケース 10c 凹部 11 駆動用モータ 12 回路基板 13 位置検出センサ 14 移動子 20 端子 20a W折り曲げ部 20b 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレクタを傾動させるドライブロッド
    と、このドライブロッドを前後進させるモータと、前記
    モータを駆動制御するための回路基板とが設けられ、前
    記ドライブロッドの前後進により光軸調整を行う前照灯
    の光軸調整装置において、 前記回路基板端部の表裏両面を係止して回路基板を光軸
    調整装置本体内に固定すると共に、該回路基板の表裏両
    面側に電力を供給する係止部材を設けたことを特徴とす
    る前照灯の光軸調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前照灯の光軸調整装置に
    おいて、 前記係止部材はピン状をなし、その先端部がW字状に折
    り曲げられて、その折り曲げ部に前記回路基板端部が嵌
    合されることを特徴とする前照灯の光軸調整装置。
JP9178012A 1997-07-03 1997-07-03 前照灯の光軸調整装置 Pending JPH1125711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9178012A JPH1125711A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 前照灯の光軸調整装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9178012A JPH1125711A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 前照灯の光軸調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125711A true JPH1125711A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16041026

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9178012A Pending JPH1125711A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 前照灯の光軸調整装置

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JP (1) JPH1125711A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273232A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Ichikoh Ind Ltd 車両用前照灯のレベリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273232A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Ichikoh Ind Ltd 車両用前照灯のレベリング装置

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