JPH1124684A - カラオケ遊戯システム - Google Patents

カラオケ遊戯システム

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JPH1124684A
JPH1124684A JP9182854A JP18285497A JPH1124684A JP H1124684 A JPH1124684 A JP H1124684A JP 9182854 A JP9182854 A JP 9182854A JP 18285497 A JP18285497 A JP 18285497A JP H1124684 A JPH1124684 A JP H1124684A
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JP
Japan
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singer
video
video camera
microphone
karaoke
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Application number
JP9182854A
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English (en)
Inventor
Shoichi Enda
彰一 圓田
Masao Toyosawa
正夫 豊澤
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歌唱者がライトやビデオカメラの向きを気に
することなく、自由な動作をしながら歌唱していても充
分な照明が当てられるとともにビデオカメラが確実に歌
唱者の姿を捉え、それにより、適切な照明のもとで歌唱
者の自然な表情が映し出された画像をビデオプリンタで
印刷することができるカラオケ遊戯システムを提供す
る。 【解決手段】 カラオケ演奏装置に、歌唱者撮影プリン
ト系と歌唱者照明系とマイクロホン所在認知系と歌唱者
追尾系とを付加し、歌唱者の動きに追尾して照明装置4
0によるスポット照明が歌唱者に向けて当てられるとと
もに、ビデオカメラ30の視野内に歌唱者を捉え続ける
追尾機能をもたせることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ演奏装置
に加えて、歌唱中の人物を撮影して印刷するシステムを
備えたカラオケ遊戯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置は、利用者の選曲入力に応
じて適宜なカラオケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像などのカ
ラオケデータを再生して、伴奏音楽と歌詞画像を同期し
てスピーカとディスプレイに出力する。
【0003】これら従来のカラオケ装置の機能に加え、
歌唱者の歌う姿をビデオプリンタで印刷するカラオケプ
リント機能を備えたカラオケ装置がある。これは、従来
のカラオケ装置の構成にビデオカメラとビデオプリンタ
と画像合成手段とを付加することによって、ビデオカメ
ラで撮影した歌唱者の姿とデータ記憶部に蓄積された背
景画像とを組み合わせて合成画像とする。この合成画像
をディスプレイに表示するとともに、ビデオプリンタで
サンプリングして印刷する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラオケプリン
ト機能においては、照明装置の光源の位置や向きは固定
されており、予め所定の方向を向くようにセットされて
いるビデオカメラを使って歌唱者を撮影する。そのた
め、歌唱者に充分な照明が当たっており、かつ歌唱者が
ビデオカメラの視野内に捉えられているときを見計らっ
てビデオプリンタに印刷指示を出す必要があった。しか
し、適切な照明のもとで歌唱者の表情豊かな姿を捉えて
ビデオカメラが歌唱者を撮影しているとは限らない。そ
こで、歌唱者は充分照明の当たるエリアで、いつもビデ
オカメラの視野内にいるように歌うようにする。しか
し、そうすると歌唱者はライトやビデオカメラのことを
気にするあまり、自然な表情や動きを伴って歌うことが
できなくなる。したがって、充分な照明のもとで歌唱者
の自然な姿を捉えた映像をサンプリングして印刷するこ
とは困難であった。
【0005】そこで、この発明は、このような従来の問
題点に鑑みなされたもので、その目的は、歌唱者がライ
トやビデオカメラの向きを気にすることなく、自由な動
作をしながら歌唱していても歌唱者に充分な照明が当て
られ、ビデオカメラが確実に歌唱者の姿を捉え、それに
より、適切なライティング条件で歌唱者の自然な表情が
映し出された画像をビデオプリンタでタイミングよくサ
ンプリングして印刷することができるカラオケ遊戯シス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のカラオケ遊戯
システムは、指定された楽曲のカラオケ伴奏音楽をスピ
ーカから発音するとともに、その楽曲の歌詞を音楽の進
行と同期してディスプレイに表示し、マイクロホンの入
力音声をスピーカから発音するカラオケ演奏装置に加え
て、歌唱者撮影プリント系と歌唱者照明系とマイクロホ
ン所在認知系と歌唱者追尾系とで構成される。
【0007】ここで、歌唱者撮影プリント系は、歌唱者
を撮影するためのビデオカメラと、このビデオカメラの
向きを変化させるためのサーボ式雲台と、前記ビデオカ
メラの映像出力を適時にサンプリングして印刷するため
のビデオプリンタとを備える。
【0008】また、歌唱者照明系は、歌唱者が存在し得
る比較的広い空間が照明対象であり、かつその広い空間
に局部的に存在する歌唱者に向けてスポット照明も可能
な照明装置と、前記スポット照明の位置を変化させる照
明方向可変手段とを備える。
【0009】さらに、マイクロホン所在認知系におい
て、歌唱者用のマイクロホンは無線標識信号を発生する
手段を備え、この無線標識信号を捕捉すべく適宜な位置
に配設された無線標識受信手段と、この受信手段の出力
を処理してマイクロホンの所在方向を認知する所在認知
手段とを備える。
【0010】そして、歌唱者追尾系は、前記マイクロホ
ンを所持する歌唱者を前記ビデオカメラで撮影するよう
に前記所在認知手段の出力に基づいて前記サーボ式雲台
を制御する手段と、前記マイクロホンを所持する歌唱者
にスポット照明するように前記所在認知手段の出力に基
づいて前記照明方向可変手段を制御する手段とを備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
=====カラオケ遊戯システムの基本的な構成と機能
===== この発明のカラオケ遊戯システムの一実施例の構成を図
1に示している。中央制御部11は内部にCPU,RO
M,RAMを含むコンピュータであり、カラオケ遊戯シ
ステム1の各周辺構成部を統括し制御している。中央制
御部11はモデム28を介して通信回線網50と接続さ
れることでホスト装置51からカラオケ楽曲の伴奏音楽
とそれに同期させる歌詞データなどのカラオケデータの
配信を受ける。配信されたカラオケデータはハードディ
スク装置12に格納される。また、このハードディスク
装置12には、人物映像の周囲を縁取るようにデザイン
された装飾的イラストである装飾図案などからなる背景
画像が格納されている。この背景画像もホスト装置51
より適時に配信される。そして、ビデオCDチェンジャ
24は複数のビデオCDを格納している。各ビデオCD
にはイメージ映像などの動画情報が収録されている。さ
らに、操作パネル14とリモコン送信器13の送信信号
を受け付けるリモコン受信部15が操作制御部16を介
して中央制御部11に結合されている。
【0012】つぎに、カラオケデータの再生動作につい
て説明する。中央制御部11は、リモコン送信器13や
操作パネル14からの利用者による選曲入力を操作制御
部16を介して受け取ると、選曲されたカラオケ楽曲の
カラオケデータをハードディスク装置12より読み出
す。あわせて、適宜なイメージ映像が収録されたビデオ
CDを再生するようにビデオCDチェンジャ24を制御
する。一方、伴奏音楽データはシンセサイザ17により
音楽信号に再生される。
【0013】また、伴奏音楽に合わせて歌う歌唱者の音
声信号はマイクロホン26から入力される。マイクロホ
ン26は音声信号を赤外線発光ダイオード(以下、LE
D)27から所定の赤外線信号として送出するワイヤレ
スマイクロホンである。このワイヤレスマイクロホン2
6からの赤外線信号は信号受信部25で再び音声信号に
変換され、ミキシングアンプ18で再生された音楽信号
と合成されてスピーカ19より出力される。
【0014】そして、マイクロホン26から入力された
歌唱者の音声信号とミキシングアンプ18で再生された
音楽信号とが合成されてスピーカ19より出力される。
また、歌詞データはビットマップデータとしてビデオR
AM20に展開され、映像制御部21は、このビデオR
AM20内の歌詞画像データをビデオCDから出力され
たイメージ映像にスーパーインポーズして、ディスプレ
イ23に出力する。
【0015】カラオケ遊戯システム1は、前述したカラ
オケ楽曲の再生といった基本機能とともに、ディスプレ
イ23に表示されている内容を映像制御部21とディス
プレイ23の信号経路中に挿入されたビデオプリンタ2
2により印刷するビデオプリント機能も併せ持つ。この
ビデオプリント機能は、中央制御部11の制御の下、つ
ぎの指令系統によって動作する。すなわち、中央制御部
11からサンプリング指令がビデオプリンタ22に発行
されると、ビデオプリンタ22は映像制御部21より出
力された映像信号に同期させて1画面分の映像情報をビ
デオプリンタ22内のフレームメモリなどの画像メモリ
内に取り込む。このとき、ディスプレイ23にはこのサ
ンプリングされた画像情報が静止画として表示される。
そして、格納された画像情報を適宜に処理することによ
りプリント用紙にディスプレイ23の表示画面がハード
コピーされる。さらに、入力された映像信号を順次画像
メモリ内に格納することにより、1枚のプリント用紙に
複数の異なった画像を並べて印刷するマルチサンプリン
グモードも備えている。もちろん、サンプリングした画
像の中から1つの画像を選んで1枚のプリント用紙に印
刷したり、同じ画像をいくつも並べて1枚のプリント用
紙に印刷するマルチプリントモードも備えている。
【0016】カラオケ遊戯システム1は、歌唱者を撮影
するために装備されたビデオカメラ30の映像と適宜な
背景画像とを組み合わせた合成画像をディスプレイ23
に表示し、この表示されている画像をビデオプリンタ2
2で印刷する機能を有している。つまり、ビデオカメラ
30で撮影された映像が映像信号として映像制御部21
に入力される一方、ハードディスク装置12より読み出
された背景画像データが、中央制御部11を介してビデ
オRAM20にビットマップ展開される。そして、映像
制御部21は、このビットマップ画像にビデオカメラ3
0の映像をはめ込んで合成し、その映像信号を生成して
ディスプレイ23に出力する。そこで、サンプリング指
令が与えられると、ディスプレイ23に表示されている
画像が固定化表示され、その画像がビデオプリンタ22
で印刷される。
【0017】ここで、ビデオカメラ30はサーボ式雲台
31に搭載されている。このサーボ式雲台31には、サ
ーボ機構の制御信号をトルクまたは力に変換し、負荷に
回転あるいは変位を与えるために用いるサーボモータと
して、仰俯角サーボモータと方位角サーボモータの2つ
のパルスモータが組み込まれている。サーボ式雲台31
は、組み込まれた2つのパルスモータをサーボ制御駆動
部32からの制御信号によって適宜に回動させること
で、ビデオカメラ30の向きを上下左右に自在に変えら
れるようになっている。
【0018】=====歌唱者照明系===== さらに、カラオケ遊戯システム1は、照明の位置・方向
・光度・色などの各種調光パターンを自在に変化させる
ための制御を行う照明制御部41を備えた照明装置40
を有し、後述するように歌唱者の所持するマイクロホン
の所在方向に追尾して照明の位置や方向を変えることが
できる。この照明装置40は、カラオケルーム内におい
て歌唱者が存在し得る比較的広い空間を照明対象とし、
かつその広い空間に局部的に存在する歌唱者に向けてス
ポット照明も可能とするものである。そのため、例え
ば、複数の光源が適宜な間隔をおいて天井に配設され、
各光源の位置や方向が可変である構成とする。そして、
各光源の種別・光度・色などの条件は適宜に変更可能で
ある。光源としては、スポットライト、ストロボ、蛍光
灯、ホリゾン灯、レインボーライト等の適用が可能であ
り、これら複数の光源が異なる位置に配設され、それぞ
れ独立に駆動制御可能であることが望ましいが、スポッ
トライト等の単一の光源からなる構成にしてもよい。ま
た、演色性のよい蛍光ランプ等を用いた、場を盛り上げ
るような照明を可能とするものが望ましい。さらにま
た、光源そのものは固定しておいて、適宜なスリットを
設けて照明の方向を制御したり、鏡を適宜な位置に配設
し(ミラーボール等を設けることも可能である。)、そ
の反射光を利用して歌唱者に向けた照明に変化をもたせ
るような構成にしてもよい。以上のようにして、多様な
照明環境をつくり利用者に楽しんでもらうとともに、適
切な照明条件のもとで撮影された人物映像プリントを利
用者に提供することができる。
【0019】ここで、照明制御部41は、複数の光源の
内のどの位置にある光源をどのくらいの光度で点灯させ
るかといった照明の制御を行う。しかも、後述するマイ
クロホン所在認知系によって得られたLED27の所在
方向の情報に基づき照明の位置を決定し、カラオケ楽曲
情報中に付加された照明制御情報に基づいて照明の光度
や色などの制御をリアルタイムで行う。
【0020】照明装置40と照明制御部41と後述する
歌唱者追尾系とからなる照明システムにおいては、複数
の光源があって光源の位置や向きは固定されており、歌
唱者の位置に応じて点灯する光源を変化させる方式と、
各光源の位置や向きはそれぞれ独立に制御可能であって
LED27の所在方向に光源の光軸を向ける方式と、そ
れらの方式を適宜組み合わせた方式とがあり、各方式に
おいて照明制御部41は照明の制御を行う。このような
照明システムにより、歌唱者の動きに追尾して照明装置
40によるスポット照明が当てられるとともに、光源か
らの光が当たる領域内に歌唱者を捉え続けることが可能
となる。
【0021】=====マイクロホン所在認知系と歌唱
者追尾系===== さて、歌唱者用のワイヤレスマイクロホン26に付帯す
るLED27からは、赤外線信号が無線標識信号として
発信される。この赤外線信号を受光して電気信号に変換
するための赤外線受光器33が、無線標識受信手段とし
てビデオカメラ30に取り付けられている。そして、赤
外線受光器33の受光軸は、ビデオカメラ30の光軸と
同じ方向を向いている。また、受光面には受光レンズが
設置されており、このレンズによって集光された赤外線
は、縦横にアレイ状に並べられている複数のフォトダイ
オード(以下、PD)からなる受光素子面に結像する。
また、このアレイ状の各PDはそれぞれの受光強度に応
じた電圧信号を出力する。そして、サーボ制御駆動部3
2は、赤外線受光器33から出力された各PDごとの電
圧信号を受光強度分布として解析することで、LED2
7の所在方向を認知する。
【0022】LED27の所在方向が認知されると、ワ
イヤレスマイクロホン26を手にした歌唱者をビデオカ
メラ30で撮影するように、サーボ制御駆動部32はサ
ーボ式雲台31を駆動する。そして、ビデオカメラ30
をLED27に向けるように(つまりPDの受光強度の
ピークが中央部にあり、かつその値が最大となるよう
に)、制御信号を出力してサーボ式雲台31を駆動す
る。さらに、サーボ制御駆動部32からLED27の所
在方向に関する情報が照明制御部41に転送され、照明
装置40の各光源の現在位置と向きとから、どの位置に
ある光源を点灯させればよいかが判定され、後述する照
明制御情報に基づき、点灯すべき光源の光度や色などの
調光パターンが決定されて該当する光源が点灯される。
そして、マイクロホン26を所持する歌唱者の動きにあ
わせて、ビデオカメラ30の向きと照明の位置を変化さ
せるフィードバック制御がリアルタイムに行われる。
【0023】このようにして、ビデオカメラ30のみな
らず、照明装置40も歌唱者の動きに追尾する追尾機能
を有することにより、顔写真プリントをつくる際に常に
最適な撮影環境の下でシャッターを切ることができる。
なお、無線標識としては、赤外線に限らず可視光や電波
あるいは超音波などの各種無線標識を利用することがで
きる。
【0024】=====人物撮影プリント時の動作シー
ケンス===== 続いて、以上のようなカラオケ遊戯システムにおける人
物撮影プリント時の動作シーケンスについて説明する。
まず、利用者は楽曲の演奏開始に先立ち、人物映像に付
加する装飾図案を選択するにあたって、リモコン送信器
13や操作パネル14を操作して装飾図案のジャンルの
中から1つを選択する。すると、ディスプレイ23に
は、装飾図案のサンプルが複数表示される。その画面に
希望のものが無ければつぎの画面のサンプルを表示させ
る。希望の装飾図案が決まったら、その画像に割り振ら
れた番号をリモコン送信器13や操作パネル14から入
力する。
【0025】つぎに、合成画像のサンプリングタイミン
グを自動にするか手動にするかを選択する。自動を選択
すると、カメラのシャッターを切るタイミング、すなわ
ち、上記サンプリング指令が発行されるタイミングが自
動的に設定され、歌唱者の姿が撮影されて装飾図案入り
プリントが作成される。サンプリング指令を与えるタイ
ミング情報とともに、照明に関する情報(照明制御情
報)が、MIDI規格など符号化された楽曲情報中に記
述された音源指定情報などと同様の制御データとして、
カラオケデータ中の適宜な時点に付加されているものと
する。
【0026】手動操作の場合は、ディスプレイ23に常
時合成画像を表示しておき、サンプリングしたいところ
(シャッターチャンス)で歌唱者や同伴者がリモコン送
信器13や操作パネル14より指示入力をして、合成画
像をビデオプリンタ22の画像メモリに保持させる。こ
こでは、自動サンプリングを選んだものとして説明す
る。
【0027】歌唱者がビデオカメラ30に向かって立
ち、ワイヤレスマイクロホン26のスイッチを入れると
LED27の発光開始に連動して追尾撮影・追尾照明プ
リント機能が動作を開始する。もちろん、ワイヤレスマ
イクロホン26のスイッチがオンまたはオフなどの状態
に関わらず、楽曲の再生開始に連動して自動的に追尾撮
影・追尾照明プリント機能が始動するようにしてもよ
い。
【0028】サーボ制御駆動部32は赤外線受光器33
の出力からLED27の所在方向を検出し、その方向を
ビデオカメラ30の真正面に据えるようにサーボ式雲台
31を制御する。そして、照明制御部41は、その方向
にスポット照明するように照明装置の各光源の制御を行
う。
【0029】楽曲の演奏が始まると、中央制御装置11
は通常のカラオケ楽曲の再生制御とともに、タイミング
情報の送出を監視する。そして、演奏中にタイミング情
報を受け取ると、歌唱者に向けて照明が点灯されるとと
もにカメラのシャッターが切られる。さらに、映像制御
部21に対し、ビデオカメラ30の撮影した映像と選択
された装飾図案とを合成するように指示するとともに、
ビデオプリンタ22に適宜な時間間隔をおいてマルチサ
ンプリングモードで画像の取り込みを指令する。
【0030】この合成画像は、サンプリングされた順に
ディスプレイ23に静止画として表示される。サンプリ
ング期間が終了するとサンプリングしたすべての画像を
コマ割にしてディスプレイ23に表示させる。この合成
画像を印刷したい場合は、リモコン送信器13や操作パ
ネル14より、マルチプリントモードか希望の画像を1
枚印刷するかを選択して、プリントの実行指示を与え
る。印刷しない場合はキャンセルするための操作を行っ
て、再び、通常の映像表示状態に戻す。また、楽曲の再
生中は画像のサンプリングのみを行い、再生終了後にサ
ンプリングされた画像をあらためて選んでから希望のプ
リントモードで印刷するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、変化に富んだ照明環
境のもとで歌唱することができることはもとより、ビデ
オカメラの向きや照明について気にすることなく、気軽
に自分の歌う姿をプリントすることができる。そして、
肝心な顔が写っていなかったり、照明が暗くて顔の表情
がよくわからないといった、カメラの向きや照明条件の
悪さからくる仕上がりプリントの失敗が大幅に減少す
る。
【0032】つまり、マイクロホンを持って歌唱する人
が自由な動作をして、ビデオカメラの撮影領域やライト
の照明領域の範囲外に移動しながら歌唱しても、歌唱者
の動きに追尾して、ビデオカメラが確実に歌唱者を捉
え、歌唱者に向けて適切な方向(逆光となることもな
い。)から照明が当てられるため、自然な表情で歌う自
分の姿が映し出された背景画像入りプリントをつくるこ
とができる。したがって、熱唱している人やその周囲に
いる人がシャッターチャンスを気にすることなく歌唱に
集中でき、盛り上がった場の雰囲気に水を指すこともな
い。このようにして、この発明によれば、カラオケの娯
楽性を大いに向上させた遊戯システムを提供することが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラオケ遊戯システムの一実施
例における構成図である。
【符号の説明】
1 カラオケ遊戯システム 11 中央制御部 12 ハードディスク装置 21 映像制御部 22 ビデオプリンタ 23 ディスプレイ 30 ビデオカメラ 31 サーボ式雲台 32 サーボ制御駆動部 33 赤外線受光器 40 照明装置 41 照明制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの各要件(1)〜(5)を備えたカ
    ラオケ遊戯システム。 (1)カラオケ演奏装置 指定された楽曲のカラオケ伴奏音楽をスピーカから発音
    するとともに、その楽曲の歌詞を音楽の進行と同期して
    ディスプレイに表示し、マイクロホンの入力音声をスピ
    ーカから発音する。 (2)歌唱者撮影プリント系 歌唱者を撮影するためのビデオカメラと、このビデオカ
    メラの向きを変化させるためのサーボ式雲台と、前記ビ
    デオカメラの映像出力を適時にサンプリングして印刷す
    るためのビデオプリンタとを備える。 (3)歌唱者照明系 歌唱者が存在し得る比較的広い空間が照明対象であり、
    かつその広い空間に局部的に存在する歌唱者に向けてス
    ポット照明も可能な照明装置と、前記スポット照明の位
    置を変化させる照明方向可変手段とを備える。 (4)マイクロホン所在認知系 歌唱者用のマイクロホンは無線標識信号を発生する手段
    を備え、この無線標識信号を捕捉すべく適宜な位置に配
    設された無線標識受信手段と、この受信手段の出力を処
    理してマイクロホンの所在方向を認知する所在認知手段
    とを備える。 (5)歌唱者追尾系 前記マイクロホンを所持する歌唱者を前記ビデオカメラ
    で撮影するように前記所在認知手段の出力に基づいて前
    記サーボ式雲台を制御する手段と、前記マイクロホンを
    所持する歌唱者をスポット照明するように前記所在認知
    手段の出力に基づいて前記照明方向可変手段を制御する
    手段とを備える。
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