JPH11252850A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
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- JPH11252850A JPH11252850A JP5106498A JP5106498A JPH11252850A JP H11252850 A JPH11252850 A JP H11252850A JP 5106498 A JP5106498 A JP 5106498A JP 5106498 A JP5106498 A JP 5106498A JP H11252850 A JPH11252850 A JP H11252850A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持枠を大形化することなく、電磁騒音を良
好に低減することができて、さらに、この騒音の低減対
策を利用して支持枠の剛性を高めることができるように
する。 【解決手段】 内部に固定子1が支持される四角筒状の
支持枠3の側壁33,33内面と前記固定子1の外面と
の間に湾曲状の板体4,4を設け、該板体4と前記側壁
33,33内面との間に空間5,5を設けて、該空間
5,5に前記固定子1の周辺で発生した騒音を低減する
発泡性の吸音材6,6、又はモルタル等の防音材7,7
を充填して、電磁騒音を低減するとともに、前記板体
4,4を利用して支持枠3の剛性を高めるようにした。
好に低減することができて、さらに、この騒音の低減対
策を利用して支持枠の剛性を高めることができるように
する。 【解決手段】 内部に固定子1が支持される四角筒状の
支持枠3の側壁33,33内面と前記固定子1の外面と
の間に湾曲状の板体4,4を設け、該板体4と前記側壁
33,33内面との間に空間5,5を設けて、該空間
5,5に前記固定子1の周辺で発生した騒音を低減する
発泡性の吸音材6,6、又はモルタル等の防音材7,7
を充填して、電磁騒音を低減するとともに、前記板体
4,4を利用して支持枠3の剛性を高めるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持枠内に固定子
が支持されている例えば、発電機、誘導電動機、同期電
動機等の回転電機に関する。
が支持されている例えば、発電機、誘導電動機、同期電
動機等の回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機は、図9に示す如く円筒状の固
定子コア101及び該固定子コア101の両端から軸長
方向へ突出する固定子コイル102,102を備えた円
筒状の固定子103と、該固定子103を内部に支持す
る四角筒状の支持枠104とを備えている。この支持枠
104は、上下に所定間隔を隔てて対向する天壁105
及び底壁106とこれら天壁105及び底壁106の幅
方向両端に連結される一対の側壁107,107とを備
えた四角筒状であり、内部に前記固定子103の両端部
を嵌合保持する一対の保持板108,108が溶接によ
り固定されている。
定子コア101及び該固定子コア101の両端から軸長
方向へ突出する固定子コイル102,102を備えた円
筒状の固定子103と、該固定子103を内部に支持す
る四角筒状の支持枠104とを備えている。この支持枠
104は、上下に所定間隔を隔てて対向する天壁105
及び底壁106とこれら天壁105及び底壁106の幅
方向両端に連結される一対の側壁107,107とを備
えた四角筒状であり、内部に前記固定子103の両端部
を嵌合保持する一対の保持板108,108が溶接によ
り固定されている。
【0003】また、前記固定子103は、固定子コア1
01の両端に環状の固定子クランパ109,109が固
定してあり、これら固定子クランパ109,109が前
記保持板108,108に嵌合された後、溶接により固
定されて、固定子103の外面と支持枠104の内面と
の間に空間を設けている。
01の両端に環状の固定子クランパ109,109が固
定してあり、これら固定子クランパ109,109が前
記保持板108,108に嵌合された後、溶接により固
定されて、固定子103の外面と支持枠104の内面と
の間に空間を設けている。
【0004】以上のごとく構成された回転電機は、前記
固定子103の内部に回転子が回転自在に配置されるの
であり、また、固定子103への通電により前記回転子
が回転するとき、騒音特に電磁騒音が支持枠104内の
固定子103の周辺で発生して、この騒音が支持枠10
4を透過して外部へ漏出し周囲環境に伝播する。
固定子103の内部に回転子が回転自在に配置されるの
であり、また、固定子103への通電により前記回転子
が回転するとき、騒音特に電磁騒音が支持枠104内の
固定子103の周辺で発生して、この騒音が支持枠10
4を透過して外部へ漏出し周囲環境に伝播する。
【0005】この騒音の漏出は、特に大形の回転電機に
おいて問題であり、また、騒音は主として支持枠104
の両側壁107,107部分から漏出することになる。
即ち、騒音が問題となる大形の回転電機は基礎床面に設
置されることになり、また、支持枠104の天壁105
にはクーラーの篋体等が搭載されることになるため、支
持枠104の底壁106側及び天壁105側への騒音の
漏出は小さいのであるが、両側壁107,107の外方
は空間となるため、これら両側壁107,107部から
大きな騒音が漏出することになる。従って、騒音を低減
する対策としては、支持枠104の両側壁107,10
7部からの騒音の漏出を低減するのが好ましい。
おいて問題であり、また、騒音は主として支持枠104
の両側壁107,107部分から漏出することになる。
即ち、騒音が問題となる大形の回転電機は基礎床面に設
置されることになり、また、支持枠104の天壁105
にはクーラーの篋体等が搭載されることになるため、支
持枠104の底壁106側及び天壁105側への騒音の
漏出は小さいのであるが、両側壁107,107の外方
は空間となるため、これら両側壁107,107部から
大きな騒音が漏出することになる。従って、騒音を低減
する対策としては、支持枠104の両側壁107,10
7部からの騒音の漏出を低減するのが好ましい。
【0006】この騒音を低減する対策として、例えば特
開平3−1656号公報に記載されているものを図10
に示したように、支持枠104の両側壁107,107
の内面に、遮音板110により保護されたグラスウール
・ロックウール等の平板状の吸音材111を直接又は防
振ゴムを介して貼付けるものと、図11に示す如く支持
枠104の両側壁107,107の外面に、遮音板11
0により保護されたグラスウール・ロックウール等の平
板状の吸音材111を貼付けるものとが一般に知られて
いる。
開平3−1656号公報に記載されているものを図10
に示したように、支持枠104の両側壁107,107
の内面に、遮音板110により保護されたグラスウール
・ロックウール等の平板状の吸音材111を直接又は防
振ゴムを介して貼付けるものと、図11に示す如く支持
枠104の両側壁107,107の外面に、遮音板11
0により保護されたグラスウール・ロックウール等の平
板状の吸音材111を貼付けるものとが一般に知られて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回転電
機は、円筒状の固定子103の外面と四角筒状の支持枠
104の側壁107,107内面との間の間隔は小さい
ため、騒音を低減する対策として、前者の如く支持枠1
04の側壁107,107内面に平板状の吸音材110
を設けたものにおいては、該吸音材110の厚さを前記
間隔の範囲内とした場合、騒音の低減効果が悪いという
問題がある。
機は、円筒状の固定子103の外面と四角筒状の支持枠
104の側壁107,107内面との間の間隔は小さい
ため、騒音を低減する対策として、前者の如く支持枠1
04の側壁107,107内面に平板状の吸音材110
を設けたものにおいては、該吸音材110の厚さを前記
間隔の範囲内とした場合、騒音の低減効果が悪いという
問題がある。
【0008】また、この騒音の低減効果を高めるべく前
記吸音材110の厚さを前記間隔以上に厚くする場合
は、前記側壁107,107を通常の位置よりも前記固
定子103から離反する位置に配設する必要があるた
め、支持枠104が大形化するという不具合がある。ま
た、後者の如く支持枠104の側壁107,107外面
に吸音材110を設けたものにおいては、該吸音材11
0の厚さに相当する長さだけ支持枠104が大形化する
という不具合がある。
記吸音材110の厚さを前記間隔以上に厚くする場合
は、前記側壁107,107を通常の位置よりも前記固
定子103から離反する位置に配設する必要があるた
め、支持枠104が大形化するという不具合がある。ま
た、後者の如く支持枠104の側壁107,107外面
に吸音材110を設けたものにおいては、該吸音材11
0の厚さに相当する長さだけ支持枠104が大形化する
という不具合がある。
【0009】また、上述した従来の回転電機において
は、起動運転時に固定子103から支持枠104にトル
ク等が伝達されることになり、このトルク等による支持
枠104の破損を防ぐため、吸音材110の貼付けによ
る騒音の低減対策とは関係なく、支持枠104を所定以
上の肉厚に形成して該支持枠104の剛性を高くしてい
る。
は、起動運転時に固定子103から支持枠104にトル
ク等が伝達されることになり、このトルク等による支持
枠104の破損を防ぐため、吸音材110の貼付けによ
る騒音の低減対策とは関係なく、支持枠104を所定以
上の肉厚に形成して該支持枠104の剛性を高くしてい
る。
【0010】本発明は上述のような事情に鑑みてなされ
たものであり、支持枠の内面及び固定子の外面間に板体
を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に設ける空間
に吸音材等の充填材を充填するか、又は、支持枠の内面
及び固定子の外面間に制音板を設けるか、又は、前記板
体と前記支持枠の内面との間に大気圧よりも低圧の空間
を設けるか、又は、前記板体の前記空間側の面に吸音材
を設けるか、又は、前記板体及び支持枠間の空間に、前
記板体と所定の間隔を隔てて対向する対向板を設けて、
これら板体及び対向板間に充填材を充填するか、又は、
前記板体を支持枠の一側内面から他側内面に亘って対向
するように略U字形に形成することにより、支持枠を大
形化することなく、騒音を良好に低減することができ
て、さらに、この騒音の低減対策を利用して支持枠の剛
性を高めることができる回転電機を提供することを目的
とする。
たものであり、支持枠の内面及び固定子の外面間に板体
を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に設ける空間
に吸音材等の充填材を充填するか、又は、支持枠の内面
及び固定子の外面間に制音板を設けるか、又は、前記板
体と前記支持枠の内面との間に大気圧よりも低圧の空間
を設けるか、又は、前記板体の前記空間側の面に吸音材
を設けるか、又は、前記板体及び支持枠間の空間に、前
記板体と所定の間隔を隔てて対向する対向板を設けて、
これら板体及び対向板間に充填材を充填するか、又は、
前記板体を支持枠の一側内面から他側内面に亘って対向
するように略U字形に形成することにより、支持枠を大
形化することなく、騒音を良好に低減することができ
て、さらに、この騒音の低減対策を利用して支持枠の剛
性を高めることができる回転電機を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る回転電機
は、内部に固定子が支持される支持枠の内面と前記固定
子の外面との間に板体を設け、該板体と前記支持枠の内
面との間に空間を設けて、該空間に充填材を充填してあ
ることを特徴とする。
は、内部に固定子が支持される支持枠の内面と前記固定
子の外面との間に板体を設け、該板体と前記支持枠の内
面との間に空間を設けて、該空間に充填材を充填してあ
ることを特徴とする。
【0012】第2発明に係る回転電機は、空間に、前記
板体と所定の間隔を隔てて対向する対向板を設けて、こ
れら板体及び対向板間の空間に前記充填材を充填してあ
ることを特徴とする。
板体と所定の間隔を隔てて対向する対向板を設けて、こ
れら板体及び対向板間の空間に前記充填材を充填してあ
ることを特徴とする。
【0013】第3発明に係る回転電機は、内部に固定子
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間
に、前記固定子の周辺で発生した騒音を抑制する制音板
が設けてあることを特徴とする。
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間
に、前記固定子の周辺で発生した騒音を抑制する制音板
が設けてあることを特徴とする。
【0014】第4発明に係る回転電機は、内部に固定子
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間に
板体を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に大気圧
よりも低圧の空間を設けてあることを特徴とする。
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間に
板体を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に大気圧
よりも低圧の空間を設けてあることを特徴とする。
【0015】第5発明に係る回転電機は、内部に固定子
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間に
板体を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に空間を
設けて、前記板体の前記空間側の面に吸音材を取付けて
あることを特徴とする。
が支持される支持枠の内面と前記固定子の外面との間に
板体を設け、該板体と前記支持枠の内面との間に空間を
設けて、前記板体の前記空間側の面に吸音材を取付けて
あることを特徴とする。
【0016】第6発明に係る回転電機は、板体が、前記
支持枠の一側内面から他側内面に亘って対向するように
略U字形に形成してあることを特徴とする。
支持枠の一側内面から他側内面に亘って対向するように
略U字形に形成してあることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図1
(b)は図1(a)のX−X線の断面図である。
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図1
(b)は図1(a)のX−X線の断面図である。
【0018】図1に示す回転電機は、円筒状の固定子コ
ア11及び該固定子コア11の両端から軸長方向へ突出
する固定子コイル12,12を有する円筒状の固定子1
と、嵌合外周面を有し、前記固定子コア11の両端に結
合される二つの環状の固定子クランパ2,2と、これら
固定子クランパ2,2の嵌合外周面が嵌合される一対の
保持板30,30を有する支持枠3とを備えている。
ア11及び該固定子コア11の両端から軸長方向へ突出
する固定子コイル12,12を有する円筒状の固定子1
と、嵌合外周面を有し、前記固定子コア11の両端に結
合される二つの環状の固定子クランパ2,2と、これら
固定子クランパ2,2の嵌合外周面が嵌合される一対の
保持板30,30を有する支持枠3とを備えている。
【0019】支持枠3は、上下に所定間隔を隔てて対向
する天壁31及び底壁32とこれら天壁31及び底壁3
2の幅方向両端に連結される一対の側壁33,33とを
備えた四角筒状であり、内部に前記嵌合外周面が嵌合さ
れる嵌合内周面を有する前記保持板30,30が溶接に
より固定されている。また、前記天壁31には内外に貫
通する窓孔34及び該窓孔34を閉鎖する蓋体35が設
けられている。
する天壁31及び底壁32とこれら天壁31及び底壁3
2の幅方向両端に連結される一対の側壁33,33とを
備えた四角筒状であり、内部に前記嵌合外周面が嵌合さ
れる嵌合内周面を有する前記保持板30,30が溶接に
より固定されている。また、前記天壁31には内外に貫
通する窓孔34及び該窓孔34を閉鎖する蓋体35が設
けられている。
【0020】しかして、前記支持枠3の各側壁33,3
3内面と前記固定子1の固定子コア11外面及び保持板
30,30との間に、該保持板30,30間の間隔に相
当する幅を有しており、固定子1側が凹面となるように
円弧状に湾曲する板体4,4を対称に配置し、該板体
4,4の上下端部を天壁31及び底壁32に溶接により
固定し、これら板体4,4と前記各側壁33,33の内
面との間に密閉状の二つの空間5,5を設け、また、こ
れら空間5,5に開口する二つの充填口36,36を前
記天壁31に設け、これら充填口36,36から前記各
空間5,5に発泡性合成樹脂等の吸音材6,6を充填す
る。この吸音材6,6は、加熱により空間5,5内で発
泡して多孔構造となる。
3内面と前記固定子1の固定子コア11外面及び保持板
30,30との間に、該保持板30,30間の間隔に相
当する幅を有しており、固定子1側が凹面となるように
円弧状に湾曲する板体4,4を対称に配置し、該板体
4,4の上下端部を天壁31及び底壁32に溶接により
固定し、これら板体4,4と前記各側壁33,33の内
面との間に密閉状の二つの空間5,5を設け、また、こ
れら空間5,5に開口する二つの充填口36,36を前
記天壁31に設け、これら充填口36,36から前記各
空間5,5に発泡性合成樹脂等の吸音材6,6を充填す
る。この吸音材6,6は、加熱により空間5,5内で発
泡して多孔構造となる。
【0021】前記板体4,4は、前記天壁31の窓孔3
4を利用して天壁31及び底壁32に溶接により固定さ
れるのであり、この板体4,4を取付けたあと、予め固
定子クランパ2,2が溶接により結合された固定子1を
支持枠4内に挿入して、固定子クランパ2,2を保持板
30,30に嵌合した状態で溶接により固定する。そし
て、蓋体35を天壁31に取付けたあと、前記充填口3
6,36から前記空間5,5へ発泡性の吸音材6,6を
充填し、該吸音材6,6を発泡させる。尚、板体4,4
は、前記保持板30,30に予め溶接により固定し、こ
の状態で保持板30,30を溶接により固定してもよ
い。
4を利用して天壁31及び底壁32に溶接により固定さ
れるのであり、この板体4,4を取付けたあと、予め固
定子クランパ2,2が溶接により結合された固定子1を
支持枠4内に挿入して、固定子クランパ2,2を保持板
30,30に嵌合した状態で溶接により固定する。そし
て、蓋体35を天壁31に取付けたあと、前記充填口3
6,36から前記空間5,5へ発泡性の吸音材6,6を
充填し、該吸音材6,6を発泡させる。尚、板体4,4
は、前記保持板30,30に予め溶接により固定し、こ
の状態で保持板30,30を溶接により固定してもよ
い。
【0022】以上の如く構成した実施の形態1の回転電
機は、既知のとおり前記固定子1の内部に回転子(図示
せず)が回転自在に配置されるのであり、また、固定子
コイル12,12への通電により前記回転子が回転する
とき、支持枠4内の固定子1の周辺で従来と同等の騒音
特に電磁騒音が発生する。
機は、既知のとおり前記固定子1の内部に回転子(図示
せず)が回転自在に配置されるのであり、また、固定子
コイル12,12への通電により前記回転子が回転する
とき、支持枠4内の固定子1の周辺で従来と同等の騒音
特に電磁騒音が発生する。
【0023】この電磁騒音は、板体4,4を通して空間
5,5に充填された多孔性の吸音材6,6へ伝播し、該
吸音材6,6により減音される。
5,5に充填された多孔性の吸音材6,6へ伝播し、該
吸音材6,6により減音される。
【0024】実施の形態1においては、固定子コア11
の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間隔が
小さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いること
ができ、さらに該板体4,4を例えば図1(b)の如く
湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設けることがで
きるから、支持枠3を大形化することなく、前記空間
5,5に充填する吸音材6,6の平均厚さを所定以上に
厚くすることができ、騒音を良好に低減することができ
る。
の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間隔が
小さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いること
ができ、さらに該板体4,4を例えば図1(b)の如く
湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設けることがで
きるから、支持枠3を大形化することなく、前記空間
5,5に充填する吸音材6,6の平均厚さを所定以上に
厚くすることができ、騒音を良好に低減することができ
る。
【0025】また、板体4,4の上下端部を天壁31及
び底壁32に溶接により固定するから、該板体4,4及
び吸音材6,6により支持枠3の側壁33,33部を多
重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強すること
ができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚くす
ることなく、これら板体4,4及び吸音材6,6により
支持枠3の剛性を高めることができる。
び底壁32に溶接により固定するから、該板体4,4及
び吸音材6,6により支持枠3の側壁33,33部を多
重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強すること
ができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚くす
ることなく、これら板体4,4及び吸音材6,6により
支持枠3の剛性を高めることができる。
【0026】実施の形態2 図2(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図2
(b)は図2(a)のX−X線の断面図である。
(b)は図2(a)のX−X線の断面図である。
【0027】この実施の形態2は、実施の形態1におけ
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に、天
壁31の充填口36,36からモルタル・砂等の防音材
7,7を流し込み、凝固剤などの凝固手段により凝固さ
せたものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に、天
壁31の充填口36,36からモルタル・砂等の防音材
7,7を流し込み、凝固剤などの凝固手段により凝固さ
せたものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
【0028】実施の形態2の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填された防音材7,7の
質量効果により遮音することができる。また、実施の形
態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3の側壁3
3,33内面との間の間隔が小さい場合においても、薄
肉の板体4,4を用いることができ、さらに該板体4,
4を例えば図2(b)の如く湾曲させて、所定の広さの
空間5,5を設けることができるから、支持枠3を大形
化することなく、前記空間5,5に充填する防音材7,
7の平均厚さを所定以上に厚くすることができ、騒音を
良好に低減することができるのであり、また、板体4,
4及び防音材7,7により支持枠3の側壁33,33部
を多重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強する
ことができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、これら板体4,4及び防音材7,7に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填された防音材7,7の
質量効果により遮音することができる。また、実施の形
態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3の側壁3
3,33内面との間の間隔が小さい場合においても、薄
肉の板体4,4を用いることができ、さらに該板体4,
4を例えば図2(b)の如く湾曲させて、所定の広さの
空間5,5を設けることができるから、支持枠3を大形
化することなく、前記空間5,5に充填する防音材7,
7の平均厚さを所定以上に厚くすることができ、騒音を
良好に低減することができるのであり、また、板体4,
4及び防音材7,7により支持枠3の側壁33,33部
を多重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強する
ことができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、これら板体4,4及び防音材7,7に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
【0029】実施の形態3 図3(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図3
(b)は図3(a)のX−X線の断面図である。
(b)は図3(a)のX−X線の断面図である。
【0030】この実施の形態3は、実施の形態1におけ
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5を完全
に密閉して、これら空間5,5を大気圧よりも低圧の空
間5,5としたものであり、その他の構成及び作用は図
1(a)(b)に示した実施の形態1と同じであるた
め、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な説
明及び作用を省略する。
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5を完全
に密閉して、これら空間5,5を大気圧よりも低圧の空
間5,5としたものであり、その他の構成及び作用は図
1(a)(b)に示した実施の形態1と同じであるた
め、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な説
明及び作用を省略する。
【0031】この場合、前記天壁31には内外に貫通す
る吸気口(図示せず)を設けて、該吸気口をエアーポン
プなどの吸気装置に連通させ、前記空間5,5内の空気
を吸引して大気圧よりも低圧、好ましくは負圧とし、こ
の状態で前記吸気口を閉鎖して空間5,5の低圧状態を
保持するのである。
る吸気口(図示せず)を設けて、該吸気口をエアーポン
プなどの吸気装置に連通させ、前記空間5,5内の空気
を吸引して大気圧よりも低圧、好ましくは負圧とし、こ
の状態で前記吸気口を閉鎖して空間5,5の低圧状態を
保持するのである。
【0032】実施の形態3の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して低圧の空間5,5によって側壁33,3
3への伝播を良好に遮断することができる。また、実施
の形態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3の側
壁33,33内面との間の間隔が小さい場合において
も、薄肉の板体4,4を用いることができ、さらに該板
体4,4を例えば図3(b)の如く湾曲させて、所定の
広さの低圧の空間5,5を設けることができるから、支
持枠3を大形化することなく、騒音を良好に低減するこ
とができるのであり、また、板体4,4により支持枠3
の側壁33,33部を二重壁構造にすることができ、該
支持枠3を補強することができる。従って、支持枠3の
肉厚を所定以上に厚くすることなく、この板体4,4に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して低圧の空間5,5によって側壁33,3
3への伝播を良好に遮断することができる。また、実施
の形態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3の側
壁33,33内面との間の間隔が小さい場合において
も、薄肉の板体4,4を用いることができ、さらに該板
体4,4を例えば図3(b)の如く湾曲させて、所定の
広さの低圧の空間5,5を設けることができるから、支
持枠3を大形化することなく、騒音を良好に低減するこ
とができるのであり、また、板体4,4により支持枠3
の側壁33,33部を二重壁構造にすることができ、該
支持枠3を補強することができる。従って、支持枠3の
肉厚を所定以上に厚くすることなく、この板体4,4に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
【0033】実施の形態4 図4(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図4
(b)は図4(a)のX−X線の断面図である。
(b)は図4(a)のX−X線の断面図である。
【0034】この実施の形態4は、実施の形態1におけ
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に、天
壁31の充填口36,36からゲル状材8,8を充填し
てゲル化させたものであり、その他の構成及び作用は図
1(a)(b)に示した実施の形態1と同じであるた
め、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な説
明及び作用を省略する。
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に、天
壁31の充填口36,36からゲル状材8,8を充填し
てゲル化させたものであり、その他の構成及び作用は図
1(a)(b)に示した実施の形態1と同じであるた
め、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な説
明及び作用を省略する。
【0035】実施の形態4の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填されたゲル状材8,8
の粘性による減衰効果及び質量効果によって減音及び遮
音することができる。また、実施の形態1と同様、固定
子コア11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との
間の間隔が小さい場合においても、薄肉の板体4,4を
用いることができ、さらに該板体4,4を例えば図4
(b)の如く湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設
けることができるから、支持枠3を大形化することな
く、前記空間5,5に充填するゲル状材8,8の平均厚
さを所定以上に厚くすることができ、騒音を良好に低減
することができるのであり、また、板体4,4及びゲル
状材8,8により支持枠3の側壁33,33部を多重壁
構造にすることができ、該支持枠3を補強することがで
きる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚くするこ
となく、これら板体4,4及びゲル状材8,8により支
持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填されたゲル状材8,8
の粘性による減衰効果及び質量効果によって減音及び遮
音することができる。また、実施の形態1と同様、固定
子コア11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との
間の間隔が小さい場合においても、薄肉の板体4,4を
用いることができ、さらに該板体4,4を例えば図4
(b)の如く湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設
けることができるから、支持枠3を大形化することな
く、前記空間5,5に充填するゲル状材8,8の平均厚
さを所定以上に厚くすることができ、騒音を良好に低減
することができるのであり、また、板体4,4及びゲル
状材8,8により支持枠3の側壁33,33部を多重壁
構造にすることができ、該支持枠3を補強することがで
きる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚くするこ
となく、これら板体4,4及びゲル状材8,8により支
持枠3の剛性を高めることができる。
【0036】実施の形態5 図5(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図5
(b)は図5(a)のX−X線の断面図である。
(b)は図5(a)のX−X線の断面図である。
【0037】この実施の形態5は、実施の形態1におけ
る板体4,4に代えて前記側壁33,33内面と前記固
定子コア11外面との間に、騒音を抑制することができ
る鋼板製の制音板9,9を前記板体4,4と同様に設け
たものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
る板体4,4に代えて前記側壁33,33内面と前記固
定子コア11外面との間に、騒音を抑制することができ
る鋼板製の制音板9,9を前記板体4,4と同様に設け
たものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
【0038】実施の形態5の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、制音板
9,9によって側壁33,33への伝播を良好に抑制す
ることができる。また、実施の形態1と同様、固定子コ
ア11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の
間隔が小さい場合においても、薄肉の制音板9,9を用
いることができ、さらに該制音板9,9を例えば図5
(b)の如く湾曲させることができるから、支持枠3を
大形化することなく、騒音を良好に低減することができ
るのであり、また、制音板9,9により支持枠3の側壁
33,33部を二重壁構造にすることができ、該支持枠
3を補強することができる。従って、支持枠3の肉厚を
所定以上に厚くすることなく、この制音板9,9により
支持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、制音板
9,9によって側壁33,33への伝播を良好に抑制す
ることができる。また、実施の形態1と同様、固定子コ
ア11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の
間隔が小さい場合においても、薄肉の制音板9,9を用
いることができ、さらに該制音板9,9を例えば図5
(b)の如く湾曲させることができるから、支持枠3を
大形化することなく、騒音を良好に低減することができ
るのであり、また、制音板9,9により支持枠3の側壁
33,33部を二重壁構造にすることができ、該支持枠
3を補強することができる。従って、支持枠3の肉厚を
所定以上に厚くすることなく、この制音板9,9により
支持枠3の剛性を高めることができる。
【0039】実施の形態6 図6は本発明の回転電機の縦断側面図である。この実施
の形態6は、実施の形態1における板体4,4の下端を
底壁32に固定することなく連続させて、全体を一方の
側壁33内面から他方の側壁33内面に亘って対向する
ように略U字形に形成して、該板体4と前記側壁33,
33及び底壁32間に空間5を形成し、該空間5に発泡
性合成樹脂等の吸音材を充填したものであり、その他の
構成及び作用は図1(a)(b)に示した実施の形態1
と同じであるため、共通部品については同じ符号を付
し、その詳細な説明及び作用を省略する。
の形態6は、実施の形態1における板体4,4の下端を
底壁32に固定することなく連続させて、全体を一方の
側壁33内面から他方の側壁33内面に亘って対向する
ように略U字形に形成して、該板体4と前記側壁33,
33及び底壁32間に空間5を形成し、該空間5に発泡
性合成樹脂等の吸音材を充填したものであり、その他の
構成及び作用は図1(a)(b)に示した実施の形態1
と同じであるため、共通部品については同じ符号を付
し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0040】この場合、天壁31には実施の形態1と同
様、前記空間5に開口する二つの充填口36,36を設
け、これら充填口36,36から前記空間5に充填した
発泡性の吸音材6を加熱により発泡させて多孔構造とし
ている。
様、前記空間5に開口する二つの充填口36,36を設
け、これら充填口36,36から前記空間5に充填した
発泡性の吸音材6を加熱により発泡させて多孔構造とし
ている。
【0041】実施の形態6の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体4
を通して空間5に充填された吸音材6によって減音する
ことができ、支持枠3の側壁33,33部だけでなく、
底壁32部からの漏出を低減することができる。また、
実施の形態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3
の側壁33,33内面との間の間隔が小さい場合におい
ても、薄肉の板体4を用いることができ、さらに該板体
4を例えば図6の如く略U字形に湾曲させて、側壁3
3,33側及び底壁32側に所定の広さの空間5を設け
ることができるから、支持枠3を大形化することなく、
前記空間5に充填する吸音材6の平均厚さを所定以上に
厚くすることができ、騒音を良好に低減することができ
るのであり、また、板体4及び吸音材6により支持枠3
を多重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強する
ことができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、これら板体4,4及び吸音材6,6に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体4
を通して空間5に充填された吸音材6によって減音する
ことができ、支持枠3の側壁33,33部だけでなく、
底壁32部からの漏出を低減することができる。また、
実施の形態1と同様、固定子コア11の外面と支持枠3
の側壁33,33内面との間の間隔が小さい場合におい
ても、薄肉の板体4を用いることができ、さらに該板体
4を例えば図6の如く略U字形に湾曲させて、側壁3
3,33側及び底壁32側に所定の広さの空間5を設け
ることができるから、支持枠3を大形化することなく、
前記空間5に充填する吸音材6の平均厚さを所定以上に
厚くすることができ、騒音を良好に低減することができ
るのであり、また、板体4及び吸音材6により支持枠3
を多重壁構造にすることができ、該支持枠3を補強する
ことができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、これら板体4,4及び吸音材6,6に
より支持枠3の剛性を高めることができる。
【0042】実施の形態7 図7は本発明の回転電機の縦断側面図である。この実施
の形態7は、実施の形態1における板体4,4及び側壁
33,33間の空間5,5に、前記板体4,4と所定の
間隔を隔てて対向する対向板10,10を設けて、これ
ら板体4,4及び対向板10,10間の空間5,5に発
泡性合成樹脂等の前記吸音材6,6を充填し、該吸音材
6,6を発泡させたものであり、その他の構成及び作用
は図1(a)(b)に示した実施の形態1と同じである
ため、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な
説明及び作用を省略する。
の形態7は、実施の形態1における板体4,4及び側壁
33,33間の空間5,5に、前記板体4,4と所定の
間隔を隔てて対向する対向板10,10を設けて、これ
ら板体4,4及び対向板10,10間の空間5,5に発
泡性合成樹脂等の前記吸音材6,6を充填し、該吸音材
6,6を発泡させたものであり、その他の構成及び作用
は図1(a)(b)に示した実施の形態1と同じである
ため、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な
説明及び作用を省略する。
【0043】前記対向板10,10は、上下に分割し
て、板体4,4の上部及び下部に対向させ、板体4,4
の上下中央部を側壁33,33と対向させている。板体
4,4及び対向板10,10は、実施の形態1と同様、
前記天壁31の窓孔34を利用して側壁33,33と天
壁31及び底壁32とに溶接により固定される。この固
定は、対向板10,10の上下端部を側壁33,33及
び天壁31に固定したあと、板体4,4を天壁31及び
底壁32に固定するのであり、また、これら空間5,5
に開口する二つの充填口36,36から前記空間5,5
に充填した発泡性の吸音材6,6を加熱により発泡させ
て多孔構造としている。
て、板体4,4の上部及び下部に対向させ、板体4,4
の上下中央部を側壁33,33と対向させている。板体
4,4及び対向板10,10は、実施の形態1と同様、
前記天壁31の窓孔34を利用して側壁33,33と天
壁31及び底壁32とに溶接により固定される。この固
定は、対向板10,10の上下端部を側壁33,33及
び天壁31に固定したあと、板体4,4を天壁31及び
底壁32に固定するのであり、また、これら空間5,5
に開口する二つの充填口36,36から前記空間5,5
に充填した発泡性の吸音材6,6を加熱により発泡させ
て多孔構造としている。
【0044】実施の形態7の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填された多孔性の吸音材
6,6によって減音することができるのであり、また、
板体4,4及び対向板10,10を固定するとき、これ
ら板体4,4及び対向板10,10間の間隔を変えるこ
とにより吸音材6,6の充填体積を調整することが可能
である。また、実施の形態1と同様、固定子コア11の
外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間隔が小
さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いることが
でき、さらに該板体4,4を例えば図7の如く湾曲させ
て、所定の広さの空間5,5を設けることができるか
ら、支持枠3を大形化することなく、前記空間5,5に
充填する吸音材6,6の平均厚さを所定以上に厚くする
ことができ、騒音を良好に低減することができるのであ
り、また、板体4,4と対向板10,10及び吸音材
6,6により支持枠3を多重壁構造にすることができ、
該支持枠3を補強することができる。従って、支持枠3
の肉厚を所定以上に厚くすることなく、これら板体4,
4及び対向板10,10と吸音材6,6とにより支持枠
3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して空間5,5に充填された多孔性の吸音材
6,6によって減音することができるのであり、また、
板体4,4及び対向板10,10を固定するとき、これ
ら板体4,4及び対向板10,10間の間隔を変えるこ
とにより吸音材6,6の充填体積を調整することが可能
である。また、実施の形態1と同様、固定子コア11の
外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間隔が小
さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いることが
でき、さらに該板体4,4を例えば図7の如く湾曲させ
て、所定の広さの空間5,5を設けることができるか
ら、支持枠3を大形化することなく、前記空間5,5に
充填する吸音材6,6の平均厚さを所定以上に厚くする
ことができ、騒音を良好に低減することができるのであ
り、また、板体4,4と対向板10,10及び吸音材
6,6により支持枠3を多重壁構造にすることができ、
該支持枠3を補強することができる。従って、支持枠3
の肉厚を所定以上に厚くすることなく、これら板体4,
4及び対向板10,10と吸音材6,6とにより支持枠
3の剛性を高めることができる。
【0045】実施の形態8 図8(a)は本発明の回転電機の縦断正面図、図8
(b)は図8(a)のX−X線の断面図である。
(b)は図8(a)のX−X線の断面図である。
【0046】この実施の形態8は、実施の形態1におけ
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に吸音
材6,6及び防音材7,7等の充填物を充填することな
く、前記板体4,4の前記空間5,5側の面に薄肉の遮
音板21により保護されたグラスウール・ロックウール
・発泡性合成樹脂等のシート状の吸音材20,20を取
付けたものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
る板体4,4及び側壁33,33間の空間5,5に吸音
材6,6及び防音材7,7等の充填物を充填することな
く、前記板体4,4の前記空間5,5側の面に薄肉の遮
音板21により保護されたグラスウール・ロックウール
・発泡性合成樹脂等のシート状の吸音材20,20を取
付けたものであり、その他の構成及び作用は図1(a)
(b)に示した実施の形態1と同じであるため、共通部
品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用
を省略する。
【0047】吸音材20,20は発泡性合成樹脂等のシ
ートを用いてなり、これを板体4,4の一部又は全面に
予め接着などの取付手段により取付るのである。そし
て、この吸音材20,20を取付けた板体4,4の上下
端部を実施の形態1と同様、天壁31及び底壁32に溶
接により固定する。
ートを用いてなり、これを板体4,4の一部又は全面に
予め接着などの取付手段により取付るのである。そし
て、この吸音材20,20を取付けた板体4,4の上下
端部を実施の形態1と同様、天壁31及び底壁32に溶
接により固定する。
【0048】実施の形態8の回転電機にあっては、支持
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して該板体4,4に取付けられた吸音材2
0,20へ伝播し該吸音材20,20によって減音する
ことができる。また、実施の形態1と同様、固定子コア
11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間
隔が小さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いる
ことができ、さらに該板体4,4を例えば図8(b)の
如く湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設けること
ができるから、支持枠3を大形化することなく、前記空
間5,5に配置する吸音材20,20を所定以上に厚く
することができ、騒音を良好に低減することができるの
であり、また、板体4,4により支持枠3の側壁33,
33部を二重壁構造にすることができ、該支持枠3を補
強することができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以
上に厚くすることなく、これら板体4,4及びにより支
持枠3の剛性を高めることができる。
枠3内の固定子1の周辺で発生した電磁騒音は、板体
4,4を通して該板体4,4に取付けられた吸音材2
0,20へ伝播し該吸音材20,20によって減音する
ことができる。また、実施の形態1と同様、固定子コア
11の外面と支持枠3の側壁33,33内面との間の間
隔が小さい場合においても、薄肉の板体4,4を用いる
ことができ、さらに該板体4,4を例えば図8(b)の
如く湾曲させて、所定の広さの空間5,5を設けること
ができるから、支持枠3を大形化することなく、前記空
間5,5に配置する吸音材20,20を所定以上に厚く
することができ、騒音を良好に低減することができるの
であり、また、板体4,4により支持枠3の側壁33,
33部を二重壁構造にすることができ、該支持枠3を補
強することができる。従って、支持枠3の肉厚を所定以
上に厚くすることなく、これら板体4,4及びにより支
持枠3の剛性を高めることができる。
【0049】尚、以上説明した実施の形態1〜実施の形
態4及び実施の形態7、8における板体4は、実施の形
態5と同様、騒音を抑制することができる鋼板等の制音
板9を用いてもよい。斯く構成した場合、吸音材6及び
防音材7などの充填材、シート状の吸音材20、低圧空
間5による騒音の低減効果に加えて、制音板9による騒
音の低減効果が得られるから、騒音の低減効果をより一
層高めることができる。
態4及び実施の形態7、8における板体4は、実施の形
態5と同様、騒音を抑制することができる鋼板等の制音
板9を用いてもよい。斯く構成した場合、吸音材6及び
防音材7などの充填材、シート状の吸音材20、低圧空
間5による騒音の低減効果に加えて、制音板9による騒
音の低減効果が得られるから、騒音の低減効果をより一
層高めることができる。
【0050】また、以上説明した実施の形態2〜実施の
形態4及び実施の形態7、8における板体4は、実施の
形態6と同様、支持枠3の一方の側壁33内面から他方
の側壁33内面に亘って対向するように略U字形に形成
して、該板体4と前記側壁33及び底壁32間に空間5
を形成する構造としてもよい。斯く構成した場合、支持
枠3の側壁33,33部だけでなく、底壁32部からの
漏出を良好に低減できる。
形態4及び実施の形態7、8における板体4は、実施の
形態6と同様、支持枠3の一方の側壁33内面から他方
の側壁33内面に亘って対向するように略U字形に形成
して、該板体4と前記側壁33及び底壁32間に空間5
を形成する構造としてもよい。斯く構成した場合、支持
枠3の側壁33,33部だけでなく、底壁32部からの
漏出を良好に低減できる。
【0051】また、以上説明した実施の形態2〜実施の
形態6における板体4及び制音板9は、実施の形態7と
同様、板体4及び該板体4と所定の間隔を隔てて対向す
る対向板10を備えた構造としてもよい。斯く構成した
場合、吸音材6及び防音材7などの充填材の充填体積、
低圧の空間5の体積を調整することが可能であり、ま
た、制音板9による騒音の低減効果を高めることができ
る。
形態6における板体4及び制音板9は、実施の形態7と
同様、板体4及び該板体4と所定の間隔を隔てて対向す
る対向板10を備えた構造としてもよい。斯く構成した
場合、吸音材6及び防音材7などの充填材の充填体積、
低圧の空間5の体積を調整することが可能であり、ま
た、制音板9による騒音の低減効果を高めることができ
る。
【0052】また、以上説明した実施の形態1〜実施の
形態5及び実施の形態7、8は、一方の側壁33部及び
他方の側壁33部の騒音低減構造をこれら実施の形態の
範囲内で異ならしめてもよい。
形態5及び実施の形態7、8は、一方の側壁33部及び
他方の側壁33部の騒音低減構造をこれら実施の形態の
範囲内で異ならしめてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明にあっては、
任意な形状及び肉厚の板体を用いることができ、この板
体と支持枠との間に所定の広さの空間を設けることがで
きるから、支持枠を大形化することなく、前記空間に充
填する充填材の平均厚さを所定以上の厚くすることがで
き、騒音の良好な低減効果が得られる。しかも、支持枠
内に板体を設けて、該板体と支持枠との間の空間に充填
材を充填するから、支持枠の肉厚を所定以上に厚くする
ことなく、これら板体及び充填材により支持枠の剛性を
高めることができる。
任意な形状及び肉厚の板体を用いることができ、この板
体と支持枠との間に所定の広さの空間を設けることがで
きるから、支持枠を大形化することなく、前記空間に充
填する充填材の平均厚さを所定以上の厚くすることがで
き、騒音の良好な低減効果が得られる。しかも、支持枠
内に板体を設けて、該板体と支持枠との間の空間に充填
材を充填するから、支持枠の肉厚を所定以上に厚くする
ことなく、これら板体及び充填材により支持枠の剛性を
高めることができる。
【0054】第2発明にあっては、板体及び対向板間の
間隔を変えることにより充填材の充填体積を調整するこ
とが可能であり、また、支持枠の肉厚を所定以上に厚く
することなく、板体と対向板及び充填材により支持枠の
剛性を高めることができる。
間隔を変えることにより充填材の充填体積を調整するこ
とが可能であり、また、支持枠の肉厚を所定以上に厚く
することなく、板体と対向板及び充填材により支持枠の
剛性を高めることができる。
【0055】第3発明にあっては、任意な形状及び肉厚
の制音板を用いることができるから、支持枠を大形化す
ることなく、騒音の良好な低減効果が得られる。また、
支持枠の肉厚を所定以上に厚くすることなく、制音板に
より支持枠の剛性を高めることができる。
の制音板を用いることができるから、支持枠を大形化す
ることなく、騒音の良好な低減効果が得られる。また、
支持枠の肉厚を所定以上に厚くすることなく、制音板に
より支持枠の剛性を高めることができる。
【0056】第4発明にあっては、任意な形状及び肉厚
の板体を用いることができ、この板体と支持枠の内面と
の間に所定の広さの低圧の空間を設けることができるか
ら、支持枠を大形化することなく、騒音の良好な低減効
果が得られる。また、支持枠の肉厚を所定以上に厚くす
ることなく、板体により支持枠の剛性を高めることがで
きる。
の板体を用いることができ、この板体と支持枠の内面と
の間に所定の広さの低圧の空間を設けることができるか
ら、支持枠を大形化することなく、騒音の良好な低減効
果が得られる。また、支持枠の肉厚を所定以上に厚くす
ることなく、板体により支持枠の剛性を高めることがで
きる。
【0057】第5発明にあっては、任意な形状及び肉厚
の板体を用いることができ、この板体と支持枠との間に
所定の広さの空間を設けることができるから、支持枠を
大形化することなく、前記板体に取付ける吸音材を所定
以上に厚くすることができ、騒音の良好な低減効果が得
られて、しかも、吸音材は予め前記板体に取付けた状態
で前記空間に配置することができるから、吸音材の組込
作業が簡易である。また、支持枠の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、板体により支持枠の剛性を高めること
ができる。
の板体を用いることができ、この板体と支持枠との間に
所定の広さの空間を設けることができるから、支持枠を
大形化することなく、前記板体に取付ける吸音材を所定
以上に厚くすることができ、騒音の良好な低減効果が得
られて、しかも、吸音材は予め前記板体に取付けた状態
で前記空間に配置することができるから、吸音材の組込
作業が簡易である。また、支持枠の肉厚を所定以上に厚
くすることなく、板体により支持枠の剛性を高めること
ができる。
【0058】第6発明にあっては、支持枠の両側部だけ
でなく、これら両側部から底面に亘って騒音の良好な低
減効果が得られるのであり、また、支持枠の肉厚を所定
以上に厚くすることなく、板体及び充填材又は吸音材に
より支持枠の剛性を高めることができる。
でなく、これら両側部から底面に亘って騒音の良好な低
減効果が得られるのであり、また、支持枠の肉厚を所定
以上に厚くすることなく、板体及び充填材又は吸音材に
より支持枠の剛性を高めることができる。
【図1】 本発明に係る回転電機の実施の形態1を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図2】 本発明に係る回転電機の実施の形態2を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図3】 本発明に係る回転電機の実施の形態3を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図4】 本発明に係る回転電機の実施の形態4を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図5】 本発明に係る回転電機の実施の形態5を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図6】 本発明に係る回転電機の実施の形態6を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図7】 本発明に係る回転電機の実施の形態7を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図8】 本発明に係る回転電機の実施の形態8を示す
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
もので、(a)は縦断正面図、(b)は(a)のX−X
線の断面図である。
【図9】 従来例を示す縦断正面図である。
【図10】 図9のX−X線断面図である。
【図11】 別の従来例を示す縦断側面図である。
1 固定子、3 支持枠、4 板体、5 空間、6 吸
音材、7 防音材、9 制音板、10 対向板、20
吸音材。
音材、7 防音材、9 制音板、10 対向板、20
吸音材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 良晃 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中田 茂之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に固定子が支持される支持枠の内面
と前記固定子の外面との間に板体を設け、該板体と前記
支持枠の内面との間に空間を設けて、該空間に充填材を
充填してあることを特徴とする回転電機。 - 【請求項2】 空間に、前記板体と所定の間隔を隔てて
対向する対向板を設けて、これら板体及び対向板間の空
間に前記充填材を充填してある請求項1記載の回転電
機。 - 【請求項3】 内部に固定子が支持される支持枠の内面
と前記固定子の外面との間に、前記固定子の周辺で発生
した騒音を抑制する制音板が設けてあることを特徴とす
る回転電機。 - 【請求項4】 内部に固定子が支持される支持枠の内面
と前記固定子の外面との間に板体を設け、該板体と前記
支持枠の内面との間に大気圧よりも低圧の空間を設けて
あることを特徴とする回転電機。 - 【請求項5】 内部に固定子が支持される支持枠の内面
と前記固定子の外面との間に板体を設け、該板体と前記
支持枠の内面との間に空間を設けて、前記板体の前記空
間側の面に吸音材を取付けてあることを特徴とする回転
電機。 - 【請求項6】 板体は、前記支持枠の一側内面から他側
内面に亘って対向するように略U字形に形成してある請
求項1及び請求項3から請求項5の何れかに記載の回転
電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106498A JPH11252850A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5106498A JPH11252850A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252850A true JPH11252850A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12876381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5106498A Pending JPH11252850A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11252850A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1965486A1 (en) | 2007-02-28 | 2008-09-03 | Hitachi, Ltd. | Rotary electric machine |
JP2008245351A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Toshiba Corp | 回転電機およびその固定子 |
EP2159904A2 (en) | 2008-08-25 | 2010-03-03 | Hitachi Ltd. | Rotary electric machine |
CN105164894A (zh) * | 2013-04-30 | 2015-12-16 | 乌本产权有限公司 | 同步发电机定子和同步发电机 |
CN109617298A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-04-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种电机的隔音罩及内机 |
EP3579388A1 (de) * | 2018-06-05 | 2019-12-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische maschine mit blechgehäuse, dessen hohlräume mit sand gefüllt sind |
CN112937825A (zh) * | 2021-01-25 | 2021-06-11 | 中国人民解放军海军工程大学 | 集成电机推进器悬架隔振装置安装总成 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP5106498A patent/JPH11252850A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7679232B2 (en) | 2007-02-28 | 2010-03-16 | Hitachi, Ltd. | Rotary electric machine |
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CN112937825A (zh) * | 2021-01-25 | 2021-06-11 | 中国人民解放军海军工程大学 | 集成电机推进器悬架隔振装置安装总成 |
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