JPH11250419A - 磁気抵抗効果型ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘッド

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JPH11250419A
JPH11250419A JP4986698A JP4986698A JPH11250419A JP H11250419 A JPH11250419 A JP H11250419A JP 4986698 A JP4986698 A JP 4986698A JP 4986698 A JP4986698 A JP 4986698A JP H11250419 A JPH11250419 A JP H11250419A
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JP
Japan
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film
magnetic
permanent magnet
head
sal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4986698A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Onozato
紀夫 小野里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP4986698A priority Critical patent/JPH11250419A/ja
Publication of JPH11250419A publication Critical patent/JPH11250419A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SAL膜とMR膜からの永久磁石膜の位置を
決めることによってSAL膜からMR膜への磁気的な横
バイアスのずれが少なく、かつバイアスの流れの乱れを
抑えた、また、再生出力信号の劣化を防止したMR型ヘ
ッドを提供する。 【解決手段】 軟磁性膜11の側面方向への延長線の範
囲内には前記永久磁石膜15が配置されず、前記永久磁
石膜15の側面方向への延長線の範囲内にのみ前記磁気
抵抗効果を有するMR膜15が配置された磁気抵抗効果
型ヘッドである、さらに、前記セラッミクス基板9と前
記永久磁石膜15の間に、非磁性であって、前記MR膜
15より電気抵抗を低くした金属製下地膜14を設け、
かつ 前記下地膜14が中央能動領域31と端部受動領
域32の間にも形成されている磁気抵抗効果型ヘッドで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク等
の磁気記録媒体の記録情報の読み取りに使用される磁気
ヘッド、更に詳細には磁化の方向が変わることによって
電気抵抗が変わる磁気抵抗効果を利用した磁気ヘッド
(磁気抵抗効果型ヘッド)に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の磁気記録媒体の高密
度化のため磁気記録の狭トラック化、読み取り速度の高
速化のため磁気記録媒体と磁気ヘッドの狭ギャップ化が
進み、このような条件下でもS/N比の高い信号を検出
が可能な磁気ヘッドとして、従来の誘導型磁気ヘッドの
代わりに磁気抵抗効果型ヘッド(以下、「MR型ヘッ
ド」と記す。)が提案されている。
【0003】図2に、永久磁石を利用したいわゆるハー
ドバイアス方式のMR型ヘッドの従来例、例えば特開平
3−125311号公報等に記載されている例を挙げる
ことができる、を示してその構成を説明する。従来のM
R型ヘッドは、大きく分けると中央能動領域31、端部
受動領域32と端部接合領域33とがある。さらに、そ
れぞれの領域は以下の構成を有している。中央能動領域
31は、基板9と基板9全面を被覆する下地絶縁膜10
の上にあり、下から、軟磁性膜(以下、「SAL膜」と
記す。)11、中間膜12、そしてその上に検出部分に
当たる磁気抵抗効果膜(以下、「MR膜」と記す。)1
3が形成されている。また、中央能動領域31の両側面
側には端部受動領域32がある。端部受動領域32は、
基板9と下地絶縁膜10の上にあり、下から、下地膜1
4、永久磁石膜15、電極16が形成されている。さら
に、中央能動領域31と端部受動領域32が傾きを有し
て接合するための遷移領域である接合領域33がある。
なお、ここでは、電極からの配線、上シールド膜、シー
ルド膜、シールドキャップ、記録用のヘッド部等は省略
した。
【0004】MR型ヘッドは、MR膜内の磁化の方向が
変わることによって電気抵抗が変わること(磁気抵抗効
果)を利用して磁界の変化をとらえ磁気記録媒体の情報
を検出するものである。このために、MR膜内の磁化の
方向が1つにすることにより電気抵抗の変化を大きくし
て検出感度を高めることができる。そのために、永久磁
石膜が磁気的な縦バイアスを印加してMR膜全体が単磁
区構造に制御する。これによって、さらに、地壁の移動
によって生ずる再生信号中のバルクハウゼンノイズを防
止している。また、MR膜内の磁化の方向を、MR膜内
を流れる信号検出のための電流(センス電流)の方向と
磁気的記録媒体の移動する方向の双方に対して45゜の
角度を持たせることは好ましいため、SAL膜からMR
膜に磁気的な横バイアスを印加して、MR膜内の磁化の
方向を制御している。これらの磁気的バイアスを制御す
ることによってMR型ヘッドの検出感度を高めることが
できる。
【0005】従って、MR膜13内の磁化の方向を安定
させるために永久磁石膜15の保磁力Hcが大きく、か
つ磁化の方向が一方向にそろっていることが望ましく、
このために永久磁石膜15は結晶方向をそろえることが
重要である。さらに、SAL膜11は、永久磁石膜15
の外部へ発する磁場によって磁化が誘起される。しか
し、永久磁石膜15はSAL膜11の磁化を誘起しつ
つ、SAL膜11からMR膜15への磁気的な横バイア
スにずれを生じさせないことが重要である。そこで、従
来はスパッタリング法等による永久磁石膜15の製造時
の密着性を向上させ、永久磁石膜15の結晶方向をそろ
えるために下地膜14を設けていた。しかし、下地膜を
設けた永久磁石膜では、SAL膜から一定の距離をおく
ために、SAL膜からMR膜への有効な横バイアスが減
少するともに、横バイアスの流れの途中にあるために流
れを乱して、バイアスのずれを生じさせる。このため
に、例えば特開平8−287419号公報には、永久磁
石膜内に酸化物を含むことにより保磁力Hcを大きくし
て、かつ基板と永久磁石膜の間に下地膜を設けた永久磁
石膜を使用した磁気抵抗効果型ヘッドが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
MR型ヘッドでは以下に示すような問題点がある。下地
膜は、製造の安定化を図るためであり非常に薄く作製さ
れるので、一軸異方性が付与されたSAL膜の側面の延
長線の範囲内に永久磁石膜が配置されることとなるた
め、この永久磁石膜の横からの漏れた磁束によってSA
L膜からの磁気的な横バイアスの流れに影響を与え、横
バイアスががずれやすいという問題がある。さらに、下
地膜が薄いために永久磁石膜からMR膜への影響が大き
く、永久磁石膜の経時的な劣化がMR膜への磁気的な縦
バイアスを変化させて、MR型ヘッドの長期的にも再生
出力信号の劣化を招来するという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、SAL膜とMR膜との関係で永久
磁石膜の位置を決めることによってSAL膜からMR膜
への磁気的な横バイアスのずれの少なく、かつバイアス
の流れの乱れを抑えたMR型ヘッドを提供することであ
る。また、その課題は、永久磁石膜を適切な位置に設け
ることにより永久磁石膜からの磁気的バイアスの変化が
SAL膜とMR膜へ与える影響を最小にすることにより
再生出力信号の劣化を防止したMR型ヘッドを提供する
ことである。更に、各構成要素の組成等を単純にして、
かつ成膜の容易な金属の単一組成の部分を大きくするこ
とにより生産工程を簡易にして効率を高めて、かつ安価
に生産することができるMR型ヘッドを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記問題点を解
決するために、本願請求項1に記載の発明は、非磁性の
セラッミクス基板上に磁気抵抗効果を有する磁性膜と、
永久磁石膜によって一軸異方性を付与された軟磁性膜と
が中間膜によって分離され、その側面方向に配置された
永久磁石膜によって縦バイアスを与える磁気抵抗効果型
ヘッドにおいて、前記一軸異方性を付与された軟磁性膜
の側面方向への延長線より上方に前記永久磁石膜が配置
し、前記永久磁石膜の側面方向への延長線の範囲内にの
み前記磁気抵抗効果を有する磁性膜が配置する磁気抵抗
効果型ヘッドである。請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、前記セラッ
ミクス基板と前記永久磁石の間に非磁性であって、前記
磁性膜より電気抵抗を低くした金属製下地膜を配置し、
かつ 前記下地膜が中央能動領域と端部受動領域の間に
も配置する磁気抵抗効果型ヘッドである。さらに、請求
項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の磁
気抵抗効果型ヘッドにおいて、前記下地膜が、Cr、T
a、Tiから成る群より少なくとも1つ選択される金属
によって構成され、かつ 前記セラッミクス基板と前記
永久磁石の間の厚さが10ないし40nmの磁気抵抗効
果型ヘッドである。ここで、下地膜は、真空蒸着法、ス
パッタリング法のいずれの成膜法でも製造することがで
きる。しかし、溶融メッキ、溶射法、無電解メッキ等の
含まない。不純物の混入を防ぐためである。下地膜を構
成する金属はCr、Ta、Ti、Mo、W等の非磁性で
融点が高く、かつ製造時に永久磁石膜等との密着性の高
い金属が好ましい、特に、Cr、Ta、Tiが好まし
い。
【0009】ここで、本願の第1の発明の構成にするこ
とによって以下のように作用する。中央能動領域のSA
L膜は透磁率の高い軟磁性体により構成されるため、端
部受動領域の永久磁石膜による磁場によって磁化が誘起
され、磁束を発生させる。この発生した磁束がMR膜に
磁気的な横バイアスを与える。一方、MR膜は永久磁石
膜の磁場に磁気的な縦バイアスを受け独自に磁化が誘起
される。両者のかね合いによって、MR膜内の磁化の方
向が決定され、この磁化によって再生出力信号を検知す
る。このとき、SAL膜は透磁率が高いためにある程度
離れていても磁化が誘起される。逆に、近すぎると永久
磁石膜からの磁場によって、SAL膜からの磁気的な横
バイアスが影響を受けてずれてしまい、そのためにMR
膜の磁化の方向もずれてしまい、最終的には磁気抵抗効
果型ヘッドの信号検出感度が低下することになる。さら
に、永久磁石膜の発生する磁場にはある程度の方向性が
あり、磁場は両端の永久磁石膜によって形成される中央
能動領域の範囲内が大きくなる。従って、SAL膜を両
端の永久磁石膜によって形成される高さより低くするこ
とによって、SAL膜から発生する横バイアスのずれを
防止して、MR型ヘッド内の磁化の方向を一定にするこ
とによって信号検出感度を高く維持することが可能にな
る。しかも、永久磁石膜は、例えばCo−Pt系永久磁
石を使用する場合、10〜30nmの厚さで、保磁力が
最大になることが知られている。一方、経時変化を抑
え、長期に安定な磁場を発生するためには永久磁石膜の
保磁力の大きいことが望ましい。そこで、下地膜の厚さ
を調整することによって、保磁力の大きい永久磁石膜を
得る厚さのままで、かつSAL膜との関係で所定の高さ
に調整を行うことが可能になる。さらに、永久磁石膜を
適当な厚さにして保磁力を高くすることによって、酸化
物等を分散させる必要がないし、製造上の効率を向上さ
せることが可能になる。
【0010】本願の第2の発明は、下地膜の電気抵抗を
下げて電極からの電流が中央能動領域全体に一様に流れ
るようにするものである。磁気抵抗効果型ヘッドでは、
MR膜に流れる電流(センス電流)のみが信号検出に寄
与する。従って、信号検出に寄与しない他の部分に流れ
た電流が多くなると、電極間に流れる全体の電流に比較
するとセンス電流が小さくなり、相対的に感度が低下す
ることになる。しかし、基板、下地絶縁膜を除く各構成
要素とも金属であるために、センス電流以外の電流を除
くことができない。一方、電子の流れである電流により
磁場が発止するため、この磁場が各膜により大きさが異
なることもMR膜内の磁化方向に影響する。そこで、感
度低下防止のためにセンス電流以外の電流を除くのでは
なく、中央能動領域に一様に流すことによって磁場の乱
れを防止して、SAL膜から一様で乱れのない磁気的な
横バイアスをMR膜にかけることができる。従って、M
R膜内の磁化方向のずれをなくし、信号検出感度を上げ
ることを可能にする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
1に基づいて説明する。図1は、本願に係る発明の一実
施例であるMR型ヘッドの概略を示す構成図である。こ
の磁気抵抗効果型ヘッドのセラミック基板9は、非磁性
材料製で、Al2 3 ・TiO2 、TiC等の炭化物、
TiN、AlN3 等の窒化物から適宜材料を選択するこ
とができる。前記セラミック基板9上には下地絶縁膜1
0が被覆されている。下地絶縁膜10は非磁性の無機絶
縁性の材料、SiO2 、Al2 3 、TiO2 等の酸化
物等の材料から選択することができる。前記下地絶縁膜
10は、真空蒸着法、スパッタリング法等によって、1
〜10μmの厚さに作製する。
【0012】中央能動領域31の最下層となるSAL膜
11は前記下地絶縁膜10の上に、厚さが12〜20n
mになるように真空蒸着法、スパッタリング法等の成膜
方法によって作製することができる。また、SAL膜1
1は、CoZrNb、CoZrTa、CoZrMo等の
Co系、FeTaN等のFe系の軟質磁性材料から適宜
選択することができる。SAL膜11の上には、非磁性
の中間膜12が設けられていて、Ta、Ti、Mo、W
等の非磁性材料の中から適宜材料を選択して、上述した
成膜方法等によって、約20nm程度の厚さに作製す
る。この中間膜12の上には、MR膜13が設けられて
いて、パーマロイ等のNiFe系、NiCo系等の軟質
磁性材料から適宜選択して、上述した成膜方法等によっ
て、約20nm程度の厚さに作製する。
【0013】一方、端部受動領域32は以下の順序で作
製する。中央能動領域31を作製後、所定の形状、大き
さのパターンになるようにフォトレジストを塗布する。
次に、イオンミリング等のエッチング法によって上記中
央能動領域31を残すようにして作製する。ここで、イ
オンを図2の上部から下部方向に飛翔させた場合中央能
動領域31は基板に対して15〜30゜の傾きを有す
る。その後、フォトレジストを除去せずに真空蒸着法等
によって端部受動領域32を作製する。端部受動領域3
2の最下層となる下地膜14は、Cr、Ta、Ti等の
非磁性材料から適宜選択して、上述した成膜方法等によ
り、10〜40nmの厚さに作製する。このとき、真空
蒸着法等によって図2の上部から下部方向に下地膜14
用非磁性材料が飛翔すると、中央能動領域31の傾いた
部分にも析出して、中央能動領域31と端部受動領域3
2の間に接合領域33を形成する。この下地膜14の上
には、永久磁石膜15が設けられており、CoCr、C
oCrPt系等の保磁力が1000〜2000エルステ
ッドの硬質磁性材料から適宜選択する。硬質磁性材料と
しては、Co系が好ましい。耐酸化性があり、経時変化
が少なく長期に安定してバイアスを提供できるからであ
る。永久磁石膜は15は上述した成膜方法により、30
〜60nmの厚さに作製することができる。さらに、こ
の上に電極16が設けられており、Ta、Cu、W等の
非磁性の金属材料の中から適宜選択され、上述した成膜
方法等により、30〜100nmの厚さに作製する。さ
らに、電極16の間に定電流電源等を含む回路を接続し
て実際に機能させる(図2中図示せず。)。
【0014】以上の実施の形態に基づいて、各膜厚を変
えて表1に示すMR型ヘッドを作製した。
【表1】 作製したMR型ヘッドで、SAL膜から発生する磁束と
MR膜に入る磁束を磁束計で測定した。その結果、実施
例の磁気抵抗効果型ヘッドのMR膜にはいる磁束は、比
較例の場合と比べて20〜30%高い値を示した。
【0015】また、上述したMR型ヘッドの主要な膜の
電気抵抗率を測定した。
【表2】 作製した磁気抵抗効果型ヘッドをハードディスクに装着
して検出感度を比較したところ、実施例の磁気抵抗効果
型ヘッドは、比較例の場合と比べて1.5〜2.0倍の
高い値を示した。さらに、上述した磁気抵抗効果型ヘッ
ドをハードディスクに装着して長時間使用しても、実施
例の磁気抵抗効果型ヘッドは感度の低下を生じなかっ
た。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる磁
気抵抗効果型ヘッドでは、磁束のずれを少なくすること
ができ、実際に記録媒体に装着したところ検出感度を高
くすることができた。さらに、磁束のずれがなく安定し
たため、長時間の使用による感度低下も生じることな
く、高い製品寿命を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気抵抗効果型ヘッド
の部分的概略構成図である。
【図2】従来の磁気抵抗効果型ヘッドの部分的概略構成
図である。
【符号の説明】
9 セラミック基板 10 下地絶縁膜 11 軟磁性膜(SAL膜) 12 中間膜 13 MR膜 14 下地膜 15 永久磁石膜 16 電極膜 31 中央能動領域 32 端部受動領域 33 接合領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性のセラッミクス基板上に磁気抵抗
    効果を有する磁性膜と、永久磁石膜によって一軸異方性
    を付与された軟磁性膜とが中間膜によって分離され、そ
    の側面方向に配置された前記永久磁石膜によって縦バイ
    アスを与える磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、 一軸異方性を付与された前記軟磁性膜の側面方向への延
    長線より上方に前記永久磁石膜を配置し、 前記永久磁石膜の側面方向への延長線の範囲内に前記磁
    気抵抗効果を有する磁性膜を配置することを特徴とする
    磁気抵抗効果型ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気抵抗効果型ヘッド
    において、 前記セラッミクス基板と前記永久磁石膜の間に、非磁性
    であって、前記磁性膜より電気抵抗を低くした金属製下
    地膜を配置し、かつ前記下地膜が中央能動領域と端部受
    動領域の間にも配置することを特徴とする磁気抵抗効果
    型ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の磁気抵抗
    効果型ヘッドにおいて、 前記下地膜を、Cr、Ta、Tiから成る群より少なく
    とも1つ選択される金属により構成し、かつ前記セラッ
    ミクス基板と前記永久磁石の間の厚さが10ないし40
    nmであることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。
JP4986698A 1998-03-02 1998-03-02 磁気抵抗効果型ヘッド Pending JPH11250419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449850B1 (ko) * 2001-04-26 2004-09-24 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 자기 저항 효과형 헤드 및 그것을 이용한 자기 기록 재생장치
US7551408B2 (en) 2004-04-21 2009-06-23 Tdk Corporation Thin film magnetic head, head gimbal assembly, and hard disk drive

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KR100449850B1 (ko) * 2001-04-26 2004-09-24 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 자기 저항 효과형 헤드 및 그것을 이용한 자기 기록 재생장치
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