JPH11255080A - 緊急車両停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両のスリップを止め交通事故の防止をはか
る。 【構成】車体の支持部（３）二箇所に吊り具（２）で接
続された長尺バー（１）を、ロック（４）で固定しワイ
ヤー（５）で操作する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、タイヤと路面の摩擦
係数が低い時、ブレーキをかけてもスリップして停止出
来ない時に使用し車両を停止させる。

【０００２】

【従来の技術】ブレーキで車輪の回転を止め、タイヤと
路面の摩擦力で車両を停止させる方法

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法では次のよ
うな欠点があったタイヤと路面の摩擦力に頼る方法で
は、タイヤの種類や路面の状況により摩擦力が低下した
時、スリップが起こり停止出来ず追突や衝突の原因とな
っていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】車体前部に吊り下げられ
た本装置の、表面に凹凸のある長尺バーが路面とタイヤ
間に接触し、その摩擦力でスリップを無くして車両を停
止する。

【０００５】

【作用】運転席から操作ワイヤー（５）を引き、ロック
（４）を外し長尺パー（１）を左右のタイヤ前に落下さ
せ、路面とタイヤの摩擦力を増す。

【０００６】

【実施例】（イ）車体前部の支持部（３）二箇所に吊り
金具の一端を固定する。 （ロ）吊り具のもう一端に取り付けた長尺バーを持ち上
げロック（４）装置に装着する。 （ハ）運転席からの操作用ワイヤー（５）をロックの外
し部と接続する。本発明は、従来のブレーキではタイヤ
がスリップして停止出来ない緊急時に、運転席からの操
作で動作、路上に落下しタイヤと接触し摩擦力を増大さ
せ、強力に車両を停止させる。

【０００７】

【発明の効果】車両のスリップが原因の交通事故が防止
される、特に冬期間の交通事故が減少する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である

【図２】本発明の作用図である。

【符合の説明】

１．長尺バー ２．吊り具 ３．車体支持部 ４．ロック装置 ５．操作用ワイヤー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】車体支持部（３）に吊り金具（２）で吊り
   下げられた長尺バー（１）を、路面とタイヤに接触させ
   車両を止める装置。