JPH11254904A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH11254904A JPH11254904A JP10065400A JP6540098A JPH11254904A JP H11254904 A JPH11254904 A JP H11254904A JP 10065400 A JP10065400 A JP 10065400A JP 6540098 A JP6540098 A JP 6540098A JP H11254904 A JPH11254904 A JP H11254904A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
ド部の耐久性、耐クラック性、外観性を改良すると共に
転がり抵抗を低下させる。 【解決手段】 ジエン系ゴム30〜80重量部並びにイ
ソオレフィンにパラメチルスチレンを反応させて得られ
る共重合体をハロゲン化してなるゴム70〜20重量部
からなるゴム組成物の薄層で空気入りタイヤのサイド
部、トレッド部又はサイド部とトレッド部の外表面を被
覆してなる空気入りタイヤ。
Description
し、更に詳しくは外観及び耐オゾン性に優れ、かつ転動
抵抗の低い空気入りタイヤに関する。
れるため、耐候性、耐オゾン性、更には良好な外観が要
求されている。しかもタイヤには走行発熱により耐熱疲
労劣化も起りやすいという問題がある。このため、従
来、通常のタイヤではジエン系ゴムに老化防止剤を配合
して耐候性をあげ、そしてワックスを配合して耐オゾン
性を高めているが、これらの添加剤は経時的にタイヤ表
面にブルームしてタイヤの外観が悪化するという問題が
ある。
なされている。例えばタイヤのサイドやトレッドの表層
にブチルゴムやEPDM系ゴムを貼付して耐久性や耐ク
ラック性を向上させることが、例えば特開平9−272
306号公報、特開平4−362404号公報、特開平
4−39105号公報、特開平3−276801号公
報、特開平2−102805号公報、特開平2−452
02号公報及び特開平1−297307号公報などに記
載されている。しかしながら、これらの方法によれば、
タイヤの外観性は向上するが、抗張力が低下したり、他
のゴムとの接着性が低下するという問題があり、それに
よって耐久性に問題が生じるおそれがある。
特開平6−240050号公報などには、ブチル/EP
DM系ゴムに比べ、抗張力を向上させ、また低歪疲労性
を向上させる目的でタイヤのサイド部に、ジエンゴムと
の親和性が比較的高いイソオレフィンにパラメチルスチ
レンを反応させて得られる共重合体をハロゲン化してな
るゴムを使用することが開示されている。この方法によ
れば、ブチル/EPDM系ゴムに比べ、耐久性の向上は
みられるが、ジエンゴムとの接着性に劣るなど未だ必ず
しも十分とはいえず、更に転がり抵抗に問題が生ずるお
それがある。
気入りタイヤのサイド部及び/又はトレッド部の耐久
性、耐クラック性及び外観性を改良すると共に転がり抵
抗を低下させることを目的とする。本発明の別の目的は
空気入りタイヤのサイド内部層への老化防止剤の配合を
不要とし、サイド内部層の耐外傷性を改良すると共に低
発熱化を更に改良することにある。
系ゴム30〜80重量部並びにイソオレフィンにパラメ
チルスチレンを反応させて得られる共重合体をハロゲン
化してなるゴム20〜70重量部からなるゴム組成物の
薄層で空気入りタイヤのサイド部、トレッド部又はサイ
ド部とトレッド部の外表面を被覆してなる空気入りタイ
ヤが提供される。
にパラメチルスチレンを反応させて得られる共重合体を
ハロゲン化してなる特定のゴムを薄層としてタイヤのサ
イド部及び/又はトレッド部を被覆することによって、
耐久性、耐候性、耐クラック性、外観性、転がり抵抗及
び低発熱性に優れた空気入りタイヤを得ることができ
る。
組成物に配合されるジエン系ゴムは、従来からタイヤ用
ゴム組成物に一般的に配合されている一般的なゴムとす
ることができる。そのようなゴムとしては、天然ゴム
(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、各種スチレン
ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、各種ポリブタジエ
ンゴム(BR)、イソプレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、
スチレン−イソプレン共重合体ゴムなどのジエン系ゴム
もしくはこれらの任意のブレンド、又はこれらのジエン
系ゴムを50重量%以上含むエチレン−プロピレン共重
合体ゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−ターポリ
マー(EPT)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブ
チルゴムなどとのブレンドを用いることができる。
対し30〜80重量部、好ましくは50〜75重量部配
合する。この配合量が多過ぎると十分な耐久性、耐候性
が得られないので好ましくなく、逆に少な過ぎると隣接
部位との加硫接着性が悪化するので好ましくない。また
好ましいジエン系ゴムの配合は天然ゴム及び/又は合成
ポリイソプレンゴム10〜60重量部と1,2−ブタジ
エン結合が0〜20重量%のポリブタジエンゴム60〜
10重量部とのブレンドである。
組成物には、イソオレフィンにパラメチルスチレンを反
応させて得られる共重合体をハロゲン化してなるゴム
(以下、ハロゲン化PMS改質ゴムという)を配合す
る。ここで用いるイソオレフィンとしては、例えば、イ
ソブチレン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1
−ブテン、2−メチル−2−ブテン、2,3−ジメチル
−2−ブテン等であり、ハロゲンは、塩素、臭素、沃素
などである。このハロゲン化PMS改質ゴムは、下記の
ようにして製造することができる。
量平均分子量55万〜70万、ガラス転移温度−60℃
〜−40℃程度のものである。このハロゲン化PMS改
質ポリマーは主鎖分子中に二重結合を有さないので空気
中の酸素やオゾンによる酸化劣化又はオゾン劣化を受け
難い。
組成物100重量部中に20〜70重量部、好ましくは
25〜50重量部配合される。この配合量が多過ぎると
転がり抵抗が悪化し隣接ゴムとの加硫接着性も悪化する
ので好ましくなく、逆に少な過ぎると十分な耐久性、耐
候性が得られないので好ましくない。
物には、従来からゴム組成物に汎用されている配合剤、
例えばカーボンブラックなどの充填剤、硫黄、加硫促進
剤、軟化剤、可塑剤などの各種添加剤を配合することが
できる(但し、老化防止剤及びワックスは配合しないの
が好ましい)。
ルミルによる圧延、二軸押出機による押出し、射出成形
機による射出成形等によって薄層とすることができ、こ
れは被覆する部材に薄層を貼付した、未加硫タイヤを金
型に入れ加硫することによって空気入りタイヤのサイド
部及び/又はトレッド部を被覆することができる。好ま
しい薄層の厚さは0.2mm〜2mmであり、更に好ましく
は0.5mm〜1mmである。
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことはいうまでもない。実施例1〜2及び比較例1〜3 (1)表Iに示す配合のコンパウンドNo.1〜No.
7において加硫系を除く各成分を1.7リットル密閉式
バンバリーミキサーを用いて、5分間混合した後、オー
プンロールにて、加硫促進剤、硫黄を配合した。混合し
たゴムを、10Mpaの圧力のもとで、160℃で20
分間加硫し、2mm厚のシートを作成し、試験に供した。
なお試験方法は以下の通りである。破断強度(Mpa)
及び破断伸び(%):JIS K6301 ダンベル形
状JIS3号
ジエンゴム)*2 :EXXPRO90−10(EXXON化学製:(イ
ソブチレンとパラメチルスチレンの共重合体を臭素化し
たポリマー)*3 :Br−IIR X2(BAYER製:ブロモブチル
ゴム)*4 :Esprene 505A(住友化学製EPDM)*5 :DIA−E(三菱化学(株)製カーボンブラック)*6 :サントフレックス 6PPD(FLEXSIS製老
化防止剤)*7 :サンノック(大内新興化学製ワックス)*8 :酸化亜鉛3種(正同化学工業(株)製)*9 :ステアリン酸(日本油脂(株)製)*10 :アロマオイル(富士興産(株)製)*11 :サントキュア NS(FLEXSIS製加硫促進
剤)*12 :バルタック(Vultak)5(Pennwal
t製加硫促進剤)*13 :硫黄:(株)軽井沢精練所製
ヤのサイド部に表IIに示す構成で0.5mmの表層ゴムを
貼りつけて170℃×12分間で加硫しタイヤを作成
し、試験に供した。なお試験方法は以下の通りである。
結果を表IIに示す。
温度40℃、オゾン濃度100ppm伸長率20%。評価
は表III に示す。
0に従ってドラム耐久試験を実施した後に、サイド部を
切断して、薄層と内部層の間で剥離が生じていないかを
調べた。×印は剥離していたことを示し、○は剥離が生
じていなかったことを示す。
転がり抵抗測定試験機を用い、室温38℃、速度80km
/hの条件下で、試験タイヤをリム径14inch、リム幅
5inchのリムに組み、空気圧200kPa 、荷重375kg
として測定した。
ないかを調べた。 ◎…優れる、 ○…良好、 ×…不良
タイヤのサイド部及び/又はトレッド部の表層にイソオ
レフィンにパラメチルスチレンを反応させて得られる共
重合体をハロゲン化してなるゴムの薄層を貼付すること
により、耐久性を向上させ、また、転がり抵抗も減少さ
せることができ、更に外観の良好な空気入りタイヤを得
ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ジエン系ゴム30〜80重量部並びにイ
ソオレフィンにパラメチルスチレンを反応させて得られ
る共重合体をハロゲン化してなるゴム20〜70重量部
からなるゴム組成物の薄層で空気入りタイヤのサイド
部、トレッド部又はサイド部とトレッド部の外表面を被
覆してなる空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記薄層の厚さが0.2mm〜2mmである
請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記ゴム組成物がゴム100重量部当り
天然ゴムおよび/又は合成ポリイソプレンゴム10〜6
0重量部並びに1,2−ブタジエン結合が0〜20重量
%のポリブタジエンゴム60〜10重量部を含む請求項
1又は2に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06540098A JP3856557B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06540098A JP3856557B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254904A true JPH11254904A (ja) | 1999-09-21 |
JP3856557B2 JP3856557B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=13285936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06540098A Expired - Fee Related JP3856557B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3856557B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002052903A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
WO2004110792A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2004-12-23 | The Yokohama Rubber Co.,Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2008156447A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | レインタイヤ |
DE102008058991A1 (de) | 2007-11-27 | 2009-06-18 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd., Osaka-shi | Luftreifen |
DE102008058996A1 (de) | 2007-11-27 | 2009-06-18 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd., Osaka-shi | Luftreifen |
JP2012166782A (ja) * | 2012-03-13 | 2012-09-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたビードエイペックスを有するタイヤ |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP06540098A patent/JP3856557B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2004110792A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2004-12-23 | The Yokohama Rubber Co.,Ltd. | 空気入りタイヤ |
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DE102008058991A1 (de) | 2007-11-27 | 2009-06-18 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd., Osaka-shi | Luftreifen |
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---|---|
JP3856557B2 (ja) | 2006-12-13 |
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