JPH11249980A - データ配信システム - Google Patents

データ配信システム

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JPH11249980A
JPH11249980A JP10051700A JP5170098A JPH11249980A JP H11249980 A JPH11249980 A JP H11249980A JP 10051700 A JP10051700 A JP 10051700A JP 5170098 A JP5170098 A JP 5170098A JP H11249980 A JPH11249980 A JP H11249980A
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JP
Japan
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data
mail
size
file server
distribution system
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10051700A
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English (en)
Inventor
Kazunori Otsu
一紀 大津
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10051700A priority Critical patent/JPH11249980A/ja
Publication of JPH11249980A publication Critical patent/JPH11249980A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のデータを転送でき、送信データを受信
側において予め確認できるデータ配信システムを得る。 【解決手段】 原データサイズを配信データサイズ設定
手段201で設定されたデータサイズと比較するデータ
サイズ比較手段203と、原データが最大データサイズ
より大きい場合に配信可能サイズにするデータ削減手段
204と、配信データをメールサーバに送信するメール
送信手段205と、原データをファイルサーバに送信す
るファイル送信手段206と、メールサーバからメール
を受信するメール受信手段208と、受信したメールの
データが削減されているかを判断するデータ削減検知手
段209と、受信メールのデータが削減されている場合
にファイルサーバから削減されていないデータをダウン
ロードするデータ取り込み手段210とを具備したクラ
イアント101を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ配信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ配信システムを媒体として
画像データを送信する機会が増加してきている。
【0003】ここで、データの配信方法には、電子メー
ルを利用することが広く行われている。
【0004】しかし、データを電子メールで送信する場
合、画像データ等のようにデータサイズが大いものは、
ネットワークのトラフィックを増やすばかりでなく、中
継メールサーバおよび受信側メールサーバのメモリを圧
迫する危険がある。また、受信側の設定として、ある大
きさ以上のメールはスキップするような設定がされてい
る場合もある。
【0005】このようなことから、一般的には、500
kB以上のデータを一度に送信することは行われていな
い。すなわち、このような場合には、データを分割して
複数回送信し、受信側で結合することが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データを分割
送信すると、データを分割する送信側、送信されたデー
タを結合する受信側の双方のユーザの手間がかかってし
まい、負担が大きくなる。
【0007】大量のデータを送信する他の技術として、
Content−Type:Message/Exte
rnalタグにより画像ファイルを予めファイルサーバ
に保持しておいて、後にメールを受け取ったユーザがフ
ァイルサーバから画像データを取ってくることが行われ
ている。しかし、これによれば、格納されている画像デ
ータがどの様な画像データであるかを事前に知ることが
できない。また、ファイルサーバ内に置かれている画像
データは、意図的に削除しなければファイルサーバ上に
残ってしまう。
【0008】大量のデータを送信するさらに他の技術と
して、FTP(File Transfer Prot
ocol)を使用して送受信を行うこともできる。しか
し、この場合も、格納されている画像データがどの様な
画像データであるかを事前に知ることができない。
【0009】このように、従来のデータ配信技術では、
画像データなどの大きなデータを効率よく相手に通知す
ることができない。
【0010】そこで、本発明は、大量のデータを、ユー
ザの負荷を少なくしつつ効率的に転送することのできる
データ配信システムを提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、送信されたデータの内容
を受信側において予め確認することのできるデータ配信
システムを提供することを目的とする。
【0012】そして、本発明は、送信されたデータが受
信側のファイルサーバ内に長期にわたって存在すること
がないデータ配信システムを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、クライアントとメールサーバとファイル
サーバとから構成されるデータ配信システムであって、
クライアントは、メールとして一度に配信可能な最大デ
ータサイズを設定する配信データサイズ設定手段と、原
データのサイズを配信データサイズ設定手段で設定され
たデータサイズと比較するデータサイズ比較手段と、デ
ータサイズ比較手段において原データが大きいと判断し
たならば、当該データを削減してこれを配信可能なデー
タサイズにするデータ削減手段と、配信可能なデータを
メールとしてメールサーバに送信するメール送信手段
と、原データをファイルサーバに送信するファイル送信
手段と、メールサーバからメールを受信するメール受信
手段と、メール受信手段によりメールを受信した際、当
該メールのデータが削減されているかを判断するデータ
削減検知手段と、データ削減検知手段においてデータが
削減されていると判断されたならば、ファイルサーバか
ら削減されていないデータをダウンロードするデータ取
り込み手段とを具備しているものである。
【0014】これにより、画像データ等の大量のデータ
を、ユーザの負荷を少なくしつつ効率的に転送すること
ができる。また、送信されたデータの内容を受信側にお
いて予め確認することができ、必要であれば原データを
受領することができる。
【0015】また、本発明は、前述した発明において、
ファイルサーバは、データ劣化手段により削減された原
データのサイズを配信データサイズ設定手段により設定
されたデータサイズと比較するデータ劣化比較手段と、
データ劣化比較手段により配信データサイズ設定手段に
より設定されたデータサイズ以下と判断された場合、デ
ータ保持手段に保持されている原データを削除するデー
タ削除手段を具備しているものである。
【0016】これにより、送信されたデータが受信側の
ファイルサーバ内に長期にわたって存在することが防止
される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、クライアントとメールサーバとファイルサーバとか
ら構成されるデータ配信システムであって、クライアン
トは、メールとして一度に配信可能な最大データサイズ
を設定する配信データサイズ設定手段と、原データのサ
イズを配信データサイズ設定手段で設定されたデータサ
イズと比較するデータサイズ比較手段と、データサイズ
比較手段において原データが大きいと判断したならば、
当該データを削減してこれを配信可能なデータサイズに
するデータ削減手段と、配信可能なデータをメールとし
てメールサーバに送信するメール送信手段と、原データ
をファイルサーバに送信するファイル送信手段と、メー
ルサーバからメールを受信するメール受信手段と、メー
ル受信手段によりメールを受信した際、当該メールのデ
ータが削減されているかを判断するデータ削減検知手段
と、データ削減検知手段においてデータが削減されてい
ると判断されたならば、ファイルサーバから削減されて
いないデータをダウンロードするデータ取り込み手段と
を具備しているデータ配信システムであり、画像データ
等の大量のデータを、ユーザの負荷を少なくしつつ効率
的に転送することができるという作用を有する。また、
送信されたデータの内容を受信側において予め確認する
ことができ、必要であれば原データを受領することがで
きるという作用を有する。さらに、メールとして大量の
データを転送しないために、メールサーバへのリソース
の要求を小さくすることができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、データ削減手段は、色差情報を
輝度情報よりも優先して削減するデータ配信システムで
あり、輝度情報を優先的に保存することにより劣化後の
画像に与える影響が抑制され、受信側で内容の確認が行
いやすくなるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、ファイルサーバは、原
データを輝度情報と色差情報とに分離して保持するデー
タ保持手段を具備しているデータ配信システムであり、
輝度情報と色差情報を別々に処理することができるとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の発明において、ファイルサーバ
は、当該ファイルサーバ内に保持されている原データの
データサイズを、アクセス頻度と経過時間の少なくとも
何れか一方の条件により減少させるデータ劣化手段を具
備しているデータ配信システムであり、ファイルサーバ
内で利用頻度の少ないデータを劣化させることができ、
ファイルサーバ内のメモリの節約を行うことができると
いう作用を有する。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、データ劣化手段は、色差情報を
輝度情報よりも優先して劣化させるデータ配信システム
であり、劣化後のデータを復元した際に、原データに近
いデータを得ることができるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4または5記載の発明において、ファイルサーバは、デ
ータ劣化手段により削減された原データのサイズを配信
データサイズ設定手段により設定されたデータサイズと
比較するデータ劣化比較手段と、データ劣化比較手段に
より配信データサイズ設定手段により設定されたデータ
サイズ以下と判断された場合、データ保持手段に保持さ
れている原データを削除するデータ削除手段を具備して
いるデータ配信システムであり、送信されたデータが受
信側のファイルサーバ内に長期にわたって存在すること
が防止され、ファイルサーバ内のメモリの節約を行うこ
とができるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
4、5または6記載の発明において、クライアントは、
送信クライアントからの指示によるアクセス頻度と経過
時間の少なくとも何れか一方の条件によりデータサイズ
を減少させるレベルを設定するライフタイム設定手段を
具備し、データ劣化手段はライフタイム設定手段からの
指示に基づきデータを削減するデータ配信システムであ
り、送信ユーザが、ファイルサーバ内における送信デー
タの存在時間を設定することができるという作用を有す
る。
【0024】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
4、5、6または7記載の発明において、ファイルサー
バは、データ劣化手段と同じデータサイズを減少させる
レベルを設定する共通ライフタイム設定手段を具備して
いるデータ配信システムであり、送信ユーザが送信毎に
ファイルサーバ内での存在時間を設定する必要がなくな
るという作用を有する。
【0025】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8記載の発明において、ファイルサーバは、共通ライフ
タイム設定手段からのレベル設定よりもライフタイム設
定手段からのレベル設定を優先するデータ配信システム
であり、送信ユーザの設定を優先的に反映することがで
きるという作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0027】図1は本発明の一実施の形態におけるデー
タ配信システムの構成を示す説明図、図2は図1のデー
タ配信システムにおけるクライアントの構成を示す概略
図、図3は図2のクライアントでのデータ削減手順を示
す説明図、図4は図2のクライアントでのデータ送信手
順を示す説明図、図5は図1のデータ配信システムにお
けるファイルサーバの構成を示す概略図、図6は図5の
ファイルサーバでのデータ変換手順を示す説明図、図7
は図5のファイルサーバでのデータ削減手順を示す説明
図である。
【0028】図1に示すように、本実施の形態のデータ
配信システムでは、ユーザがデータの作成および送受信
を行うクライアントコンピュータつまりクライアント1
01,102、各クライアントからのユーザによるメー
ルを受け付けたり各クライアントからのユーザによるメ
ールの受信指示に基づいて受信メールをユーザに対して
排出するメールサーバ104、各クライアントからのフ
ァイルの保持指示および排出指示を受け付けるファイル
サーバ105がオンライン接続されている。
【0029】また、クライアント101には画像読み取
り装置103が接続されており、ユーザは、クライアン
ト101において、画像読み取り装置103を用いて画
像データを作成することができるようになっている。
【0030】このようなデータ配信システムにおけるク
ライアントの構成を図2に基づいて説明する。なお、図
2には画像読み取り装置103が接続されたクライアン
ト101が示されているが、クライアント102も略同
一の構成となっている。
【0031】図2に示すように、クライアント101に
おいては、メールとして送信するデータサイズの最高値
である最大データサイズを設定する配信データサイズ設
定手段201、画像読み取り装置103から読み取った
たとえば画像データのような原データを記憶する記憶手
段202、画像読み取り装置103から読み取った画像
データのサイズと配信データサイズ設定手段201で設
定された最大データサイズとのデータサイズを比較する
データサイズ比較手段203が備えられている。なお、
データサイズ比較手段203において読み取った画像デ
ータのサイズが最大データサイズよりも小さいと判断さ
れた場合は、読み取り画像に対して加工を行うことなく
メール送信が行われ、最大データサイズよりも大きいと
判断された場合は、データ削減手段204により読み取
り画像データの削減を行って削減画像データが作成され
る。
【0032】また、クライアント101には、ユーザか
ら指定された送信先アドレス、題名、本文、データ削減
手段204で作成された削減画像データ、および原デー
タの所在を付加したメールを作成してメールサーバ10
4へ送信するメール送信手段205が備えられている。
なお、読み取った画像データのサイズが最大データサイ
ズよりも小さいと判断された場合にも、メール送信手段
205により送信が行われる。さらに、原データをメー
ル送信手段205において付加されたファイルサーバ1
05の所在場所へ転送するために、ファイル送信手段2
06が設けられている。
【0033】このようにメールサーバ104とファイル
サーバ105とを併用することにより、画像データ等の
大量のデータを、ユーザの負荷を少なくしつつ効率的に
転送することができる。
【0034】また、ライフタイム設定手段207が設け
られており、ユーザはこのライフタイム設定手段207
によって、原データのライフタイムとしてデフォルト存
在時間(経過時間)、アクセス率(アクセス頻度)によ
る存在延長時間、残りの存在時間とデフォルト存在時間
との比によって劣化割合を設定する劣化速度を指定する
ことができる。ここで、ライフタイム設定手段207
は、送信クライアントからの指示により、アクセス頻度
と経過時間の少なくとも何れか一方の条件によりデータ
サイズを減少させるレベルを設定することができるよう
になっていればよい。これにより、送信ユーザが、ファ
イルサーバ内における送信データの存在時間を設定する
ことが可能になる。
【0035】なお、このライフタイムは、ファイル送信
手段206においてファイル化される際にヘッダ部分に
付加される。
【0036】さらに、クライアント101には、メール
サーバ104からメールを受信するメール受信手段20
8、メールのContent−Typeタグから、添付
されている画像データはデータ削減後の画像データであ
るか否かを判断し、データ削減後の画像データである場
合は、原データをファイルサーバ105から取り込んで
これをユーザに削減するように促すデータ削減検知手段
209が備えられている。そして、ユーザが、データ削
減後の画像データから原データが必要であるか否かの判
断を行い、必要であればファイルサーバから原データを
取り出すためのデータ取り込み手段210が設けられて
いる。
【0037】これにより、送信されたデータの内容を受
信側において予め確認することができ、必要であれば原
データを受領することができる。さらに、メールとして
大量のデータを転送しないために、メールサーバへのリ
ソースの要求を小さくすることができる。
【0038】このようなクライアント101におけるデ
ータ削減手段204によるデータの削減手順について、
図3を用いて詳細に説明する。
【0039】画像読み取り手段103において読み取ら
れた画像データであるRGB各8ビットの画像データ3
01は、YIQ変換部302においてY成分である輝度
情報とIQ成分である色差情報とに変換される。そし
て、輝度情報サブサンプリング部303と色差情報サブ
サンプリング部304において、配信データサイズ設定
手段201で設定された最大データサイズ以下になるよ
うに、後述するBTC圧縮部305での圧縮率に応じて
サブサンプリング率によりサブサンプリングされる。但
し、輝度情報サブサンプリング部303でサブサンプリ
ングされる率は、色差情報サブサンプリング部304で
サブサンプリングされる率よりも小さくなっており、こ
れにより輝度情報の保持が図られている。つまり、デー
タ削減手段204が、色差情報を輝度情報よりも優先し
て削減することにより、輝度情報が優先的に保存されて
劣化後の画像に与える影響が抑制され、受信側で内容の
確認が行いやすくなる。
【0040】なお、輝度情報サブサンプリング部303
および色差情報サブサンプリング部304でサブサンプ
リングされたデータは、BTC圧縮部305においてB
TC(Block Truncation Codin
g)圧縮が行われる。
【0041】次に、クライアント101におけるメール
送信手段205およびファイル送信手段206によるデ
ータの送信手順について、図4を用いて詳細に説明す
る。
【0042】図示するように、メール送信手段205は
メール作成部401とメール送信部402とからなって
いる。
【0043】メール作成部401はMIME形式のメー
ルを作成する。例えば、画像添付を示すContent
−Typeとしてデータ削減手段204でデータ削減が
行われている場合は、Content−Type:Im
age/X−BTCを指定して画像を添付し、さらに、
原データの格納されているファイルサーバおよびファイ
ルをContent−Type:X−Message/
External;Name=/pub/org/or
g.tiff; Site=aaa.co.jpのよう
に指定してメールを作成する。また、データ削減が行わ
れていない場合は、原データをtiffフォーマットに
変換し、Content−Type:Image/ti
ffを指定して画像を添付した形のメールを作成する。
【0044】メール送信部402はメール作成部401
で作成されたメールをメールサーバ104へ送信する。
【0045】また、ファイル送信手段206はファイル
作成部403とファイル送信部404とからなってい
る。
【0046】ファイル作成部403においては、ライフ
タイム設定手段207において設定されたデフォルト存
在時間、アクセス率による存在延長時間、劣化速度、ク
ライアントから指定されるファイル名(例えばorg.
tiff)、およびデータ削減後のデータサイズをヘッ
ダ部分に付加したファイルが作成される。そして、この
ようにして作成されたファイルは、ファイル送信部40
4により指定されたファイルサーバ105の場所に転送
される。
【0047】次に、ファイルサーバの構成を図5に基づ
いて説明する。図5に示すように、ファイルサーバ10
5においては、各クライアント101からのファイル保
存要求を受信する受信手段501、受信手段501が受
信した原データを輝度情報と色差情報とに分離した形に
変換するデータ変換手段503、変換されたファイルを
ファイル内で指定されたファイル名と関連づけを行って
保存するデータ保持手段504が備えられている。この
ように、データ保持手段504において原データを輝度
情報と色差情報とに分離して保持することにより、輝度
情報と色差情報を別々に処理することができる。
【0048】また、クライアント101のライフタイム
設定手段207により設定された値を送信されてきたフ
ァイル内のヘッダから取り出し、設定にしたがってデー
タ保持手段504内の関連付けされたデータに対して劣
化処理を行うデータ劣化手段505、データ劣化手段5
05により削減された原データのサイズを配信データサ
イズ設定手段201により設定されたデータサイズと比
較するデータ劣化比較手段506が設けられている。そ
して、データ劣化比較手段506により配信データサイ
ズ設定手段201により設定されたデータサイズ以下と
判断された場合には、データ削除手段507により、デ
ータ保持手段504に保持されている原データが削除さ
れる。
【0049】これにより、送信されたデータが受信側の
ファイルサーバ内に長期にわたって存在することが防止
されている。
【0050】さらに、ライフタイム設定手段207にお
いて設定されたデフォルト存在時間、アクセス率による
存在延長時間、劣化速度と同じ内容を設定してデータ劣
化手段505と同じデータサイズを減少させる共通ライ
フタイム設定手段508が設けられており、送信ユーザ
が送信毎にファイルサーバ内での存在時間を設定する煩
雑さが解消されている。
【0051】なお、この場合の設定は、ライフタイム設
定手段207において設定が行われていないデータに対
してのみ有効とされる。つまり、共通ライフタイム設定
手段508からのレベル設定よりもライフタイム設定手
段207からのレベル設定が優先されている。これによ
り、送信ユーザの設定が優先的に反映されることにな
る。
【0052】そして、ファイルサーバ105には、クラ
イアント102からファイルサーバ105に対して原デ
ータの要求が受信された場合に、データ保持手段504
に保持されている原データをデータ変換手段503によ
り画像を復元し、関連付けられているファイル名および
フォーマットに変換してクライアント101へ返信する
送信手段502が設置されている。
【0053】このようなファイルサーバ105における
データ変換手段503によるデータの変換手順につい
て、図6を用いて詳細に説明する。
【0054】RGB各8ビットの原画像データ601は
YIQ変換部602においてRGBからYIQへ変換さ
れる。そして、ファイルのヘッダで指定されているファ
イル名とファイル形式との関連が関連付けテーブル60
3に保存され、輝度(Y)情報604および色差情報
(IQ)605に分離されてYIQデータとしてデータ
保持手段504に保存される。そして、クライアント1
01からのデータ要求があった場合は、データ保持手段
504からYIQデータが読み出され、RGB変換部6
06においてRGBデータへサンプリングされている場
合は補間処理を行って変換され、ファイル作成部607
において、関連付けテーブル603により関連付けられ
ているファイル形式およびファイル名でファイル化され
る。
【0055】次に、ファイルサーバ105におけるデー
タ劣化手段505によるデータの削減手順について、図
7を用いて詳細に説明する。
【0056】データ劣化手段505は、クライアントか
らのアクセスカウンタ701、ライフカウンタ702、
データ劣化制御部703、輝度(Y)情報サブサンプリ
ング部704および色差(IQ)情報サブサンプリング
部705からなり、デフォルト存在時間をライフカウン
タ702に設定するようになっている。そして、クライ
アントからのファイル要求が発生すると、アクセスカウ
ンタ701が更新されるとともに、ライフカウンタ70
2の値が設定されたアクセス率(アクセス頻度)による
存在延長時間分停止される。なお、データ劣化制御部7
03は、設定された劣化速度により、輝度(Y)情報サ
ブサンプリング部704において輝度情報に対してサブ
サンプリングを行い、色差(IQ)情報サブサンプリン
グ部705において色差情報に対してサブサンプリング
を行い原データを劣化させていく。
【0057】これにより、ファイルサーバ105内で利
用頻度の少ないデータを劣化させることができ、ファイ
ルサーバ105内のメモリの節約を行うことができる。
【0058】なお、データ劣化手段505では、原デー
タのデータサイズを、アクセス率と経過時間の少なくと
も何れか一方の条件により減少させるようにしてもよ
い。
【0059】ここで、色差(IQ)情報を輝度(Y)情
報よりも優先して劣化させるようにすれば、劣化後のデ
ータを復元した際に、原データに近いデータを得ること
ができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像デ
ータ等の大量のデータを、ユーザの負荷を少なくしつつ
効率的に転送することができるという有効な効果が得ら
れる。
【0061】また、本発明によれば、送信されたデータ
の内容を受信側において予め確認することができ、必要
であれば原データを受領することができるという有効な
効果が得られる。
【0062】さらに、本発明によれば、メールとして大
量のデータを転送しないために、メールサーバへのリソ
ースの要求を小さくすることができるという有効な効果
が得られる。
【0063】データ削減手段が色差情報を輝度情報より
も優先して削減すれば、輝度情報を優先的に保存するこ
とにより劣化後の画像に与える影響が抑制され、受信側
で内容の確認が行いやすくなるという有効な効果が得ら
れる。
【0064】ファイルサーバが、原データを輝度情報と
色差情報とに分離して保持するデータ保持手段を具備す
ることにより、輝度情報と色差情報を別々に処理するこ
とができるという有効な効果が得られる。
【0065】ファイルサーバが、当該ファイルサーバ内
に保持されている原データのデータサイズを、アクセス
頻度と経過時間の少なくとも何れか一方の条件により減
少させるデータ劣化手段を具備することにより、ファイ
ルサーバ内で利用頻度の少ないデータを劣化させること
ができ、ファイルサーバ内のメモリの節約を行うことが
できるという有効な効果が得られる。
【0066】データ劣化手段が、色差情報を輝度情報よ
りも優先して劣化させることにより、劣化後のデータを
復元した際に、原データに近いデータを得ることができ
るという有効な効果が得られる。
【0067】データ劣化手段により削減された原データ
のサイズを配信データサイズ設定手段により設定された
データサイズと比較するデータ劣化比較手段と、データ
劣化比較手段により配信データサイズ設定手段により設
定されたデータサイズ以下と判断された場合、データ保
持手段に保持されている原データを削除するデータ削除
手段を具備することにより、送信されたデータが受信側
のファイルサーバ内に長期にわたって存在することが防
止され、ファイルサーバ内のメモリの節約を行うことが
できるという有効な効果が得られる。
【0068】クライアントが、送信クライアントからの
指示によるアクセス頻度と経過時間の少なくとも何れか
一方の条件によりデータサイズを減少させるレベルを設
定するライフタイム設定手段を具備し、データ劣化手段
がライフタイム設定手段からの指示に基づきデータを削
減することにより、送信ユーザが、ファイルサーバ内に
おける送信データの存在時間を設定することができると
いう有効な効果が得られる。
【0069】ファイルサーバが、データ劣化手段と同じ
データサイズを減少させるレベルを設定する共通ライフ
タイム設定手段を具備することにより、送信ユーザが送
信毎にファイルサーバ内での存在時間を設定する必要が
なくなるという有効な効果が得られる。
【0070】ファイルサーバが、共通ライフタイム設定
手段からのレベル設定よりもライフタイム設定手段から
のレベル設定を優先することにより、送信ユーザの設定
を優先的に反映することができるという有効な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるデータ配信シス
テムの構成を示す説明図
【図2】図1のデータ配信システムにおけるクライアン
トの構成を示す概略図
【図3】図2のクライアントでのデータ削減手順を示す
説明図
【図4】図2のクライアントでのデータ送信手順を示す
説明図
【図5】図1のデータ配信システムにおけるファイルサ
ーバの構成を示す概略図
【図6】図5のファイルサーバでのデータ変換手順を示
す説明図
【図7】図5のファイルサーバでのデータ削減手順を示
す説明図
【符号の説明】
101 クライアント 102 クライアント 104 メールサーバ 105 ファイルサーバ 201 配信データサイズ設定手段 203 データサイズ比較手段 204 データ削減手段 205 メール送信手段 206 ファイル送信手段 207 ライフタイム設定手段 208 メール受信手段 209 データ削減検知手段 210 データ取り込み手段 504 データ保持手段 505 データ劣化手段 506 データ劣化比較手段 507 データ削除手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントとメールサーバとファイルサ
    ーバとから構成されるデータ配信システムであって、 前記クライアントは、 メールとして一度に配信可能な最大データサイズを設定
    する配信データサイズ設定手段と、 原データのサイズを前記配信データサイズ設定手段で設
    定されたデータサイズと比較するデータサイズ比較手段
    と、 前記データサイズ比較手段において前記原データが大き
    いと判断したならば、当該データを削減してこれを配信
    可能なデータサイズにするデータ削減手段と、 配信可能なデータをメールとしてメールサーバに送信す
    るメール送信手段と、 前記原データを前記ファイルサーバに送信するファイル
    送信手段と、 前記メールサーバからメールを受信するメール受信手段
    と、 前記メール受信手段により前記メールを受信した際、当
    該メールのデータが削減されているかを判断するデータ
    削減検知手段と、 前記データ削減検知手段においてデータが削減されてい
    ると判断されたならば、前記ファイルサーバから削減さ
    れていないデータをダウンロードするデータ取り込み手
    段とを具備していることを特徴とするデータ配信システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記データ削減手段は、色差情報を輝度情
    報よりも優先して削減することを特徴とする請求項1記
    載のデータ配信システム。
  3. 【請求項3】前記ファイルサーバは、原データを輝度情
    報と色差情報とに分離して保持することを特徴とするデ
    ータ保持手段を具備していることを特徴とする請求項1
    または2記載のデータ配信システム。
  4. 【請求項4】前記ファイルサーバは、当該ファイルサー
    バ内に保持されている原データのデータサイズを、アク
    セス頻度と経過時間の少なくとも何れか一方の条件によ
    り減少させるデータ劣化手段を具備していることを特徴
    とする請求項1、2または3記載のデータ配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記データ劣化手段は、色差情報を輝度情
    報よりも優先して劣化させることを特徴とする請求項4
    記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】前記ファイルサーバは、 前記データ劣化手段により削減された原データのサイズ
    を前記配信データサイズ設定手段により設定されたデー
    タサイズと比較するデータ劣化比較手段と、 前記データ劣化比較手段により配信データサイズ設定手
    段により設定されたデータサイズ以下と判断された場
    合、前記データ保持手段に保持されている原データを削
    除するデータ削除手段を具備していることを特徴とする
    請求項4または5記載のデータ配信システム。
  7. 【請求項7】前記クライアントは、送信クライアントか
    らの指示によるアクセス頻度と経過時間の少なくとも何
    れか一方の条件によりデータサイズを減少させるレベル
    を設定するライフタイム設定手段を具備し、 前記データ劣化手段は前記ライフタイム設定手段からの
    指示に基づきデータを削減することを特徴とする請求項
    4、5または6記載のデータ配信システム。
  8. 【請求項8】前記ファイルサーバは、前記データ劣化手
    段と同じデータサイズを減少させるレベルを設定する共
    通ライフタイム設定手段を具備していることを特徴とす
    る請求項4、5、6または7記載のデータ配信システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記ファイルサーバは、共通ライフタイム
    設定手段からのレベル設定よりも前記ライフタイム設定
    手段からのレベル設定を優先することを特徴とする請求
    項8記載のデータ配信システム。
JP10051700A 1998-03-04 1998-03-04 データ配信システム Withdrawn JPH11249980A (ja)

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