JPH11251485A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11251485A
JPH11251485A JP10055353A JP5535398A JPH11251485A JP H11251485 A JPH11251485 A JP H11251485A JP 10055353 A JP10055353 A JP 10055353A JP 5535398 A JP5535398 A JP 5535398A JP H11251485 A JPH11251485 A JP H11251485A
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plate
semiconductor device
wiring tape
wiring
semiconductor element
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JP10055353A
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Mitsuru Adachi
充 足立
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い実装を行うことのできる半導体
装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 本半導体装置は、下面にアレイ状に配置
された外部端子14を有し、上面に半導体素子12を装
着させ、半導体素子の電極と外部端子とを電気的に接続
した配線を備える配線テープ16と、半導体素子を挟ん
で配線テープ上に接着(18)され、補強及び放熱機能
の少なくとも一方を有し、配線テープとは熱膨張係数の
異なる板状体32との積層構造を有する半導体装置であ
る。本半導体装置では、積層構造の熱変形による湾曲方
向とは異なる方向の湾曲変形を引き起こすような変形加
工が板状体に予め施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TBGA型(Tape
Ball Grid Array:テープボールグリッドアレイ)半導
体装置に関し、更に詳細には、実装基板に実装するに際
して、信頼性の高い電気的接続を行うことのできるTB
GA型半導体装置、及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を実装する手段として、従来
から、樹脂封止されたデュアルインラインパッケージ
(DIP)や、表面実装型のクアッドフラットパッケー
ジ(QFP)等が使われている。しかしながら、近年の
電子機器の多機能化/小型・薄型化に伴い、半導体装置
にも更に一層の多端子/小型・薄型化が要求されてお
り、従って、DIP、QFP等の半導体装置では、その
ような要求に応えられなくなって来ている。このような
状況の中、アレイ状に電極端子を配置したBGA型(ボ
ールグリッドアレイ)半導体装置や、LGA型(ランド
グリッドアレイ)半導体装置が登場し、更には、多端子
化の容易さから、半導体素子の電極端子と外部端子とを
接続する配線を電気絶縁性テープに形成した、いわゆる
配線テープを用いたTBGA型(Tape Ball Grid Arra
y:テープボールグリッドアレイ)半導体装置が開発さ
れている。
【0003】ここで、図7を参照して、従来のTBGA
型半導体装置の構成を説明する。図7は、TBGA型半
導体装置の構成を示す断面図である。従来のTBGA型
半導体装置10は、図7に示すように、上面に半導体素
子12を装着させ、下面にアレイ状に配置された外部端
子14を有し、半導体素子12の電極と外部端子14と
を電気的に接続した金属配線(図示せず)を備える配線
テープ16と、半導体素子12を挟んで配線テープ16
上に、接着剤層18を介して熱圧着され、補強及び放熱
機能を有し、配線テープ16とは熱膨張係数の異なる補
強板20との積層構造を有する。装着された半導体素子
12は、配線テープ16の下側から封止樹脂22で封止
されている。配線テープ16は、半導体素子12とほぼ
同じ大きさの開口を備え、その開口に半導体素子12を
配置させるようにしたポリイミド系の絶縁性材料からな
るテープであって、テープ上には外部端子14と接続す
る金属配線が配線されている。開口縁からテープの長手
方向に対向して突出した複数本の配線リード24と開口
部に配置された半導体素子12のボンディングパッドと
を電気的に接続することにより、半導体素子12は、配
線テープ16の配線リード24及び金属配線を介して外
部端子14と1対1の対応で電気的に接続され、半導体
素子12からの電気的信号は外部端子14で授受するこ
とができるようになっている。補強板20は、凹部26
を備えた金属板であって、そこに半導体素子12の上部
を収容している。
【0004】TBGA型半導体装置10を形成するに
は、先ず、半導体素子12を配線テープ16の開口に配
置し、配線リード24と半導体素子12のボンディング
パッドとを電気的に接続する。次いで、半導体素子12
の上部を補強板20の凹部26に収容するように、半導
体素子12を装着させた配線テープ16と補強板20と
を位置合わせして、補強板20に配線テープ16を、接
着剤層18を介して熱圧着する。最後に、半導体素子1
2のボンディングパッド側を封止樹脂22で配線テープ
16の下側から封止する。
【0005】ところで、TBGA型半導体装置10の補
強板20は、機械的外力及び化学的影響から半導体素子
12を保護する役割を持つと共に、半導体素子12で発
熱しが熱エネルギーを放出する放熱板の役割を有してい
るので、例えば銅合金等の熱伝導性の良い金属材料が用
いられる。一方、上述したように、配線テープ16に
は、ポリイミド系の絶縁性プラスチック材料を用いてい
る。従って、熱可塑性又は熱硬化性プラスチックからな
る接着剤18を用いて、プラスチック製の配線テープ1
6と金属補強板20とを圧着するには、100℃以上の
高温雰囲気で熱圧着することが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属補強板2
0とプラスチック製の配線テープ16とでは、熱膨張係
数が大きく異なっているために、100℃以上の高温雰
囲気で圧着すると、半導体装置10が変形して、図8に
示すように、配線テープ16と補強板20との積層構造
の厚さ方向(図8ではYで表示)に凸状に反って熱変形
するという問題があった。このように熱変形して反った
半導体装置10を実装基板(マザーボード)28に実装
すると、外部端子14は、その高低が部分的に或いは局
所的に相互に異なり、その結果、図8に示すように、外
部端子14と実装基板28のハンダランドとの間で完全
な電気的接続を行うことが難しなり、電気的接続の信頼
性が低く、所望の半導体装置特性が得られないという問
題があった。
【0007】上述した問題点を鑑み、本発明の目的は、
信頼性の高い実装を行うことのできる半導体装置及びそ
の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来のTB
GA型半導体装置の問題点を研究し、実験を重ねた結
果、積層構造に熱変形を引き起こさないためには、積層
構造の熱変形による湾曲方向とは異なる方向の湾曲変形
を引き起こすような変形加工を板状体に予め施した上で
熱圧着することが、極めて有効な方策であることを見い
出し、本発明を完成するに到った。
【0009】上記目的を達成するために、得た知見に基
づき、本発明に係る半導体装置は、上面に半導体素子を
装着させ、下面にアレイ状に配置された外部端子を有
し、半導体素子の電極と外部端子とを電気的に接続した
配線を備える配線テープと、半導体素子を挟んで配線テ
ープ上に接着され、補強及び放熱機能の少なくとも一方
を有し、配線テープとは熱膨張係数の異なる板状体との
積層構造を有する半導体装置において、積層構造の熱変
形による湾曲方向とは異なる方向の湾曲変形を引き起こ
すような変形加工が板状体に予め施されていることを特
徴としている。
【0010】本発明で配線テープは、熱圧着できる電気
絶縁性のテープである限り、その材質は問わない。ま
た、板状体は、補強及び放熱機能の少なくとも一方を有
する限り、その材質に制約はないが、好適には銅合金
板、アルミニウム合金板等の熱伝導性の良好な金属板で
ある。積層構造の熱変形による湾曲方向とは異なる方向
の湾曲変形とは、熱変形による湾曲面の曲率中心とは、
逆の方向に曲率中心を有するような湾曲面を有する湾曲
変形を言う。変形加工は、種々あるものの、例えば、変
形加工の例として、最も簡単な方法は機械的に板状体を
湾曲変形させるプレス加工である。また、板状体の少な
くとも一方の平面に粗面化処理を施してもよい。粗面化
処理とは、板状体の一方の面に機械的歪みを持たせるこ
とにより板状体内部に残留歪を発生させることができる
限り、その方法に制約はなく、例えばブラスト処理によ
り粗面化処理を施し、変形し易くした上で機械的な変形
を予め与えても良く、また切り溝を板状体の厚さ方向に
設け、変形し易くした上で機械的な変形を予め与えても
良い。また、板状体と異なる熱膨張係数を有する物質層
を板状体の一方の平面に設け、熱圧着時の板状体の熱変
形を矯正するようにしても良い。好適には、異なる熱膨
張係数を有する物質層は、耐熱性の点から、ポリイミド
系樹脂である。
【0011】本発明に係る半導体装置を製造する方法
は、下面にアレイ状に配置された外部端子を有し、上面
に半導体素子を装着させ、半導体素子の電極と外部端子
とを電気的に接続した配線を備える配線テープと、半導
体素子を挟んで配線テープ上に接着され、補強及び放熱
機能の少なくとも一方を有し、配線テープと熱膨張係数
の異なる板状体との積層構造を有する半導体装置の製造
方法であって、半導体素子を配線テープ上に配置し、配
線テープの配線リードと半導体素子の電極とを電気的に
接続して、半導体素子を配線テープ上に装置する工程
と、半導体素子を挟むようにして、半導体素子を装着し
た配線テープと板状体とを重ね、接着剤を介して配線テ
ープと板状体とを熱圧着する工程とを備え、熱圧着する
工程では、熱圧着により積層構造が熱変形して生じる湾
曲方向とは異なる方向の湾曲変形を予め板状体に与えた
後に、又は熱圧着により積層構造が熱変形して生じる湾
曲方向とは異なる方向の湾曲変形を板状体に与えつつ、
配線テープとの熱圧着を行うことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係るTBGA型半導体装置の
実施形態の一例であって、図1は本実施形態例のTBG
A型半導体装置の構成を示す断面図である。図1から図
6で、図7及び図8に示したものと同じものには同じ符
号を付している。本実施形態例のTBGA型半導体装置
30は、図1に示すように、上面に半導体素子12を装
着させ、下面にアレイ状に配置された外部端子14を有
し、半導体素子12の電極と外部端子14とを電気的に
接続した金属配線(図示せず)を備える配線テープ16
と、半導体素子12を挟んで配線テープ16上に、接着
剤層18を介して熱圧着され、補強及び放熱機能を有
し、配線テープとは熱膨張係数の異なる板状体32との
積層構造を有する。装着された半導体素子12は、配線
テープ16の下側から封止樹脂22で封止されている。
【0013】配線テープ16は、従来のTBGA型半導
体装置と同様に、半導体素子12とほぼ同じ大きさの開
口を備え、その開口に半導体素子12を配置させるよう
にした耐熱性かつ電気絶縁性のプラスチック、例えばポ
リイミド系樹脂からなるテープであって、テープ上には
外部端子14と接続する金属配線が配線されている。開
口縁からテープの長手方向に対向して突出した複数本の
配線リード24と開口部に配置された半導体素子12の
ボンディングパッドとを電気的に接続することにより、
半導体素子12は、配線テープ16の配線リード24及
び金属配線を介して外部端子14と1対1の対応で電気
的に接続され、半導体素子12からの電気的信号を外部
端子14で授受することができる。
【0014】補強板32は、図2(a)に示すように、
図8に示す積層構造の熱変形による矢印Y方向に凸の湾
曲方向とは異なる矢印Z方向に凸の湾曲変形を引き起こ
すような変形加工が予め施されている金属板であって、
ほぼ中央の下側に凹部26を備え、凹部26に半導体素
子12の上部を収容する。
【0015】本実施形態例の半導体装置30では、補強
板32を圧着する際に発生する積層構造の熱変形による
湾曲方向とは異なる方向の湾曲変形を引き起こすような
変形加工が、予め、補強板32に施されているので、半
導体装置30は、図1に示すように、外部端子14のア
レイは平面状に配置されており、外部端子14のアレイ
に高低差が生じていない。よって、実装基板に実装する
際、従来のように外部端子14と実装基板のハンダラン
ドとの間に隙間が生じないので、信頼性の高い電気的接
続を実現できる。
【0016】以下、図2及び図3を参照して、半導体装
置30の製造方法を説明する。図2(a)及び(b)
は、それぞれ、半導体装置30の製造工程での各工程毎
の半導体装置の様子を示す模式図である。図3は粗面化
処理を施した補強板を示す模式図である。先ず、従来と
同様にして、半導体素子12を配線テープ16上に配置
し、配線テープ16の配線リード24と半導体素子12
の電極とを電気的に接続して、半導体素子12を配線テ
ープ16上に装置する。
【0017】一方、図2(a)に示すように、熱圧着に
より積層構造が熱変形して生じる湾曲方向(図8で矢印
Y方向に凸)とは異なる方向(図2(a)では矢印Z方
向の凸)の湾曲変形を予め補強板32に与える。湾曲変
形を与えるには、図3に示すように補強板32の上面3
3にブラスト処理を施して機械的な歪みを持たせること
により補強板内部に残留歪を発生させて、機械加工し易
くし、次いで、プレスして熱変形とは逆方向(図2
(a)ではZ方向の凸)の反りを与える。続いて、図4
に示すように、与えた反りと同じ湾曲面を有する湾曲面
34を備え、湾曲面34に吸引ノズル36の開口を有す
る治具38により、変形した補強板32を吸引保持し
て、配線テープ16に熱圧着する。
【0018】以上の工程により、補強板32を配線テー
プ16に接着した際、熱圧着により積層構造に生じた熱
変形による湾曲方向とは異なる方向の湾曲変形を引き起
こすような変形加工(以下、前変形と言う)を予め施し
ているので、変形加工による前変形が熱圧着による熱変
形を矯正して、図2(b)に示すように、平板状であっ
て、外部端子14のアレイに高低差のない積層構造36
を形成することができる。粗面化処理では、ブラスト処
理に代えて、多数本の切り溝を補強板32の上面33に
設けても良い。
【0019】また、粗面化処理に代えて、図5に示すよ
うに、補強板32を積層構造40にすることもできる。
この例では、図5に示すように、補強板32の配線テー
プ16とは反対側の面33に補強板32と異なる線膨張
係数を有する物質層、例えばポリイミド系樹脂層42を
コーティング等の手法で形成し、予め熱処理により図2
(a)に示すZ方向の凸に湾曲させても良く、また補強
板32と配線テープ16との接着剤18による熱圧着時
に図2(a)に示すZ方向に凸の反り変形を生じさせ、
Y方向の凸の反り変形(図8参照)を矯正させるように
しても良い。物質層は、ポリイミド系樹脂層に限らず、
補強板32と異なる線膨張係数を有するものであれば良
く、例えば補強板32とは線膨張係数の異なる金属を蒸
着させてもよい。
【0020】更には、単に補強板32にプレス加工を施
して、図2(a)に示すように、矢印Z方向の凸に湾曲
させても良い。
【0021】また、本実施形態例では、図6に示すよう
に、補強板32に反り変形が与えらているので、接着剤
18による配線テープ16と補強板32との熱圧着時
に、接着剤層18に発生するボイドを矢印方向に押し出
しながら圧着できるので、熱圧着した状態で、接着剤層
18はもとより積層構造の各界面で完全な接着が実現
し、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
【0022】以上の説明では、補強板32の線膨張係数
が配線テープ16の線膨張係数より大きい組み合わせを
例に挙げて説明したが、逆の線膨張係数の組み合わせで
は、反りの方向が説明した方向とは逆の方向になるだけ
で、本実施形態例と同様に、本発明を適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、配線テープと板状体と
の熱圧着時に発生する反り変形とは相反する方向の反り
変形を補強板に予め与え、また熱圧着時に強制的に厚さ
方向の反り変形を補強板に与えることにより、半導体装
置に生じた熱変形が予め与えられた反り変形により矯正
ないし補償されるので、半導体装置の外部端子が平面状
に配列された実装し易い半導体装置を実現している。本
半導体装置は、実装基板(マザーボード)との実装に際
し、半導体装置の外部端子が完全に実装基板のハンダラ
ンドに接続できる。これにより、実装に際し、電気的な
接続不良の発生を防止することができる。また、板状体
に反り変形が与えらているので、接着剤による配線テー
プと板状体との熱圧着時に、接着剤層に発生するボイド
を押し出しながら圧着できるので、半導体装置の各界面
で完全な接着が得られ、信頼性の高い半導体装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のTBGA型半導体装置の構成を示
す断面図である。
【図2】図2(a)及び(b)は、それぞれ、半導体装
置30の製造工程での各工程毎の半導体装置の様子を示
す模式図である。
【図3】粗面化処理を施した補強板を示す模式図であ
る。
【図4】反り変形を与えた補強板を保持する治具の構成
を示す模式図である。
【図5】積層補強板の構成を示す断面図である。
【図6】接着剤層のボイドを押し出す様子を説明する図
である。
【図7】TBGA型半導体装置の構成を示す断面図であ
る。
【図8】従来のTBGA型半導体装置の熱変形の様子を
示す断面図である。
【符号の説明】
10……従来のTBGA型半導体装置、12……半導体
素子、14……外部端子、16……配線テープ、18…
…接着剤層、20……補強板、22……封止樹脂、24
……配線リード、26……凹部、28……実装基板、3
0……実施形態例のTBGA型半導体装置、32……補
強板、33……上面、34……湾曲面、36……吸引ノ
ズル、38……治具、40……積層構造、42……ポリ
イミド系樹脂層。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に半導体素子を装着させ、下面にア
    レイ状に配置された外部端子を有し、半導体素子の電極
    と外部端子とを電気的に接続した配線を備える配線テー
    プと、半導体素子を挟んで配線テープ上に接着され、補
    強及び放熱機能の少なくとも一方を有し、配線テープと
    は熱膨張係数の異なる板状体との積層構造を有する半導
    体装置において、 前記積層構造の熱変形による湾曲方向とは異なる方向の
    湾曲変形を引き起こすような変形加工が前記板状体に予
    め施されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記変形加工が、前記板状体を機械的に
    湾曲変形させるプレス加工であることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記変形加工が、前記板状体の少なくと
    も一方の面に施した粗面化処理であることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記変形加工が、前記板状体の少なくと
    も一方の面に粗面化処理を施し、次いで機械的プレス加
    工を施したものであることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記変形加工が、前記板状体と異なる熱
    膨張係数を有する物質層を前記板状体の一方の面に積層
    したことであることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記物質層が、ポリイミド系樹脂である
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 上面に半導体素子を装着させ、下面にア
    レイ状に配置された外部端子を有し、半導体素子の電極
    と外部端子とを電気的に接続した配線を備える配線テー
    プと、半導体素子を挟んで配線テープ上に接着され、補
    強及び放熱機能の少なくとも一方を有し、配線テープと
    熱膨張係数の異なる板状体との積層構造を有する半導体
    装置の製造方法であって、 前記半導体素子を前記配線テープ上に配置し、前記配線
    テープの配線リードと前記半導体素子の電極とを電気的
    に接続して、前記半導体素子を前記配線テープ上に装着
    する工程と、 前記半導体素子を挟むようにして、前記半導体素子を装
    着した前記配線テープと前記板状体とを重ね、接着剤を
    介して前記配線テープと前記板状体とを熱圧着する工程
    とを備え、 熱圧着する工程では、熱圧着により前記積層構造が熱変
    形して生じる湾曲方向とは異なる方向の湾曲変形を予め
    前記板状体に与えた後に、又は熱圧着により前記積層構
    造が熱変形して生じる湾曲方向とは異なる方向の湾曲変
    形を前記板状体に与えつつ、前記配線テープとの熱圧着
    を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004122155A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Dowa Mining Co Ltd 電子機器用放熱板の製造方法及び製造装置
CN100372084C (zh) * 2003-09-04 2008-02-27 美龙翔微电子科技(深圳)有限公司 热增强型球栅阵列集成电路封装基板制造方法及封装基板
JP2010109318A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Toppan Printing Co Ltd スティフナー付きプリント配線板および放熱板付き半導体パッケージの製造方法

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