JPH11247355A - プラスチック製外壁材 - Google Patents

プラスチック製外壁材

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JPH11247355A
JPH11247355A JP6447898A JP6447898A JPH11247355A JP H11247355 A JPH11247355 A JP H11247355A JP 6447898 A JP6447898 A JP 6447898A JP 6447898 A JP6447898 A JP 6447898A JP H11247355 A JPH11247355 A JP H11247355A
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wall material
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Seiji Kushioka
政治 串岡
Yoshinori Motohashi
義典 本橋
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Chuo KK
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Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時に、互いに連結されるプラスチック製
外壁材同志の位置決めに手間がかからないようにする。 【解決手段】 プラスチック製外壁材Pは、目地風面1
bで区画されたブロック状の浮出し面1aを有する表壁
1と、表壁1に対して間隔をおいて対向する裏壁2と、
表壁1および裏壁2の上下縁部並びに両側縁部に連設さ
れた連結用のマージンとを備え、内部が中空の中空二重
壁構造体である。そして、左側のマージン5が、裏壁2
に続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ突出した枠状
部5bおよび枠状部5bの長手方向の適宜部位に外方へ
向けて突設された裏当て片11を備えており、右側のマ
ージン6が、裏壁2に続いて略L字状に折れ曲がり反表
壁側へ突出した枠状部6bおよび枠状部6bの前記裏当
て片に対応する部位に前記裏当て片11を嵌合させるこ
とができる形状の溝部6hを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外壁の改
修等に用いられるプラスチック製外壁材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のプラスチック製外壁構
造体の一例を示し、このプラスチック製外壁構造体10
1は、上端に連設された上縁部104と、右端側の凹凸
状部に連設された側縁部103aと、左端側の凹凸状部
102に設けられた嵌合溝102aと、裏面の下端側近
傍部位に沿って互いに間隔をおいて突設された複数の受
部構成用突起106とを備え、表面には目地風部101
bで区画されたブロック状の突出部101aが形成され
ている。
【0003】このプラスチック製外壁構造体101を建
築物の壁面等に上下方向に連結して貼り付ける際には、
1枚目のプラスチック製外壁構造体101を位置決めし
たのち、上縁部104に形成された長孔107を利用し
て釘打ち等により固着し、ついで、2枚目のプラスチッ
ク製外壁構造体101を1枚目のプラスチック製外壁構
造体101の上方に配置してその受部構成用突起106
の案内溝106aに1枚目のプラスチック製外壁構造体
101の上縁部104を嵌め込んでその先端を案内溝1
06aの壁面に当接させて位置決めしたのち、2枚目の
プラスチック製外壁構造体101を釘打ち等により前記
壁面に固着する。そして、プラスチック製外壁構造体1
01を建築物の壁面等に水平方向に連結して貼り付ける
際には、3枚目のプラスチック製外壁構造体101を前
記1枚目のプラスチック製外壁構造体101の側方に位
置決めしてスライドさせることにより、左端側の凹凸状
部102に設けられた嵌合溝102a内に右端側の凹凸
状部に連設された側縁部103aを嵌挿して両者を連結
する(特開平7−217059号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
プラスチック製外壁材を建築物の壁面等に対して水平方
向に連結して貼り付ける際に、予め前記壁面等に固着さ
れているプラスチック製外壁構造体の右端側の凹凸状部
に連設された側縁部に対し、連結すべきプラスチック製
外壁構造体の左端側の凹凸状部に設けられた嵌合溝を嵌
合させる構造である。このため、両プラスチック製外壁
構造体同志の前記壁面等における水平方向および上下方
向に正確な位置決めが要求され、施工時に手間がかか
る。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、施工時において、壁面
等における水平方向に互いに連結されるプラスチック製
外壁材同志の位置決めに手間がかからず、施工作業の能
率を向上することができるプラスチック製外壁材を実現
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラスチック製外壁材は、目地風面で区画
されたブロック状の浮出し面を有する表壁と、前記表壁
に対して間隔をおいて対向する裏壁と、前記表壁および
前記裏壁の上下縁部並びに両側縁部に連設された連結用
のマージンとを備え、内部が中空である中空二重壁構造
のプラスチック製外壁材であって、前記両側縁部に連設
されたマージンのうち、一方のマージンが、前記裏壁に
続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ突出した枠状部
および前記枠状部の長手方向の適宜部位に外方へ向けて
突設された裏当て片を備えており、他方のマージンが、
前記裏壁に続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ突出
した枠状部および前記枠状部の前記裏当て片に対応する
部位に前記裏当て片を嵌合させることができる形状の溝
部を備えていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るプラスチック製外壁
材の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】図1および図2に示すように、プラスチッ
ク製外壁材Pは、目地風面1bで区画されたブロック状
の浮出し面1aを有する表壁1と、表壁1に対して間隔
をおいて対向する裏壁2と、表壁1および裏壁2の上下
縁部並びに両側縁部に連設された後述する連結用のマー
ジン3〜6とを備え、内部が中空の中空二重壁構造体で
ある。
【0009】上縁部に連設されたマージン(以下、「上
方のマージン」という。)3は、図1の(b)に示すよ
うに、表壁側に目地風面1bに続いて略L字形に折れ曲
がり裏壁側へ窪んだ裏当て部3aを有するとともに、裏
壁側に裏壁2に続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ
突出した枠状部3bを有し、裏当て部3aおよび枠状部
3bの先端部を閉塞する端壁3cと、端壁3cにおける
裏当て部側略半分の外面に連設された嵌合用耳部3dと
を備えている。そして、裏当て部3aには、表壁側を反
表壁側に向けて窪ませてその先端部が枠状部3bの裏面
に溶着された取付け用凹状リブ9が互いに間隔をおいて
設けられているとともに、枠状部3bの反表壁側の外面
には、各取付け用凹状リブ9の間の間隔部に対応する部
位に長手方向に対して直交方向(図示上下方向)に延在
する溝部3eが形成されており(図2参照)、しかも、
各取付け用凹状リブ9の先端部には枠状部3bの外面側
へ貫通する取付け用長孔9aが穿孔されている。
【0010】下縁部に連設されたマージン(以下、「下
方のマージン」という。)4は、図1の(c)に示すよ
うに、表壁側に浮出し面1aを有するとともに、裏壁側
に、裏壁2に続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ突
出した枠状部4bと、枠状部4bに続いて略L字状に折
れ曲がり表壁側へ窪んだ段差部4eと、段差部4eに続
いて略L字形に折れ曲がり反表壁側へ突出した突出部4
dと、突出部4dに続いて略L字形に折れ曲がり表壁側
へ窪んだ当接部4aとを有し、浮出し面1aおよび当接
部4aの先端部が端壁4cで閉塞されており、しかも、
枠状部4bと段差部4eとの角隅部には、断面形状が略
コ字状の凹所10aを有するインサート10が凹所10
aの開放部を下方に向けて一体的に設けられている。
【0011】なお、インサート10の裏面側には、下方
のマージン4における枠状部4bと段差部4eとの角隅
部の樹脂層との結合強度を増大させるために、埋設用突
起10bが突設されている。
【0012】表壁側から見て左側縁部に連設されたマー
ジン(以下、「左側のマージン」という。)5は、図4
の(b)に示すように、裏壁側に、裏壁2に続いて略L
字状に折れ曲がり反表壁側へ突出した枠状部5bと、枠
状部5bに続いて略L字状に折れ曲がり表壁側へ窪んだ
当接部5aと、当接部5aの先端部を閉塞する端壁5c
とを備えており、端壁5cには、外方へ向けて舌片状に
突出する浮出し面1aを有する突出片5dと端壁5cの
表壁側の面に一体に形成された目地風面1bとが交互に
くし歯状に連設されている。そして図4の(a)に示す
ように、枠状部5bの長手方向略中央部位には、枠状部
5bから外方へ突出する裏当て片11が突設されてい
る。
【0013】本実施の形態において、裏当て片11は、
その反表壁側の面が枠状部5bと同一面になっており、
その表壁側の面が先端部側から枠状部5bにかけて下り
勾配の傾斜面11aになっている。このため、裏当て片
11の傾斜面11aと、当接部5aとの間に後述する右
側のマージン6の嵌合凹所が形成されている。
【0014】表壁側から見て右側縁部に連設されたマー
ジン(以下、「右側のマージン」という。)6は、図4
の(c)に示すように、裏壁側に裏壁2に続いて略L字
状に折れ曲がり反表壁側へ突出した枠状部6bを有する
とともに、表壁側に、浮出し面1aの折り返し面6eに
続いて略L字状に折れ曲がり反表壁側へ窪んだ裏当て部
6aと、裏当て部6aに続いて略ヘ字状に折れ曲がり反
表壁側へ深く窪んだ溝状部6dと、溝状部6dに続いて
表壁側へ昇り階段状に折れ曲がったシール部材40を載
置するためのシール用段差部6fと(図8参照)、シー
ル用段差部6fに続いて略L字状に折れ曲がり表壁側へ
突出した嵌挿部6gとを有し、枠状部6bおよび嵌挿部
6gの先端部が端壁6cで閉塞されている。そして、枠
状部6bの長手方向略中央部、つまり枠状部6bの前記
裏当て片11に対応する部位には、図4の(d)に示す
ように、上述した左側のマージン5の裏当て片11を嵌
合させるための溝部6hが形成されている。
【0015】本実施の形態において、溝部6hの底面
は、左側のマージン5に設けられた裏当て片11を嵌合
する際にその傾斜面11aが当接して摺動できるように
端壁6c側から枠状部6bにかけて昇り勾配に形成され
ている。
【0016】また、右側のマージン6の連設部に隣接す
る表壁1の表面には、上述した左側のマージン5の交互
にくし歯状に連設された突出片5dと目地風面1bに対
応して、目地風面1bと浮出し面1aとが交互に形成さ
れている。
【0017】なお、本発明において、上述した左側のマ
ージン5と右側のマージン6は、左右逆にすることがで
きることはいうまでもない。
【0018】また、本実施の形態によるプラスチック製
外壁材Pにおいて、裏壁2には、反表壁側へ突出した平
坦な先端面7aを有する突起7が互いに間隔をおいて突
設されている。これらの突起7は、裏壁2の浮出し面1
aに対向する部位に形成されており、その高さはマージ
ン3〜6の壁面Wと当接する面よりも低く設定されてい
る。
【0019】さらに、裏壁2の目地風面1bに対向する
部位には先端部8aが目地風面1bの裏面に溶着された
凹状リブ8が互いに間隔をおいて形成されている。この
凹状リブ8は、プラスチック製外壁材Pの剛性等の機械
的強度を増大させるためばかりでなく、壁面等に貼り付
ける際に、釘打ち等の固着手段による固着部位として利
用することを目的として形成されたものである。それ
故、裏壁2の目地風面1bに対向する部位であれば任意
の部位に形成できる。
【0020】本実施の形態によるプラスチック製外壁材
Pの機能について、図5に示すように、3枚のプラスチ
ック製外壁材P1 〜P3 を互いに連結して壁面Wに貼り
付ける場合を例に挙げて説明する。
【0021】(1)1枚目のプラスチック製外壁材P1
を壁面Wに貼り付けるに当たり、先ず、図10に示すよ
うに、スターター50を壁面Wに位置決めし、その取付
け部51に長手方向互いに間隔をおいて穿孔されている
複数の取付け用長孔54を利用して釘30による釘打ち
等の固着手段により壁面Wに固着する。
【0022】ここで、スターター50は、図9に示すよ
うに、板状の取付け部51の図示上端に連設された略L
字形に折れ曲がった係合部53と、取付け部51の図示
下端部近傍に連設された庇状の水切り部52を備え、取
付け部51に設けられた帯状の厚肉部51aには、複数
の取付け用長孔54が互いに間隔をおいて穿孔されてい
る。
【0023】(2) 上記(1)ののち、1枚目のプラ
スチック製外壁材P1 をスターター50の上方に配置
し、下方のマージン4に設けられたインサート10の凹
所10aをスターター50の係合部53に係合させると
ともに当接部4aを水切り部52に当接させて位置決め
したのち、上方のマージン3の取付け用長孔9aを利用
して釘30による釘打ち等の固着手段により壁面Wに固
着する(図6参照)。
【0024】この際に、上方のマージン3の枠状部3b
が壁面Wに当接するが、枠状部3bに形成された溝部3
eにより壁面Wとの間に空気の流通路が形成される。
【0025】(3) 上記(2)ののち、必要に応じて
1枚目のプラスチック製外壁材P1の右側のマージン6
のシール用段差部6fにシール部材40を載置し(図8
参照)、ついで、2枚目のプラスチック製外壁材P2
1枚目のプラスチック製外壁材P1 の図示右側に配置
し、その下方のマージン4のインサート10の凹所10
aを上記(2)と同様にスターター50の係合部53に
係合させたのち1枚目のプラスチック製外壁材P1 に向
けてスライドさせることにより、1枚目のプラスチック
製外壁材P1 の右側のマージン6の上面に2枚目のプラ
スチック製外壁材P2 の左側のマージン5をオーバーラ
ップさせるとともに、右側のマージン6の溝部6hに対
して左側のマージン5の裏当て片11を嵌合できる位置
に位置決めする。ついで、2枚目のプラスチック製外壁
材P2 をさらにスライドさせることにより、1枚目のプ
ラスチック製外壁材P1 の右側のマージン6の溝部6h
に2枚目のプラスチック製外壁材P2 の左側のマージン
5の裏当て片11を嵌合し、図8に示すように、1枚目
のプラスチック製外壁材P1 の右側のマージン6の端壁
6cの外面に2枚目のプラスチック製外壁材P2 の左側
のマージン5の枠状部5bの外側面を当接させて位置決
めしたのち、2枚目のプラスチック製外壁材P2 を上記
(2)と同様に釘打ち等の固着手段により壁面Wに固着
する。これにより、1枚目のプラスチック製外壁材P1
に対して2枚目のプラスチック製外壁材P2 が、壁面W
に対して水平方向に高精度に位置決めができるととも
に、両者の連結後に右側のマージン6および左側のマー
ジン5が壁面Wから外方へめくれ上がる等の施工後のト
ラブルの発生を防止することができる。
【0026】なお、1枚目のプラスチック製外壁材P1
の右側のマージン6のシール用段差部6fと、2枚目の
プラスチック製外壁材P2 の左側のマージン5の当接部
5aとの間に上述した如くシール部材40を介在させて
おくと、雨水等が浸入しないように完全にシールされ
る。
【0027】(4) 上記(3)ののち、3枚目のプラ
スチック製外壁材P3 を1枚目のプラスチック製外壁材
1 の上方部位に配置し、図6に示すように、その下方
のマージン4を1枚目のプラスチック製外壁材P1 の上
方のマージン3の上面側にオーバーラップさせて下方に
向けてスライドさせることにより、インサート10の凹
所10a内に1枚目のプラスチック製外壁材P1 の上方
のマージン3の嵌合用耳部3dを嵌合させるとともに、
3枚目のプラスチック製外壁材P3 の下方のマージン4
の当接部4aおよび突出部4dをそれぞれ1枚目のプラ
スチック製外壁材P1 の上方のマージン3の目地風面1
bおよび裏当て部3aの上面に当接させて位置決めした
のち、3枚目のプラスチック製外壁材P3 を上記(2)
と同様に釘打ち等の固着手段により壁面Wに固着する。
【0028】上記(2)、(3)、(4)による工程に
おいて、1〜3枚目のプラスチック製外壁材P1 〜P3
を壁面Wに固着するに当たり、予め壁面Wに存在する凹
凸部や不陸部に対応して適切な突起7を選択し、選択し
た突起7の平坦な先端面7aに伸縮性(柔軟性)を有す
る樹脂製またはゴム製等のスペーサ20を予め貼着して
おき、該スペーサ20を介して壁面Wに対する当接する
部位を設けることにより、各プラスチック製外壁材P1
〜P3 をガタつきがないようにしかも高度の平面性を維
持して壁面Wに貼り付けることができる。
【0029】加えて、図7に示すように、裏壁側に設け
られた凹状リブ8を利用して釘30による釘打ち等の固
着手段による固着部位を付加的に設けて壁面Wに固着す
ると、一層堅固に各プラスチック製外壁材P1 〜P3
貼り付けることができる。
【0030】本発明において、裏壁2に反表壁側へ突出
した平坦な先端面7aを有する突起7を互いに間隔をお
いて突設した他の理由は、プラスチック製外壁材Pを建
築物の壁面等に貼り付けた際に、前記壁面等との間に間
隙Sを形成させ、該間隙Sを通して空気が流通すること
で結露を防止することができるようにするためである。
【0031】したがって、突起7は裏壁2の全体にわた
って分布させて形成しておくことが望ましい。また、突
起7の断面形状は、円形のものに限らず、方形、楕円
形、多角形等の任意の形状とすることができる。さら
に、突起の形状を蛇腹状としたり、段階的に断面積が縮
小する階段状として突出方向に対して伸縮性を有するよ
うにすると、壁面Wに存在する凹凸部や不陸部に対して
より柔軟に対応することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0033】施工時に、壁面等における水平方向に互い
に連結されるプラスチック製外壁材同志の位置決めに手
間がかからず、施工作業の能率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるプラスチック製外壁材を示
し、(a)は模式正面図、(b)は(a)のA−A線に
沿う模式部分断面図、(c)は(a)のB−B線に沿う
模式部分断面図である。
【図2】図1に示すプラスチック製外壁材の模式背面図
である。
【図3】図2のC−C線に沿う模式部分断面図である。
【図4】図2に示すプラスチック製外壁材の各マージン
の部分を示し(a)はD−D線に沿う模式部分断面図、
(b)はE−E線に沿う模式部分断面図、(c)はF−
F線に沿う模式部分断面図、(d)はG−G線に沿う模
式部分断面図である。
【図5】図1に示すプラスチック製外壁材を3枚連結し
た状態を示す説明図である。
【図6】図5のA−A線に沿う模式部分断面図である。
【図7】図5のB−B線に沿う模式部分断面図である。
【図8】図5のC−C線に沿う模式部分断面図である。
【図9】スターターの一例を示す部分斜視図である。
【図10】図9に示すスターターの使用状態を示す説明
図である。
【図11】従来のプラスチック製外壁材の一例を示し
(a)は模式背面図、(b)は受部構成用突起の部分を
示す拡大部分断面図、(c)は受部構成用突起の部分を
示す拡大部分背面図である。
【符号の説明】
1 表壁 1a 浮出し面 1b 目地風面 2 裏壁 3,4,5,6 マージン 3a,6a 裏当て部 3b,4b,5b,6b 枠状部 3c,4c,5c,6c 端壁 4a,5a 当接部 4d 突出部 4e 段差部 5d 突出片 6d 溝状部 6e 折り返し面 6f シール用段差部 6g 嵌挿部 6h 溝部 7 突起 7a 先端面 8 凹状リブ 8a 先端部 9 取付け用凹状リブ 9a,54 取付け用長孔 10 インサート 10a 凹所 10b 埋設用突起 11 裏当て片 20 スペーサ 30 釘 40 シール部材 50 スターター 51 取付け部 52 水切り部 53 係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目地風面で区画されたブロック状の浮出
    し面を有する表壁と、前記表壁に対して間隔をおいて対
    向する裏壁と、前記表壁および前記裏壁の上下縁部並び
    に両側縁部に連設された連結用のマージンとを備え、内
    部が中空である中空二重壁構造のプラスチック製外壁材
    であって、 前記両側縁部に連設されたマージンのうち、一方のマー
    ジンが、前記裏壁に続いて略L字状に折れ曲がり反表壁
    側へ突出した枠状部および前記枠状部の長手方向の適宜
    部位に外方へ向けて突設された裏当て片を備えており、
    他方のマージンが、前記裏壁に続いて略L字状に折れ曲
    がり反表壁側へ突出した枠状部および前記枠状部の前記
    裏当て片に対応する部位に前記裏当て片を嵌合させるこ
    とができる形状の溝部を備えていることを特徴とするプ
    ラスチック製外壁材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450135Y1 (ko) 2009-06-01 2010-09-07 임정운 패스너를 갖는 석재 복합판
WO2012002623A1 (ko) * 2010-06-28 2012-01-05 Han Seong Ho 석재패널 및 이의 제조방법

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KR200450135Y1 (ko) 2009-06-01 2010-09-07 임정운 패스너를 갖는 석재 복합판
WO2012002623A1 (ko) * 2010-06-28 2012-01-05 Han Seong Ho 석재패널 및 이의 제조방법

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