JPH11255391A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

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JPH11255391A
JPH11255391A JP10063695A JP6369598A JPH11255391A JP H11255391 A JPH11255391 A JP H11255391A JP 10063695 A JP10063695 A JP 10063695A JP 6369598 A JP6369598 A JP 6369598A JP H11255391 A JPH11255391 A JP H11255391A
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Japan
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image reading
lower frame
reading apparatus
reading device
image
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JP10063695A
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Takeshi Kubota
剛 久保田
Yoshiyuki Yamazaki
良行 山▲崎▼
Takashi Oguchi
剛史 小口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下部フレームの変形を防ぐことのできる画像
読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。ま
た、下部フレームの、特に排紙手段の保持部近傍の変形
を、外観を損なうことなく防ぐことのできる画像読取装
置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 上部フレーム21と共に本体を形成する
下部フレーム22の裏面に補強部材24を固定すること
により、下部フレーム22の変形を防止する。また、下
部フレーム22の上面に排紙手段19を保持する保持部
22aを形成すると共に、補強部材24を下部フレーム
22の裏面の、保持部22aの形成箇所に対応する部分
に固定することにより、下部フレーム22の保持部形成
箇所に対応する部分の変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像情報を
読み取る画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置に
関し、特に画像読取装置本体の下部を形成する下部フレ
ームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙手段によって給紙された原稿
を画像読取手段により読み取った後、排出手段により排
出するようにした画像読取装置があり、さらにこのよう
な画像読取装置を備えたファクシミリ装置や複写機、M
FP(Multi Function Printer)等の画像形成装置があ
る。
【0003】図11は、このような従来の画像読取装置
を備えた画像形成装置の一例であるMFPの構成を示す
断面図であり、同図において、40はMFP、40Bは
画像読取装置である。
【0004】ここで、この画像読取装置40Bは、画像
読取装置本体の上部を形成する上部フレームである上原
稿ガイド21と、本体下部を形成する下部フレームであ
るリーダーフレーム22とがワニ口型に組み合わされ、
これら上原稿ガイド21及びリーダーフレーム22との
間に原稿搬送路が形成される構成になっている。
【0005】なお、このリーダーフレーム22には分離
ローラ13、給紙ローラ16、排紙手段である排紙ロー
ラ19、密着式イメージセンサー17等が、また上原稿
ガイド21には給紙ローラ16と当接して原稿を1枚づ
つ分離する分離パッド14、押圧バネ15により押圧さ
れて給紙ローラ16、排紙ローラ19に圧接される給送
コロ10、排紙コロ18等が配置されている。
【0006】そして、このような画像読取装置40Bに
おいて、読取原稿は原稿トレイ11から分離ローラ13
及び分離分離パッド14により1枚づつ分離された後、
密着式イメージセンサー17を通過する際、画像が読み
取られ、さらにこの画像読取りの後、排紙ローラ19に
より排紙トレイ20に排出される。なお、リーダーフレ
ーム22、排紙ローラ軸23はともに樹脂材(モールド
材)にて形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の画像読取装置において、排紙ローラ19の排紙ロ
ーラ軸23はリーダーフレーム22に一体形成されてい
る保持部である軸受け部22aにより保持されている。
一方、経時的な熱衝撃負荷時における上原稿ガイド21
の排紙コロ圧、搬送コロ圧の影響によりリーダーフレー
ム22が変形しやすい。
【0008】そして、このリーダーフレーム22の、特
に排紙ローラ軸23の軸受け部近傍が変形すると、排紙
ローラ軸23が歪んでしまい、これにより原稿の斜行が
発生するばかりでなく、軸受け部22aの過負荷による
騒音及び軸受け部22aの著しい摩耗による装置寿命の
低下等が生じるという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の問題
点を解決するためになされたものであり、リーダーフレ
ーム(下部フレーム)の変形を防ぐことのできる画像読
取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを
第1の目的とするものである。また、リーダーフレーム
(下部フレーム)の、特に排紙ローラ(排紙手段)の軸
受け部近傍の変形を、外観を損なうことなく防ぐことの
できる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提
供することを第2の目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙手段によ
って給紙された原稿を画像読取手段により読み取った
後、排出手段により前記原稿を本体に設けられた排出口
から排出するようにした画像読取装置において、前記本
体の上部を形成する上部フレームと、前記本体の下部を
形成する下部フレームとを備え、前記下部フレームの裏
面に該下部フレームの変形防止のための補強部材を固定
したことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記下部フレームの上面に
前記排紙手段を保持する保持部を形成すると共に、前記
補強部材を前記下部フレームの裏面の、前記保持部の形
成箇所に対応する部分に固定部材により固定したことを
特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記補強部材は、前記下部
フレームの裏面側から取り付けられる前記固定部材によ
り固定されることを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記固定部材は、先端が前
記下部フレームから突出しない状態で該下部フレームに
取り付けられることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記固定手段を挿通させる
挿通穴が形成された凹部を有するキャップ部材を備え、
前記固定手段は前記下部フレームの上面側から、前記キ
ャップ部材を介在させ、かつ該キャップ部材により隠れ
た状態で取り付けられて前記補強部材を固定することを
特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記キャップ部材は、前記
下部フレーム上面に一体形成されていることを特徴とす
るものである。
【0016】また本発明は、前記キャップ部材は、前記
原稿の排出をガイドするガイド部を有していることを特
徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記キャップ部材は、絶縁
性を有する部材にて形成されていることを特徴とするも
のである。
【0018】また本発明は、前記キャップ部材の凹部
は、前記固定手段に静電気による影響を及ぼさないよう
な深さを有していることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記固定手段は、タッピン
ビスであることを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記固定手段を前記下部フ
レームの裏面に突設したことを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、画像形成部と、画像読取装
置とを備えた画像形成装置において、前記画像読取装置
は、前記請求項1乃至11のいずれかに記載の画像読取
装置であることを特徴とするものである。
【0022】また本発明のように、上部フレームと共に
本体を形成する下部フレームの裏面に補強部材を固定す
ることにより、下部フレームの変形を防止するようにす
る。また、下部フレームの上面に排紙手段を保持する保
持部を形成すると共に、補強部材を下部フレームの裏面
の、保持部の形成箇所に対応する部分に固定することに
より、下部フレームの保持部形成箇所に対応する部分の
変形を防止するようにする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像読取装置を備えた画像形成装置の一例であるMFP
の構成を示す断面図である。なお、同図において、図1
1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0025】同図において、40AはMPU40のプリ
ンタ部である。ここで、このプリンタ部40Aは、画像
形成される不図示のシートを積載した給紙トレー1、ピ
ックアップローラ2、MFP40に着脱可能に取り付け
られると共に、画像担持体としての電子写真感光体ドラ
ム3a、現像ローラ3b及び及び不図示の帯電ローラ、
クリーニングブレードを備えたプロセスカートリッジ
3、転写ローラ3c、例えば、画像読取装置1により読
み取られた情報に応じてレーザ光を走査して電子写真感
光体ドラム3aに潜像を形成する光偏向走査装置4、電
子写真感光体ドラム3aに形成されたトナー像をシート
に定着させる定着装置6等を備えている。なお、この定
着装置6は、ヒータを内臓する定着回転体6a及び定着
回転体6aにシートを押圧して搬送する加圧ローラ6b
からなるものである。
【0026】そして、このようなMFP40のプリンタ
部40Aにおいてプリント動作を行う場合は、まず給紙
トレー1に積載されたシートをピックアップローラ2に
よりピックアップした後、プロセスカートリッジ3へ搬
送する。一方、このとき、プロセスカートリッジ3では
電子写真法により光偏向走査装置4からの情報に応じた
トナー像が電子写真感光体ドラム3aに形成される。
【0027】次に、電子写真感光体ドラム3aに形成さ
れたトナー像を転写ローラ3cによってシートに転写
し、この後、このトナー画像が転写されたシートを、ガ
イド板5を介し、熱によってトナーを溶融させて定着さ
せる定着装置6へ搬送する。そして、最後に、定着装置
6を通過したシートを、排出ローラ7a,7bにより搬
送し、排出口30から排紙トレイ8へ積載する。
【0028】なお、このMFP40は、プリンタ部40
Aと画像読取部40Bとをそれぞれ単独に使うことも、
同時に使用して複写機として使うことも可能である。
【0029】一方、同図において、9は原稿トレイ11
に積載された不図示の原稿を所定位置に保持するストッ
パー、12は分離ローラ13に圧接する予備搬送アーム
であり、この予備搬送アーム12により原稿を分離パッ
ド14と分離ローラ13とのニップ部に搬送して一枚ず
つ、分離、給送するようにしている。17aは、原稿を
密着型イメージセンサ17に押圧して密着させる白金板
金である。
【0030】そして、このように構成された画像読取装
置40Bにおいて、原稿搬送がスタートされるまでは、
原稿トレイ11に積載された原稿は、ストッパー9によ
って、内部に押し込まれないようになっている。一方、
原稿搬送がスタートすると、ストッパー9が不図示の駆
動源により駆動される給送コロ10の回転により開放さ
れ、原稿を予備搬送アーム12とそれに圧接した分離ロ
ーラ13とにより、分離パッド14と分離ローラ13と
のニップ部に搬送して一枚ずつ、分離、給送する。
【0031】この後、この原稿を、押圧バネ15により
押圧された給紙コロ10と給紙ローラ16等により密着
型イメージセンサ17に搬送し、白金板金17aにより
原稿を密着型イメージセンサ17に押圧して密着させつ
つ順次原稿をライン送りしながら原稿の画像情報を読み
取る。
【0032】更にこの後、この原稿を押圧バネ15によ
り押圧された排紙コロ18と圧接した排紙ローラ19に
よって排紙トレイ20に排出する。なお、この間、原稿
は上原稿ガイド21とリーダーフレーム22によりガイ
ドされる。
【0033】ところで、同図において、Cはリーダーフ
レーム22及び分離ローラ13、給紙ローラ16、排紙
ローラ19、密着式イメージセンサー17等を備えたリ
ーダーフレームユニットであり、このリーダーフレーム
ユニットCは、その平面図である図2及び裏面図である
図3に示すように、リーダーフレーム22の裏面の、排
紙ローラ軸23の軸受け部22aの形成箇所に対応する
部分に補強部材である補強板金24がタッピンビス25
により固定されている。
【0034】そして、このようにリーダーフレーム裏面
に補強板金24を固定することにより、熱衝撃負荷時の
リーダーフレーム22の変形、特に軸受け部近傍の変形
を抑えることができる。これにより、排紙ローラ軸23
の歪みを小さくすることができ、原稿斜行を防止するこ
とができると共に原稿の搬送を安定させることができ
る。また、軸受け部22aに無理な負荷がかからなくな
るので、騒音及び摩耗を防止することができる。
【0035】一方、画像読取装置40Aは不図示の駆動
装置を多く使用しているため、駆動伝達の各ポイントで
振動が発生する。そして、この振動の周波数によって
は、部材が共振し、騒音が発生したり、給紙ローラ16
の回転に影響し、読取のピッチむらが発生する場合があ
る。
【0036】しかし、このように補強板金24をリーグ
ーフレーム22に固定することにより、リーダーフレー
ム自体の固有振動数が大きく変化し、これに伴い部材の
共振点が変化し、振動が小さくなる。これにより、騒音
を抑えることができると共に給紙ローラ16の回転が安
定するようになるのでピッチむらが低減し、読取精度も
向上する。
【0037】さらに、画像読取装置40Bは、仕様の変
更、派生機など、搬送スピードを変化させることが非常
に多く、その度に振動の周波数も変化するが、これに対
しても、補強板金24の材質、厚み、大きさ等を変える
ことにより柔軟な対応及び調整が可能となる。
【0038】ところで、排紙ローラ軸23近傍は外から
直接見える部分なので、本実施の形態においては、外観
性を損なわないようタッピンビス25をリーダーフレー
ム裏面側から取り付けて補強板金24をリーグーフレー
ム22の裏面に固定するようにしている。
【0039】さらに、本実施の形態においては、リーダ
ーフレーム22の裏面側に不図示の袋状のタッピンビス
下穴を設け、このタッピンビス下穴にタッピンビス25
を螺合させることにより、タッピンビス25の先端がリ
ーダーフレーム22の上面に突出しないようにしてい
る。これにより、タッピンビス25は外から直接見えな
くなり、タッピンビス25により外観性が損われるのを
防ぐことができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0041】図4は、本実施の形態に係る画像読取装置
のリーダーフレームユニットの平面図、図5はその裏面
図、図6は画像読取装置の排出口付近の断面図である。
なお、図4、図5及び図6において、図1、図2及び図
3と同一符号は同一又は相当部分を示しており、それら
についての説明は省略する。
【0042】図4、図5及び図6において、26はタッ
ピンビス25を挿通させる不図示の挿通穴が形成された
凹部26aを有するキャップ部材であるビスキャップで
あり、このビスキャップ26に挿入されたタッピンビス
25を挿通穴から挿通させてリーダーフレーム22の表
面側から取り付け、補強板金24に形成された嵌合部2
4aに嵌合させて補強板金24を固定している。なお、
このビスキャップ26は、絶縁材である、例えば樹脂に
て形成されている。
【0043】そして、このようにビスキャップ26から
挿通された状態のタッピンビス25を補強板金24の嵌
合部24aに嵌合させて補強板金24を固定することに
より、既述した第1の実施の形態のようにタッピンビス
25の勘合部を剛性の低い樹脂製のリーダーフレーム2
2のタッピンビス下穴とする場合に比べて、締め付けト
ルクがより安定し、緩みトルクが確実に保証できる。
【0044】また、本実施の形態において、リーダーフ
レーム22の表側のタッピンビス25のビス頭はビスキ
ャップ26で隠されているので、外観性を損うことはな
い。さらに、ビスキャップ26の挿通穴はタッピンビス
25の挿通が容易となる十分な大きさを有しているでビ
ス縮め付け時の作業性を損なうことはない。
【0045】一方、ビスキャップ26の凹部26aは、
タッピンビス25に静電気による影響を及ぼさないよう
な深さを有している。そして、金属製のタッピンビス2
5を絶縁性のビスキャップ26に挿通して隠すようにす
ることにより、外部静電気発生源から放電される静電気
の影響を受けることのない十分な距離を確保できるた
め、タッピンビス25の外部からの静電気に対する許容
限度が大きくなる。
【0046】即ち、例えば図6に示すように静電気を帯
びた原稿Gが排紙される際、ビスキャップ26により原
稿はタッピンビス25に直接触れることなく、また十分
な距離を隔てて通過するので、帯電した原稿からタッピ
ンビス25ヘの放電を防止できる。また、例えばユーザ
ーが排出された原稿Gを取ろうとしたとき誤ってタッピ
ンビス25に触れることもなくなり、人間の指からタッ
ピンビス25ヘ放電されることも防止できる。
【0047】ところで、このビスキャップ26を設ける
位置は排紙直後の原稿の後端が残りやすい位置である
が、例えば図6及び図7に示すようにビスキャップ26
に原稿の排出をガイドするガイド部26bを設けること
で原稿を排紙トレイ20へガイドでき、原稿の排紙整列
性を改善することができる。さらに図8に示すようにガ
イド部26bを設けたビスキャップ26をリーダーフレ
ーム22に一体形成するようにしても良い。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0049】図9は、本実施の形態に係る画像読取装置
のリーダーフレームユニットの平面図、図10はその裏
面図である。なお、図9及び図10において、図2及び
図3と同一符号は同一又は相当部分を示しており、それ
らについての説明は省略する。
【0050】図9及び図10において、27はリーダー
フレーム22に一体成形されたビスであり、本実施の形
態においては、このビス27に補強板金24を通し、さ
らにナット28で締め付けるようにしている。
【0051】そして、このように構成することにより、
例えば既述した第1の実施の形態のようにビスの先にリ
ーダーフレーム22がくる場合に比べ、リーダーフレー
ム22とビス27との接触面積を大きくすることができ
るので、より締め付けトルクが安定し、ゆるみトルクが
保証される。
【0052】更に、ビス頭を完全に隠すことができるの
で、外観性を損ねることはない。また、既述した第2の
実施の形態おけるビスキャップ26に比べて、ビス締め
付けのための凹部を設ける必要がなく、ビス27を隠す
部分の形を自由にすることができるので、例えばリーダ
ーフレーム22に原稿Gの排出をガイドするガイド部等
を設けることもでき、より排紙整列性に有利な形状にす
ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
部フレームの裏面に補強部材を固定することにより、下
部フレームの変形を防止することができる。また特に、
この補強部材を下部フレームの裏面の、排紙手段保持部
の形成箇所に対応する部分に固定することにより、熱衝
撃負荷時における下部フレームの保持部形成箇所に対応
する部分の変形を防止することができる。これにより、
原稿搬送を安定させることができると共に読取精度を向
上させることができ、また騒音及び摩耗を抑えることが
できる。
【0054】さらに、補強部材を下部フレームの裏面に
固定すると共にこの補強部材を固定する固定手段を隠す
ようにすることにより、外観を損なうことなく下部フレ
ームの変形を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
を備えた画像形成装置の一例であるMFPの構成を示す
断面図。
【図2】上記画像読取装置のリーダーフレームユニット
の平面図。
【図3】上記リーダーフレームユニットの裏面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置
のリーダーフレームユニットの平面図。
【図5】上記リーダーフレームユニットの裏面図。
【図6】上記画像読取装置の排出口付近の断面図。
【図7】上記画像読取装置の他の実施例に係る排出口付
近の断面図。
【図8】上記画像読取装置のその他の実施例に係る排出
口付近の断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置
のリーダーフレームユニットの平面図。
【図10】上記リーダーフレームユニットの裏面図。
【図11】従来の画像読取装置を備えた画像形成装置の
一例であるMFPの構成を示す断面図。
【符号の説明】
3 プロセスカートリッジ 17 密着式イメージセンサ 19 排紙ローラ 21 上原稿ガイド 22 リーダーフレーム 22a 軸受け部 23 排紙ローラ軸 24 補強板金 25 タッピンビス 26 ビスキャップ 26a 凹部 26b ガイド部 27 ビス 28 ナット 30 排出口 40 MFP 40A プリンタ部 40B 画像読取装置 C リーダーフレームユニット G 原稿

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙手段によって給紙された原稿を画像
    読取手段により読み取った後、排出手段により前記原稿
    を本体に設けられた排出口から排出するようにした画像
    読取装置において、 前記本体の上部を形成する上部フレームと、前記本体の
    下部を形成する下部フレームとを備え、前記下部フレー
    ムの裏面に該下部フレームの変形防止のための補強部材
    を固定したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記下部フレームの上面に前記排紙手段
    を保持する保持部を形成すると共に、前記補強部材を前
    記下部フレームの裏面の、前記保持部の形成箇所に対応
    する部分に固定部材により固定したことを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記補強部材は、前記下部フレームの裏
    面側から取り付けられる前記固定部材により固定される
    ことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は、先端が前記下部フレー
    ムから突出しない状態で該下部フレームに取り付けられ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記固定手段を挿通させる挿通穴が形成
    された凹部を有するキャップ部材を備え、前記固定手段
    は前記下部フレームの上面側から、前記キャップ部材を
    介在させ、かつ該キャップ部材により隠れた状態で取り
    付けられて前記補強部材を固定することを特徴とする請
    求項2記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記キャップ部材は、前記下部フレーム
    上面に一体形成されていることを特徴とする請求項5記
    載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記キャップ部材は、前記原稿の排出を
    ガイドするガイド部を有していることを特徴とする請求
    項5又は6記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記キャップ部材は、絶縁性を有する部
    材にて形成されていることを特徴とする請求項5乃至7
    のいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記キャップ部材の凹部は、前記固定手
    段に静電気による影響を及ぼさないような深さを有して
    いることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載
    の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記固定手段は、タッピンビスである
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の画
    像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記固定手段を前記下部フレームの裏
    面に突設したことを特徴とする請求項2記載の画像読取
    装置。
  12. 【請求項12】 画像形成部と、画像読取装置とを備え
    た画像形成装置において、 前記画像読取装置は、前記請求項1乃至11のいずれか
    に記載の画像読取装置であることを特徴とする画像形成
    装置。
JP10063695A 1998-03-13 1998-03-13 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 Pending JPH11255391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6603950B2 (en) * 2000-11-28 2003-08-05 Nisca Corporation Sheet feeding apparatus and image reading apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6603950B2 (en) * 2000-11-28 2003-08-05 Nisca Corporation Sheet feeding apparatus and image reading apparatus

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