JPH11252221A - 携帯電話機用イヤホン及びイヤホンマイク - Google Patents

携帯電話機用イヤホン及びイヤホンマイク

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JPH11252221A
JPH11252221A JP6223898A JP6223898A JPH11252221A JP H11252221 A JPH11252221 A JP H11252221A JP 6223898 A JP6223898 A JP 6223898A JP 6223898 A JP6223898 A JP 6223898A JP H11252221 A JPH11252221 A JP H11252221A
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earphone
terminal
mobile phone
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microphone
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JP6223898A
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Shiro Masuda
四郎 桝田
Yoshio Yoda
芳雄 依田
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OZUMA KK
Original Assignee
OZUMA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の携帯電話機を利用しながらラジオなど
の聴取を可能とし、着信音をも聴取できる携帯電話機用
イヤホン及びイヤホンマイクを提供すること。 【解決手段】 携帯電話機10のコネクタに接続される
イヤホンマイクは、イヤホン30及びマイク40とジャ
ック50とを接続する入出力線60,70途中に付属ユ
ニット100を有する。付属ユニット100内には、ラ
ジオ部102、切換スイッチ110、スイッチ制御部1
20及び電源部130が設けられる。スイッチ制御部1
20は、出力線60にて着信信号が検出されない時には
ラジオ部102の音声をイヤホン30より出力させ、着
信があったときには携帯電話機10からの着信音をイヤ
ホン30から出力するように、切換スイッチ110を切
り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ付きイヤホ
ンマイクに関する。
【0002】
【背景技術】携帯電話機とラジオとを一体化させたもの
が、特開平8−162909、特開平8−33100
3、特開平9−36941、特開平9−84139及び
実用新案登録第3016701などに開示されている。
【0003】上記の公報には、ラジオ部と電話部との切
換に関して述べられていないが、下記の各公報には、ラ
ジオ受信中に着信があった場合の処置が記載されてい
る。
【0004】特開平4−13492 この発明によれば、イヤホーンまたはスピーカにてラジ
オ放送を聴取している時に着信があった場合には、ラジ
オの音量を小さくし、着信音をスピーカにより出力させ
る。その後、手動により携帯電話機を通話状態に切り換
えることで、通話が可能となる。
【0005】特開平5−26815 この発明によれば、ラジオ放送をスピーカにて聴取して
いる時の着信は、電話機の検波部の出力をマイコンで判
定することにより検知され、それによりスイッチを自動
切り換えして、スピーカ入力への接続を、ラジオ部から
電話部に切り換えている。
【0006】特開平7−147601 この発明によれば、ラジオ放送を第1スピーカにて聴取
している時に着信があると、第2スピーカよりリンガー
音を出力する。その後、スイッチを手動で操作して、第
1スピーカへの接続を、ラジオ部から電話部に切り換え
ている。
【0007】特開平9−98096 この発明によれば、スピーカにてラジオ放送を聴取して
いる時に着信があった場合には、着信音をスピーカより
出力させる。その後、手動により携帯電話機を通話状態
に切り換えることで、通話が可能となる。
【0008】実用新案登録第3041235 この考案によれば、スピーカにてラジオ放送を聴取して
いる時に着信があった場合には、予め設定された呼出音
が鳴り、設定された呼出音の回数により、ラジオ受信を
中断し、電話機能が立ち上がる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
いずれも携帯電話機本体にラジオを内蔵するものであ
る。しかし、携帯電話機の利用者あるいは購入希望者
は、既に携帯用ラジオ、テープレコーダ、CDプレー
ヤ、MDプレーヤなどを所有していることが多く、わざ
わざラジオ付き携帯電話を新たに購入する必要性が乏し
い。
【0010】また、上述の従来技術ではいずれも、携帯
電話機自体の改良が必要であり、既存の携帯電話機を利
用して、着信待ち中にラジオなどを聴取し、しかも着信
を確実に知ることは不可能である。
【0011】そこで、本発明の目的は、所有する携帯電
話機と、所有するラジオなどの音声信号出力源との接続
を可能として、着信待ち中に音声信号出力源からの音声
を聴取することを可能とした携帯電話機用イヤホン及び
イヤホンマイクを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、既存の携帯電話機を
利用しながら、ラジオなどの聴取を可能とし、しかも着
信音をも聴取できる携帯電話機用イヤホン及びイヤホン
マイクを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る携
帯電話機用イヤホンは、音声が出力されるイヤホンと、
携帯電話機に接続される接続端子部と、一端が前記イヤ
ホンに接続され他端が前記接続端子部に接続された出力
線と、前記出力線の途中に設けられた切換スイッチと、
を有し、前記切換スイッチは、前記携帯電話機からの出
力以外の他の音声信号出力源と接続可能な第1の入力端
子を少なくとも有し、前記出力線と前記第1の入力端子
との接続/非接続を切り換えることを特徴とする。
【0014】この構成によれば、利用者が所有するラジ
オ、テープレコーダ、CDプレーヤまたはMDプレーヤ
などの音声信号出力源を、第1の入力端子に接続するこ
とで、利用者が所有する携帯電話機と接続できる。この
ため、着信待ち中に携帯電話機用イヤホンを介してラジ
オ出力などを聴取することができる。着信音もイヤホン
を介して聴取でき、着信を知ることが可能となる。また
切換スイッチによりラジオなどの音声を遮断して通話す
ることができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、前
記出力線の途中に設けられた付属ユニットを有し、前記
付属ユニットには、前記切換スイッチと該切換スイッチ
の前記第1の入力端子に固定接続された前記音声信号出
力源とが配置されることを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、イヤホンに例え
ば小型ラジオなどの音声信号出力源が付属ユニット内に
常備されることになる。この場合にも、既に所有してい
る携帯電話機を利用して、着信待ち中にラジオなどを聴
取できる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記出力線は、前記接続端子部に接続される第1
の出力線と、前記イヤホンに接続された第2の出力線と
を有し、前記切換スイッチは、前記第1の出力線に接続
される第2の入力端子と、前記第2の出力線に接続され
た出力端子とを有し、前記出力端子を、前記第1及び第
2の接続端子の一方に択一的に接続することを特徴とす
る。
【0018】請求項3の発明では、例えば音声信号出力
源がラジオであれば、ラジオ聴取中に着信があった場
合、切換スイッチによりラジオ音はイヤホンに伝達させ
ずに着信音のみをイヤホンに伝達させる。なおこの場合
には、着信は例えば携帯電話機の振動機能などで知るこ
とになる。
【0019】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかにおいて、前記接続端子部と前記切換スイッチとの
間の前記出力線より着信信号を検出し、前記切換スイッ
チを制御して、前記出力線と前記第1の入力端子との接
続を切断するスイッチ制御手段をさらに有することを特
徴とする。
【0020】請求項4の発明では、着信があると自動的
に例えばラジオ音から着信音に切り換えられ、着信を耳
にて確実に判別できる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4において、前
記スイッチ制御手段は、前記接続端子部と前記切換スイ
ッチとの間の前記出力線より無信号を所定期間検出した
とき、前記切換スイッチを制御して、前記出力線と前記
第1の入力端子とを接続させることを特徴とする携帯電
話機用イヤホン。
【0022】こうすると、通話終了後に、通話開始前の
状態に切り換えることができ、引き続きラジオなどの聴
取が可能となる。
【0023】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかにおいて、前記音声信号出力源はラジオであり、前
記イヤホンのグランド端子と前記ラジオのアンテナ入力
端子とを接続するアンナテ兼用の第1のグランド線を有
することを特徴とする。
【0024】こうすると、ラジオのアンテンとしてイヤ
ホン用グランド線を兼用できる。
【0025】上述した各発明は、請求項7,9に示すよ
うに、さらにマイクと入力線とを備えた携帯電話機用イ
ヤホンマイクにも適用できる。
【0026】さらにこのイヤホンマイクは、請求項8,
10に示すように接続端子部が4極端子を備え、そのう
ちの発着信端子を利用して自動発着信をリモート制御す
るための発着信スイッチを有するものでも良い。
【0027】さらに、請求項11に示すように、イヤホ
ン用グランド線をラジオ用アンテナ線として兼用する場
合には、それをマイク用アンテナ線とインダクタンスを
介して接続すると良い。
【0028】こうすると、高周波帯域のノイズ成分をグ
ランドに流して除去でき、ラジオ受信時のノイズを低減
できる。
【0029】請求項12の発明は、請求項8または11
において、前記音声信号出力源のための電源と、前記電
源と前記音声信号出力源とを接続する電源供給線と、前
記電源供給線途中に設けられた電源スイッチと、前記発
着信端子から入力される電位と基準電位とを比較して前
記接続端子部が前記携帯電話機に接続されたことを検出
する比較器と、を有し、前記電源スイッチは前記比較器
にて前記接続端子部が前記携帯電話機に接続されたこと
を検出した際にオンされることを特徴とする。
【0030】こうすると、イヤホンマイクの接続端子部
を携帯電話機に接続すると、発着信端子の電圧を利用し
てラジオなどの音声信号出力源に自動的に電源供給でき
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。
【0032】<第1の実施の形態>本実施の形態に係わ
るイヤホンマイク20は、図1に示す通り、携帯電話機
10に接続されて使用されるものである。携帯電話機1
0は、イヤホンマイク用コネクタ12をその側面に有
し、その表面には通話キー14、通話終了キー16のほ
か、液晶ディスプレイおよび各種キーが備えられてい
る。
【0033】イヤホンマイク20は、その基本的構成し
て、イヤホン30と、マイク40と、携帯電話機10の
イヤホンマイク用コネクタ12に着脱されるジャック5
0と、このジャック50とイヤホン30とを接続する出
力線60と、ジャック50とマイク40とを接続する入
力線70とを有する。
【0034】本実施の形態では、ジャック50は四極端
子を有し、図2に示すとおり、イヤホン出力端子52、
マイク入力端子54、グランド端子56および発着信端
子58を有する。
【0035】本実施の形態に係わるイヤホンマイク20
はさらに、出力線60及び入力線70の途中に設けられ
た付属ユニット100を有する。この付属ユニット10
0は大別して、図2に示すように、音声信号出力源とし
てのラジオ部102と、切換スイッチ110と、スイッ
チ制御部120と、電源部130とを有する。ラジオ部
102は、アンテナ入力端子104およびラジオ出力端
子106を有する。なお、ラジオ部102には、図1に
示すように少なくとも選曲用操作部102aが設けられ
る。付属ユニット100の小型化を図るためには、操作
部の数は少ないことが好ましく、例えば音量ボリューム
などは設けずに出力を固定としてもよい。本実施の形態
では、付属ユニット100に設けられる操作部として
は、選曲操作部102aの他、発着信スイッチ82、マ
ニュアル切換スイッチ120a、メイン電源スイッチ1
36が設けられており、それらについては後述する。
【0036】次に、出力線60および入力線70の構成
を参照しながら、ラジオ部102、切換スイッチ110
および電源部130の詳細について、図2を参照して説
明する。
【0037】出力線60は、ジャック50のイヤホン出
力端子52と接続された第1の出力線62と、イヤホン
30のプラス端子に接続された第2の出力線64とを有
する。
【0038】この出力線60はさらに、イヤホン30の
グランド端子に接続された第1のグランド線66を有す
る。本実施の形態では、この第1のグランド線66を、
ラジオ部102のアンテナ線として兼用している。この
ために、第1のグランド線66は、ラジオ部102のア
ンテナ入力端子104と接続されている。ラジオ部10
2がアンテナを有する場合には、この第1のグランド線
66は、ジャック50のグランド端子56に接続され
る。
【0039】一方入力線70は、ジャック50のマイク
入力端子54と、マイク40のプラス端子とを接続する
ものである。このマイク40のグランド端子には第2の
グランド線72の一端が接続され、その他端がジャック
50のグランド端子56に接続されている。
【0040】イヤホン30と接続された第1のグランド
線66と、マイク40に接続された第2のグランド線7
2とは、インダクタンス74を介して接続されている。
これにより、第1のグランド線66を介してラジオ部1
02に入力されるアンテナ信号のうち、高周波帯域のノ
イズ成分が、インダクタンス74及び第2のグランド線
72を介してグランドに流れて除去される。これによ
り、ラジオ部102にてノイズの少ない再生を行うこと
ができる。
【0041】切換スイッチ110は、第2の出力線64
に接続された出力端子112と、ラジオ部102のラジ
オ出力端子106に接続された第1の入力端子114
と、第1の出力線62に接続された第2の入力端子11
6とを有する。さらに切換スイッチ110は、出力端子
112を、第1および第2の入力端子114、116の
いずれか一方に択一的に接続させる可動接点118を有
する。
【0042】切換スイッチ110の可動接点118を制
御するために、スイッチ制御部120が設けられてい
る。このスイッチ制御部120は、第1の出力線62を
伝送される着信信号を検出し、この着信信号が検出され
た際には可動接点118を第2の入力端子116と接続
するように切り換えるものである。また、このスイッチ
制御部120には、付属ユニット100に設けられたマ
ニュアル切換スイッチ120aが接続されている。従っ
て、スイッチ制御部120はマニュアル切換スイッチ1
20aが操作された際にも、可動接点118の切換制御
を実施する。
【0043】本実施の形態においては、ジャック50に
は4極目の端子として発着信端子58が設けられてい
る。この発着信端子58は、発着信スイッチ82を介し
て第2のグランド線72と短絡されるための短絡線80
と接続されている。着信時に発着信スイッチ82を操作
すると、発着信端子58がグランド電位とされ、これに
より着信動作を行うことが可能となる。一方、この発着
信スイッチ82を未着信時に操作すると、携帯電話機1
0内部のメモリ内に予め記憶された特定の電話番号が自
動発信される。
【0044】本実施の形態の電源部130は、この発着
信端子58からの電圧を利用して、ジャック50が携帯
電話機10に装着された際に、自動的にラジオ部102
に電源供給を行えるようにしている。この電源部130
は、電池132と、この電池132からの電源をラジオ
部102およびスイッチ制御部120に供給するための
電源供給線134とを有する。この電源供給線134途
中には、手動にて操作されるメイン電源スイッチ136
と、発着信端子58の電圧に基づいて自動的に切り換え
られるサブ電源スイッチ138とが設けられている。こ
のサブ電源スイッチ138を自動切換するために比較器
140が設けられている。この比較器140の一方の端
子には被検出信号線142が接続され、この被検出信号
線142は短絡線80を介して発着信端子58に接続さ
れている。比較器140の他方の端子には基準信号線1
44が接続されている。
【0045】ここで、発着信端子58からは、ジャック
50が携帯電話機10のイヤホンマイク用コネクタ12
に装着された時に3ボルト程度の電圧が出力される。比
較器140は、発着信端子58の電圧と基準電圧と比較
するものである。そして比較器140は、ジャック50
がイヤホンマイク用コネクタ12に装着されたことを電
圧比較により検出すると、サブ電源スイッチ138をオ
ンさせることになる。
【0046】次に、本実施の形態に係る携帯電話機用イ
ヤホンマイクの動作について説明する。
【0047】メイン電源スイッチ136がオン状態であ
れば、ジャック50がイヤホンマイク用コネクタ12に
差し込まれることで、上述した通り自動的にラジオ部1
02及びスイッチ制御部120に電源供給することが可
能となる。
【0048】ラジオ部102に及びスイッチ制御部12
0に電源供給がなされると、切換スイッチ110の可動
接点118が第1の入力端子114と接続状態にあれ
ば、そのラジオ出力をイヤホン30を介して聴取するこ
とができる。
【0049】電源ON時に切換スイッチ110の可動接
点118が第2の入力端子116と接続されていれば、
以下のようにして切換スイッチ110を自動切り換えす
る。
【0050】すなわち、スイッチ制御部120は、それ
に電源が供給されている時にあっては、ジャック50の
イヤホン出力端子52と第2の入力端子116とを結ぶ
第1の出力線62の電位を常時監視している。この第1
の出力線62の電位は、着信時及び通話時と、それ以外
の無信号時とで相違する。従って、所定期間無信号であ
れば着信も通話もない状態と判別できる。そこでスイッ
チ制御部120は、所定期間無信号を検出した時には、
切換スイッチ110の可動接点118を、第2の入力端
子116側より第1の入力端子114側に切り換え制御
する。従って、電源0N直後に着信が無い限り、スイッ
チ制御部120によって切換スイッチ110を自動切換
制御することにより、ラジオ部102からのラジオ出力
をイヤホン30を介して聴取できる。
【0051】次に、ラジオ聴取中に着信があった場合に
ついて説明する。この場合には、携帯電話機10よりジ
ャック50のイヤホン出力端子52を介して、第1の出
力線62に着信信号が出力される。このため、この第1
の出力線62の電位を監視しているスイッチ制御部12
0は、その電位変化の検出に基づいて、切換スイッチ1
10の可動接点118を、第1の入力端子114側より
第2の入力端子116側に切り換え制御する。従って、
イヤホン30にはラジオ出力でなく着信時の鳴動音が出
力されるため、使用者は確実に着信があったことを知る
ことができる。その後使用者が例えば付属ユニット10
0に設けられた発着信スイッチ82、または携帯電話機
10の通話キー14を操作することで、通話が可能とな
る。
【0052】通話終了時には携帯電話機10の通話終了
キー16を操作する。そうすると、第1の出力線62は
無信号となるため、スイッチ制御部120の制御によっ
て切換スイッチ110が自動切り換えされ、再度イヤホ
ン30を介してラジオ聴取が可能となる。
【0053】このように、第1の実施の形態によれば、
利用者が既に所有する携帯電話機10を利用して、着信
待ち中にラジオの聴取が可能となる。
【0054】<第2の実施の形態>図3は、図1の付属
ユニットの構成を変更した実施の形態を示し、図3の付
属ユニット200には、ラジオ、テープレコーダ、CD
プレーヤ、MDプレーヤなどの音声出力源300との接
続が可能である。この付属ユニット200の詳細を示す
図4の通り、付属ユニット200内には図2のようなラ
ジオ部102が内蔵されて無く、代わりに、第1の入力
端子114には外部機器接続用コネクタ202に接続さ
れている。なお、イヤホン30に接続された第1のグラ
ンド線66は、第2のグランド線72を介してジャック
50のグランド端子56に接続されている。
【0055】なお、この第2の実施の形態ではラジオ部
102が付属ユニット200内に設けられていないの
で、ジャック50が携帯電話機10のコネクタ12に差
し込まれたことを検出して自動給電するための部品は必
ずしも必要とはならない。また、図4ではスイッチ制御
部120への給電のために電池を用いているが、これに
代えて発着信端子58からの3V程度の電圧を利用する
こともできる。あるいは、スイッチ制御部120を除去
し、切換スイッチ110をマニュアルスイッチ120A
のみによって操作可能とすれば、付属ユニット200内
の部品への給電は不要となる。
【0056】この第2の実施の形態によれば、付属ユニ
ット200の外部機器接続用コネクタ202に、使用者
が所有する各種の音声出力源300を接続でき、汎用性
を高めながらも、第1の実施の形態と同じ動作を実現で
きる。
【0057】<第3の実施の形態>図5は、図2の切換
スイッチ110を変更した本発明の第3の実施の形態を
示している。図5に示す出力線60は、図2のように第
2の入力端子116を介して第1,第2の出力線62,
64に分断されていない。また、図5に示す切換スイッ
チ400は、その可動接点118が、第1の入力端子1
12とオープン端子402間で可動する。
【0058】なお、スイッチ制御部120が出力線60
の電位を検出する位置に、ラジオ部102からの信号が
流れないように、出力線60途中にダイオード60aを
設けている。
【0059】この第3の実施の形態では、ラジオを聴取
する場合には、切換スイッチ400の可動接点118が
第1の入力端子112に接続される。このとき、着信時
及び通話時以外は携帯電話機10からは無信号であるた
め、ラジオ部102からの出力のみを聴取できる。
【0060】ラジオ聴取中に着信があった場合には、携
帯電話機10よりジャック50のイヤホン出力端子52
を介して、出力線60に着信信号が出力される。このた
め、出力線60にはラジオ出力に加えて着信信号も流
れ、使用者はその両方を聴取できる。ただし、ラジオ音
が大きい使用者が着信に気がつかない虞がある。そのよ
うな場合でも、この出力線62の電位を監視しているス
イッチ制御部120は、着信信号に基づく電位変化の検
出に基づいて、切換スイッチ110の可動接点118
を、第1の入力端子114側よりオープン端子402側
に切り換え制御する。従って、イヤホン30にはラジオ
出力でなく着信時の鳴動音が出力されるため、使用者は
確実に着信があったことを知ることができる。
【0061】なお、この第3の実施の形態によれば、ス
イッチ制御部120は必ずしも必要とはならない。なぜ
なら、上述の通りラジオ聴取時でも着信時の鳴動音を聴
取できるからである。
【0062】なお、この第3の実施の形態にて説明した
技術は、第2の実施の形態にも同様に適用することがで
きる。
【0063】本発明は、上述した第1〜第3の実施の形
態に限定されるものに限らず、本発明の要旨の範囲内で
種々の変形実施が可能である。例えば、ジャック50は
必ずしも4極端子を有するものに限らず、発着信端子5
8を有しない3極端子構造のものでも良い。この場合に
は、図1の短絡線80、発着信スイッチ82、サブ電源
スイッチ138及び比較器140は不要となる。さら
に、携帯電話機10がイヤホン端子を有する場合には、
本発明をそのイヤホン端子に接続される携帯電話機用イ
ヤホンに適用することもできる。この場合、ジャック5
0は2極端子となり、マイク40、入力線70及び第2
のグランド線72は不要である。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機及
びそれに使用されるイヤホンマイクの概略説明図であ
る。
【図2】図1に示すイヤホンマイクの詳細を示す概略説
明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機及
びそれに使用されるイヤホンマイクの概略説明図であ
る。
【図4】図3に示すイヤホンマイクの詳細を示す概略説
明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を説明するための概
略説明図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 12 イヤホンマイク用コネクタ 20 イヤホンマイク 30 イヤホン 40 マイク 50 ジャック(接続端子部) 60 出力線 62 第1の出力線 64 第2の出力線 66 第1のグランド線 70 入力線 72 第2のグランド線 74 インダクタンス 80 短絡線 82 発着信スイッチ 100 付属ユニット 102 ラジオ部(音声出力信号源) 104 アンテナ入力端子 106 ラジオ出力端子 110 切換スイッチ 112 出力端子 114 第1の入力端子 116 第2の入力端子 118 可動接点 120 スイッチ制御部 130 電源部 132 電池 134 電源供給線 136 メイン電源スイッチ 138 サブ電源スイッチ 140 比較器 200 付属ユニット 202 外部機器接続用コネクタ 300 音声信号出力源 400 切換スイッチ 402 オープン端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声が出力されるイヤホンと、 携帯電話機に接続される接続端子部と、 一端が前記イヤホンに接続され他端が前記接続端子部に
    接続された出力線と、 前記出力線の途中に設けられた切換スイッチと、 を有し、前記切換スイッチは、前記携帯電話機からの出
    力以外の他の音声信号出力源と接続可能な第1の入力端
    子を少なくとも有し、前記出力線と前記第1の入力端子
    との接続/非接続を切り換えることを特徴とする携帯電
    話機用イヤホン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記出力線の途中に設けられた付属ユニットを有し、 前記付属ユニットには、前記切換スイッチと該切換スイ
    ッチの前記第1の入力端子に固定接続された前記音声信
    号出力源とが配置されることを特徴とする携帯電話機用
    イヤホン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記出力線は、前記接続端子部に接続される第1の出力
    線と、前記イヤホンに接続された第2の出力線とを有
    し、 前記切換スイッチは、前記第1の出力線に接続される第
    2の入力端子と、前記第2の出力線に接続された出力端
    子とを有し、前記出力端子を、前記第1及び第2の接続
    端子の一方に択一的に接続することを特徴とする携帯電
    話機用イヤホン。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記接続端子部と前記切換スイッチとの間の前記出力線
    より着信信号を検出し、前記切換スイッチを制御して、
    前記出力線と前記第1の入力端子との接続を切断するス
    イッチ制御手段をさらに有することを特徴とする携帯電
    話機用イヤホン。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記スイッチ制御手段は、前記接続端子部と前記切換ス
    イッチとの間の前記出力線より無信号を所定期間検出し
    たとき、前記切換スイッチを制御して、前記出力線と前
    記第1の入力端子とを接続させることを特徴とする携帯
    電話機用イヤホン。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記音声信号出力源はラジオであり、前記イヤホンのグ
    ランド端子と前記ラジオのアンテナ入力端子とを接続す
    るアンナテ兼用の第1のグランド線を有することを特徴
    とする携帯電話機用イヤホン。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯
    電話機用イヤホンと、 音声が入力されるマイクと、 一端が前記マイクに接続され他端が前記接続端子部に接
    続された入力線と、 を有することを特徴とする携帯電話機用イヤホンマイ
    ク。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記接続端子部は、マイク入力端子と、イヤホン出力端
    子と、グランド端子と、発着信端子とを有し、 前記マイクのグランド端子と前記接続端子部の前記グラ
    ンド端子とを接続するグランド線と、 前記グランド線と前記発着信端子とを、発着信スイッチ
    を介して短絡させる短絡用配線と、 をさらに有することを特徴とする携帯電話機用イヤホン
    マイク。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の携帯電話機用イヤホン
    と、 音声が入力されるマイクと、 一端が前記マイクに接続され他端が前記接続端部子に接
    続された入力線と、 を有することを特徴とする携帯電話機用イヤホンマイ
    ク。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記マイクのグランド端子と前記接続端子部のグランド
    端子とを接続する第2のグランド線を有し、 前記第1,第2のグランド線同士を、インダクタンスを
    介して接続したことを特徴とする携帯電話機用イヤホン
    マイク。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記接続端子部は、マイク入力端子と、イヤホン出力端
    子と、グランド端子と、発着信端子とを有し、 前記第2のグランド線と前記発着信端子とを、発着信ス
    イッチを介して接続する短絡用配線と、 をさらに有することを特徴とする携帯電話機用イヤホン
    マイク。
  12. 【請求項12】 請求項8または11において、 前記音声信号出力源のための電源と、 前記電源と前記音声信号出力源とを接続する電源供給線
    と、 前記電源供給線途中に設けられた電源スイッチと、 前記発着信端子から入力される電位と基準電位とを比較
    して前記接続端子部が前記携帯電話機に接続されたこと
    を検出する比較器と、 を有し、前記電源スイッチは前記比較器にて前記接続端
    子部が前記携帯電話機に接続されたことを検出した際に
    オンされることを特徴とする携帯電話機用イヤホンマイ
    ク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009531961A (ja) * 2006-03-28 2009-09-03 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 多機能制御部を有する無線周辺装置
US7620428B2 (en) 2004-03-02 2009-11-17 Nec Corporation Portable terminal device

Cited By (3)

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US8000752B2 (en) 2004-03-02 2011-08-16 Nec Corporation Portable terminal device
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