JP3259146B2 - 最適運転計画立案方法 - Google Patents
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Description
を対象として、複数の装置の運転計画を立案する最適運
転計画立案方法に関する。
(日科技連,杉山昌平著,pp.1,2)に記載のよう
に、条件つき極値問題は、ラグランジェの未定乗数法に
より、一定量の原料を複数の装置に最適に配分できる。
ここでの配分問題は、一定量xの資源をN工場に配分し
て収益を最大にするとき、第i工場に配分する量を決定
することにある。 gi(xi):資源xiでの工場iの収益 xi:工場iに配分する資源量 ここで、新しい変数λを付加したラグランジュ関数 を作り、N個の方程式 ∂φ/∂xi=0 (i=1,2,3,・・・,N) と制約条件からxi及びλを決定でき、このときの配分
が最適であることが示されている。
装置に配分することを前提にした場合、最適に配分で 0のとき、250(>1015)となるため、運転する装置
の最適な組み合わせを決定することは難かしい、という
問題があった。本発明の目的は、運転する装置の最適な
組み合わせ及びその出力を決定して、装置の最適な運転
計画を立案するに好適な最適運転計画立案方法を提供す
ることにある。
に、次の手順を実行し、対象装置の最適運転計画を立案
する。 (1)前記対象装置のうちで、1つの装置の生産量を少
なくとも1つ入力すること (2)入力した該生産量における単位生産量を増加させ
るために必要なコストとその他の対象装置の単位生産量
を増加させるために必要なコストが同一となるように、
他の対象装置の生産量を決定すること (3)単位生産量当りのコストが小さい順を優先順位に
決定すること (4)要求量と生産量が一致という制約条件を満たすま
で、装置の運転順位の高いものから順に運転する装置の
組み合わせを決定すること (5)上記の運転する装置の組み合わせに基づいて生産
量を調整し、最適な運転計画を決定することまた、上記
手順(5)に代えて (5)’上記の運転する装置の組み合わせによって決ま
る少なくとも1つの運転計画を前記要求量が変化したと
き最大要求量を制約する第二の制約条件を満たすかどう
かチェックし、前記第二の制約条件を満たすなかで目的
関数が最適となった計画を最適運転計画に決定すること
ここで、装置の生産量をラグランジェの未定乗数法によ
り決定する。
件に基づいて、ある装置の生産量を決定し、更にこの条
件のもとで最適となる他の装置の生産量を決定し、運転
順位を決定する処理では、各装置の生産量の配分に基づ
いて、装置の運転順位を決定し、運転装置を決定する処
理では、運転順位に基づいて、運転する装置の組み合わ
せを決定し、運転計画を評価する処理では、運転計画を
評価して最適な運転計画を決めるので、装置の最適な運
転計画を立案することができる。
第一の実施例を図1〜図6と表1〜表5を用いて説明す
る。図1は、本発明の最適運転計画立案方法の手順を示
すフローチャートであり、図2は計画装置の構成を、図
3は計画対象の装置の入力と出力を示す。図1の計画立
案のフローは、計画条件の入力、読み込みブロック1、
一つの装置の生産量を入力するブロック2、ブロック2
の生産量に基づいて運転する他の装置の生産量を決定す
るブロック3、各装置の生産量に基づいて装置の運転す
る順位を決定するブロック4、運転する装置の順位に基
づいて運転する装置の組み合わせを決定するブロック
5、制約条件を満足する装置を決定するブロック6、運
転する装置の組み合わせに基づいて生産量を調整するブ
ロック7、調整した生産量に基づいて装置の運転計画を
評価するブロック8及び最適な運転計画を出力するブロ
ック9からなる。図2において、入力装置201は、ブ
ロック1の計画条件の入力、ブロック2の生産量の入力
を行う。記憶装置202は、装置の特性データおよびブ
ロック3からブロック8の処理を格納している。計算機
203は、入力装置201からの入力、記憶装置202
の装置の特性データ、処理手順を基に中央演算装置にお
いて実際の処理を行う。出力装置205は、ブロック9
の計算機203の結果を出力する。対象とする問題は、
式(1)の目的関数を式(2)の制約条件のもとで最適
化することである。ここでは、目的関数をコストと考え
てコストを最小化する場合を説明する。 装置の目的関数Cを入力関数hi(ui)により表し、図
3に、装置の出力特性gi(ui)及び装置の入力特性fi
(ui)の入出力関係を示す。ここで、装置iの操作量u
iは生産量を示すものとする。例えば、入力fi(ui)
を鉄鉱石としたとき、装置iによって出力gi(ui)の
鉄鋼の生産量が出力され、各装置iの鉄鋼の総生産量
する。データ入力、読み込みブロック1では、装置の数
n、装置1から装置nの入出力特性である関数hi(u
i)、gi(ui)、fi(ui)、要求量Uを入力装置20
1入力又は記憶装置202から読み込む。ここで、装置
iの入出力特性が操作量uiの多項式表現であれば、u
iの各次数の係数を読み込むことになる。ここでは説明
を簡単にするため、 hi(ui)=fi(ui) fi(ui)=ai(ui)2+bi(ui)+ci ・・・・・・(3) (関数fi(ui)は出力範囲において単調増加とす
る。) ai、bi、ciは各次数の係数 gi(ui)=ui ・・・・・・(4) とする。ブロック2では、装置の生産量を出力範囲内で
複数設定する。ここでは、例として、設定した生産量の
一つをu1j0(装値1のj番目に設定した生産量で、
最後の0は外部で設定したことを示すサフィックス)と
して説明する。ブロック1で読み込んだデータにより、
他の装置の生産量uij0(2≦i)がu1j0の関数
として決まっているとすると、ブロック3において、他
の装置の生産量を式(6)により計算する。 uij=x(u1j) ・・・・・・(6) 式(6)の装置1と他の装置の生産量の関係は、ブロッ
ク1の処理で読み込んでいる。図4に、具体的に装置を
3台とした場合、式(6)で示す装置1と他の装置2、
装置3との関係を示す。装置1の生産量をu1とすると
き、装置2、装置3のそれぞれの生産量はu2、u3と
なる。ブロック4では、生産量uij0が決まると、式
(3)より単位生産量当たりのコストの値fi(uij
0)/uij0を計算する。図5は、各装置の生産量
(u1、u2、u3)とコスト(c1j0、c2j0、
c3j0)の関係を示す。図5では原点から引いた直線
の傾きが単位生産量当たりのコストの値cij0を示し
ている。単位生産量当たりのコストであるfi(uij
0)/uij0が小さい順を装置の運転する順位として
決定する。装置1の生産量uj10を決めると、装置を
運転させる順序は、図5の直線の傾きが小さいものから
とするとき、コストを最小化でき、図5の例では装置
1、2、3の順序となる。目的関数を最大化する場合
は、装置を運転させる順序はこの逆になる。ブロック5
では、ブロック4で決定した装置の運転する順位に基づ
いて、運転する装置を1台からn台まで運転する場合の
装置の組み合わせを決定する。表1に、図4、図5の場
合における装置1の生産量u1=u1j0のときの運転
する装置の組み合わせと生産量を示す。
り立たないので、省略しても問題がない。同様にして、
生産量u1をu110からu1k0までΔu10ずつ変
化させたときの表を作成する。生産量がu1j0のと
き、運転する対象装置は装置1であり、生産量がu1j
0+u2j0のとき、運転する対象装置は装置1と装置
2であり、生産量がu1j0+u2j0+u3j0のと
き、運転する対象装置は装置1、装置2及び装置3であ
ることを表す。これを生産量表と呼ぶものとし、表2に
示す。
としたとき、d番までの運転させる装置の集合を示し、
ujdはd番目までの運転している装置の生産量の和で
ある。例えば、u1=u110のとき、生産量の和u1
1を要求すると、運転させる装置は装置W11つまり一
台でよいことを示す。同様に、生産量の和u1nを要求
すると、運転させる装置は装置W1nつまり全台を運転
することを示す。上記では式(2)の出力関数が2次、
式(6)が1次の場合であり、ブロック3、4の処理で
入出力関数が高次の多項式の場合も同様にして生産量表
を作成することができる。ブロック6では、制約条件で
ある式(2)で示す右辺と左辺の差の絶対値が最小とな
る組み合わせを決定する。これは、式(2)を満足す
る、即ち、要求量と生産量が一致する装置の組み合わせ
を抽出すべきであるが、装置1の生産量u1j0のとき
に、式(2)を満足することは一般的にないためであ
る。このときの結果を表3に示す。例えば、装置1の生
産量がu110で総生産量がu1のときに、表2の運転
装置W11〜W1nの中からいずれかコスト的に適切な
一つの装置W1を選択することを表す。以下、装置1の
生産量がu120〜u1kで総生産量がu2〜ukのと
きも同様である。一般的には、装置1の各生産量がu1
j0における総生産量をUd(d=1、2、3・・・
k)、運転装置の集合をWd(d=1、2、3・・・
k)で示した。以上の処理をブロック2で入力した装置
1の生産量毎に決定する。
した装置の組み合わせにおいて、式(6)により装置1
の生産量を変化させて、式(2)を満足するように各装
置の生産量を増減して調整する。ブロック8では、装置
1の生産量毎に決定した装置の組み合わせに対して、式
(3)を用いて、式(1)の目的関数を計算する。ブロ
ック9では、各装置の組み合わせのうち、目的関数が最
小となった装置の運転計画を出力する。出力の例を表4
に示す。表4において、要求量即ち生産量がUのとき、
運転する装置は装置1、装置2と装置nの台数dであ
り、各装置のコストf1(u1d)、f2(u2d)と
fn(und)の総和はCdであることを表す。
産量を決めていたが、他の装置の生産量を決定するのに
ラグランジェの未定乗数λを導入して、ブロック3、ブ
ロック7を以下のように処理することもできる。目的関
数の最小化は式(7)を最小化することと同一である。 式(7)において、第1項はコスト、第2項は制約条件
に該当する。ところで目的関数が最小となるための必要
条件は、∂φ/∂ui=0であり、これより、 λ=2ai・ui+bi ・・・・・・(8) よって、ブロック3の他の装置の生産量を決定する方法
を次ぎのようにすることができる。式(8)に装置1の
生産量u1j0を代入してλを求める。このλを用いて
他の装置の生産量uij0を計算する。図6において、
実線は、装置1、装置2、装置3の単位生産量を増やし
たときのコストの増加量を示し、装置1のu1からλj
を求め、このλjから他の装置2、装置3の生産量u
2、u3を求める。この場合、ブロック7ではラグラン
ジェの未定乗数λを式(9)にしたがっ修正して、他の
装置の生産量を調整する。 また、ブロック6においては制約条件である式(2)を
満足する中から装置の組み合わせを決定したが、式(1
0)で示す制約条件を満足する中から装置の組み合わせ
を決定してもよい。要求量が変化して予測する最大要求
量Umaxまでになった場合も対処できる計画とするた
め、次ぎの制約条件を考慮する。 総生産量の最大値は、運転する装置の組み合わせが決ま
ると、式(5)の各装置の最大生産量の和から決定でき
る。表5は、表1の生産量表に装置の組み合わせが決ま
ったときに付随して決まる最大生産量の項目を追加した
ものである。なお、表5は、図3、図4の場合の例であ
り、最大生産量は式(10)を満足する。
置の生産量を複数設定し、この生産量から他の装置の生
産量を決定し、このときの各装置の生産量と装置のコス
トの比から装置の運転する順序を決定し、運転する装置
の組み合わせにおける制約条件を満足する運転装置の組
み合わせを決定し、この決定した運転装置の組み合わせ
において、各装置の生産量を調整して要求量と生産量を
一致させ、調整した生産量におけるコストを計算し、コ
ストが最小となる装置の組み合わせ及び各装置の生産量
を出力できるので、装置の運転計画を最適化することが
できる。
6を用いて説明する。図7は、第二の実施例の装置の運
転計画立案のフローチャートを示し、第一の実施例の図
1の装置の運転計画立案フローチャートとは、ブロック
12、ブロック13の処理が異なる。ブロック12で
は、全ての2つの装置の組み合わせ毎に式(8)のラグ
ランジェの未定乗数λが等しくかつ単位生産量当たりの
目的関数fi(ui)/uiが等しくなる未定乗数λを
計算する。この未定乗数λの前後で2台の装置の運転の
順序が変化することになる。例えば、装置1、装置2の
組み合わせを選択したときは、以下の式を解けばよい。 λ=2a1・u1+b1 =2a2・u2+b2 f1(u1)/u1=f2(u2)/u2 関数fi(ui)が2次より次数が高い場合は、収束計
算を用いて未定乗数λを計算する。ただし、装置1、装
置2の生産量は、式(5)の制約条件を満足する必要が
ある。満足しない場合は解とならない。関数fi(u
i)が2次の場合は、任意の2台の装置の組み合わせは
n(n+1)/2であり、目的関数が2次式の場合、解
はたかだか2つなので、未定乗数λの区間数はたかだか
n(n+1)+1である。また、ブロック13では、ブ
ロック12で計算した、運転する順序が変化するときの
未定乗数λの値を昇順にソーティングする。ソーティン
グした後で、隣接する2つのλ(変化点)毎の平均値に
おける各装置の単位生産量当たりのコストを計算し、こ
のコストが小さい順がこの隣接する変化点間における装
置の運転する順番となる。各装置の生産量の範囲は、λ
を用いて式(8)により計算する。表6に、ラグランジ
ェの未定乗数λjとλj+1(j=1、2、3、・・
・、k−1)の区間における運転装置の集合Wjd(d
=1、2、3、・・・、n)を示す。
の範囲でかつ表が一枚で足りるので、作成する生産量表
の数を減少させることができ、処理時間を短縮すること
かできる。
0を用いて説明する。この第三の実施例は、第一の実施
例がある時間のみの運転計画を立案するのに対して、装
置の連続した時間の計画を立案するものである。すなわ
ち、対象装置によってはある時間の計画が他の時間の計
画に制約を与える場合がある。例えば、ある時間に装置
を運転すると、ある一定時間以上は運転し続ける必要が
あることである。図8は、第三の実施例の装置の運転計
画立案のフローチャートを示す。図9は、要求量の時間
変化を示す。以下、計画立案の手順について述べる。図
8のブロック1では、図1のブロック1で示した計画条
件の入力において、計画対象時間T、各対象時間の生産
量及び各時刻の計画候補数Nなどをさらに入力または読
み込む。図8のフローにおいて、ブロック12からブロ
ック28までは各時刻の断面における計画を立案する。
なお、ブロック6の制約条件は、すでに述べた、要求量
と生産量の一致、最大生産量が最大要求量以上であるな
どの各時刻における条件である。ブロック28では、運
転計画を評価し、評価順位を決定する。このとき評価順
位の上位Nまでを計画の候補として記憶装置202に格
納しておく。以上の処理を設定した計画対象時間Tだけ
繰り返す。ブロック38では、計画対象時間Tの間の計
画を評価する。ブロック38の詳細処理を図10に示
す。ただし、簡単のため、対象時間を3時刻(T=
3)、格納する計画の候補をNとした。ブロック107
でC(t,i)は時刻tの評価順位i番目の計画の目的
関数の値とし、C(t,i;t+1,j)は時刻tの評
価順位i番目の計画状態から時刻(t+1)の評価順位
j番目の計画状態に変化するときのコストとする。ブロ
ック101、102において、時刻tの評価順位i番目
の計画状態から時刻(t+1)の評価順位j番目の計画
状態に変化するとき、連続した時間における制約条件を
満足しない場合は、ブロック103、104のようにC
(t,i;t+1,j)を十分大きなコスト値αとし、
満足する場合は、ブロック105、106のように実際
にかかるコスト(ここでは0)とする。ブロック107
において、時刻1はi番目の計画、時刻2はj番目の計
画、時刻3はk番目の計画の目的関数をC(i,j,
k)としている。このブロック107では、全ての経路
(j≦N、k≦N、i≦N)についてのコストを計算す
る。このようにして、ブロック28では全ての経路のコ
ストつまり各時刻の全ての計画の組み合わせについて計
画対象時間の評価をする。なお、全ての経路についての
コストを計算する替わりに、式(11)に示す動的計画
法を用いて、コストが最小となる計画を決定することが
できる。 F(m,i)=min{C(m,i)+C(m,i;m+1,j) +F(m,j)} ・・・・・・(11) ここで、F(m,i)は、最後の時刻Tから時刻mまで
の最小のコストである。ブロック29では、立案した対
象時間の運転計画の中で最適な運転計画を出力する。以
上説明したように、第三の実施例においては、装置の連
続した時間における制約条件を満足する計画を立案する
ことができる。
理、運転順位を決定する処理、運転装置を決定する処理
及び運転計画を評価する処理を用いるので、装置の最適
な運転計画を立案することができる。また、装置の生産
量をラグランジェの未定乗数法により決定するので、作
成する生産量表の数が減少し、処理時間を短縮すること
ができる。また、装置の時間的変化を考慮して計画立案
するので、装置の連続した時間における制約条件を満足
する計画を立案することができる。
る。
る。
る。
る。
定するブロック 5 装置の運転する順番に基づいて運転する装置の組み
合わせを決定するブロック 6 制約条件を満足する運転する装置を決定するブロッ
ク 7 運転する装置の組み合わせに基づいて生産量を決定
するブロック 8 調整した生産量に基づいて装置の運転計画を評価す
るブロック 201 入力装置 202 記憶装置 203 計算機 204 中央演算装置 205 出力装置
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の対象装置の計画条件を入力する入
力装置、複数の対象装置の計画立案の処理手順と対象装
置の特性データを記憶している記憶装置、前記入力装置
および記憶装置からの情報を基に所定の処理手順にした
がった処理を行う中央演算処理装置を有する計算機及び
処理結果を出力する出力装置を用いて、次の手順を実行
し、前記対象装置の最適運転計画を立案することを特徴
とする最適運転計画立案方法。 (1)前記対象装置のうちで、1つの装置の生産量を少
なくとも1つ入力すること (2)入力した該生産量における単位生産量を増加させ
るために必要なコストとその他の対象装置の単位生産量
を増加させるために必要なコストが同一となるように、
他の対象装置の生産量を決定すること (3)単位生産量当りのコストが小さい順を優先順位に
決定すること (4)要求量と生産量が一致という制約条件を満たすま
で、装置の運転順位の高いものから順に運転する装置の
組み合わせを決定すること (5)運転する装置の組み合わせに基づいて生産量を調
整し、最適な運転計画を決定すること - 【請求項2】 複数の対象装置の計画条件を入力する入
力装置、複数の対象装置の計画立案の処理手順と対象装
置の特性データを記憶している記憶装置、前記入力装置
および記憶装置からの情報を基に所定の処理手順にした
がった処理を行う中央演算処理装置を有する計算機及び
処理結果を出力する出力装置を用いて、次の手順を実行
し、前記対象装置の最適運転計画を立案することを特徴
とする最適運転計画立案方法。 (1)前記対象装置のうちで、1つの装置の生産量を少
なくとも1つ入力すること (2)入力した該生産量における単位生産量を増加させ
るために必要なコストとその他の対象装置の単位生産量
を増加させるために必要なコストが同一となるように、
他の対象装置の生産量を決定すること (3)単位生産量当りのコストが小さい順を優先順位に
決定すること (4)要求量と生産量が一致という第一の制約条件を満
たすまで、装置の運転順位の高いものから順に運転する
装置の組み合わせを決定すること (5)上記の装置の組み合わせによって決まる少なくと
も1つの運転計画を前記要求量が変化したとき最大要求
量を制約する第二の制約条件を満たすかどうかチェック
し、前記第二の制約条件を満たすなかで目的関数が最適
となった計画を最適運転計画に決定すること - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、装置
の生産量をラグランジェの未定乗数法により決定するこ
とを特徴とする最適運転計画立案方法。
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---|---|---|---|
JP33662792A JP3259146B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 最適運転計画立案方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33662792A JP3259146B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 最適運転計画立案方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06161512A JPH06161512A (ja) | 1994-06-07 |
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---|---|---|---|
JP33662792A Expired - Lifetime JP3259146B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 最適運転計画立案方法 |
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---|---|
JP (1) | JP3259146B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021056738A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 横河電機株式会社 | システム、方法、および、プログラム |
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1992
- 1992-11-24 JP JP33662792A patent/JP3259146B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2021056738A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 横河電機株式会社 | システム、方法、および、プログラム |
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JPH06161512A (ja) | 1994-06-07 |
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