JPH11248375A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH11248375A
JPH11248375A JP10053816A JP5381698A JPH11248375A JP H11248375 A JPH11248375 A JP H11248375A JP 10053816 A JP10053816 A JP 10053816A JP 5381698 A JP5381698 A JP 5381698A JP H11248375 A JPH11248375 A JP H11248375A
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JP
Japan
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cylinder
inner cylinder
heat exchanger
outer cylinder
peripheral surface
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JP10053816A
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Shinya Sakano
慎哉 坂野
Jiro Yamamoto
二郎 山本
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/85Food storage or conservation, e.g. cooling or drying

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オーガ製氷機(熱交換器)の熱交換効率の向上
と、構造体としての強度の増大を図る。 【解決手段】被冷却媒体を収容する内筒11、内筒11
の外周に所定間隔を保持して位置し内筒11との間に冷
却媒体が流通する流通路Rを形成する外筒12、外筒1
2と内筒11間にて長手方向に互いに所定間隔を保持し
て位置し流通路Rを互いに連通する複数の小室rに区画
する複数の隔壁部材13を備えたオーガ製氷機であり、
内筒11と各隔壁部材13、各隔壁部材13、外筒12
と各隔壁部材13を気密的に固着し、冷却媒体の内筒1
1外周面に沿う流れを十分に確保して熱交換効率を高
め、かつ、内外筒11,12間をハニカム構造として構
造体としての強度を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーガ式製氷機等
熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器の一形式として、特公昭46−
10270号公報、特公昭46−10271号公報にて
製氷装置として提案されているように、被冷却媒体を収
容する内筒と、内筒の外周に所定間隔を保持して位置し
内筒との間に冷却媒体が流通する流通路を形成する外筒
と、外筒と内筒間にて長手方向に互いに所定間隔を保持
して位置し流通路を互いに連通する複数の小室に区画す
る複数の隔壁部材を備え、内筒内の被冷却媒体を流通路
を構成する各小室を順次流通する冷却媒体により冷却す
る熱交換器がある。
【0003】当該形式の熱交換器は、冷却媒体の流通路
が内筒の外周に複数回巻付けられた冷却パイプにて構成
される流通路に比較して内筒の外周面への冷却媒体の接
触が直接的でかつ熱交換面積が増大することから、高い
熱交換効率を有するものとして知られてる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
熱交換器においても、熱交換効率をさらに向上させるこ
とが好ましが、上記した各公報にて提案されている熱交
換器においては、各隔壁部材が内筒と外筒間に挿入され
て積層されているにすぎず、内筒と各隔壁部材間、各隔
壁間、および外筒と各隔壁間の気密性が十分には確保さ
れてはいない。このため、流通路を流通する冷却媒体は
上記した各構成部材の非気密性部位を通して流れて冷却
媒体の内筒の外周面に沿う流れが抑制され、この点で熱
交換効率が低減されている。
【0005】また、熱交換器が、上記した公報にて提案
されるオーガ製氷機のごとく、内筒に捩り応力や長手方
向の引っ張り応力が作用する構成のものにおいては、構
造体として高い強度が要求される。この点、上記した公
報にて提案されるオーガ製氷機においては、各隔壁部材
は強度上十分には寄与しておらず、強度対策として、少
なくとも内筒の肉厚を厚くする手段を採る必要がある。
しかしながら、かかる手段を採る場合には、内筒内の被
冷却媒体への熱伝導率の低下が大きいとともに、装置の
重量の増加、およびコストの増加は避けられない。従っ
て、本発明の目的は、これらの問題に対処することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は熱交換器に関
し、特に、被冷却媒体を収容する内筒と、同内筒の外周
に所定間隔を保持して位置し同内筒との間に冷却媒体が
流通する流通路を形成する外筒と、同外筒と前記内筒間
にて長手方向に互いに所定間隔を保持して位置し前記流
通路を互いに連通する複数の小室に区画する複数の隔壁
部材を備え、前記内筒内の被冷却媒体を前記流通路を構
成する各小室を順次流通する冷却媒体により冷却する形
式の熱交換器を適用対象とするものである。
【0007】しかして、本発明に係る熱交換器は上記し
た形式の熱交換器において、前記内筒と前記各隔壁部
材、同各隔壁同士、および前記外筒と前記各隔壁を気密
的に固着したことを特徴とするものである。
【0008】本発明に係る熱交換器においては、前記内
筒が先端部に環状の外向フランジ部を備えるとともに、
前記外筒が先端部に前記内筒の外向フランジ部の一側に
沿って延びる環状の外向フランジ部を備えた構成とし
て、前記内筒と前記外筒をこれら両外向フランジ部の互
いに対向する対向面にて気密的に固着する構成とするこ
とができる。
【0009】また、本発明に係る熱交換器においては、
前記各隔壁部材を、前記内筒と前記外筒間に位置する環
状の平板部と、同平板部の内端から前記内筒の外周面に
沿って屈折して延びて同外周面に気密的に固着される内
側筒部と、前記平板部の外端から前記外筒の内周面に沿
って屈折して延びて同内周面に気密的に固着される外側
筒部にて構成し、前記外側筒部を屈折部位の外側にて気
密的固着手段により固着する構成とすることができる。
【0010】これらの各熱交換器は、前記内筒内にて回
転可能に支持されて同心的に位置するオーガを備えた構
成として、オーガ式製氷機とすることができる。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明に係る熱交換器において
は、内筒と各隔壁部材、各隔壁同士、および外筒と各隔
壁を気密的に固着したことにより、熱交換効率を向上さ
せ、かつ、構造体の強度を向上させることができる。
【0012】すなわち、本発明に係る熱交換器において
は、冷却媒体の流通路を構成する内筒と各隔壁部材間、
各隔壁間、および外筒と各隔壁間の気密性が十分には確
保されているため、流通路を流通する冷却媒体は上記し
た各構成部材間から漏洩することがなく、冷却媒体の大
部分は内筒の外周面に沿って流れることになり、熱交換
効率が著しく高くなる。
【0013】また、本発明に係る熱交換器においては、
内筒と外筒間が各隔壁部材を介在させた恰もハニカム構
造のごとき構造を呈しているため、構造体としての強度
が著しく高くなる。
【0014】本発明に係る熱交換器において、内筒をそ
の先端部に環状の外向フランジ部を備えた構成とすると
ともに、外筒をその先端部に内筒の外向フランジ部の一
側に沿って延びる環状の外向フランジ部を備えた構成と
し、内筒と外筒とを、これら両外向フランジ部の互いに
対向する対向面にて気密的に固着するように構成すれ
ば、固着部位が環状面となって内筒と外筒間の気密性お
よび強度を一層向上させることができる。
【0015】また、本発明に係る熱交換器において、各
隔壁部材を、内筒と外筒間に位置する環状の平板部と、
平板部の内端から内筒の外周面に沿って屈折して延びて
同外周面に気密的に固着される内側筒部と、平板部の外
端から外筒の内周面に沿って屈折して延びて同内周面に
気密的に固着される外側筒部にて構成して、外側筒部を
その屈折部位の外側にて気密的固着手段により固着する
構成とすれば、外側筒部の内周面と隔壁部材の外側筒部
の外周面とは気密的に確実に固着されるため、内筒の外
周面から最も離間した部位からの冷却媒体の漏洩が防止
され、冷却媒体の内筒の外周面に沿う流れを一層確実に
して、熱交換効率を著しく向上させることができる。
【0016】本発明に係る熱交換器は、その内筒内にオ
ーガを同心的に配置して回転可能に支持することにより
オーガ式製氷機に構成することができる。かかる構成の
オーガ式製氷機においては、冷却媒体と被冷却媒体であ
る水との熱交換効率が極めて高く、極めて高い製氷能力
を有するものとなる。また、かかる構成のオーガ式製氷
機においては構造的にも強度が高くて、オーガ式製氷機
における強度の要求に十分に対処することができ、強度
対策として内筒の肉厚を厚くする手段を採る場合に比較
して、内筒内の水への熱伝導率の低下を防止し、かつ、
装置の重量の増加およびコストの増加を抑制することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1には本発明に係る熱交換器に一例である
オーガ式製氷機が示されている。当該製氷機は、製氷機
構部10と、駆動機構部20を備え、製氷機構部10
は、内筒11、外筒12、隔壁部材13、オーガ14、
押圧部材15、カッタ16、および排出管17とにより
構成されている。
【0018】内筒11は、所定長さの円筒状の筒部11
aと、その上下各端部に固着された上下一対の外向フラ
ンジ部11b,11cとにより構成されている。外筒1
2は、内筒11の直径より大径の円筒状のもので、内筒
11の筒部11aの外周に所定間隔を保持して同心的に
配置されていて、その上端部にて内筒11の外向フラン
ジ部11bに下面側に固着され、その下端部にて内筒1
1の筒部11a外周に底板12aを介して固着されてい
る。
【0019】これにより、内筒11と外筒12とは、両
筒11,12の内外周間に冷却媒体が流通する環状で所
定長さの流通路Rを形成している。この流通路Rには、
隔壁部材13が上下方向に多数配置されて、各隔壁部材
13は内筒11の外周面と外筒12の内周面とに固着さ
れていて、流通路R内を上下方向に多数の小室rに区画
している。冷却媒体は、外筒12の下端部に設けた流入
管12bから流通路Rに流入し、流通路Rを流動して外
筒12の上端部に設けた流出管12cから流出する。
【0020】駆動機構部20は、駆動モータ21および
減速歯車列22を備えているもので、内筒11および外
筒12は、一体の状態で、減速歯車列22を収容するケ
ーシング23上に配置されていて、内筒11の外向フラ
ンジ部11cにてケーシング23上に固定されて起立し
ている。
【0021】オーガ14は、螺旋状刃部14aを外周に
有するオーガ本体14bと、オーガ本体14bの上端部
に形成された軸支部14cと、オーガ本体14bの下端
部に形成され連結部14dとにより構成されているもの
で、オーガ本体14bの下端部の連結部14dにて、ス
プライン継手を介して減速歯車列22の出力軸にトルク
伝達可能に連結されて起立していて、内筒11内を同心
的に貫通しているとともに、内筒11の外向フランジ部
11bに固定した押圧部材15の内孔を貫通している。
かかる状態のオーガ14は、軸支部14cにて、メタル
軸受15aを介して押圧部材15に回転可能に軸支され
ている。また、オーガ14の上端部は押圧部材15の上
端部に固定した排出管17内に臨んでいて、上端部には
カッタ16が固定されている。なお、メタル軸受15a
に換えて、樹脂製の軸受を採用することもできる。
【0022】かかる構成のオーガ式製氷機においては、
運転時には、製氷用水が内筒11の下方部に設けた給排
水口11dから内筒11内に供給されて内筒11内で所
定の高さに維持され、かつ、冷却媒体が外筒12の流入
管12bから流通路Rに流入され、流通路Rを流動して
外筒12の流出管12cから流出される。この状態で、
駆動モータ21を駆動してオーガ14を回転駆動させ
る。
【0023】これにより、内筒11内の製氷用水は内筒
11の内周面側から冷却されて凍結し、氷となって内筒
11の内周面に漸次付着する。漸次付着した氷は、回転
するオーガ14の螺旋状刃部14aにより掻き取られて
上端部側へ搬送され、押圧部材15の圧縮通路15b内
に押し込まれ、圧縮されつつ通過して、カッタ16にて
所定の大きさに切断され、チップ状の氷となって排出管
17から排出される。
【0024】しかして、冷却媒体の流通路Rを小室rに
区画する各隔壁部材13は、図2および図3に示すよう
に、内筒11と外筒12間に位置する環状の平板部13
aと、平板部13aの内端から内筒11の外周面に沿っ
て屈折して延びる内側筒部13bと、平板部13aの外
端から外筒12の内周面に沿って屈折して延びる外側筒
部13cとにて構成されている。平板部13aは、内側
筒部13bから外側筒部13cに向かって上方傾斜して
延びているもので、所定の部位に長円形状の貫通穴13
dが形成されている。
【0025】各隔壁部材13は、内筒11および外筒1
2間に順次嵌合されていて、外側筒部13cの下端部に
て、下側にて位置する隔壁部材13の外側筒部13cの
上端部に支持されている。かかる状態に配置されている
隔壁部材13においては、内側筒部13bの内周面にて
内筒11の外周面に気密的に固着され、かつ、外側筒部
13cの外周面にて外筒12の内周面に気密的に固着さ
れている。これにより、各隔壁部材13は流通路Rを環
状の多数の小室rに区画し、各小室rは平板部13aに
設けた貫通穴13dを介して互いに連通している。
【0026】なお、各隔壁部材13は内外筒11,12
間に、貫通穴13dが周方向に180度偏倚する状態で
配設されている。
【0027】一方、外筒12においては、上端部が外側
へ拡開した環状の外向フランジ部12dに形成されてい
て、この外向フランジ部12dにて内筒11の外向フラ
ンジ部11bの下面の気密的に固着されている。
【0028】かかる構成においては、内筒11と各隔壁
部材13の内側筒部13b、各隔壁部材13の外側筒部
13cの当接部同士、および外筒12と各隔壁部材13
の外側筒部13cとが気密的に固着されているが、気密
的固着手段としては、ロウ付け手段、各種の溶接手段等
を採用することができる。特に、各隔壁部材13の外側
筒部13cと外筒12とを固着するには、内筒11およ
び外筒12を図4に示すように上下逆にした状態で、予
め外側筒部13c上に鍍金またはコーティングしたロウ
材を加熱処理、高周波処理等を行うことによりロウ付け
する。
【0029】これにより、溶融したロウ材13eは隔壁
部材13の外側筒部13cと外筒12間に侵入して、外
側筒部13cと外筒12とは確実に気密的に固着され
る。
【0030】このように構成したオーガ製氷機において
は、内筒11と各隔壁部材13、各隔壁部材13同士、
および外筒12と各隔壁部材13を気密的に固着したこ
とにより、熱交換効率を向上させ、かつ、内筒11,外
筒12、および各隔壁部材13が構成する構造体の強度
を向上させることができる。
【0031】すなわち、当該オーガ製氷機においては、
冷却媒体の流通路Rを構成する内筒11と各隔壁部材1
3間、各隔壁部材13間、および外筒12と各隔壁部材
13間の気密性が十分には確保されているため、流通路
Rを流通する冷却媒体は、内筒11と各隔壁部材13
間、各隔壁部材13間、および外筒12と各隔壁部材1
3間から漏洩することがなく、冷却媒体の大部分は内筒
11の外周面に沿って流れることになり、熱交換効率が
著しく高くなる。
【0032】また、当該オーガ製氷機においては、内筒
11と外筒12間が各隔壁部材13を介在させた恰もハ
ニカム構造のごとき構造を呈するため、構造体としての
強度が著しく高くなる。
【0033】また、当該オーガ製氷機においては、内筒
11をその先端部に環状の外向フランジ部11bを備え
た構成とするとともに、外筒12をその先端部に内筒1
1の外向フランジ部11bの内面側に沿って延びる環状
の外向フランジ部12dを備えた構成とし、この外向フ
ランジ部12dを外向フランジ部11bの下面に気密的
に固着しているため、内筒11と外筒12との固着部位
が環状面となって、内筒11と外筒12間の気密性およ
び強度を一層向上させることができる。
【0034】かかる構成においては、外筒12の上端部
の形状を図5または図6に示すように変更することがで
きる。図5は、外筒12の上端部に、先端部が下方へわ
ずかに屈曲する形状の外向フランジ部12eを形成した
例を示しており、かかる形状の外向フランジ部12eに
よれば、外向フランジ部12eと内筒11の外向フラン
ジ部11bとの接合部位の先端が外側に拡開した構造と
なる。このため、この拡開部位へのロウ材13eの載置
が容易でかつ確実であって、両外向フランジ部11b,
12e間の機密的固着を一層確実に行うことができる。
【0035】図6は、外筒12の上端部に、外向フラン
ジ部12fを有する筒体を嵌合固着した例を示してお
り、かかる形状の外向フランジ部12fによれば、両外
向フランジ部11b,12fの接合状態での密着性が向
上する。
【0036】また、当該オーガ製氷機においては、各隔
壁部材13を、内筒11と外筒12間に位置する環状の
平板部13aと、平板部13aの内端から内筒11の外
周面に沿って屈折して延びて同外周面に気密的に固着さ
れる内側筒部13bと、平板部13aの外端から外筒1
2の内周面に沿って屈折して延びて同内周面に気密的に
固着される外側筒部13cにて構成して、外側筒部13
cをその屈折部位の外側にて気密的固着手段により固着
している。
【0037】このため、外筒12の内周面と隔壁部材1
3の外側筒部13cの外周面間への溶融状態のロウ材1
3eの侵入が一層容易となって、外筒12の内周面と隔
壁部材13の外側筒部13cの外周面間が気密的に確実
に固着されるため、内筒11の外周面から最も離間した
部位からの冷却媒体の漏洩が防止され、冷却媒体の内筒
11の外周面に沿う流れを十分に確保することができて
熱交換効率を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱交換器の一例であるオーガ製氷
機の縦断面図である。
【図2】同オーガ製氷機を構成する内筒、外筒、および
隔壁部材を示す分解斜視図である。
【図3】同オーガ製氷機を構成する内外筒の上端部を示
す部分縦断面図である。
【図4】同オーガ製氷機を構成する隔壁部材の外筒への
固着手段を示す内外筒の上端部を逆転した状態で示す部
分縦断面図である。
【図5】同オーガ製氷機を構成する内外筒の上端部にお
ける他の固着手段を示す部分縦断面図である。
【図6】同オーガ製氷機を構成する内外筒の上端部にお
けるさらに他の固着手段を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
10…製氷機構部、11…内筒、11a…筒部、11
b,11c…外向フランジ部、11d…給排水口、12
…外筒、12a…底板、12b…流入管、12c…流出
管、12d,12e,12f…外向フランジ部、13…
隔壁部材、13a…平板部、13b…内側筒部、13c
…外側筒部、13d…貫通穴、13e…ロウ材、14…
オーガ、14a…螺旋状刃部、14b…オーガ本体、1
4c…軸支部、14d…連結部、15…押圧部材、15
a…メタル軸受、15b…圧縮通路、16…カッタ、1
7…排出管、20…駆動機構部、21…駆動モータ、2
2…減速歯車列、23…ケーシング、R…流通路、r…
小室。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被冷却媒体を収容する内筒と、同内筒の外
    周に所定間隔を保持して位置し同内筒との間に冷却媒体
    が流通する流通路を形成する外筒と、同外筒と前記内筒
    間にて長手方向に互いに所定間隔を保持して位置し前記
    流通路を互いに連通する複数の小室に区画する複数の隔
    壁部材を備え、前記内筒内の被冷却媒体を前記流通路を
    構成する各小室を順次流通する冷却媒体により冷却する
    熱交換器において、前記内筒と前記各隔壁部材、同各隔
    壁同士、および前記外筒と前記各隔壁を気密的に固着し
    たことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の熱交換器において、前記
    内筒は先端部に環状の外向フランジ部を備えるととも
    に、前記外筒は先端部に前記内筒の外向フランジ部の一
    側に沿って延びる環状の外向フランジ部を備え、前記内
    筒と前記外筒はこれら両外向フランジ部の互いに対向す
    る対向面にて気密的に固着されていることを特徴とする
    熱交換器。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の熱交換器におい
    て、前記各隔壁部材は、前記内筒と前記外筒間に位置す
    る環状の平板部と、同平板部の内端から前記内筒の外周
    面に沿って屈折して延びて同外周面に気密的に固着され
    る内側筒部と、前記平板部の外端から前記外筒の内周面
    に沿って屈折して延びて同内周面に気密的に固着される
    外側筒部にて構成され、前記外側筒部は屈折部位の外側
    にて気密的固着手段により固着されていることを特徴と
    する熱交換器。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の熱交換器
    は、前記内筒内にて回転可能に支持されて同心的に位置
    するオーガを備え、オーガ式製氷機に構成されているこ
    とを特徴とする熱交換器。
JP10053816A 1998-03-05 1998-03-05 熱交換器 Pending JPH11248375A (ja)

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