JPH11245482A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11245482A
JPH11245482A JP10046553A JP4655398A JPH11245482A JP H11245482 A JPH11245482 A JP H11245482A JP 10046553 A JP10046553 A JP 10046553A JP 4655398 A JP4655398 A JP 4655398A JP H11245482 A JPH11245482 A JP H11245482A
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JP
Japan
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ink ribbon
printer
lid
switch
cassette
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JP10046553A
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Masakazu Katsu
正和 勝
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋が完全に閉じているか否かの検出と、イン
クリボンカセットの有無の検出とを、1つの検出装置に
行わせることにより、構造が簡略化されたプリンタを提
供すること。 【解決手段】 本体12と、本体に開閉自在に取付けら
れた蓋14と、インクリボンカセット34とを備えたプ
リンタ10において、単一のスイッチ32で、蓋14の
開閉とインクリボンカセット34の有無の双方を検出す
る検出手段32、52を備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、プリンタに関
し、より詳細には、開閉自在の蓋を備えたプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】開閉自在の蓋と着脱自在のインクリボン
カセットを備えたプリンタが知られている。
【0003】この種のプリンタでは、蓋が完全に閉じて
いない状態で、プリント作業を行うと、種々の問題が生
じる。
【0004】例えば、この種のプリンタには、インクリ
ボンカセットが蓋に取付けられ、インクリボンの頭出し
を行うセンサが本体に取付けられているタイプのプリン
タがある。このタイプのプリンタでは、インクリボンに
設けられた頭出しマークを、センサが読み取ることによ
り、インクリボンの頭出しが行われる。このため、蓋が
完全に閉じられていないと、センサがマークを読み取る
ことができず、インクリボンの頭出しが行われないとい
う問題がある。また、この種のプリンタには、蓋が完全
に閉じられていないと、使用者が、フィードローラ等の
駆動部分に触れて、怪我をするおそれがあるという問題
がある。さらに、この種のプリントが熱転写型プリンタ
である場合には、プリント作業中には、サーマルヘッド
の表面が高温になる。このため、蓋が完全に閉じられて
いない状態でプリント作業を行うと、使用者が、誤っ
て、サーマルヘッドに触れて、火傷を負うおそれがある
という問題がある。
【0005】したがって、この種のプリンタでは、蓋が
完全に閉じていなければ、プリント作業を行えないよう
にする必要がある。このため、この種のプリンタには、
蓋が完全に閉じているか否かを検出する開閉状態検出装
置が設けられている。
【0006】また、インクリボンカセットが取付けられ
ていない状態で、プリント作業を行おうとすると、イン
クリボンが無いため、プリントを行うことができない。
このような場合には、蓋を開けて、インクリボンが装填
されたインクリボンカセットを取付けて、プリント作業
を再試行しなければならない。このような二度手間を省
くため、インクリボンカセットが取付けられていない状
態では、プリント作業に移行できないようにする必要が
ある。したがって、この種のプリンタには、インクリボ
ンカセットの有無を検出するカセット検出装置が設けら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉状
態検出装置と、カセット検出装置とを、個々に設けると
プリンタの構造が複雑化して、プリンタの小型化および
低価格化などが困難になるという問題があった。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みなされたも
のであり、蓋が完全に閉じているか否かの検出と、イン
クリボンカセットの有無の検出とを、1つの検出装置に
行わせることにより、構造が簡略化されたプリンタを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体と、本
体に開閉自在に取付けられた蓋と、インクリボンカセッ
トとを備えたプリンタを前提としている。このプリンタ
は、単一のスイッチで、蓋の開閉とインクリボンカセッ
トの有無の双方を検出する検出手段を備えている。
【0010】また、この発明は、本体と、本体に開閉自
在に取付けられた蓋と、蓋を開くことによって本体また
は蓋に挿入するインクリボンカセットとを備えたプリン
タを前提としている。このプリンタには、蓋の開閉状態
を検出する検出手段が設けられている。この検出手段
は、インクリボンカセットまたは本体の一方に設けられ
たスイッチと、インクリボンカセットまたは本体の他方
に設けられ、インクリボンカセットが挿入され且つ蓋が
完全に閉じられたときにスイッチを作動させるスイッチ
作動部材とを備えている。
【0011】この発明の実施にあたって、インクリボン
カセットが、蓋に取付けられている構成としてもよい。
【0012】また、この発明の実施にあたって、インク
リボンカセットが、インクリボンおよびインクリボンが
装填されるカセットを含む場合には、スイッチを本体に
設け、スイッチ作動部材をカセットに設けた構成として
もよい。
【0013】このような構成によれば、複数のカセット
を使用する場合であっても、スイッチ作動部材に比べて
価格が高いスイッチを、本体側に1つ設けるだけでよ
い。したがって、プリンタの製造コストを抑制できる。
【0014】この発明の実施にあたって、インクリボン
が、長尺状のインクリボン本体とインクリボン本体が巻
き付けられる2本の軸とを備えている場合には、2本の
軸の一方にスイッチ作動部材が設けられている構成とし
てもよい。
【0015】このような構成によれば、カセットの有無
のみならず、インクリボンカセットにインクリボンが装
填されているか否も検出できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面に沿って、この発明の
好ましい実施の形態のプリンタを説明する。なお、各図
は、この発明を理解できる程度に、構成要素の大きさ、
形状および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。
したがって、この発明は、各図に示された実施の形態に
限定されるものではない。
【0017】<第1の実施の形態>図1は、この発明の
第1の実施の形態のプリンタの内部構成を示す概略図で
ある。図2は、インクリボンカセットが取付けられた蓋
が開位置にある、第1の実施の形態のプリンタの概略図
である。なお、図2では、明確化のため、一部の構成要
素を省略してある。
【0018】まず、プリンタ10の構成を説明する。プ
リンタ10は、イエロ、マジェンダ、シアンの単色画像
を、一枚の印刷用紙上に重ねてプリントすることによ
り、カラー画像を形成するカラープリンタである。プリ
ンタ10は、図示しないパーソナルコンピュータ(パソ
コン)などから送られてきた画像情報に基づいて、プリ
ント作業を行うように構成されている。
【0019】図1および図2に示されているように、プ
リンタ10は、本体12と、蓋14とを備えている。
【0020】本体12の一端には、シャフト16が設け
られている。このシャフト16に、蓋14の一端側部分
が、取付けられている。蓋14は、シャフト16を中心
に、図1に示される閉位置と、図2に示される開位置と
の間を、矢印Aに沿った方向に、揺動するように構成さ
れている。なお、閉位置とは、蓋14が完全に閉じた位
置である。プリンタ10では、蓋14を閉位置に配置し
た状態で、プリント作業が行われる。
【0021】本体12には、給紙口18と、給紙口18
の内方に設けられた一対の給紙ローラ20、20とが設
けられている。また、給紙ローラ20、20の内方に
は、フィードローラ22と、フィードローラ22に対向
して配置されたピンチローラ24とが設けられ、フィー
ドローラ22およびピンチローラ24の内方には、プラ
テン26が配置されている。さらに、本体12には、排
紙口28と、排紙口28の内方に設けられた一対の排紙
ローラ30、30とが設けられている。
【0022】給紙ローラ20、20は、給紙口18から
送り込まれた印刷用紙を挟持し、フィードローラ22お
よびピンチローラ24に向けて搬送するように構成され
ている。又、フィードローラ22およびピンチローラ2
4は、両方向に回転できるように構成されている。すな
わち、フィードローラ22およびピンチローラ24は、
給紙ローラ20、20から送られてきた印刷用紙を、プ
ラテン26方向に搬送するとともに、印刷用紙を、プラ
テン26方向から排紙ローラ30、30に向けて搬送で
きるように構成されている。さらに、排紙ローラ30、
30は、フィードローラ22およびピンチローラ24か
ら送られてきた印刷用紙を挟持し、排紙口28を通し
て、プリンタ10外に送り出すように構成されている。
これらのローラの作動は、プリンタ10全体の動作を制
御する図示しない制御装置によって制御されている。
【0023】さらに、本体12には、プラテン26に隣
接して、スイッチ32が設けられている。スイッチ32
は、いわゆるマイクロスイッチである。スイッチ32
は、蓋14が閉位置にあるか否かを検出するためのスイ
ッチであり、蓋14が閉位置にあるときに作動するすな
わち「オン」となるように構成されている。スイッチ3
2は、制御装置(図示せず)に接続されている。
【0024】蓋14には、インクリボンカセット34
が、着脱自在に取付けられている。
【0025】図3は、インクリボンカセット34の斜視
図である。図1ないし図3に示されているように、イン
クリボンカセット34は、インクリボン36と、カセッ
ト38とを備えている。インクリボン36は、カセット
38に着脱自在に、装填されている。
【0026】インクリボン36は、インクリボン本体4
0と、供給軸42と、巻取軸44とを備えている。イン
クリボン本体40は、長尺状のフィルムである。供給軸
42には、インクリボン本体40の未使用部分が巻き付
けられている。巻取軸44には、インクリボン本体40
の先端が接続されている。プリンタ10は、インクリボ
ン本体40を、供給軸42から巻取軸44に向けて送り
ながらプリント作業を行うように構成されている。
【0027】インクリボン本体40の一方の面には、イ
ンク層が形成されている。インク層には、熱昇華性イン
クが含まれている。インク層は、イエロ、マジェンダ、
シアンの単色インク層からなる。これらの単色インク層
は、インクリボン本体40の送り方向に沿って、順番に
繰り返し配置されている。したがって、インクリボン3
6では、プリント作業時に、イエロ、マジェンダ、シア
ンの単色インク層が、順次送り出されることになる。
【0028】又、蓋14には、サーマルヘッド46が取
付けられている。サーマルヘッド46は、蓋14が閉位
置にあるとき、プラテン26と対向する位置に配置され
ている。サーマルヘッド46は、プリント時に、プラテ
ン26との間に、印刷用紙とインクリボン本体40を挟
持し、インクリボン本体40に含まれるインクを、印刷
用紙に、熱転写するように構成されている。
【0029】カセット38は、プラスチックなどの合成
樹脂で一体的に形成されている。カセット38は、供給
軸支持部47と、巻取軸支持部48とを備えている。供
給軸支持部47は、中空の半円筒形状を有し、インクリ
ボン36の供給軸42を回転自在に収容するように構成
されている。また、巻取軸支持部48も、中空の半円筒
形状を有し、インクリボン36の巻取軸44を回転自在
に収容するように構成されている。
【0030】供給軸支持部47と巻取軸支持部48と
は、所定距離だけ離間して、長手方向軸線が互いに平行
に延びるように配置されている。したがって、カセット
38は、インクリボン36を、供給軸42と巻取軸44
とが所定距離だけ離間して平行に配置された状態で収容
する。供給軸支持部47と巻取軸支持部48とは、接続
部50によって、接続されている。
【0031】接続部50には、突出部52が設けられて
いる。突出部52は、スイッチ32を作動させるスイッ
チ作動部材として機能する。突出部52は、接続部50
から突出するように形成されている。突出部52は、供
給軸支持部47と巻取軸支持部48のほぼ中間の位置に
設けられている。また、突出部52は、インクリボン3
6がカセット38に取付けられたとき、インクリボン本
体40の幅方向外方に位置するように配置されている。
【0032】インクリボンカセット34は、図1および
図2に示されるように、突出部52が、下方即ち本体1
2方向に向かって延びるようにして、蓋14の裏面側に
取付けられる。インクリボンカセット34の取付けは、
蓋14を図2に示される開位置に配置した状態で行われ
る。なお、プリンタ10では、蓋14に取付けられたイ
ンクリボンカセット34は、蓋14を閉位置に移動させ
ることにより、印刷可能な所定位置に固定されることに
なる。
【0033】プリンタ10では、スイッチ32と突出部
52とによって、検出手段が構成されている。スイッチ
32と突出部52は、蓋14が閉位置(図1)にあると
き、スイッチ作動部材である突出部52の先端が、スイ
ッチ32に当接し、スイッチ32を作動(オンに)させ
るような位置関係で配置されている。すなわち、スイッ
チ32は、インクリボンカセット34が取付けられた蓋
14が閉位置にあるとき、突出部52によって作動させ
られるように構成されている。したがって、スイッチ3
2は、蓋14が閉位置にないときには、作動しない(オ
フである)。また、蓋14が閉位置にあっても、インク
リボンカセット34が取付けられていない場合にも、突
出部52が存在しないため、スイッチ32は、作動しな
い(オフである)。
【0034】このように、プリンタ10は、蓋14が閉
位置にないか、または、インクリボンカセット34が取
付けられていないときには、スイッチ32が作動しない
(オフである)ように構成されている。したがって、プ
リンタ10では、突出部52とスイッチ32とにより構
成される1つの検出手段によって、蓋14が完全に閉じ
られているか否かという蓋の開閉状態、および、インク
リボンカセット34の有無を、検出できる。
【0035】プリンタ10は、スイッチ32が作動して
いない(オフである)ときには、制御装置が、蓋14が
閉位置にない、または、インクリボンカセット34が取
付けられていない旨の警告信号をパソコンに送るととも
に、プリント動作を行わないように構成されている。パ
ソコン画面には、警告表示がなされる。
【0036】次に、プリンタ10の動作を説明する。
【0037】プリンタ10では、パソコンから、印刷開
始信号、および、印刷データが送られてくると、制御装
置により、プリンタ10の各部が作動させられ、プリン
ト作業が行われる。
【0038】しかしながら、プリンタ10では、蓋14
が閉位置にないか、または、インクリボンカセット34
が取付けられていないときには、スイッチ32が作動せ
ず、プリント動作が行われない。そして、パソコン画面
に、警告表示がなされる。
【0039】スイッチ32が作動している場合には、プ
リント作業が行われる。プリント作業では、給紙口18
を通して外部から送られてきた印刷用紙が、給紙ローラ
20、20によって、フィードローラ22およびピンチ
ローラ24に送られる。さらに、印刷用紙は、フィード
ローラ22とピンチローラ24によって、サーマルヘッ
ド46とプラテン26との間の印刷開始位置に搬送され
る。
【0040】これと同時に又はこれに先立って、本体1
2に設けられたセンサ(図示せず)が、インクリボン本
体40に設けられた頭出しマーク(図示せず)を読み取
って、インクリボン本体40の頭出しが行われる。次い
で、印刷用紙は、インクリボン本体40のイエロのイン
ク層が形成されている部分とともに、プラテン26とサ
ーマルヘッド46との間に挟持されながら搬送される。
この間に、サーマルヘッド46の熱により、インクリボ
ン本体40のイエロのインクが、印刷用紙に転写され、
イエロの単色画像が、印刷用紙上に形成される。次い
で、印刷用紙は、印刷開始位置に戻される。次いで、印
刷用紙は、インクリボン本体40のマジェンダのインク
層が形成されている部分とともに、プラテン26とサー
マルヘッド46との間に挟持されながら搬送される。こ
の間に、インクリボン本体40のマジェンダのインク
が、印刷用紙に転写され、マジェンダの単色画像が、イ
エロの単色画像に重ねられる。さらに、同様にして、シ
アンの単色画像が、重ねられ、印刷用紙上に、カラー画
像が形成される。最後に、印刷用紙が、排紙ローラ3
0、30により、排紙口28を通して、プリンタ10か
ら排出される。
【0041】図4は、プリンタ10の変形例のプリンタ
100の構成を示す概略図である。図4以降の図面で
は、明確化のため、インクリボン本体、サーマルヘッ
ド、および、本体に設けられているローラ等の記載を省
略する。
【0042】プリンタ100は、図4に示されるよう
に、板バネ54がスイッチ32の上方に配置されている
点を除き、プリンタ10と全く同一の構成を有する。
【0043】プリンタ100では、突出部52は、板バ
ネ54を介して、スイッチ32を作動させることにな
る。板バネ54は、スイッチ32の上方領域を超えて延
びている。したがって、蓋14が閉位置に移動したとき
に、突出部52が、本体12および蓋14などの公差な
どにより、スイッチ32の真上からずれた場合でも、ス
イッチ32が確実に作動される。
【0044】<第2の実施の形態>図5は、この発明の
第2の実施の形態のプリンタ200の構成を示す、図2
と同様の図面である。
【0045】プリンタ200は、検出手段の構成を除
き、プリンタ10と全く同一の構成を有する。以下、こ
の相違点についてのみ説明する。また、プリンタ10の
構成要素と対応する、プリンタ200の構成要素には、
200番台の同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0046】図5に示されるように、プリンタ200
は、カセット238、スイッチ232を備えている。カ
セット238は、プリンタ10のカセット38とほぼ同
一の形状を有する。しかしながら、カセット238で
は、接続部250に突出部が形成されていない。カセッ
ト238では、供給軸支持部247と巻取軸支持部24
8のほぼ中間に位置する接続部250の一部分が、スイ
ッチ232を作動させるスイッチ作動部材として機能す
るように構成されている。
【0047】スイッチ232は、蓋214が閉位置にあ
るとき、カセット238の接続部250の一部分によっ
て、作動させられるように配置されている。
【0048】したがって、プリンタ200では、スイッ
チ232とスイッチ作動部材として機能する接続部25
0の一部分とにより検出手段が構成される。そして、こ
の検出手段によって、蓋214が閉位置にあるか否かと
いう蓋の開閉状態、および、インクリボンカセットの有
無が、検出される。
【0049】<第3の実施の形態>図6は、この発明の
第3の実施の形態のプリンタ300の構成を示す、図3
と同様の図面である。
【0050】プリンタ300は、検出手段の構成を除
き、プリンタ10と全く同一の構成を有する。以下、こ
の相違点についてのみ説明する。また、プリンタ10の
構成要素と対応する、プリンタ300の構成要素には、
300番台の同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0051】図6に示されるように、プリンタ300は
カセット338とスイッチ332とを備えている。カセ
ット338は、プリンタ10のカセット38とほぼ同一
の形状を有する。しかしながら、カセット338では、
接続部350に突出部が形成されていない。カセット3
38では、供給軸支持部347が、スイッチ332を作
動させるスイッチ作動部材として機能するように構成さ
れている。スイッチ332は、蓋314が閉位置にある
とき、供給軸支持部347によって、作動させられるよ
うに構成されている。
【0052】したがって、プリンタ300では、スイッ
チ作動部材として機能する供給軸支持部材347とスイ
ッチ332とにより検出手段が構成される。そして、こ
の検出手段によって、蓋314が閉位置にあるか否かと
いう蓋の開閉状態、および、インクリボンカセットの有
無が、検出される。
【0053】<第4の実施の形態>図7は、この発明の
第4の実施の形態のプリンタ400の構成を示す、図2
と同様の図面である。
【0054】プリンタ400は、検出手段の構成を除
き、プリンタ10と全く同一の構成を有する。以下、こ
の相違点についてのみ説明する。また、プリンタ10の
構成要素と対応する、プリンタ400の構成要素には、
400番台の同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0055】図7に示されるように、プリンタ400
は、カセット438とスイッチ432とを備えている。
カセット438は、プリンタ10のカセット38とほぼ
同一の形状を有する。しかしながら、カセット438に
は、接続部450に突出部が形成されていない。プリン
タ400では、カセット438に収容されたインクリボ
ンの供給軸442が、スイッチ432を作動させるスイ
ッチ作動部材として機能するように構成されている。ス
イッチ432は、蓋414が完全に閉じたとき、供給軸
442によって、作動させるように配置されている。
【0056】したがって、プリンタ400では、スイッ
チ432と、スイッチ作動部材として機能する供給軸4
42とにより検出手段が構成される。そして、この検出
手段によって、蓋414が閉位置にあるか否かという蓋
の開閉状態、および、インクリボンカセットの有無が、
検出される。
【0057】さらに、このプリンタ400では、スイッ
チ作動部材がインクリボンの供給軸442とされている
ので、検出手段によって、インクリボンカセットにイン
クリボンが取付けられているか否かも検出できる。
【0058】<第5の実施の形態>図8は、この発明の
第5の実施の形態のプリンタ500の構成を示す、図2
と同様の図面である。
【0059】プリンタ500は、検出手段の構成を除
き、プリンタ10と全く同一の構成を有する。以下、こ
の相違点についてのみ説明する。また、プリンタ10の
構成要素と対応する、プリンタ500の構成要素には、
500番台の同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0060】図8に示されるように、プリンタ500
は、カセット538と、スイッチ532と、突出部55
2を備えている。突出部552は、スイッチ532を作
動させるスイッチ作動部材として機能する。
【0061】スイッチ532は、マイクロスイッチであ
る。スイッチ532は、カセット538の接続部550
の供給軸支持部547と巻取軸支持部548のほぼ中間
位置に取付けられている。一方、突出部552は、プリ
ンタ10の突出部52とほぼ同一形状を有し、本体51
2に設けられている。突出部552とスイッチ532と
は、蓋514が閉位置にあるとき、突出部552がスイ
ッチ532を作動させるように配置されている。なお、
スイッチ532を、プリンタ500の制御装置に接続す
るための接続手段(図示せず)が、設けられている。
【0062】このように構成された、プリンタ500に
おいても、突出部552とスイッチ532とにより検出
手段が構成される。そして、この検出手段によって、蓋
514が閉位置にあるか否かという蓋の開閉状態、およ
び、インクリボンカセットの有無が、検出される。
【0063】この発明は、上記の実施の形態に限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で種々の変更が可能であり、これらも、この発明の範囲
内に包含される。
【0064】例えば、上述した実施の形態では、各プリ
ンタは、熱昇華性インクを用いたプリンタである。しか
しながら、この発明は、例えば、熱溶融性インクを使用
するプリンタにも適用可能である。
【0065】また、上述した実施の形態では、各プリン
タは、イエロ、マジェンダ、シアンの各インク層を備え
たインクリボン本体を使用するカラープリンタであっ
た。しかしながら。この発明は、例えば、黒の単色イン
ク層のみを備えたインクリボン本体を使用するモノクロ
プリンタにも適用可能である。
【0066】さらに、上述した実施の形態では、各プリ
ンタは、蓋にインクリボンカセットが取付けられるタイ
プのプリンタであった。しかしながら、この発明は、イ
ンクリボンカセットが本体側に取付けられるプリンタに
も適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、蓋の
開閉状態の検出と、カセットの有無の検出とを、1つの
検出機構に行わせることにより、構造が簡略化されたプ
リンタが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のプリンタの内部
構成を示す概略図である。
【図2】インクリボンカセットが取付けられた蓋が開位
置にある、プリンタの概略図である。
【図3】インクリボンカセットの斜視図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態のプリンタの変形
例を示す概略図である。
【図5】インクリボンカセットが取付けられた蓋が開位
置にある、この発明の第2の実施の形態のプリンタの概
略図である。
【図6】インクリボンカセットが取付けられた蓋が開位
置にある、この発明の第3の実施の形態のプリンタの概
略図である。
【図7】インクリボンカセットが取付けられた蓋が開位
置にある、この発明の第4の実施の形態のプリンタの概
略図である。
【図8】インクリボンカセットが取付けられた蓋が開位
置にある、この発明の第5の実施の形態のプリンタの概
略図である。
【符号の説明】
10:プリンタ 12:本体 14:蓋 16:シャフト 18:給紙口 20:給紙ローラ 22:フィードローラ 24:ピンチローラ 26:プラテン 28:排紙口 30:排紙ローラ 32:スイッチ 34:インクリボンカセット 36:インクリボン 38:カセット 40:インクリボン本体 42:供給軸 44:巻取軸 46:サーマルヘッド 47:供給軸支持部 48:巻取軸支持部 50:接続部 52:突出部 54:板バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体に開閉自在に取付けら
    れた蓋と、インクリボンカセットとを備えたプリンタに
    おいて、 単一のスイッチで、前記蓋の開閉と前記インクリボンカ
    セットの有無の双方を検出する検出手段を備えたことを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 本体と、前記本体に開閉自在に取付けら
    れた蓋と、前記蓋を開くことによって前記本体または蓋
    に挿入するインクリボンカセットとを備えたプリンタに
    おいて、 前記蓋の開閉状態を検出する検出手段が設けられ、 前記検出手段が、前記インクリボンカセットまたは前記
    本体の一方に設けられたスイッチと、前記インクリボン
    カセットまたは前記本体の他方に設けられ、前記インク
    リボンカセットが挿入され且つ前記蓋が完全に閉じられ
    たときに前記スイッチを作動させるスイッチ作動部材と
    を備えていることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプリンタにおいて、 前記インクリボンカセットが、前記蓋に取付けられてい
    ることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプリンタにおいて、 前記インクリボンカセットが、インクリボンおよび前記
    インクリボンが装填されるカセットを含み、 前記スイッチが前記本体に設けられ、前記スイッチ作動
    部材が前記カセットに設けられていることを特徴とする
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプリンタにおいて、 前記インクリボンが、長尺状のインクリボン本体と前記
    インクリボン本体が巻き付けられる2本の軸とを備え、 前記2本の軸の一方に、前記スイッチ作動部材が設けら
    れていることを特徴とするプリンタ。
JP10046553A 1998-02-27 1998-02-27 プリンタ Withdrawn JPH11245482A (ja)

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