JP2003060125A - 放熱型bgaパッケージ及びその製造方法 - Google Patents
放熱型bgaパッケージ及びその製造方法Info
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放熱板とプラスチック回路基板の接合面の水
分吸着を抑えて半導体チップの気密信頼性を損なうこと
なく、締め付け部材での接合強度を高める放熱型BGA
パッケージ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 中央部に切欠き空間12を有するプラス
チック回路基板11の片面に金属製の放熱板13が接合
された放熱型BGAパッケージ10において、プラスチ
ック回路基板11と放熱板13の間に接着樹脂層15を
有し、プラスチック回路基板11に穿設され、接着樹脂
部材が充填された1又は複数の貫通孔17に挿入され、
プラスチック回路基板11と放熱板13とを接合する締
め付け部材16を備えている。
分吸着を抑えて半導体チップの気密信頼性を損なうこと
なく、締め付け部材での接合強度を高める放熱型BGA
パッケージ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 中央部に切欠き空間12を有するプラス
チック回路基板11の片面に金属製の放熱板13が接合
された放熱型BGAパッケージ10において、プラスチ
ック回路基板11と放熱板13の間に接着樹脂層15を
有し、プラスチック回路基板11に穿設され、接着樹脂
部材が充填された1又は複数の貫通孔17に挿入され、
プラスチック回路基板11と放熱板13とを接合する締
め付け部材16を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱板をプラスチ
ック回路基板の片面に備え、中央にキャビティを有する
放熱型BGAパッケージ及びその製造方法に関する。
ック回路基板の片面に備え、中央にキャビティを有する
放熱型BGAパッケージ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体チップの高集積化に伴い、
半導体用パッケージに対する高密度化、高速化、多端子
化等の要求は益々高まっており、その対応のためにBG
A(ボールグリッドアレイ)タイプのパッケージが多く
求められている。このBGAパッケージは、下面に多数
の半田ボールからなる接続端子を配列した表面実装タイ
プのパッケージである。更に、このBGAパッケージ
は、最近の高性能化に伴なう半導体チップの発熱量増大
の問題に対処するためにプラスチック回路基板に放熱板
を接着したキャビティダウンの放熱型BGAパッケージ
が開発されている。
半導体用パッケージに対する高密度化、高速化、多端子
化等の要求は益々高まっており、その対応のためにBG
A(ボールグリッドアレイ)タイプのパッケージが多く
求められている。このBGAパッケージは、下面に多数
の半田ボールからなる接続端子を配列した表面実装タイ
プのパッケージである。更に、このBGAパッケージ
は、最近の高性能化に伴なう半導体チップの発熱量増大
の問題に対処するためにプラスチック回路基板に放熱板
を接着したキャビティダウンの放熱型BGAパッケージ
が開発されている。
【0003】図5に示すように、従来例の放熱型BGA
パッケージ50は、中央部に切欠き空間52をもったプ
ラスチック回路基板51に銅や銅合金等からなる放熱板
53をプリプレグや接着剤等の接合材54を介して加
熱、加圧して接着することで、キャビティ55を形成し
ている。また、図示しないが、プラスチック回路基板と
放熱板との間に、更にプラスチック回路基板と平面視し
て実質的に同等の寸法の銅板を設けてキャビティの深さ
を調整したものがある。そして、図6に示すように、放
熱型BGAパッケージ50は、キャビティ55に半導体
チップ56をダイボンドし、半導体チップ56とプラス
チック回路基板51間をボンディングワイヤ57でワイ
ヤボンドし、半導体チップ56を封止樹脂58で封止
し、プラスチック回路基板51の表面に半田ボール59
を取付けて、半導体デバイス60として使用される。
パッケージ50は、中央部に切欠き空間52をもったプ
ラスチック回路基板51に銅や銅合金等からなる放熱板
53をプリプレグや接着剤等の接合材54を介して加
熱、加圧して接着することで、キャビティ55を形成し
ている。また、図示しないが、プラスチック回路基板と
放熱板との間に、更にプラスチック回路基板と平面視し
て実質的に同等の寸法の銅板を設けてキャビティの深さ
を調整したものがある。そして、図6に示すように、放
熱型BGAパッケージ50は、キャビティ55に半導体
チップ56をダイボンドし、半導体チップ56とプラス
チック回路基板51間をボンディングワイヤ57でワイ
ヤボンドし、半導体チップ56を封止樹脂58で封止
し、プラスチック回路基板51の表面に半田ボール59
を取付けて、半導体デバイス60として使用される。
【0004】しかしながら、従来の放熱型BGAパッケ
ージは、半硬化状態のシート状からなるプリプレグ等の
接合材を、表面に凹凸を有するプラスチック回路基板に
当接させて接合するので、接合材の部分に閉じ込められ
る空隙や接合材の厚みばらつきにより、接着強度の低下
が生じるおそれがある。そこで、プラスチック回路基板
と放熱板との間を締め付け部材、例えば、かしめ部材、
リベット又はねじ(ナットを含む)等を用いて機械的に
接合して放熱型BGAパッケージを製造することが進め
られている。
ージは、半硬化状態のシート状からなるプリプレグ等の
接合材を、表面に凹凸を有するプラスチック回路基板に
当接させて接合するので、接合材の部分に閉じ込められ
る空隙や接合材の厚みばらつきにより、接着強度の低下
が生じるおそれがある。そこで、プラスチック回路基板
と放熱板との間を締め付け部材、例えば、かしめ部材、
リベット又はねじ(ナットを含む)等を用いて機械的に
接合して放熱型BGAパッケージを製造することが進め
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の放熱型BGAパッケージ及びその製造方
法には、未だ解決すべき次のような問題がある。 (1)プラスチック回路基板と放熱板とを締め付け部材
を用いて機械的に接合する形態では、接合強度は向上す
るものの、プラスチック回路基板と放熱板との接合面に
隙間が生じ、この隙間に水分が吸着する。キャビティ内
に実装された半導体チップはポッティング樹脂やモール
ド樹脂等の封止樹脂で上面から固められ、保護されると
しても、半導体チップを覆う封止樹脂の厚みは、プラス
チック回路基板と放熱板との接合面あたりで最も薄くな
るので、接合面からの水分の影響を受けやすくなり、過
酷な環境下に晒される場合の気密信頼性を低下させてい
る。 (2)キャビティ内に実装された半導体チップを気密封
止するための封止樹脂がプラスチック回路基板と放熱板
との接合面の隙間に流れ込み全体の樹脂厚みが薄くな
り、気密信頼性を低下させている。 (3)締め付け部材をプラスチック回路基板側で機械的
に締め付ける時、プラスチック回路基板自体の強度が低
いので、強く締め付けるとプラスチック回路基板にクラ
ック、割れ、かけ等の欠陥が発生することがある。ま
た、締め付け部材の止め代を少なくして締め付けを弱く
すると、プラスチック回路基板と放熱板の密着性を低下
させる。 (4)プラスチック回路基板の配線パターンの設計にお
いて、締め付け部材のための面積が十分に確保できない
場合があり、プラスチック回路基板と締め付け部材との
間に少ない締め付け部材で効果的な接合強度を得ること
が求められている。 (5)プラスチック回路基板と放熱板とを締め付け部材
を用いて機械的に接合する形態では、プラスチック回路
基板の表面の凹凸によって接合時にプラスチック回路基
板に反りを発生させるので、半田ボールのコプラナリテ
ィを悪化させる。
たような従来の放熱型BGAパッケージ及びその製造方
法には、未だ解決すべき次のような問題がある。 (1)プラスチック回路基板と放熱板とを締め付け部材
を用いて機械的に接合する形態では、接合強度は向上す
るものの、プラスチック回路基板と放熱板との接合面に
隙間が生じ、この隙間に水分が吸着する。キャビティ内
に実装された半導体チップはポッティング樹脂やモール
ド樹脂等の封止樹脂で上面から固められ、保護されると
しても、半導体チップを覆う封止樹脂の厚みは、プラス
チック回路基板と放熱板との接合面あたりで最も薄くな
るので、接合面からの水分の影響を受けやすくなり、過
酷な環境下に晒される場合の気密信頼性を低下させてい
る。 (2)キャビティ内に実装された半導体チップを気密封
止するための封止樹脂がプラスチック回路基板と放熱板
との接合面の隙間に流れ込み全体の樹脂厚みが薄くな
り、気密信頼性を低下させている。 (3)締め付け部材をプラスチック回路基板側で機械的
に締め付ける時、プラスチック回路基板自体の強度が低
いので、強く締め付けるとプラスチック回路基板にクラ
ック、割れ、かけ等の欠陥が発生することがある。ま
た、締め付け部材の止め代を少なくして締め付けを弱く
すると、プラスチック回路基板と放熱板の密着性を低下
させる。 (4)プラスチック回路基板の配線パターンの設計にお
いて、締め付け部材のための面積が十分に確保できない
場合があり、プラスチック回路基板と締め付け部材との
間に少ない締め付け部材で効果的な接合強度を得ること
が求められている。 (5)プラスチック回路基板と放熱板とを締め付け部材
を用いて機械的に接合する形態では、プラスチック回路
基板の表面の凹凸によって接合時にプラスチック回路基
板に反りを発生させるので、半田ボールのコプラナリテ
ィを悪化させる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、放熱板とプラスチック回路基板の接合
面の水分吸着を抑えて半導体チップの気密信頼性を損な
うことなく、締め付け部材での接合強度を高める放熱型
BGAパッケージ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
たものであって、放熱板とプラスチック回路基板の接合
面の水分吸着を抑えて半導体チップの気密信頼性を損な
うことなく、締め付け部材での接合強度を高める放熱型
BGAパッケージ及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る放熱型BGAパッケージは、中央部に切欠き空間を
有するプラスチック回路基板の片面に金属製の放熱板が
接合された放熱型BGAパッケージにおいて、プラスチ
ック回路基板と放熱板の間に接着樹脂層を有し、プラス
チック回路基板に穿設され、接着樹脂部材が充填された
1又は複数の貫通孔に挿入され、プラスチック回路基板
と放熱板とを接合する締め付け部材を備えている
係る放熱型BGAパッケージは、中央部に切欠き空間を
有するプラスチック回路基板の片面に金属製の放熱板が
接合された放熱型BGAパッケージにおいて、プラスチ
ック回路基板と放熱板の間に接着樹脂層を有し、プラス
チック回路基板に穿設され、接着樹脂部材が充填された
1又は複数の貫通孔に挿入され、プラスチック回路基板
と放熱板とを接合する締め付け部材を備えている
【0008】これにより、プラスチック回路基板と放熱
板は機械的に接合されて接合強度が向上し、接着樹脂層
によってプラスチック回路基板と放熱板の接合面に水分
の吸着が発生しないので、半導体チップの気密信頼性を
高めることができる。また、半導体チップを気密封止す
るための封止樹脂のプラスチック回路基板と放熱板との
接合面への流れ込みを防止することができ、半導体チッ
プの気密信頼性の低下を防止することができる。また、
締め付け部材はプラスチック回路基板の貫通孔で接着樹
脂壁で接合しているので、プラスチック回路基板と放熱
板の接合強度を向上させることができる。更に、接着樹
脂層によってプラスチック回路基板の接合時の反りが抑
えられるので、半田ボールのコプラナリティを正常に保
つことができる。
板は機械的に接合されて接合強度が向上し、接着樹脂層
によってプラスチック回路基板と放熱板の接合面に水分
の吸着が発生しないので、半導体チップの気密信頼性を
高めることができる。また、半導体チップを気密封止す
るための封止樹脂のプラスチック回路基板と放熱板との
接合面への流れ込みを防止することができ、半導体チッ
プの気密信頼性の低下を防止することができる。また、
締め付け部材はプラスチック回路基板の貫通孔で接着樹
脂壁で接合しているので、プラスチック回路基板と放熱
板の接合強度を向上させることができる。更に、接着樹
脂層によってプラスチック回路基板の接合時の反りが抑
えられるので、半田ボールのコプラナリティを正常に保
つことができる。
【0009】前記目的に沿う本発明に係る放熱型BGA
パッケージの製造方法は、中央部に切欠き空間を有する
プラスチック回路基板の片面に金属製の放熱板を接合す
る放熱型BGAパッケージの製造方法において、プラス
チック回路基板と放熱板のそれぞれに、プラスチック回
路基板と放熱板を接合させた時に連通する1又は複数の
貫通孔を穿設する工程と、プラスチック回路基板の放熱
板と対向する表面に接着樹脂部材を塗布して接着樹脂層
を形成すると共に、プラスチック回路基板に設けた貫通
孔中に接着樹脂部材を注入し接着樹脂壁を形成する工程
と、接着樹脂層及び接着樹脂壁を加熱して半硬化状態に
形成する工程と、プラスチック回路基板と放熱板を接着
樹脂層を介して重ね合わせ、締め付け部材を貫通孔に挿
入してプラスチック回路基板と放熱板を締め付けて接合
すると共に、締め付け部材を接着樹脂壁を介してプラス
チック回路基板に仮接合する工程と、接着樹脂層及び接
着樹脂壁を加熱して硬化する工程とを有する。
パッケージの製造方法は、中央部に切欠き空間を有する
プラスチック回路基板の片面に金属製の放熱板を接合す
る放熱型BGAパッケージの製造方法において、プラス
チック回路基板と放熱板のそれぞれに、プラスチック回
路基板と放熱板を接合させた時に連通する1又は複数の
貫通孔を穿設する工程と、プラスチック回路基板の放熱
板と対向する表面に接着樹脂部材を塗布して接着樹脂層
を形成すると共に、プラスチック回路基板に設けた貫通
孔中に接着樹脂部材を注入し接着樹脂壁を形成する工程
と、接着樹脂層及び接着樹脂壁を加熱して半硬化状態に
形成する工程と、プラスチック回路基板と放熱板を接着
樹脂層を介して重ね合わせ、締め付け部材を貫通孔に挿
入してプラスチック回路基板と放熱板を締め付けて接合
すると共に、締め付け部材を接着樹脂壁を介してプラス
チック回路基板に仮接合する工程と、接着樹脂層及び接
着樹脂壁を加熱して硬化する工程とを有する。
【0010】これにより、接着樹脂層でプラスチック回
路基板と放熱板の間の水分の吸着を防止し、また、半導
体チップを気密封止するための封止樹脂のプラスチック
回路基板と放熱板との接合面への流れ込みを防止するこ
とができるので、半導体チップの気密信頼性の低下を防
止した放熱型BGAパッケージが得られる。更に、締め
付け部材はプラスチック回路基板の貫通孔中で接着樹脂
壁で接合できるので、プラスチック回路基板と放熱板の
接合強度を向上させることができる。
路基板と放熱板の間の水分の吸着を防止し、また、半導
体チップを気密封止するための封止樹脂のプラスチック
回路基板と放熱板との接合面への流れ込みを防止するこ
とができるので、半導体チップの気密信頼性の低下を防
止した放熱型BGAパッケージが得られる。更に、締め
付け部材はプラスチック回路基板の貫通孔中で接着樹脂
壁で接合できるので、プラスチック回路基板と放熱板の
接合強度を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)はそれ
ぞれ本発明の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケー
ジの正断面図、平面図、図2(A)、(B)はそれぞれ
同放熱型BGAパッケージの変形例に係る締め付け部材
の説明図、図3(A)〜(C)は同放熱型BGAパッケ
ージの製造方法の説明図、図4は同放熱型BGAパッケ
ージへの半導体チップの実装形態の説明図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)はそれ
ぞれ本発明の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケー
ジの正断面図、平面図、図2(A)、(B)はそれぞれ
同放熱型BGAパッケージの変形例に係る締め付け部材
の説明図、図3(A)〜(C)は同放熱型BGAパッケ
ージの製造方法の説明図、図4は同放熱型BGAパッケ
ージへの半導体チップの実装形態の説明図である。
【0012】図1(A)、(B)に示すように、本発明
の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケージ10は、
中央部に切欠き空間12を有するプラスチック回路基板
11の片面に金属製の放熱板13が接合され、切欠き空
間12と放熱板13の露出面によってキャビティ14が
形成されている。プラスチック回路基板11と放熱板1
3は、その間に接着樹脂層15を介して締め付け部材の
一例であるリベット16で接合されている。プラスチッ
ク回路基板11には、1又は複数個(本実施の形態では
4個)の第1の貫通孔17が形成されている。放熱板1
3にもプラスチック回路基板11の第1の貫通孔17の
穿孔位置と対応して、1又は複数個(本実施の形態では
4個)の第2の貫通孔18が形成されている。リベット
16は、第1の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通し
て挿入されており、接着樹脂壁19を介して、第1の貫
通孔17に接合している。更に、プラスチック回路基板
11と放熱板13は、リベット16の上下端部をプレス
してリベット締めして接合されている。
の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケージ10は、
中央部に切欠き空間12を有するプラスチック回路基板
11の片面に金属製の放熱板13が接合され、切欠き空
間12と放熱板13の露出面によってキャビティ14が
形成されている。プラスチック回路基板11と放熱板1
3は、その間に接着樹脂層15を介して締め付け部材の
一例であるリベット16で接合されている。プラスチッ
ク回路基板11には、1又は複数個(本実施の形態では
4個)の第1の貫通孔17が形成されている。放熱板1
3にもプラスチック回路基板11の第1の貫通孔17の
穿孔位置と対応して、1又は複数個(本実施の形態では
4個)の第2の貫通孔18が形成されている。リベット
16は、第1の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通し
て挿入されており、接着樹脂壁19を介して、第1の貫
通孔17に接合している。更に、プラスチック回路基板
11と放熱板13は、リベット16の上下端部をプレス
してリベット締めして接合されている。
【0013】締め付け部材としてリベット16以外に、
例えば図2(A)に示すように、プラスチック回路基板
11と放熱板13を接着樹脂層15を介して鍔付きリベ
ット20で接合してもよい。この場合は、鍔付きリベッ
ト20を第1の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通し
て挿入し、接着樹脂壁19を介して第1の貫通孔17に
接着し、鍔付きリベット20の片側端部のみをプレスし
て締め付けて接合している。また、図2(B)に示すよ
うに、締め付け部材として、プラスチック回路基板11
と放熱板13を接着樹脂層15を介してねじ21とナッ
ト22で接合してもよい。この場合は、ねじ21を第1
の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通して挿入し、接
着樹脂壁19を介して第1の貫通孔17に接着し、ねじ
21とナット22で締め付けて接合することもできる。
例えば図2(A)に示すように、プラスチック回路基板
11と放熱板13を接着樹脂層15を介して鍔付きリベ
ット20で接合してもよい。この場合は、鍔付きリベッ
ト20を第1の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通し
て挿入し、接着樹脂壁19を介して第1の貫通孔17に
接着し、鍔付きリベット20の片側端部のみをプレスし
て締め付けて接合している。また、図2(B)に示すよ
うに、締め付け部材として、プラスチック回路基板11
と放熱板13を接着樹脂層15を介してねじ21とナッ
ト22で接合してもよい。この場合は、ねじ21を第1
の貫通孔17と第2の貫通孔18を連通して挿入し、接
着樹脂壁19を介して第1の貫通孔17に接着し、ねじ
21とナット22で締め付けて接合することもできる。
【0014】次に、図3(A)〜(C)を参照して、本
発明の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケージ10
の製造方法について説明する。図3(A)に示すよう
に、例えば、BT樹脂(ビスマレイミドトリアジンを主
成分にした樹脂)やエポキシ樹脂等の高耐熱性、誘電特
性、絶縁特性、加工性に優れた樹脂を基材とし、銅箔、
銅メッキ等からフォトリソグラフィ法やエッチング等で
形成した導体配線の回路パターンを備える単層又は多層
からなるプラスチック回路基板11を形成する。更にプ
ラスチック回路基板11の中央部には、打ち抜き加工や
ルーター加工等によりキャビティ14を形成するための
切欠き空間12を形成する。また、プラスチック回路基
板11には、締め付け部材を挿入するための1又は複数
個の第1の貫通孔17を、放熱板13に形成される第2
の貫通孔18に対向する予め決められた位置にドリル等
を用いて穿孔する。
発明の一実施の形態に係る放熱型BGAパッケージ10
の製造方法について説明する。図3(A)に示すよう
に、例えば、BT樹脂(ビスマレイミドトリアジンを主
成分にした樹脂)やエポキシ樹脂等の高耐熱性、誘電特
性、絶縁特性、加工性に優れた樹脂を基材とし、銅箔、
銅メッキ等からフォトリソグラフィ法やエッチング等で
形成した導体配線の回路パターンを備える単層又は多層
からなるプラスチック回路基板11を形成する。更にプ
ラスチック回路基板11の中央部には、打ち抜き加工や
ルーター加工等によりキャビティ14を形成するための
切欠き空間12を形成する。また、プラスチック回路基
板11には、締め付け部材を挿入するための1又は複数
個の第1の貫通孔17を、放熱板13に形成される第2
の貫通孔18に対向する予め決められた位置にドリル等
を用いて穿孔する。
【0015】一方、放熱板13は、例えば、銅板、銅合
金板等の放熱特性に優れた金属板で形成する。放熱板1
3には、締め付け部材を挿入するための1又は複数個の
第2の貫通孔18を、プラスチック回路基板11に形成
される第1の貫通孔17に対向する予め決められた位置
に打ち抜き加工機やドリル等を用いて穿孔する。また、
放熱板13には、プラスチック回路基板11と接合する
面の反対面に、Niメッキ等により酸化防止処置(耐酸
化性処理)を施こす。一方、プラスチック回路基板11
と接合する側の面は、半導体チップ23(図4参照)を
キャビティ14の底部にAgペースト等で接合する時の
機械的な接着を向上させるために黒化処理等の表面処理
を施すのがよい。
金板等の放熱特性に優れた金属板で形成する。放熱板1
3には、締め付け部材を挿入するための1又は複数個の
第2の貫通孔18を、プラスチック回路基板11に形成
される第1の貫通孔17に対向する予め決められた位置
に打ち抜き加工機やドリル等を用いて穿孔する。また、
放熱板13には、プラスチック回路基板11と接合する
面の反対面に、Niメッキ等により酸化防止処置(耐酸
化性処理)を施こす。一方、プラスチック回路基板11
と接合する側の面は、半導体チップ23(図4参照)を
キャビティ14の底部にAgペースト等で接合する時の
機械的な接着を向上させるために黒化処理等の表面処理
を施すのがよい。
【0016】図3(B)に示すように、接着樹脂層15
は、プラスチック回路基板11の放熱板13と対向する
接合表面に、エポキシ系等のペースト状樹脂からなる接
着樹脂部材を用いてスクリーン印刷や、ロールコーター
や、刷毛等の手段で塗布して形成する。この接着樹脂層
15の形成によって、併せて接着樹脂部材を第1の貫通
孔17に中に流れ込ませて接着樹脂壁19を形成する。
次いで、接着樹脂層15及び接着樹脂壁19を、接着樹
脂部材の種類によっても若干異なるが約100℃で15
分間程度加熱して半硬化状態に形成する。
は、プラスチック回路基板11の放熱板13と対向する
接合表面に、エポキシ系等のペースト状樹脂からなる接
着樹脂部材を用いてスクリーン印刷や、ロールコーター
や、刷毛等の手段で塗布して形成する。この接着樹脂層
15の形成によって、併せて接着樹脂部材を第1の貫通
孔17に中に流れ込ませて接着樹脂壁19を形成する。
次いで、接着樹脂層15及び接着樹脂壁19を、接着樹
脂部材の種類によっても若干異なるが約100℃で15
分間程度加熱して半硬化状態に形成する。
【0017】図3(C)に示すように、プラスチック回
路基板11と放熱板13を、接着樹脂層15を介して重
ね合わせる。これにより、切欠き空間12と放熱板13
とによって、キャビティ14が形成される。接着樹脂層
15は、半硬化状態であるので、プラスチック回路基板
11と放熱板13を容易な取り扱いで正確に重ね合わせ
ることができる。次いで、プラスチック回路基板11と
放熱板13の第1と第2の貫通孔17、18には、リベ
ット16を連通させて挿入する。プラスチック回路基板
11と放熱板13を、リベット16の両端部をプレス加
工によりリベット締めを行い接合すると同時に、リベッ
ト16は、第1の貫通孔17中に形成されている接着樹
脂壁19を介してプラスチック回路基板11に仮接合さ
せる。次いで、接着樹脂層15及び接着樹脂壁19を、
接着樹脂部材の種類によっても若干異なるが約150℃
で30分間程度加熱して硬化する。
路基板11と放熱板13を、接着樹脂層15を介して重
ね合わせる。これにより、切欠き空間12と放熱板13
とによって、キャビティ14が形成される。接着樹脂層
15は、半硬化状態であるので、プラスチック回路基板
11と放熱板13を容易な取り扱いで正確に重ね合わせ
ることができる。次いで、プラスチック回路基板11と
放熱板13の第1と第2の貫通孔17、18には、リベ
ット16を連通させて挿入する。プラスチック回路基板
11と放熱板13を、リベット16の両端部をプレス加
工によりリベット締めを行い接合すると同時に、リベッ
ト16は、第1の貫通孔17中に形成されている接着樹
脂壁19を介してプラスチック回路基板11に仮接合さ
せる。次いで、接着樹脂層15及び接着樹脂壁19を、
接着樹脂部材の種類によっても若干異なるが約150℃
で30分間程度加熱して硬化する。
【0018】本実施の形態で得られた放熱型BGAパッ
ケージ10は、接着樹脂層15及び締め付け部材を使用
すると同時に、締め付け部材とプラスチック回路基板1
1を接合する接着樹脂壁19によって、プラスチック回
路基板11と放熱板13を強固に接合することができ
る。また、接着樹脂層15によって、プラスチック回路
基板11と放熱板13との接合面の隙間に水分の吸着を
防止することができると共に、封止樹脂の流れ込みを防
止することができる。
ケージ10は、接着樹脂層15及び締め付け部材を使用
すると同時に、締め付け部材とプラスチック回路基板1
1を接合する接着樹脂壁19によって、プラスチック回
路基板11と放熱板13を強固に接合することができ
る。また、接着樹脂層15によって、プラスチック回路
基板11と放熱板13との接合面の隙間に水分の吸着を
防止することができると共に、封止樹脂の流れ込みを防
止することができる。
【0019】なお、図4に示すように、本実施の形態に
係る放熱型BGAパッケージ10には、キャビティ14
の底部の放熱板13の露出面に半導体チップ23が搭載
され、半導体チップ23とプラスチック回路基板11と
をボンディングワイヤ24で接続し、半導体チップ23
を封止樹脂25で封止し、更にプラスチック回路基板1
1の表面に半田ボール26が取付けられて、半導体デバ
イス27として使用される。
係る放熱型BGAパッケージ10には、キャビティ14
の底部の放熱板13の露出面に半導体チップ23が搭載
され、半導体チップ23とプラスチック回路基板11と
をボンディングワイヤ24で接続し、半導体チップ23
を封止樹脂25で封止し、更にプラスチック回路基板1
1の表面に半田ボール26が取付けられて、半導体デバ
イス27として使用される。
【0020】前記実施の形態においては、放熱板13、
リベット16、ねじ21、ナット22の材料、及び接着
樹脂層15、接着樹脂壁19を形成する接着樹脂部材の
材料は、それぞれ特に限定されるものではない。また、
前記実施の形態においては、プラスチック回路基板11
の例としてBGA型の基板を挙げたが、ピン型等であっ
てもよく、特に限定されるものではない。
リベット16、ねじ21、ナット22の材料、及び接着
樹脂層15、接着樹脂壁19を形成する接着樹脂部材の
材料は、それぞれ特に限定されるものではない。また、
前記実施の形態においては、プラスチック回路基板11
の例としてBGA型の基板を挙げたが、ピン型等であっ
てもよく、特に限定されるものではない。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の放熱型BGAパッケージ
においては、プラスチック回路基板と放熱板の間に接着
樹脂層を有し、プラスチック回路基板に穿設され、接着
樹脂部材が充填された1又は複数の貫通孔に挿入され、
プラスチック回路基板と放熱板とを接合する締め付け部
材を備えているので、プラスチック回路基板と放熱板は
機械的に接合されて接合強度が向上し、接着樹脂層によ
ってプラスチック回路基板と放熱板の接合面に水分の吸
着がなく、半導体チップの気密信頼性を高めることがで
きる。また、封止樹脂の接合面への流れ込みを防止する
ことができ、半導体チップの気密信頼性の低下を防止す
ることができる。また、締め付け部材はプラスチック回
路基板の貫通孔で接着樹脂壁で接合してプラスチック回
路基板と放熱板の接合強度を向上させることができる。
更に、プラスチック回路基板の反りの発生が抑えられる
ので、半田ボールのコプラナリティを正常に保つことが
できる。
においては、プラスチック回路基板と放熱板の間に接着
樹脂層を有し、プラスチック回路基板に穿設され、接着
樹脂部材が充填された1又は複数の貫通孔に挿入され、
プラスチック回路基板と放熱板とを接合する締め付け部
材を備えているので、プラスチック回路基板と放熱板は
機械的に接合されて接合強度が向上し、接着樹脂層によ
ってプラスチック回路基板と放熱板の接合面に水分の吸
着がなく、半導体チップの気密信頼性を高めることがで
きる。また、封止樹脂の接合面への流れ込みを防止する
ことができ、半導体チップの気密信頼性の低下を防止す
ることができる。また、締め付け部材はプラスチック回
路基板の貫通孔で接着樹脂壁で接合してプラスチック回
路基板と放熱板の接合強度を向上させることができる。
更に、プラスチック回路基板の反りの発生が抑えられる
ので、半田ボールのコプラナリティを正常に保つことが
できる。
【0022】請求項2記載の放熱型BGAパッケージの
製造方法においては、プラスチック回路基板と放熱板の
それぞれに、プラスチック回路基板と放熱板を接合させ
た時に連通する1又は複数の貫通孔を穿設する工程と、
プラスチック回路基板の放熱板と対向する表面に接着樹
脂部材を塗布して接着樹脂層を形成すると共に、プラス
チック回路基板に設けた貫通孔中に接着樹脂部材を注入
し接着樹脂壁を形成する工程と、接着樹脂層及び接着樹
脂壁を加熱して半硬化状態に形成する工程と、プラスチ
ック回路基板と放熱板を接着樹脂層を介して重ね合わ
せ、締め付け部材を貫通孔に挿入してプラスチック回路
基板と放熱板を締め付けて接合すると共に、締め付け部
材を接着樹脂壁を介してプラスチック回路基板に仮接合
する工程と、接着樹脂層及び接着樹脂壁を加熱して硬化
する工程とを有するので、接着樹脂層でプラスチック回
路基板と放熱板の間の水分の吸着を防止し、また、封止
樹脂の接合面への流れ込みを防止することができるの
で、半導体チップの気密信頼性の低下を防止した放熱型
BGAパッケージが得られる。更に、締め付け部材はプ
ラスチック回路基板の貫通孔中で接着樹脂壁で接合で
き、プラスチック回路基板と放熱板の接合強度を向上さ
せることができる。
製造方法においては、プラスチック回路基板と放熱板の
それぞれに、プラスチック回路基板と放熱板を接合させ
た時に連通する1又は複数の貫通孔を穿設する工程と、
プラスチック回路基板の放熱板と対向する表面に接着樹
脂部材を塗布して接着樹脂層を形成すると共に、プラス
チック回路基板に設けた貫通孔中に接着樹脂部材を注入
し接着樹脂壁を形成する工程と、接着樹脂層及び接着樹
脂壁を加熱して半硬化状態に形成する工程と、プラスチ
ック回路基板と放熱板を接着樹脂層を介して重ね合わ
せ、締め付け部材を貫通孔に挿入してプラスチック回路
基板と放熱板を締め付けて接合すると共に、締め付け部
材を接着樹脂壁を介してプラスチック回路基板に仮接合
する工程と、接着樹脂層及び接着樹脂壁を加熱して硬化
する工程とを有するので、接着樹脂層でプラスチック回
路基板と放熱板の間の水分の吸着を防止し、また、封止
樹脂の接合面への流れ込みを防止することができるの
で、半導体チップの気密信頼性の低下を防止した放熱型
BGAパッケージが得られる。更に、締め付け部材はプ
ラスチック回路基板の貫通孔中で接着樹脂壁で接合で
き、プラスチック回路基板と放熱板の接合強度を向上さ
せることができる。
【図1】(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形
態に係る放熱型BGAパッケージの正断面図、平面図で
ある。
態に係る放熱型BGAパッケージの正断面図、平面図で
ある。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ同放熱型BGAパッ
ケージの変形例に係る締め付け部材の説明図である。
ケージの変形例に係る締め付け部材の説明図である。
【図3】(A)〜(C)は同放熱型BGAパッケージの
製造方法の説明図である。
製造方法の説明図である。
【図4】同放熱型BGAパッケージへの半導体チップの
実装形態の説明図である。
実装形態の説明図である。
【図5】従来例の放熱型BGAパッケージを説明するた
めの正断面図である。
めの正断面図である。
【図6】従来例の放熱型BGAパッケージへの半導体チ
ップの実装形態の説明図である。
ップの実装形態の説明図である。
10:放熱型BGAパッケージ、11:プラスチック回
路基板、12:切欠き空間、13:放熱板、14:キャ
ビティ、15:接着樹脂層、16:リベット、17:第
1の貫通孔、18:第2の貫通孔、19:接着樹脂壁、
20:鍔付きリベット、21:ねじ、22:ナット、2
3:半導体チップ、24:ボンディングワイヤ、25:
封止樹脂、26:半田ボール、27:半導体デバイス
路基板、12:切欠き空間、13:放熱板、14:キャ
ビティ、15:接着樹脂層、16:リベット、17:第
1の貫通孔、18:第2の貫通孔、19:接着樹脂壁、
20:鍔付きリベット、21:ねじ、22:ナット、2
3:半導体チップ、24:ボンディングワイヤ、25:
封止樹脂、26:半田ボール、27:半導体デバイス
Claims (2)
- 【請求項1】 中央部に切欠き空間を有するプラスチッ
ク回路基板の片面に金属製の放熱板が接合された放熱型
BGAパッケージにおいて、前記プラスチック回路基板
と前記放熱板の間に接着樹脂層を有し、前記プラスチッ
ク回路基板に穿設され、接着樹脂部材が充填された1又
は複数の貫通孔に挿入され、前記プラスチック回路基板
と前記放熱板とを接合する締め付け部材を備えているこ
とを特徴とする放熱型BGAパッケージ。 - 【請求項2】 中央部に切欠き空間を有するプラスチッ
ク回路基板の片面に金属製の放熱板を接合する放熱型B
GAパッケージの製造方法において、前記プラスチック
回路基板と前記放熱板のそれぞれに、該プラスチック回
路基板と該放熱板を接合させた時に連通する1又は複数
の貫通孔を穿設する工程と、前記プラスチック回路基板
の前記放熱板と対向する表面に接着樹脂部材を塗布して
接着樹脂層を形成すると共に、前記プラスチック回路基
板に設けた貫通孔中に接着樹脂部材を注入し接着樹脂壁
を形成する工程と、前記接着樹脂層及び前記接着樹脂壁
を加熱して半硬化状態に形成する工程と、前記プラスチ
ック回路基板と前記放熱板を前記接着樹脂層を介して重
ね合わせ、締め付け部材を前記貫通孔に挿入して前記プ
ラスチック回路基板と前記放熱板を締め付けて接合する
と共に、該締め付け部材を前記接着樹脂壁を介して前記
プラスチック回路基板に仮接合する工程と、前記接着樹
脂層及び前記接着樹脂壁を加熱して硬化する工程とを有
することを特徴とする放熱型BGAパッケージの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247063A JP2003060125A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | 放熱型bgaパッケージ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247063A JP2003060125A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | 放熱型bgaパッケージ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003060125A true JP2003060125A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19076476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247063A Pending JP2003060125A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | 放熱型bgaパッケージ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003060125A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004281849A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Sumitomo Metal Electronics Devices Inc | 高放熱型プラスチックパッケージ及びその製造方法 |
CN114980483A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-30 | 景旺电子科技(龙川)有限公司 | 电路板散热结构及其制作方法 |
US20230304655A1 (en) * | 2020-08-13 | 2023-09-28 | Lumileds Llc | Electronic device, light emitting device and method for manufacturing an electronic device |
-
2001
- 2001-08-16 JP JP2001247063A patent/JP2003060125A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004281849A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Sumitomo Metal Electronics Devices Inc | 高放熱型プラスチックパッケージ及びその製造方法 |
US20230304655A1 (en) * | 2020-08-13 | 2023-09-28 | Lumileds Llc | Electronic device, light emitting device and method for manufacturing an electronic device |
CN114980483A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-30 | 景旺电子科技(龙川)有限公司 | 电路板散热结构及其制作方法 |
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