JPH11246148A - エレベータ乗かご据付装置 - Google Patents
エレベータ乗かご据付装置Info
- Publication number
- JPH11246148A JPH11246148A JP4945998A JP4945998A JPH11246148A JP H11246148 A JPH11246148 A JP H11246148A JP 4945998 A JP4945998 A JP 4945998A JP 4945998 A JP4945998 A JP 4945998A JP H11246148 A JPH11246148 A JP H11246148A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator car
- pair
- frame
- car
- car installation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータ乗かごの組み立てを容易に行なう
ことができるようにしたエレベータ乗かご据付装置を提
供する。 【解決手段】 昇降路１の底部に高さ寸法を調整可能な
脚部構成３を設置し、この脚部構成３によって支持した
作業床部材４の上に、高さ寸法Ｈを有する一対の受け部
材５を固定し、この受け部材５間に乗かごの下枠８ｃを
載置した状態で、縦枠８ｂを所定の位置に吊り下げ保持
しながら下枠８ｃと縦枠８ｂ間の連結作業を行なう。
ことができるようにしたエレベータ乗かご据付装置を提
供する。 【解決手段】 昇降路１の底部に高さ寸法を調整可能な
脚部構成３を設置し、この脚部構成３によって支持した
作業床部材４の上に、高さ寸法Ｈを有する一対の受け部
材５を固定し、この受け部材５間に乗かごの下枠８ｃを
載置した状態で、縦枠８ｂを所定の位置に吊り下げ保持
しながら下枠８ｃと縦枠８ｂ間の連結作業を行なう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ乗かご
を構成する際に作業床として使用するエレベータ乗かご
据付装置に関する。
を構成する際に作業床として使用するエレベータ乗かご
据付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータ乗かご据付装置は、例
えば、特開昭５６−１２７５３号公報に記載のように昇
降路底部に単管パイプ等を用いて作業床を設置し、この
作業床の上面に乗かごの下枠を載置した後、この下枠に
縦枠を連結して乗かごの枠体を形成させて行なってい
た。
えば、特開昭５６−１２７５３号公報に記載のように昇
降路底部に単管パイプ等を用いて作業床を設置し、この
作業床の上面に乗かごの下枠を載置した後、この下枠に
縦枠を連結して乗かごの枠体を形成させて行なってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エレベータ乗かご据付装置は、エレベータ乗かごの組み
立ての際に構成した作業台上で、この床面に載置した下
枠と縦枠とを連結する作業を伴うため、この連結を行な
う作業員は作業台上で伏せるような無理な姿勢で作業し
なければならず、作業効率が悪いものとなっていた。
エレベータ乗かご据付装置は、エレベータ乗かごの組み
立ての際に構成した作業台上で、この床面に載置した下
枠と縦枠とを連結する作業を伴うため、この連結を行な
う作業員は作業台上で伏せるような無理な姿勢で作業し
なければならず、作業効率が悪いものとなっていた。
【０００４】本発明の目的とするところは、エレベータ
乗かごの組み立てを容易に行なうことができるようにし
たエレベータ乗かご据付装置を提供することにある。
乗かごの組み立てを容易に行なうことができるようにし
たエレベータ乗かご据付装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、昇降路の底面に乗かご据付装置を構成し、
この乗かご据付装置の作業床面上で、一対の縦枠と、こ
の一対の縦枠の上端部及び下端部にそれぞれ連結する上
枠と下枠をもつ乗かごの枠体を組み立てるエレベータ乗
かご据付装置において、上記乗かご据付装置の上記作業
床面上に、所定の高さ寸法を有する受け部材を配置し、
この受け部材上に搭載した状態の上記下枠と、上記一対
の縦枠間を連結することを特徴とする。
するために、昇降路の底面に乗かご据付装置を構成し、
この乗かご据付装置の作業床面上で、一対の縦枠と、こ
の一対の縦枠の上端部及び下端部にそれぞれ連結する上
枠と下枠をもつ乗かごの枠体を組み立てるエレベータ乗
かご据付装置において、上記乗かご据付装置の上記作業
床面上に、所定の高さ寸法を有する受け部材を配置し、
この受け部材上に搭載した状態の上記下枠と、上記一対
の縦枠間を連結することを特徴とする。
【０００６】上述したように本発明のエレベータ乗かご
据付装置は、作業床面上に、所定の高さ寸法を有する受
け部材を配置し、この受け部材上に搭載した状態の下枠
と一対の縦枠間を連結するようにしたため、縦枠の下端
が下方へ突出した状態で連結作業を行なうにも拘わら
ず、作業員が従来のように作業床面上に伏せるような無
理な姿勢をとらずに楽な姿勢で行なうことができ、組立
作業の効率を向上させることができる。
据付装置は、作業床面上に、所定の高さ寸法を有する受
け部材を配置し、この受け部材上に搭載した状態の下枠
と一対の縦枠間を連結するようにしたため、縦枠の下端
が下方へ突出した状態で連結作業を行なうにも拘わら
ず、作業員が従来のように作業床面上に伏せるような無
理な姿勢をとらずに楽な姿勢で行なうことができ、組立
作業の効率を向上させることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図２は、本発明の一実施の形態によ
るエレベータ乗かご据付装置を示す斜視図である。乗か
ご据付装置２は、組立作業を行なう床部構成と、この床
部構成を支持する脚部構成３とから成っている。脚部構
成３は、昇降路１の底面に設置した複数の支持板３ａ
と、これら各支持板３ａをそれぞれ下端に取り付けた四
本の伸縮自在な脚部材３ｂと、これら各脚部材３ｂの中
間部をそれぞれ連結する補強部材３ｃとから構成されて
いる。各脚部材３ｂは、異なる径のパイプ状部材を可摺
動的に差し込んで構成され、径大のパイプ状部材には径
方向に貫通する一つの孔を、また径小のパイプ孔状部材
には径方向に貫通する複数の調整孔３１ｂを形成し、合
致させた状態の孔にボルトとナットからなる締結具３２
ｂを差し込んで連結しており、締結具３２ｂを貫通する
調整孔３１ｂの位置を変更することによって脚部材３ｂ
の長さを調整することができる。一方、この脚部構成３
によって支持された床部構成は、各脚部材３ｂ上に載置
固定した作業床部材４と、この作業床部材４の上面に高
さ寸法Ｈ分の空隙を形成して取り付けた一対の受け部材
５とで構成されている。
によって説明する。図２は、本発明の一実施の形態によ
るエレベータ乗かご据付装置を示す斜視図である。乗か
ご据付装置２は、組立作業を行なう床部構成と、この床
部構成を支持する脚部構成３とから成っている。脚部構
成３は、昇降路１の底面に設置した複数の支持板３ａ
と、これら各支持板３ａをそれぞれ下端に取り付けた四
本の伸縮自在な脚部材３ｂと、これら各脚部材３ｂの中
間部をそれぞれ連結する補強部材３ｃとから構成されて
いる。各脚部材３ｂは、異なる径のパイプ状部材を可摺
動的に差し込んで構成され、径大のパイプ状部材には径
方向に貫通する一つの孔を、また径小のパイプ孔状部材
には径方向に貫通する複数の調整孔３１ｂを形成し、合
致させた状態の孔にボルトとナットからなる締結具３２
ｂを差し込んで連結しており、締結具３２ｂを貫通する
調整孔３１ｂの位置を変更することによって脚部材３ｂ
の長さを調整することができる。一方、この脚部構成３
によって支持された床部構成は、各脚部材３ｂ上に載置
固定した作業床部材４と、この作業床部材４の上面に高
さ寸法Ｈ分の空隙を形成して取り付けた一対の受け部材
５とで構成されている。
【０００８】次に、上述した乗かご据付装置２を用いて
行なう乗かごの枠体の組立作業について説明する。ま
ず、図２に示したように昇降路１の底面に乗かご据付装
置２を構成した後、図１に示したように乗かご据付装置
２の作業床部材４の高さが最下階乗り場床面６とほぼ同
一の高さとなるように脚部構成３における各脚部材３ｂ
の長さを調整する。その後、乗り場床面６上から乗かご
の構成部材を作業床部材４上に搬入するが、このとき乗
り場床面６と作業床部材４との高さがほぼ同一であるた
め、搬入を容易かつ円滑に行なうことができる。その
後、搬入した構成部材のうち一対の縦枠８ｂの上端部間
を枠８ａで連結する。次に、一対の受け部材５の上に下
枠８ｃを載置した後、昇降路１の頂部に設置した揚重機
７を用いて縦枠８ｂと連結した上枠８ａを吊り上げ、各
縦枠８ｂの下端が受け部材５に載置した下枠８ｃの両端
部から所定寸法下方に位置するように移動させ、下枠８
ｃと各縦枠８ｂ間とを連結して乗かごの枠体の組立作業
を完了する。
行なう乗かごの枠体の組立作業について説明する。ま
ず、図２に示したように昇降路１の底面に乗かご据付装
置２を構成した後、図１に示したように乗かご据付装置
２の作業床部材４の高さが最下階乗り場床面６とほぼ同
一の高さとなるように脚部構成３における各脚部材３ｂ
の長さを調整する。その後、乗り場床面６上から乗かご
の構成部材を作業床部材４上に搬入するが、このとき乗
り場床面６と作業床部材４との高さがほぼ同一であるた
め、搬入を容易かつ円滑に行なうことができる。その
後、搬入した構成部材のうち一対の縦枠８ｂの上端部間
を枠８ａで連結する。次に、一対の受け部材５の上に下
枠８ｃを載置した後、昇降路１の頂部に設置した揚重機
７を用いて縦枠８ｂと連結した上枠８ａを吊り上げ、各
縦枠８ｂの下端が受け部材５に載置した下枠８ｃの両端
部から所定寸法下方に位置するように移動させ、下枠８
ｃと各縦枠８ｂ間とを連結して乗かごの枠体の組立作業
を完了する。
【０００９】このように乗かごの枠体の組み立て時にお
ける下枠８ｃと一対の縦枠８ｂ間の連結作業は、縦枠８
ｂの下端がその連結位置よりも下方へ突出した状態で行
なわれるが、乗かご据付装置２の作業床部材４の上面に
高さ寸法Ｈの空隙をもった受け部材５上に下枠８ｃを載
置したため、作業員が連結作業を作業床部材４上に伏せ
るような無理な姿勢をとらずに楽な姿勢で効率良く行な
うことができる。また、高さ寸法Ｈは、各縦枠８ｂを下
枠８ｃとの所定の連結位置に保持したとき、各縦枠８ｂ
の下端が作業床部材４に接触することがないように所定
寸法を有するように設定しているため、各縦枠８ｂの所
定位置への保持が容易になり、全体としても容易に乗か
ごの組み立て作業を行なうことができる。
ける下枠８ｃと一対の縦枠８ｂ間の連結作業は、縦枠８
ｂの下端がその連結位置よりも下方へ突出した状態で行
なわれるが、乗かご据付装置２の作業床部材４の上面に
高さ寸法Ｈの空隙をもった受け部材５上に下枠８ｃを載
置したため、作業員が連結作業を作業床部材４上に伏せ
るような無理な姿勢をとらずに楽な姿勢で効率良く行な
うことができる。また、高さ寸法Ｈは、各縦枠８ｂを下
枠８ｃとの所定の連結位置に保持したとき、各縦枠８ｂ
の下端が作業床部材４に接触することがないように所定
寸法を有するように設定しているため、各縦枠８ｂの所
定位置への保持が容易になり、全体としても容易に乗か
ごの組み立て作業を行なうことができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるエレベ
ータ乗かご据付装置は、乗かご据付装置の作業床部上面
に高さ寸法Ｈを有する一対の受け部材を配置し、この受
け部材上に下枠を載置して組立作業を行なうようにした
ため、縦枠の下端が下方へ突出した状態で行なう下枠と
縦枠間の連結作業も、作業員が床部に伏せるような無理
な姿勢をとらずに楽な姿勢で行なうことができるように
なり、組立作業の効率を向上させることができる。
ータ乗かご据付装置は、乗かご据付装置の作業床部上面
に高さ寸法Ｈを有する一対の受け部材を配置し、この受
け部材上に下枠を載置して組立作業を行なうようにした
ため、縦枠の下端が下方へ突出した状態で行なう下枠と
縦枠間の連結作業も、作業員が床部に伏せるような無理
な姿勢をとらずに楽な姿勢で行なうことができるように
なり、組立作業の効率を向上させることができる。
【図１】図１は本発明の一実施の形態によるエレベータ
乗かご据付装置を使用した組立作業の途中状態を示す昇
降路の縦断面図である。
乗かご据付装置を使用した組立作業の途中状態を示す昇
降路の縦断面図である。
【図２】図１に示したエレベータ乗かご据付装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ 昇降路 ２ 乗かご据付装置 ３ 脚部材 ４ 作業床部材 ５ 受け部材 ８ａ 縦枠 ８ｂ 上枠 ８ｃ 下枠
Claims (3)
- 【請求項１】 昇降路の底面に乗かご据付装置を構成
し、この乗かご据付装置の作業床面上で、一対の縦枠
と、この一対の縦枠の上端部及び下端部にそれぞれ連結
する上枠と下枠をもつ乗かごの枠体を組み立てるエレベ
ータ乗かご据付装置において、上記乗かご据付装置の上
記作業床面上に、所定の高さ寸法を有する受け部材を配
置し、この受け部材上に搭載した状態の上記下枠と、上
記一対の縦枠間を連結することを特徴とするエレベータ
乗かご据付装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のものにおいて、上記所定
の高さ寸法とは、上記受け部材上に搭載した状態の上記
下枠と連結する位置に上記一対の縦枠を配置したとき、
上記一対の縦枠と上記作業床面間に間隙を有することを
特徴とするエレベータ乗かご据付装置。 - 【請求項３】 請求項１記載のものにおいて、上記乗か
ご据付装置は、上記昇降路の底面に設置されて高さ寸法
を調整可能な脚部構成を有し、この脚部構成上に、上記
作業床面を形成する作業床部材を支持したことを特徴と
するエレベータ乗かご据付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4945998A JPH11246148A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | エレベータ乗かご据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4945998A JPH11246148A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | エレベータ乗かご据付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11246148A true JPH11246148A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12831735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4945998A Pending JPH11246148A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | エレベータ乗かご据付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11246148A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022112211A1 (de) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | Inventio Ag | Kabinenboden für eine aufzugskabine und verfahren zur montage einer aufzugskabine |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4945998A patent/JPH11246148A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022112211A1 (de) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | Inventio Ag | Kabinenboden für eine aufzugskabine und verfahren zur montage einer aufzugskabine |
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