JPH11247495A - 合成樹脂製竹垣 - Google Patents

合成樹脂製竹垣

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JPH11247495A
JPH11247495A JP4647298A JP4647298A JPH11247495A JP H11247495 A JPH11247495 A JP H11247495A JP 4647298 A JP4647298 A JP 4647298A JP 4647298 A JP4647298 A JP 4647298A JP H11247495 A JPH11247495 A JP H11247495A
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JP
Japan
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panel unit
pole
panel
corner
attached
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JP4647298A
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English (en)
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Eiji Hamada
英二 浜田
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Toyo Exterior Co Ltd
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Toyo Exterior Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コーナーカバーの取付作業性が向上し、裏面に
壁等の障害物がある場合にもコーナーカバーを容易に取
り付けることができる合成樹脂製竹垣を提供する。 【解決手段】隣接するパネルユニット3a、3bと3
c、3dとの間にポール31を介在させてコーナー部の
連結を行う。ポール31に、連結すべきパネルユニット
3a、3bと、3c、3dに対応してそれぞれ水平回動
自在に連結枠32、33を取り付ける。ポール31の連
結枠軸受部の間にコーナーカバーの取付部55を設け
る。各連結枠32、33にそれぞれ連結すべきパネルユ
ニットの連結側の縦桟7を結合する。パネルユニット間
のコーナー部を覆うコーナーカバーを、ねじにより前記
ポールの前記取付部に固定して取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竹竿を並べた外観
を有する合成樹脂製パネル本体を、横桟と縦桟により組
まれた枠体に固定してパネルユニットを構成し、該パネ
ルユニットを支柱に固定してなる合成樹脂製竹垣に係
り、特にパネルユニット間でコーナー部を形成する場合
におけるコーナーカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】料亭や庭園等には、日本的雰囲気をかも
し出すために、竹垣が設置されることがあり、近年にお
いては、この竹垣を合成樹脂製の材料で作製することが
多い。このような竹垣として、特開平1−275875
号公報においては、竹垣を構成する竹竿を1本ずつ用意
するのではなく、複数本の竹竿を並べた外観を呈する合
成樹脂製のパネル本体を作製し、該パネル本体をアルミ
ニウム合金製押出形材等に固定してパネルを構成し、該
パネルを現場で支柱に取付けることにより、施工の省力
化を図ったものが提案されている。
【0003】このような合成樹脂製竹垣において、パネ
ルユニットどうしの突き合わせ部で入隅または出隅型の
コーナー部を隠すためのコーナーカバーの取付構造とし
て、図13に示すように、支柱1、1にそれぞれ固定さ
れたパネルユニット80、80の突き合わせ端部の裏側
にねじ孔を有するブラケット81を当て、コーナーカバ
ー82に設けた孔にねじ83を挿通し、ねじ83にパイ
プ状のスリーブ84を嵌め、該ねじ83をブラケット8
1のねじ孔をねじ込むことにより、コーナーカバー82
を取り付ける構造を開発している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図13のコーナー
カバーの取付構造によると、第1に、ブラケット81を
手で保持しておいてねじ83のねじ込み作業を行う必要
があるため、作業性が悪く、場合によっては、1人がブ
ラケット81を保持しておき、他の1人がねじ83によ
りねじ回しを行うという2人で取付作業を行う必要があ
り、第2に、パネルユニット80の裏側に壁等の障害物
があると、パネルユニット取付作業ができなくなるとい
う場合があり、第3にパネルユニットを支柱1に取り付
けた後でなければコーナーカバー82の取付作業ができ
ず、コーナー部近傍に必ず2本の支柱1が必要になると
いう問題点があった。
【0005】本発明は、上記した竹間の連結構造を改良
し、コーナーカバーの取付作業性が向上し、裏面に壁等
の障害物がある場合にもコーナーカバーを容易に取り付
けることができる合成樹脂製竹垣を提供することを目的
とする。また、本発明は、コーナー部における支柱の本
数を減らすことができる構造の合成樹脂製竹垣を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明
は、竹竿を並べた外観を有する合成樹脂製パネル本体
を、横桟と縦桟により組まれた枠体に固定してパネルユ
ニットを構成し、隣接するパネルユニット間にポールを
介在させてコーナー部の連結を行う構造を有し、前記ポ
ールに、連結すべきパネルユニットに対応してそれぞれ
水平回動自在に連結枠を取り付け、前記ポールの前記連
結枠取付部の間にコーナーカバーの取付部を設け、該各
連結枠にそれぞれ連結すべきパネルユニットの連結側の
縦桟を結合し、該パネルユニット間のコーナー部を覆う
コーナーカバーを、ねじにより前記ポールの前記取付部
に固定して取り付けたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明においては、ポールに取り
付ける連結枠をポールに対して水平回動自在としたの
で、パネルユニットを任意の角度で突き合わせてコーナ
ー部を形成できる。隣接するパネルユニットどうしをポ
ールおよび連結枠を介して連結した後、パネルユニット
間にコーナーカバーを当てて穿孔機能を有するねじをコ
ーナーカバーに貫通させてコーナーカバーの取付部にね
じ込むことにより、パネルユニットの裏面の有無に係ら
ず、1人作業によってコーナーカバーを取り付けること
ができる。
【0008】(2)請求項2の発明は、互いに連結され
る一方のパネルユニットのコーナー部側は、前記コーナ
ー部近傍に設けた支柱により支持され、他方のパネルユ
ニットは前記ポールおよび連結枠を介して前記一方のパ
ネルユニットに支持される構造としたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明においては、隣接するパネ
ルユニットのうちの前記他方のパネルユニットは、前記
一方のパネルユニットにポールを介して支持されるの
で、前記他方のパネルユニットのコーナー部近傍におけ
る支柱は不要となる。
【0010】(3)請求項3の発明は、前記一方のパネ
ルユニットの縦桟、または該一方のパネルユニットが上
下の複数段のパネルユニットにより組み合わされる場合
の少なくとも最下段のパネルユニットの縦桟に受け金具
を取り付け、一方の連結枠に取り付けた掛け金具を前記
受け金具に掛けてポールを一方のパネルユニットに取り
付け、他方の連結枠の少なくとも下部に受け金具を取り
付け、他方のパネルユニットの縦桟に取り付けた掛け金
具を前記受け金具に掛けて他方のパネルユニットをポー
ルに取り付けたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明においては、前記一方のパ
ネルユニットに取り付けた受け金具に、連結枠に取り付
けた掛け金具を掛けることにより、仮止めした状態でポ
ールを一方のパネルユニットに支持させておき、このよ
うにして支持されるポールに他方のパネルユニットを、
ポールに取り付けた受け金具に該他方のパネルユニット
に取り付けた掛け金具を掛けることによって仮止めした
状態で容易に組み立てることができる。
【0012】(4)請求項4の発明は、前記ポールの前
記連結枠軸受部の間におけるポールの表裏面にそれぞれ
コーナーカバーの取付部を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明においては、2つの連結枠
軸受部間の両面にコーナーカバーの取付部が形成される
ため、設置現場の入隅、出隅の状況によってポールのコ
ーナーカバー取付部を反転させることにより、1種のポ
ールで入隅、出隅に対応することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、図2はそれぞれ本発明によ
る合成樹脂製竹垣の一実施の形態をフリーポール型の竹
垣について示す平面図、正面展開図である。図1、図2
において、1はアルミニウム合金製あるいは合成樹脂製
押出形材からなる支柱であり、地中に施工されたコンク
リート製基礎2に根本部が埋め込まれて立設される。
【0015】3a〜3dはパネルユニットであり、各パ
ネルユニット3a〜3dは、図3の正面図に示すよう
に、上桟4と下桟5と必要に応じて1本以上設ける中横
桟6からなる横桟と、その両端にねじ結合する縦桟7
(これらの桟4〜7はアルミニウム合金製または合成樹
脂製押出形材からなる。)によって枠体を構成し、該枠
体に、図4の平面図に示すように、半割りの縦向きの竹
竿を横に並べた外観を有する合成樹脂製パネル本体8
を、工場において凹部8aに挿通するねじ9等によって
固定するかあるいは接着することにより、一体化された
ユニットとして構成されたものである。本例において
は、支柱1の片側にのみパネルユニット3a〜3dを設
けた例について示しているが、両側に取付ける場合もあ
る。
【0016】図2、図4に示すように、パネル本体8の
外面には、上桟4に取り付けられる以外の押し竹10
は、ねじ11の先端を横桟5、6にねじ込んで取付けら
れるが、この押え竹10も予め工場において固定してお
く。
【0017】図2、図3さらに図5の分解斜視図に示す
ように、支柱1の下部には金属製あるいは合成樹脂製の
下部ブラケット12がねじにより取付けられる。そし
て、図2中、左側下部のパネルユニット(第1のパネル
ユニット)3aの下桟5の左右はそれぞれ該下部ブラケ
ット12に嵌めて支持される。同様に、図2中、右側下
部のパネルユニット(第3のパネルユニット)3cの下
桟5の右側も最も右側の支柱1に取付けた下部ブラケッ
ト(図示せず)に取付けられる。
【0018】また、第1のパネルユニット3aの上桟4
の左右端部近傍は、支柱1の側面に固定される中間ブラ
ケット15により、抱持されて固定され、第3のパネル
ユニット3cの上桟4の右側端部近傍も同様に最右端の
支柱1に取付けられる中間ブラケット(図示せず)によ
り固定される。
【0019】前記中間ブラケット15には、上方に隣接
するパネルユニット3b(第2のパネルユニット)、3
d(第4のパネルユニット)の受部を有するもので、そ
の受部に第2のパネルユニット3b、第4のパネルユニ
ット3dの下桟5を嵌め込んで支持させる。
【0020】第2のパネルユニット3bと第4のパネル
ユニット3dの上桟4は、支柱1の頂部にねじにより固
定される上部ブラケット17のL字状の延出部により把
持されて固定される。
【0021】パネルユニット3a〜3dの左右に隣接す
るものどうしの結合は、図1と図6の平面図に示すよう
に、ポール31と、その両側に取り付けられる連結枠3
2、33と、図5と後述の図8、図9の分解斜視図に示
すように、金具34〜38、40〜44を介して行われ
る。
【0022】図7はポール31と連結枠32、33の平
面図であり、これらはアルミニウム合金製押出形材でな
る。ポール31は、左右両側に連結枠軸受部46、47
を有し、これらの連結枠軸受部46、47にそれぞれ連
結枠32、33の半円筒形の枢着部48、49が所定の
範囲にわたって水平回動自在に嵌合される。各連結枠3
2、33はそれぞれパネルユニット3a〜3dの縦桟7
を嵌合する断面U字形の縦桟取付部50、51を有す
る。連結枠32、33のなす回動可能な角度θは、縦桟
取付部50、51に取り付けられるパネルユニット3
a、3bと3c、3dのなす最小角度が90度よりやや
小さい例えば70度〜85度程度になり、最大角度は1
80度よりやや大きい例えば185度〜200度程度に
なるように設定される。ポール31の連結枠32、33
の取付部の間に表裏面には、それぞれコーナーカバー5
3(図6参照)の取付部55、56が形成される。
【0023】図5、図8に示すように、パネルユニット
3aと連結枠32との連結は、受け金具34および掛け
金具35の係合と、接続用金具36によりなされる。す
なわち縦桟7の下部に受け金具34をねじにより取付
け、対向する連結枠32にねじ58により掛け金具35
を取付け、掛け金具35を受け金具34に係止させるこ
とにより、該連結枠32をパネルユニット3aに支持さ
せる。また、接続用金具36を予め縦桟7にねじ59に
より取り付けておき、この接続用金具36を連結枠32
にねじ60によって固定する。このように、受け金具3
4と掛け金具35との係合によってパネルユニット3a
に連結枠32、33やポール31を仮止めしておくこと
により、ポール31を手で支持しておくことなく、接続
用金具36の連結枠32に対するねじ付けを行うことが
でき、パネルユニット3aに対するポール31の取り付
けが容易となる。
【0024】またパネルユニット3bの連結枠32に対
する連結は、前記接続用金具36の上部に形成されてい
る受部36aに、パネルユニット3bの縦桟7の下部に
ねじ61により取り付けた掛け金具37を掛け、かつ、
予め縦桟7の上部にねじ62により取り付けた接続用金
具38を、ねじ63によって連結枠32に固定すること
により行う。図6に示すように、パネルユニット3a、
3bの連結枠32に対する取り付けは、縦桟7のU字形
の嵌合部7a内に連結枠32の縦桟取付部50を嵌合し
て行う。
【0025】図9は連結枠33に対してパネルユニット
3c、3dを連結する構造を示す斜視図である。パネル
ユニット3cと連結枠33との連結は、受け金具40お
よび掛け金具41の係合と、接続用金具42によりなさ
れる。すなわち連結枠33の下部に受け金具40をねじ
64により取付け、パネルユニット3cの縦桟7にねじ
62により掛け金具41を取付け、掛け金具41を受け
金具40に係止させることにより、該連結枠33にパネ
ルユニット3cに支持させる。また、接続用金具42を
予めパネルユニット3cの縦桟7にねじ66により取り
付けておき、この接続用金具42を連結枠33にねじ6
7によって固定する。このように、受け金具40と掛け
金具41との係合によってパネルユニット3aを連結枠
33に仮止めしておくことにより、パネルユニット3c
を手で支持しておくことなく接続用金具42の連結枠3
3に対するねじ付けを行うことができ、パネルユニット
3cのポール31への取り付けが容易となる。
【0026】またパネルユニット3dの連結枠33に対
する連結は、前記接続用金具42の上部に形成されてい
る受部42aに、パネルユニット3dの縦桟7の下部に
ねじ68により取り付けた掛け金具43を掛け、かつ、
予め縦桟7の上部にねじ65により取り付けた接続用金
具44を、ねじ70によって連結枠33に固定すること
により行う。この場合も、図6に示すように、パネルユ
ニット3c、3dの連結枠33に対する取り付けは、縦
桟7のU字形の嵌合部7a内に連結枠33の縦桟取付部
51を嵌合して行う。
【0027】図6に示すように、ポール31の上端に
は、連結枠32、33の抜け出し防止兼固定用の止め板
72が、前記軸受部46、47にねじ込むねじ73によ
り固定して取り付けられ、ポール31の下端にも同様の
蓋(図示せず)が固定され、また、止め板72に設けた
弧状孔74に挿通したねじ75を、連結枠32、33に
設けたタッピングホール76(図7参照)にねじ込んで
締め付けることにより、連結枠32、33が固定され
る。
【0028】このように、パネルユニット3c、3d
を、ポール31および連結枠32、33を介してパネル
ユニット3a、3bに支持させることにより、パネルユ
ニット3c、3d側におけるコーナー部近傍の支柱は不
要となる。
【0029】図6と図10の斜視図に示すように、パネ
ルユニット3a、3bとパネルユニット3c、3d間で
形成されるコーナー部には、断面が半円弧状をなすコー
ナーカバー53に穿孔機能を持つねじ77が貫通され、
該ねじを前記ポール31のコーナーカバー取付部55に
ねじ込むことにより、コーナーカバー53が取り付けら
れる。
【0030】連結枠32、33は、ねじ75で締め付け
る前には、ポール31に対して水平回動自在であり、図
11に示すように、パネルユニット3aと3c、3bと
3dがほぼ同面に近くなる状態、さらにはそれ以上の1
80度を超えるように配置することができる。
【0031】また、図12、図13に示すように、出隅
の場合には、前記連結枠32、33をそれぞれパネルユ
ニット3d、3b側に反転させて、金具34〜38を連
結枠33とパネルユニット3a、3b間に設け、金具4
0〜44を連結枠32とパネルユニット3c、3d間に
設けて連結する。そして、図12に示すように、コーナ
ーカバー53を前記と反対側の取付部56にねじ71を
用いて固定することにより、パネルユニット3a、3b
と3c、3dとのなす角度が270度を超える状態か
ら、図13に示すように、180度に近い状態ないしは
180度以下の状態となる範囲にわたってパネルユニッ
トを配置することが可能である。
【0032】以上の説明は、パネルユニットが上下1段
または2段、左右に2枚の例について説明したが、本発
明においては、このパネルユニットの取付け数はこの例
に限定されないことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1によれば、隣接するパネルユニ
ット間にポールを介在させてコーナー部の連結を行う構
造を有し、前記ポールに、連結すべきパネルユニットに
対応してそれぞれ水平回動自在に連結枠を取り付け、前
記ポールの前記連結枠軸受部の間にコーナーカバーの取
付部を設け、該各連結枠にそれぞれ連結すべきパネルユ
ニットの連結側の縦桟を結合し、該パネルユニット間を
連結部となるコーナー部を覆うコーナーカバーを、ねじ
により前記ポールのコーナーカバーの取付部に固定して
取り付けたので、パネルユニットの裏面における壁等の
有無に係らず、コーナー部におけるコーナーカバーの取
付が可能となる。また、1人作業によってコーナーカバ
ーを容易に取り付けることができ、取付作業性が向上す
る。
【0034】請求項2によれば、互いに連結される一方
のパネルユニットは、前記コーナー部近傍に設けた支柱
により支持され、他方のパネルユニットは前記ポールお
よび連結枠を介して前記一方のパネルユニットに支持さ
れる構造としたので、隣接するパネルユニットのうちの
前記他方のパネルユニットは、前記一方のパネルユニッ
トにポールを介して支持され、前記他方のパネルユニッ
トのコーナー部近傍における支柱は不要となり、構成部
材の削減が可能となり、竹垣の価格を低減できる。
【0035】請求項3によれば、前記一方のパネルユニ
ットの縦桟の下部に受け金具を取り付け、一方の連結枠
に取り付けた掛け金具を前記受け金具に掛けてポールを
一方のパネルユニットに取り付け、他方の連結枠の少な
くとも下部に受け金具を取り付け、他方のパネルユニッ
トの縦桟に取り付けた掛け金具を前記受け金具に掛けて
他方のパネルユニットをポールに取り付けたので、一方
のパネルユニットにポールを取り付ける時、ならびにポ
ールに他方のパネルユニットを取り付ける時、受け金具
に掛け金具を掛けることによって仮止めした状態で容易
に組み立てることができる。
【0036】請求項4によれば、前記ポールの前記連結
枠取付部の間におけるポールの表裏面にそれぞれコーナ
ーカバーの取付部を設けたので、2つの連結枠間の両面
にコーナーカバーの取付部が形成されるため、設置現場
の入隅、出隅の状況によってポールのコーナーカバー取
付部を反転させることにより、1種のポールで入隅、出
隅に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製竹垣の一実施の形態を示す
平面図である。
【図2】本実施の形態の竹垣の正面展開図である。
【図3】本実施の形態における枠体を示す正面図であ
る。
【図4】本実施の形態の竹垣の平面図である。
【図5】本実施の形態における一方のパネルユニットと
ポールとの連結構造を示す分解斜視図である。
【図6】本実施の形態におけるコーナーカバーの入隅型
コーナー部への取付状態を示す平面図である。
【図7】本実施の形態におけるポールと連結枠を示す平
面図である。
【図8】図5の連結部を角度を変えて見た分解斜視図で
ある。
【図9】本実施の形態における他方のパネルユニットと
ポールとの連結構造を示す分解斜視図である。
【図10】本実施の形態におけるコーナーカバーの入隅
型コーナー部への取付状態を示す平面図である。
【図11】本実施の形態におけるコーナーカバーの入隅
型コーナー部への取付状態を図6と異なるコーナー角度
の場合について示す平面図である。
【図12】本実施の形態におけるコーナーカバーの出隅
型コーナー部への取付状態を示す平面図である。
【図13】本実施の形態におけるコーナーカバーの出隅
型コーナー部への取付状態を図12と異なるコーナー角
度の場合について示す平面図である。
【図14】(A)、(B)はそれぞれ従来の横竹の連結
構造を示す斜視図および平面図である。
【符号の説明】
1:支柱、2:コンクリート基礎、3a〜3d:パネル
ユニット、4:上桟、5:下桟、6:中横桟、7:縦
桟、8:パネル本体、10:押え竹、12:下部ブラケ
ット、15:中間ブラケット、17:上部ブラケット、
31:ポール、32、33:連結枠、34:受け金具、
35:掛け金具、36:接続用金具、37:掛け金具、
38:接続用金具、40:受け金具、41:掛け金具、
42:接続用金具、43:掛け金具、44:接続用金
具、46、47:軸受部、48、49:枢着部、50、
51:縦桟取付部、53:コーナーカバー、55、5
6:コーナーカバー取付部、72:止め板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竹竿を並べた外観を有する合成樹脂製パネ
    ル本体を、横桟と縦桟により組まれた枠体に固定してパ
    ネルユニットを構成し、 隣接するパネルユニット間にポールを介在させてコーナ
    ー部の連結を行う構造を有し、 前記ポールに、連結すべきパネルユニットに対応してそ
    れぞれ水平回動自在に連結枠を取り付け、 前記ポールの前記連結枠軸受部の間にコーナーカバーの
    取付部を設け、 該各連結枠にそれぞれ連結すべきパネルユニットの連結
    側の縦桟を結合し、 該パネルユニット間のコーナー部を覆うコーナーカバー
    を、ねじにより前記ポールの前記取付部に固定して取り
    付けたことを特徴とする合成樹脂製竹垣。
  2. 【請求項2】請求項1において、 互いに連結される一方のパネルユニットのコーナー部側
    は、前記コーナー部近傍に設けた支柱により支持され、
    他方のパネルユニットは前記ポールおよび連結枠を介し
    て前記一方のパネルユニットに支持される構造としたこ
    とを特徴とする合成樹脂製竹垣。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記一方のパネルユニットの縦桟、または該一方のパネ
    ルユニットが上下の複数段のパネルユニットにより組み
    合わされる場合の少なくとも最下段のパネルユニットの
    縦桟に受け金具を取り付け、 一方の連結枠に取り付けた掛け金具を前記受け金具に掛
    けてポールを一方のパネルユニットに取り付け、 他方の連結枠の少なくとも下部に受け金具を取り付け、
    他方のパネルユニットの縦桟に取り付けた掛け金具を前
    記受け金具に掛けて他方のパネルユニットをポールに取
    り付けたことを特徴とする合成樹脂製竹垣。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかにおいて、 前記ポールの前記連結枠軸受部の間におけるポールの表
    裏面にそれぞれコーナーカバーの取付部を設けたことを
    特徴とする合成樹脂製竹垣。
JP4647298A 1998-02-27 1998-02-27 合成樹脂製竹垣 Pending JPH11247495A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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