JP3407685B2 - 追加生産可能性検証装置及びその検証方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

追加生産可能性検証装置及びその検証方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3407685B2
JP3407685B2 JP07298099A JP7298099A JP3407685B2 JP 3407685 B2 JP3407685 B2 JP 3407685B2 JP 07298099 A JP07298099 A JP 07298099A JP 7298099 A JP7298099 A JP 7298099A JP 3407685 B2 JP3407685 B2 JP 3407685B2
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は追加生産可能性検証
装置及びその検証方法並びにその制御プログラムを記録
した記録媒体に関し、特に生産計画立案システム等に好
適な生産可能性検証技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産計画を立案する手法において
は、製品に対して設備が一意に決まることを前提とする
か、製品を生産可能な設備の1つに割り付けることによ
って、生産可能性を判定している。よって、従来の手法
では設備を固定することで生産可能性の判定の精度が落
ちたり、設備の割り付け直しが発生して計画立案の効率
が悪くなっている。
【0003】これに対して、製品を設備に割り付けずに
生産可能性を判定する手法が本願出願人から提案されて
おり、この手法によって設備の割り付け直しを不要と
し、効率良く計画立案を可能としている。
【0004】しかしながら、上記の手法は設備全体に対
する生産可能性の判定であり、部分的な判定を行うこと
ができない。例えば、設備能力や負荷等のマスタデータ
の精度が悪い場合や生産ラインに無理が効く場合等、負
荷が設備能力を超えることを許すことがある。
【0005】そのような場合にはある設備の負荷が既に
能力を超えていると、別の余裕がある設備を使う製品の
生産量を増やせるかを判定しようとしても、既に不可能
な設備があるために、常に不可能と判定されてしまうこ
ととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の生産計
画を立案する手法では、各製品の生産を追加削除する処
理を繰り返して生産計画を立案する時、個々の追加削除
が妥当か知るために追加削除後の計画が生産可能かどう
かを判定する必要がある。
【0007】複数の製品が各々いくつかの設備で生産可
能な場合、製品を生産可能設備の1つに割り付けて負荷
を積み上げていると、後で既に割り付けた製品を別の設
備に割り付け直す必要が生じる。新たな割り付け直しを
見付けるコストは大きく、割り付け直しを繰り返すとコ
ストが非常に大きくなる。
【0008】この場合、製品を設備に割り付けずに生産
可能性を判定する手法が有効だが、計画全体の生産可能
性を判定する手法では生産状況によって負荷が能力を超
えることを許す場合には適用できない。これは既に一部
の設備で負荷が能力を超えている計画に、まだ余裕のあ
る設備を使う製品を追加しようとしても、計画全体では
生産不可能としか判定できないからである。そのため、
ローカルに生産可能性を判定することが可能な手法が望
まれている。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、複数の製品が各々いくつかの設備で生産可能な場
合に負荷が能力を超えることを許す時でも、生産の追加
削除が生産可能性に与える影響を製品の生産可能設備に
割り付けずに行うことができる追加生産可能性検証装置
及びその検証方法並びにその制御プログラムを記録した
記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による追加生産可
能性検証装置は、生産設備の能力と製品の負荷とを比較
して追加生産可能性を検証する追加生産可能性検証装置
であって、外部からの製品情報と生産目標と初期計画と
を受取る入力手段と、負荷チェックを行う単位としかつ
少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合である設備
グループを作成するグルーピング手段と、追加削除した
い製品と量とを選択する選択手段と、選択した製品の負
荷と当該製品の負荷が割り付けられた設備グループにお
いて当該製品の負荷がその設備グループの能力を超えた
量を示す補正能力とを設備グループに割り付ける割付削
除手段と、設備グループの負荷が能力以下かどうかを判
定する負荷判定手段と、さらに生産する製品を追加削除
するかどうかを判定しかつ前記製品の追加削除を続ける
と判定した際に前記選択手段に処理を戻す終了判定手段
と、各設備グループの負荷の情報と当該負荷が能力内か
どうかを示す情報とを出力する出力手段とを備え、任意
の2つの設備グループに共通設備がある場合にその設備
グループの和集合をも設備グループとしている。
【0011】本発明による他の追加生産可能性検証装置
は、複数の製品を生産可能な設備が複数存在する生産ラ
インを対象として生産予定の製品が前記生産ラインで追
加生産可能か否かを検証する追加生産可能性検証装置で
あって、各設備の生産能力を示す設備情報と、生産予定
の製品の量を示す生産目標と、前提とする初期計画と、
各製品の負荷及び生産可能設備を示す製品情報とを外部
から受取る入力手段と、前記製品情報に基づいて負荷チ
ェックを行う単位としかつ少なくとも各製品毎に生産可
能な設備の集合である設備グループを作成するグルーピ
ング手段と、前記生産目標と計画との差分の中から次に
追加削除すべき製品と量とを選択する選択手段と、前記
選択手段で選択された製品の量に見合った負荷をその製
品を生産可能な全ての設備を含む設備グループ全てに割
り付け削除しかつ選択された製品の負荷が割り付けられ
た設備グループにおいて当該製品の負荷がその設備グル
ープの能力を超えた量を示す補正能力が必要な設備グル
ープに割り付け削除する割付削除手段と、前記割付削除
手段で割り付けられた設備グループの負荷とその設備グ
ループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グルー
プの能力とを前記補正能力を考慮しながら比較して負荷
を判定する負荷判定手段と、生産目標の割り付け状況及
び前記負荷判定手段の判定結果を考慮して前記選択手段
で更に製品を選択して製品の割付削除を続けるかどうか
を判定しかつ前記製品の割付削除を続けると判定した際
に前記選択手段に処理を戻す終了判定手段と、前記終了
判定手段で終了すると判定された時に各設備グループの
負荷の情報と当該負荷が能力内かどうかを示す情報とを
出力する出力手段とを備え、任意の2つの設備グループ
に共通設備がある場合にその設備グループの和集合をも
設備グループとしている。
【0012】本発明による追加生産可能性検証方法は、
生産設備の能力と製品の負荷を比較して追加生産可能性
を検証する追加生産可能性検証方法であって、製品情報
と生産目標と初期計画とを外部から受取るステップと、
負荷チェックを行う単位としかつ少なくとも各製品毎に
生産可能な設備の集合である設備グループを作成するス
テップと、追加削除したい製品と量とを選択するステッ
プと、選択した製品の負荷と当該製品の負荷が割り付け
られた設備グループにおいて当該製品の負荷がその設備
グループの能力を超えた量を示す補正能力とを設備グル
ープに割り付けるステップと、設備グループの負荷が能
力以下かどうかを判定するステップと、さらに生産する
製品を追加削除するかどうかを判定しかつ前記製品の追
加削除を続けると判定した際に前記製品と前記量とを選
択するステップに処理を戻すステップと、各設備グルー
プの負荷の情報と当該負荷が能力内かどうかを示す情報
とを出力するステップとを備え、任意の2つの設備グル
ープに共通設備がある場合にその設備グループの和集合
をも設備グループとしている。
【0013】本発明による他の追加生産可能性検証方法
は、複数の製品を生産可能な設備が複数存在する生産ラ
インを対象として生産予定の製品が前記生産ラインで追
加生産可能か否かを検証する追加生産可能性検証方法で
あって、各設備の生産能力を示す設備情報と、生産予定
の製品の量を示す生産目標と、前提とする初期計画と、
各製品の負荷及び生産可能設備を示す製品情報とを外部
から受取るステップと、前記製品情報に基づいて負荷チ
ェックを行う単位としかつ少なくとも各製品毎に生産可
能な設備の集合である設備グループを作成するステップ
と、前記生産目標と計画との差分の中から次に追加削除
するべき製品と量とを選択するステップと、選択された
製品の量に見合った負荷をその製品を生産可能な全ての
設備を含む設備グループ全てに割り付け削除しかつ選択
された製品の負荷が割り付けられた設備グループにおい
て当該製品の負荷がその設備グループの能力を超えた量
を示す補正能力が必要な設備グループに割り付け削除す
るステップと、その割り付けられた設備グループの負荷
とその設備グループに含まれる設備の生産能力を合計し
た設備グループの能力とを前記補正能力を考慮しながら
比較して負荷を判定するステップと、生産目標の割り付
け状況及び前記負荷の判定結果を考慮して前記製品の割
り付け削除を続けるかどうかを判定しかつ前記製品の割
付削除を続けると判定した際に前記製品と前記量とを選
択するステップに処理を戻すステップと、終了すると判
定された時に各設備グループの負荷の情報と当該負荷が
能力内かどうかを示す情報とを出力するステップとを備
、任意の2つの設備グループに共通設備がある場合に
その設備グループの和集合をも設備グループとしてい
る。
【0014】本発明による追加生産可能性検証制御プロ
グラムを記録した記録媒体は、情報処理装置に、生産設
備の能力と製品の負荷を比較させて追加生産可能性を検
証させるための追加生産可能性検証制御プログラムを記
録した記録媒体であって、前記追加生産可能性検証制御
プログラムは前記情報処理装置に、製品情報と生産目標
と初期計画とを外部から受取らせ、負荷チェックを行う
単位としかつ少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集
合である設備グループを作成させ、追加削除したい製品
と量とを選択させ、選択した製品の負荷と当該製品の負
荷が割り付けられた設備グループにおいて当該製品の負
荷がその設備グループの能力を超えた量を示す補正能力
とを設備グループに割り付けさせ、設備グループの負荷
が能力以下かどうかを判定させ、さらに生産する製品を
追加削除するかどうかを判定させかつ前記製品の追加削
除を続けると判定した際に前記製品と前記量との選択に
処理を戻させ、各設備グループの負荷の情報と当該負荷
が能力内かどうかを示す情報とを出力させ、任意の2つ
の設備グループに共通設備がある場合にその設備グルー
プの和集合をも設備グループとしている。
【0015】本発明による他の追加生産可能性検証制御
プログラムを記録した記録媒体は、情報処理装置に、複
数の製品を生産可能な設備が複数存在する生産ラインを
対象として生産予定の製品が前記生産ラインで追加生産
可能か否かを検証させるための追加生産可能性検証制御
プログラムを記録した記録媒体であって、前記追加生産
可能性検証制御プログラムは前記情報処理装置に、各設
備の生産能力を示す設備情報と、生産予定の製品の量を
示す生産目標と、前提とする初期計画と、各製品の負荷
及び生産可能設備を示す製品情報とを外部から受取ら
せ、前記製品情報に基づいて負荷チェックを行う単位と
しかつ少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合であ
する設備グループを作成させ、前記生産目標と計画と
の差分の中から次に追加削除するべき製品と量とを選択
させ、選択された製品の量に見合った負荷をその製品を
生産可能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付
け削除しかつ選択された製品の負荷が割り付けられた設
備グループにおいて当該製品の負荷がその設備グループ
の能力を超えた量を示す補正能力が必要な設備グループ
に割り付け削除させ、その割り付けられた設備グループ
の負荷とその設備グループに含まれる設備の生産能力を
合計した設備グループの能力とを前記補正能力を考慮し
ながら比較して負荷を判定させ、生産目標の割り付け状
況及び前記負荷の判定結果を考慮して前記製品の割り付
け削除を続けるかどうかを判定させかつ前記製品の割付
削除を続けると判定した際に前記製品と前記量との選択
に処理を戻させ、終了すると判定された時に各設備グル
ープの負荷の情報と当該負荷が能力内かどうかを示す情
報とを出力させ、任意の2つの設備グループに共通設備
がある場合にその設備グループの和集合をも設備グルー
プとしている。
【0016】すなわち、本発明の追加生産可能性検証装
置は、製品情報や生産目標、及び初期計画を入力する入
力手段と、負荷チェックを行う単位とする設備グループ
を作成するグルーピング手段と、生産を追加するか削除
するかを決定して対象とする製品と量とを選択する選択
手段と、追加削除する製品の負荷と補正能力とを設備グ
ループに割り付けまたは取り除く割付削除手段と、設備
グループの負荷が能力以下かどうかを判定する負荷判定
手段と、さらに生産を追加削除するかどうかを判定しか
つ追加削除を続ける場合に選択手段に処理を戻す終了判
定手段と、各設備グループの負荷の情報と当該負荷が能
力内かどうかを示す情報とを出力する出力手段とを有し
ている。
【0017】より具体的に、上記の追加生産可能性検証
装置では、入力手段が各設備の生産能力を示す設備情
報、生産予定の製品の量を示す生産目標、前提とする初
期計画、及び各製品の負荷と生産可能設備とを示す製品
情報を入力する。グルーピング手段は製品情報に基づい
て負荷チェックを行う単位とする設備グループを作成
し、選択手段は生産目標と計画との差分の中から次に追
加削除するべき製品と量とを選択する。
【0018】割付削除手段は選択された製品の量に見合
った負荷を、その製品を生産可能な全ての設備を含む設
備グループ全てに割り付けまたは削除し、補正能力が必
要な設備グループに割り付けまたは削除する。負荷判定
手段は割り付けられた設備グループの負荷とその設備グ
ループに含まれる設備の生産能力を合計した設備グルー
プの能力とを補正能力を考慮しながら比較して負荷を判
定する。
【0019】終了判定手段は生産目標の割り付け状況及
び負荷判定手段の判定結果を考慮して、選択手段で更に
製品を選択して製品の割り付け削除を続けるか、それと
も終了するかを判定する。出力手段は終了と判定された
場合に、各設備グループの負荷の情報と各設備グループ
の負荷が能力内かどうかを示す情報とを出力する。
【0020】また、本発明の生産可能性検証方法は、製
品情報や生産目標、初期計画を入力する処理a、負荷チ
ェックを行う単位とする設備グループを作成する処理
b、生産を追加するか削除するか決定し対象とする製品
と量を選択する処理c、追加する場合は製品の負荷と補
正能力を設備グループに割り付け削除する場合は製品の
負荷と補正能力を設備グループから取り除く処理d、設
備グループの負荷が能力以下か判定する処理e、さらに
生産を追加削除するかを判定しかつ追加削除を続ける場
合に処理cに処理を戻す処理f、各設備グループの負荷
の情報と各設備グループの負荷が能力内かどうかを示す
情報とを出力する処理gとからなる。
【0021】より具体的に、本発明の生産可能性検証方
法では、処理aによって各設備の生産能力を示す設備情
報、生産予定の製品の量を示す生産目標、前提とする初
期計画、及び各製品の負荷と生産可能設備とを示す製品
情報を入力する。また、処理bでは製品情報に基づいて
負荷チェックを行う単位とする設備グループを作成す
る。
【0022】処理cでは生産目標と計画との差分の中か
ら次に追加削除するべき製品と量とを選択し、処理dで
は選択された製品の量に見合った負荷を、その製品を生
産可能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付け
または削除し、補正能力が必要な設備グループに割り付
けまたは削除する。処理eでは割り付けられた設備グル
ープの負荷とその設備グループに含まれる設備の生産能
力を合計した設備グループの能力とを補正能力を考慮し
ながら比較して負荷を判定する。
【0023】処理fでは生産目標の割り付け状況及び処
理eの判定結果を考慮して製品の割り付け削除を続ける
か、それとも終了するかを判定し、割り付け削除を続け
る場合に処理cに処理を戻す。処理gでは終了と判定さ
れた場合に、各設備グループの負荷の情報と各設備グル
ープの負荷が能力内かどうかを示す情報とを出力する。
【0024】上記のように、本発明では生産予定の製品
を個々の設備に割り付けるのではなく、その製品を生産
可能な設備の集合である設備グループに負荷と補正能力
とを割り付けていく。例えば、製品#1は設備Aと設備
Bとで生産可能であり、製品#2は設備Bと設備Cとで
生産可能である場合、製品#1の負荷は設備Aと設備B
とからなる設備グループ{A,B}に割り付け、製品#
2の負荷は設備Bと設備Cとからなる設備グループ
{B,C}に割り付ける。
【0025】また、この例のように2つの設備グループ
に共通設備Bがある場合、双方の設備グループの和集合
{A,B,C}も設備グループとし、この設備グループ
{A,B,C}にも製品#1及び製品#2の負荷を割り
付ける。但し、例えば製品#1を設備グループ{A,
B}の能力以上に生産する時、設備グループ{A,B,
C}に割り付ける製品#1の負荷を減らすか能力に補正
能力として加えて、設備グループ{A,B}の負荷オー
バの影響が設備グループ{A,B,C}に出ないように
する。そして、生産可能性のチェックは各設備グループ
の能力、つまり設備グループに含まれる設備の能力の和
と、その設備グループに割り付けた負荷の合計とを比較
することで行う。
【0026】これによって、本発明では製品を設備に割
り付けずに設備負荷が能力以下かどうかを判定するの
で、製品を他の設備に割り付け直す手段や処理が必要無
く、負荷が能力を超える設備グループの影響を他の設備
グループに出さなくすることが可能となるため、追加削
除の生産可能性の検証時間を短縮することが可能とな
り、ひいては生産計画の立案時間を短縮することが可能
となる。
【0027】また、本発明では、選択手段が生産目標と
現在の計画との差分の中から削除する製品を追加する製
品より先に選択する手段を備え、処理cが生産目標と現
在の計画との差分の中から削除する製品を追加する製品
より先に選択する処理を含んでいる。このように、先に
削除を行うことによって、後で追加した時に追加生産不
可能かどうかがその時点でも正しく判定することが可能
となる。
【0028】さらに、本発明では割付削除手段が補正能
力を能力に加減算する手段を備え、処理dが補正能力を
能力に加減算する処理を含んでいる。このように、補正
能力を能力に加減算することによって、能力と負荷との
比較で追加生産可能かどうかを判定することが可能とな
る。
【0029】さらにまた、本発明では割付削除手段が補
正能力を負荷に加減算する手段を備え、処理dが補正能
力を負荷に加減算する処理を含んでいる。このように、
補正能力を負荷に加減算することによって、能力と負荷
との比較で追加生産可能かどうかを判定することが可能
となる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
追加生産可能性検証装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、追加生産可能性検証装置1は入力手段
11と、グルーピング手段12と、選択手段13と、割
付削除手段14と、負荷判定手段15と、終了判定手段
16と、出力手段17と、ワーク領域18と、制御メモ
リ19とから構成されている。また、追加生産可能性検
証装置1はCRT(cathode−ray tub
e)やキーボード、及びファイル装置等を含む入出力装
置2に接続されている。
【0031】入力手段11は入出力装置2から入力され
る製品情報や生産目標等を受取る。グルーピング手段1
2は負荷チェックを行う単位とする設備グループを作成
する。選択手段13は追加削除したい製品と量とを選択
する。割付削除手段14は選択された製品の負荷と補正
能力とを設備グループに割り付けまたは削除する。
【0032】負荷判定手段15は設備グループの負荷が
能力以下かどうかを判定する。終了判定手段16は生産
する製品をさらに追加削除するかどうかを判定し、追加
削除を続ける場合に選択手段13に処理を戻す。出力手
段17は各設備グループの負荷の情報と各設備グループ
の負荷が能力内かどうかを示す情報とを出力する。
【0033】ワーク領域18は製品情報領域181と、
生産能力情報領域182と、生産目標情報領域183
と、制御テーブル184とを備えている。制御メモリ1
9には追加生産可能性検証装置1の各手段で実行される
プログラムが格納されており、ROM(リードオンリメ
モリ)やIC(集積回路)メモリ等が使用可能である。
【0034】図2は図1のワーク領域18の製品情報領
域181の構成を示す図である。図2において、製品情
報領域181には製品を示す情報#1〜#4と、その製
品#1〜#4の生産可能設備を示す情報A〜Gと、負荷
を示す情報「1」,「2」とが格納されている。
【0035】すなわち、製品#1は設備A,B,Cで生
産可能であり、その負荷は「1」である。製品#2は設
備C,D,Eで生産可能であり、その負荷は「1」であ
る。製品#3は設備A,E,Fで生産可能であり、その
負荷は「2」である。製品#4は設備Gで生産可能であ
り、その負荷は「2」である。尚、製品#1〜#4の負
荷を表す「1」や「2」といった数値は、例えば上記の
仮想的な基準製品に比べてその製品を生産するのに何倍
の時間が必要かを示している。
【0036】図3は図1のワーク領域18の生産能力情
報領域182の構成を示す図である。図3において、生
産能力情報領域182には各設備A〜G毎の生産能力を
示す情報「10」が格納されている。
【0037】すなわち、生産ラインにAからGまでの設
備があり、それぞれの能力が「10」となっている。
尚、設備の能力を表す「10」といった数値は、例えば
ある仮想的な基準製品を1日といった基準時間内に何個
生産できるかを示している。
【0038】図4は図1のワーク領域18の生産目標情
報領域183の構成を示す図である。図4において、生
産目標情報領域183には製品を示す情報#1〜#4
と、その製品#1〜#4の生産目標を示す情報「2
0」,「10」,「25」,「5」と、初期計画を示す
情報「10」,「10」,「25」,「0」とが格納さ
れている。
【0039】すなわち、製品#1、製品#2、製品#
3、製品#4をそれぞれ「20」、「10」、「2
5」、「5」個だけ生産する目標に対し、「10」、
「10」、「25」、「0」個を生産するものとしてい
るので、製品#1を10個、製品#4を5個追加する必
要がある。
【0040】図5は本発明の一実施例による追加生産可
能性検証装置1の処理動作を示すフローチャートであ
り、図6は設備グループの作成例を示す図であり、図7
は初期計画の負荷を割り当てた制御テーブルの内容例を
示す図である。
【0041】図8は補正能力を能力に割り当てた制御テ
ーブルの内容例を示す図であり、図9は補正能力を負荷
から引いた制御テーブルの内容例を示す図であり、図1
0は補正能力を能力に割り当てる場合に製品#1を追加
した後の制御テーブルの内容例を示す図である。
【0042】図11は補正能力を負荷から引く場合に製
品#1を追加した後の制御テーブルの内容例を示す図で
あり、図12は従来例による生産計画例を示す図であ
る。これら図1〜図12を参照して追加生産可能性検証
装置1の処理動作について説明する。尚、図5に示す追
加生産可能性検証装置1の処理動作は追加生産可能性検
証装置1の各手段が制御メモリ19のプログラムを実行
することで実現される。
【0043】まず、入力手段11は入力処理を実行し
(図5ステップS1)、各製品がどの設備で生産可能で
その負荷はどれだけかといった製品情報と、各設備の生
産能力の情報と、各製品の生産目標及び初期計画という
情報とが入出力装置2から入力ると、それらを受取って
ワーク領域18の各領域181〜183に格納する。
【0044】次に、生産目標のある製品だけを対象と
し、グルーピング手段12がグルーピング処理を実行し
(図5ステップS2)、負荷チェックを行う単位とする
設備グループを作成する。
【0045】入力された製品情報が図2に示したもので
ある場合、グルーピング手段12は例えば図6に示すよ
うな8つの設備グループ{A,B,C}、{C,D,
E}、{A,E,F}、{G}、{A,B,C,D,
E}、{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,
F}、{A,B,C,D,E,F}を作成し、作成した
設備グループに対応したエントリを有する制御テーブル
184をワーク領域に作成する。
【0046】図7に制御テーブル184の一例を示す。
この例の制御テーブル184の各エントリは設備グルー
プ71、能力72、製品#1の負荷73、製品#2の負
荷74、製品#3の負荷75、製品#4の負荷76、負
荷73〜76の合計である負荷77の各項目を有してい
る。グルーピング手段12による制御テーブル184の
作成時点では初期計画を反映して値が設定される。
【0047】ここで、各設備グループの能力72はその
グループに含まれる設備の能力の和で、負荷73〜76
は各製品を生産できるすべての設備を含む設備グループ
の値は生産量×負荷であり、それ以外は0である。
【0048】例えば、製品#3は初期計画の生産量が2
5で負荷が2であるから、製品3を生産する設備{A,
E,F}を含む{A,E,F}、{A,B,C,E,
F}、{A,C,D,E,F}、{A,B,C,D,
E,F}に負荷50(製品#3の数量25×図2に示す
製品#3の負荷「2」)を設定する。負荷77は自動的
に計算され、ここで能力より大きくなる場合、設備グル
ープに含まれる設備の少ない順に次のどちらかを行う。
【0049】つまり、(1)能力72を負荷77が超え
た量をその設備グループ以外で、その設備グループが含
む設備をすべて含む設備グループの能力に加算する。図
7に示す例の場合は設備グループ{A,E,F}の負荷
が能力を20超えているため、{A,E,F}を含む
{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,F}、
{A,B,C,D,E,F}の能力を20加算して図8
に示すようにする。この場合、能力を加算した設備グル
ープは負荷が能力以内になったため、これ以上は加算し
ない。
【0050】(2)能力72を負荷77が超えた量をそ
の設備グループ以外で、その設備グループが含む設備を
すべて含む設備グループの負荷77から減算する。図7
に示す場合では設備グループ{A,E,F}の負荷が能
力を20超えているため、{A,E,F}を含む{A,
B,C,E,F}、{A,C,D,E,F}、{A,
B,C,D,E,F}の負荷を20減算して図9に示す
ようにする。この場合、負荷を減算した設備グループは
負荷が能力以内になったため、これ以上は減算しない。
【0051】次に、選択手段13による選択処理(図5
ステップS3)、割付削除手段14による割付削除処理
(図5ステップS4)、負荷判定手段15による負荷判
定処理(図5ステップS5)、終了判定手段16による
終了判定処理(図5ステップS6)の各処理が終了判定
手段16で予め定められた終了条件が成立するまで繰り
返し実行され、その後、出力手段17による出力処理
(図5ステップS7)が実行される。
【0052】終了判定手段16における終了条件として
は、各種の条件が採用可能である。以下に幾つかの例を
示す。つまり、 (1)終了条件の例1;繰り返し途中の負荷判定結果を
考慮せず、全ての製品の生産目標と初期計画との差分を
追加削除したか否かのみを考慮する。 (2)終了条件の例2;繰り返し途中の負荷判定結果
と、全ての製品の生産目標と初期計画との差分を追加削
除したか否かの双方を考慮する。とが考えられる。
【0053】また、負荷判定結果の考慮の仕方によっ
て、以下のような種々の条件が考えられる。つまり、 終了条件の例2−1;何れかの設備グループの負荷がそ
の能力を少しでも超えた時に終了する。 終了条件の例2−2;何れかの設備グループの負荷がそ
の能力を予め定められた割合以上超えた時に終了する。
が考えられる。
【0054】以下、選択手段13による選択処理以降の
動作について説明する。終了条件の例1の場合には選択
処理によって生産したい製品とその生産数量とを生産目
標情報領域183の情報から選択する。
【0055】この選択は製品とその生産数量とを1つず
つ選択しても良く、複数まとめて選択しても良い。例え
ば、入力手段11によって入力された各製品の生産目標
と初期計画とが図4に示すような場合、選択手段13は
その中から、製品#1とその数量の差10個と、製品#
4とその数量の差5個とを1つまたは複数選択する。
【0056】割付削除手段14は割付削除処理を実行
し、選択手段13で選択された製品の負荷をその製品を
生産できる全設備を含む設備グループの製品の負荷に加
算する。例えば、選択手段13で製品#1が10個選択
された場合、図2に示す製品情報では製品#1が設備
A,B,Cで生産可能なため、設備A,B,Cを含む設
備グループ{A,B,C}、{A,B,C,D,E}、
{A,B,C,E,F}、{A,B,C,D,E,F}
の製品#1の負荷に10(製品#1の数量10×図2に
示す製品#1の負荷「1」)を加算する。
【0057】また、負荷が能力を超えた場合にはグルー
ピング手段13と同様に差を能力に加算するかまたは負
荷の計から減算する。どちらを行うかはグルーピング手
段13と合わせる方が良い。加算する場合には図8から
図10に、減算する場合には図9から図11になる。
【0058】割付削除手段14において製品を削除する
場合も、符号を変えて追加と同様の処理を行う。例え
ば、10個削除する場合には−10個追加するのと同じ
処理を行う。
【0059】負荷判定手段15は設備グループの能力と
その設備グループの負荷の計とを比較し、負荷判定結果
を終了判定手段16に通知する。負荷判定手段15は制
御テーブル184において割付削除手段14で製品の負
荷を加算した全ての設備グループの負荷がその設備グル
ープの能力を超えていなければ「負荷は能力内である」
とする負荷判定結果を通知し、何れかの設備グループの
負荷がその設備グループの能力を超えていれば「負荷は
能力外である」とする負荷判定結果を通知する。
【0060】図10または図11に示す例では、設備グ
ループ{A,B,C}、{A,B,C,D,E}、
{A,B,C,E,F}、{A,B,C,D,E,F}
の全ての負荷が能力内であるため、「負荷は能力内であ
る」と判定される。
【0061】実際、設備B、C、Dは製品#1か製品#
2しか生産できないため、製品#1と製品#2とを合わ
せて30個までは生産可能である。したがって、初期計
画から製品#1を10個追加するのは可能なはずであ
る。
【0062】しかしながら、従来の技術では全体の可能
性を判定する手法であるため、ローカルな判定を行うこ
とができず、図12に示すように、{A,E,F}、
{A,B,C,E,F}、{A,C,D,E,F}、
{A,B,C,D,E,F}の負荷が能力外となって、
「負荷は能力外である」と判定される。
【0063】終了判定手段16は生産目標のある全ての
製品を割り付け終えたか否かを調べ、割り付け終えてい
なければ制御を選択手段13に戻して残りの製品の割り
付けを行わせる。終了判定手段16は全製品の割り付け
が終了していれば、負荷判定手段15の負荷判定結果を
出力手段17に通知する。初期計画から製品#1を10
個追加した状態では製品#4が5個足りないため、選択
手段13に戻って製品#4の割り付けを行う。
【0064】出力手段17は通知された負荷判定結果を
入出力装置2に出力する。また、各設備グループの能力
とその負荷とを入出力装置2に出力する。これによっ
て、利用者は初期計画からの追加削除が生産可能である
かどうかを知ることができ、各設備グループの能力及び
負荷が負荷判定結果と共に出力されるため、仮に「負荷
が能力外である」とする負荷判定結果が出力された場
合、利用者はどの設備グループの能力が足りないかを知
ることができる。
【0065】以下、終了条件の例2−1,2−2につい
て、終了条件の例1との相違点を中心に説明する。どち
らの場合も選択手段13で追加削除する製品を選択する
時、削除する製品を先に選択する。
【0066】終了条件の例2−1の場合には、全ての製
品の生産目標と初期計画との差分を追加する前に、負荷
判定処理で何れかの設備グループの負荷がその能力を超
えたと判定された時、終了判定手段16はその負荷判定
結果と共に出力手段17に制御を渡す。
【0067】出力手段17は通知された負荷判定結果を
入出力装置2に出力する。また、制御テーブル184を
参照し、各設備グループの能力とその負荷とを入出力装
置2に出力する。これによって、利用者はどの設備グル
ープの能力が足りないかを知ることができる。また、出
力手段17は追加結果が生産目標に達しない製品を割り
当て不足製品として入出力装置2に出力し、利用者に知
らせる。
【0068】終了条件の例2−2の場合には、全ての製
品の生産目標と初期計画との差分を追加する前に、負荷
判定処理で何れかの設備グループの負荷がその能力を超
えたと判定された時、終了判定手段16は制御テーブル
184を参照してその負荷の超過が予め定められた割合
以上かどうかを判定する。
【0069】終了判定手段16は所定割合以上でない場
合、制御を選択手段13に戻す。終了判定手段16は所
定割合以上の場合、負荷判定結果と共に出力手段17に
制御を渡す。以降の動作は例2−1の場合と同じであ
る。
【0070】図13は本発明の一実施例による追加生産
可能性検証装置1を実現する情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。図13において、情報処理装置3は
CPU31及びメモリ32を含み、入出力装置2と記録
媒体4とに接続されている。
【0071】記録媒体4はCD−ROM、磁気ディスク
装置、半導体メモリ等の機械読取り可能な記録媒体であ
り、追加生産可能性検証プログラムが格納されている。
記録媒体4に格納された追加生産可能性検証プログラム
は情報処理装置3に読取られ、情報処理装置3の動作を
制御することによって、情報処理装置3上に、図1の追
加生産可能性検証装置1内に図示した各機能手段を実現
し、また図5に示した各処理を実現する。
【0072】このように、複数の製品が複数の設備で生
産可能な生産ラインの追加生産可能性を検証する際、製
品を設備に割り付けずに負荷が能力の範囲内か判定する
ため、設備の変更の必要がなくなるとともに、実行時間
を短縮することができる。また、負荷が能力を超えるこ
とを許す場合でも、個々の製品の追加生産可能性を正し
く判定することができる。
【0073】負荷が能力を超えた場合、本当に改善の必
要な設備グループのみが超えており、その超えた負荷量
や超えた負荷量に相当する生産量が出力されるため、設
備の能力または生産量をどうすれば良いかが明らかにな
り、計画の変更を容易に行うことができる。これによっ
て、追加生産可能性の検証時間が短縮され、また計画の
変更が容易となり、利用者が最適とする生産計画の立案
を短時間で行うことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
産設備の能力と製品の負荷とを比較して追加生産可能性
を検証する追加生産可能性検証装置において、外部から
の製品情報と生産目標と初期計画とを受取り、負荷チェ
ックを行う単位とする設備グループを作成し、追加削除
したい製品と量とを選択し、選択した製品の負荷と補正
能力とを設備グループに割り付け、設備グループの負荷
が能力以下かどうかを判定するとともに、さらに生産す
る製品を追加削除するかどうかを判定しかつ追加削除を
続ける場合に製品と量との選択に処理を戻し、各設備グ
ループの負荷の情報と各設備グループの負荷が能力内か
どうかを示す情報とを出力することによって、複数の製
品が各々いくつかの設備で生産可能な場合に負荷が能力
を超えることを許す時でも、生産の追加削除が生産可能
性に与える影響を製品の生産可能設備に割り付けずに行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による追加生産可能性検証装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のワーク領域の製品情報領域の構成を示す
図である。
【図3】図1のワーク領域の生産能力情報領域の構成を
示す図である。
【図4】図1のワーク領域の生産目標情報領域の構成を
示す図である。
【図5】本発明の一実施例による追加生産可能性検証装
置の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】設備グループの作成例を示す図である。
【図7】初期計画の負荷を割り当てた制御テーブルの内
容例を示す図である。
【図8】補正能力を能力に割り当てた制御テーブルの内
容例を示す図である。
【図9】補正能力を負荷から引いた制御テーブルの内容
例を示す図である。
【図10】補正能力を能力に割り当てる場合に製品#1
を追加した後の制御テーブルの内容例を示す図である。
【図11】補正能力を負荷から引く場合に製品#1を追
加した後の制御テーブルの内容例を示す図である。
【図12】従来例による生産計画例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例による追加生産可能性検証
装置を実現する情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 追加生産可能性検証装置 2 入出力装置 3 情報処理装置 4 記憶媒体 11 入力手段 12 グルーピング手段 13 選択手段 14 割付削除手段 15 負荷判定手段 16 終了判定手段 17 出力手段 18 ワーク領域 19 制御メモリ 31 CPU 32 メモリ 181 製品情報領域 182 生産能力情報領域 183 生産目標情報領域 184 制御テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 G06F 17/60

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産設備の能力と製品の負荷とを比較し
    て追加生産可能性を検証する追加生産可能性検証装置で
    あって、外部からの製品情報と生産目標と初期計画とを
    受取る入力手段と、負荷チェックを行う単位としかつ少
    なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合である設備グ
    ループを作成するグルーピング手段と、追加削除したい
    製品と量とを選択する選択手段と、選択した製品の負荷
    当該製品の負荷が割り付けられた設備グループにおい
    て当該製品の負荷がその設備グループの能力を超えた量
    を示す補正能力とを設備グループに割り付ける割付削除
    手段と、設備グループの負荷が能力以下かどうかを判定
    する負荷判定手段と、さらに生産する製品を追加削除す
    るかどうかを判定しかつ前記製品の追加削除を続けると
    判定した際に前記選択手段に処理を戻す終了判定手段
    と、各設備グループの負荷の情報と当該負荷が能力内か
    どうかを示す情報とを出力する出力手段とを有し、任意
    の2つの設備グループに共通設備がある場合にその設備
    グループの和集合をも設備グループとすることを特徴と
    する追加生産可能性検証装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、生産目標と現在の計画
    との差分の中から削除する製品を追加する製品より先に
    選択する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の追
    加生産可能性検証装置。
  3. 【請求項3】 前記割付削除手段は、前記補正能力を能
    力に加減算する手段を含むことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の追加生産可能性検証装置。
  4. 【請求項4】 前記割付削除手段は、前記補正能力を負
    荷に加減算する手段を含むことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれか記載の追加生産可能性検証装置。
  5. 【請求項5】 複数の製品を生産可能な設備が複数存在
    する生産ラインを対象として生産予定の製品が前記生産
    ラインで追加生産可能か否かを検証する追加生産可能性
    検証装置であって、 各設備の生産能力を示す設備情報と、生産予定の製品の
    量を示す生産目標と、前提とする初期計画と、各製品の
    負荷及び生産可能設備を示す製品情報とを外部から受取
    る入力手段と、 前記製品情報に基づいて負荷チェックを行う単位としか
    つ少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合である
    備グループを作成するグルーピング手段と、 前記生産目標と計画との差分の中から次に追加削除すべ
    き製品と量とを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された製品の量に見合った負荷をそ
    の製品を生産可能な全ての設備を含む設備グループ全て
    に割り付け削除しかつ選択された製品の負荷が割り付け
    られた設備グループにおいて当該製品の負荷がその設備
    グループの能力を超えた量を示す補正能力が必要な設備
    グループに割り付け削除する割付削除手段と、 前記割付削除手段で割り付けられた設備グループの負荷
    とその設備グループに含まれる設備の生産能力を合計し
    た設備グループの能力とを前記補正能力を考慮しながら
    比較して負荷を判定する負荷判定手段と、 生産目標の割り付け状況及び前記負荷判定手段の判定結
    果を考慮して前記選択手段で更に製品を選択して製品の
    割付削除を続けるかどうかを判定しかつ前記製品の割付
    削除を続けると判定した際に前記選択手段に処理を戻す
    終了判定手段と、 前記終了判定手段で終了すると判定された時に各設備グ
    ループの負荷の情報と当該負荷が能力内かどうかを示す
    情報とを出力する出力手段とを有し、 任意の2つの設備グループに共通設備がある場合にその
    設備グループの和集合をも設備グループと することを特
    徴とする追加生産可能性検証装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、生産目標と現在の計画
    との差分の中から削除する製品を追加する製品より先に
    選択する手段を含むことを特徴とする請求項5記載の追
    加生産可能性検証装置。
  7. 【請求項7】 前記割付削除手段は、前記補正能力を能
    力に加減算する手段を含むことを特徴とする請求項5ま
    たは請求項6記載の追加生産可能性検証装置。
  8. 【請求項8】 前記割付削除手段は、前記補正能力を負
    荷に加減算する手段を含むことを特徴とする請求項5か
    ら請求項7のいずれか記載の追加生産可能性検証装置。
  9. 【請求項9】 生産設備の能力と製品の負荷を比較して
    追加生産可能性を検証する追加生産可能性検証方法であ
    って、製品情報と生産目標と初期計画とを外部から受取
    るステップと、負荷チェックを行う単位としかつ少なく
    とも各製品毎に生産可能な設備の集合である設備グルー
    プを作成するステップと、追加削除したい製品と量とを
    選択するステップと、選択した製品の負荷と当該製品の
    負荷が割り付けられた設備グループにおいて当該製品の
    負荷がその設備グループの能力を超えた量を示す補正能
    力とを設備グループに割り付けるステップと、設備グル
    ープの負荷が能力以下かどうかを判定するステップと、
    さらに生産する製品を追加削除するかどうかを判定しか
    つ前記製品の追加削除を続けると判定した際に前記製品
    と前記量とを選択するステップに処理を戻すステップ
    と、各設備グループの負荷の情報と当該負荷が能力内か
    どうかを示す情報とを出力するステップとを有し、任意
    の2つの設備グループに共通設備がある場合にその設備
    グループの和集合をも設備グループとすることを特徴と
    する追加生産可能性検証方法。
  10. 【請求項10】 前記製品と量とを選択するステップ
    は、生産目標と現在の計画との差分の中から削除する製
    品を追加する製品より先に選択するステップを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の追加生産可能性検証方法。
  11. 【請求項11】 前記設備グループに割り付けるステッ
    プは、前記補正能力を能力に加減算するステップを含む
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の追加
    生産可能性検証方法。
  12. 【請求項12】 前記設備グループに割り付けるステッ
    プは、前記補正能力を負荷に加減算するステップを含む
    ことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか記
    載の追加生産可能性検証方法。
  13. 【請求項13】 複数の製品を生産可能な設備が複数存
    在する生産ラインを対象として生産予定の製品が前記生
    産ラインで追加生産可能か否かを検証する追加生産可能
    性検証方法であって、 各設備の生産能力を示す設備情報と、生産予定の製品の
    量を示す生産目標と、前提とする初期計画と、各製品の
    負荷及び生産可能設備を示す製品情報とを外部から受取
    るステップと、 前記製品情報に基づいて負荷チェックを行う単位としか
    つ少なくとも各製品毎 に生産可能な設備の集合である
    備グループを作成するステップと、 前記生産目標と計画との差分の中から次に追加削除する
    べき製品と量とを選択するステップと、 選択された製品の量に見合った負荷をその製品を生産可
    能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付け削除
    しかつ選択された製品の負荷が割り付けられた設備グル
    ープにおいて当該製品の負荷がその設備グループの能力
    を超えた量を示す補正能力が必要な設備グループに割り
    付け削除するステップと、 その割り付けられた設備グループの負荷とその設備グル
    ープに含まれる設備の生産能力を合計した設備グループ
    の能力とを前記補正能力を考慮しながら比較して負荷を
    判定するステップと、 生産目標の割り付け状況及び前記負荷の判定結果を考慮
    して前記製品の割り付け削除を続けるかどうかを判定し
    かつ前記製品の割付削除を続けると判定した際に前記製
    品と前記量とを選択するステップに処理を戻すステップ
    と、 終了すると判定された時に各設備グループの負荷の情報
    と当該負荷が能力内かどうかを示す情報とを出力するス
    テップとを有し、 任意の2つの設備グループに共通設備がある場合にその
    設備グループの和集合をも設備グループと することを特
    徴とする追加生産可能性検証方法。
  14. 【請求項14】 前記製品と量とを選択するステップ
    は、生産目標と現在の計画との差分の中から削除する製
    品を追加する製品より先に選択するステップを含むこと
    を特徴とする請求項13記載の追加生産可能性検証方
    法。
  15. 【請求項15】 前記設備グループに割り付け削除する
    ステップは、前記補正能力を能力に加減算するステップ
    を含むことを特徴とする請求項13または請求項14記
    載の追加生産可能性検証方法。
  16. 【請求項16】 前記設備グループに割り付け削除する
    ステップは、前記補正能力を負荷に加減算するステップ
    を含むことを特徴とする請求項13から請求項15のい
    ずれか記載の追加生産可能性検証方法。
  17. 【請求項17】 情報処理装置に、生産設備の能力と製
    品の負荷を比較させて追加生産可能性を検証させるため
    の追加生産可能性検証制御プログラムを記録した記録媒
    体であって、前記追加生産可能性検証制御プログラムは
    前記情報処理装置に、製品情報と生産目標と初期計画と
    を外部から受取らせ、負荷チェックを行う単位としかつ
    少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合である設備
    グループを作成させ、追加削除したい製品と量とを選択
    させ、選択した製品の負荷と当該製品の負荷が割り付け
    られた設備グループにおいて当該製品の負荷がその設備
    グループの能力を超えた量を示す補正能力とを設備グル
    ープに割り付けさせ、設備グループの負荷が能力以下か
    どうかを判定させ、さらに生産する製品を追加削除する
    かどうかを判定させかつ前記製品の追加削除を続けると
    判定した際に前記製品と前記量との選択に処理を戻さ
    せ、各設備グループの負荷の情報と当該負荷が能力内か
    どうかを示す情報とを出力させ、任意の2つの設備グル
    ープに共通設備がある場合にその設備グループの和集合
    をも設備グループとすることを特徴とする追加生産可能
    性検証制御プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 情報処理装置に、複数の製品を生産可
    能な設備が複数存在する生産ラインを対象として生産予
    定の製品が前記生産ラインで追加生産可能か否かを検証
    させるための追加生産可能性検証制御プログラムを記録
    した記録媒体であって、 前記追加生産可能性検証制御プログラムは前記情報処理
    装置に、 各設備の生産能力を示す設備情報と、生産予定の製品の
    量を示す生産目標と、前提とする初期計画と、各製品の
    負荷及び生産可能設備を示す製品情報とを外部から受取
    らせ、 前記製品情報に基づいて負荷チェックを行う単位としか
    つ少なくとも各製品毎に生産可能な設備の集合である
    る設備グループを作成させ、 前記生産目標と計画との差分の中から次に追加削除する
    べき製品と量とを選択させ、 選択された製品の量に見合った負荷をその製品を生産可
    能な全ての設備を含む設備グループ全てに割り付け削除
    しかつ選択された製品の負荷が割り付けられた設備グル
    ープにおいて当該製品の負荷がその設備グループの能力
    を超えた量を示す補正能力が必要な設備グループに割り
    付け削除させ、 その割り付けられた設備グループの負荷とその設備グル
    ープに含まれる設備の生産能力を合計した設備グループ
    の能力とを前記補正能力を考慮しながら比較して負荷を
    判定させ、 生産目標の割り付け状況及び前記負荷の判定結果を考慮
    して前記製品の割り付け削除を続けるかどうかを判定さ
    せかつ前記製品の割付削除を続けると判定した際に前記
    製品と前記量との選択に処理を戻させ、 終了すると判定された時に各設備グループの負荷の情報
    と当該負荷が能力内かどうかを示す情報とを出力させ 任意の2つの設備グループに共通設備がある場合にその
    設備グループの和集合をも設備グループとす ることを特
    徴とする追加生産可能性検証制御プログラムを記録した
    記録媒体。
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