JP2003330840A

JP2003330840A - コンテンツ配送システム及びその方法並びにプログラム

Info

Publication number: JP2003330840A
Application number: JP2002140696A
Authority: JP
Inventors: Masataka Suzuki; 将貴鈴木
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 2002-05-15
Filing date: 2002-05-15
Publication date: 2003-11-21

Abstract

(57)【要約】【課題】許容される容量内に収まる範囲の電子コンテ
ンツに対しては外部記憶装置に記憶させず、一括して送
信先へ配送し、配送効率を向上させることが可能なコン
テンツ配送システム及び方法を提供する。【解決手段】本発明のコンテンツ配送システムは、電
子コンテンツの一部または全部を配送せずに外部記憶装
置３１に保存し、大容量の電子コンテンツを配送するコ
ンテンツ配送システムにおいて、配送方法選択用計算機
２が、電子コンテンツの容量や配送先計算機４あるいは
ネットワークの状況に応じて、電子コンテンツを外部記
憶装置３１に保存するか、保存せずに電子コンテンツ全
体を直接配送するかを判定し、あらかじめ利用者が設定
情報部２１に設定した配送方法を示す設定情報から選択
して、電子コンテンツの配送を行う

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電子計算機
（コンピュータ）がネットワークで接続された環境にお
いて、ある電子計算機から別の電子計算機に対して、電
子メールやファイルなどの電子的なコンテンツを配送す
るコンテンツ配送システムに関する。ここで、上記本発
明は、配送元の電子計算機と配送先の電子計算機が同一
である場合を含む。

【０００２】

【従来の技術】従来、コンテンツの配送元の電子計算機
上には、電子コンテンツを送るためのコンテンツ送信部
が存在し、一方、配送先の電子計算機上には電子コンテ
ンツを受け取るためのコンテンツ受信部が存在してい
る。上記コンテンツ送信部は、あらかじめ決められたプ
ロトコルに従い、送信先であるコンテンツ受信部と通信
し、電子計算機間のネットワークを介して電子コンテン
ツを配送する。

【０００３】また、配送元の電子計算機と、配送先の電
子計算機とが直接ネットワークで接続されていない場
合、配送元の電子計算機と配送先の電子計算機との間に
は、一つあるいは複数の中継用の電子計算機が介在する
ことになる。その場合、中継用の電子計算機には、コン
テンツ受信部とコンテンツ送信部との両方が存在するこ
ととなり、このコンテンツ受信部が電子コンテンツを受
け取り、そして、コンテンツ送信部が次に配送すべき電
子計算機に対して受信した電子コンテンツを送り出す。

【０００４】このとき、配送する経路となるネットワー
クおよび受信用のプログラム（コンテンツ受信部で動作
する）は、プロトコル上の制約やセキュリティ確保のた
め一度に配送できる電子コンテンツの容量を制限してい
るため、許容される上記容量内に収まらない大容量の電
子コンテンツを、一度にコンテンツ全体のデータを配送
することができない。この場合、上記プログラムは、許
容される容量内に収まる範囲で、電子コンテンツが配送
された旨を通知する通知情報または電子コンテンツの一
部分を最初に配送する。そして、このときに配送されな
かった電子コンテンツの残りの部分は、配送先の電子計
算機からネットワークを経由して参照できる外部記憶装
置上に保存され、電子コンテンツを受信する利用者が通
知情報あるいはコンテンツの一部分を閲覧または利用し
た後に、ネットワークを経由して配送される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンテンツ配送技術においては、配送する経路となるネ
ットワークあるいは配送先電子計算機のコンテンツ受信
部が許容できる容量に収まる小容量の電子コンテンツで
あっても、電子コンテンツが配送された旨を通知する通
知情報または電子コンテンツの一部分を最初に配送する
処理を行うため、コンテンツの全体または一部分が外部
記憶装置に保存されることとなり、最初の配送時にコン
テンツ全体が配送されず、転送効率が向上できないとい
う欠点があった。

【０００６】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、許容される容量内に収まる範囲の電子コンテンツ
に対しては外部記憶装置に記憶させず、一括して送信先
へ配送し、配送効率を向上させることが可能なコンテン
ツ配送システム及び方法を提供する事にある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明のコンテンツ配送
システムは、電子コンテンツの一部または全部を配送せ
ずに外部記憶装置に保存し、大容量の電子コンテンツを
配送するコンテンツ配送システムにおいて、コンテンツ
の容量や配送先の端末あるいはネットワークの状況に応
じて、電子コンテンツを外部記憶装置に保存するか、保
存せずに電子コンテンツ全体を直接配送するかを、あら
かじめ利用者の設定した配送方法を示す設定情報から選
択して、前記電子コンテンツの配送を行うことを特徴と
する。

【０００８】本発明のコンテンツ配送システムは、前記
電子コンテンツのデータ容量を算出し、一括して配送可
能なデータ容量，配送先の端末の受信状況またはネット
ワークの送信状況に応じて、上記設定条件から、この電
子コンテンツの配送方法を選択する配送方法選択部を有
することを特徴とする。

【０００９】本発明のコンテンツ配送方法は、電子コン
テンツの一部または全部を配送せずに外部記憶装置に保
存し、大容量の電子コンテンツを配送するコンテンツ配
送方法において、コンテンツの容量や配送先の端末ある
いはネットワークの状況に応じて、電子コンテンツを外
部記憶装置に保存するか、保存せずに電子コンテンツ全
体を直接配送するかを、あらかじめ利用者の設定した配
送方法を示す設定情報から選択して、前記電子コンテン
ツの配送を行うことを特徴とする。

【００１０】本発明のコンテンツ配送方法は、前記電子
コンテンツのデータ容量を算出し、一括して配送可能な
データ容量，配送先の端末の受信状況またはネットワー
クの送信状況に応じて、上記設定条件から、この電子コ
ンテンツの配送方法を選択する配送方法選択過程を有す
ることを特徴とする。

【００１１】本発明のコンテンツ配送プログラムは、電
子コンテンツの一部または全部を配送せずに外部記憶装
置に保存し、大容量の電子コンテンツを配送するコンテ
ンツ配送プログラムであって、コンテンツの容量や配送
先の端末あるいはネットワークの状況に応じて、電子コ
ンテンツを外部記憶装置に保存するか、保存せずに電子
コンテンツ全体を直接配送するかを、あらかじめ利用者
の設定した配送方法を示す設定情報から選択して、前記
電子コンテンツの配送を行うことを特徴とする。本発明
の記録媒体は、上記コンテンツ配送プログラムが記録さ
れたコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。

【００１２】本発明のコンテンツ配送システムにおい
て、配送元の電子計算機（配送元計算機１）と中継用の
電子計算機（中継用計算機５）との間、中継用の電子計
算機が存在しない場合は、配送元の電子計算機と配送先
の電子計算機（配送先計算機４）との間に配送方法を選
択する計算機（配送方法選択用計算機２）を用意する。
配送元の電子計算機におけるコンテンツ送信部（コンテ
ンツ送信部１１）は、配送方法を選択する計算機（配送
方法選択用計算機２）のコンテンツ受信部（コンテンツ
受信部２３）に電子コンテンツを配送する。そして、配
送方法を選択する計算機は、コンテンツの容量や配送先
の端末あるいはネットワークの状況に基づき、利用者の
設定情報（設定情報部２１に記憶されている）によっ
て、電子コンテンツ全体を直接配送するか、外部記憶装
置に保存した上で、通知情報あるいはその一部を配送す
るかを決定する。

【００１３】ここで、配送方法を選択する計算機は、電
子コンテンツ全体を直接配送する配送方法が選択された
場合、配送方法を選択する計算機は中継用電子計算機ま
たは配送先の電子計算機に電子コンテンツ全体を配送す
る。一方、配送方法を選択する計算機は、内部の外部記
憶装置（この「外部」は、配送元計算機１及び配送先計
算機４から見て外部）に保存する場合、まず電子コンテ
ンツを外部記憶装置に保存する。このとき、配送方法を
選択する計算機は、内部に外部記憶装置がなく、コンテ
ンツ保存用の電子計算機（コンテンツ保存用計算機３）
上に存在する場合、ネットワーク経由で電子コンテンツ
を配送した上で、電子コンテンツを外部記憶装置（外部
記憶装置３１）に保存する。次に、配送方法を選択する
計算機は、通知情報あるいは電子コンテンツの一部を中
継用電子計算機または配送先の電子計算機に配送する。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図１は本発明の一実施形態に
よるコンテンツ配送システムの構成例を示すブロック図
である。この図において、本発明のコンテンツ配送シス
テムは、始めにコンテンツの送信を行う配送元計算機
１、この電子コンテンツを最終的に受け取る配送先計算
機４、中継用計算機５、配送方法選択用計算機２、コン
テンツ保存用計算機３から構成されている。

【００１５】配送元計算機１は電子コンテンツを送信す
るコンテンツ送信部１１が設けられ、一方、配送先計算
機４は電子コンテンツを受信するコンテンツ受信部４１
が設けられている。配送方法選択計算機２は、配送元計
算機１と中継用の中継用計算機５との間に設けられ、コ
ンテンツ受信部２３とコンテンツ送信部２４とに加え
て、配送方法選択部２２及び設定情報部２１が設けられ
ている。ここで、配送方法選択部２２は、あらかじめ利
用者により設定され、設定情報部２１に記憶されている
設定情報に基づいて、コンテンツ送信部に選択すべき配
送方法に関する情報を提供する。

【００１６】この設定情報は、例えば、電子コンテンツ
の容量が大きく，配送先計算機（端末）４のコンテンツ
受信部４１やネットワークがプロトコル上の制約やセキ
ュリティ確保のための設定などによる一度に受信できる
電子コンテンツの容量を越える場合など、一度に中継用
計算機５を介して電子コンテンツの配送が行えないと
き、外部記憶装置３１に一次的に電子コンテンツを蓄積
し、配送先計算機４に電子コンテンツが送られてきたこ
とを示す通知情報を送信するか、またはこの電子コンテ
ンツの一部を送信するかなどの配送方法が示されてい
る。

【００１７】中継用計算機５は、配送元計算機１と配送
先計算機４との間に設けられ、コンテンツ送信部５２と
コンテンツ受信部５１との両方を有し、配送先計算機４
に対して配送されるコンテンツの中継を行う。コンテン
ツ保存用計算機３は、配送方法選択用計算機２と配送先
計算機４との間に設けられ、コンテンツ送信部３３とコ
ンテンツ受信部３２に加え、外部記憶装置３１が設けら
れている。

【００１８】ここで、配送元計算機１、配送方法選択用
計算機２、コンテンツ保存用計算機３は、大容量の信頼
できるネットワークで接続されており、ネットワークお
よび各内部のコンテンツ受信部による容量の制限はない
ものとする。また、コンテンツ保存用計算機３と配送先
計算機４との間のネットワークは、電子コンテンツを、
配送元計算機１から配送先計算機４へ複数の計算機を介
して配送する、通常の方法とは異なった大容量のコンテ
ンツを流すことが可能なプロトコルの使用及びセキュリ
ティの設定を可能とする。配送元計算機１から配送先計
算機４への電子コンテンツの配送は、コンテンツ保存用
計算機３を介して行われる場合と中継計算機５を介して
行われる場合がある。コンテンツ保存用計算機３を介し
て行われる場合には、コンテンツ保存用計算機３と配送
先計算機４との間に、コンテンツの転送に対応して設け
られた大容量のネットワークを用いて電子コンテンツの
送信が行われる。

【００１９】次に、図１、図２、図３および図４を参照
し、一実施形態の動作例を説明する。ここで、図２から
図４は、図１のコンテンツ配送システムの動作例を示す
フローチャートである。ステップＳ１において、配送元
計算機１のコンテンツ送信部１１は、配送方法選択用計
算機２のコンテンツ受信部２３に、電子コンテンツを送
信する。次に、ステップＳ２において、配送方法選択用
計算機２の配送方法選択部２２は、入力された電子コン
テンツの容量や配送先計算機４あるいはネットワークの
状況を検出する。例えば、配送方法選択部２２は、上記
電子コンテンツの容量を計算し、配送先計算機４のコン
テンツ受信部４１やネットワークが、一度に受信処理で
きる容量の範囲内にあるかの判定を行う。

【００２０】そして、ステップＳ３において、配送方法
選択部２２は、一括して電子コンテンツを配送できるか
否かの判定の結果、設定情報部２１の設定情報を参照
し、電子コンテンツを外部記憶装置３１に配送して、一
時的に記憶させるか否かを決定する。このとき、配送方
法選択部２２は、一度に電子コンテンツの配送が不可能
と判定し、外部記憶装置３１に電子コンテンツを保存す
ることを選択した場合、処理をステップＳ４に処理を進
め、一方、一度に電子コンテンツの配送が可能と判定
し、外部記憶装置３１に電子コンテンツを保存しないこ
とを選択した場合、ステップＳ１４へ処理を進める。

【００２１】次に、ステップＳ４において、配送方法選
択用計算機２のコンテンツ送信部２４は、コンテンツ保
存用計算機３のコンテンツ受信部３２に電子コンテンツ
を送信する。これにより、ステップＳ５において、コン
テンツ保存用計算機３は、入力される電子コンテンツ
を、外部記憶装置３１に保存する。次に、ステップＳ６
において、配送方法選択用計算機２は、配送元計算機１
と配送先計算機４とが直接通信できる場合、処理をステ
ップＳ１０に進め、一方、配送元計算機１と配送先計算
機４とが直接通信できない場合、処理をステップＳ７へ
進める。

【００２２】そして、ステップＳ１０において、配送方
法選択用計算機２のコンテンツ送信部２４は、通知情報
または電子コンテンツの一部を配送先計算機のコンテン
ツ受信部に送信し、処理をステップＳ１２へ進める。ま
た、ステップＳ７において、配送方法選択用計算機２の
コンテンツ送信部２は、電子コンテンツが送信されたこ
とを通知するため、通知情報，または外部記憶装置３１
から読みだした電子コンテンツの一部を、中継用計算機
５のコンテンツ受信部５１へ送信する。次に、ステップ
Ｓ８において、中継用計算機５は、配送先計算機４と直
接通信できる場合、処理をステップＳ１１に、一方、配
送先計算機４と直接通信できない場合、処理をステップ
Ｓ９へ進める。

【００２３】これにより、ステップＳ９において、中継
用計算機５のコンテンツ送信部５２は、次の他の中継用
計算機５のコンテンツ受信部５１へ、通知情報または電
子コンテンツの一部を送信するとともに、処理をステッ
プＳ８へ戻す。次に、ステップＳ１１において、中継用
計算機５のコンテンツ送信部は、前段の他の中継用計算
機５から入力される通知情報または電子コンテンツの一
部を、配送先計算機４のコンテンツ受信部４１に送信す
る。

【００２４】そして、ステップＳ１２において、配送先
計算機４は、入力される上記通知情報または電子コンテ
ンツの一部を表示部に表示し、利用者はこの表示された
通知情報または電子コンテンツの一部を閲覧または利用
する。次に、ステップＳ１３において、配送方法選択用
計算機２の配送方法選択部２２は、電子コンテンツ全体
が必要になった時点で、コンテンツ保存用計算機３のコ
ンテンツ送信部３３から、配送先計算機４のコンテンツ
受信部４１に電子コンテンツ全体を配送し、電子コンテ
ンツの配送処理を終了する。

【００２５】また、ステップＳ３で、外部記憶装置３１
に電子コンテンツを保存しないことが選択された場合、
ステップＳ１４において、配送方法選択用計算機２の配
送方法選択部２２は、配送元計算機１が配送先計算機４
と直接通信できる場合、処理をステップＳ１５に、一
方、配送元計算機１が配送先計算機４と直接通信できな
い場合、処理をステップＳ１６へ進める。次に、ステッ
プＳ１６において、配送方法選択用計算機２のコンテン
ツ送信部２４は、電子コンテンツを、配送先計算機４の
コンテンツ受信部４１へ送信し、電子コンテンツの配送
処理を終了する。

【００２６】また、ステップＳ１５において、配送方法
選択用計算機２のコンテンツ送信部２４は、電子コンテ
ンツを、中継用計算機５のコンテンツ受信部５１に送信
する。そして、ステップＳ１７において、中継用計算機
５は、配送先計算機４と直接通信できることを検出した
場合、処理をステップＳ１９へ進め、一方、配送先計算
機４と直接通信できないことを検出した場合、処理をス
テップＳ１８へ進める。次に、ステップＳ１８におい
て、中継用計算機５のコンテンツ送信部５２は、次の段
の他の中継用計算機５のコンテンツ受信部５１へ、電子
コンテンツを送信し、ステップＳ１７へ処理を進める。
また、ステップＳ１９において、中継用計算機５のコン
テンツ送信部５２は、配送先計算機４のコンテンツ受信
部４１へ、電子コンテンツを送信し、電子コンテンツの
配送処理を終了する。

【００２７】上述してきたように、本発明のコンテンツ
配送システムは、配送方法選択部２２が電子コンテンツ
の容量に基づき、一度に配送可能なデータ容量であるか
否かの判定を行うため、データ容量が配送経路となるネ
ットワークあるいは配送先計算機４の電子コンテンツ受
信部４１が、一度に配送できるデータの容量（許容可能
なデータ容量）を超える大容量のコンテンツの配送を可
能とするとともに、同一のシステムで許容される容量内
に収まる小容量のコンテンツを外部記憶装置３１に一時
的に保存することなく、配送先計算機４に直接配送する
ことが可能となり、電子コンテンツの配送の効率を向上
させることが可能となる。

【００２８】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。

【００２９】次に、本発明の実施の形態によるコンピュ
ータが実行するためのプログラムについて説明する。図
２〜図４におけるコンテンツ配送システムに処理を、コ
ンピュータシステムのＣＰＵが実行するためのプログラ
ムは、本発明によるプログラムを構成する。このプログ
ラムを格納するための記録媒体としては、光磁気ディス
ク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用い
ることができ、これらをＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して
用いてよい。

【００３０】また上記記録媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のＲＡＭ等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。ま
た上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格
納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あ
るいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシス
テムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体と
は、インターネット等のネットワーク（通信網）や電話
回線等の通信回線（通信線）のように情報を伝送する機
能を有する媒体をいうものとする。

【００３１】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル（差分プログラム）であってもよい。

【００３２】従って、このプログラムを図１のシステム
又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そ
のシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを
実行することによっても、上記実施の形態で説明した機
能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。

【００３３】

【発明の効果】本発明のコンテンツ配送システムによら
ば、配送経路となるネットワークあるいは配送先電子計
算機の電子コンテンツ受信部が許容する容量を超える大
容量のコンテンツの配送を可能とするとともに、同一の
システムで許容される容量内に収まる小容量のコンテン
ツを外部記憶装置に保存することなく配送先め電子計算
機に直接配送することが可能となり、電子コンテンツの
配送の効率を向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態によるコンテンツ配送シ
ステムの構成例を示すブロック図である。

【図２】本発明の一実施形態によるコンテンツ配送シ
ステムの動作例を示すフローチャートである。

【図３】本発明の一実施形態によるコンテンツ配送シ
ステムの動作例を示すフローチャートである。

【図４】本発明の一実施形態によるコンテンツ配送シ
ステムの動作例を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１配送元計算機２配送方法選択用計算機３コンテンツ保存用計算機４配送先計算機５中継用計算機１１，２４，３３，５２コンテンツ送信部２１設定情報部２２配送方法選択部２３，３２，４１，５１コンテンツ受信部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子コンテンツの一部または全部を配送
せずに外部記憶装置に保存し、大容量の電子コンテンツ
を配送するコンテンツ配送システムにおいて、コンテンツの容量や配送先の端末あるいはネットワーク
の状況に応じて、電子コンテンツを外部記憶装置に保存
するか、保存せずに電子コンテンツ全体を直接配送する
かを、あらかじめ利用者の設定した配送方法を示す設定
情報から選択して、前記電子コンテンツの配送を行うこ
とを特徴とするコンテンツ配送システム。
【請求項２】前記電子コンテンツのデータ容量を算出
し、一括して配送可能なデータ容量，配送先の端末の受
信状況またはネットワークの送信状況に応じて、上記設
定条件から、この電子コンテンツの配送方法を選択する
配送方法選択部を有することを特徴とする請求項１記載
のコンテンツ配送システム。
【請求項３】電子コンテンツの一部または全部を配送
せずに外部記憶装置に保存し、大容量の電子コンテンツ
を配送するコンテンツ配送方法において、コンテンツの容量や配送先の端末あるいはネットワーク
の状況に応じて、電子コンテンツを外部記憶装置に保存
するか、保存せずに電子コンテンツ全体を直接配送する
かを、あらかじめ利用者の設定した配送方法を示す設定
情報から選択して、前記電子コンテンツの配送を行うこ
とを特徴とするコンテンツ配送方法。
【請求項４】前記電子コンテンツのデータ容量を算出
し、一括して配送可能なデータ容量，配送先の端末の受
信状況またはネットワークの送信状況に応じて、上記設
定条件から、この電子コンテンツの配送方法を選択する
配送方法選択過程を有することを特徴とする請求項３記
載のコンテンツ配送方法。
【請求項５】電子コンテンツの一部または全部を配送
せずに外部記憶装置に保存し、大容量の電子コンテンツ
を配送するコンテンツ配送プログラムにおいて、コンテンツの容量や配送先の端末あるいはネットワーク
の状況に応じて、電子コンテンツを外部記憶装置に保存
するか、保存せずに電子コンテンツ全体を直接配送する
かを、あらかじめ利用者の設定した配送方法を示す設定
情報から選択して、前記電子コンテンツの配送を行うこ
とを特徴とするコンピュータが実行可能なコンテンツ配
送プログラム。
【請求項６】請求項５記載のコンテンツ配送プログラ
ムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒
体。