JPH11247070A - ポリアミド系繊維用耐久帯電防止剤 - Google Patents

ポリアミド系繊維用耐久帯電防止剤

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JPH11247070A
JPH11247070A JP10053655A JP5365598A JPH11247070A JP H11247070 A JPH11247070 A JP H11247070A JP 10053655 A JP10053655 A JP 10053655A JP 5365598 A JP5365598 A JP 5365598A JP H11247070 A JPH11247070 A JP H11247070A
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JP
Japan
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weight
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antistatic agent
urethane resin
solution
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JP10053655A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hatanaka
貴浩 畑中
Hideo Kanezaki
英夫 金崎
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Nicca Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nicca Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理が簡便でかつ欠点を生じることの少な
い、ポリアミド系繊維用の耐久帯電防止剤および耐久帯
電防止加工方法を提供する。 【解決手段】 ポリオキシエチレングリコール単位の量
が5〜80重量%であり、分子量が500〜4000で
あるポリオールおよびアルキルアミンのポリオキシアル
キレン付加物を含む、イソシアネート基と反応し得る活
性水素を2個以上有する化合物と、これらの化合物の活
性水素に対してNCO/OH≦1となる量のイソシアネ
ート基を有する有機ポリイソシアネートとを反応させて
得られる、残存イソシアネート基を有しないポリウレタ
ン樹脂、その酸塩および/または4級化物を主成分とし
て含む、ポリアミド系繊維用耐久帯電防止剤、およびそ
れを用いるポリアミド系繊維の耐久帯電防止加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド系繊維
用耐久帯電防止剤に関する。特に、本発明は、ポリアミ
ド系繊維に後処理することにより、水洗濯した後も帯電
防止性を保持することのできる耐久帯電防止剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド系繊維は、強靱でかつしなや
かであることから、衣料や産業資材として用途が大きく
拡大しつつある。ところが、繊維自体が疎水性であるた
め、天然素材に比べて帯電障害、吸水性不良等の欠点を
有し、使用目的によっては大きな障害となっている。こ
れらの欠点を克服すべく、これまでに多くの研究がなさ
れ、一時的な加工法はほぼ確立されている。
【0003】一方、これらの耐久性の加工法としては、
繊維本体を改質する方法と後加工によって繊維表面を改
質する方法がある。しかし、前者の方法は、繊維の強度
低下をまねくという問題点があった。また、後者の方法
は、繊維の強度低下はないものの、初期性能の耐久性が
無いか、耐久性が得られても風合いの硬化や処理変色等
が生じたり、処理方法が複雑で実用化が困難であるなど
の問題点があった。このように、耐久性(初期性能が家
庭洗濯、ドライクリーニング、摩耗や経時によって損な
われない)加工に関してはいまだ満足できる手段は得ら
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来法に比
べて処理が簡便でかつ欠点を生じることの少ない、ポリ
アミド系繊維用の耐久帯電防止剤を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリオキシエチ
レングリコール(以下、適宜PEGと記す)鎖を有する
ポリオールとアルキルアミンのポリオキシアルキレン付
加物とを含む、イソシアネート基と反応し得る活性水素
を2個以上有する化合物に有機ポリイソシアネートを反
応させて得られるポリウレタン樹脂、その酸塩および/
または4級化物を主成分とする水系耐久帯電防止剤を、
ポリアミド系繊維に浸漬処理等の簡便な処理方法により
付与することにより、耐久性のある帯電防止性が得られ
ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至ったものである。
【0006】すなわち、本発明は、下記一般式〔1〕 OH−(CH2 CH2 O) o −(R1)p −(CH2 CH2 O) q −H 〔1〕 (上式中、R1 はポリエーテルジオール、ポリエステル
ジオールまたはシリコンジオールの残基を表し、pは1
〜40の整数であり、oおよびqはo+qが2〜90と
なる正の整数である)で表される、ポリオキシエチレン
グリコール単位の量が5〜80重量%であり、分子量が
500〜4000であるポリオールおよび下記一般式
〔2〕
【0007】
【化2】
【0008】(上式中、R2 およびR4 は、それぞれ独
立に、エチレン、プロピレンまたはブチレン基を表し、
3 は炭素数1〜20のアルキル基を表し、rおよびs
はr+sが2〜10となる正の整数である)で表される
アルキルアミンのポリオキシアルキレン付加物を含む、
イソシアネート基と反応し得る活性水素を2個以上有す
る化合物と、これらの化合物の活性水素に対してNCO
/OH≦1となる量のイソシアネート基を有する有機ポ
リイソシアネートとを反応させて得られる、残存イソシ
アネート基を有しないポリウレタン樹脂、その酸塩およ
び/または4級化物を主成分として含む、ポリアミド系
繊維用耐久帯電防止剤を提供する。
【0009】本発明は、また、ポリアミド系繊維を上記
耐久帯電防止剤により処理することを含む、ポリアミド
系繊維の耐久帯電防止加工方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる一般式〔1〕
の化合物において、ポリエーテルジオール残基を形成す
るポリエーテルジオールには特に制限はなく、従来より
一般に用いられているポリエーテルジオールを使用する
ことができる。このようなポリエーテルジオールとして
は、例えば、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド等のアルキレンオキサイドの重縮合物、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキ
サンジオール、オクタンジオール、デカンジオール等の
多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物、テトラ
ヒドロフランの開環重合物等を挙げることができる。こ
れらのポリエーテルジオールは、1種を単独で用いるこ
とができ、あるいは2種以上を組み合わせて用いること
ができる。
【0011】一般式〔1〕の化合物において、ポリエス
テルジオール残基を形成するポリエステルジオールとし
ては、二塩基性脂肪酸またはそれらの無水物と前記多価
アルコールまたは前記ポリエーテルジオールとの重縮合
物、二塩基性脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物等を
挙げることができる。これらのポリエステルジオール
は、1種を単独で用いることができ、あるいは2種以上
を組み合わせて用いることができる。
【0012】一般式〔1〕の化合物において、シリコン
ジオール残基を形成するシリコンジオールとしては、ポ
リジメチルシロキサンジオール、ポリジメチルシロキサ
ンジオールの末端アルキレンオキサイド付加物等を挙げ
ることができる。一般式〔2〕で表されるアルキルアミ
ンのポリオキシアルキレン付加物としては、N−メチル
ジエタノールアミン、N−メチルジプロパノールアミ
ン、N−メチルジブタノールアミン、N−エチルジエタ
ノールアミン、ラウリルアミンのエチレンオキサイド2
モル付加物、ステアリルアミンのエチレンオキサイド2
モル付加物、ステアリルアミンのエチレンオキサイド5
モル付加物、ステアリルアミンのエチレンオキサイド1
0モル付加物等を挙げることができ、これらのうちでは
特にN−メチルジエタノールアミン、N−メチルジプロ
パノールアミン、N−エチルジエタノールアミンおよび
ステアリルアミンのエチレンオキサイド2モル付加物が
好ましい。
【0013】イソシアネート基と反応し得る活性水素を
2個以上有する化合物として、さらに、前記一般式
〔1〕および〔2〕の化合物とは異なるポリオール化合
物を、得られるポリウレタン樹脂中のポリオキシエチレ
ングリコール単位の含有量が5〜50重量%であり、か
つ、アルキルアミンのポリオキシアルキレン付加物由来
の窒素の含有量が0.1〜1.0重量%となる量で用い
ることもできる。ポリウレタン樹脂中のポリオキシエチ
レングリコール単位の含有量またはアルキルアミンのポ
リオキシアルキレン付加物由来の窒素の含有量がこれら
の範囲外となる場合には、ポリアミド系繊維に対して十
分な帯電防止性能を与えることができなくなる。
【0014】かかるポリオール化合物としては、分子量
10000以下のポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオール、シリコンジオール、多価アルコール類な
どを挙げることができる。ポリエーテルポリオールとし
ては、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドの
重合物や、多価アルコールのアルキレンオキサイド(ラ
ンダムおよびブロック)付加物、テトラヒドロフランの
開環重合物などを挙げることができる。
【0015】ポリエステルポリオールとしては、例え
ば、二塩基性脂肪酸および/またはそれらの無水物と、
前記多価アルコール類または前記ポリエーテルポリオー
ル類との重縮合物、二塩基性脂肪酸のアルキレンオキサ
イド付加物等を挙げることができる。シリコンジオール
としては、例えば、ポリジメチルシロキサンジオール、
ポリジメチルシロキサンジオールの末端アルキレンオキ
サイド付加物等を挙げることができる。
【0016】多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオ
ール等のジオール類、グリセリン、ヘキサントリオー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等
のトリオール類およびエリスリトール、ペンタエリスリ
トール、ソルビトール、ショ糖等のポリオールを挙げる
ことができる。
【0017】有機ポリイソシアネートとしては、例え
ば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)、ポリフェニルポリメチルポリ
イソシアネート等の液状MDI、粗MDI、ヘキサメチ
レンイソシアネート(HMDI)、キシリレンジイソシ
アネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、
水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート等が挙げられるが、無黄変性を必要
とする場合にはヘキサメチレンジイソシアネートなどの
脂肪族イソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂環式
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート等の芳香族イソシア
ネートが好ましい。
【0018】また、本発明において、一般式〔1〕で示
されるポリオールの分子量が500以下であるとポリア
ミド系繊維に対して十分な耐久帯電防止性が得られず、
一方4000以上であるとかかるポリウレタン樹脂を得
ることが困難となる。上記したポリオール成分と有機ポ
リイソシアネートとの反応に際して、NCO/OH比は
NCO/OH≦1となるように調整され、また得られる
ポリウレタン樹脂は重量平均分子量が10000〜50
0000であるののが好ましい。重量平均分子量が10
000未満のポリウレタン樹脂であると、それを用いて
処理されたポリアミド系繊維の十分な耐久帯電防止性を
得ることが困難になる。また、重量平均分子量が500
000を超える場合には、そのようなポリウレタン樹脂
を得ることが困難になる。なお、ここで、重量平均分子
量は、下記の条件でのGPCによる測定により求めたも
のである。
【0019】 GPC :Gel Permeation Chromatograph HLC-8020 (東ソー製) カラム :TSKgel G5000HHR,G4000HHR,G3000HHR (東ソー製) 移動相 :テトラヒドロフラン カラム温度:40℃ 流量 :1ml/min. 換算方式 :ポリスチレン分子量換算 また、一般に、ポリオール成分と有機ポリイソシアネー
トとの反応温度は30〜130℃であり、反応時間は3
0分〜50時間である。
【0020】なお、上記ポリウレタン樹脂の合成は非溶
剤系においても可能であるが、得られるポリウレタン樹
脂の粘度によっては、イソシアネートに対して不活性
で、かつ、ウレタン樹脂を溶解しうる溶剤を用いてもよ
い。かかる溶剤としては、ジオキサン、メチルエチルケ
トン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、N
−メチル−2−ピロリドン、トルエン、キシレン、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル等を挙げることが
できる。
【0021】ポリウレタン樹脂の酸塩は、上記ウレタン
樹脂を酸で中和することによって得られる。中和に有用
な酸としては、蟻酸、酢酸、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸等
を挙げることができる。ポリウレタン樹脂の4級化物
は、上記ポリウレタン樹脂に4級化剤を反応させること
によって得られる。有用な4級化剤としては、エピハロ
ヒドリン、ジアルキル硫酸、アルキルクロライド、ベン
ジルクロライド等の3級窒素と反応し得る薬剤を挙げる
ことができる。なお、このとき、反応系内の粘度を低下
させることを目的として、4級化剤と反応性の低い溶剤
を添加してもよい。かかる目的で用いることのできる、
4級化剤と反応性の低い溶剤としては、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、3−メチル−3−メトキシブタ
ノール等のアルコール系溶剤、エチレングリコール、グ
リセリン等のグリコール系溶剤等を挙げることができ
る。
【0022】ここで、一般に、4級化反応の反応温度は
50〜100℃であり、反応時間は30分〜20時間で
ある。以上のようにして得られたポリウレタン樹脂、そ
の酸塩もしくは4級化物を水で希釈することにより、残
存NCOを有しない、安定なカチオン系のポリウレタン
樹脂水溶液からなる耐久帯電防止剤を得ることができ
る。
【0023】この耐久帯電防止剤をポリアミド系繊維に
処理することによって、ポリアミド系繊維に対して耐久
帯電防止性が付与できる。本発明におけるポリアミド系
繊維としては、6−ナイロン、6,6−ナイロン、各種
変性ナイロン、ナイロン混紡品(ナイロン/スパンデッ
クス)等を挙げることができる。
【0024】ポリアミド系繊維に対する処理方法として
は、パッディング、浸漬処理等を用いることができる
が、浸漬処理が好ましい。浸漬処理の条件としては処理
温度が30〜90℃であるのが好ましく、耐久帯電防止
剤の使用量としてはポリアミド系繊維の重量に対して
0.3重量%以上であるのがよい。次に、通常の乾燥を
行うことにより耐久帯電防止性を得ることができる。
【0025】なお、本発明においては、耐久帯電防止性
を阻害しない範囲内で、従来一般に使用される樹脂類、
例えば尿素系樹脂、メラミン系樹脂、グリオキザール系
樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、シリコン系
樹脂、フッ素系樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂等や、さらに各種カチオン系、アニオン系、非イオン
系、両性イオン系等の一時性帯電防止剤、界面活性剤、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
ポリアルキレングリコールなどの水溶性高分子を併用
し、あるいは後処理により用いることもできる。
【0026】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに説明
するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定される
ものではない。なお、実施例および比較例において、評
価は下記の方法により行った。 (1)使用したポリアミド系繊維材料 ナイロンタフタ(染色済:紺色)、ナイロン/スパンデ
ックス布(染色済:黒色)、ナイロンタイツ(染色済:
黒色) (2)ポリウレタン樹脂のポリアミド系繊維への処理方
法 ポリウレタン樹脂水溶液を、その水溶液中のポリウレタ
ン樹脂成分が処理するポリアミド系繊維に対して10重
量%となる量で採り、ポリアミド系繊維に対して10重
量倍の水にて希釈する。この処理浴にポリアミド系繊維
材料を50℃で30分間浸漬した後、乾燥した。
【0027】 (3)乾燥条件 ナイロンタフタ(染色済:紺色) −110℃にて熱風乾燥 ナイロン/スパンデックス布(染色済:黒色) −110℃にて熱風乾燥 ナイロンタイツ(染色済:黒色) −120℃にて30秒間スチ ーミング処理をした後、風 乾した (4)ポリアミド系繊維の帯電防止性 洗濯前 ポリウレタン樹脂により処理されたポリアミド系繊維
を、スタティックオネストメーター〔(株)東亜電波工
業製、エレクトロニックポリレコーダ EPR−10
A〕を用い、印加電圧10kV、印加受電間隔15m
m、20℃、40%R.H.の条件で、JIS L−1
094 A法に基づき、半減期を測定する。半減期が1
0秒以内である場合、帯電防止性があるものと判断す
る。
【0028】洗濯後 ポリウレタン樹脂により処理されたポリアミド系繊維の
一部を、粉末洗剤0.8g/L、浴比1:30にて、家
庭用全自動洗濯機にて常温で7分間洗濯し、脱液後オー
バーフロー濯ぎ4分、脱水のサイクルを5サイクル行っ
た後、風乾し、洗濯前と同様な方法で半減期を測定す
る。
【0029】実施例1 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量10重量
%、分子量2100)133重量部およびN−メチルジ
エタノールアミン2重量部に、ヘキサメチレンジイソシ
アネート13重量部とジブチル錫ジラウレート0.00
05重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有し
ないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール
60重量部とジメチル硫酸2重量部を添加し、80℃で
1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。
このウレタン樹脂の4級化物溶液を水790重量部で希
釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量9重量%、窒素含有量0.16重量%)
溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0030】実施例2 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)134重量部およびN−メチルジ
エタノールアミン2重量部に、ヘキサメチレンジイソシ
アネート12重量部とジブチル錫ジラウレート0.00
05重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有し
ないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール
60重量部とジメチル硫酸2重量部を添加し、80℃で
1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。
このウレタン樹脂の4級化物溶液を水790重量部で希
釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量36重量%、窒素含有量0.16重量
%)溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0031】実施例3 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)129重量部およびN−メチルジ
エタノールアミン5重量部に、ヘキサメチレンジイソシ
アネート16重量部とジブチル錫ジラウレート0.00
05重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有し
ないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、蟻酸3重量
部を添加し、水867重量部で希釈して、樹脂分15重
量%のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有量34重量
%、窒素含有量0.38重量%)溶液である耐久帯電防
止剤を得た。
【0032】実施例4 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)129重量部およびN−メチルジ
エタノールアミン5重量部に、ヘキサメチレンジイソシ
アネート16重量部とジブチル錫ジラウレート0.00
05重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有し
ないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール
60重量部とジメチル硫酸2重量部を添加し、80℃で
1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。
このウレタン樹脂の4級化物溶液を水818重量部で希
釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量34重量%、窒素含有量0.38重量
%)溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0033】実施例5 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)119重量部およびステアリルア
ミンエチレンオキサイド2モル付加物15重量部に、ヘ
キサメチレンジイソシアネート16重量部とジブチル錫
ジラウレート0.0005重量部を加え、3時間反応さ
せ、残存NCOを有しないウレタン樹脂溶液を得た。こ
の溶液に、エタノール60重量部と酢酸3重量部を添加
し、水787重量部で希釈して、樹脂分15重量%のカ
チオン性ウレタン樹脂(PEG含有量32重量%、窒素
含有量0.39重量%)溶液である耐久帯電防止剤を得
た。
【0034】実施例6 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2100)102重量部、ポリプロピレング
リコール(分子量2000)22重量部およびN−メチ
ルジエタノールアミン5.2重量部に、ヘキサメチレン
ジイソシアネート16重量部とジブチル錫ジラウレート
0.0005重量部を加え、3時間反応させ、残存NC
Oを有しないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エ
タノール60重量部とジメチル硫酸5.4重量部を添加
し、80℃で1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物
溶液を得た。このウレタン樹脂の4級化物溶液を水73
4重量部で希釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウ
レタン樹脂(PEG含有量27重量%、窒素含有量0.
41重量%)溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0035】実施例7 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)104重量部、末端アルコールジ
メチルシロキサンのシリコンジオール(分子量190
0)20重量部およびN−メチルジエタノールアミン5
重量部に、ヘキサメチレンジイソシアネート16重量部
を加え、3時間反応させ、残存NCOを有しないウレタ
ン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール60重量部
とジメチル硫酸5重量部を添加し、80℃で1時間反応
させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。このウレタ
ン樹脂の4級化物溶液を水790重量部で希釈して、樹
脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有
量28重量%、窒素含有量0.39重量%)溶液である
耐久帯電防止剤を得た。
【0036】実施例8 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量10重量
%、分子量2100)119重量部、グリセリンのプロ
ピレンオキサイド付加物(分子量1500)4重量部お
よびN−メチルジエタノールアミン5.1重量部に、ヘ
キサメチレンジイソシアネート16.5重量部とジブチ
ル錫ジラウレート0.0005重量部を加え、3時間反
応させ、残存NCOを有しないウレタン樹脂溶液を得
た。この溶液に、エタノール60重量部とジメチル硫酸
5.4重量部を添加し、80℃で1時間反応させ、ウレ
タン樹脂の4級化物溶液を得た。このウレタン樹脂の4
級化物溶液を水790重量部で希釈して、樹脂分15重
量%のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有量8重量
%、窒素含有量0.40重量%)溶液である耐久帯電防
止剤を得た。
【0037】実施例9 ポリテトラメチレングリコールの両末端にエチレンオキ
サイドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重
量%、分子量2000)116重量部、N−メチルジエ
タノールアミン5重量部およびジメチルホルムアミド2
0重量部に、ヘキサメチレンジイソシアネート16重量
部とジブチル錫ジラウレート0.0005重量部を加
え、3時間反応させ、残存NCOを有しないウレタン樹
脂溶液を得た。この溶液に、エタノール100重量部と
ジメチル硫酸5重量部を添加し、80℃で1時間反応さ
せ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。このウレタン
樹脂の4級化物溶液を水685重量部で希釈して、樹脂
分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有量
33重量%、窒素含有量0.41重量%)溶液である耐
久帯電防止剤を得た。
【0038】実施例10 ポリブチレンアジペートジオールの両末端にエチレンオ
キサイドをブロック付加した重合物(PEG含有量40
重量%、分子量2100)123重量部、N−メチルジ
エタノールアミン5重量部およびジメチルホルムアミド
20重量部に、ヘキサメチレンジイソシアネート16重
量部とジブチル錫ジラウレート0.0005重量部を加
え、3時間反応させ、残存NCOを有しないウレタン樹
脂溶液を得た。この溶液に、エタノール100重量部と
ジメチル硫酸5重量部を添加し、80℃で1時間反応さ
せ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。このウレタン
樹脂の4級化物溶液を水730重量部で希釈して、樹脂
分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有量
33重量%、窒素含有量0.40重量%)溶液である耐
久帯電防止剤を得た。
【0039】実施例11 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合物(PEG含有量40重量
%、分子量2200)118重量部、N−メチルジエタ
ノールアミン4.6重量部およびジメチルホルムアミド
20重量部に、ジフェニルメタンジイソシアネート22
重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有しない
ウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール60
重量部とジメチル硫酸4.8重量部を添加し、80℃で
1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。
このウレタン樹脂の4級化物溶液を水770重量部で希
釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量32重量%、窒素含有量0.36重量
%)溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0040】実施例12 ポリジメチルシロキサンの両末端にエチレンオキサイド
を付加したシリコンジオール(PEG含有量40重量
%、分子量2200)129重量部およびN−メチルジ
エタノールアミン5重量部に、ヘキサメチレンジイソシ
アネート16重量部とジブチル錫ジラウレート0.00
05重量部を加え、3時間反応させ、残存NCOを有し
ないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液に、エタノール
60重量部とジメチル硫酸5重量部を添加し、80℃で
1時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。
このウレタン樹脂の4級化物溶液を水818重量部で希
釈して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量34重量%、窒素含有量0.38重量
%)溶液である耐久帯電防止剤を得た。
【0041】比較例1 ポリプロピレングリコール(分子量2000)118部
およびN−メチルジエタノールアミン5重量部に、ヘキ
サメチレンジイソシアネート16重量部とジブチル錫ジ
ラウレート0.0005重量部を加え、3時間反応さ
せ、残存NCOを有しないウレタン樹脂溶液を得た。こ
の溶液に、ジメチル硫酸5重量部を添加し、80℃で1
時間反応させ、ウレタン樹脂の4級化物溶液を得た。こ
のウレタン樹脂の4級化物溶液を水816重量部で希釈
して、樹脂分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂(P
EG含有量0重量%、窒素含有量0.41重量%)水溶
液を得た。
【0042】比較例2 ポリプロピレングリコールの両末端にエチレンオキサイ
ドをブロック付加した重合部(PEG含有量40重量
%、分子量2200)130重量部に、ヘキサメチレン
ジイソシアネート9重量部とジブチル錫ジラウレート
0.0005重量部を加え、3時間反応させ、残存NC
Oを有しないウレタン樹脂溶液を得た。この溶液を水7
30重量部で希釈して、樹脂分15重量%の非イオン性
ウレタン樹脂(PEG含有量38重量%、窒素含有量0
重量%)水溶液を得た。
【0043】比較例3 ポリプロピレングリコール(分子量2000)71重量
部、ポリエチレングリコール(分子量2000)47重
量部およびN−メチルジエタノールアミン5重量部に、
ヘキサメチレンジイソシアネート16重量部とジブチル
錫ジラウレート0.0005重量部を加え、3時間反応
させ、残存NCOを有しないウレタン樹脂溶液を得た。
この溶液に、蟻酸3重量部を添加し、水785重量部で
希釈して、脂肪分15重量%のカチオン性ウレタン樹脂
(PEG含有量34重量%、窒素含有量0.42重量
%)乳化物を得た。
【0044】比較例4 ポリプロピレングリコール(分子量2000)71重量
部、ポリエチレングリコール(分子量2000)47重
量部およびN−メチルジエタノールアミン5重量部に、
ヘキサメチレンジイソシアネート16重量部とジブチル
錫ジラウレート0.0005重量部を加え、3時間反応
させ、残存NCOを有しないウレタン樹脂溶液を得た。
この溶液に、エタノールを60重量部とジメチル硫酸5
重量部を添加し、80℃で1時間反応させ、ウレタン樹
脂の4級化物溶液を得た。このウレタン樹脂の4級化物
溶液を、水756重量部で希釈して、脂肪分15重量%
のカチオン性ウレタン樹脂(PEG含有量34重量%、
窒素含有量0.41重量%)乳化物を得た。
【0045】実施例1〜11の結果を表1に示し、比較
例1〜4の結果を表2に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】表1から明らかなように、実施例1〜11
の本発明の耐久帯電防止剤は、ナイロンタフタ、ナイロ
ン/スパンデックス、ナイロンタイツといった各種ポリ
アミド系繊維材料に対して、洗濯前の帯電防止性はもと
より、洗濯後においても優れた帯電防止性を示すものと
なっている。これに対して、表2から明らかなように、
全ての比較例において、洗濯前には良好な帯電防止性は
示すものの、洗濯後には全く帯電防止性を示していな
い。
【0049】
【発明の効果】本発明の耐久帯電防止剤は、ポリアミド
系繊維に対して、通常のウレタン樹脂を凌ぐ耐久帯電防
止性を与える。従って、本発明の耐久帯電防止剤は、耐
久帯電防止性を必要とする、ポリアミド系繊維からなる
衣料や産業資材などの幅広い用途に活用することができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔1〕 OH−(CH2 CH2 O) o −(R1)p −(CH2 CH2 O) q −H 〔1〕 (上式中、R1 はポリエーテルジオール、ポリエステル
    ジオールまたはシリコンジオールの残基を表し、pは1
    〜40の整数であり、oおよびqはo+qが2〜90と
    なる正の整数である)で表される、ポリオキシエチレン
    グリコール単位の量が5〜80重量%であり、分子量が
    500〜4000であるポリオールおよび下記一般式
    〔2〕 【化1】 (上式中、R2 およびR4 は、それぞれ独立に、エチレ
    ン、プロピレンまたはブチレン基を表し、R3 は炭素数
    1〜20のアルキル基を表し、rおよびsはr+sが2
    〜10となる正の整数である)で表されるアルキルアミ
    ンのポリオキシアルキレン付加物を含む、イソシアネー
    ト基と反応し得る活性水素を2個以上有する化合物と、
    これらの化合物の活性水素に対してNCO/OH≦1と
    なる量のイソシアネート基を有する有機ポリイソシアネ
    ートとを反応させて得られる、残存イソシアネート基を
    有しないポリウレタン樹脂、その酸塩および/または4
    級化物を主成分として含む、ポリアミド系繊維用耐久帯
    電防止剤。
  2. 【請求項2】 イソシアネート基と反応し得る活性水素
    を2個以上有する化合物として、さらに、前記一般式
    〔1〕および〔2〕の化合物とは異なるポリオール化合
    物が、得られるポリウレタン樹脂中のポリオキシエチレ
    ングリコール単位の含有量が5〜50重量%であり、か
    つ、アルキルアミンのポリオキシアルキレン付加物由来
    の窒素の含有量が0.1〜1.0重量%となる量で用い
    られる、請求項1記載のポリアミド系繊維用耐久帯電防
    止剤。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した耐久帯電防止剤によ
    りポリアミド系繊維を処理することを含む、ポリアミド
    系繊維の耐久帯電防止加工方法。
JP10053655A 1998-03-05 1998-03-05 ポリアミド系繊維用耐久帯電防止剤 Pending JPH11247070A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022013994A (ja) * 2020-07-06 2022-01-19 三洋化成工業株式会社 帯電防止剤

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