JPH11249196A - カメラ用シャッタ - Google Patents

カメラ用シャッタ

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JPH11249196A
JPH11249196A JP4958398A JP4958398A JPH11249196A JP H11249196 A JPH11249196 A JP H11249196A JP 4958398 A JP4958398 A JP 4958398A JP 4958398 A JP4958398 A JP 4958398A JP H11249196 A JPH11249196 A JP H11249196A
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shutter
blade
aperture
opening
diaphragm
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Shigeru Yamagishi
茂 山岸
Tomio Kurosu
富男 黒須
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絞り羽根による開口規制に応じてシャッタ羽根
の開き作動のストロークを好適に変え得るようにしたカ
メラ用シャッタを提供すること。 【解決手段】シャッタ駆動用モータM1の回転子4が往
復回転すると、シャッタ羽根11,12は、駆動ピン5
によって相対的に動かされ、露光用の開口部1c(2
b)を開閉するようになっている。他方、絞り駆動用モ
ータM2の回転子4の往復回転によって、駆動ピン5が
絞り羽根13を往復作動させ、開口部1c(2b)に絞
り開口部13aを臨ませ、且つ規制部13bをシャッタ
羽根11の作動軌跡内に臨ませ得るようになっている。
そのため、絞り開口部13aが開口部1c(2b)に臨
んでいるときには、シャッタ羽根11が規制部13bに
当接し、シャッタ羽根11,12は、その開き作動のス
トロークが規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影に際して、円
形の露光開口を、シャッタ羽根の往復作動によって開閉
するようにした一般にレンズシャッタと称されているカ
メラ用シャッタに関するものであり、特にシャッタ羽根
のほかに絞り羽根を備えていて、絞り羽根が露光開口の
面積を規制した場合には、それに応じてシャッタ羽根の
作動ストロークも好適に規制されるようにしたカメラ用
シャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】シャッタ羽根と絞り羽根とが夫々の駆動
手段によって独立して機能するように構成されているカ
メラ用シャッタにおいては、シャッタ羽根が、絞り開口
を開いた直後に閉鎖できるようにすると、大きな露光値
(以下、高速という)での撮影が可能になって好まし
い。そして、そのような機能を有する機構としては、設
定された絞り開口に応じて、シャッタ羽根の開き作動の
開始位置を変え、シャッタ羽根の全体の作動ストローク
は変えないが、その開始位置からピンホールまでのスト
ロークを変えるようにしたものが、古くから知られてい
る。しかしながら、そのような構成は、撮影前に、作動
開始位置からピンホールまでのストロークを大きくして
も、露光開口を覆っているようにしなければならないこ
とから、シャッタ羽根の面積を必要以上に大きくしなけ
ればならず、高速を得るためには決して有利とは言えな
い。そのため、今日では全く採用されていない。
【0003】また、絞り羽根のほかに開き用のシャッタ
羽根と閉じ用のシャッタ羽根を設け、設定された絞り開
口を、開き用のシャッタ羽根が開いた直後に、閉じ用の
シャッタ羽根が閉鎖するようにすることも考えられる
が、そのように構成した場合には、シャッタ羽根が2組
必要になってしまい、且つその2組のシャッタ羽根を一
つのシャッタ室に収容させるわけにもいかないので、絞
り羽根の駆動手段も含めて三つの駆動手段との連結構成
が複雑になり、コンパクト化が難しいばかりでなく、組
立調整や修理が難しい構成になってしまう。そこで、第
3の方法として、シャッタ羽根の開き作動のストローク
を、設定された絞り開口に対応させて制限してしまうよ
うにすることが考えられる。しかし、そのような構成に
する場合にも、コンパクト化でき、確実に制御できる構
成にすることは、そう簡単なことではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シャッタ羽根の開き作
動のストロークを制限できるようにするためには、先ず
駆動手段の駆動量を直接制限させるようにすることが考
えられる。しかし、モータの回転や、強力な駆動ばねに
よって駆動される部材の回転を、絞り開口に対応した回
転位置で直接停止させるようにすることは至難である。
そのため、次に、駆動手段とシャッタ羽根との間に仲介
部材(一般に、開閉部材と称されているものなど)を設
け、その仲介部材の作動を、絞り開口に対応した位置に
セットされた規制手段(可動ストッパ)に当接させ、停
止させるようにすることが考えられる。しかし、そのよ
うにした場合には、その仲介部材とシャッタ羽根との連
結部(通常、ピンと長孔による嵌合部)に公差が設けら
れているため、仲介部材が例え直ちに停止しても、シャ
ッタ羽根は直ちに停止できず、大きく揺動を繰り返すこ
とになる。そのため、シャッタ羽根の停止時機が遅れ、
また、その停止位置も安定しない。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、絞
り羽根自身に規制手段を設けるか、又は絞り羽根によっ
て動かされ絞り羽根の位置に対応して安定した位置を得
ることができる部材に規制手段を設けることにより、シ
ャッタ羽根の開き作動において、シャッタ羽根自身をそ
の規制手段に直接当接させることによって、シャッタ羽
根の開き作動を、絞り開口に応じた位置で好適に停止さ
せることができるようにしたカメラ用シャッタを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用シャッタは、円形の露光開口を
開閉するために往復作動する1枚構成の又は相対的に往
復作動する2枚構成のシャッタ羽根と、前記シャッタ羽
根を往復作動させるシャッタ駆動手段と、前記露光開口
の面積を規制するために規制位置まで往復作動する1枚
構成の又は相対的に往復作動する2枚構成の絞り羽根
と、前記絞り羽根を往復作動させる絞り駆動手段と、前
記絞り羽根によって変位され前記シャッタ羽根の作動軌
跡内に進退し得るシャッタ規制手段とを備え、前記絞り
羽根が前記露光開口の規制位置にあるとき、前記シャッ
タ羽根は、前記露光開口の全開前に前記シャッタ規制手
段に当接し、その開き作動を阻止されるようにする。ま
た、本発明のカメラ用シャッタにおいては、前記シャッ
タ規制手段が、前記絞り羽根に設けられているようにす
ると好適である。又は、前記シャッタ規制手段が、前記
絞り羽根を介して作動する部材に設けられているように
すると好適である。また、本発明のカメラ用シャッタに
おいては、前記絞り羽根が、前記露光開口よりも小さな
円形の開口部を有する1枚構成の絞り羽根であって、前
記シャッタ羽根が相対的に往復作動する2枚構成のシャ
ッタ羽根であり、その絞り羽根が前記露光開口の規制位
置にあるとき、一方のシャッタ羽根が前記シャッタ規制
手段に当接するようにすると好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示した
二つの実施例によって説明する。図面は、図1〜図6が
第1実施例を示し、図7〜図10が第2実施例を示した
ものであるが、図6のタイミングチャートは第2実施例
にも適用可能なものである。尚、第1実施例と第2実施
例を構成する部材のうち、同一の部材及び同一の部位に
は同じ符号を付けている。
【0008】〔第1実施例〕先ず、図1〜図5に示した
第1実施例の構成から説明する。尚、図1は本実施例の
非撮影時の状態を示した平面図であって、シャッタ地板
の表面側に取り付けられた構成部品を透視的に示したも
のであり、図2は主にモータの構成を理解し易くするた
めの断面図である。また、図3は図1の状態からシャッ
タ羽根を作動させ、露光開口を全開にした状態を示す平
面図である。更に、図4は図1の状態から絞り羽根を作
動させ、絞り開口部を露光開口に臨ませた状態を示す平
面図であり、図5は図4の状態からシャッタ羽根を作動
させ、絞り開口部を全開にした状態を示す平面図であ
る。
【0009】最初に、本実施例の全体構成の骨格につい
て説明しておく。シャッタ地板1と補助地板2は合成樹
脂製であって、両者は、補助地板2に形成された可撓性
を有する三つのフック部2a,2a,2aをシャッタ地
板1の窪みに係合させて、相互に取り付けられている。
また、シャッタ地板1と補助地板2の間には図示してい
ない適宜な方法で仕切り板3が取り付けられていて、シ
ャッタ地板1と仕切り板3の間にはシャッタ室が、補助
地板2と仕切り板3の間には絞り室が形成されている。
【0010】更に、シャッタ地板1には、シャッタ駆動
用のモータM1が、シャッタ地板1に形成された二つの
フック部1a,1aによって取り付けられ、絞り駆動用
のモータM2が、同じく二つのフック部1b,1bによ
って取り付けられている。また、シャッタ地板1と補助
地板2には円形の開口部1c,2bが形成されており、
それらのうち直径の小さい方が露光開口の大きさを規制
することになるが、本実施例においては、これらの開口
部1c,2bは、同心円の同じ直径ということにしてお
く。そして、このようなユニットは、補助地板2を対物
レンズ側にしてカメラに組み込まれることになる。
【0011】次に、シャッタ駆動用のモータM1と絞り
駆動用のモータM2の構成を説明する。これらのモータ
M1,M2は、ムービングマグネット型モータと称され
ていて、少なくともカメラ業界では周知であり、永久磁
石製の回転子は、固定子のコイルに対して正方向に通電
すると正方向へ、逆方向へ通電すると逆方向へ、いずれ
も所定の角度だけ回転するモータである。また、本実施
例においては、これらのモータM1,M2は全く同じ構
成をしているので、それらを構成している部材,部位に
は同じ符号を付け、主に図2を参照しながらシャッタ駆
動用のモータM1の構成を中心にして説明する。
【0012】このモータM1の回転子4は径方向に着磁
された2極の永久磁石製であって、それと一体的に回転
する駆動ピン5を有している。そして、モータM1の駆
動ピン5は、シャッタ地板1,仕切り板3,補助地板2
に形成されている長孔1d,3a,2cを貫通してい
る。また、モータM2の駆動ピン5も、同様にしてシャ
ッタ地板1,仕切り板3,補助地板2に形成された長孔
を貫通しているが、シャッタ地板1に形成された長孔1
eのみが図1をはじめとする他の平面図に示されてい
る。
【0013】この回転子4は、固定子を構成する上枠6
と下枠7に軸受けされており、その上枠6と下枠7の周
りには、それらに外壁面に形成されている凹部内におい
て、回転子4の軸受部を包むようにしてコイル8が巻回
されており、また、上枠6の周りには円筒形のヨーク9
が取り付けられている。更に、図1に示すように、上枠
6には、回転子4の周面に対向する所定の位置に、磁性
体棒10が取り付けられている。この磁性体棒10は、
コイル8の非通電状態において、回転子4の位置を安定
化させるためのものであって、その作用については後述
の説明によって理解することができる。
【0014】次に、主に図1を用いてシャッタ羽根と絞
り羽根の構成について説明する。先ず、本実施例におけ
るシャッタ羽根は、相対的に作動する2枚構成のシャッ
タ羽根であって、それらのシャッタ羽根11,12は、
シャッタ地板1と仕切り板3の間に形成されたシャッタ
室内において、シャッタ地板1に設けられた軸1f,1
gに枢着され、また、それらに形成されている長孔11
a,12aには、上記したモータM1の駆動ピン5が嵌
合されている。
【0015】また、図1は、コイル8の非通電状態を示
しているが、このとき回転子4は、そのS極と磁性体棒
10との配置関係によって、時計方向への回転力が付与
されている。そのため、駆動ピン5は、シャッタ羽根1
1を時計方向へ回転させ、またシャッタ羽根12を反時
計方向へ回転させようとしている。しかし、シャッタ羽
根11が、シャッタ地板1に設けられたストッパ1hに
接触しているので、その回転が阻止され、シャッタ羽根
11,12による開口部1c,2b(露光開口)の閉鎖
状態が安定して保たれるようになっている。尚、シャッ
タ室内には、シャッタ地板1に設けられたもう一つのス
トッパ1iがあるが、これは、開口部1c,2bを全開
にした後、シャッタ羽根12が当接するストッパであ
る。
【0016】他方、本実施例における絞り羽根は、1枚
構成の絞り羽根13であって、仕切り板3と補助地板2
の間に形成された絞り室に配置されている。この絞り羽
根13は、絞り室内まで伸長したシャッタ地板1の軸1
jに枢着され、開口部1c,2bよりも小さな円形の開
口部13aと、シャッタ室まで伸長させた折曲状の規制
部13bと、溝13cとを有し、その溝13cには上記
したモータM2の駆動ピン5を嵌合させている。図1
は、モータM2のコイル8に通電していない状態を示し
ているが、既にモータM1の場合で説明したように、こ
のとき回転子4は、時計方向へ回転力が付与されている
が、絞り羽根13がシャッタ地板1に設けられたストッ
パ1kに接触し、その回転を阻止されている。
【0017】次に、本実施例の作動を説明する。図1
は、本実施例の非撮影時の状態を示しており、二つのモ
ータM1,M2のコイル8,8には通電されていない
が、上記した理由によって、カメラをどのような姿勢に
しても、シャッタ羽根11,12は開口部1c,2bの
閉鎖状態を保ち、絞り羽根13は開口部1c,2bから
退避した状態を保つようになっている。そこで、このよ
うな状態からの作動を、図1のほか図3〜図6も用いて
説明する。
【0018】先ず、絞り羽根13の開口部13aによっ
て露光開口の面積を規制せずに撮影を行う場合について
説明する。図6においては、その場合を実線で表してい
る。図1から分かるように、非撮影時の状態において
は、絞り羽根13は、開口部1c,2bから退避してい
て、ストッパ1kに接触しているので、この場合には、
絞り駆動用モータM2には、通電を行わない。従って、
最初からシャッタ駆動用モータM1のコイル8に通電す
ることになる。
【0019】そこで、図1の状態において、シャッタ駆
動用モータM1のコイル8に正方向の通電を行うと、回
転子4は反時計方向へ回転を開始する。このとき、シャ
ッタ羽根11,12の長孔11a,12aに対する駆動
ピン5の嵌合には若干の公差があるため、シャッタ羽根
11,12は、駆動ピン5(即ち、回転子4)の作動よ
りも若干遅れて開き作動を開始することになる。そし
て、シャッタ羽根11は、軸1fで反時計方向に回転
し、また、シャッタ羽根12は、軸1gで時計方向に回
転して、両者の重なりを減じつつ開口部1c,2bを開
いて行き、全開後に、シャッタ羽根12がストッパ1i
に当接することによって、シャッタ羽根11,12の開
き作動が停止する。その状態が図3に示されている。
【0020】シャッタ駆動用モータM1の構成次第で
は、この状態においてコイル8への通電を断っても全開
状態を保たせておけるようにすることが可能であるが、
本実施例においては全開状態を保たせるために通電を続
けることになる。そして、所定の時間が経過すると、制
御回路からの信号によって、コイル8に対し逆方向への
通電が行われる。そのため、回転子4は時計方向へ回転
するが、上記した理由と同じ理由によって、その逆通電
の開始よりも若干遅れ、シャッタ羽根11,12は駆動
ピン5に押されて閉じ作動を開始する。そして、開口部
1c,2bを閉じた後、シャッタ羽根11がストッパ1
hに当接することによって、シャッタ羽根11,12の
閉じ作動が停止する。その後、シャッタ駆動用モータM
1のコイル8に対する通電を断った状態が、図1に示さ
れた状態である。
【0021】次に、露光開口の面積を、絞り羽根13の
開口部13aによって規制しておいてから撮影を行う場
合について説明する。図6においては、その場合を点線
で表している。そこで、先ず最初に、絞り駆動用モータ
M2のコイル8に正方向の通電を行う。そのため、モー
タM2の回転子4は図1において反時計方向へ回転し、
駆動ピン5によって、絞り羽根13を軸1jで反時計方
向へ回転させる。そして、この絞り羽根13の回転は、
ストッパ1hに当接することによって停止する。その状
態が図4に示されている。そして、この状態において
は、絞り羽根13の開口部13aが、開口部1c,2b
と同心的に配置され、露光開口の面積を所定の領域に規
制し得るようになっており、また、規制部13bが、シ
ャッタ羽根11の作動軌跡内に臨まされている。更に、
この状態が得られた後も、モータM2のコイル8には、
正方向への通電が続けられている。
【0022】その後、シャッタ駆動用モータM1のコイ
ル8に対し正方向の通電が行われると、既に説明したよ
うにして、回転子4は反時計方向へ回転し、駆動ピン5
によってシャッタ羽根11,12に開き作動を行わせ
る。そして、このシャッタ羽根11,12の開き作動
は、絞り羽根13の開口部13aを全開にした段階で、
シャッタ羽根11が規制部13bに当接することによっ
て停止する。このとき、本実施例においては、一方のシ
ャッタ羽根11のみが規制部13bに当接するように構
成されているので、その当接直後においては、シャッタ
羽根11,12の相対的な作動関係が崩れることにな
る。従って、長孔11a,12aと駆動ピン5との嵌合
部において、シャッタ羽根11,12は、駆動ピン5に
対して異なる方向から力を加えることになるため、両者
の力が相殺され、大きなバウンドを生じることなく、ス
ムーズに停止する。その停止状態が図5に示されてい
る。
【0023】本実施例においては、この状態を長く続け
てからシャッタ羽根11,12に閉じ作動を行わせるよ
うにすることも可能であるが、上記のように開口部13
aを全開した直後にシャッタ羽根11,12をスムーズ
に停止させることができるため、その停止後、直ちにシ
ャッタ羽根11,12に閉じ作動を行わせることが可能
となり、シャッタの高速制御が可能になっている。図6
には、そのようにして制御される場合が示されている。
【0024】即ち、シャッタ羽根11,12の開き作動
が停止すると、直ちに、シャッタ駆動用モータM1のコ
イル8に逆方向への通電が行われる。そのため、その逆
通電の開始時機より若干遅れて、シャッタ羽根11,1
2が閉じ作動を開始する。そして、開口部13aを閉じ
た後、シャッタ羽根11がストッパ1hに当接し、閉じ
作動が停止する。従って、その後、直ちにモータM1の
コイル8に対する通電を断つようにしてもよいが、本実
施例においては、その前に絞り駆動用モータM2のコイ
ル8に逆方向の通電を行って回転子4をっとけい方向へ
回転させ、駆動ピン5によって絞り羽根13を図1の状
態に復帰させておいてから断つようにし、シャッタ羽根
11,12の閉鎖状態が、絞り羽根13の復帰時の振動
によって影響を受けないようにしている。
【0025】〔第2実施例〕次に、図7〜図10に示さ
れた第2実施例について説明する。尚、図7は本実施例
の非撮影時の状態を示した平面図であって、シャッタ地
板の表面側に取り付けられた構成部品を透視的に示した
ものであり、図8は本実施例の構成を理解し易くするた
めの断面図である。また、図9は図7の状態からシャッ
タ羽根を作動させ、露光開口を全開にした状態を示す平
面図である。更に、図10は図7の状態から絞り羽根を
作動させ、絞り開口部を露光開口に臨ませた後、シャッ
タ羽根を作動させ、絞り開口部を全開にした状態を示す
平面図である。
【0026】また、本実施例の構成は、第1実施例の構
成に対して、新たにシャッタ規制部材14と、その規制
部材14に回転力を付勢するばね15を設けたことと、
それに伴っって一部の部材の形状が変わっただけであ
り、殆どの構成は第1実施例の場合と同じである。その
ため、同じ部材,同じ部位には同じ符号を付けて説明を
省略し、異なる構成についてのみ説明する。
【0027】本実施例においては、シャッタ地板1に、
新たに長孔1m,1nが形成され、且つ軸1p,ばね掛
け1qが設けられている。また、補助地板2にも、長孔
1mと同じ形状の長孔2dが形成されている。そして、
軸1pの先端には、可撓性を有する二つのフック部1p
1 ,1p2 が形成されており、シャッタ規制部材14
が、そのフック部1p1 ,1p2 を撓ませることによっ
て、軸1pに回転可能に取り付けられている。シャッタ
規制部材14には、ピン14a,規制部14b,ばね掛
け14cが設けられていて、ピン14aは長孔1m,2
dに挿入され、規制部14bは長孔1nに挿入されてい
る。
【0028】また、ばね15は軸1pに巻回されてい
て、その一端をばね掛け1qに、他端をばね掛け14c
に掛けている。そのため、シャッタ規制部材14は、ば
ね15によって反時計方向へ回転するように付勢されて
おり、ピン14aは常に絞り羽根13と接触するように
なっている。また、シャッタ規制部材14が、ばね15
の付勢力に抗して時計方向へ回転された場合には、規制
部14bをシャッタ羽根11の作動軌跡内に臨ませるよ
うになっている。尚、本実施例の絞り羽根13には、第
1実施例において設けられていた規制部13bが設けら
れていない。
【0029】次に、本実施例の作動を説明するが、第1
実施例の説明と重複し、詳しく説明をするまでもないと
ころについては、簡略化して説明する。また、上記した
ように、図6は本実施例の作動説明にも適用されるもの
である。図7は、本実施例の非撮影時の状態を示してい
る。そのため、図1に示した第1実施例の場合と同様
に、二つのモータM1,M2のコイル8,8には通電さ
れていないが、カメラをどのような姿勢にしても、シャ
ッタ羽根11,12は開口部1c,2bの閉鎖状態を保
ち、絞り羽根13は開口部1c,2bから退避した状態
を保つようになっている。尚、本実施例の場合は、絞り
羽根13がシャッタ規制部材14のピン14aによって
時計方向へ回転するように押されているので、この状態
における絞り羽根13の位置は、第1実施例の場合より
も安定している。
【0030】そこで、先ず、絞り羽根13の開口部13
aによって露光開口の面積を規制せずに撮影を行う場合
について説明する。本実施例においても、上記したよう
に非撮影時の状態においては、絞り羽根13が、開口部
1c,2bから退避していて、ストッパ1kに接触した
状態になっている。そして、シャッタ規制部材14の規
制部14bはシャッタ羽根11の作動軌跡外に逃げてい
る。そのため、絞り駆動用モータM2には通電を行わ
ず、最初からシャッタ駆動用モータM1のコイル8に通
電し、シャッタ羽根11,12に開閉作動を行わせるだ
けである。従って、その開閉作動は、第1実施例の場合
と全く同じであり、図6において実線で表したように作
動するだけであるから、シャッタ羽根11,12による
開口部1c,2bの全開状態を図9に示し、詳しい説明
を省略する。
【0031】次に、露光開口の面積を、絞り羽根13の
開口部13aによって規制しておいてから撮影を行う場
合について説明する。本実施例の場合にも、その作動を
行うときは、図6に点線で表わされたようにして行われ
る。従って、先ず、絞り駆動用モータM2のコイル8に
正方向への通電を行う。それによって、モータM2の回
転子4は図7において反時計方向へ回転するが、その回
転は、絞り羽根13がストッパ1hに当接することによ
って停止する。また、この反時計方向への回転に際し、
絞り羽根13がピン14aを押すので、シャッタ規制部
材14は、ばね15の付勢力に抗して時計方向へ回転さ
れ、規制部14bをシャッタ羽根11の作動軌跡内に臨
ませる。そして、この絞り羽根13の停止状態において
は、開口部13aが開口部1c,2bと同心的に配置さ
れており、また、この状態が得られた後も、モータM2
のコイル8には、正方向への通電が続けられている。
【0032】その後、シャッタ駆動用モータM1のコイ
ル8に対し正方向の通電が行われると、第1実施例にお
いて既に説明したように、回転子4は反時計方向へ回転
し、駆動ピン5によってシャッタ羽根11,12に開き
作動を行わせる。そして、この開き作動は、絞り羽根1
3の開口部13aを全開にした段階で、シャッタ羽根1
1がシャッタ規制部材14の規制部14bに当接するこ
とによって停止する。このとき、ばね15の付勢力に加
えてシャッタ規制部材14を反時計方向へ回転させる力
が、シャッタ羽根11によって加えられるが、モータM
2によって絞り羽根13に与えられている反時計方向へ
の回転力が大きいため、絞り羽根13が動かされてしま
うようなことはない。また、本実施例においても、一方
のシャッタ羽根11のみが規制部14bに当接するの
で、シャッタ羽根11,12のバウンドを最小限に抑え
て、スムーズに停止する。その停止状態が図10に示さ
れている。
【0033】本実施例においても、このように開口部1
3aを全開した直後にシャッタ羽根11,12をスムー
ズに停止させることができるから、その停止後、直ちに
シャッタ羽根11,12に閉じ作動を行わせることが可
能である。そのため、シャッタ羽根11,12の開き作
動が停止した段階で、直ちに、シャッタ駆動用モータM
1のコイル8に逆方向への通電が行われると、その通電
開始時機よりも若干遅れて、シャッタ羽根11,12が
閉じ作動を開始する。そして、開口部13aを閉じ、シ
ャッタ羽根11がストッパ1hに当接することによって
閉じ作動が停止する。その後、絞り駆動用モータM2の
コイル8に逆方向の通電を行い、絞り羽根13を図7の
状態に復帰させておいてからシャッタ駆動用モータM1
のコイル8に対する通電を断ち、当初の状態に復帰す
る。
【0034】尚、上記の各実施例においては、いずれも
シャッタ羽根の構成を、お互いに逆方向へ相対的に往復
作動する2枚構成のシャッタ羽根としたが、本発明は周
知のような1枚構成のシャッタ羽根であっても差し支え
ない。また、上記の各実施例においては、いずれも絞り
羽根を1枚構成にしているが、それを各実施例における
シャッタ羽根のように相対的に往復作動する2枚構成に
し、その一方によってシャッタ羽根に対する規制部の位
置が決定するようにしても差し支えない。更に、上記の
各実施例においては、シャッタ羽根と絞り羽根を、ムー
ビングマグネット型モータによって駆動しているが、本
発明の駆動手段はこの種のモータに限定されるものでは
ないし、また、モータに限定されるものでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、絞り開
口に対応させてシャッタ羽根の開き作動のストロークを
変えるために、絞り羽根自身に規制手段を設けるか、又
は絞り羽根によって動かされ絞り羽根の位置に対応して
安定した位置を得ることができる部材に規制手段を設
け、シャッタ羽根の開き作動時に、シャッタ羽根自身を
その規制手段に直接当接させるようにしたから、シャッ
タ羽根が所定の位置で好適に停止し、閉じ作動を迅速に
行わせることが可能になる。また、構成が簡単であるこ
とから、製作時に行われる、絞り羽根とシャッタ羽根の
位置調整も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の非撮影時の状態を示した平面図で
あって、シャッタ地板の表面側に取り付けられた構成部
品を透視的に示したものである。
【図2】主にモータの構成を理解し易くするために示し
た第1実施例の断面図である。
【図3】図1の状態からシャッタ羽根を作動させ、露光
開口を全開にした状態を示す平面図である。
【図4】図1の状態から絞り羽根を作動させ、絞り開口
部を露光開口に臨ませた状態を示す平面図である。
【図5】図4の状態からシャッタ羽根を作動させ、絞り
開口部を全開にした状態を示す平面図である。
【図6】第1実施例の作動を説明するためのタイミング
チャートである。
【図7】第2実施例の非撮影時の状態を示した平面図で
あって、シャッタ地板の表面側に取り付けられた構成部
品を透視的に示したものである。
【図8】第2実施例の構成を理解し易くするために示し
た断面図である。
【図9】図7の状態からシャッタ羽根を作動させ、露光
開口を全開にした状態を示す平面図である。
【図10】図7の状態から絞り開口部を露光開口に臨ま
せた後、シャッタ羽根を作動させ、絞り開口部を全開に
した状態を示す平面図である。
【符号の説明】 M1 シャッタ駆動用モータ M2 絞り駆動用モータ 1 シャッタ地板 1a,1b,1p1 ,1p2 , 2a フック部 1c,2b,13a 開口部 1d,1e,1m,1n,2c,2d,3a,11a,
12a 長孔 1f,1g,1j,1p 軸 1h,1i,1k ストッパ 1q,14c ばね掛け 2 補助地板 3 仕切り板 4 回転子 5 駆動ピン 6 上枠 7 下枠 8 コイル 9 ヨーク 10 磁性体棒 11,12 シャッタ羽根 13 絞り羽根 13b,14b 規制部 13c 溝 14 シャッタ規制部材 14a ピン 15 ばね
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】即ち、シャッタ羽根11,12の開き作動
が停止すると、直ちに、シャッタ駆動用モータM1のコ
イル8に逆方向への通電が行われる。そのため、その逆
通電の開始時機より若干遅れて、シャッタ羽根11,1
2が閉じ作動を開始する。そして、開口部13aを閉じ
た後、シャッタ羽根11がストッパ1hに当接し、閉じ
作動が停止する。従って、その後、直ちにモータM1の
コイル8に対する通電を断つようにしてもよいが、本実
施例においては、その前に絞り駆動用モータM2のコイ
ル8に逆方向の通電を行って回転子4を時計方向へ回転
させ、駆動ピン5によって絞り羽根13を図1の状態に
復帰させておいてから断つようにし、シャッタ羽根1
1,12の閉鎖状態が、絞り羽根13の復帰時の振動に
よって影響を受けないようにしている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形の露光開口を開閉するために往復作
    動する1枚構成の又は相対的に往復作動する2枚構成の
    シャッタ羽根と、前記シャッタ羽根を往復作動させるシ
    ャッタ駆動手段と、前記露光開口の面積を規制するため
    に規制位置まで往復作動する1枚構成の又は相対的に往
    復作動する2枚構成の絞り羽根と、前記絞り羽根を往復
    作動させる絞り駆動手段と、前記絞り羽根によって変位
    され前記シャッタ羽根の作動軌跡内に進退し得るシャッ
    タ規制手段とを備え、前記絞り羽根が前記露光開口の規
    制位置にあるとき、前記シャッタ羽根は、前記露光開口
    の全開前に前記シャッタ規制手段に当接し、その開き作
    動を阻止されるようにしたことを特徴とするカメラ用シ
    ャッタ。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ規制手段が、前記絞り羽根
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカ
    メラ用シャッタ。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ規制手段が、前記絞り羽根
    を介して作動する部材に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラ用シャッタ。
  4. 【請求項4】 前記絞り羽根が、前記露光開口よりも小
    さな円形の開口部を有する1枚構成の絞り羽根であっ
    て、前記シャッタ羽根が相対的に往復作動する2枚構成
    のシャッタ羽根であり、その絞り羽根が前記露光開口の
    規制位置にあるとき、一方のシャッタ羽根が前記シャッ
    タ規制手段に当接するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載のカメラ用シャッタ。
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