JPH11244424A - ラケットフレームの製造方法 - Google Patents

ラケットフレームの製造方法

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JPH11244424A
JPH11244424A JP10055603A JP5560398A JPH11244424A JP H11244424 A JPH11244424 A JP H11244424A JP 10055603 A JP10055603 A JP 10055603A JP 5560398 A JP5560398 A JP 5560398A JP H11244424 A JPH11244424 A JP H11244424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形時に可撓性チューブの内圧を高めること
によりチューブが破裂することなく金型の型部の内面に
沿うように伸長してマトリクス樹脂を有効に減少させる
ことができ、しかも、成形後にはフレーム内部から可撓
性チューブを簡単に引き抜くことができるようにする。 【解決手段】 内圧充填用の可撓性チューブ30の表面
にシリコンポリマー又はフッ素系ポリマーからなる離型
層31を形成しておき、金型の型部内に可撓性チューブ
を配置して反応射出成形により繊維強化樹脂による中空
ラケットフレームを加熱成形し、成形後のフレームから
可撓性チューブを抜き取るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテニスラケット等の
ラケットフレームの製造方法に関し、詳しくは、成形時
に内圧充填用の可撓性チューブに比較的高い内圧をかけ
てマトリクス樹脂量を減少させるとともに、成型後に可
撓性チューブを引き抜いてフレームの軽量化を図るもの
である。
【0002】
【従来の技術】軽量化のためにフレーム内部を中空にし
た繊維強化樹脂製のテニスラケットフレームを金型成形
により製造する方法としては、例えば、以下の方法があ
る。
【0003】マンドレルにナイロンチューブ等の可撓
性チューブを被せ、この可撓性チューブにブレイド形態
にした強化繊維を巻き付ける、フィラメントワインディ
ングにより強化繊維を巻き付ける、または、スリーブ状
に成形した強化繊維を被せる。次に上記強化繊維Fを取
り付けた可撓性チューブ20をマンドレルから外して、
図4に示すように、金型Mの型部C内にセットし、可撓
性チューブ20にエア等の流体を注入して所定内圧をか
け、この状態で、加温した金型M内に反応射出成形(R
IM)用の熱可塑性樹脂(例えばRIMナイロン)のモ
ノマーを注入し、反応射出成形して中空のラケットフレ
ームを製造する(特公平5−33645号公報)。
【0004】マンドレルに被せた可撓性チューブに、
強化繊維と熱可塑性樹脂からなる繊維とを混在させたブ
レイドを巻き付ける、フィラメントワインディングによ
り強化繊維とともに熱可塑性樹脂からなる繊維を巻き付
ける、または、フィラメントワインディングにより成形
した強化繊維と熱可塑性樹脂からなる繊維を絡み合わせ
たコミングルヤーン繊維のスリーブを被せた後、この強
化繊維を取り付けた可撓性チューブをマンドレルから外
して金型のキャビティ内にセットした後、ナイロンチュ
ーブに所定内圧をかけ、この状態で、金型を加熱して上
記熱可塑性樹脂からなる繊維を溶融して成形する(US
P 5176868)。
【0005】マンドレルに被せた可撓性チューブに、
強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシート
またはブレイドを巻き付け、その後、ブレイドを外して
金型のキャビティ内にセットし、可撓性チューブにエア
等の流体を注入して所定内圧をかけ、この状態で、金型
を加熱して上記熱硬化性樹脂を硬化させて成形する。
【0006】上記の方法により金型成形されるテニスラ
ケットフレームは、図5に示すように、ストリング1を
張架するガット面2を囲む部分、即ち、トップ部3及び
両サイド部4を含むフェイス部6と、スロート部5と、
グリップ部7とからなり、その断面は図6に示す如き中
空部Sを有する筒形状となる。図6はフェイス部6の断
面を示しており、図中、8はグロメット嵌合凹部であ
り、該グロメット嵌合凹部8の中心と、対向する内面部
9と貫通穴10,11を穿設し、グロメット嵌合凹部8
からガット穴10,11にかけてグロメット12を嵌合
し、グロメット12の穴12aにストリングの糸13を
挿通している。
【0007】ところで、ラケットに要求される特性のう
ちラケット重量はプレイヤーがラケットを手に持った時
に簡単に確認できる特性であり、それ故最も重要な特性
とされている。そして、近年、女性、高齢者等の比較的
非力なプレイヤーの多くがより軽いラケットを好む傾向
にあるため、ラケットの軽量化の追及は止まるところが
ない。よって、上記従来方法で作製したラケットフレー
ムは中空であることから比較的軽量であるものの、近年
の軽量化の要求に答えることができていないのが実情で
ある。
【0008】よって、ラケットフレームを中空とする以
外に強化繊維量を減らしたり、マトリクス樹脂量を減ら
して更なる軽量化を図る試みがなされている。しかしな
がら、前者の強化繊維量を減らして軽量化を図る場合、
軽量化する反面、ラケットフレームの強度が大幅に低下
してしまうという欠点がある。一方、後者のマトリクス
樹脂量を減らして軽量化を図る場合、通常、図7に示す
ように、金型Mの型部21内に配置した圧充填用の可撓
性チューブ20に注入する空気や窒素ガス等の流体によ
り型部21内での可撓性チューブ20の内圧を高めるこ
とにより、高圧力で強化繊維23とマトリクス樹脂24
を型部21の内面に押し付けて、型部21に連続する樹
脂溜め用のキャビティ22に流し込むマトリクス樹脂量
を多くする方法が採られる。つまり、キャビティ22に
流し込んだマトリクス樹脂は成形後のラケットフレーム
を金型から取り出す時にバリとして切り取られるので、
キャビティ22に流し込むマトリクス樹脂量を多くする
ことでラケットフレームを軽くすることができる。例え
ば、4kgf/cm2 の内圧をかけて成形したラケット
フレームと6kgf/cm2 の内圧をかけて成形したラ
ケットフレームとでは、6kgf/cm2 の内圧をかけ
て成形したラケットフレームの方がローフレームの状態
(塗装や部品の取り付け無しの状態)で7g軽くなる。
【0009】また、中空ラケットフレームの更なる軽量
化を図る方法として本件出願人が特願平9−23622
5号で提案した方法がある。これは、内圧充填用の可撓
性チューブにシリコーンゴムチューブまたはフッ素樹脂
チューブを用い、成形後のラケットフレームからシリコ
ーンゴムチューブまたはフッ素樹脂チューブを抜き取る
ことによりフレームを軽量化するものである。
【0010】よって、上記可撓性チューブの内圧を高め
て樹脂溜め用のキャビティに流し込むマトリクス樹脂量
を多くして軽量化する方法と、内圧充填用の可撓性チュ
ーブにシリコーンゴムチューブまたはフッ素樹脂チュー
ブを用い、成形後のラケットフレームからこれらのチュ
ーブを抜き取って軽量化する方法とを組み合わせると、
中空ラケットフレームをより一層軽量化できるものと考
え、本件発明者はこれを試みた。すなわち、内圧充填用
の可撓性チューブにシリコンゴムチューブまたはフッ素
樹脂チューブを用い、成形時にチューブ内圧を高めに設
定して型部に連続する樹脂溜め用のキャビティにマトリ
クス樹脂を多量に流し込むようにし、かつ、成形後には
シリコンゴムチューブまたはフッ素樹脂チューブをフレ
ームから引き抜くことを試みた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら一般的に内圧充填用の可撓性チューブとして使用した
ナイロンチューブ(厚み0.09mm)はJISK 7
113(プラスチックの引張試験方法)により測定した
引張強度が約10kgf/mm2 であるのに対し、シリ
コンゴムチューブ(厚み0.09mm)のそれは約4k
gf/mm2 であり、フッ素樹脂チューブの代表例であ
るポリテトラフルオロエチレンチューブ(厚み0.09
mm)のそれは約1kgf/mm2 で、引張強度は非常
に小さい。よって、チューブの内圧を通常の圧力(4k
gf/cm2 程度)よりも比較的高圧(7kgf/cm
2 以上)にした場合、ナイロンチューブでは破裂するこ
とはないが、シリコンゴムチューブやフッ素樹脂チュー
ブでは破裂してしまうといった不具合を生じた。また、
シリコンゴムチューブやフッ素樹脂チューブのチューブ
の厚みを大きくすればチューブの内圧を高めてもチュー
ブは破裂しないが、複雑な形状、特に、断面形状が複雑
なラケットフレームを製造する場合、図8に示すよう
に、金型Mの型部21の形状にチューブ20が追従しに
くくなって、チューブ20が型部21の内面に沿わない
部分25を生じ、この部分25にマトリクス樹脂24が
多量に溜り、かえってフレームが重くなってしまった。
【0012】更に、内圧充填用のナイロンチューブにシ
リコンゴムチューブやフッ素樹脂チューブを被せた多重
チューブを用いることを試みた。かかる多重のチューブ
を用いると、ナイロンチューブを備えているためにチュ
ーブの破裂を生じることなく成形時の内圧を高めること
ができ、成形後にはシリコンゴムチューブまたはフッ素
樹脂チューブがマトリクス樹脂や強化繊維から離型する
ので、多重チューブをフレーム内から抜き取ることがで
きる。しかしながら、該多重チューブを用いた場合に
は、重ねたチューブ間の摩擦力が影響して多重チューブ
全体が伸長しにくく、金型Mの型部の形状に追従しにく
い。よって、上記と同様の問題点が生じてしまった。特
に、断面周長が部分的に異なるラケットフレームを形成
する場合、通常、チューブ径がフレームの断面周長の最
大となる部分の外径に近似した可撓性チューブを用い、
断面周長の小さい部分に可撓性チューブを折り込むよう
にしているが、多重チューブではこの折り込んだ部分が
硬くなり、型部の内面に非常に沿いにくい。よって、極
端な場合には、図9に示すように、チューブ20が型部
21の内周面の周方向全域に沿わない部分を形成してし
まい、該チューブに内圧を張ることによって達成される
マトリクス樹脂を押圧する効果が不十分になってマトリ
クス樹脂24の厚さが全体的に厚くなってフレーム重量
がかなり増大してしまった。
【0013】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、成形時に可撓性チューブの内圧を高めること
によりチューブが破裂することなく金型の型部の内面に
沿うように伸長してマトリクス樹脂を有効に減少させる
ことができ、しかも、成形後にはフレーム内部から可撓
性チューブを簡単に引き抜くことができるようにするこ
とを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、請求項1で、金型成形により繊維強化樹
脂からなる中空のラケットフレームを製造するラケット
フレームの製造方法であって、金型内において加熱成形
時に用いる内圧充填用の可撓性チューブの表面にシリコ
ンポリマー又はフッ素系ポリマーからなる離型層を形成
しておき、該可撓性チューブを成形後にフレームから抜
き取ることを特徴とするラケットフレームの製造方法を
提供している。
【0015】上記本発明のラケットフレームの製造方法
では、従来のように、内圧充填用の可撓性チューブそれ
自体をシリコーンゴムやフッ素樹脂等の離型性高分子材
料で形成せず、図1(A)に示すように、可撓性チュー
ブ30の表面にシリコーンポリマー又は/及びフッ素系
ポリマーからなる離型層31を設けることで成形後のフ
レーム内から可撓性チューブを引き抜けるようにしてい
るので、可撓性チューブ30それ自体には例えば従来か
ら使用しているナイロンチューブ等の比較的薄い厚みで
も引張強度の高いチューブを用いることができる。よっ
て、成形時に可撓性チューブに高圧流体を充填して内圧
を高めると、図1(B)に示すように、型部の断面形状
が複雑であっても可撓性チューブ30は破裂することな
く金型Mの型部21の内面に沿って伸長してマトリクス
樹脂24が型部の外のキャビティーに多量に排出され
る。また、成形後にはチューブの表面に設けた離型層に
よりチューブが強化繊維やマトリクス樹脂から離型して
チューブをフレーム内から引き抜くことができる。この
結果、極めて軽量化したラケットフレームを再現性よく
製造できる。
【0016】本発明で使用する内圧充填用の可撓性チュ
ーブの材質としては、例えば、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン6−66共重合体、ナイロン6・10、ナ
イロン6・12、ナイロン11、ナイロン12等のナイ
ロン樹脂(ポリアミド系樹脂);ポリエチレンテレフテ
レート、ポリブタジエンテレフタレート等のポリエステ
ル樹脂;ポリカーボネート;ポリアミド;ポリアミドイ
ミド;ポリフェニレンサルファイト;ポリアセタール等
の合成樹脂を挙げることができる。これらの合成樹脂に
よるチューブは比較的高圧の流体を注入した時の引張強
度が高く、しかも、成形過程では通常金型を150℃前
後まで加熱してマトリクス樹脂の加熱硬化を行うが、か
かる150℃前後の温度でも軟化しない耐熱性を備えて
いる。
【0017】特に、上記合成樹脂は、モノマーの種類、
分子量、重合度等を調整することにより、JIS K7
113のプラスチックの引張試験方法によって測定した
引張破壊強度(P)が5kgf/mm2 以上、好ましく
は10kgf/mm2 以上で、かつ、引張弾性率(H)
が400kgf/mm2 以下、好ましくは300kgm
2 以下の引張特性を有するものとして使用するのがよ
い。かかる引張特性を有する樹脂で形成したチューブを
使用すると、内圧充填時(流体注入時)のチューブの破
裂を高いレベルで防止できるとともに、チューブが型部
内面により沿いやすくなる(請求項2)。
【0018】チューブの強度及び伸長性は概ねチューブ
の材質が支配的であるがもちろんチューブの厚みによっ
ても変動する。本発明に使用する可撓性チューブの厚み
は一般に0.01〜0.3mm、好ましくは0.05〜
0.2mmの範囲とする。特に、かかる範囲内にあっ
て、上記チューブ構成する合成樹脂の引張破壊強度
(P)にチューブの厚み(T)を乗じたP×Tが0.4
5kgf/mm以上、好ましくは0.9kgf/mm以
上で、かつ、上記チューブを構成する合成樹脂の引張弾
性率(H)にチューブの厚み(T)を乗じたH×Tが3
6kgf/mm以下、好ましくは27kgf/mm以下
となるように、チューブの厚みを設定するのがより好ま
しい。このようにすると、チューブの内圧充填時の破裂
防止だけでなく、チューブ引き抜き時のチューブの破壊
も高いレベルで防止でき、しかも、チューブの型部内面
への追従性もより向上する。
【0019】なお、上記合成樹脂の引張破壊強度(P)
は15kgf/mm2 以下、好ましくは12kgf/m
2 以下であると更に好適である。これはかかる数値を
越えると弾性率が上昇する傾向となり、チューブの金型
への追従性が低下するおそれがあるためである。また、
上記引張弾性率(H)は110kgf/mm2 以上、好
ましくは130kgf/mm2 以上であると更に好適で
あり。これはかかる数値より小さくなると強度が低下す
る傾向となり、チューブの破裂防止性能を劣化させるお
それがあるためである。
【0020】可撓性チューブの表面の離型層を構成する
シリコーンポリマーとしては、シリコーンワニス(シリ
コーン樹脂)、シリコーンゴム等の各種シリコーンポリ
マーを使用することができる。シリコーンワニス(シリ
コーン樹脂)としてはスチレートシリコーンワニス、有
機樹脂で変性した変性シリコーンワニスのいずれも使用
可能である。これらは二液性タイプとして常温硬化によ
り可撓性チューブの外周面に皮膜形成する。なお、可撓
性チューブを軟化させない温度であれば焼付けすること
も可能である。シリコーンゴムは室温硬化型シリコーン
ゴムを用いるのが好ましく、通常、溶剤に分散させたデ
ィスパージョンタイプ、水中に分散させたエマルジョン
タイプのものが使用される。これらは、可撓性チューブ
の表面に刷毛塗り、スプレー塗装、ローラ塗りで塗膜を
形成し、乾燥及び硬化して皮膜とする。
【0021】離型層を構成するフッ素系ポリマーの具体
例としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、
ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニルフルオラ
イド(PVF)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体(PFEP)、テトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体(PFA)、ポリフッ化エチレン・プロピレン(FE
P)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体等のフッ素
樹脂やフッ素ゴムを使用することできる。これらは、通
常、溶剤に分散させたディスパージョン、水中に分散さ
せたエマルジョンとして使用され、可撓性チューブの表
面に刷毛塗り、スプレー塗装、ローラ塗りで塗膜を形成
した後、可撓性チューブを軟化させない温度で加熱硬化
して皮膜とする。
【0022】離型層の厚みは可撓性チューブの柔軟性を
損なわない範囲の薄い厚みに形成するのがよく、一般に
0.01〜0.03mm、好ましくは0.01〜0.0
2mmとするのが適当である。また、離型層も柔軟性に
富むものが好ましい。
【0023】本発明において、金型内に熱可塑性樹脂の
モノマーを注入して反応射出成形によりマトリクス樹脂
を形成する場合、マトリクス樹脂としてはRIMナイロ
ン(6ナイロン)が好適である。かかるRIMナイロン
を用いる場合、金型の型部内に重合触媒と開始剤を含む
溶融したラクタム類を注入し、これを加熱によりポリア
ミド重合するモノマーキャステイング法により成形す
る。
【0024】上記モノマーであるω−ラクタム類として
は、α−ピロリドン、α−ピペリドン、ε−カプロラク
タム、ω−エナントラクタム、ω−カプリロラクタム、
ω−ペラルゴノラクタム、ω−デカノラクタム、ω−ウ
ンデカノラクタム、ω−ラウロラクタム、または、これ
らのc−アルキル置換−ω−ラクタム、並びにこれらの
2種以上のω−ラクタムの混合物等が挙げられる。ま
た、ω−ラクタムは必要に応じて改良成分 (ソフト成
分) を含むことができる。
【0025】上記ソフト成分は分子中に使用する開始剤
と反応する官能基を有し、しかもガラス転移温度(Tg
)の低い化合物で、通常官能基を有するポリエーテル
や液状ポリブタジエンなどが使用される。
【0026】上記ω−ラクタム類として使用される市販
の原料としては、宇部興産株式会社のUBEナイロン、
UXシリーズがある。これはアルカリ触媒とカプロラク
タムからなるA成分と、ソフト成分を含むプレポリマー
とカプロラクタムからなるB成分とから構成されてい
る。
【0027】上記重合触媒としては、水素ナトリウムが
好ましいが、その他のナトリウム、カリウム、水素化リ
チウム等の公知のω−ラクタムの重合触媒を使用するこ
とが出来る。その添加量はω−ラクタムに対して0.1
モル%〜0.5モル%の範囲が好ましい。
【0028】また、重合開始剤としては、N−アセチル
−ε−カプロラクタムが用いられるが、その他のトリア
リルイソシアネート、N−置換エチレンイミン誘導体、
1,1”−カルボニルビスアジリジン、オキサソリン誘導
体、2−(N−フェニルベンズイミドイル)アセトアニ
リド、2−N−モリホリノ−シクロヘキセン−1,3−
ジカルボキサイリド等の既に公知のイソシアネート、カ
ルボジイミド等の化合物を用いることが出来る。これら
の重合開始剤の添加量は、ω−ラクタムの量に対して、
0.05モル%〜1.0モル%の範囲内にあることが好
ましい。
【0029】また、反応射出成形(RIM)樹脂とし
て、上記RIMナイロン以外、RIMエポキシ樹脂、R
IMウレタン樹脂、RIMメトン樹脂などを使用するこ
ともできる。RIMメトン樹脂を用いる場合、重合性モ
ノマーとして、ジシクロペンタジエンのほか、ジヒドロ
ジシクロペンタジエン、トリシクロペンタジエン、テト
ラシクロペンタジエン、シクロペンタジエン−メチルシ
クロペンタジエン共二重体等が用いられる。
【0030】RIMメトン樹脂の重合触媒としては、タ
ングステン、モリブデン、タンタル等のハロゲン化物、
オキシハロゲン化物、酸化物、有機アンモニウム塩など
が好適に用いられる。また、重合開始剤(活性剤)とし
ては、周期律表第I族〜第IIIの金属のアルキル化物
を中心とする有機金属化合物、アルコール、フェノ一ル
など酸素含有化合物などが好適に用いられる。さらに、
上記触媒及び活性剤を含む溶液重合反応が非常に速く開
始されるので、成形用金型に充分に流れ込まない間に硬
化起こることがあるため、活性調節剤としてアルキレン
グリコールまたはポリアルキルレングリコールから選ば
れるグリコール化合物のモノエーテルおよび/またはモ
ノエーテルが好適に用いられる。
【0031】上記反応射出成形(RIM)樹脂のモノマ
ーを金型へ注入する際には、金型温度を通常40〜13
0℃の範囲とし、通常、1〜5分間重合反応を行ってい
る。
【0032】また、予め金型の型部内に配置している強
化繊維層へのモノマーの浸透を向上させるために、金型
キャビティ内を減圧状態にすることが好ましい。
【0033】強化繊維としては、カーボン繊維(炭素繊
維)、ガラス繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、ス
チールワイヤ、アモルファス金属繊維、アラミド繊維、
ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維か
ら選ばれる1種または2種以上の繊維が好適に用いられ
る。また、強化繊維の可撓性チューブの外周への取り付
けは、可撓性チューブの外周へブレイド形態にした強化
繊維を巻き付ける、フィラメントワインディングにより
強化繊維を巻き付ける、または、スリーブ状に成形した
強化繊維を被せる等のいずれの方法でもよい。
【0034】一方、可撓性チューブの外周に取り付ける
強化繊維に予め熱可塑性樹脂からなる繊維を混在させ、
金型内で熱可塑性樹脂からなる繊維を溶融してマトリク
ス樹脂を成形する場合、かかる熱可塑性樹脂からなる繊
維としては、6ナイロン等のポリアミド樹脂繊維、アラ
ミド樹脂繊維、ポリカーボネート繊維、ポリプロピレン
やポリエチレン等のポリオレフィン繊維、ポリアセター
ル繊維、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチ
レン共重合体)樹脂繊維、塩化ビニール樹脂繊維、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリブチレン
テレフタレート(PBT)繊維、ポリフェニレン・オキ
シド(PPO)繊維などを挙げることができる。
【0035】また、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させ
たプリプレグを使用する場合、熱硬化性樹脂としてはエ
ポキシ樹脂を用いるのが好ましい。また、強化繊維とし
ては前記熱可塑性樹脂を含浸させる場合と同様のものを
使用でき、特に、カーボン繊維を使用するのが好まし
い。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態(実施
例)と比較例により更に詳細に説明する。 (実施例1)以下の工程によりテニスラケットフレーム
を作製した。先ず、製造すべきラケットフレームの形状
に対応させたマンドレルを用意し、該マンドレルに、J
IS K7113による引張破壊強度(P)と引張弾性
率(H)がそれぞれ10kgf/mm2 と290kgf
/mm2 の66ナイロンにより形成した、周長が70m
m(チューブ径:約22mm)、厚みが0.09mmの
66ナイロンチューブを被せて、チューブのマンドレル
の外周面に密着せずに弛んでいる部分を折り込んで耐熱
粘着テープで止めた。なお、66ナイロオンチューブの
引張破壊強度(P)とチューブ厚み(T)との積(P×
T)、引張弾性率(H)とチューブ厚み(T)との積
(H×T)はそれぞれ0.9kgf/mmと26.1k
gf/mmである。
【0037】次に、上記66ナイロンチューブの表面
に、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製の脱オキシ
ム型のシリコーン系コーティング剤 PRX305(商
品名)を約0.02mmの厚みに刷毛塗りし、塗膜を室
温で24時間放置して硬化させ、離型層を形成した。
【0038】次に、上記66ナイロンチューブの表面の
シリコーン系コーティング剤による離型層の上にカーボ
ン繊維からなるブレイドを巻き付けた後、マンドレルか
らチューブを引き抜いた。
【0039】次に、金型の形成すべきラケットフレーム
の形状に対応させた型部内に上記カーボン繊維ブレイド
を巻き付けたチューブをセットすると共に、ヨーク部分
に(カーボン繊維ブレイドを巻付けた発泡ポリウレタン
よりなる芯材を取り付け、チューブに窒素ガスを通して
7kgf/mm2 の内圧をかけ、この状態で金型を15
0℃に昇温させ、型部内に宇部興産(株)製のナイロン
RIM原料、UX−75(商品名)を充填して、反応射
出成形(RIM)を行った。具体的には、触媒を含むa
液と、開始剤を含むb液を1:1で混合して金型に注入
して反応させた。
【0040】そして、金型を冷却し、成形品(ラケット
フレーム)を金型から取り出した後、図2に示すよう
に、ラケットフレーム50の一端50aから66ナイロ
ンチューブ51を引き抜いた。
【0041】図3(A)(B)は上記ラケットフレーム
50の平面図と側面図で、該ラケットフレーム50の各
部外形寸法は以下の通りである。トップ部50Aの厚
み,幅,周長は21mm,15mm,60mm、3時〜
5時部50Bの厚み,幅,周長は26mm,15mm,
65mm、スロート部50Cの厚み,幅,周長は28m
m,16mm,71mm、グリップ部50Dの厚み,
幅,周長は、27mm,31mm,74mmである。
【0042】(実施例2)上記実施例1と同じ金型を使
用し、66ナイロンチューブの表面にダイキン工業
(株)製の、フッ素ゴムラテックス ダイエルラテック
スGLS−213(商品名)を約0.02mmの厚みに
スプレー塗りし、塗膜を150℃で15分加熱硬化して
離型層を形成した以外は、上記実施例1と同様にして、
上記実施例1と同一外形のラケットフレームを作製し
た。ここでは、成形後に66ナイロンチューブを抜き取
った。
【0043】(比較例1)上記実施例1と同じ金型を使
用し、66ナイロンチューブの表面に離型層を形成せ
ず、上記実施例1と同様にして、上記実施例1と同一外
形のラケットフレームを作製した。ここでは66ナイロ
ンチューブはフレーム内に残したままである。
【0044】(比較例2)上記実施例1と同じ金型を使
用し、マンドレルに66ナイロンチューブを被せた後、
JIS K7113による引張破壊強度(P)と引張弾
性率(H)がそれぞれ4kgf/mm2 と120kgf
/mm2 のPTFEからなる周長が60mm(チューブ
径:約22mm)、厚みが0.06mmのPTFEチュ
ーブを被せ、他は上記実施例1と同様にして、上記実施
例1と同一外形のラケットフレームを作製した。ここで
は、成形後に66ナイロンチューブとPTFEチューブ
を抜き取った。
【0045】(比較例3)上記比較例2で用いたPTF
Eチューブの代わりに、PTFEのJIS K7113
による引張破壊強度(P)と引張弾性率(H)は比較例
2で用いたPTFEチューブのそれと同じであるが、周
長が60mm(チューブ径:約22mm)で、厚みが
0.02mmのPTFEチューブを用い、他は上記比較
例2と同様にして、上記実施例1と同一外形のラケット
フレームを作製した。ここでは、成形後に66ナイロン
チューブとPTFEチューブを抜き取った。
【0046】上記実施例1、2及び比較例1〜3で作製
した各ラケットフレームについて、重量、バランス、M
・I値を測定した。その結果を下記表1に示す。なお、
バランスはラケットフレームを一点支持により支持して
ラケットフレームが水平に保たれる支持位置のグリップ
エンドからの距離である。また、M・I値は重量にバラ
ンスを乗じた数値である。
【0047】
【表1】
【0048】比較例1のラケットフレームはフレーム内
にチューブを残しているので実施例1、2のラケットフ
レームや他の比較例のラケットフレームに比べて明らか
に重くなっていた。一方、実施例1、2のラケットフレ
ームは比較例2、3と製造条件(使用した金型、マトリ
クス樹脂、強化繊維、チューブの抜き取り等)を同一と
し、かつ、同一外形に成形しているにもかかわらず、比
較例2,3のラケットフレームに比べて重量が明らかに
軽くなっていた。また、実際にラケットは手で持った
時、重量が小さく、かつ、バランスが小さい(支持位置
がグリップに近い)ほど軽く感じる。このプレイヤーが
実感する軽量感の指標となるM・I値については、実施
例1、2のラケットフレームは比較例2、3のラケット
フレームに比べてかなり小さくなっており、顕著に軽量
化していることが確認できた。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、可撓性チューブの表面にシリコーンポリマー
又は/及びフッ素系ポリマーからなる離型層を設けるこ
とで成形後のフレーム内から可撓性チューブを引き抜け
るようにしているので、可撓性チューブそれ自体には例
えば従来から使用しているナイロンチューブ等の比較的
薄い厚みでも引張強度の高いチューブを用いることがで
き、よって、成形時に可撓性チューブに高圧流体を充填
して内圧を高めても、可撓性チューブは破裂することな
くマトリクス樹脂が型部の外に多量に排出され、成形後
にはチューブの表面に設けた離型層によりチューブが強
化繊維やマトリクス樹脂から離型してチューブをフレー
ム内から引き抜くことができる。よって、極めて軽量化
したラケットフレームを再現性よく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明のラケットフレームの製造方
法に用いる可撓性チューブの断面図、(B)は(A)に
示した可撓性チューブを用いた成形工程での金型内部の
模式断面図である。
【図2】 ラケットフレームからのチューブの引き抜き
作業を示した模式図である。
【図3】 本発明の実施形態のラケットフレームの平面
図と側面図である。
【図4】 (A)(B)は従来から行われている反応射
出成形を用いた中空のラケットフレームの製造方法の示
す斜視図と断面図である。
【図5】 図4の製法で作成されたラケットフレームの
全体構造を説明する平面図である。
【図6】 図5のフェイス部の断面図である。、
【図7】 (A)(B)は金型成形時に内圧充填用の可
撓性チューブの内圧を高めてマトリクス樹脂の型部外へ
の流出量を多くしてフレームの軽量化を図る方法を示す
平面図と要部の模式断面図である。
【図8】 従来のフレーム成形工程での金型内部の模式
断面図である。
【図9】 従来のフレーム成形工程での金型内部の模式
断面図である。
【符号の説明】
21 型部 22 余剰樹脂溜め用キャビティ 23 強化繊維 24 マトリクス樹脂 30 可撓性チューブ 31 離型層 50 ラケットフレーム 50A トップ部 50B 3時〜5時部 50C スロート部 50D グリップ部 M 金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型成形により繊維強化樹脂からなる中
    空のラケットフレームを製造するラケットフレームの製
    造方法であって、 金型内において加熱成形時に用いる内圧充填用の可撓性
    チューブの表面にシリコーンポリマー又はフッ素系ポリ
    マーからなる離型層を形成しておき、該可撓性チューブ
    を成形後にフレームから抜き取ることを特徴とするラケ
    ットフレームの製造方法。
  2. 【請求項2】 内圧充填用の可撓性チューブとして、J
    IS K7115に準じて測定した引張破壊強度(P)
    が5kgf/mm2 以上、引張弾性率(H)が400k
    gf/mm2 以下の合成樹脂により形成したチューブを
    用いている請求項1に記載のラケットフレームの製造方
    法。
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