JPH1124866A - 出力装置および出力方法 - Google Patents

出力装置および出力方法

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JPH1124866A
JPH1124866A JP9176948A JP17694897A JPH1124866A JP H1124866 A JPH1124866 A JP H1124866A JP 9176948 A JP9176948 A JP 9176948A JP 17694897 A JP17694897 A JP 17694897A JP H1124866 A JPH1124866 A JP H1124866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力装置に送信されたページ記述言語のコマ
ンドを解析し、コマンド相互の情報を参照して、同じ出
力結果を得るのに現在のコマンドより効率の良いコマン
ドがないかどうか判断し、評価を行うことにより、ユー
ザの試行錯誤に要する時間を減らして開発効率を上げる
ことを可能とする出力装置を提供する。 【解決手段】 解析している現コマンドがこれまで解析
実行したコマンドと組合せることにより上位コマンドに
置き換え可能なコマンドの場合は、各コマンドに指定さ
れている座標などを含むコマンド情報、置き換えられる
可能性のある上位コマンド情報、上位コマンドへ変換を
実行できるかどうかなどを中間情報として保存してお
く。コマンド解析を繰り返し、中間情報の完了したも
の、つまり置き換え可能情報を含むものが出来上がった
と判断したら、各コマンドの評価としてランクを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タまたはデバイス機器から送信される、出力データを記
述するページ記述言語のコマンドにより出力を実行する
出力装置に関し、特にページ記述言語を解析する出力装
置および出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力装置においては、ホストコン
ピュータまたは他のデバイスから送信される出力データ
を解析し出力する場合に、出力データのどの部分の処理
に、たとえばどういうコマンドを処理するのに時間がか
かっているかなどの情報は、経験的な情報に頼る場合が
大きかった。このような経験的な情報を得るには、ある
描画コマンドのみを送信する出力コマンドを作成し、そ
の処理にどれだけの時間がかかるかを調べたり、開発段
階でデバッガを使用し該当部分の処理時間を計測するな
どしていた。さらに、同じ出力結果を得るための描画方
法は一般的には複数あり、どの描画コマンドを使用する
のが出力装置で出力コマンドを処理する効率上、最適で
あるかを知るためには、やはり上記方法などにより試行
錯誤を繰り返さなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、出力装置の仕
様が変更したり、機種毎に処理速度が違う場合などは、
速く処理できるコマンド、時間がかかってしまうコマン
ドなど元々処理速度が異なるコマンドの処理速度がさら
に異なってしまうことになる。
【0004】さらに、複数の代替コマンドが存在する場
合、印刷装置のコントローラ開発者だけでなく、ホスト
アプリケーション開発者、プリンタドライバ開発者達
は、毎回どのようなコマンドを発行すれば出力装置が最
も速い処理をすることができるか、あるいは最も少ない
メモリで処理をすることができるかをコマンドに対応し
たデータを送信するなどして試行錯誤しなければならな
い。
【0005】このように試行錯誤しながら最適なコマン
ドは何かを探していくのでは、ホストアプリケーション
開発者、プリタドライバ開発者等が一々プログラムを変
更しなければならず、コンパイルだけでもかなりの時間
がかかってしまうことになり、開発効率がとても悪くな
ってしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、出力装置に送信された
ページ記述言語のコマンドを解析し、コマンド相互の情
報を参照して、同じ出力結果を得るのに現在のコマンド
より効率の良いコマンドがないかどうか判断することに
より、上述した試行錯誤に要する時間を減らしてホスト
アプリケーション、ドライバなどの開発効率を上げるこ
とを可能とする出力装置を提供することにある。
【0007】さらに、本発明の目的は、該ページ記述言
語を使用するホストアプリケーション、プリンタドライ
バの開発を新たに始めるような場合など、該ページ記述
言語のコマンド内容も全て詳細に把握しきれていないこ
とが考えられる場合にも、より最適なコマンドの使用を
ホストアプリケーション、プリンタドライバの開発者に
促すことを可能とする出力装置および出力方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータまたはデバイス機器から、出力デー
タを記述するページ記述言語のコマンドを受信して、該
コマンドに応じた動作を実行する出力装置において、前
記ページ記述言語のコマンドを解析実行する解析手段
と、前記ページ記述言語のコマンドに対する実行効率の
評価を行うか否かを決定する決定手段と、前記決定手段
が前記実行効率の評価を行う決定をした場合、前記解析
手段により解析した前記コマンドを前記ページ記述言語
のより最適なコマンドに置き換えることができるかどう
かを判断するための情報を作成する情報作成手段と、前
記解析手段により解析した前記コマンドを前記ページ記
述言語のより最適なコマンドに置き換えることができる
かどうかを前記情報作成手段により作成した情報に基づ
いて判断する判断手段と、前記判断手段による判断に基
づいて前記コマンドの実行効率の評価を行う評価手段
と、前記評価手段により得た評価結果を出力する評価結
果出力手段とを備えている。
【0009】請求項2記載の発明は、ホストコンピュー
タまたはデバイス機器から、出力データを記述するペー
ジ記述言語のコマンドを受信して、該コマンドに応じた
動作を実行する出力装置において、前記ページ記述言語
のコマンドを、複数のページ記述言語に共通する中間言
語のコマンドに変換する変換手段と、前記中間言語のコ
マンドを解析実行する解析手段と、前記中間言語のコマ
ンドに対する評価を行うか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段が前記評価を行う決定をした場合、前記解
析手段により解析した前記コマンドを前記中間言語のよ
り最適なコマンドに置き換えることができるかどうかを
判断するための情報を作成する情報作成手段と、前記解
析手段により解析した前記コマンドを前記中間言語のよ
り最適なコマンドに置き換えることができるかどうかを
前記情報作成手段により作成した情報に基づいて判断す
る判断手段と、前記判断手段による判断に基づいて前記
コマンドの評価を行う評価手段と、前記評価手段により
得た評価結果を出力する評価結果出力手段とを備えてい
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、前記評価結果出力手段により出力した評価結
果をホストコンピュータまたはデバイス機器へ送信する
送信手段をさらに備えることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
において、前記評価結果出力手段により出力した評価結
果をログ情報として印字する前記ページ記述言語のコマ
ンドを作成するログ・コマンド作成手段をさらに備える
ことができる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1または2
において、前記決定手段は、前記評価を行うか否かを示
す評価モードを入力する手段と、前記評価モードを記憶
する評価モード記憶手段と、前記評価モードに基づき前
記評価を行うか否かを決定する手段と、前記評価モード
記憶手段に記憶した前記評価モードを変更する手段とを
備えることができる。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1または2
において、前記解析手段は、受信したコマンドの形式が
ページ記述言語の形式に合う場合は該コマンドを実行
し、合わない場合は該コマンドを読み飛ばすことができ
る。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1または2
において、前記情報作成手段は、前記ページ記述言語の
より最適なコマンドに置き換えできるかできるかを判断
するための情報を、追加、変更、削除する手段をさらに
備えることができる。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1または2
において、前記判断手段は、前記解析手段により解析し
た前記コマンドを前記ページ記述言語のより最適なコマ
ンドに置き換えることができるかどうかを、前記コマン
ドと、前記コマンドにより前に解析実行したコマンド
と、前記情報作成手段により作成した情報とに基づいて
判断することができる。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1または2
において、前記評価手段は、前記判断手段による判断結
果に基づいて、所望の出力を得るためのコマンドとして
最適なコマンドであるかどうかの評価を所定のランクを
用いて行うことができる。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項6におい
て、前記解析手段は、受信したコマンドの形式がページ
記述言語の形式に合わない場合は、さらに、エラーの状
態を示す情報を作成し、該情報をホストコンピュータま
たはデバイス機器へ送信することができる。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項6におい
て、前記解析手段は、受信したコマンドの形式がページ
記述言語の形式に合わない場合は、エラーの経過を示す
情報を作成する手段と、該情報を格納するメモリとをさ
らに備えることができる。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項10にお
いて、前記解析手段の作成する前記エラーの状態を示す
情報は、前記評価結果出力手段により文字列として作成
することができる。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項11にお
いて、前記エラーの経過を示す情報を作成する手段は、
前記評価結果出力手段により文字列として作成すること
ができる。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項9におい
て、前記評価手段は、1つ以上のコマンドを評価する場
合に、前記ランクに応じた各係数を決定する計数決定手
段と、前記1つ以上のコマンドについて、前記計数を加
算する加算手段と、前記1つ以上のコマンドの総数を数
える計数手段と、前記加算手段により加算した結果を前
記計数手段により求めたコマンドの総数で除算する除算
手段とを備えることができる。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項9におい
て、前記評価手段は、前記所定のランクを変更するラン
ク変更手段をさらに備えることができる。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項1ないし
15のいずれかにおいて、前記出力装置はプリンタとす
ることができる。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項1ないし
15のいずれかにおいて、前記出力装置はプロッタとす
ることができる。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項1ないし
15のいずれかにおいて、前記出力装置はディスプレイ
とすることができる。
【0026】請求項19記載の発明は、ホストコンピュ
ータまたはデバイス機器から、出力データを記述するペ
ージ記述言語のコマンドを受信して、該コマンドに応じ
た動作を実行する出力方法において、前記ページ記述言
語のコマンドを解析実行する解析ステップと、前記ペー
ジ記述言語のコマンドに対する評価を行うか否かを決定
する決定ステップと、前記決定ステップが前記評価を行
う決定をした場合、前記解析ステップにより解析した前
記コマンドを前記ページ記述言語のより最適なコマンド
に置き換えることができるかどうかを判断するための情
報を作成する情報作成ステップと、前記解析ステップに
より解析した前記コマンドを前記ページ記述言語のより
最適なコマンドに置き換えることができるかどうかを前
記情報作成ステップにより作成した情報に基づいて判断
する判断ステップと、前記判断ステップによる判断に基
づいて前記コマンドの評価を行う評価ステップと、前記
評価ステップにより得た評価結果を出力する評価結果出
力ステップとを備えている。
【0027】
【発明の実施の形態】 (実施の形態1)以下、図面を参照して本発明の実施の
形態を詳細にする。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態であるプリ
ンタを含んだシステム構成である。
【0029】図1において、ホストコンピュータ等の外
部機器101は、本発明を適用したレーザビームプリン
タ102と通信を行う。プリンタコントローラ部103
は、ホストコンピュータ等の外部機器101から送られ
るコードデータ(ESC(Escape)コード、各種ページ記
述言語(Page Description Language:PDL)等)を受
け、このコードデータに基づいてドットデータからなる
ページ情報を生成し、接続された後述のプリンタエンジ
ン部105に対して所定のインタフェースを介してイメ
ージデータを送信する。パネル部104は、ユーザ(不
図示)とのインタフェースを行い、ユーザは、パネル部
104を操作することによって、レーザビームプリンタ
102に所定の動作を指示することができる。プリンタ
エンジン部105は、プリンタコントローラ部103に
接続し、イメージデータ(2値または多値データ)に基
づいて、周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上
に潜像を形成し、用紙に転写して定着し印字を行う。
【0030】図2は、本発明の一実施の形態であるプリ
ンタの機構を示す図である。
【0031】図2において、プリンタ筐体201上に、
操作パネル202がある。操作パネル202は、操作の
ためのスイッチおよびLED表示器、LCD表器が表示
されている。これは図1において示したパネル部104
に相当する。制御ボード収納部203は、プリンタの印
字プロセス制御を行うプリンタエンジン部105およ
び、プリンタ全体の制御とホストコンピュータからのデ
ータを解析しイメージデータに変換するプリンタコント
ローラ部103を収納している。用紙カセット210は
用紙を保持し、不図示の仕切り板によって電気的に用紙
サイズを検知する機構を有する。カセット給紙クラッチ
211は、用紙カセット210上に載置された用紙の最
上位の用紙一枚のみを分離し、不図示の駆動手段によっ
て分離した用紙を給紙ローラ212まで搬送させるカム
であり、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して
1枚の用紙を給紙ローラ212まで給紙する。レジスト
シャッタ214は、用紙を押圧して給紙を停止させる。
給紙ローラ212は、用紙の先端部をレジストシャッタ
214まで搬送する。手差し用トレイ219は、手差し
給紙クラッチ215へ給紙する。給紙クラッチ215は
用紙の先端をレジストシャッタ214まで搬送する。以
上のような構成によって用紙カセット210および手差
しトレイ219から選択的に用紙を給紙することが可能
となる。
【0032】プリンタエンジン部105は、プリンタコ
ントローラ部103と所定の通信プロトコルによって通
信を行い、プリンタコントローラ部103からの指示に
よって、カセット210、または手差し用トレイ219
の中から給紙手段を決定し、印字開始指示によって上記
のとおり給紙を開始し用紙をレジストシャッタ214ま
で搬送する。カートリッジ204は、感光ドラム205
および、不図示のトナー保持部を有する。レーザドライ
バ206からレーザビームが、回転多面鏡207、反射
ミラー208を介してビームディテクタ209に達す
る。レジストシャッタ214まで用紙が搬送されると、
プリンタコントローラ部103から送られたイメージデ
ータに応じてレーザドライバによってオンオフ駆動され
る不図示の半導体レーザから発射されるレーザビーム
は、回転多面鏡207により主走査方向に走査され反射
ミラー208を介して感光ドラム205上に導かれ結像
し、主走査方向に走査して主走査ライン上に潜像を形成
する。このレーザビームの発射に同期してレジストシャ
ッタ214を上方に駆動し、用紙の搬送をレーザビーム
の副走査に同期させる。レーザビームの走査開始時に配
置されたビームディテクタ209は、レーザビームを検
出することによって主走査の画像書き出しタイミングを
決定するための同期信号を形成し、プリンタコントロー
ラ部103に送る。その後用紙は、搬送ローラ213に
よって搬送され、感光ドラム205は不図示のモータに
よって回転駆動され、現像器220によってトナー像と
して顕像化された後、用紙上に転写される。トナー像が
転写された用紙はその後、定着ローラ216によりトナ
ー像が加熱定着され、搬送ローラ217を経て、排紙ロ
ーラ218によりプリンタ筐体201の排紙トレイに排
紙される。
【0033】図3は、本実施の形態のプリンタコントロ
ーラ部103のブロック図である。
【0034】図3において、パネルインタフェース部3
01はパネル部104とのデータ通信を介して、操作者
からの諸設定、指示をパネル部104から受け取る。ホ
ストインタフェース部302は、ホストコンピュータ等
の外部機器101との信号の入出力部であり、入出力バ
ッファを持つ。エンジンインタフェース部306は、プ
リンタエンジン部105との信号の入出力部であり、不
図示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行う
とともにプリンタエンジン105との通信制御を行う。
画像データ発生部303は、外部機器101より送られ
る制御コードデータに基づいて実際の印字のためのビッ
トマップデータを発生する。画像メモリ305は、画像
データ発生部303の発生に画像データを格納するメモ
リであり、CPU309は、プリンタコントローラ部1
03全体の制御を司る処理装置であり、ROM304
は、CPU309の制御コードを格納する読み取り専用
メモリであり、RAM307は、CPU309の使用す
る一時記憶用メモリである。EEPROM310は、消
去可能な不揮発性のメモリである。本発明に係る、ペー
ジ記述言語の解析実行部、後述の中間情報作成部、より
最適なコマンドに置き換え可能かどうかの判断部、コマ
ンドの評価部、文字列作成部、およびホストコンピュー
タ等への文字列の送信部が相当するプログラムは、RO
M304またはEEPROM310に格納してある。し
たがって、ROM304またはEEPROM310を別
のROMまたはEEPROMと取り替えることにより、
別のページ記述言語のコマンドに対しても、本発明を適
用できる。DMA制御部308は、CPU309からの
指示により画像メモリ305内のビットマップデータ
を、エンジンインタフェース部306に転送する制御部
である。システムバス311は、アドレスバスおよびデ
ータバスを持つバスである。パネルインタフェース部3
01、ホストインタフェース部302、画像データ発生
部303、ROM304、画像メモリ305、エンジン
インタフェース部306、RAM307、DMA制御部
308、CPU309およびEEPROM310は、各
々システムバス311に接続され、システムバス311
上にある全ての機能部にアクセス可能である。
【0035】CPU309を制御する制御コードは、不
図示のシステムクロックによってタスクと称されるロー
ドモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に
動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構
成されており、ROM304に格納されている。
【0036】図4,図5、および図11は本実施の形態
の内容を示すフローチャートである。
【0037】図11において、コマンドの評価処理を行
うモード(評価実行モード)と評価処理を行わないモー
ド(評価非実行モード)との切り替え方法について説明
する。ジョブの開始を認識すると(S1100)、評価
を行うか否かの値をRAM307等から取り出す(S1
110)。この値は、パネル等から設定でき、変更も可
能である。その結果、評価実行モードでない場合は、そ
のまま通常のコマンド解析実行の処理を行う(S114
0)。評価実行モードである場合は、評価処理を実行す
る(S1130)。以下、この評価処理を、図4、図5
を用いて説明する。
【0038】図4においてまず、プリンタがページ記述
言語のコマンド1ページ分を受信し(S410)、その
ページ記述言語に対応したページ記述言語解析手段を起
動させ(S415)、1コマンドを取り出して(S42
0)、解析を開始する。図4,図5の説明では、1つの
ページ記述言語を用いた場合について説明しているが、
本発明は、他の複数のページ記述言語、例えばページ記
述言語を用いた場合についても適用できることは言うま
でもない。入力コマンドが該ページ記述言語として正し
いフォーマットであるかどうか判断し(S425)、正
しいフォーマットであればそのコマンドを解析実行する
(S430)。次に中間情報を参照し(S435)、関
連コマンドがあるかどうかを判断する(S440)。
【0039】ここで言う中間言語とは、図9に示すよう
に、今解析を行っている現コマンドとを組合せることに
より、該ページ記述言語中のさらに最適なコマンドに置
き換えることができるかどうかを判断するための情報で
ある。たとえば、2点間を結ぶ線描画コマンドの組合せ
により、円、多角形、折れ線、網かけなどさまざまな描
画を実現できるが、それらを描画するには、線描画コマ
ンドの組合せよりも最適なコマンド、例えば円描画コマ
ンド等の上位コマンドが存在する。そこで、今解析して
いる現コマンドがこれまで解析実行したコマンドと組合
せることにより上位コマンドに置き換え可能なコマンド
の場合は、各コマンドに指定されている座標などを含む
コマンド情報、置き換えられる可能性のある上位コマン
ド情報、上位コマンドへ変換を実行できるかどうかなど
を中間情報として保存しておく。そのコマンドに該当す
る他のコマンドがあった場合にはこの中間情報を更新し
て、上位コマンドに置き換え可能となる(中間情報の完
成)まで、後の判断材料としていつまで参照できるよう
にしておく。コマンド同士が関連するかどうかは図8に
示すように、例えば4つの直線の線描画コマンドの組合
せで矩形を作る場合、それぞれの線描画コマンドの指定
座標同士が重なるかどうか、線描画コマンドにより作ら
れる多角形の内角が上位コマンドにより作られる多角形
の内角(この場合90度)となっているかなどをコマン
ド情報を元に判断する。
【0040】例えば、イメージ・データにより同じ矩形
を描画する場合は、印刷装置内の処理は矩形命令による
処理とほとんど差はない。しかし、イメージ・データの
場合は、矩形の大きさによっては外部機器からのデータ
量が大幅に増加し、データ通信に時間がかかり結果的に
印字速度が遅くなる。従って、この場合も、矩形描画命
令に置き換え可能であると判断する。このように、S4
40は、描画結果が同じ結果になる場合に、できる限り
高効率のコマンドによる描画が可能か否かを判断するス
テップである。
【0041】S440において関連コマンドがあると判
断された場合、つまり現コマンドをこれまで解析してき
たコマンドとの組合せにより上位コマンドに置き換えら
れる可能性がある場合は、中間情報に今解析している現
コマンド情報を追加して置き換え可能である旨の情報に
より更新する(S405)。この置き換えが、さらに上
位のコマンドに置き換えることが可能かを調べるために
コマンド情報を参照する(S485)。S440におい
て関連コマンドがないと判断した場合、つまりこれまで
解析してきたコマンドと現コマンドとの組合せにより上
位コマンドに置き換えられる可能性がないと判断した場
合も同様に、コマンド情報を参照して(S485)、現
コマンド自体の上位コマンドが存在するかどうかを判断
する(S490)。例えば、現コマンドが矩形描画コマ
ンド(x1,y1)(x2,y2)ならば、そのコマン
ド自体の上位コマンドとして多角形描画コマンド(x
1,y1)(x2,y2)が存在する。存在していない
と判断した場合はS465の1ページ終了の判断へと
ぶ。上位コマンドが存在すると判断した場合は上述の中
間情報の更新(S445)のように中間情報をS450
の完了の判断に進む。
【0042】中間情報が完了したかどうか、つまりさら
に上位コマンドに置き換え可能か否かを判断する(S4
50)。通常は次々に新しく中間情報が追加、更新され
ていくので、まだ完了していない場合はそのままS46
5へ進む。1ページ分のコマンドの処理が終了したかど
うか判断しながら(S465)、終了していない場合は
1コマンド取り出し(S420)に戻り、以上の処理を
1ページ終了まで繰り返していく。
【0043】コマンド解析を繰り返し、ある中間情報の
完了したものつまり、置き換え可能情報を含むものが出
来上がったと判断したら(S450)、各コマンドにつ
いてランクを決定する。ランクは、例えばAを最適と
し、次にB,C,…とする。図10に示すランク情報を
更新していき(S455)、完了した中間情報を消去す
る(S460)。
【0044】図10に示すランク情報の詳細について、
図8の矩形を描画する場合のランクづけの例により説明
する。
【0045】コマンドの組合せなどにより様々な方法で
同じ画像を作成することが可能であるため、コマンドの
種類によって、その処理速度、メモリ使用量は大きく異
なる。本実施の形態においては、外部機器から指定され
たコマンド群の最適度を示す指標を4段階に分けて、例
えば次のように定義する。
【0046】Aランク:コマンド指定方法および処理速
度ともに最適なコマンド。
【0047】Bランク:コマンド指定方法に無駄がある
が、処理速度はそれほど落ちない、やや良いコマンド。
【0048】Cランク:処理速度がやや劣る悪いコマン
ド。
【0049】Dランク:指定方法に無駄があり、処理速
度もかなり遅くなる最も悪いコマンド。
【0050】これらのランクづけは段階を増減すること
もできるし、また段階の数は同じでも更に各段階の中で
細かく定義を行い、10段階、20段階と詳細に分けて
評価を行うようにすることもできる。
【0051】図8の矩形の場合でランク付けの例を示す
と、左上の座標と、右下の座標との2点を指定して矩形
を描画する矩形描画命令による描画が、データ量が最も
少なく内部処理も簡単であり、コマンド数も1コマンド
と最も少ない指定による描画となるので、Aランク(最
適なコマンド)となる。
【0052】多角形描画命令による描画の場合、4点の
座標を指定しなければならず、指定に無駄ができデータ
量が若干多くなるが、処理時間は矩形命令と差がないの
で、Bランク(やや良いコマンド)となる。多角形描画
命令による描画の場合においても、矩形の直線部分の座
標を指定し、5点以上の無駄な座標を指定して矩形描画
を行うような場合は、コマンド的にも描画可能であり、
処理速度も矩形命令と差がないので、同様にBランク
(やや良いコマンド)となる。しかし、10点、100
点と多くの座標点を指定を行って矩形描画を行うような
場合は、処理速度に大きく影響するので、座標点の数に
よってCランク(やや悪いコマンド)またはDランク
(最も悪いコマンド)となる。
【0053】直線描画命令による矩形描画の場合、矩形
描画命令、多角形描画命令に比べて処理速度も遅くなる
ので、Cランク(やや悪いコマンド)となる。
【0054】イメージ・データによる矩形描画の場合
は、その矩形の大きさによってランクが異なる。小さい
矩形の場合は、データ量も少なく処理時間も矩形描画命
令と差がないので、Aランク(最適なコマンド)となる
が、大きな矩形の場合はデータ量が増大し、通信に時間
がかかるため、Cランク(やや悪いコマンド)またはD
ランク(最も悪いコマンド)となる。但し、矩形などの
場合は、解像度を落としてデータ量を少なくしても、画
像の品質は変わらないので、少ないデータ量で矩形描画
を行うようにすれば、Bランク(やや良いコマンド)と
なることもある。
【0055】このように、その他の描画命令に関しても
同様にランクづけの定義を行うことができる。
【0056】この図5は図4の続きを説明する図であ
る。図5において、中間情報の中に、1ページについて
解析が終了してもなお上位コマンドに変換できる可能性
のあるコマンド情報が残っている場合は、全てのコマン
ド処理を終了しても所望の最適なコマンドが見つからな
かったということになる。この場合は、これ以上最適化
できないという意味ですべてのコマンドをAランクとす
る(S501)。このランク情報を元にそのページに対
する評価結果の文字列を作成し(S502)、評価結果
をホストへ送信する(S503)。送信し終わったらそ
のページのランク情報を消去し(S504)、ジョブが
終了したかどうかを判断しながら(S505)、受信し
た全てのジョブが終了するまで処理を繰り返す。
【0057】S425において、入力コマンドがページ
記述言語として正しいフォーマットでないと判断した場
合、該コマンドを読み飛ばして、どのようなエラーであ
るかを示す情報である。エラーステータス情報を作成し
(S475)、このエラーステータス情報をホストコン
ピュータまたはデバイス機器へ送信し(S480)、次
のコマンドを取り出す(S420)。
【0058】(実施の形態2)実施の形態1においては
評価結果をホストコンピュータ等に対してステータスと
して送信したが、図6,図7に示すようにログ情報とし
てジョブの最後に出力を行うようにしても良い。
【0059】エラー情報についても、本実施の形態2に
おいてはエラーログ情報を作成し(S675)、該エラ
ーログ情報をプリンタのメモリに格納する(S68
0)。
【0060】図7においては、実施の形態1のようにペ
ージ毎にユーザに通知するのではなく、評価ログ情報を
メモリに保存していき(S702)、ジョブが全て終了
してからログ情報を印刷し(S704)、ランク情報を
消去し(S705)終了する。
【0061】(実施の形態3)実施の形態1において
は、それぞれのコマンドに対するランク(例えばA,
B,C,Dなど)をホストへ送信してユーザに通知した
が、これらのランクに適当な係数を乗じて採点を行って
も良い。例えば、ランクA:係数1、ランクB:係数
0.9、ランクC:係数0.6、ランクD:係数0.3
のように各ランク毎に係数を対応させることができる。
あるコマンドiのランクをR(i)、あるランクrの係
数をC(r)、コマンドの総数をKとすると、採点Sは
次式で求めることができる。
【0062】
【数1】
【0063】上記の例では、0.3≦C(r)≦1であ
ったが、C(r)の値の範囲はこれに限定されるもので
はなく、上下限は正負任意に設定することができる。ま
たC(r)=0としてもよく、さらに、r≠qについて
C(r)=C(q)としてもよい。
【0064】(実施の形態4)実施の形態1において
は、1段階上の上位コマンドへの変換のみの場合を説明
したが、例えば、最終的に1つの矩形描画コマンドで描
画し、中間的に四角形を4つの直線描画コマンドで描画
し、さらにそれらの4本の直線が各々2本の直線からで
きているような場合、つまり複数段階の上位コマンドへ
の変換ができる場合は、最終評価結果からさらにランク
を下げるように評価を行うような仕組みを設けても良
い。
【0065】(実施の形態5)前述したように、本発明
は、EEPROM310またはROM304を取り換え
ることにより、別のページ記述言語のコマンドを最適化
する場合にも適用できる。この場合、各種のページ記述
言語を共通の中間言語に変換して、この中間言語を解析
実行することもできる。
【0066】つまり、実施の形態1においては、ホスト
コンピュータから受信した、アプリケーションあるいは
プリンタドライバが作成するページ記述言語についての
評価を行ったが、プリンタコントローラ部103のRO
M304またはEEPROM310に搭載されているペ
ージ記述言語を上述の中間言語におとした場合の各中間
コマンドの集まりに対しても評価を同様にして行うこと
もできる。
【0067】上述の実施の形態においては、出力装置が
プリンタである場合について説明してきたが、本発明は
これに限定されるものではなく、出力装置がプロッタま
たはディスプレイである場合にも適用できることは言う
までもない。
【0068】(実施の形態6)実施の形態1において
は、描画完了までの処理速度についての評価を行ってき
たが、例えばコストパフォーマンスを追求して、省メモ
リ化をはかるために、メモリ使用量についての評価を行
うこともできる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力装置
によれば、出力装置に送信されたページ記述言語のコマ
ンドを解析し、コマンド相互の情報を参照して、同じ出
力結果を得るのに現在のコマンドより効率の良いコマン
ドがないかどうか判断し、最も効率の良い好適なコマン
ドから現在のコマンドがどれくらい離れているかの評価
を行い、ユーザ、特にホストアプリケーション、プリン
タドライバの開発者に通知することにより、プログラム
開発に要する時間を少なくし、ホストアプリケーショ
ン、ドライバなどの開発効率を上げることが可能であ
る。
【0070】さらに、該データ詳述言語を使用するホス
トアプリケーション、プリンタドライバの開発を新たに
始めるような場合など、該ページ記述言語のコマンド内
容も全て把握しきれていないことが考えられる場合は、
使用したコマンドの効率が最適なコマンドからどれ位離
れているかの評価を行うことにより、より高効率の、最
適なコマンドの使用をホストアプリケーション、プリン
タドライバの開発者に促すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるプリンタを含むシ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるプリンタの機構を
示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるプリンタの内部の
プリンタコントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態である、受信コマンドを
解析し評価する動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態である、受信コマンドに
対する評価とホストコンピュータ等への通知の動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態である、受信コマンドを
解析し評価する動作の示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態である、受信コマンドに
対する評価と通知動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態である、コマンド情報を
示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態である、中間情報を示す
図である。
【図10】本発明の一実施の形態である、ランク情報を
示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態である、コマンドの評
価処理を行うモード(評価実行モード)と評価処理を行
わないモード(評価非実行モード)との切り替え方法の
一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 外部機器 102 レーザビームプリンタ 103 プリンタコントローラ部 104 パネル部 105 プリンタエンジン部 201 プリンタ筐体 202 操作パネル 203 制御ボード収納部 204 カートリッジ 205 感光ドラム 206 レーザドライバ 207 回転多面鏡 208 反射ミラー 209 ビームディテクタ 210 用紙カセット 211 カセット給紙クラッチ 212 給紙ローラ 213,217 搬送ローラ 214 レジストシャッタ 215 給紙クラッチ 216 定着ローラ 218 排紙ローラ 219 手差し用トレイ 220 現像器 301 パネルインタフェース(I/F)部 302 ホストインタフェース(I/F)部 303 画像データ発生部 304 ROM 305 画像メモリ 306 エンジンインタフェース(I/F)部 307 RAM 308 DMA制御部 309 CPU 310 EEPROM 311 システムバス

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータまたはデバイス機器
    から、出力データを記述するページ記述言語のコマンド
    を受信して、該コマンドに応じた動作を実行する出力装
    置において、 前記ページ記述言語のコマンドを解析実行する解析手段
    と、 前記ページ記述言語のコマンドに対する実行効率の評価
    を行うか否かを決定する決定手段と、 前記決定手段が前記実行効率の評価を行う決定をした場
    合、 前記解析手段により解析した前記コマンドを前記ページ
    記述言語のより最適なコマンドに置き換えることができ
    るかどうかを判断するための情報を作成する情報作成手
    段と、 前記解析手段により解析した前記コマンドを前記ページ
    記述言語のより最適なコマンドに置き換えることができ
    るかどうかを前記情報作成手段により作成した情報に基
    づいて判断する判断手段と、 前記判断手段による判断に基づいて前記コマンドの実行
    効率の評価を行う評価手段と、 前記評価手段により得た評価結果を出力する評価結果出
    力手段とを備えたことを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータまたはデバイス機器
    から、出力データを記述するページ記述言語のコマンド
    を受信して、該コマンドに応じた動作を実行する出力装
    置において、 前記ページ記述言語のコマンドを、複数のページ記述言
    語に共通する中間言語のコマンドに変換する変換手段
    と、 前記中間言語のコマンドを解析実行する解析手段と、 前記中間言語のコマンドに対する評価を行うか否かを決
    定する決定手段と、 前記決定手段が前記評価を行う決定をした場合、 前記解析手段により解析した前記コマンドを前記中間言
    語のより最適なコマンドに置き換えることができるかど
    うかを判断するための情報を作成する情報作成手段と、 前記解析手段により解析した前記コマンドを前記中間言
    語のより最適なコマンドに置き換えることができるかど
    うかを前記情報作成手段により作成した情報に基づいて
    判断する判断手段と、 前記判断手段による判断に基づいて前記コマンドの評価
    を行う評価手段と、 前記評価手段により得た評価結果を出力する評価結果出
    力手段と を備えたことを特徴とする出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、前記評価結果出力手段により出力した評価結果をホ
    ストコンピュータまたはデバイス機器へ送信する送信手
    段をさらに備えたことを特徴とする出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記評価結果出力手段により出力した評価結果をログ情
    報として印字する前記ページ記述言語のコマンドを作成
    するログ・コマンド作成手段をさらに備えたことを特徴
    とする出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記決定手段は、 前記評価を行うか否かを示す評価モードを入力する手段
    と、 前記評価モードを記憶する評価モード記憶手段と、 前記評価モードに基づき前記評価を行うか否かを決定す
    る手段と、 前記評価モード記憶手段に記憶した前記評価モードを変
    更する手段とを備えたことを特徴とする出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記解析手段は、受信したコマンドの形式がページ記述
    言語の形式に合う場合は該コマンドを実行し、合わない
    場合は該コマンドを読み飛ばすことを特徴とする出力装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記情報作成手段は、前記ページ記述言語のより最適な
    コマンドに置き換えできるかできるかを判断するための
    情報を、追加、変更、削除する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする出力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記判断手段は、前記解析手段により解析した前記コマ
    ンドを前記ページ記述言語のより最適なコマンドに置き
    換えることができるかどうかを、 前記コマンドと、 前記コマンドにより前に解析実行したコマンドと、 前記情報作成手段により作成した情報とに基づいて判断
    することを特徴とする出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載の出力装置におい
    て、 前記評価手段は、前記判断手段による判断結果に基づい
    て、所望の出力を得るためのコマンドとして最適なコマ
    ンドであるかどうかの評価を所定のランクを用いて行う
    ことを特徴とする出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の出力装置において、 前記解析手段は、受信したコマンドの形式がページ記述
    言語の形式に合わない場合は、さらに、エラーの状態を
    示す情報を作成し、該情報をホストコンピュータまたは
    デバイス機器へ送信することを特徴とする出力装置。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の出力装置において、 前記解析手段は、受信したコマンドの形式がページ記述
    言語の形式に合わない場合は、 エラーの経過を示す情報を作成する手段と、 該情報を格納するメモリとをさらに備えたことを特徴と
    する出力装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の出力装置において、 前記解析手段の作成する前記エラーの状態を示す情報
    は、前記評価結果出力手段により文字列として作成する
    ことを特徴とする出力装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の出力装置において、 前記エラーの経過を示す情報を作成する手段は、前記評
    価結果出力手段により文字列として作成することを特徴
    とする出力装置。
  14. 【請求項14】 請求項9記載の出力装置において、 前記評価手段は、1つ以上のコマンドを評価する場合
    に、 前記ランクに応じた各係数を決定する計数決定手段と、 前記1つ以上のコマンドについて、前記計数を加算する
    加算手段と、 前記1つ以上のコマンドの総数を数える計数手段と、 前記加算手段により加算した結果を前記計数手段により
    求めたコマンドの総数で除算する除算手段とを備えたこ
    とを特徴とする出力装置。
  15. 【請求項15】 請求項9記載の出力装置において、 前記評価手段は、前記所定のランクを変更するランク変
    更手段をさらに備えたことを特徴とする出力装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    の出力装置において、 前記出力装置はプリンタであることを特徴とする出力装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    の出力装置において、 前記出力装置はプロッタであることを特徴とする出力装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    の出力装置において、 前記出力装置はディスプレイであることを特徴とする出
    力装置。
  19. 【請求項19】 ホストコンピュータまたはデバイス機
    器から、出力データを記述するページ記述言語のコマン
    ドを受信して、該コマンドに応じた動作を実行する出力
    方法において、 前記ページ記述言語のコマンドを解析実行する解析ステ
    ップと、 前記ページ記述言語のコマンドに対する評価を行うか否
    かを決定する決定ステップと、 前記決定ステップが前記評価を行う決定をした場合、 前記解析ステップにより解析した前記コマンドを前記ペ
    ージ記述言語のより最適なコマンドに置き換えることが
    できるかどうかを判断するための情報を作成する情報作
    成ステップと、 前記解析ステップにより解析した前記コマンドを前記ペ
    ージ記述言語のより最適なコマンドに置き換えることが
    できるかどうかを前記情報作成ステップにより作成した
    情報に基づいて判断する判断ステップと、 前記判断ステップによる判断に基づいて前記コマンドの
    評価を行う評価ステップと、 前記評価ステップにより得た評価結果を出力する評価結
    果出力ステップとを備えたことを特徴とする出力方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009241363A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Brother Ind Ltd ページ記述言語処理装置
US7852507B2 (en) 2005-06-03 2010-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Method, apparatus, and program for processing image description data
US8566715B2 (en) 2008-02-19 2013-10-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Device, method and computer readable medium for processing commands in data described using a page description language

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