JPH11245145A - 生産可能性検証装置及び方法並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

生産可能性検証装置及び方法並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JPH11245145A
JPH11245145A JP6467998A JP6467998A JPH11245145A JP H11245145 A JPH11245145 A JP H11245145A JP 6467998 A JP6467998 A JP 6467998A JP 6467998 A JP6467998 A JP 6467998A JP H11245145 A JPH11245145 A JP H11245145A
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の製品を複数の設備で生産可能な生産ラ
インに対し、設備にかかる負荷が生産能力の範囲内に収
まるかを高速に判定できるようにする。 【解決手段】 入力手段11は製品情報や生産予定といっ
た情報を入力し、グルーピング手段12は負荷チェックの
単位とする設備グループを各製品を生産できる設備の集
合及びその組合せにより作成する。割付手段14は生産す
る製品と生産量に基づき、生産可能な設備を全て含む設
備グループ全てに負荷を割付ける。負荷判定手段15は、
各設備グループの生産能力と負荷とを比較する。負荷が
能力を越える設備グループが無ければ生産可能である。
負荷が能力を越える設備グループがある場合、出力手段
17はその越えた負荷や負荷に相当する生産量を計画修正
等の参考データとして出力し、また必要に応じ設備単位
に引当てた結果も出力する。製品を設備に割付けないた
め設備の割り付け直しが無く、設備負荷チェックが高速
に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産計画立案システ
ム等に好適な生産可能性検証技術に関し、特に複数の製
品を生産可能な設備を複数有する生産ラインを対象と
し、設備負荷がその能力を越えないかチェックする生産
可能性検証技術に関する。
【0002】
【従来の技術】生産計画を立案する従来の手法では、製
品に対して設備が一意に決まることを前提とするか、製
品を設備に割り付けて、生産可能性を評価していた。例
えば特開平8−77259号公報では設備能力を考慮し
た生産計画を立案するが、設備の変更は考慮されていな
いため、製品が複数設備で生産可能な場合でも1つの設
備に固定するなどの処理が必要である。また、特開平5
−204933号公報は製品が複数設備で生産可能な場
合の手法であり、自由度の少ない製品または設備から割
り付けることにより割り付け直しを少なくしているが、
完全には無くならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の製品が各々いく
つかの設備で生産可能な場合、生産計画を立案する中で
生産可能性を判定するとき、製品を生産可能設備に割り
付けて負荷を積み上げると、後で既に割り付けた製品を
別の設備に割り付けなおす必要が生じる。使用可能設備
が少ない品種から割り付けたり、生産可能品種が少ない
設備から割り付けると割り付け直しを減らすことはでき
るが、全く無くすことはできない。
【0004】設備の割り付け直しは、すぐに代替設備が
見つかれば良いが、玉突きのように別の品種を割り付け
直すことになると、最適な割り付けを見付けるコストは
非常に大きくなる可能性がある。実用的な時間で生産計
画を立案するには、このような割り付け直しのコストを
無くすことが課題である。
【0005】本発明の目的は、複数の製品が各々いくつ
かの設備で生産可能な場合に、製品を生産可能設備に割
り付けずに負荷が能力の範囲内か判定できるようにする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の生産可能性検証
装置は、製品情報や生産予定を入力する入力手段と、負
荷チェックを行う単位とする設備グループを作成するグ
ルーピング手段と、生産したい製品を選択する選択手段
と、選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける割
付手段と、設備グループの負荷が能力以下か判定する負
荷判定手段と、さらに生産する製品を追加するか判定す
る終了判定手段と、各設備グループの負荷と負荷が能力
内かどうかとを出力する出力手段とを備えている。より
具体的には、各設備の生産能力を示す設備情報、生産予
定の製品の量を示す生産目標、および各製品の負荷と生
産可能設備とを示す製品情報を入力する入力手段と、前
記製品情報に基づき、負荷チェックを行う単位とする設
備グループを作成するグルーピング手段と、前記生産目
標に示される生産予定の製品の中から次に割り付けるべ
き製品を選択する選択手段と、該選択手段で選択された
製品の量に見合った負荷を、その製品を生産可能な全て
の設備を含む設備グループ全てに割り付ける割付手段
と、設備グループに割り付けられた負荷とその設備グル
ープに含まれる設備の生産能力を合計した設備グループ
の能力とを比較して負荷を判定する負荷判定手段と、生
産予定の製品の割り付け状況および必要に応じて前記負
荷判定手段の判定結果を考慮して、前記選択手段で更に
製品を選択して製品の割り付けを続けるか、それとも終
了するかを判定する終了判定手段と、該終了判定手段で
終了すると判定された場合に、各設備グループの負荷と
負荷が能力内かどうかとを出力する出力手段とを備えて
いる。
【0007】また本発明の生産可能性検証方法は、製品
情報や生産予定を入力する処理a、負荷チェックを行う
単位とする設備グループを作成する処理b、生産したい
製品を選択する処理c、選択した製品の負荷を設備グル
ープに割り付ける処理d、設備グループの負荷が能力以
下か判定する処理e、さらに生産する製品を追加するか
判定する処理f、各設備グループの負荷と負荷が能力内
かどうかとを出力する処理gを含んでいる。より具体的
には、各設備の生産能力を示す設備情報、生産予定の製
品の量を示す生産目標、および各製品の負荷と生産可能
設備とを示す製品情報を入力する処理a、前記製品情報
に基づき、負荷チェックを行う単位とする設備グループ
を作成する処理b、前記生産目標に示される生産予定の
製品の中から次に割り付けるべき製品を選択する処理
c、この処理cで選択された製品の量に見合った負荷
を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設備グルー
プ全てに割り付ける処理d、設備グループに割り付けら
れた負荷とその設備グループに含まれる設備の生産能力
を合計した設備グループの能力とを比較して負荷を判定
する処理e、生産予定の製品の割り付け状況および必要
に応じて前記処理eの判定結果を考慮して、前記処理c
に戻って残りの製品の割り付けを続けるか、それとも終
了するかを判定する処理f、この処理fで終了すると判
定された場合に、各設備グループの負荷と負荷が能力内
かどうかとを出力する処理gを含んでいる。
【0008】このように本発明の生産可能性検証装置及
び方法は、生産予定の製品を個々の設備に割り付けるの
ではなく、その製品を生産可能な設備の集合である設備
グループに負荷を割り付けていく。例えば、製品1は設
備Aと設備Bで生産可能であり、製品2は設備Bと設備
Cで生産可能である場合、製品1の負荷は設備Aと設備
Bとから成る設備グループ{A,B}に割り付け、製品
Bの負荷は設備Bと設備Cとから成る設備グループ
{B,C}に割り付ける。また、この例のように2つの
設備グループに共通設備Bがある場合、双方の設備グル
ープの和集合{A,B,C}も設備グループとし、この
設備グループ{A,B,C}にも製品1および製品2の
負荷を割り付ける。そして、生産可能性のチェックは、
各設備グループの能力、つまり設備グループに含まれる
設備の能力の和と、その設備グループに割り付けた負荷
の合計とを比較することで行う。このように製品を設備
に割り付けずに設備負荷が能力以下かを判定するため、
製品を他の設備に割り付け直す手段や処理が必要無くな
り、生産可能性の検証時間、ひいては生産計画の立案時
間を短縮することができる。
【0009】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記グルーピング手段は、各製品を生産可能
な設備集合を設備グループとする手段と、任意の2つの
設備グループに共通設備があればその設備グループの和
集合も設備グループとする手段とを備え、本発明の生産
可能性検証方法の他の特徴として、処理bは、各製品を
生産可能な設備集合を設備グループとする処理と、任意
の2つの設備グループに共通設備があればその設備グル
ープの和集合も設備グループとする処理とを含んでい
る。このように生産可能性を判定する単位である設備グ
ループを作成するとき、2つの設備グループの和を追加
することにより設備グループ作成処理の重複を避けるこ
とができ、共通設備が無ければ設備グループとしないこ
とにより設備グループの数を最小限とすることができ
る。勿論、他の構成として、生産予定の各製品を生産可
能な設備集合およびその組み合わせに対応する設備グル
ープを作成するようにしても良い。
【0010】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記出力手段は、負荷が能力を越えた場合に
越えた負荷量を出力する手段を備え、本発明の生産可能
性検証方法の他の特徴として、処理gは、負荷が能力を
越えた場合に越えた負荷量を出力する処理を含んでい
る。このように設備グループの能力を越えた負荷量を出
力することにより、計画の状況を把握したり設備能力の
検討に利用することができる。
【0011】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記出力手段は、負荷が能力を越えた場合に
越えた負荷量に相当する生産量を出力する手段を備え、
本発明の生産可能性検証方法の他の特徴として、処理g
は、負荷が能力を越えた場合に越えた負荷量に相当する
生産量を出力する処理を含んでいる。このように設備グ
ループの能力を越えた負荷に相当する生産量を出力する
ことにより、後でユーザが計画を修正するとき、越えた
生産量を引けば能力いっぱいの生産量にすることができ
る。
【0012】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記出力手段は、設備グループ単位の負荷を
設備単位に引き当てる手段を持ち、設備グループ単位に
出力する代わりに、設備単位の負荷と負荷が能力内かど
うかとを出力する構成を有し、本発明の生産可能性検証
方法の他の特徴として、処理gは、設備グループ単位の
負荷を設備単位に引き当てる処理を含み、設備グループ
単位に出力する代わりに、設備単位の負荷と負荷が能力
内かどうかを出力するようにしている。このように設備
に負荷を引き当てることにより設備単位の負荷状況を見
ることができ、設備単位の手配や設備の特性に合った計
画の修正ができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1を参照すると本発明の一実施の形態の
生産可能性検証装置1は、製品情報や生産予定などを入
力する入力手段11と、負荷チェックを行う単位とする
設備グループを作成するグルーピング手段12と、生産
したい製品を選択する選択手段13と、選択された製品
の負荷を設備グループに割り付ける割付手段14と、設
備グループの負荷が能力以下か判定する負荷判定手段1
5と、生産する製品をさらに追加するか判定する終了判
定手段16と、各設備グループの負荷と負荷が能力内か
どうかを出力する出力手段17と、ワーク領域18とを
備え、CRT,キーボードおよびファイル装置などを含
む入出力装置2に接続されている。
【0015】図2は本実施の形態の生産可能性検証装置
1の処理の流れを示すフローチャートである。以下、図
2に示される処理の流れに沿って、本実施の形態の各部
の詳細な構成と動作を具体例を交えて説明する。
【0016】まず入力手段11は入力処理S11によ
り、各製品がどの設備で生産可能でその負荷はどれだけ
かといった製品情報181、各設備の生産能力の情報1
82、各製品の生産目標183といった情報を入出力装
置2から入力し、ワーク領域18に格納する。
【0017】図3は入力手段11によって入力された各
設備の生産能力情報182の例を示す。この例では、生
産ラインにAからGまでの設備があり、それぞれの能力
は10となっている。なお、設備の能力を表す10とい
った数値は、例えば、ある仮想的な基準製品を例えば1
日といった基準時間内に何個生産できるかを示してい
る。
【0018】図4は入力手段11によって入力された製
品情報181の例を示す。この例では、製品1は設備
A,B,Cで、製品2は設備C,D,Eで、製品3は設
備A,E,Fで、製品4は設備Gで、それぞれ生産可能
であること、製品1と製品2の負荷は1、製品3と製品
4の負荷は2になっている。なお、製品の負荷を表す1
や2といった数値は、例えば、前記の仮想的な基準製品
に比べてその製品を生産するのに何倍の時間が必要かを
示している。
【0019】図5は入力手段11によって入力された各
製品の生産目標情報183の例を示す。この例では、製
品1、製品2、製品3、製品4を、それぞれ15、2
5、10、5個だけ生産するものとしている。
【0020】次に、生産目標のある製品だけを対象と
し、グルーピング手段12がグルーピング処理S12に
よって負荷チェックを行う単位とする設備グループを作
成する。グルーピング処理S12の処理の一例を図6に
示す。
【0021】図6の例では、各製品を生産可能な設備集
合を設備グループとする初期設備グループ設定処理S2
1と、任意の2つの設備グループに共通設備があればそ
の設備グループの和集合も設備グループとする設備グル
ープ追加処理S22とを含む。図7に図6の処理をより
具体的にしたフローチャートを示す。図7中のステップ
S221〜S224が図6のステップS22に対応す
る。図7を参照すると、この例のグルーピング手段12
は以下のようにして設備グループを作成する。
【0022】○ステップS21 各製品毎に生産可能な設備の集合をそれぞれ対象設備グ
ループとする。 ○ステップS221 対象設備グループが1つ以下か判定する。 ○ステップS222 対象設備グループが1つ以下でなければ、対象設備グル
ープ2つのすべての組み合わせに対し、共通設備があっ
てその和が設備グループおよび対象設備グループのどち
らにも無ければ、その和を新規設備グループとする。 ○ステップS223 対象設備グループを設備グループとし、新規設備グルー
プを対象設備グループとし、ステップS221に戻る。 ○ステップS224 ステップS221で対象設備グループが1つ以下と判定
されたとき、その対象設備グループを設備グループと
し、処理を終了する。
【0023】ここで、任意の2つの設備グループを選択
するとき、既に選択した組み合わせは2度選択する必要
は無い。従って、前記のように新規に追加した設備グル
ープだけに絞るなど無駄を省くことが可能である。
【0024】入力された製品情報が図4に示したもので
ある場合、グルーピング手段12は以下のような処理に
より最終的に図8に示すような8つの設備グループ6
1、62、63を作成する。先ず、ステップS21で、
{A,B,C}、{C,D,E}、{A,E,F}、
{G}を対象設備グループとし、ステップS222で、
図8の参照番号64の組み合わせをとって、共通設備C
を持つ{A,B,C}と{C,D,E}の和{A,B,
C,D,E}、共通設備Aを持つ{A,E,F}と
{A,B,C}の和{A,B,C,E,F}、共通設備
Eを持つ{C,D,E}と{A,E,F}の和{A,
C,D,E,F}を新規設備グループとする。次にステ
ップS223で、対象設備グループ{A,B,C}、
{C,D,E}、{A,E,F}、{G}を設備グルー
プ61とし、新規設備グループ{A,B,C,D,
E}、{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,
F}を対象設備グループとする。さらにもう一度ステッ
プS222で{A,B,C,D,E,F}を新規設備グ
ループとし、ステップS223で{A,B,C,D,
E}、{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,
F}を設備グループ62、{A,B,C,D,E,F}
を対象設備グループとする。ここで対象設備グループが
1つになったので、ステップS224で{A,B,C,
D,E,F}を設備グループ63にして、処理を終了す
る。作成された設備グループは、{A,B,C}、
{C,D,E}、{A,E,F}、{G}、{A,B,
C,D,E}、{A,B,C,E,F}、{A,C,
D,E,F}、{A,B,C,D,E,F}の8つであ
る。
【0025】グルーピング手段12は上述の処理によっ
て設備グループを作成すると、作成した設備グループの
個数に応じたエントリを有する制御テーブル184をワ
ーク領域に作成する。図9に制御テーブル184の一例
を示す。この例の制御テーブル184は、8つの設備グ
ループの各々に対応するエントリを有し、各エントリ
は、設備グループ71、能力72、製品1の負荷73、
製品2の負荷74、製品3の負荷75、製品4の負荷7
6、負荷73〜76の合計である負荷77の項目を有し
ている。グルーピング手段12による制御テーブル18
4の作成時点では、各エントリの設備グループ71、能
力72の項目に値が設定され、残りの項目には0が設定
される。ここで、各設備グループの能力72は、そのグ
ループに含まれる設備の能力の和である。
【0026】なお、設備グループの作成方法は以上の方
法に限定されない。例えば、重複した設備グループが作
成される可能性や共通設備が無い設備グループの和集合
が作成される可能性はあるが、生産予定の各製品を生産
可能な設備集合およびその組み合わせに対応する設備グ
ループを作成するようにしても良い。即ち、{A,B,
C}、{C,D,E}、{A,E,F}、{G}の設備
グループと、{A,B,C}、{C,D,E}、{A,
E,F}、{G}のうちの2つ、3つ、4つの全組み合
わせに対応する設備グループとを作成するようにしても
良い。
【0027】次に、選択手段13による選択処理S1
3、割付処理14による割付処理S14、負荷判定手段
15による負荷判定処理S15および終了判定手段16
による終了判定処理S16の各処理が、終了判定手段1
6で予め定められた終了条件が成立するまで、繰り返し
実行され、その後、出力手段17による出力処理S17
が実行される。
【0028】終了判定手段16における終了条件として
は、各種の条件が採用可能である。以下に幾つかの例を
示す。 (1)終了条件の例1;繰り返し途中の負荷判定結果を
考慮せず、生産目標のある全ての製品を割り付け終えた
か否かのみを考慮する。 (2)終了条件の他の例;繰り返し途中の負荷判定結果
と生産目標のある全ての製品を割り付け終えたか否かの
双方を考慮する。負荷判定結果の考慮の仕方により、以
下のような種々の条件が考えられる。 (2−1)終了条件の例2;何れかの設備グループの負
荷がその能力を少しでも越えたとき、生産目標のある全
ての製品を割り付け終えていなくても終了する。 (2−2)終了条件の例3;何れかの設備グループの負
荷がその能力を予め定められた割合以上越えたとき、生
産目標のある全ての製品を割り付け終えていなくても終
了する。 (2−3)終了条件の例4;全設備グループの負荷がそ
の能力を少しでも越えるか、或いは予め定められた割合
以上越えたとき、生産目標のある全ての製品を割り付け
終えていなくても終了する。
【0029】以下、上記の各場合毎に、選択手段13以
降の動作を説明する。
【0030】(1)終了条件の例1の場合
【0031】選択処理S13により、生産したい製品と
その生産数量を生産目標情報183から選択する。この
選択は製品とその生産数量を1つずつ選択しても良く、
複数まとめて選択しても良い。例えば、入力手段11に
よって入力された各製品の生産目標が図5に示されたも
のである場合、選択手段13は、その中から、製品1と
その数量15、製品2とその数量25、製品3とその数
量10、製品4とその数量5を、1つ又は複数選択す
る。
【0032】割付手段14は、割付処理S14により、
選択手段13で選択された製品の負荷をその製品を生産
できる全設備を含む設備グループに割り付ける。例えば
選択手段13で製品1が選択された場合、図4の製品情
報では製品1は設備A,B,Cで生産可能なため、図9
の負荷73に示すように設備A,B,Cを含む設備グル
ープ{A,B,C}、{A,B,C,D,E}、{A,
B,C,E,F}、{A,B,C,D,E,F}に負荷
15(製品1の数量15×図4に示す製品1の負荷1)
を割り付ける。また、選択手段13で製品2が選択され
た場合、図4の製品情報では製品2は設備C,D,Eで
生産可能なため、図9の負荷74に示すように設備C,
D,Eを含む設備グループ{C,D,E}、{A,B,
C,D,E}、{A,C,D,E,F}、{A,B,
C,D,E,F}に負荷25(製品2の数量25×図4
に示す製品2の負荷1)を割り付ける。また選択手段1
3で製品3が選択された場合、図4の製品情報では製品
3は設備A,E,Fで生産可能なため、図9の負荷75
に示すように設備A,E,Fを含む設備グループ{A,
E,F}、{A,B,C,E,F}、{A,C,D,
E,F}、{A,B,C,D,E,F}に負荷20(製
品3の数量10×図4に示す製品3の負荷2)を割り付
ける。また選択手段13で製品4が選択された場合、図
4の製品情報では製品4は設備Gで生産可能なため、図
9の負荷76に示すように設備Gを含む設備グループ
{G}に負荷10(製品4の数量5×図4に示す製品3
の負荷2)を割り当てる。
【0033】以上の結果、製品1、製品2、製品3およ
び製品4を割り付け終えると、図9の負荷77に示すよ
うに、設備グループ{A,B,C}、{C,D,E}、
{A,E,F}、{G}、{A,B,C,D,E}、
{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,F}、
{A,B,C,D,E,F}の負荷はそれぞれ15、2
5、20、10、40、35、45、60となる。
【0034】負荷判定手段15は、設備グループの能力
(図9の72)とその設備グループの負荷(図9の7
7)とを比較し、負荷判定結果を終了判定手段16に通
知する。負荷判定手段15は、制御テーブル184中の
全ての設備グループの負荷77がその設備グループの能
力72を越えていなければ、「負荷は能力内である」と
する負荷判定結果を通知し、何れかの設備グループの負
荷77がその設備グループの能力72を越えていれば、
「負荷は能力外である」とする負荷判定結果を通知す
る。因みに、図9の例では全設備グループの負荷が能力
以内である。
【0035】終了判定手段16は、生産目標のある全て
の製品を割り付け終えたか否かを調べ、割り付け終えて
いなければ制御を選択手段13に戻して残りの製品の割
り付けを行わせる。全製品の割り付けが終了していれ
ば、負荷判定手段15の最終の負荷判定結果を出力手段
17に通知する。
【0036】出力手段17は、通知された負荷判定結果
を入出力装置2に出力する。また、各設備グループの能
力とその負荷を入出力装置2に出力する。図9の例の制
御テーブル184の場合、全設備グループの負荷が能力
以内のため、「負荷は能力内である」とする負荷判定結
果が出力され、これにより利用者は生産可能であること
を知ることができる。また、各設備グループの能力72
及び負荷77が負荷判定結果と共に出力されるため、若
し「負荷が能力外である」とする負荷判定結果が出力さ
れた場合、利用者はどの設備グループの能力72が足り
ないかを知ることができる。
【0037】出力手段17としては上述した機能を持つ
もの以外に各種のものを採用することができる。以下
に、幾つかの例を示す。
【0038】○出力手段17の他の例1;負荷が能力内
であるとき、即ち生産可能な場合、線形計画法などによ
り製品を設備に割り付ける方法を計算し、その結果も入
出力装置2に出力する。製品xを設備yで1つ生産する
負荷をload(x)(y)、製品xを設備yで生産する生産
量をnum(x)(y)、製品xの生産量をnum(x) 、設備
yの能力をcapa(y) と表せば、製品を設備に割り付
ける計算式は以下の式になる。
【0039】
【数1】
【0040】○出力手段17の他の例2;負荷が能力を
越えた場合、越えた負荷量も出力する。例えば前述の例
において製品1、製品2、製品3、製品4をそれぞれ2
1、25、10、5だけ生産するとした場合、各設備グ
ループ{A,B,C}、{C,D,E}、{A,E,
F}、{G}、{A,B,C,D,E}、{A,B,
C,E,F}、{A,C,D,E,F}、{A,B,
C,D,E,F}の負荷は、図10の制御テーブル18
4に示されるように、それぞれ21、25、20、1
0、46、41、45、66となり、設備グループ
{A,B,C,D,E,F}だけ負荷が能力を越える
(図10の81)。一つでも負荷が能力を越えれば生産
不可能である。この場合、出力手段17は、制御テーブ
ル184を参照して、負荷が能力を越えている設備グル
ープと、その超過量とを求め、入出力装置2に出力す
る。図10の例では、設備グループ{A,B,C,D,
E,F}が6越えていることが出力される。これによっ
て、利用者はどの設備グループの能力がどれだけ足りな
いかを即座に知ることができる。
【0041】図11は、当該例2にかかる出力手段17
による出力処理S17の内容例を示す。先ず、負荷/負
荷判定結果出力処理S31において、各設備グループの
負荷と負荷判定結果とを入出力装置2に出力する。次い
で、負荷判定結果が「負荷が能力外である」場合、超過
負荷出力処理S32において、負荷が能力を越えている
設備グループとその超過量とを入出力装置2に出力す
る。
【0042】○出力手段17の他の例3;負荷が能力を
越えた場合、越えた負荷量に相当する生産量も出力す
る。例えば図10に示されるように、設備グループ
{A,B,C,D,E,F}だけ負荷が能力を越えてい
た場合、当該設備グループに負荷を加算した製品は製品
1、製品2、製品3であり、越えた負荷量は6で、各製
品1、製品2、製品3の負荷はそれぞれ1、1、2なの
で、製品1の場合は6、製品2の場合も6、製品3の場
合は3だけ、それぞれ生産量を減らせば良い。従って、
製品1は6、製品2は6、製品3は3とした超過生産量
が出力され、どれかの生産量をそれだけ減らせば生産可
能であることが利用者に示される。
【0043】図12は、当該例3にかかる出力手段17
による出力処理S17の内容例を示す。先ず、負荷/負
荷判定結果出力処理S41において、各設備グループの
負荷と負荷判定結果とを入出力装置2に出力する。次い
で、負荷判定結果が「負荷が能力外である」場合、超過
生産量出力処理S42において、越えた負荷量に相当す
る上述の超過生産量を入出力装置2に出力する。
【0044】○出力手段17の他の例4;設備グループ
単位に出力する代わりに、設備グループ単位の負荷を設
備単位に引き当て、設備単位の負荷と負荷が能力内かど
うかを出力する。図13は、当該例4にかかる出力手段
17による出力処理S17の内容例を示す。
【0045】先ず、設備引当処理S51において、負荷
判定結果が「負荷が能力内である」場合、前記例1と同
様にして線形計画法などにより製品を設備に割り付ける
方法を計算する。
【0046】他方、「負荷が能力外である」とする負荷
判定結果の場合は、設備引当処理S51において、例2
と同様に、越えた負荷量を計算して入出力装置2に出力
し、利用者にどの設備の能力を仮に増やすかを問い合わ
せる。例えば図10の制御テーブル184の場合、設備
グループ{A,B,C,D,E,F}だけ負荷が能力を
越えているため、出力手段17は、設備グループ{A,
B,C,D,E,F}が6越えていることを示し、どの
設備の能力を仮に増やすかを問い合わせる。そして、出
力手段17は利用者からの回答に基づいて設備の能力を
仮に増やして、設備単位の負荷を求める。例えば、利用
者が設備Aと設備Bで無理がきくのでその旨入力する
と、出力手段17はcapa(A) 、capa(B) を3ず
つ増やして、その条件の下で、製品1〜4を設備A〜G
に割り付け方法を計算する。また、利用者が全体的に無
理を掛けたいのでその旨入力すると、出力手段17はc
apa(A) 〜capa(F) を1ずつ増やして、その条件
の下で、製品1〜4を設備A〜Gに割り付ける方法を計
算する。
【0047】次に、設備負荷/負荷判定結果出力処理S
52において、出力手段17は、設備引当処理S51で
求めた設備単位の負荷と、設備単位の負荷がその設備の
能力内かどうかの負荷判定結果とを入出力装置2に出力
する。なお、この負荷判定結果を求める際の設備の能力
は、仮に増やした上記能力ではなく、元々の能力であ
る。また、各設備の能力も入出力装置2に出力しても良
いが、その場合も元々の能力を出力する。
【0048】以下、他の終了条件の例2、3、4につい
て、例1との相違点を中心に説明する。
【0049】(2−1)終了条件の例2の場合 この場合、生産目標のある全ての製品の割り付け終了前
に、負荷判定処理S15で何れかの設備グループの負荷
がその能力を越えたと判定されたとき、終了判定手段1
6はその負荷判定結果と共に出力手段17に制御を渡
す。
【0050】出力手段17は、通知された負荷判定結果
を入出力装置2に出力する。また、制御テーブル184
を参照し、各設備グループの能力とその負荷を入出力装
置2に出力する。これにより利用者は、どの設備グルー
プの能力が足りないかを知ることができる。更に、出力
手段17は、制御テーブル184中の各製品の負荷の中
で全設備グループで値が0になっている製品を未割り当
て製品として入出力装置2に出力し、利用者に知らせ
る。
【0051】また前述した出力手段17の他の例2の場
合、越えた負荷量が出力され、出力手段17の他の例3
の場合、越えた負荷量に相当する生産量が出力される。
さらに前述した出力手段17の他の例4の場合、設備グ
ループ単位の負荷を設備単位に引き当て、設備グループ
単位に出力する代わりに、設備単位の負荷と負荷が能力
内かどうかを出力する。これらは何れも、未割り当て製
品は除外して実施される。
【0052】(2−2)終了条件の例3の場合 この場合、生産目標のある全ての製品の割り付け終了前
に、負荷判定処理S15で何れかの設備グループの負荷
がその能力を越えたと判定されたとき、終了判定手段1
6は制御テーブル184を参照してその負荷の超過が予
め定められた割合以上か判定する。所定割合以上でない
場合、終了判定手段16は制御を選択手段13に戻す。
所定割合以上の場合、終了判定手段16は負荷判定結果
と共に出力手段17に制御を渡す。以降の動作は例2の
場合と同じである。
【0053】(2−3)終了条件の例4の場合 この場合、生産目標のある全ての製品の割り付け終了前
に、負荷判定処理S15で何れかの設備グループの負荷
がその能力を越えたと判定されたとき、終了判定手段1
6は制御テーブル184を参照して、全設備グループの
負荷がその能力を少しでも或いは予め定められた割合以
上越えたかを判定する。少しでも或いは所定割合以上越
えていない場合、終了判定手段16は制御を選択手段1
3に戻す。少しでも或いは所定割合以上越えていた場
合、終了判定手段16は負荷判定結果と共に出力手段1
7に制御を渡す。以降の動作は例2の場合と同じであ
る。
【0054】図14は本発明にかかる生産可能性検証装
置及び方法を実現する情報処理装置の構成例を示すブロ
ック図である。この例の情報処理装置103は、CPU
101およびメモリ102を含み、入出力装置2と記録
媒体104とに接続されている。記録媒体104はCD
−ROM、磁気ディスク装置、半導体メモリ等の機械読
み取り可能な記録媒体であり、生産可能性検証プログラ
ムが格納されている。記録媒体104に格納された生産
可能性検証プログラムは、情報処理装置103に読み取
られ、情報処理装置103の動作を制御することによ
り、情報処理装置103上に、図1の生産可能性検証装
置1内に図示した各機能手段を実現し、また図2に示し
た各処理を実現する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
【0056】複数の製品が複数の設備で生産可能な生産
ラインの生産可能性を検証する際、製品を設備に割り付
けずに負荷が能力の範囲内か判定するため、設備の変更
の必要が無く実行時間が短い。
【0057】負荷が能力を越えた場合、越えた負荷量
や、越えた負荷量に相当する生産量が出力されるため、
設備の能力または生産量をどうすれば良いかが明らかに
なり、計画の変更が容易である。
【0058】このように、生産可能性の検証時間が短縮
され、また計画の変更が容易になることにより、ユーザ
が最適とする生産計画の立案も短時間で作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の生産可能性検証装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の生産可能性検証装置の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】生産能力情報の例を示す図である。
【図4】製品情報の例を示す図である。
【図5】生産目標情報の例を示す図である。
【図6】グルーピング処理の一例を示すフローチャート
である。
【図7】図6のステップS22の処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図8】設備グループの作成例を示す図である。
【図9】負荷が能力の範囲内に収まる状況の下での制御
テーブルの内容例を示す図である。
【図10】負荷が能力を越える状況の下での制御テーブ
ルの内容例を示す図である。
【図11】出力処理の別の例を示すフローチャートであ
る。
【図12】出力処理の他の例を示すフローチャートであ
る。
【図13】出力処理のまた更に別の例を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明にかかる生産可能性検証装置及び方法
を実現する情報処理装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…生産可能性検証装置 2…入出力装置 11…入力手段 12…グルーピング手段 13…選択手段 14…割付手段 15…負荷判定手段 16…終了判定手段 17…出力手段 18…ワーク領域 181…製品情報 182…生産能力情報 183…生産目標情報 184…制御テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記グルーピング手段は、各製品ごとに
生産可能な設備集合をそれぞれ設備グループの1つ
する手段と、任意の2つの設備グループに共通設備があ
ればその設備グループの和集合も設備グループとする手
段とを備えたことを特徴とする請求項1、2または3
載の生産可能性検証装置。
【請求項】 前記出力手段は、負荷が能力を越えた場
合に越えた負荷量を出力する手段を備えたことを特徴と
する請求項1、2、3または4記載の生産可能性検証装
置。
【請求項】 前記出力手段は、負荷が能力を越えた場
合に越えた負荷量に相当する生産量を出力する手段を備
えたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
生産可能性検証装置。
【請求項】 前記出力手段は、設備グループ単位の負
荷を設備単位に引き当てる手段を持ち、設備グループ単
位に出力する代わりに、設備単位の負荷の出力及び設備
単位の負荷が能力内かどうか出力する構成を有する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の生産
可能性検証装置。
【請求項】 複数の製品を生産可能な設備が複数存在
する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記生
産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証装
置であって、 生産予定の各製品ごとに生産可能な設備集合をそれぞ
れ設備グループの1つとして作成すると共に、該作成し
た設備グループの組み合わせをもそれぞれ設備グループ
の1つとして作成するグルーピング手段と、 生産予定の製品の数量に見合う負荷を、前記作成された
設備グループのうち、その製品を生産可能な設備の集合
を含む設備グループ全てに割り付ける割付手段と、 設備グループの生産能力を当該設備グループに含まれる
各設備の能力の合計値とし、設備グループの生産能力と
その設備グループに割り付けられた負荷の合計値とを比
較して生産可能性を判定する負荷判定手段とを含むこと
を特徴とする生産可能性検証装置。
【請求項】 生産設備の能力と製品の負荷を比較して
生産可能性を検証する生産可能性検証方法であって、 (a)製品情報や生産予定を入力する処理 (b)負荷チェックを行う単位とする設備グループを作
成する処理 (c)生産したい製品を選択する処理 (d)選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける
処理 (e)設備グループの負荷が能力以下か判定する処理 (f)生産する製品の割り付けが終了したか判定し、終
了していなければ前記(c)の処理に処理を戻す処理 (g)各設備グループの負荷の出力及び各設備グループ
負荷が能力内かどうか出力する処理 を含むことを特徴とする生産可能性検証方法。
【請求項10】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
在する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記
生産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証
方法であって、(a)各設備の生産能力を示す設備情
報、生産予定の製品の量を示す生産目標、および各製品
の負荷と生産可能設備とを示す製品情報を入力する処
理、(b)前記製品情報に基づき、負荷チェックを行う
単位とする設備グループを作成する処理、(c)前記生
産目標に示される生産予定の製品の中から次に割り付け
るべき製品を選択する処理、(d)前記処理(c)で選
択された製品の量に見合った負荷を、その製品を生産可
能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付ける処
理、(e)設備グループに割り付けられた負荷とその設
備グループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グ
ループの能力とを比較して負荷を判定する処理、(f)
生産予定の製品の割り付け状況を考慮して、前記処理
(c)に戻って残りの製品の割り付けを続けるか、それ
とも終了するかを判定する処理、(g)前記処理(f)
で終了すると判定された場合に、各設備グループの負荷
の出力及び各設備グループの負荷が能力内かどうか
する処理、 を含むことを特徴とする生産可能性検証方法。
【請求項12】 前記処理(b)は、各製品ごとに生産
可能な設備集合をそれぞれ設備グループの1つとする
処理と、任意の2つの設備グループに共通設備があれば
その設備グループの和集合も設備グループとする処理を
含むことを特徴とする請求項9、10または11記載の
生産可能性検証方法。
【請求項13】 前記処理(g)は、負荷が能力を越え
た場合に越えた負荷量を出力する処理を含むことを特徴
とする請求項9、10、11または12記載の生産可能
性検証方法。
【請求項14】 前記処理(g)は、負荷が能力を越え
た場合に越えた負荷量に相当する生産量を出力する処理
を含むことを特徴とする請求項9、10、11または1
記載の生産可能性検証方法。
【請求項15】 前記処理(g)は、設備グループ単位
の負荷を設備単位に引き当てる処理を含み、設備グルー
プ単位に出力する代わりに、設備単位の負荷の出力及び
設備単位の負荷が能力内かどうか出力することを特
徴とする請求項9、10、11または12記載の生産可
能性検証方法。
【請求項16】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
在する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記
生産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証
方法において、 生産予定の各製品ごとに生産可能な設備集合をそれぞ
れ設備グループの1つとして作成すると共に、該作成し
た設備グループの組み合わせをもそれぞれ設備グループ
の1つとして作成する第1の段階と、 生産予定の製品の数量に見合う負荷を、前記作成された
設備グループのうち、その製品を生産可能な設備の集合
を含む設備グループ全てに割り付ける第2の段階と、 設備グループの生産能力を当該設備グループに含まれる
各設備の能力の合計値とし、設備グループの生産能力と
その設備グループに割り付けられた負荷の合計値とを比
較して生産可能性を判定する第3の段階とを含むことを
特徴とする生産可能性検証方法。
【請求項17】 下記の処理(a)〜(g)を情報処理
装置で実行させるプログラムを記録した機械読み取り可
能な記録媒体。 (a)製品情報や生産予定を入力する処理 (b)負荷チェックを行う単位とする設備グループを作
成する処理 (c)生産したい製品を選択する処理 (d)選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける
処理 (e)設備グループの負荷が能力以下か判定する処理 (f)生産する製品の割り付けが終了したか判定し、終
了していなければ前記(c)の処理に処理を戻す処理 (g)各設備グループの負荷の出力及び各設備グループ
負荷が能力内かどうか出力する処理
【請求項18】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
在する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記
生産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証
プログラムを記録した媒体であって、情報処理装置に、 (a)各設備の生産能力を示す設備情報、生産予定の製
品の量を示す生産目標、および各製品の負荷と生産可能
設備とを示す製品情報を入力する処理 (b)前記製品情報に基づき、生産予定の各製品ごとに
生産可能な設備集合をそれぞれ設備グループの1つと
して作成し、且つ、作成された任意の2つの設備グルー
プに共通設備があればその設備グループの和集合に相当
する設備グループを作成する処理 (c)前記生産目標に示される生産予定の製品の中から
次に割り付けるべき製品を選択する処理 (d)前記処理(c)で選択された製品の量に見合った
負荷を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設備グ
ループ全てに割り付ける処理 (e)設備グループに割り付けられた負荷とその設備グ
ループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グルー
プの能力とを比較する処理 (f)生産予定の製品の割り付け状況を考慮して、前記
処理(c)に戻って残りの製品の割り付けを続けるか、
それとも終了するかを判定する処理 (g)前記処理(f)で終了すると判定された場合に、
各設備グループの負荷の出力及び各設備グループの負荷
が能力内かどうか出力する処理 を実行させるプログラムを記録した機械読み取り可能な
記録媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の生産可能性検証
装置は、製品情報や生産予定を入力する入力手段と、負
荷チェックを行う単位とする設備グループを作成するグ
ルーピング手段と、生産したい製品を選択する選択手段
と、選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける割
付手段と、設備グループの負荷が能力以下か判定する負
荷判定手段と、生産する製品の割り付けが終了したか判
定し、終了していなければ前記選択手段に処理を戻す
了判定手段と、各設備グループの負荷の出力及び各設備
グループの負荷が能力内かどうか出力する出力手段
とを備えている。より具体的には、各設備の生産能力を
示す設備情報、生産予定の製品の量を示す生産目標、お
よび各製品の負荷と生産可能設備とを示す製品情報を入
力する入力手段と、前記製品情報に基づき、負荷チェッ
クを行う単位とする設備グループを作成するグルーピン
グ手段と、前記生産目標に示される生産予定の製品の中
から次に割り付けるべき製品を選択する選択手段と、該
選択手段で選択された製品の量に見合った負荷を、その
製品を生産可能な全ての設備を含む設備グループ全てに
割り付ける割付手段と、設備グループに割り付けられた
負荷とその設備グループに含まれる設備の生産能力を合
計した設備グループの能力とを比較して負荷を判定する
負荷判定手段と、生産予定の製品の割り付け状況を考慮
して、または、生産予定の製品の割り付け状況および前
記負荷判定手段の判定結果を考慮して、前記選択手段で
更に製品を選択して製品の割り付けを続けるか、それと
も終了するかを判定する終了判定手段と、該終了判定手
段で終了すると判定された場合に、各設備グループの負
の出力及び各設備グループの負荷が能力内かどうか
出力する出力手段とを備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また本発明の生産可能性検証方法は、製品
情報や生産予定を入力する処理a、負荷チェックを行う
単位とする設備グループを作成する処理b、生産したい
製品を選択する処理c、選択した製品の負荷を設備グル
ープに割り付ける処理d、設備グループの負荷が能力以
下か判定する処理e、生産する製品の割り付けが終了し
たか判定し、終了していなければ処理cに処理を戻す
理f、各設備グループの負荷と負荷が能力内かどうかと
を出力する処理gを含んでいる。より具体的には、各設
備の生産能力を示す設備情報、生産予定の製品の量を示
す生産目標、および各製品の負荷と生産可能設備とを示
す製品情報を入力する処理a、前記製品情報に基づき、
負荷チェックを行う単位とする設備グループを作成する
処理b、前記生産目標に示される生産予定の製品の中か
ら次に割り付けるべき製品を選択する処理c、この処理
cで選択された製品の量に見合った負荷を、その製品を
生産可能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付
ける処理d、設備グループに割り付けられた負荷とその
設備グループに含まれる設備の生産能力を合計した設備
グループの能力とを比較して負荷を判定する処理e、生
産予定の製品の割り付け状況を考慮して、または、生産
予定の製品の割り付け状況および前記処理eの判定結果
を考慮して、前記処理cに戻って残りの製品の割り付け
を続けるか、それとも終了するかを判定する処理f、こ
の処理fで終了すると判定された場合に、各設備グルー
プの負荷の出力及び各設備グループの負荷が能力内かど
うか出力する処理gを含んでいる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記グルーピング手段は、各製品ごとに生産
可能な設備集合をそれぞれ設備グループの1つとする
手段と、任意の2つの設備グループに共通設備があれば
その設備グループの和集合も設備グループとする手段と
を備え、本発明の生産可能性検証方法の他の特徴とし
て、処理bは、各製品ごとに生産可能な設備集合を
れぞれ設備グループの1つとする処理と、任意の2つの
設備グループに共通設備があればその設備グループの和
集合も設備グループとする処理とを含んでいる。このよ
うに生産可能性を判定する単位である設備グループを作
成するとき、2つの設備グループの和を追加することに
より設備グループ作成処理の重複を避けることができ、
共通設備が無ければ設備グループとしないことにより設
備グループの数を最小限とすることができる。勿論、他
の構成として、生産予定の各製品ごとに生産可能な設備
集合をそれぞれ設備グループの1つとして作成すると
共に、該作成した設備グループの組み合わせをもそれぞ
れ設備グループの1つとして作成するようにしても良
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記出力手段は、設備グループ単位の負荷を
設備単位に引き当てる手段を持ち、設備グループ単位に
出力する代わりに、設備単位の負荷の出力及び設備単位
負荷が能力内かどうか出力する構成を有し、本発
明の生産可能性検証方法の他の特徴として、処理gは、
設備グループ単位の負荷を設備単位に引き当てる処理を
含み、設備グループ単位に出力する代わりに、設備単位
の負荷の出力及び設備単位の負荷が能力内かどうか
するようにしている。このように設備に負荷を引き
当てることにより設備単位の負荷状況を見ることがで
き、設備単位の手配や設備の特性に合った計画の修正が
できるようになる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の生産可能性検証
装置は、製品情報や生産予定を入力する入力手段と、負
荷チェックを行う単位とする設備グループを作成する
段であって、少なくとも、各製品ごとに生産可能な設備
の集合をそれぞれ1つの設備グループとし且つ任意の2
つの設備グループに共通設備があればその設備グループ
の和集合も設備グループとするグルーピング手段と、生
産したい製品を選択する選択手段と、選択した製品の負
荷を設備グループに割り付ける割付手段と、設備グルー
プの負荷が能力以下か判定する負荷判定手段と、生産す
る製品の割り付けが終了したか判定し、終了していなけ
れば前記選択手段に処理を戻す終了判定手段と、各設備
グループの負荷の出力及び各設備グループの負荷が能力
内かどうかの出力をする出力手段とを備えている。より
具体的には、各設備の生産能力を示す設備情報、生産予
定の製品の量を示す生産目標、および各製品の負荷と生
産可能設備とを示す製品情報を入力する入力手段と、前
記製品情報に基づき、負荷チェックを行う単位とする設
備グループを作成する手段であって、少なくとも、各製
品ごとに生産可能な設備の集合をそれぞれ1つの設備グ
ループとし且つ任意の2つの設備グループに共通設備が
あればその設備グループの和集合も設備グループとする
グルーピング手段と、前記生産目標に示される生産予定
の製品の中から次に割り付けるべき製品を選択する選択
手段と、該選択手段で選択された製品の量に見合った負
荷を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設備グル
ープ全てに割り付ける割付手段と、設備グループに割り
付けられた負荷とその設備グループに含まれる設備の生
産能力を合計した設備グループの能力とを比較して負荷
を判定する負荷判定手段と、生産予定の製品の割り付け
状況を考慮して、または、生産予定の製品の割り付け状
況および前記負荷判定手段の判定結果を考慮して、前記
選択手段で更に製品を選択して製品の割り付けを続ける
か、それとも終了するかを判定する終了判定手段と、該
終了判定手段で終了すると判定された場合に、各設備グ
ループの負荷の出力及び各設備グループの負荷が能力内
かどうかの出力をする出力手段とを備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また本発明の生産可能性検証方法は、製品
情報や生産予定を入力する処理a、負荷チェックを行う
単位とする設備グループを作成する処理であって、少な
くとも、各製品ごとに生産可能な設備の集合をそれぞれ
1つの設備グループとし且つ任意の2つの設備グループ
に共通設備があればその設備グループの和集合も設備グ
ループとする処理b、生産したい製品を選択する処理
c、選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける処
理d、設備グループの負荷が能力以下か判定する処理
e、生産する製品の割り付けが終了したか判定し、終了
していなければ処理cに処理を戻す処理f、各設備グル
ープの負荷と負荷が能力内かどうかとを出力する処理g
を含んでいる。より具体的には、各設備の生産能力を示
す設備情報、生産予定の製品の量を示す生産目標、およ
び各製品の負荷と生産可能設備とを示す製品情報を入力
する処理a、前記製品情報に基づき、負荷チェックを行
う単位とする設備グループを作成する処理であって、少
なくとも、各製品ごとに生産可能な設備の集合をそれぞ
れ1つの設備グループとし且つ任意の2つの設備グルー
プに共通設備があればその設備グループの和集合も設備
グループとする処理b、前記生産目標に示される生産予
定の製品の中から次に割り付けるべき製品を選択する処
理c、この処理cで選択された製品の量に見合った負荷
を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設備グルー
プ全てに割り付ける処理d、設備グループに割り付けら
れた負荷とその設備グループに含まれる設備の生産能力
を合計した設備グループの能力とを比較して負荷を判定
する処理e、生産予定の製品の割り付け状況を考慮し
て、または、生産予定の製品の割り付け状況および前記
処理eの判定結果を考慮して、前記処理cに戻って残り
の製品の割り付けを続けるか、それとも終了するかを判
定する処理f、この処理fで終了すると判定された場合
に、各設備グループの負荷の出力及び各設備グループの
負荷が能力内かどうかの出力をする処理gを含んでい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このように本発明の生産可能性検証装置及
び方法は、生産予定の製品を個々の設備に割り付けるの
ではなく、その製品を生産可能な設備の集合である設備
グループに負荷を割り付けていく。即ち、各製品ごとに
生産可能な設備の集合をそれぞれ1つの設備グループと
し且つ任意の2つの設備グループに共通設備があればそ
の設備グループの和集合も設備グループとし、各製品の
負荷を、その製品を生産可能な設備を含む設備グループ
に割り付けていく。例えば、製品1は設備Aと設備Bで
生産可能であり、製品2は設備Bと設備Cで生産可能で
ある場合、製品1の負荷は設備Aと設備Bとから成る設
備グループ{A,B}に割り付け、製品Bの負荷は設備
Bと設備Cとから成る設備グループ{B,C}に割り付
ける。また、この例のように2つの設備グループに共通
設備Bがある場合、双方の設備グループの和集合{A,
B,C}も設備グループとし、この設備グループ{A,
B,C}にも製品1および製品2の負荷を割り付ける。
そして、生産可能性のチェックは、各設備グループの能
力、つまり設備グループに含まれる設備の能力の和と、
その設備グループに割り付けた負荷の合計とを比較する
ことで行う。このように製品を設備に割り付けずに設備
負荷が能力以下かを判定するため、製品を他の設備に割
り付け直す手段や処理が必要無くなり、生産可能性の検
証時間、ひいては生産計画の立案時間を短縮することが
できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記グルーピング手段は、各製品ごとに生産
可能な設備の集合をそれぞれ設備グループの1つとする
手段と、任意の2つの設備グループに共通設備があれば
その設備グループの和集合も設備グループとする手段と
を備え、本発明の生産可能性検証方法の他の特徴とし
て、処理bは、各製品ごとに生産可能な設備の集合をそ
れぞれ設備グループの1つとする処理と、任意の2つの
設備グループに共通設備があればその設備グループの和
集合も設備グループとする処理とを含んでいる。このよ
うに生産可能性を判定する単位である設備グループを作
成するとき、2つの設備グループの和を追加することに
より設備グループ作成処理の重複を避けることができ、
共通設備が無ければ設備グループとしないことにより設
備グループの数を最小限とすることができる。勿論、他
の構成として、生産予定の各製品ごとに生産可能な設備
の集合をそれぞれ設備グループの1つとして作成すると
共に、該作成した設備グループの組み合わせをもそれ
ぞれ設備グループの1つとして作成するようにしても良
い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また本発明の生産可能性検証装置の他の特
徴として、前記出力手段は、設備グループ単位の負荷を
設備単位に割り付ける手段を持ち、設備グループ単位に
出力する代わりに、設備単位の負荷の出力及び設備単位
の負荷が能力内かどうかの出力をする構成を有し、本発
明の生産可能性検証方法の他の特徴として、処理gは、
設備グループ単位の負荷を設備単位に割り付ける処理を
含み、設備グループ単位に出力する代わりに、設備単位
の負荷の出力及び設備単位の負荷が能力内かどうかの出
力をするようにしている。このように設備に負荷を割り
付けることにより設備単位の負荷状況を見ることがで
き、設備単位の手配や設備の特性に合った計画の修正が
できるようになる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産設備の能力と製品の負荷を比較して
    生産可能性を検証する生産可能性検証装置であって、 製品情報や生産予定を入力する入力手段と、 負荷チェックを行う単位とする設備グループを作成する
    グルーピング手段と、 生産したい製品を選択する選択手段と、 選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける割付手
    段と、 設備グループの負荷が能力以下か判定する負荷判定手段
    と、 さらに生産する製品を追加するか判定する終了判定手段
    と、 各設備グループの負荷と負荷が能力内かどうかとを出力
    する出力手段とを、 備えたことを特徴とする生産可能性検証装置。
  2. 【請求項2】 複数の製品を生産可能な設備が複数存在
    する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記生
    産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証装
    置であって、 各設備の生産能力を示す設備情報、生産予定の製品の量
    を示す生産目標、および各製品の負荷と生産可能設備と
    を示す製品情報を入力する入力手段と、 前記製品情報に基づき、負荷チェックを行う単位とする
    設備グループを作成するグルーピング手段と、 前記生産目標に示される生産予定の製品の中から次に割
    り付けるべき製品を選択する選択手段と、 該選択手段で選択された製品の量に見合った負荷を、そ
    の製品を生産可能な全ての設備を含む設備グループ全て
    に割り付ける割付手段と、 設備グループに割り付けられた負荷とその設備グループ
    に含まれる設備の生産能力を合計した設備グループの能
    力とを比較して負荷を判定する負荷判定手段と、 生産予定の製品の割り付け状況および必要に応じて前記
    負荷判定手段の判定結果を考慮して、前記選択手段で更
    に製品を選択して製品の割り付けを続けるか、それとも
    終了するかを判定する終了判定手段と、 該終了判定手段で終了すると判定された場合に、各設備
    グループの負荷と負荷が能力内かどうかとを出力する出
    力手段とを、 備えたことを特徴とする生産可能性検証装置。
  3. 【請求項3】 前記グルーピング手段は、各製品を生産
    可能な設備集合を設備グループとする手段と、任意の2
    つの設備グループに共通設備があればその設備グループ
    の和集合も設備グループとする手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1または2記載の生産可能性検証装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、負荷が能力を越えた場
    合に越えた負荷量を出力する手段を備えたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の生産可能性検証装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、負荷が能力を越えた場
    合に越えた負荷量に相当する生産量を出力する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1、2または3記載の生産
    可能性検証装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、設備グループ単位の負
    荷を設備単位に引き当てる手段を持ち、設備グループ単
    位に出力する代わりに、設備単位の負荷と負荷が能力内
    かどうかとを出力する構成を有することを特徴とする請
    求項1、2または3記載の生産可能性検証装置。
  7. 【請求項7】 複数の製品を生産可能な設備が複数存在
    する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記生
    産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証装
    置であって、 生産予定の各製品を生産可能な設備集合およびその組み
    合わせに対応する設備グループを作成するグルーピング
    手段と、 生産予定の製品の数量に見合う負荷を、前記作成された
    設備グループのうち、その製品を生産可能な設備の集合
    を含む設備グループ全てに割り付ける割付手段と、 設備グループの生産能力を当該設備グループに含まれる
    各設備の能力の合計値とし、設備グループの生産能力と
    その設備グループに割り付けられた負荷の合計値とを比
    較して生産可能性を判定する負荷判定手段とを含むこと
    を特徴とする生産可能性検証装置。
  8. 【請求項8】 生産設備の能力と製品の負荷を比較して
    生産可能性を検証する生産可能性検証方法であって、 (a)製品情報や生産予定を入力する処理 (b)負荷チェックを行う単位とする設備グループを作
    成する処理 (c)生産したい製品を選択する処理 (d)選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける
    処理 (e)設備グループの負荷が能力以下か判定する処理 (f)さらに生産する製品を追加するか判定する処理 (g)各設備グループの負荷と負荷が能力内かどうかと
    を出力する処理 を含むことを特徴とする生産可能性検証方法。
  9. 【請求項9】 複数の製品を生産可能な設備が複数存在
    する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記生
    産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証方
    法であって、(a)各設備の生産能力を示す設備情報、
    生産予定の製品の量を示す生産目標、および各製品の負
    荷と生産可能設備とを示す製品情報を入力する処理、
    (b)前記製品情報に基づき、負荷チェックを行う単位
    とする設備グループを作成する処理、(c)前記生産目
    標に示される生産予定の製品の中から次に割り付けるべ
    き製品を選択する処理、(d)前記処理(c)で選択さ
    れた製品の量に見合った負荷を、その製品を生産可能な
    全ての設備を含む設備グループ全てに割り付ける処理、
    (e)設備グループに割り付けられた負荷とその設備グ
    ループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グルー
    プの能力とを比較して負荷を判定する処理、(f)生産
    予定の製品の割り付け状況および必要に応じて前記処理
    (e)の判定結果を考慮して、前記処理(c)に戻って
    残りの製品の割り付けを続けるか、それとも終了するか
    を判定する処理、(g)前記処理(f)で終了すると判
    定された場合に、各設備グループの負荷と負荷が能力内
    かどうかとを出力する処理、を含むことを特徴とする生
    産可能性検証方法。
  10. 【請求項10】 前記処理(b)は、各製品を生産可能
    な設備集合を設備グループとする処理と、任意の2つの
    設備グループに共通設備があればその設備グループの和
    集合も設備グループとする処理を含むことを特徴とする
    請求項8または9記載の生産可能性検証方法。
  11. 【請求項11】 前記処理(g)は、負荷が能力を越え
    た場合に越えた負荷量を出力する処理を含むことを特徴
    とする請求項8、9または10記載の生産可能性検証方
    法。
  12. 【請求項12】 前記処理(g)は、負荷が能力を越え
    た場合に越えた負荷量に相当する生産量を出力する処理
    を含むことを特徴とする請求項8、9または10記載の
    生産可能性検証方法。
  13. 【請求項13】 前記処理(g)は、設備グループ単位
    の負荷を設備単位に引き当てる処理を含み、設備グルー
    プ単位に出力する代わりに、設備単位の負荷と負荷が能
    力内かどうかを出力することを特徴とする請求項8、9
    または10記載の生産可能性検証方法。
  14. 【請求項14】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
    在する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記
    生産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証
    方法において、 生産予定の各製品を生産可能な設備集合およびその組み
    合わせに対応する設備グループを作成する第1の段階
    と、 生産予定の製品の数量に見合う負荷を、前記作成された
    設備グループのうち、その製品を生産可能な設備の集合
    を含む設備グループ全てに割り付ける第2の段階と、 設備グループの生産能力を当該設備グループに含まれる
    各設備の能力の合計値とし、設備グループの生産能力と
    その設備グループに割り付けられた負荷の合計値とを比
    較して生産可能性を判定する第3の段階とを含むことを
    特徴とする生産可能性検証方法。
  15. 【請求項15】 下記の処理(a)〜(g)を情報処理
    装置で実行させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。 (a)製品情報や生産予定を入力する処理 (b)負荷チェックを行う単位とする設備グループを作
    成する処理 (c)生産したい製品を選択する処理 (d)選択した製品の負荷を設備グループに割り付ける
    処理 (e)設備グループの負荷が能力以下か判定する処理 (f)さらに生産する製品を追加するか判定する処理 (g)各設備グループの負荷と負荷が能力内かどうかと
    を出力する処理
  16. 【請求項16】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
    在する生産ラインを対象として、生産予定の製品が前記
    生産ラインで生産可能か否かを検証する生産可能性検証
    プログラムを記録した媒体であって、情報処理装置に、 (a)各設備の生産能力を示す設備情報、生産予定の製
    品の量を示す生産目標、および各製品の負荷と生産可能
    設備とを示す製品情報を入力する処理 (b)前記製品情報に基づき、生産予定の各製品を生産
    可能な設備集合である設備グループを作成し、且つ、作
    成された任意の2つの設備グループに共通設備があれば
    その設備グループの和集合に相当する設備グループを作
    成する処理 (c)前記生産目標に示される生産予定の製品の中から
    次に割り付けるべき製品を選択する処理 (d)前記処理(c)で選択された製品の量に見合った
    負荷を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設備グ
    ループ全てに割り付ける処理 (e)設備グループに割り付けられた負荷とその設備グ
    ループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グルー
    プの能力とを比較する処理 (f)生産予定の製品の割り付け状況および必要に応じ
    て前記処理(e)の判定結果を考慮して、前記処理
    (c)に戻って残りの製品の割り付けを続けるか、それ
    とも終了するかを判定する処理 (g)前記処理(f)で終了すると判定された場合に、
    各設備グループの負荷と負荷が能力内かどうかとを出力
    する処理 を実行させるプログラムを記録した機械読み取り可能な
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002244708A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Fujitsu Ltd 生産管理方法
JP2006338602A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Mitsubishi Electric Corp 生産日程計画方法
JP2018018125A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 三菱電機株式会社 プラント運用支援システムサーバおよびプラント運用支援システム

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