JPH11256016A - リード固定用樹脂組成物 - Google Patents

リード固定用樹脂組成物

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JPH11256016A
JPH11256016A JP8031198A JP8031198A JPH11256016A JP H11256016 A JPH11256016 A JP H11256016A JP 8031198 A JP8031198 A JP 8031198A JP 8031198 A JP8031198 A JP 8031198A JP H11256016 A JPH11256016 A JP H11256016A
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lactic acid
copolymer
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Yoichi Nagaoka
永岡陽一
Takao Okada
岡田隆雄
Takashi Fujiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた機械的強度及び柔軟性を有し、且つ
適度の加水分解速度を有する、生体植込みリード固定用
樹脂組成物を提供すること 【解決手段】 乳酸とε−カプロラクトンからなる共
重合体で、体温以上の温度で軟化する性質を有し、初期
の引張強度が0.1〜10kgf/mm2であり、37
℃リン酸緩衝生理食塩水中で溶解型の分解性を示し、そ
の分解に於ける数平均分子量変化率が所定の範囲にあ
り、且つ数平均分子量が50,000〜155,000
である生体植込みリード固定用樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースメーカーリ
ード用樹脂組成物に関する。詳しくは乳酸とε−カプロ
ラクトンの共重合体からなる生体内植込みリード固定用
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリ乳酸、ポリグリコール酸、乳酸−グ
リコール酸共重合体等に代表されるポリエステルは、生
体内で加水分解され、その分解生成物は代謝経路により
最終的に炭酸ガスと水になり体外へ放出される。この性
質を利用して種々の生体材料への利用が検討され、外科
手術用品の資材として用いられている。
【0003】しかしながら、ポリ乳酸、ポリグリコール
酸、乳酸−グリコール酸共重合体等には剛性が大きいた
め、使用する部位によっては生体組織を損傷するという
問題がある。従って、柔軟性を付与された材料が望ま
れ、柔軟性付与を目的として乳酸とε−カプロラクトン
との共重合体、グリコール酸とε−カプロラクトンとの
共重合体、乳酸とグリコール酸とε−カプロラクトンと
の共重合体を用いて成形された医療用成形物が提案され
ている。
【0004】特開昭58−185170号公報にはグリ
コール酸と乳酸の共重合体とポリカプロラクトンとの共
重合体について開示されているが、組成的記載はなく、
本発明者等の経験によれば一般的に分解速度が速く強度
保持時間が短いのが欠点である。また、特開昭59−8
2865号公報には65〜80重量%のグリコリドを含
むグリコリドとε−カプロラクトンの共重合体からなる
手術用製品が開示され、特開平9−132638号公報
にはポリ乳酸の存在下ε−カプロラクトンを開環重合し
グリコリドを添加する共重合体が開示されている。両者
ともグリコリドを用いているため分解速度が速く強度保
持時間が短く生体内植込みリード固定用樹脂組成物とし
ては不適である。特開昭60−14861号公報及び特
開昭61−149160号公報にも乳酸とε−カプロラ
クトン共重合体が開示されているが、前者は癒着防止剤
に関し、後者は生体分解吸収性スポンジに関するもので
ある。また、特開昭64−15059号公報には乳酸と
ε−カプロラクトンの共重合体からなる抗血栓性医用材
料が開示されている。特許第2566786号公報には
乳酸とε−カプロラクトンからなる共重合体を低級アル
コールで凝固したものが縫合糸、癒着防止材、止血材等
に有用な旨が記載されている。
【0005】生体材料〔Vol.14,No.5,21
6(1996)〕にはラクチドとε−カプロラクトンの
共重合体に関する物性が詳しく研究され報告されてい
る。
【0006】ところで、ペースメーカーと共に使用され
る多くの植込み可能な経静脈リードは、電極とリードボ
ディーの一部が心臓及び静脈内に挿入され、電極はシス
テム性能を十分に発揮するために、心臓内の適切な位置
に留置され、またその位置を維持する必要がある。その
方法として、リード先端部を心臓内の肉柱や腱索に固定
するための固定具、即ち、アンカーが使用される。アン
カーにはタイン、フィン、フランジ型等があり、この心
内膜固定手段により電極の位置ずれや抜けを防止してい
る。
【0007】しかし、経静脈リードは抜去する必要がし
ばしば生じる。この時、従来のアンカーは非分解性材料
が使用されていたため抜去ができず、経静脈リード除去
のために再手術が必要であった。
【0008】そこで、本発明者等はアンカーに使用する
材料の具備すべき条件について鋭意検討した結果、生分
解性樹脂の使用が好適であること、更にその生分解性樹
脂はアンカーに成形した場合、柔軟性と弾力性を有し、
分解していく過程において、分解しながら溶解し、分解
後は塑性変形性を示し、ゲル状あるいは軟化する「溶解
型」の分解挙動をとること、即ち、逆に形状が変化せ
ず、脆化により柔軟性の消失を招来し、僅かな力により
破断し、また、破断した破片が体内を浮遊する「崩壊
型」は不適であることが判明した。ここで塑性変形と
は、37℃リン酸緩衝生理食塩水中において外力または
自重作用で破壊することなしに連続的に変形し、外力を
除いてももとの形にもどらない状態をいい、引っ張ると
伸びるガム状あるいは水飴状をさす。また溶解とは37
℃リン酸緩衝生理食塩水中に浸漬し、成形物が溶けるも
のをいう。反対に崩壊型とは37℃リン酸緩衝生理食塩
水中で成形物が崩壊するものをいう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題を克服し、優れた機械的強度及び柔軟性を有し、
且つ適度の加水分解速度を有する生体内植込みリード固
定用樹脂組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決することを目的として鋭意検討を重ねた結果、特
定物性を有する乳酸とε−カプロラクトンの共重合体よ
り得られる樹脂組成物が生体内植込みリード固定用樹脂
組成物として最適なることを見出し、本発明に到った。
【0011】すなわち、本発明は、乳酸とε−カプロラ
クトンからなる共重合体であって、体温以上の温度で軟
化する性質を有し、初期の引張強度が0.1〜10kg
f/mm2であり、37℃リン酸緩衝生理食塩水中で溶
解型の分解性を示し、その分解に於ける数平均分子量変
化率が数5及び数6の範囲にあり、且つ数平均分子量が
50,000〜155,000である生体内植込みリー
ド固定用樹脂組成物である。
【0012】
【数5】
【0013】
【数6】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明に用いられる生体内植込みリード固定用樹
脂組成物は、乳酸とε−カプロラクトンからなる共重合
体であり、乳酸としてはL−乳酸、D−乳酸、DL−乳
酸が挙げられ、ラクチドから誘導される乳酸でもよく、
L−ラクチド、D−ラクチド、DL−ラクチド、メソ−
ラクチドが挙げられる。さらにこれらを混合して使用す
ることも可能である。重合法としては乳酸とε−カプロ
ラクトンの縮重合法、ラクチドとε−カプロラクトンの
開環重合法などの公知の方法を採用することができる。
【0015】本発明共重合体における乳酸とε−カプロ
ラクトンの含有割合はε−カプロラクトン単位を10〜
40モル%、乳酸単位を60〜90モル%含むものが好
ましい。ε−カプロラクトンが40モル%以上、乳酸が
60モル%未満となると目的の強度、柔軟性が得られ
ず、室温でも塑性変形を示す。一方、ε−カプロラクト
ンが10モル%未満、乳酸が90モル%以上となると剛
性が強く、柔軟性のある組成物を得ることが難しくな
る。
【0016】また、生体内植込みリード固定用樹脂組成
物の数平均分子量は50,000〜155,000が好
ましい。数平均分子量が50,000未満では目的の強
度が得られず、155,000を越えるとガラス転移温
度の上昇により分解速度が低下し、植込み後2〜3ヶ月
たった慢性期を過ぎても体内に残存し好ましくない。
【0017】本発明の共重合体に他の単量体を10モル
%未満の割合で共重合体成分として含有させることがで
きる。単量体としてはグリコール酸、ヒドロキシブチレ
ート、ヒドロキシバレート等のヒドロキシカルボン酸や
グリコリド、トリメチレンカーボネート、p−ジオキサ
ノン、ラクトン類等が好例として挙げられる。
【0018】また、本発明同士を混合して使用すること
もできる。
【0019】本発明樹脂組成物を用いた成形体の引張強
度は0.1〜10kgf/mm2の範囲が好ましく、
0.1kgf/mm2を下回るとリード固定用材料とし
ての強度が低く、また10kgf/mm2を上回ると剛
性が強くなり不適である。
【0020】さらに本発明は溶解型の分解性を示し、そ
の分解における分子量変化率が数7及び数8の範囲にあ
ることを特徴とする。分子量変化率は樹脂の分解状態を
示す指標となり分子量分布、組成により変動は見られる
が、おおむね上限値を上回ると分解が遅すぎ、未溶解の
まま体内に残存し、電極とリードボディの慢性期に於け
る引き抜きを困難にする。下限値を下回ると溶解が速す
ぎ、リード線が癒着する前に抜け、リード線を心内膜に
固定維持することが困難となる。
【0021】
【数7】
【0022】
【数8】
【0023】溶解性は、樹脂の組成を変えること、分子
量を変えること、L−乳酸とD−乳酸の使用比率をかえ
ることにより調節することができる。尚、本発明に於け
る用語の定義は次の通りである。
【0024】(1)共重合体組成比 核磁気共鳴装置(日立製作所(株)製、形式:R−60
0)を用いて、溶媒として重クロロホルムを使用し、1
H核について1〜10ppmの範囲で測定し、乳酸に基
づくメチン基(5.2ppm)、ε−カプロラクトンに
基づくメチレン基(4.1ppm)の各共鳴強度から、
試料中の組成比(モル%)を求める。
【0025】(2)数平均分子量 共重合体をテトラヒドロフランに溶解して濃度が0.2
重量%の溶液を調製し、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(東ソー(株)製)を用いて測定する。ポリ
スチレンを標準物質として数平均分子量(Mn)を算出
する。
【0026】(3)引張強度 プレス成形機により樹脂を90〜170℃の温度範囲
で、400kgf/cm2で5分間加圧後水冷し、10
0×140mm、厚さ0.4mmのシートを作成する。
次にこのシートを専用のパンチで打ち抜き、JIS1
(1/5)号形に準じた引張試験用ダンベル型試験片を
作成する。ストログラフ−T(東洋精機製作所(株)
製)を用いて引張速度1.0mm/min37℃の条件
で試験を実施する。この試験で得られた応力−歪曲線よ
り引張強度を求める。
【0027】(4)分子量変化率 上記(3)に記載した引張強度用ダンベル型試験片を、
温度37℃のリン酸緩衝生理食塩水に浸漬し、乾燥した
後上記(2)に記載した方法により数平均分子量を測定
して、未浸漬時の値に対する百分率(%)で示す。
【0028】(5)リン酸緩衝生理食塩水 一般にPBSと呼ばれるもので、KH2PO4144m
g、NaCl9,000mg、Na2HPO4795mg
を精製水1,000mlに溶かす。
【0029】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれにより
限定されない。
【0030】(実施例1〜4)L−ラクチド24.5
g、ε−カプロラクトン25.8g、触媒としてオクタ
ン酸スズ1.0gを酢酸エチルに分散させ25mlとし
たものをラクチドとε−カプロラクトンの重量に対し触
媒量が0.01重量%になるよう分取し、コック付き減
圧用吸引管の付いたガラス製反応管に入れ、凍結し、1
5分間真空ポンプで減圧した。さらに解凍、凍結、15
分減圧の操作を2度繰り返し、コックを閉じることによ
り減圧状態を維持した。これを、170℃に加熱し24
時間反応させた。得られた共重合体をクロロホルム20
0mlに溶解し、メタノール800mlを注いで再沈殿
させた。さらに共重合体を2度メタノールで洗浄した
後、70℃で真空乾燥した。この共重合体の数平均分子
量は7.5×104であり、共重合体組成比はε−カプ
ロラクトン24モル%であった。
【0031】この共重合体を用いてプレス成形機により
所定温度で厚さ0.4mmのフィルムを作成し、JIS1
(1/5)号形に準じたダンベル型試験片を作成した。
得られたダンベル型試験片は室温及び37℃の状態で弾
力性、柔軟性を有し、塑性変形を起こさなかった。
【0032】次に37℃リン酸緩衝生理食塩水(BIO
WHITTAKER社製)(pH7.4)中に浸漬し加
水分解後の分子量変化率を測定した。引張強度、数平均
分子量及び分子量変化率の結果をあわせ表1に示した。
また実施例2〜4については表1に示す通り原料組成、
触媒種、重合温度を変えた以外、実施例1と同様の方法
により樹脂、試験片を作成し、各物性を測定した。その
結果を併せ表1に示す。尚、触媒量は実施例2〜4とも
原料重量に対し、0.01重量%とした。
【0033】
【表1】
【0034】いずれの共重合体もリン酸緩衝生理食塩水
中で力学的強度、弾性共に経時的に低下し、実施例1及
び2は8週で、実施例3、実施例4は12週目で塑性変
形性を示し、いずれも溶解型であった。
【0035】(実施例5〜7)実施例1と同様の方法に
より、表2に示す原料組成、触媒種、重合温度で共重合
体を製造した。触媒はオクタン酸スズ1.0gをジエチ
ルエーテルに分散させ25mlとしたものを原料重量に
対し触媒量が0.01重量%となるよう添加した。得ら
れた共重合体の組成比、共重合体の数平均分子量、成形
温度をあわせ表2に、また分子量変化率を表3に示し
た。実施例5〜7の共重合体もリン酸緩衝生理食塩水中
で力学的強度、弾性ともに経時的に低下し、実施例5は
10週で、実施例6、7は4週目で塑性変形性を示し、
いずれも溶解型であることを確認した。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】本発明の生体内植込み固定用樹脂組成物
は、優れた機械的強度及び柔軟性を有し、且つ適度の加
水分解速度を持つ溶解型である。そのため、これをリー
ド固定具として体内に挿入したとき、血管、心臓内壁等
を傷つける恐れがなく、1ヶ月間固定具の形状を維持
し、その後漸次分解するためリード固定用樹脂組成物と
して有用且つ実用的価値の高いものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張強度が0.1〜10kgf/mm2
    であり、37℃リン酸緩衝生理食塩水中での分子量変化
    率が数1及び数2の範囲にあり、且つ数平均分子量が5
    0,000〜155,000である乳酸とε−カプロラ
    クトン共重合体からなる生体内植込みリード固定用樹脂
    組成物。 【数1】 【数2】
  2. 【請求項2】 引張強度が0.1〜10kgf/mm2
    であり、37℃リン酸緩衝生理食塩水中での分子量変化
    率が数3及び数4の範囲にあり、且つ数平均分子量が5
    0,000〜155,000である乳酸とε−カプロラ
    クトンとのモル比がそれぞれ60〜90モル%、10〜
    40モル%である共重合体からなる請求項1記載の生体
    内植込みリード固定用樹脂組成物。 【数3】 【数4】
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JP4889043B2 (ja) * 2005-04-22 2012-02-29 帝人株式会社 心臓ペースメーカー用ワイヤー

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JP2003048964A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Toyobo Co Ltd 生分解性ポリエステル
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