JPH112452A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH112452A
JPH112452A JP9153549A JP15354997A JPH112452A JP H112452 A JPH112452 A JP H112452A JP 9153549 A JP9153549 A JP 9153549A JP 15354997 A JP15354997 A JP 15354997A JP H112452 A JPH112452 A JP H112452A
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JP
Japan
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diffuser
wind direction
link
air conditioner
mounting plate
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JP9153549A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Umadate
浩久 馬立
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下風向板を駆動し回動する駆動モータの駆
動力を伝達して、専用の駆動装置を用いることなく、吹
出口の下部を構成するディフューザを回動できるように
した空気調和機を提供する。 【解決手段】 上下風向板8とディフューザ9とを、こ
れらの一側の支軸8a、9aに対応する支軸孔5c、5dを備え
た吹出口5の側壁5aと、前記ディフューザの支軸に対応
する支軸孔と同軸状の支持孔12c および前記上下風向板
の一側の支軸8aに対応する支軸孔5cと同軸状の駆動モー
タ11の駆動軸11a を挿通する透孔12a を備え、前記吹出
口の側壁5aに対向して設けられた取付板12との間に収容
され、同取付板に取り付けた前記駆動モータの駆動力を
伝達するための伝達手段によって連係し、同伝達手段お
よび前記取付板に設けたロストモーション機構により、
前記上下風向板が略水平位置から略垂直位置に回動した
時に前記ディフューザを回動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、上下風向板を駆動し回動する駆動モ
ータの駆動力を伝達して、専用の駆動装置を用いること
なく、吹出口の下部を構成するディフューザを回動でき
るようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図6で示す
ように、吸込口2と吹出口5とを結ぶ本体ケーシング1a
の空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前
記吹出口5に、左右風向板群6と上下風向板8とを回動
自在に軸支し、前記吹出口5の少なくとも一側に前記上
下風向板8をその支軸8aを中心に駆動し回動する駆動モ
ータ11を設け、前記吹出口5の下部に、専用の駆動装置
19を備えて前記吹出口5を構成したディフューザ9をそ
の支軸9aにより回動自在に軸支し、前記上下風向板8が
前記吹出口5を閉じた停止位置から略水平位置に前記駆
動モータ11によって駆動され回動した際、前記駆動装置
19を停止したままにして前記ディフューザ9が回動しな
いようにし、略水平位置から略垂直位置に回動した際、
前記駆動装置19を駆動して前記ディフューザ9が下方に
回動するようにし、冷房運転時、または暖房運転時の風
向を夫々効果的に調節するようにしてなる構成であっ
た。
【0003】しかしながら、前記ディフューザ9は、専
用の前記駆動装置19によって駆動し回動する構成となっ
ていることから、同駆動装置19を用いることによってコ
スト的に不利となり、また、同駆動装置19を収容するた
めの収容部が必要になることから、同収容部を設けるこ
とが本体1を小型化する上で障害になってしまうという
問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、上下風向板を駆動し回動する駆動モ
ータの駆動力を伝達して、専用の駆動装置を用いること
なく、吹出口の下部を構成するディフューザを回動でき
るようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ本体ケーシングの空気通路
に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に、左
右風向板群と上下風向板とを回動自在に軸支し、前記吹
出口の少なくとも一側に前記上下風向板を駆動する駆動
モータを設け、前記吹出口の下部に、同吹出口を構成す
るディフューザを回動自在に軸支し、前記上下風向板が
前記吹出口を閉じた停止位置から略水平位置に回動した
際、前記ディフューザが回動しないようにし、略水平位
置から略垂直位置に回動した際、前記ディフューザが下
方に回動するようにしてなる空気調和機において、前記
上下風向板と前記ディフューザとを、これら上下風向板
およびディフューザの一側の支軸に対応する支軸孔を備
えた前記吹出口の側壁と、前記ディフューザの一側の支
軸に対応する支軸孔と同軸状の支持孔および前記上下風
向板の一側の支軸に対応する支軸孔と同軸状の前記駆動
モータの駆動軸を挿通する透孔を備え、前記吹出口の側
壁に対向して設けられた取付板との間に収容され、同取
付板に取り付けた前記駆動モータの駆動力を伝達する伝
達手段によって連係するとともに、同伝達手段および前
記取付板にロストモーション機構を設け、同ロストモー
ション機構により、前記上下風向板が略水平位置から略
垂直位置に回動した時に前記ディフューザを回動するよ
うにした構成となっている。
【0006】また、前記伝達手段が、先端部に第一連結
ピンを備え、基端部を前記駆動軸および前記上下風向板
の一側の支軸と同軸状に接続した第一リンクと、先端部
に第二連結ピンを備え、基端部を前記第一連結ピンに連
結した第二リンクと、先端部に第三連結ピンを備え、基
端部の一側を前記ディフューザの一側の支軸に接続し、
他側を前記取付板の支持孔で回動自在に支持した第三リ
ンクと、一端に前記第二連結ピンに連結する第一連結孔
を備え、他端に前記第三連結ピンに連結する第二連結孔
を備えたロッドとからなり、これらを順次連結して、前
記駆動モータの駆動力を前記上下風向板と前記ディフュ
ーザとに伝達するようにした構成となっている。
【0007】また、前記ロストモーション機構が、前記
第二リンク先端部の第二連結ピンの背面側に設けた突部
と、同突部に対応して前記取付板に設けられ、ほぼ上下
に延びる第一ガイド孔および同第一ガイド孔の上端部に
接続してほぼ左右に延びる第二ガイド孔とからなり、前
記上下風向板を停止位置から略水平位置に回動した際、
前記突部を前記第一ガイド孔で下位から上位に移動させ
ることによって前記ロッドおよび前記第三リンクを連結
した前記ディフューザが回動しないようにし、略水平位
置から略垂直位置に回動した際、前記突部を前記第二ガ
イド孔で左右に移動させることによって前記ロッドおよ
び前記第三リンクを連結した前記ディフューザが回動す
るようにした構成となっている。
【0008】また、前記第一ガイド孔は、前記上下風向
板の停止位置における前記第三連結ピンの位置を中心に
して、前記取付板に、前記突部の軌跡に対応して略円弧
状に形成した構成となっている。
【0009】また、前記第二ガイド孔は、前記上下風向
板を回動し前記第一リンクと前記第二リンクとを直線状
にした位置で、前記上下風向板の支軸を中心にして、前
記取付板に、前記突部の軌跡に対応して略円弧状に形成
した構成となっている。
【0010】また、前記第一リンクおよび前記第二リン
クを直線状にした時の長さと前記第三リンクの長さと
が、ほぼ同じ長さになるようにした構成となっている。
【0011】また、前記ディフューザは、同ディフュー
ザの上面後端部と前記本体ケーシングの前端部とに当接
部を設け、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止位
置から略水平位置に回動する間、前記当接部を当接して
前記本体ケーシングの延長上に位置決めするようにした
構成となっている。
【0012】更に、前記当接部が、前記ディフューザの
上面後端部と前記本体ケーシングの前端部とに設けら
れ、相対向する略L字状断面により形成された段部から
なり、同段部を当接して前記ディフューザを位置決めす
るようにした構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、上下
風向板を駆動し回動する駆動モータの駆動力を伝達し
て、専用の駆動装置を用いることなく、吹出口の下部を
構成するディフューザを回動できるようにした空気調和
機となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1(A)および図1(B)と、図2乃至
図5とにおいて、1は空気調和機の室内機本体、1aは同
本体1を構成する本体ケーシング、2は同本体1の前面
および上面に設けられた吸込口、3は同吸込口2と後述
する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交換器、4
は同空気通路に設けられた送風ファン、5は前記吸込口
2から吸い込まれ前記熱交換器3で熱交換された空気を
室内に向けて吹き出すための吹出口、6は同吹出口5の
後部に回動自在に軸支された左右風向板群、8は同左右
風向板群6の前方に支軸8aにより回動自在に軸支された
上下風向板、9は前記吹出口5の下部を構成して支軸9a
により回動自在に軸支されたディフューザ、10は前記上
下風向板8と前記ディフューザ9とを駆動し回動するた
めの駆動モータ11を備え、同駆動モータ11の駆動軸11a
による駆動力を前記上下風向板8と前記ディフューザ9
とに伝達するための伝達手段を備えた駆動部である。
【0015】ここで、前記伝達手段を備えた駆動部によ
り、前記駆動軸11a による駆動力を前記上下風向板8と
前記ディフューザ9とに伝達して、前記上下風向板8が
前記吹出口5を閉じた停止位置から略水平位置に回動し
た際、前記ディフューザ9が回動しないようにし、略水
平位置から略垂直位置に回動した際、前記ディフューザ
9が下方に回動するようにした構成について説明する。
【0016】前記上下風向板8と前記ディフューザ9と
は、これら上下風向板8およびディフューザ9の一側の
支軸8aおよび9aに対応する支軸孔5cおよび5dを備えた前
記吹出口5の側壁5aと、前記ディフューザ9の一側の支
軸9aに対応する支軸孔5dと同軸状の支持孔12c および前
記上下風向板8の一側の支軸8aに対応する支軸孔5cと同
軸状の前記駆動モータ11の駆動軸11a を挿通する透孔12
a を備え、前記吹出口5の側壁5aに対向して設けられた
取付板12との間に収容され、同取付板12に取り付けた前
記駆動モータ11の駆動力を伝達するための後述する伝達
手段によって連係されるとともに、同伝達手段および前
記取付板12に後述するロストモーション機構を設け、同
ロストモーション機構により、前記上下風向板8が前記
吹出口5を閉じた停止位置から略水平位置に回動した時
には前記ディフューザ9が回動しないようにし、前記上
下風向板8が略水平位置から略垂直位置に回動した時に
前記ディフューザ9を回動するようにした構成となって
おり、これによって、前記駆動モータ11の駆動力を後述
する伝達手段およびロストモーション機構で前記上下風
向板8および前記ディフューザ9に伝達することによ
り、冷房運転時には、前記ディフューザ9を停止させた
ままで前記上下風向板8を略水平位置に回動して冷気を
略水平方向に効果的に送出し、暖房運転時には、前記上
下風向板8を略水平位置から略垂直位置に回動するとと
もに、前記ディフューザ9を下方に回動して、暖気を下
方に向けて効果的に送出できるようにした構造となって
いる。
【0017】また、前記駆動モータ11の駆動力を、前記
上下風向板8および前記ディフューザ9に伝達するため
の伝達手段が、図4で示すように、先端部に第一連結ピ
ン13b を備え、基端軸13a を前記駆動軸11a および前記
上下風向板8の一側の支軸8aと同軸状に接続した第一リ
ンク13と、先端部に第二連結ピン13'bを備え、基端部1
3'aを前記第一連結ピン13b に連結した第二リンク13'
と、先端部に第三連結ピン17c を備え、基端部の一側17
b を前記ディフューザ9の一側の支軸9aに接続し、他側
を前記取付板12の支持孔12c で回動自在に支持した第三
リンク17と、一端に前記第二連結ピン13'cに連結する第
一連結孔16a を備え、他端に前記第三連結ピン17c に連
結する第二連結孔16b を備えたロッド16とからなり、こ
れらを順次連結して、前記駆動モータ11の駆動力を前記
上下風向板8と前記ディフューザ9とに伝達するように
した構成となっており、これによって、前記駆動モータ
11の駆動力を、前記上下風向板8および前記ディフュー
ザ9に正確に伝達できるとともに、後述するロストモー
ション機構を容易に構成できるようになって、上記に説
明したとおり、冷房運転時には、前記ディフューザ9を
停止させたままで前記上下風向板8を略水平位置に回動
して冷気を略水平方向に効果的に送出し、暖房運転時に
は、前記上下風向板8を略水平位置から略垂直位置に回
動するとともに、前記ディフューザ9を下方に回動し
て、暖気を下方に向けて効果的に送出できるようにした
構造となっている。
【0018】また、前記上下風向板8を略水平位置から
略垂直位置に回動した時に、前記ディフューザ9を下方
に回動させるためのロストモーション機構が、図4と図
5とで示すように、前記第二リンク13' 先端部の第二連
結ピン13'bの背面側に設けた突部13'cと、同突部13'cに
対応して前記取付板12に設けられ、ほぼ上下に延びる第
一ガイド孔Lおよび同第一ガイド孔Lの上端部に接続し
てほぼ左右に延びる第二ガイド孔Mとからなり、前記上
下風向板8を停止位置から略水平位置に回動した際、前
記突部13'cを前記第一ガイド孔Lで下位から上位に移動
させることによって前記ロッド16および前記第三リンク
17を連結した前記ディフューザ9が回動しないように
し、略水平位置から略垂直位置に回動した際、前記突部
13'cを前記第二ガイド孔Mで左右に移動させることによ
って前記ロッド16および前記第三リンク17を連結した前
記ディフューザ9が回動するようにした構成となってお
り、これによって、前記上下風向板8を駆動し回動する
ための駆動モータ11の駆動力を伝達して、前記上下風向
板8を略水平位置から略垂直位置に回動した際、上記に
従来技術で説明した専用の駆動装置19を用いることな
く、前記吹出口5の下部を構成する前記ディフューザ9
を下方に回動できるようにした構造となる。
【0019】また、前記第一ガイド孔Lは、図4と図5
とで示すように、前記上下風向板8の停止位置における
前記第三連結ピン17c の位置Cを中心にして、前記取付
板12に、半径Rの距離に位置する前記突部13'cの軌跡に
対応して略円弧状に形成した構成となっており、これに
よって、前記上下風向板8を前記吹出口5を閉じた停止
位置から略水平位置に回動した際、前記突部13'cの位置
Bが上位の位置Eまで移動し、前記位置Cは移動しない
ために前記ディフューザ9は停止したままの状態とな
る。
【0020】また、前記第二ガイド孔Mは、図4と図5
とで示すように、前記上下風向板8を回動し前記第一リ
ンク13と前記第二リンク13' とを直線状にした位置で、
前記上下風向板8の支軸8aを中心にして、前記取付板12
に、前記突部13'cの軌跡に対応して略円弧状に形成した
構成となっており、これによって、前記上下風向板8を
略水平位置から略垂直位置に回動した際、前記第一リン
ク13先端部の位置Dが位置Fまで移動するとともに、前
記突部13'cの位置Eが横(左右)方向の位置Gまで移動
し、これに伴って、前記位置Cが横(左右)方向の位置
Hまで移動するため、前記ディフューザ9がその支軸9a
を中心に下方に回動するようにした構造となる。なお、
前記第一リンク13と前記第二リンク13' とは、詳細は図
示しないが、前記位置Aから移動して前記位置Dで直線
状になった状態で、逆方向には曲がらないようにした構
成となっている。また、図5において、Iは前記第一リ
ンク13の先端部が移動する軌跡円を示し、Jは前記第一
リンク13と前記第二リンク13' とを直線状にした状態で
前記突部13'cが移動する軌跡円を示し、Kは前記第三リ
ンク17の先端部が移動する軌跡円を示している。
【0021】また、前記第一リンク13および前記第二リ
ンク13' を直線状にした時の長さと前記第三リンク17の
長さとが、ほぼ同じ長さになるようにしたことにより、
前記上下風向板8を略垂直位置に向けて回動した際、同
上下風向板8と前記ディフューザ9とをほぼ平行状態で
回動できるようになって、暖房運転の際、暖気を効果的
に下方に向けて送出できるようにした構成となってい
る。
【0022】また、前記ディフューザ9は、同ディフュ
ーザ9の上面後端部fと前記本体ケーシング1aの前端部
eとに当接部を設け、前記上下風向板8が前記吹出口5
を閉じた停止位置から略水平位置に回動する間、前記当
接部を当接して前記本体ケーシング1aの延長上に位置決
めするようにした構成となっており、これによって、前
記ディフューザ9を前記本体ケーシング1aの延長上に正
確に位置決めできて、前記送風ファン4により、前記本
体ケーシング1aから前記ディフューザ9に円滑に送風で
きるようにした構造となる。
【0023】更に、前記上面後端部fと前記前端部eと
の当接部が、図1(B)で示すように、前記ディフュー
ザ9の上面後端部fと前記本体ケーシング1aの前端部e
とに設けられ、相対向する略L字状断面により形成され
た段部からなり、同段部を当接して前記ディフューザ9
を位置決めするようにしたことにより、前記当接部から
下方に向けて空気漏れが生じさせることなくなって、効
率のよい送風を実現できるとともに、異音が生じないよ
う防止できるようにした構造となる。
【0024】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)と、図2乃至図5とで示すように、前記上下風向
板8と前記ディフューザ9とを、これら上下風向板8お
よびディフューザ9の一側の支軸8aおよび9aに対応する
支軸孔5cおよび5dを備えた前記吹出口5の側壁5aと、前
記ディフューザ9の一側の支軸9aに対応する支軸孔5dと
同軸状の支持孔12c および前記上下風向板8の一側の支
軸8aに対応する支軸孔5cと同軸状の前記駆動モータ11の
駆動軸11a を挿通する透孔12a を備え、前記吹出口5の
側壁5aに対向して設けられた取付板12との間に収容さ
れ、同取付板12に取り付けた前記駆動モータ11の駆動力
を伝達するための前記伝達手段によって連係するととも
に、同伝達手段および前記取付板12に前記ロストモーシ
ョン機構を設け、同ロストモーション機構により、前記
上下風向板8が前記吹出口5を閉じた停止位置から略水
平位置に回動した時には前記ディフューザ9が回動しな
いようにし、前記上下風向板8が略水平位置から略垂直
位置に回動した時に前記ディフューザ9を回動するよう
にしたことによって、前記駆動モータ11の駆動力を、前
記伝達手段およびロストモーション機構で前記上下風向
板8および前記ディフューザ9に伝達し、冷房運転時に
は、前記ディフューザ9を停止させたままで前記上下風
向板8を略水平位置に回動して冷気を略水平方向に効果
的に送出し、暖房運転時には、前記上下風向板8を略水
平位置から略垂直位置に回動するとともに、前記ディフ
ューザ9を下方に回動して、暖気を下方に向けて効果的
に送出できるようにした空気調和機となる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によると、上下風向
板を駆動し回動する駆動モータの駆動力を伝達して、専
用の駆動装置を用いることなく、吹出口の下部を構成す
るディフューザを回動できるようにした空気調和機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は
上下風向板を略垂直位置に回動した状態を示す断面図で
あり、(B)は要部拡大図である。
【図2】上下風向板で吹出口を閉じた状態を示す要部断
面図である。
【図3】上下風向板を略水平位置に回動した状態を示す
要部断面図である。
【図4】本発明による空気調和機の要部分解斜視図であ
る。
【図5】駆動モータの駆動力を、上下風向板とディフュ
ーザとに伝達する伝達手段およびロストモーション機構
を示す説明図である。
【図6】従来例による空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 1a 本体ケーシング 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 5a 側壁 5c,5d 支軸孔 6 左右風向板群 8 上下風向板 8a 上下風向板の支軸 9 ディフューザ 9a ディフューザの支軸 10 駆動部 11 駆動モータ 11a 駆動軸 12 取付板 12a 透孔 12b ,12c 支持孔 13 第一リンク 13a 基端軸 13b 第一連結ピン 13' 第二リンク 13'a 基端部 13'b 第二連結ピン 13'c 突部 16 ロッド 16a 第一連結孔 16b 第二連結孔 17 第三リンク 17b 基端部 17c 第三連結ピン L 第一ガイド孔 M 第二ガイド孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とを結ぶ本体ケーシング
    の空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹
    出口に、左右風向板群と上下風向板とを回動自在に軸支
    し、前記吹出口の少なくとも一側に前記上下風向板を駆
    動する駆動モータを設け、前記吹出口の下部に、同吹出
    口を構成するディフューザを回動自在に軸支し、前記上
    下風向板が前記吹出口を閉じた停止位置から略水平位置
    に回動した際、前記ディフューザが回動しないように
    し、略水平位置から略垂直位置に回動した際、前記ディ
    フューザが下方に回動するようにしてなる空気調和機に
    おいて、 前記上下風向板と前記ディフューザとを、これら上下風
    向板およびディフューザの一側の支軸に対応する支軸孔
    を備えた前記吹出口の側壁と、前記ディフューザの一側
    の支軸に対応する支軸孔と同軸状の支持孔および前記上
    下風向板の一側の支軸に対応する支軸孔と同軸状の前記
    駆動モータの駆動軸を挿通する透孔を備え、前記吹出口
    の側壁に対向して設けられた取付板との間に収容され、
    同取付板に取り付けた前記駆動モータの駆動力を伝達す
    る伝達手段によって連係するとともに、同伝達手段およ
    び前記取付板にロストモーション機構を設け、同ロスト
    モーション機構により、前記上下風向板が略水平位置か
    ら略垂直位置に回動した時に前記ディフューザを回動す
    るようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記伝達手段が、先端部に第一連結ピン
    を備え、基端部を前記駆動軸および前記上下風向板の一
    側の支軸と同軸状に接続した第一リンクと、先端部に第
    二連結ピンを備え、基端部を前記第一連結ピンに連結し
    た第二リンクと、先端部に第三連結ピンを備え、基端部
    の一側を前記ディフューザの一側の支軸に接続し、他側
    を前記取付板の支持孔で回動自在に支持した第三リンク
    と、一端に前記第二連結ピンに連結する第一連結孔を備
    え、他端に前記第三連結ピンに連結する第二連結孔を備
    えたロッドとからなり、これらを順次連結して、前記駆
    動モータの駆動力を前記上下風向板と前記ディフューザ
    とに伝達するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記ロストモーション機構が、前記第二
    リンク先端部の第二連結ピンの背面側に設けた突部と、
    同突部に対応して前記取付板に設けられ、ほぼ上下に延
    びる第一ガイド孔および同第一ガイド孔の上端部に接続
    してほぼ左右に延びる第二ガイド孔とからなり、前記上
    下風向板を停止位置から略水平位置に回動した際、前記
    突部を前記第一ガイド孔で下位から上位に移動させるこ
    とによって前記ロッドおよび前記第三リンクを連結した
    前記ディフューザが回動しないようにし、略水平位置か
    ら略垂直位置に回動した際、前記突部を前記第二ガイド
    孔で左右に移動させることによって前記ロッドおよび前
    記第三リンクを連結した前記ディフューザが回動するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記第一ガイド孔は、前記上下風向板の
    停止位置における前記第三連結ピンの位置を中心にし
    て、前記取付板に、前記突部の軌跡に対応して略円弧状
    に形成したことを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記第二ガイド孔は、前記上下風向板を
    回動し前記第一リンクと前記第二リンクとを直線状にし
    た位置で、前記上下風向板の支軸を中心にして、前記取
    付板に、前記突部の軌跡に対応して略円弧状に形成した
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気
    調和機。
  6. 【請求項6】 前記第一リンクおよび前記第二リンクを
    直線状にした時の長さと前記第三リンクの長さとが、ほ
    ぼ同じ長さになるようにしたことを特徴とする請求項2
    乃至請求項5に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記ディフューザは、同ディフューザの
    上面後端部と前記本体ケーシングの前端部とに当接部を
    設け、前記上下風向板が前記吹出口を閉じた停止位置か
    ら略水平位置に回動する間、前記当接部を当接して前記
    本体ケーシングの延長上に位置決めするようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の空気調和
    機。
  8. 【請求項8】 前記当接部が、前記ディフューザの上面
    後端部と前記本体ケーシングの前端部とに設けられ、相
    対向する略L字状断面により形成された段部からなり、
    同段部を当接して前記ディフューザを位置決めするよう
    にしたことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
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