JPH11247132A - プロファイリングローラ及びプロファイル付与方法 - Google Patents
プロファイリングローラ及びプロファイル付与方法Info
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- JPH11247132A JPH11247132A JP35881498A JP35881498A JPH11247132A JP H11247132 A JPH11247132 A JP H11247132A JP 35881498 A JP35881498 A JP 35881498A JP 35881498 A JP35881498 A JP 35881498A JP H11247132 A JPH11247132 A JP H11247132A
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- cylinder
- opening
- profiling roller
- road marking
- profiling
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
- E01C23/00—Auxiliary devices or arrangements for constructing, repairing, reconditioning, or taking-up road or like surfaces
- E01C23/16—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings
- E01C23/20—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings for forming markings in situ
- E01C23/24—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings for forming markings in situ by pouring
- E01C23/246—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings for forming markings in situ by pouring comprising means for mechanically working the applied material, e.g. smoothing brushes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
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- E01C23/22—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings for forming markings in situ by spraying
- E01C23/225—Devices for marking-out, applying, or forming traffic or like markings on finished paving; Protecting fresh markings for forming markings in situ by spraying comprising means for mechanically working the applied material, e.g. smoothing brushes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Road Repair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 道路マーキングにプロファイルを付与するプ
ロファイリングローラを得る。 【解決手段】 外面2及び内面3を有する中空のシリン
ダ1を設け、外面2と内面3との間に貫通する少なくと
も1個の開孔6を設ける。使用にあたり、反射性ビーズ
10を敷設したばかりの道路マーキング9上に散布さ
せ、シリンダ1を道路マーキング9上に走行させ、ビー
ズ10を道路マーキング9内に押し込み、またプロファ
イル8を道路マーキング9に付与し、これにより、道路
マーキングの排水性をよくしかつ濡れたマーキングの夜
間の可視性をよくする。
ロファイリングローラを得る。 【解決手段】 外面2及び内面3を有する中空のシリン
ダ1を設け、外面2と内面3との間に貫通する少なくと
も1個の開孔6を設ける。使用にあたり、反射性ビーズ
10を敷設したばかりの道路マーキング9上に散布さ
せ、シリンダ1を道路マーキング9上に走行させ、ビー
ズ10を道路マーキング9内に押し込み、またプロファ
イル8を道路マーキング9に付与し、これにより、道路
マーキングの排水性をよくしかつ濡れたマーキングの夜
間の可視性をよくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路におけるマー
キング、又は舗装道路における同様のマーキ ングにエ
ンボス加工によるプロファイル即ち凹凸を付与し、濡れ
た夜の道路の視認性をよくするプロファイリング(プロ
ファイル付与)装置及び方法に関するものである。
キング、又は舗装道路における同様のマーキ ングにエ
ンボス加工によるプロファイル即ち凹凸を付与し、濡れ
た夜の道路の視認性をよくするプロファイリング(プロ
ファイル付与)装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】センターライン、ハザードライン、レー
ンマーキング等の道路又は舗装道路上のマーキングは熱
塑性材料又は溶剤−水を基材とした塗料により形成して
いる。このようなマーキングは、道路からはずれたオフ
ロードの位置例えば、駐車場等に塗布することもあり、
本明細書中に使用する用語「道路マーキング」はすべて
の位置におけるこのようなマーキングを意味するものと
理解されたい。
ンマーキング等の道路又は舗装道路上のマーキングは熱
塑性材料又は溶剤−水を基材とした塗料により形成して
いる。このようなマーキングは、道路からはずれたオフ
ロードの位置例えば、駐車場等に塗布することもあり、
本明細書中に使用する用語「道路マーキング」はすべて
の位置におけるこのようなマーキングを意味するものと
理解されたい。
【0003】熱塑性の道路マーキングは比較的硬化時間
が短いという利点があり、従って、塗布した後に長い時
間を置かずに走行可能になる。このことにより交通渋滞
を比較的少なくすることができる。マーキングは熱塑性
混合体を加熱し、制御の下に準備した路面にホットスプ
レー、スクリーディング(平滑化)プロセス又は押し出
しプロセスによって塗布する。道路マーキングの夜間の
視認性をよくするために、マーキング混合体に小さいガ
ラスのビーズを混入したり、マーキング混合体を道路に
塗布して硬化する前に表面に塗布したり、その双方を行
なったりする。これらのガラスのビーズは所定の屈折特
性及び反射特性を有し、車両のヘッドライトからの光を
ドライバ(運転手)に反射するように設計する。このこ
とは乾燥した条件では夜間の視認性を良好にするが、た
とえ小雨であってもマーキングの表面から露出するガラ
スビーズを埋もれさせ、従って、路面全体の屈折特性及
び反射特性が変化することによって道路マーキングの視
認性が大幅に低下する。
が短いという利点があり、従って、塗布した後に長い時
間を置かずに走行可能になる。このことにより交通渋滞
を比較的少なくすることができる。マーキングは熱塑性
混合体を加熱し、制御の下に準備した路面にホットスプ
レー、スクリーディング(平滑化)プロセス又は押し出
しプロセスによって塗布する。道路マーキングの夜間の
視認性をよくするために、マーキング混合体に小さいガ
ラスのビーズを混入したり、マーキング混合体を道路に
塗布して硬化する前に表面に塗布したり、その双方を行
なったりする。これらのガラスのビーズは所定の屈折特
性及び反射特性を有し、車両のヘッドライトからの光を
ドライバ(運転手)に反射するように設計する。このこ
とは乾燥した条件では夜間の視認性を良好にするが、た
とえ小雨であってもマーキングの表面から露出するガラ
スビーズを埋もれさせ、従って、路面全体の屈折特性及
び反射特性が変化することによって道路マーキングの視
認性が大幅に低下する。
【0004】この欠点を克服するため、道路マーキング
を塗布した後のマーキングが硬化する前に道路マーキン
グに中実のプロファイル(凹凸)付きローラ又はホイー
ルを走行させることにより道路マーキングにプロファイ
ル(凹凸)を付与する技術が知られている。このような
システムは、例えば、ヨーロッパ特許第655533号
(Prismo, Limited )及び国際特許公開第94/161
49号(Rainline Corporation)に記載のものがある。更
に、ドイツ国特許公開第3029909号(Lackfabric
k Knackstedt & Fricke KG) に記載のものがあり、これ
は熱塑性道路マーキングを塗布した後にガラスビーズを
散布し、続いて中実の表面パターンを有するシリンダを
硬化前の道路マーキングに転動させることによってプロ
ファイルを付与する。
を塗布した後のマーキングが硬化する前に道路マーキン
グに中実のプロファイル(凹凸)付きローラ又はホイー
ルを走行させることにより道路マーキングにプロファイ
ル(凹凸)を付与する技術が知られている。このような
システムは、例えば、ヨーロッパ特許第655533号
(Prismo, Limited )及び国際特許公開第94/161
49号(Rainline Corporation)に記載のものがある。更
に、ドイツ国特許公開第3029909号(Lackfabric
k Knackstedt & Fricke KG) に記載のものがあり、これ
は熱塑性道路マーキングを塗布した後にガラスビーズを
散布し、続いて中実の表面パターンを有するシリンダを
硬化前の道路マーキングに転動させることによってプロ
ファイルを付与する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法は、ローラ又はシリンダがまだ柔らかい熱塑性
道路マーキングをを通過するときローラ又はシリンダの
凸部が形成する窪みが形成する窪みにエアポケットがで
きてしまうという欠点がある。このことは、道路マーキ
ングに満足のいくプロファイルを形成できないことにな
り、ラインを大幅に拡散させ、またローラ又はシリンダ
の前面に熱塑性材料のへさき波のような盛り上がりを生
じてしまう。更に、まだ柔らかい熱塑性道路マーキング
はローラ又はシリンダの表面に付着する傾向を有する。
来の方法は、ローラ又はシリンダがまだ柔らかい熱塑性
道路マーキングをを通過するときローラ又はシリンダの
凸部が形成する窪みが形成する窪みにエアポケットがで
きてしまうという欠点がある。このことは、道路マーキ
ングに満足のいくプロファイルを形成できないことにな
り、ラインを大幅に拡散させ、またローラ又はシリンダ
の前面に熱塑性材料のへさき波のような盛り上がりを生
じてしまう。更に、まだ柔らかい熱塑性道路マーキング
はローラ又はシリンダの表面に付着する傾向を有する。
【0006】従って、本発明の目的は、このような欠点
のないプロファイリングローラ及びプロファイル付与方
法を得るにある。
のないプロファイリングローラ及びプロファイル付与方
法を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、道路マーキングにプロファイルを付与す
るプロファイリングローラにおいて、外面及び内面を有
する中空のシリンダを具え、前記外面と前記内面との間
に貫通する少なくとも1個の開孔を設けたことを特徴と
する。
め、本発明は、道路マーキングにプロファイルを付与す
るプロファイリングローラにおいて、外面及び内面を有
する中空のシリンダを具え、前記外面と前記内面との間
に貫通する少なくとも1個の開孔を設けたことを特徴と
する。
【0008】更に、本発明は、道路マーキングにプロフ
ァイルを付与するプロファイリング方法において、前記
道路マーキングを塗布した直後の硬化しない前に、外面
及び内面を有する中空のシリンダを具えかつ前記外面と
前記内面との間に貫通する少なくとも1個の開孔を設け
たプロファイリングローラを転動させることよりなるこ
とを特徴とする。
ァイルを付与するプロファイリング方法において、前記
道路マーキングを塗布した直後の硬化しない前に、外面
及び内面を有する中空のシリンダを具えかつ前記外面と
前記内面との間に貫通する少なくとも1個の開孔を設け
たプロファイリングローラを転動させることよりなるこ
とを特徴とする。
【0009】好適な実施例においては、少なくとも1個
の開孔をシリンダに穿孔した又は他の方法で形成した複
数個の開孔とする。この開孔はほぼ円形の形状、又は他
の形状例えば、楕円形、三角形、矩形、ひし形、矩形、
正多角形、不正多角形、台形、平行四辺形又はそれらの
組み合わせの形状とすることができる。 これらの開孔
は比較的小さい寸法とし、少なくとも50個、また或る
実施例では少なくとも100個の開孔をシリンダにわた
り互いに離して分布させる。更に、少なくとも1個の開
孔は、シリンダの表面を横切る方向に延びる少なくとも
1個のスリットの形式とすることもでき、またこのスリ
ットは直線状又は湾曲形状又は他の適当な形状にするこ
とができる。
の開孔をシリンダに穿孔した又は他の方法で形成した複
数個の開孔とする。この開孔はほぼ円形の形状、又は他
の形状例えば、楕円形、三角形、矩形、ひし形、矩形、
正多角形、不正多角形、台形、平行四辺形又はそれらの
組み合わせの形状とすることができる。 これらの開孔
は比較的小さい寸法とし、少なくとも50個、また或る
実施例では少なくとも100個の開孔をシリンダにわた
り互いに離して分布させる。更に、少なくとも1個の開
孔は、シリンダの表面を横切る方向に延びる少なくとも
1個のスリットの形式とすることもでき、またこのスリ
ットは直線状又は湾曲形状又は他の適当な形状にするこ
とができる。
【0010】本発明によるプロファイリングローラは、
従来の中実のローラよりも多数の利点がある。第1に、
中実の凸部付きローラのようにはエアポケットを生じな
い即ち、本発明によるローラがまだ柔らかい道路マーキ
ング上を転動するとき本発明によるローラの開孔にはエ
アポケットは生じない。これは空気が開孔を通過するこ
とができるためであり、これによって道路マーキングを
変形しやすく、比較的高いプロファイルを形成すること
ができる。このことは、本発明によるローラは従来のロ
ーラのように重くする必要がないことを意味する。実
際、本発明によるローラは中空であるため、多くの実施
例で従来の同様な中実ローラよりも軽量である。更に、
本発明によるローラは相当軽量であるため、柔らかい道
路マーキングが押し拡げられる度合いが少なく、使用中
にローラの前面に熱塑性材料にへさき波のような盛り上
がりを生ずる問題点が改善される。更に、熱塑性材は、
ローラがおかれた道路マーキングの端縁よりも少なくと
も1個の開孔に押し出される傾向があるため、上述の押
し拡げの問題は減少する。
従来の中実のローラよりも多数の利点がある。第1に、
中実の凸部付きローラのようにはエアポケットを生じな
い即ち、本発明によるローラがまだ柔らかい道路マーキ
ング上を転動するとき本発明によるローラの開孔にはエ
アポケットは生じない。これは空気が開孔を通過するこ
とができるためであり、これによって道路マーキングを
変形しやすく、比較的高いプロファイルを形成すること
ができる。このことは、本発明によるローラは従来のロ
ーラのように重くする必要がないことを意味する。実
際、本発明によるローラは中空であるため、多くの実施
例で従来の同様な中実ローラよりも軽量である。更に、
本発明によるローラは相当軽量であるため、柔らかい道
路マーキングが押し拡げられる度合いが少なく、使用中
にローラの前面に熱塑性材料にへさき波のような盛り上
がりを生ずる問題点が改善される。更に、熱塑性材は、
ローラがおかれた道路マーキングの端縁よりも少なくと
も1個の開孔に押し出される傾向があるため、上述の押
し拡げの問題は減少する。
【0011】少なくとも1個の開孔の端縁は、この開孔
の寸法が前記シリンダの内面よりも外面の方が大きくな
るよう面取りすると好適である。このようにして、ロー
ラを通過させる前に道路マーキングに散布しておく任意
の反射性ビーズ(例えば、ガラス、ポリカーボネート、
又は他の透明プラスチック、又はセラミック材料製)
は、道路マーキングの凸部の側面に埋設されるようにな
り、この場所は反射性ビーズの効果を最も発揮する位置
である。更に、反射性ビーズは、従来の中実ローラで見
られるように凸部の頂点に埋設される傾向はなく、従っ
て、横滑り(スキッド)抵抗を改善することになる。
の寸法が前記シリンダの内面よりも外面の方が大きくな
るよう面取りすると好適である。このようにして、ロー
ラを通過させる前に道路マーキングに散布しておく任意
の反射性ビーズ(例えば、ガラス、ポリカーボネート、
又は他の透明プラスチック、又はセラミック材料製)
は、道路マーキングの凸部の側面に埋設されるようにな
り、この場所は反射性ビーズの効果を最も発揮する位置
である。更に、反射性ビーズは、従来の中実ローラで見
られるように凸部の頂点に埋設される傾向はなく、従っ
て、横滑り(スキッド)抵抗を改善することになる。
【0012】ローラにまだ柔らかい熱塑性材料が付着す
るのを減少するため、シリンダの内部に冷却水を供給す
る。この冷却水は少なくとも1個の開孔から排水される
傾向にあり、このことは道路マーキングの硬化時間を短
縮するのに役立ち、従って、プロファイルを付与した後
に比較的短時間で道路マーキング上の車両走行を可能に
する。
るのを減少するため、シリンダの内部に冷却水を供給す
る。この冷却水は少なくとも1個の開孔から排水される
傾向にあり、このことは道路マーキングの硬化時間を短
縮するのに役立ち、従って、プロファイルを付与した後
に比較的短時間で道路マーキング上の車両走行を可能に
する。
【0013】好適には、熱塑性道路マーキングを熱付与
製品とし、所定の重合体添加剤によって可塑化及び変成
する熱塑性樹脂バインダを有するものとする。バインダ
は更に、1個又はそれ以上の顔料、増量材、反射性ビー
ズ、及び骨材を含むものとすることができる。熱塑性道
路マーキングの塗布中における流動特性を調整するた
め、溶融流動挙動及び揺変特性(チキソトロピック特
性)を制御する添加剤を含めることもできる。
製品とし、所定の重合体添加剤によって可塑化及び変成
する熱塑性樹脂バインダを有するものとする。バインダ
は更に、1個又はそれ以上の顔料、増量材、反射性ビー
ズ、及び骨材を含むものとすることができる。熱塑性道
路マーキングの塗布中における流動特性を調整するた
め、溶融流動挙動及び揺変特性(チキソトロピック特
性)を制御する添加剤を含めることもできる。
【0014】 0 熱塑性道路マーキングはアプリケータ車両に取り付けた
ボイラから供給し、先ず道路表面に1〜10mmの厚さ
に塗布し、好適には、2〜5mmの厚さに塗布する。塗
布方法はホットスプレープロセス、スクリーディングプ
ロセス、又は押し出しプロセスがあり、必要に応じて又
は便宜上ステンシル(型枠)手段を使用する。
ボイラから供給し、先ず道路表面に1〜10mmの厚さ
に塗布し、好適には、2〜5mmの厚さに塗布する。塗
布方法はホットスプレープロセス、スクリーディングプ
ロセス、又は押し出しプロセスがあり、必要に応じて又
は便宜上ステンシル(型枠)手段を使用する。
【0015】本発明の好適な実施例においては、中空シ
リンダを金属により形成し、このシリンダにドリル又は
切断によって少なくとも1個の開孔を形成する。好適な
金属としては、軟鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウムが
あるが、他の金属も満足のいくものであることが分かっ
ている。代案として、中空シリンダを耐熱プラスチック
材料により形成することもできる。シリンダの幅は道路
マーキングの幅よりも僅かに大きくし、曲線部分を通過
するときでもシリンダの道路マーキングとの接触を維持
するようにする。代表的には、シリンダの幅を約30c
mとするが、5cm〜50cmの範囲の幅にすることも
でき、また用途によってはそれ以上の幅にすることもで
きる。シリンダの直径は10〜20cmの範囲が代表的
であるが、用途によってはそれ以上の直径も有効であ
る。
リンダを金属により形成し、このシリンダにドリル又は
切断によって少なくとも1個の開孔を形成する。好適な
金属としては、軟鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウムが
あるが、他の金属も満足のいくものであることが分かっ
ている。代案として、中空シリンダを耐熱プラスチック
材料により形成することもできる。シリンダの幅は道路
マーキングの幅よりも僅かに大きくし、曲線部分を通過
するときでもシリンダの道路マーキングとの接触を維持
するようにする。代表的には、シリンダの幅を約30c
mとするが、5cm〜50cmの範囲の幅にすることも
でき、また用途によってはそれ以上の幅にすることもで
きる。シリンダの直径は10〜20cmの範囲が代表的
であるが、用途によってはそれ以上の直径も有効であ
る。
【0016】本発明ローラは、本件出願人のヨーロッパ
特許出願第0655533号に記載のようなモータ駆動
アプリケータ(塗布)車両に使用するか、又は本件出願
人による英国特許出願第9720147.9号に記載の
ような手動駆動アプリケータに組み込む。誤解を回避す
るため、これらの従来の特許出願の各々の開示は単に参
考のために本件出願で触れただけである。
特許出願第0655533号に記載のようなモータ駆動
アプリケータ(塗布)車両に使用するか、又は本件出願
人による英国特許出願第9720147.9号に記載の
ような手動駆動アプリケータに組み込む。誤解を回避す
るため、これらの従来の特許出願の各々の開示は単に参
考のために本件出願で触れただけである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明をよりよく理解する
ため、図面につき本発明の好適な実施の形態を説明す
る。
ため、図面につき本発明の好適な実施の形態を説明す
る。
【0018】図1は外面2及び内面3を有する中空のシ
リンダ1を示す。シリンダ1には端部プレート4を設
け、各端部プレート4には中心孔5を設け、この中心孔
5に車軸又は他の取付手段(図示せず)を貫通させ、シ
リンダ1をアプリケータ車両(図示せず)に回転自在に
取り付ける。シリンダ1には多数の開孔6を設け、これ
らの開孔6を外面2から内面3まで貫通させる。図1に
示す実施例においては開孔6は円形であるが、この開孔
の形状は任意の所要の形状にすることができること勿論
である。開孔6の側面7は面取りするため、各開孔6は
外面2の側の方が内面3の側の方より大きい。図示の特
別な実施例では、シリンダ1は、約30cmの幅、約1
5cmの直径を有し、開孔6の直径を1.6cm、中心
間の間隔を2.6cmとするが、他の適当な寸法にする
こともできる。
リンダ1を示す。シリンダ1には端部プレート4を設
け、各端部プレート4には中心孔5を設け、この中心孔
5に車軸又は他の取付手段(図示せず)を貫通させ、シ
リンダ1をアプリケータ車両(図示せず)に回転自在に
取り付ける。シリンダ1には多数の開孔6を設け、これ
らの開孔6を外面2から内面3まで貫通させる。図1に
示す実施例においては開孔6は円形であるが、この開孔
の形状は任意の所要の形状にすることができること勿論
である。開孔6の側面7は面取りするため、各開孔6は
外面2の側の方が内面3の側の方より大きい。図示の特
別な実施例では、シリンダ1は、約30cmの幅、約1
5cmの直径を有し、開孔6の直径を1.6cm、中心
間の間隔を2.6cmとするが、他の適当な寸法にする
こともできる。
【0019】図2は図1のシリンダ1の断面であり、道
路に塗布したばかりでまだ柔らかい状態の可塑性道路マ
ーキング9にプロファイル(凹凸)8を付与するのにシ
リンダ1を使用している状態を示す。シリンダ1をまだ
柔らかい道路マーキング9に沿って転動させるとき、道
路マーキング9は変形して少なくとも部分的に開孔6内
に突入する。ある用途では、反射性ビーズ10を道路マ
ーキング9上に散布してからシリンダ1を通過させ、こ
のシリンダの通過をビーズ10の道路マーキング9内へ
の押し込みに役立たせる。開孔6の面取りした側面7
は、ビード10をプロファイル8の隆起部分11の側面
に押し込もうとし、ビーズ10を隆起部分11の頂部に
は押し込まない。このことは、ビーズ10が良好な可視
性を確保するよう良好に位置決めされ、しかもスキッド
(横滑り)の危険性を少なくする。冷却水(図示せず)
を給水源12によりシリンダ1の内面に供給し、道路マ
ーキング9がシリンダ1に付着するのを減少する。
路に塗布したばかりでまだ柔らかい状態の可塑性道路マ
ーキング9にプロファイル(凹凸)8を付与するのにシ
リンダ1を使用している状態を示す。シリンダ1をまだ
柔らかい道路マーキング9に沿って転動させるとき、道
路マーキング9は変形して少なくとも部分的に開孔6内
に突入する。ある用途では、反射性ビーズ10を道路マ
ーキング9上に散布してからシリンダ1を通過させ、こ
のシリンダの通過をビーズ10の道路マーキング9内へ
の押し込みに役立たせる。開孔6の面取りした側面7
は、ビード10をプロファイル8の隆起部分11の側面
に押し込もうとし、ビーズ10を隆起部分11の頂部に
は押し込まない。このことは、ビーズ10が良好な可視
性を確保するよう良好に位置決めされ、しかもスキッド
(横滑り)の危険性を少なくする。冷却水(図示せず)
を給水源12によりシリンダ1の内面に供給し、道路マ
ーキング9がシリンダ1に付着するのを減少する。
【0020】図3は図1及び図2のシリンダ1と同様の
シリンダ1′を示し、このシリンダ1′は溝孔の形式の
開孔6′を有し、更に、図4は細長いスリットの形式の
開孔6″を有する他のシリンダ″を示す。
シリンダ1′を示し、このシリンダ1′は溝孔の形式の
開孔6′を有し、更に、図4は細長いスリットの形式の
開孔6″を有する他のシリンダ″を示す。
【図1】 中空シリンダの形式のプロファイリングロー
ラの正面図である。
ラの正面図である。
【図2】 図1のローラを道路マーキングにプロファイ
ルを付与するのに使用している状態の断面図である。
ルを付与するのに使用している状態の断面図である。
【図3】 溝孔形状の開孔を有するプロファイリングロ
ーラの正面図である。
ーラの正面図である。
【図4】 細長のスリットの形式の開孔を有するプロフ
ァイリングローラの正面図である。
ァイリングローラの正面図である。
1,1 ′,1″シリンダ 2 外面 3 内面 4 端部プレート 6,6 ′,6″開孔 7 開孔の側面 8 プロファイル(輪郭) 9 道路マーキング 10 ビーズ 11 隆起部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 プロファイリングローラ及びプロフ
ァイル付与方法
ァイル付与方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド リーチ イギリス国 アールエイチ12 4ティーエ イ ウェスト サセックス ホーシャム コルゲート スプリングフィールド レイ ン リッヂウッド(番地なし) (72)発明者 レイ ウェスコット イギリス国 アールエイチ14 0キューピ ー ウェスト サセックス ビリングズハ ースト ロックスウッド ロックスウッド ホール トレッシダーズ
Claims (13)
- 【請求項1】 道路マーキングにプロファイルを付与す
るプロファイリングローラにおいて、外面及び内面を有
する中空のシリンダを具え、前記外面と前記内面との間
に貫通する少なくとも1個の開孔を設けたことを特徴と
するプロファイリングローラ。 - 【請求項2】 少なくとも1個の開孔は複数個の開孔と
した請求項1記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項3】 前記開孔をほぼ円形形状の開孔とした請
求項2記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項4】 前記開孔を正多角形形状の開孔とした請
求項2記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項5】 前記開孔をほぼ楕円形形状の開孔とした
請求項2記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項6】 前記少なくとも1個の開孔を、前記シリ
ンダの表面の少なくとも一部に延在する少なくとも1個
のスリットとした請求項1記載のプロファイリングロー
ラ。 - 【請求項7】 前記少なくとも1個の開孔は、この開孔
の寸法が前記シリンダの内面よりも外面の方が大きくな
るよう面取りした請求項1乃至6のうちのいずれか一項
に記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項8】 前記シリンダを金属製とした請求項1乃
至7のうちのいずれか一項に記載のプロファイリングロ
ーラ。 - 【請求項9】 前記シリンダを耐熱プラスチック材料に
より形成した請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記
載のプロファイリングローラ。 - 【請求項10】 使用にあたり、冷却水を前記シリンダ
の内部に供給する請求項1乃至9のうちのいずれか一項
に記載のプロファイリングローラ。 - 【請求項11】 道路マーキングにプロファイルを付与
するプロファイリング方法において、前記道路マーキン
グを塗布した直後の硬化しない前に、外面及び内面を有
する中空のシリンダを具えかつ前記外面と前記内面との
間に貫通する少なくとも1個の開孔を設けたプロファイ
リングローラを転動させることよりなることを特徴とす
るプロファイリング付与方法。 - 【請求項12】 前記プロファイリングローラを通過さ
せる前に前記道路マーキングに反射性ビーズを散布した
請求項11記載のプロファイリング付与方法。 - 【請求項13】 冷却水をシリンダ内部に供給する請求
項11又は12記載のプロファイリング付与方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GB9726653:0 | 1997-12-17 | ||
GB9726653A GB2332467A (en) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | Embossing device for road markings |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP35881498A Pending JPH11247132A (ja) | 1997-12-17 | 1998-12-17 | プロファイリングローラ及びプロファイル付与方法 |
Country Status (4)
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EP (1) | EP0924345A1 (ja) |
JP (1) | JPH11247132A (ja) |
CA (1) | CA2256269A1 (ja) |
GB (1) | GB2332467A (ja) |
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- 1997-12-17 GB GB9726653A patent/GB2332467A/en not_active Withdrawn
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1998
- 1998-12-17 EP EP98310390A patent/EP0924345A1/en not_active Withdrawn
- 1998-12-17 JP JP35881498A patent/JPH11247132A/ja active Pending
- 1998-12-17 CA CA 2256269 patent/CA2256269A1/en not_active Abandoned
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CA2256269A1 (en) | 1999-06-17 |
GB2332467A (en) | 1999-06-23 |
GB9726653D0 (en) | 1998-02-18 |
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