JPH11248862A - 電子時計の構造 - Google Patents
電子時計の構造Info
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- JPH11248862A JPH11248862A JP10050355A JP5035598A JPH11248862A JP H11248862 A JPH11248862 A JP H11248862A JP 10050355 A JP10050355 A JP 10050355A JP 5035598 A JP5035598 A JP 5035598A JP H11248862 A JPH11248862 A JP H11248862A
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Abstract
害の防止を目的とする。 【解決手段】 機能装置を取り付けることにより所定の
機能を果たす携帯用電子時計において、時計の12時と
6時を結ぶ線に対して、9時方向側に水圧等の圧力を感
知する圧力センサ−等の機能装置を配置し、3時方向側
に巻真やプッシュボタンを配置し、9時方向の機能装置
を除いた位置に前記機能装置を動作させるための水感ス
イッチを配置した。
Description
突出して設けた機能装置を備えた携帯用電子時計の配置
構造に関し、特に、圧力センサ−等の機能装置を有する
ダイバ−時計に関するものである。
機能時計の発展は目覚ましく、多くの分野で商品化がな
されている。電子腕時計の分野でも例外ではなく、水中
の圧力差を感知して水深計測を行なうダイバ−時計、又
は同じ圧力差でも気圧を計測する高度計付き腕時計をは
じめとしてセンサ−を利用する種々のものが商品化され
ている。しかし、センサ−を利用するためには、従来の
時計部品とは全く異なる部品が必要となるとともに、セ
ンサ−による計測機能を阻害しないための配慮も必要と
なる。また電源である電池も腕時計という限られたスペ
−スで大きさや容量の面で大きい制約を受けており、セ
ンサ−を駆動するための消費電流も最小限に絞り込まれ
ている。この中で特にダイバ−時計の水深計測を行なう
為不可欠な圧力センサ−は、ダイバ−が携帯中に水感ス
イッチにより水分を感知するとONされ、水深計測がス
タ−トする構成となっている。いわば水感スイッチはダ
イバ−に代わって自動的に水深計測をスタ−トさせる重
要なスイッチとなっており、水深計測機能時計には必要
不可欠な付加機能となってきている。
らなる小型化、機能性を高める為には、時計の効率の良
い配置による小型化はもとより、小型の電源を採用する
ためのセンサ−の小型化、省力化も必要であり、関連す
る機能を果すセンサ−とスイッチを時計の同一方向に配
し機能の応答性も配慮する必要がある。
機能付きダイバ−腕時計を例にとって従来の水感スイッ
チの配置構造について説明する。従来腕時計の圧力セン
サー等の突出して設けた機能装置は、時計の外の環境デ
−タの変化を測定しているため、時計ケ−スの外周部に
開口している構成となっており、測定デ−タを時計モジ
ュ−ルに送り、時計モジュ−ルから電源供給されるため
の導通部材で時計モジュ−ルと結合されている。又、腕
時計を腕に装着すると、時計の裏蓋側は腕に密着し、文
字板側はガラスが装着されている。そのため機能装置を
時計に取り付ける位置は時計の側面が一般的であるが、
腕に装着するためのバンドが、通常時計の12時方向と
6時方向に取り付けられている。又、時計の外部操作部
材である巻真やプッシュボタンは時計が腕に装着された
場合でも操作可能な様に、時計の12時と6時を結んだ
線に対し3時方向側に取り付けられる事が一般的であ
る。従って圧力センサ−や水感スイッチ等の突出して設
けた機能装置を配置する位置としては9時方向側が圧倒
的に多い。
る圧力センサ−が、電子時計の3時方向に取り付けられ
た場合、突出している圧力センサ−部分が装着中に手首
に当たってしまい、時計の携帯性を阻害してしまうとい
う問題があり、又水分を感知して所定の機能を果たす水
感スイッチが、電子時計の3時方向に取り付けられた場
合、時計を腕に装着したまま、手を洗ったりすると、水
が付着して水感スイッチが動作してしまったり、手首を
曲げる等の動作により水感スイッチに肌が触れる事で水
感スイッチが動作し、圧力センサ−のスイッチが入って
しまって電流消費が発生し、電池の寿命を縮めてしまう
等の問題があった。また、3時方向にセンサ−があるた
め、9時方向に巻真やプッシュボタンを配置すると、ク
ロノグラフ操作等の携帯中の時計操作がやりにくいとい
う操作性を阻害する等の問題があった。本発明は上記の
問題点を解決し、スイッチの誤動作を防止し、操作性の
すぐれた電子時計を構成することを目的としている。
めの本発明の構成は、電子時計の12時と6時を結ぶ線
に対して、3時方向側には前記外部操作部材を配置し、
9時方向側には前記モジュ−ルから突出して前記機能装
置を配置するとともに、該機能装置を除いた位置には前
記機能装置を動作させるためのスイッチを配置したこと
を特徴とする。
計の平面図である。図1において、時計ケ−ス2には1
2時方向と6時方向に時計バンド(図示していない)を
取り付けるバンド取付部2aが構成されており、12時
と6時を結ぶ線に対して3時方向側には時計の外部操作
部材であるリュ−ズ17とそのリュ−ズ17を挟むよう
に同じく外部操作部材のプッシュボタン(PB)18、
19が配置されている。9時方向側には水圧等の圧力を
感知する圧力センサ−7とその圧力センサ−7を除いた
位置に水分を感知して所定の機能を果たす水感スイッチ
1が、図1の実施形態では10時方向に配置されてい
る。時計ケ−ス2には時計モジュール11が収納され、
中心に時間を示す時針12、分針13と水深計測時に水
深を表示するための深度針9が配置されている。その中
心の針を取り囲むように、時計の状態を示すモ−ド針1
0、秒を表示する秒針14、1日の時間を一回転で表示
する24時間針16が、それぞれ独立した表示ダイヤル
の中心に配置されている。15は日付けを表示する日窓
である。
図である。又、図3は本発明の圧力センサ−部を示す断
面図である。又、図4は本発明の圧力センサ−部と水感
スイッチ部を示す平面図である。以下図2、図3、図4
を用いて本発明の時計モジュ−ルの構造を説明する。図
2において、金属部材からなる時計ケ−ス2の側面に植
設されたパイプ2bは時計ケ−ス2とともに金属部材か
らなり、時計ケ−ス2と一体化されている。またそのパ
イプ2bの中心に防水パッキンとしての役割と、絶縁の
役割を兼ね備えた絶縁チュ−ブ3を介して軸状金属部材
である水感スイッチ1が植設されており、一端は時計ケ
−ス2側面外側に露出し、もう一方の端部は時計ケ−ス
を貫通して時計モジュ−ル11方向に伸びている。時計
モジュ−ル11には詳述していないが、電子時計の心臓
部であるic等の電子部品を実装した回路基板6と、そ
の回路基板6のパタ−ンに導通しているバネ部材である
スイッチ接点5が構成され、スイッチ接点5の一端が水
感スイッチ1の端部と導通している。この構成により水
感スイッチ1は、時計モジュ−ル11のひとつのスイッ
チ端子として時計ケ−スより外に露出したスイッチとし
て機能する。
すると、すなわち時計を水中に没すると、水感スイッチ
1の端面と時計ケ−ス2が水滴により導通し、時計が水
中に有る事を認識し、後述する圧力センサ−に電源供給
を開始し、時計が水深計測モ−ドで有ることを表示する
システム構成となっている。
に植設されたパイプ2cは時計ケ−ス2とともに金属部
材からなり、時計ケ−ス2と一体化されている。またそ
のパイプ2cの中心に防水パッキンともに圧力センサ−
7が植設されており、時計ケ−ス2側面に露出し、開口
している。その圧力センサ−7の時計モジュ−ル11方
向にセンサ−シ−ト7aが伸びている。又、時計モジュ
−ル11の構成部品のひとつである巻真スペ−サ−25
のボス25bは、回路基板6の下面側でスイッチ接点5
を位置決め載置し、更に回路基板6を通過し、回路基板
6の上面側に突出してセンサ−シ−ト7aを位置決め載
置している。そのセンサ−シ−ト7aのパタ−ンが回路
基板6のパタ−ンと対面接触しネジ20により圧接され
導通している。つまり、センサ−シ−ト7aとスイッチ
接点5は、回路基板6を挟んでほぼ同じ位置に載置され
ている。この構成により時計の外の圧力、特に水圧の変
化したときの情報を圧力センサ−7からセンサ−シ−ト
7aを介して、時計モジュ−ル11に送ることが可能と
なっている。また時計モジュ−ル11からの電源供給は
センサ−シ−ト7aを介して行なわれている。時計を携
帯して水中に潜水すると、時計にかかる水圧を感知し、
圧力の変化量を水深として時計表示することが可能とな
っている。
イッチ接点5を介し、回路基板6の下面方向に導通する
スイッチの導通経路と、圧力センサ−7からセンサ−シ
−ト7aを介し、回路基板の上面方向に導通するセンサ
−の導通経路の平面方向の配置状態を示しており、回路
基板6を挟んでほぼ同じ位置に載置されているスイッチ
接点5とセンサ−シ−ト7aが、巻真スペ−サ−25の
ボス25bにより位置決め載置され、ネジ20により圧
接固定されている。
ら図3により説明する。携帯者が時計を装着して水中に
入ると、時計は水感スイッチ1と時計ケ−ス2とが水分
を介して通電し水深計測準備状態になり、モ−ド針10
がダイビングモ−ドを差し示し、深度針9が時計の12
時位置に駆動され0mを表示する。同時に時計モジュ−
ル11より圧力センサ−7に駆動電流が流れて、水深計
測可能状態となる。次に携帯者がダイビングを開始する
と、圧力センサ−が水圧を測定し、時計と携帯者の潜っ
たいる深さを時計の深度針9が、瞬時に追従し表示する
機能と成っている。水深計測のダイヤルは時計の計時位
置をそのまま利用しており、20m潜水時は深度針9は
分計測の20分位置を指し示す。又、携帯者がダイビン
グを終了し時計が水から切り離されると、水感スイッチ
1と時計ケ−ス2との導通が切れ、水深計測モ−ドがO
FFされ、時計は通常の時刻計測モ−ドに切り替わる構
成となっている。
よれば、電子時計の12時と6時を結ぶ線に対して、3
時方向側には外部操作部材を配置し、9時方向側にはモ
ジュ−ルから突出して圧力センサ−を配置するととも
に、該圧力センサ−を除いた位置には圧力センサ−を動
作させるための水感スイッチを配置したことで、携帯時
に手首曲げ動作等により、水感スイッチの誤作動等を防
止し、圧力センサ−と水感スイッチを同方向に配置する
ことで、付加機能の応答性を高め、電池の消費電力を軽
減し、圧力センサ−と時計モジュ−ルとの導通部材であ
る端子シ−トと、水感スイッチの接点バネを、回路基板
を挟んでほぼ同じ位置に同一の位置決めピンにより載置
したことで時計の小型、薄型化が図れる等実用上多大の
効果がある。
す平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 機能装置を取り付けることにより所定の
機能を果たす電子時計において、電子時計のモジュール
と、前記モジュールを操作するための外部操作部材とを
備え、前記電子時計の12時と6時を結ぶ線に対して、
3時方向側には前記外部操作部材を配置し、9時方向側
には前記モジュ−ルから突出して前記機能装置を配置す
るとともに、該機能装置を除いた位置には前記機能装置
を動作させるためのスイッチを配置したことを特徴とす
る電子時計の構造。 - 【請求項2】 前記突出して設けた機能装置は水圧等の
圧力を感知する圧力センサ−であり、前記スイッチは、
水分を感知して所定の機能を果たす水感スイッチである
事を特徴とする請求項1記載の電子時計の構造。 - 【請求項3】 前記モジュ−ルは、電子部品を搭載した
回路基板と、前記機能装置からの信号を前記回路基板へ
導通するための端子シ−トと、前記スイッチからの信号
を前記回路基板へ導通するためのバネ部材とを備えてお
り、前記端子シ−トと前記バネ部材は、前記回路基板を
挟んでほぼ同じ位置に載置したことを特徴とする請求項
1、2記載の電子時計の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05035598A JP3810549B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 電子時計の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05035598A JP3810549B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 電子時計の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11248862A true JPH11248862A (ja) | 1999-09-17 |
JP3810549B2 JP3810549B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=12856602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05035598A Expired - Lifetime JP3810549B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 電子時計の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3810549B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP05035598A patent/JP3810549B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3810549B2 (ja) | 2006-08-16 |
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