JPH11243899A - 加工食品用素材浸漬装置 - Google Patents
加工食品用素材浸漬装置Info
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- JPH11243899A JPH11243899A JP10341818A JP34181898A JPH11243899A JP H11243899 A JPH11243899 A JP H11243899A JP 10341818 A JP10341818 A JP 10341818A JP 34181898 A JP34181898 A JP 34181898A JP H11243899 A JPH11243899 A JP H11243899A
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- JP
- Japan
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- water
- station
- immersion
- temperature
- processed food
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浸漬水の温度管理並びに浸漬時間の管理に加
えて、加工食品用素材と浸漬水の撹拌を自動的に行うこ
とができる加工食品用素材浸漬装置の提供。 【解決手段】 加工食品用素材を蓄える複数のバケット
1と、当該バケット1が列を成して移動する移送路2
と、当該移送路2に沿って設定された複数処理ステーシ
ョンとで構成され、前記移送路2は、列を成すバケット
2を順次送る為の移送手段を具備し、前記処理ステーシ
ョンとして、バケット1へ素材及び浸漬水を投入する為
の投入ステーション3、前記浸漬水を入替える為の給排
水ステーション4、前記素材及び浸漬水を撹拌する為の
撹拌ステーション5、及び浸漬工程を終えた素材及び浸
漬水を排出する為の排出ステーション6を具備する加工
食品用素材浸漬装置。
えて、加工食品用素材と浸漬水の撹拌を自動的に行うこ
とができる加工食品用素材浸漬装置の提供。 【解決手段】 加工食品用素材を蓄える複数のバケット
1と、当該バケット1が列を成して移動する移送路2
と、当該移送路2に沿って設定された複数処理ステーシ
ョンとで構成され、前記移送路2は、列を成すバケット
2を順次送る為の移送手段を具備し、前記処理ステーシ
ョンとして、バケット1へ素材及び浸漬水を投入する為
の投入ステーション3、前記浸漬水を入替える為の給排
水ステーション4、前記素材及び浸漬水を撹拌する為の
撹拌ステーション5、及び浸漬工程を終えた素材及び浸
漬水を排出する為の排出ステーション6を具備する加工
食品用素材浸漬装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工食品用素材の
浸漬工程を自動的に行う浸漬装置に関わり、加工食品と
しては、雁擬、うどん、豆腐や豆乳などの穀物の加工食
品や、なまものの魚介類、練り製品(かまぼこ、ちく
わ)などの水産物の加工食品や、漬物に代表される野菜
の加工食品が挙げられる。さらに詳しく言えば、加工食
品用素材としては、雁擬素材としての豆腐片、うどん素
材としてのうどん生地、豆腐および豆乳素材としての
豆、なまものの魚介類素材としての魚介類そのものや切
身、練り製品素材としてのすり身、漬物素材としての生
の野菜などが挙げられる。
浸漬工程を自動的に行う浸漬装置に関わり、加工食品と
しては、雁擬、うどん、豆腐や豆乳などの穀物の加工食
品や、なまものの魚介類、練り製品(かまぼこ、ちく
わ)などの水産物の加工食品や、漬物に代表される野菜
の加工食品が挙げられる。さらに詳しく言えば、加工食
品用素材としては、雁擬素材としての豆腐片、うどん素
材としてのうどん生地、豆腐および豆乳素材としての
豆、なまものの魚介類素材としての魚介類そのものや切
身、練り製品素材としてのすり身、漬物素材としての生
の野菜などが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】上記した加工食品用素材のうち雁擬素材
としての豆腐片を一例として、従来の加工食品用素材浸
漬装置を以下に説明する。
としての豆腐片を一例として、従来の加工食品用素材浸
漬装置を以下に説明する。
【0003】雁擬は、図4の如く、豆腐片の浸漬工程、
脱水工程、つなぎたる山芋粉を混ぜ入れる混合工程、軽
量・成形工程、揚げ工程を経て製造され、これらの製造
過程中、前記混合工程及び成形工程の際に種々の具が適
宜加えられる。前記豆腐片の浸漬工程とは、冷水を用い
た浸漬冷却によって豆腐組織の改質を行い、素材の弾力
性や滑らかさを高めるものであるが、従来は、布袋に詰
めた豆腐片を所定の容器に満たした水へ浸漬するという
手作業によるものであった。その為、浸漬水の温度管理
や浸漬時間の管理等も全て作業員が行わなければなら
ず、極めて煩雑であるという問題があった。
脱水工程、つなぎたる山芋粉を混ぜ入れる混合工程、軽
量・成形工程、揚げ工程を経て製造され、これらの製造
過程中、前記混合工程及び成形工程の際に種々の具が適
宜加えられる。前記豆腐片の浸漬工程とは、冷水を用い
た浸漬冷却によって豆腐組織の改質を行い、素材の弾力
性や滑らかさを高めるものであるが、従来は、布袋に詰
めた豆腐片を所定の容器に満たした水へ浸漬するという
手作業によるものであった。その為、浸漬水の温度管理
や浸漬時間の管理等も全て作業員が行わなければなら
ず、極めて煩雑であるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1記載
の発明は、浸漬水の温度管理並びに浸漬時間の管理に加
えて、加工食品用素材と浸漬水の撹拌を自動的に行うこ
とができる加工食品用素材浸漬装置の提供を目的とし、
請求項2記載の発明は、更に、加工食品用素材の組織の
改質に最善な温度の浸漬水を形成し得るものを提供しよ
うとするものであり、請求項3記載の発明は、撹拌手段
の占有空間を削減しようとするものであり、請求項4記
載の発明は、いったん浸漬工程に供されたことで、ある
程度冷えた水を再利用することにより、所望の温度にま
で水を冷却する際に要するエネルギーを削減しようとす
るものである。
の発明は、浸漬水の温度管理並びに浸漬時間の管理に加
えて、加工食品用素材と浸漬水の撹拌を自動的に行うこ
とができる加工食品用素材浸漬装置の提供を目的とし、
請求項2記載の発明は、更に、加工食品用素材の組織の
改質に最善な温度の浸漬水を形成し得るものを提供しよ
うとするものであり、請求項3記載の発明は、撹拌手段
の占有空間を削減しようとするものであり、請求項4記
載の発明は、いったん浸漬工程に供されたことで、ある
程度冷えた水を再利用することにより、所望の温度にま
で水を冷却する際に要するエネルギーを削減しようとす
るものである。
【0005】さらに、請求項5記載の発明は、加工食品
用素材として雁擬用豆腐片を用いた場合に、請求項1か
ら請求項4記載の発明の目的のうち少なくとも一つを満
足する加工食品用素材浸漬装置の提供を目的とする。
用素材として雁擬用豆腐片を用いた場合に、請求項1か
ら請求項4記載の発明の目的のうち少なくとも一つを満
足する加工食品用素材浸漬装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく成
された請求項1記載の加工食品用素材浸漬装置は、加工
食品用素材を蓄える複数のバケットと、当該バケットが
列を成して移動する移送路と、当該移送路に沿って設定
された複数処理ステーションとで構成され、前記移送路
は、列を成すバケットを順次送る為の移送手段を具備
し、前記処理ステーションとして、バケットへ素材及び
浸漬水を投入する為の投入ステーション、前記浸漬水を
入替える為の給排水ステーション、前記素材及び浸漬水
を撹拌する為の撹拌ステーション、及び浸漬工程を終え
た素材及び浸漬水を排出する為の排出ステーションを具
備することを特徴とする。
された請求項1記載の加工食品用素材浸漬装置は、加工
食品用素材を蓄える複数のバケットと、当該バケットが
列を成して移動する移送路と、当該移送路に沿って設定
された複数処理ステーションとで構成され、前記移送路
は、列を成すバケットを順次送る為の移送手段を具備
し、前記処理ステーションとして、バケットへ素材及び
浸漬水を投入する為の投入ステーション、前記浸漬水を
入替える為の給排水ステーション、前記素材及び浸漬水
を撹拌する為の撹拌ステーション、及び浸漬工程を終え
た素材及び浸漬水を排出する為の排出ステーションを具
備することを特徴とする。
【0007】前記バケットは、前記移送路との関係で、
列を成して移動できる様な構造であれば良く、例えば、
移送路としてレールが設置されていれば、当該レールを
脱線することなく走行し得る車輪をバケットに設ければ
良い。又、例えば、移送路としてコンベアが設置されて
いれば、当該コンベア上に転倒することなく載ることが
できる底形状を有していれば良い。そして、移送路は、
複数のバケットの走行軌道を安定させ得るものであっ
て、適当な移送手段を具備していれば良い。尚、適当な
移送手段としては、例えば、適所にバケットを押し出す
アームを付設するといった方法や、循環するロープにバ
ケットを繋ぐといった方法がある。尚、前記移送路は、
バケットが環状に循環する閉路であっても良いし、一方
通行の直線的な或いは曲った開路であっても良い。
列を成して移動できる様な構造であれば良く、例えば、
移送路としてレールが設置されていれば、当該レールを
脱線することなく走行し得る車輪をバケットに設ければ
良い。又、例えば、移送路としてコンベアが設置されて
いれば、当該コンベア上に転倒することなく載ることが
できる底形状を有していれば良い。そして、移送路は、
複数のバケットの走行軌道を安定させ得るものであっ
て、適当な移送手段を具備していれば良い。尚、適当な
移送手段としては、例えば、適所にバケットを押し出す
アームを付設するといった方法や、循環するロープにバ
ケットを繋ぐといった方法がある。尚、前記移送路は、
バケットが環状に循環する閉路であっても良いし、一方
通行の直線的な或いは曲った開路であっても良い。
【0008】処理ステーションとしては先に種々挙げら
れているが、その他必要に応じて設ければ良く、処理ス
テーションによっては、複数のステーションが設けてあ
っても良い。排出ステーションに設ける排出手段として
は、バケットを一個ずつ差し上げて逆さにするといった
構造や、差し上げずに傾斜させる構造など適宜選択すれ
ば良い。
れているが、その他必要に応じて設ければ良く、処理ス
テーションによっては、複数のステーションが設けてあ
っても良い。排出ステーションに設ける排出手段として
は、バケットを一個ずつ差し上げて逆さにするといった
構造や、差し上げずに傾斜させる構造など適宜選択すれ
ば良い。
【0009】又、素材の組織の改質に最善な温度の浸漬
水を形成すべく成された請求項2記載の加工食品用素材
浸漬装置は、前記投入ステーションに、当該投入ステー
ションにてバケットへ供給する水の温度を15℃前後に
調整する為の水温調整手段を設けると共に、前記給排水
ステーションに、当該給排水ステーションにてバケット
へ供給する水の温度を氷温近傍に調整する為の水温調整
手段を設けたことを特徴とするものであり、撹拌手段の
占有空間を削減すべく成された請求項3記載の加工食品
用素材浸漬装置は、前記撹拌ステーションに、水勢撹拌
手段を採用したことを特徴とする。更に、いったん浸漬
工程に供されたことで、ある程度冷えた水を再利用する
ことにより、所望の温度にまで水を冷却する際に要する
エネルギーを削減しようと成された請求項4記載の加工
食品用素材浸漬装置は、前記排出ステーションにて排出
・回収された水を、前記処理ステーションに適した温度
に調整して再供給する為の水循環手段を具備することを
特徴とする。
水を形成すべく成された請求項2記載の加工食品用素材
浸漬装置は、前記投入ステーションに、当該投入ステー
ションにてバケットへ供給する水の温度を15℃前後に
調整する為の水温調整手段を設けると共に、前記給排水
ステーションに、当該給排水ステーションにてバケット
へ供給する水の温度を氷温近傍に調整する為の水温調整
手段を設けたことを特徴とするものであり、撹拌手段の
占有空間を削減すべく成された請求項3記載の加工食品
用素材浸漬装置は、前記撹拌ステーションに、水勢撹拌
手段を採用したことを特徴とする。更に、いったん浸漬
工程に供されたことで、ある程度冷えた水を再利用する
ことにより、所望の温度にまで水を冷却する際に要する
エネルギーを削減しようと成された請求項4記載の加工
食品用素材浸漬装置は、前記排出ステーションにて排出
・回収された水を、前記処理ステーションに適した温度
に調整して再供給する為の水循環手段を具備することを
特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の加工食品用素材浸漬
装置は、加工食品用素材として雁擬用素材たる豆腐片を
用いたことを特徴とする。
装置は、加工食品用素材として雁擬用素材たる豆腐片を
用いたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による加工食品用素
材浸漬装置の実施の形態を、雁擬用豆腐片浸漬装置の図
面に基づき説明する。図1乃至図3に示す浸漬装置は、
木綿豆腐を雁擬用として適した豆腐片に細断して供給す
る豆腐片供給装置11と、浸漬工程を終えた豆腐片に対
し脱水処理を行う脱水機12との間に介在し、約40℃
程度の豆腐片を井戸水程度の温度である15℃程度の浸
漬水に10分から15分間程度浸す一次浸漬工程と、氷
温近傍の2℃から3℃程度の浸漬水に30分から40分
程度浸漬する二次浸漬工程とを実施すべく構成されたも
のである。
材浸漬装置の実施の形態を、雁擬用豆腐片浸漬装置の図
面に基づき説明する。図1乃至図3に示す浸漬装置は、
木綿豆腐を雁擬用として適した豆腐片に細断して供給す
る豆腐片供給装置11と、浸漬工程を終えた豆腐片に対
し脱水処理を行う脱水機12との間に介在し、約40℃
程度の豆腐片を井戸水程度の温度である15℃程度の浸
漬水に10分から15分間程度浸す一次浸漬工程と、氷
温近傍の2℃から3℃程度の浸漬水に30分から40分
程度浸漬する二次浸漬工程とを実施すべく構成されたも
のである。
【0012】この浸漬装置は、各々13ブロックから成
る往路13と復路14を循環移送路2として設定し、当
該循環移送路2に最高25個のバケット1を走行可能に
載せたものである。即ち、この浸漬装置の移送路2は、
それぞれ対を成す二列のレール15が往路13と復路1
4として並設され、往路13及び復路14双方の最端ブ
ロックとして機能すべくスライドする可動レール16,
17を一対具備する。一方、前記バケットは、レール1
5及び可動レール16,17に沿って脱輪することなく
走行する為の車輪12を備えている。
る往路13と復路14を循環移送路2として設定し、当
該循環移送路2に最高25個のバケット1を走行可能に
載せたものである。即ち、この浸漬装置の移送路2は、
それぞれ対を成す二列のレール15が往路13と復路1
4として並設され、往路13及び復路14双方の最端ブ
ロックとして機能すべくスライドする可動レール16,
17を一対具備する。一方、前記バケットは、レール1
5及び可動レール16,17に沿って脱輪することなく
走行する為の車輪12を備えている。
【0013】往路13の始点には、当該往路13に載っ
ているバケット1を該往路13の終点へ向けて押し出す
為の第1送りシリンダー18が設置されており、往路1
3の終点には、当該往路13の終点ブロックとして存在
する可動レール16を復路14の始点ブロックとしての
位置へ送り出し、且つ後に往路13の終点ブロックとし
て復帰させる為の第2送りシリンダー19が設置されて
いる。又、復路14の始点には、当該復路14に載って
いるバケット1を該復路14の終点へ向けて押し出す為
の第3送りシリンダー20が設置されており、復路14
の終点には、当該復路14の終点ブロックとして存在す
る可動レール17を再び往路13の始点ブロックとして
の位置へ送り出し、且つ後に復路14の終点ブロックと
して復帰させる為の第4送りシリンダー21が設置され
ている。
ているバケット1を該往路13の終点へ向けて押し出す
為の第1送りシリンダー18が設置されており、往路1
3の終点には、当該往路13の終点ブロックとして存在
する可動レール16を復路14の始点ブロックとしての
位置へ送り出し、且つ後に往路13の終点ブロックとし
て復帰させる為の第2送りシリンダー19が設置されて
いる。又、復路14の始点には、当該復路14に載って
いるバケット1を該復路14の終点へ向けて押し出す為
の第3送りシリンダー20が設置されており、復路14
の終点には、当該復路14の終点ブロックとして存在す
る可動レール17を再び往路13の始点ブロックとして
の位置へ送り出し、且つ後に復路14の終点ブロックと
して復帰させる為の第4送りシリンダー21が設置され
ている。
【0014】前記第1送りシリンダー18乃至第4送り
シリンダー21のうち、第1送りシリンダー18と第3
送りシリンダー20のロッドは、往路13や復路14に
存在するバケット1を、当該往路13や復路14の終点
ブロックへ向けて丁度1ブロック分送るストロークを以
て進退し、専らバケット1の側部を押圧するに止まるの
に対し、第2送りシリンダー19と第4送りシリンダー
21は、各々バケット1を載せた可動レール16,17
を、往路13及び復路14の向きに対して直角な方向に
進退させなければ成らないので、各シリンダー19,2
1のロッド38,38は各可動レール16,17に連結
される必要がある。
シリンダー21のうち、第1送りシリンダー18と第3
送りシリンダー20のロッドは、往路13や復路14に
存在するバケット1を、当該往路13や復路14の終点
ブロックへ向けて丁度1ブロック分送るストロークを以
て進退し、専らバケット1の側部を押圧するに止まるの
に対し、第2送りシリンダー19と第4送りシリンダー
21は、各々バケット1を載せた可動レール16,17
を、往路13及び復路14の向きに対して直角な方向に
進退させなければ成らないので、各シリンダー19,2
1のロッド38,38は各可動レール16,17に連結
される必要がある。
【0015】この浸漬装置には、バケット1へ豆腐片及
び浸漬水を投入する為の投入ステーション3、前記浸漬
水を入替える為の給排水ステーション4、前記豆腐片及
び浸漬水を撹拌する為の二つの撹拌ステーション5,
5、及び浸漬工程を終えた豆腐片及び浸漬水を排出する
為の排出ステーション6から成る五つの処理ステーショ
ンがあり、前記投入ステーション3は往路13の第2ブ
ロックに、給排水ステーション4は往路13の第8ブロ
ックに、撹拌ステーション5は復路14の第2ブロック
及び第7ブロックに、排出ステーション6は復路14の
終点ブロック(第13ブロック)に設定されている。
び浸漬水を投入する為の投入ステーション3、前記浸漬
水を入替える為の給排水ステーション4、前記豆腐片及
び浸漬水を撹拌する為の二つの撹拌ステーション5,
5、及び浸漬工程を終えた豆腐片及び浸漬水を排出する
為の排出ステーション6から成る五つの処理ステーショ
ンがあり、前記投入ステーション3は往路13の第2ブ
ロックに、給排水ステーション4は往路13の第8ブロ
ックに、撹拌ステーション5は復路14の第2ブロック
及び第7ブロックに、排出ステーション6は復路14の
終点ブロック(第13ブロック)に設定されている。
【0016】投入ステーション3は、木綿豆腐生地製造
ラインから連続し、板状(W440×L710×H35
mm)の木綿豆腐の生地39を細かい升目状に仕切られ
た細断テーブル22上に載せ、シリンダー23で進退す
る押さえ板24を以てところてん状に切り出す細断手段
と、細断された豆腐片を誘導して投入ステーション3が
設定された往路13第2ブロックに存在するバケット1
へ供給する為のホッパー25とから成る豆腐片供給装置
11に隣接する。前記バケット1へ豆腐片を投入する
際、同時に浸漬水を投入する為の第1浸漬水供給手段2
6も並設されており、当該第1浸漬水供給手段26は、
当該投入ステーション3にてバケット1へ供給する水の
温度を15℃前後に調整する為の第1水温調整手段7を
具備する。尚、豆腐片供給装置11を、当該浸漬装置か
ら離隔して配置することも可能であり、その場合は、豆
腐片と前記浸漬水とを混合しモーノポンプで投入ステー
ションに存在するバケット1にまで搬送する。
ラインから連続し、板状(W440×L710×H35
mm)の木綿豆腐の生地39を細かい升目状に仕切られ
た細断テーブル22上に載せ、シリンダー23で進退す
る押さえ板24を以てところてん状に切り出す細断手段
と、細断された豆腐片を誘導して投入ステーション3が
設定された往路13第2ブロックに存在するバケット1
へ供給する為のホッパー25とから成る豆腐片供給装置
11に隣接する。前記バケット1へ豆腐片を投入する
際、同時に浸漬水を投入する為の第1浸漬水供給手段2
6も並設されており、当該第1浸漬水供給手段26は、
当該投入ステーション3にてバケット1へ供給する水の
温度を15℃前後に調整する為の第1水温調整手段7を
具備する。尚、豆腐片供給装置11を、当該浸漬装置か
ら離隔して配置することも可能であり、その場合は、豆
腐片と前記浸漬水とを混合しモーノポンプで投入ステー
ションに存在するバケット1にまで搬送する。
【0017】給排水ステーション4は、排水手段27と
給水手段28とを兼ね備え、排水口には、例えば、豆腐
片の通過を抑制すべく給入口を金網で覆ったホース等が
用いられる一方で、給水手段28は、第2浸漬水供給手
段として位置付けられ、当該給排水ステーション4にて
バケット1へ供給する水の温度を氷温近傍(3℃以下)
に調整する為の第2水温調整手段8が付設される。尚、
前記排水手段27及び給水手段28は、ポンプをはじめ
とする既存の手段から適宜選択すれば良い。
給水手段28とを兼ね備え、排水口には、例えば、豆腐
片の通過を抑制すべく給入口を金網で覆ったホース等が
用いられる一方で、給水手段28は、第2浸漬水供給手
段として位置付けられ、当該給排水ステーション4にて
バケット1へ供給する水の温度を氷温近傍(3℃以下)
に調整する為の第2水温調整手段8が付設される。尚、
前記排水手段27及び給水手段28は、ポンプをはじめ
とする既存の手段から適宜選択すれば良い。
【0018】撹拌ステーション5は、豆腐片と浸漬水と
が効率的に交わる様にすべくそれらを撹拌するもので、
比較的高い圧力で前記第2水温調整手段8を経た水を噴
射する噴水手段を具備する水勢撹拌手段9が、当該撹拌
ステーション5に位置するバケット1の内部に向けて設
定されている。当該水勢撹拌手段9が駆動することによ
って、撹拌ステーション5に位置するバケット1内部の
豆腐片及び浸漬水が撹拌されるとともに、更に氷温近傍
温度の新しい浸漬水が追加される(前記第2浸漬水供給
手段として機能する)こととなる。この様な水勢撹拌手
段9は、スクリュー等及びその駆動手段をバケットに対
して装脱しなければならないその他の撹拌手段と比べ、
装置の高さが嵩張らないところに利点がある。
が効率的に交わる様にすべくそれらを撹拌するもので、
比較的高い圧力で前記第2水温調整手段8を経た水を噴
射する噴水手段を具備する水勢撹拌手段9が、当該撹拌
ステーション5に位置するバケット1の内部に向けて設
定されている。当該水勢撹拌手段9が駆動することによ
って、撹拌ステーション5に位置するバケット1内部の
豆腐片及び浸漬水が撹拌されるとともに、更に氷温近傍
温度の新しい浸漬水が追加される(前記第2浸漬水供給
手段として機能する)こととなる。この様な水勢撹拌手
段9は、スクリュー等及びその駆動手段をバケットに対
して装脱しなければならないその他の撹拌手段と比べ、
装置の高さが嵩張らないところに利点がある。
【0019】排出ステーション6は、そこに存在するバ
ケット1をその中の豆腐片及び浸漬水ごと差し上げ、次
いで、当該排出ステーション6に隣接して設置された回
収手段29の存在する高さにて当該バケット1を徐々に
傾け、傾斜角度60度での冷水回収行程と、傾斜角度1
10度での豆腐片回収行程及び洗浄行程とを連続して行
う為のバケットハンドリング手段30を具備する。当該
バケットハンドリング手段30は、排出ステーション6
へ進むバケット1と対向する位置に設置され、相平行し
て水平に突出する差し上げ棒31を、水平方向に対し上
向きに60度及び110度を含む多段階で傾斜させ得る
揺動手段32と、当該揺動手段32を上下させる昇降リ
フト33を往路13の進行方向へ進退可能に設定して構
成される。当該バケットハンドリング手段30を使用す
るにあたっては、各バケット1の両側方に、前記差し上
げ棒31を収容・保持する為の掛け部34を設ける必要
がある。
ケット1をその中の豆腐片及び浸漬水ごと差し上げ、次
いで、当該排出ステーション6に隣接して設置された回
収手段29の存在する高さにて当該バケット1を徐々に
傾け、傾斜角度60度での冷水回収行程と、傾斜角度1
10度での豆腐片回収行程及び洗浄行程とを連続して行
う為のバケットハンドリング手段30を具備する。当該
バケットハンドリング手段30は、排出ステーション6
へ進むバケット1と対向する位置に設置され、相平行し
て水平に突出する差し上げ棒31を、水平方向に対し上
向きに60度及び110度を含む多段階で傾斜させ得る
揺動手段32と、当該揺動手段32を上下させる昇降リ
フト33を往路13の進行方向へ進退可能に設定して構
成される。当該バケットハンドリング手段30を使用す
るにあたっては、各バケット1の両側方に、前記差し上
げ棒31を収容・保持する為の掛け部34を設ける必要
がある。
【0020】前記回収手段29は、豆腐片回収容器35
と浸漬水回収容器36を、前記バケットハンドリング手
段30の作動に合わせて所定の位置に配置せしめるもの
である。即ち、回収手段29は、豆腐片回収容器35
を、バケットハンドリング手段30によりバケット1か
ら排出される豆腐片を全て受け止め得る位置(以下、待
機位置と記す。)に順次供給し、バケット1一個分の豆
腐片を収容する毎に当該回収容器35を後段の脱水機へ
送る。一方、浸漬水回収容器36については、バケット
ハンドリング手段30により吊り上げられたバケット1
が60度の傾斜角度となるまで、当該浸漬水回収容器3
6を前記豆腐片回収容器35の上方を覆うように差し出
し、バケットハンドリング手段30に差し上げられたバ
ケット1の傾斜角度が60度を超えた時点で、当該浸漬
水回収容器36を豆腐片回収容器35の上方から撤去す
る。
と浸漬水回収容器36を、前記バケットハンドリング手
段30の作動に合わせて所定の位置に配置せしめるもの
である。即ち、回収手段29は、豆腐片回収容器35
を、バケットハンドリング手段30によりバケット1か
ら排出される豆腐片を全て受け止め得る位置(以下、待
機位置と記す。)に順次供給し、バケット1一個分の豆
腐片を収容する毎に当該回収容器35を後段の脱水機へ
送る。一方、浸漬水回収容器36については、バケット
ハンドリング手段30により吊り上げられたバケット1
が60度の傾斜角度となるまで、当該浸漬水回収容器3
6を前記豆腐片回収容器35の上方を覆うように差し出
し、バケットハンドリング手段30に差し上げられたバ
ケット1の傾斜角度が60度を超えた時点で、当該浸漬
水回収容器36を豆腐片回収容器35の上方から撤去す
る。
【0021】尚、前記豆腐片回収容器35の待機位置へ
の供給は、人手による供給であっても良いし、適当な自
動供給装置を設定しても良い。又、浸漬水回収容器36
の設置及び撤去はシリンダー等を用いて行えば良く、待
機位置から脱水機への豆腐片回収容器35の移送は、コ
ンベアなど公知の移送手段から選択すれば良い。
の供給は、人手による供給であっても良いし、適当な自
動供給装置を設定しても良い。又、浸漬水回収容器36
の設置及び撤去はシリンダー等を用いて行えば良く、待
機位置から脱水機への豆腐片回収容器35の移送は、コ
ンベアなど公知の移送手段から選択すれば良い。
【0022】浸漬水回収容器35は、水循環手段10に
接続され、前記投入ステーション3の第1浸漬水供給手
段26、給排水ステーション4及び撹拌ステーション5
の第2浸漬水供給手段へ小さな豆腐屑等を除去する為の
フィルター37を介して再供給される。各処理ステーシ
ョンにおいては、第1温度調整手段7、第2温度調整手
段8によりそれぞれの処理ステーションに適した温度に
調整される。
接続され、前記投入ステーション3の第1浸漬水供給手
段26、給排水ステーション4及び撹拌ステーション5
の第2浸漬水供給手段へ小さな豆腐屑等を除去する為の
フィルター37を介して再供給される。各処理ステーシ
ョンにおいては、第1温度調整手段7、第2温度調整手
段8によりそれぞれの処理ステーションに適した温度に
調整される。
【0023】以上のごとく構成された雁擬用豆腐片浸漬
装置を構成し、各バケット1を2分程度毎に1ブロック
進めることによって、前記所定時間の一次浸漬工程及び
二次浸漬工程が自動的に行われ、二次浸漬工程中におい
ては、二度の撹拌工程を行うことができる。当該撹拌工
程においては、撹拌を目的として新たに氷温近傍の水が
供給されるが、各撹拌ステーション5において豆腐片及
び浸漬水が溢れ出ない様に、給排水ステーション4及び
各撹拌ステーション5における水の供給量を加減する必
要がある。
装置を構成し、各バケット1を2分程度毎に1ブロック
進めることによって、前記所定時間の一次浸漬工程及び
二次浸漬工程が自動的に行われ、二次浸漬工程中におい
ては、二度の撹拌工程を行うことができる。当該撹拌工
程においては、撹拌を目的として新たに氷温近傍の水が
供給されるが、各撹拌ステーション5において豆腐片及
び浸漬水が溢れ出ない様に、給排水ステーション4及び
各撹拌ステーション5における水の供給量を加減する必
要がある。
【0024】上記した雁擬用豆腐片浸漬装置の豆腐片の
代わりに、うどん用生地を用いれば、うどん用生地浸漬
装置となる。うどんの製造は、うどん粉、小麦粉、添加
材などを混合し、こねることによって生地を形成する工
程、生地の浸漬工程、脱水工程、細長く麺状にする工程
を経て完成する。
代わりに、うどん用生地を用いれば、うどん用生地浸漬
装置となる。うどんの製造は、うどん粉、小麦粉、添加
材などを混合し、こねることによって生地を形成する工
程、生地の浸漬工程、脱水工程、細長く麺状にする工程
を経て完成する。
【0025】また、豆乳用豆を用いれば豆乳用豆浸漬装
置となる。豆乳の製造は、豆の浸漬工程を経た後、通常
の手順で加工する。なお、この工程の後に、にがりを投
入する工程などを行えば、豆腐片用豆豆浸漬装置とな
る。
置となる。豆乳の製造は、豆の浸漬工程を経た後、通常
の手順で加工する。なお、この工程の後に、にがりを投
入する工程などを行えば、豆腐片用豆豆浸漬装置とな
る。
【0026】魚介類のなまものを用いれば魚介類用なま
もの浸漬装置となる。魚介類のなまものは、通常、その
ままパック詰めして販売されるが、パック詰め前に浸漬
工程を行うことにする。また、すり身を用いれば練り製
品用すり身浸漬装置となる。
もの浸漬装置となる。魚介類のなまものは、通常、その
ままパック詰めして販売されるが、パック詰め前に浸漬
工程を行うことにする。また、すり身を用いれば練り製
品用すり身浸漬装置となる。
【0027】漬物用のなま野菜を用いれば漬物用なま野
菜浸漬装置となる。なま野菜を浸漬工程を経た後、通常
の手順で漬けることとする。
菜浸漬装置となる。なま野菜を浸漬工程を経た後、通常
の手順で漬けることとする。
【0028】上記した加工食品は、浸漬工程を経て、一
旦、氷温近傍に冷やされるので、甘味やうまみが増すこ
ととなる。なお、氷温近傍とは、ものが凍る直前の温度
域のことであり、豆腐片の場合は2〜3℃であったが、
素材毎に温度域は異なっている。
旦、氷温近傍に冷やされるので、甘味やうまみが増すこ
ととなる。なお、氷温近傍とは、ものが凍る直前の温度
域のことであり、豆腐片の場合は2〜3℃であったが、
素材毎に温度域は異なっている。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明による請求項1記載の
加工食品用素材浸漬装置を使用すれば、浸漬水の温度管
理並びに浸漬時間の管理に加えて、素材と浸漬水の撹拌
を自動的に行うことができ、作業員の労力を軽減するこ
とができる他、素材の浸漬に関わる各種の処理経過をバ
ケット単位で確実に分離し、各バケットに蓄えられた素
材に対し均一な処理を施すことができる。又、気候や素
材の状態に合わせて各処理ステーションの設定ブロック
を容易に変更することもできるので、環境と対応させた
処理ノウハウの蓄積によって、状況に応じた最良の浸漬
処理を行うことが可能となる。
加工食品用素材浸漬装置を使用すれば、浸漬水の温度管
理並びに浸漬時間の管理に加えて、素材と浸漬水の撹拌
を自動的に行うことができ、作業員の労力を軽減するこ
とができる他、素材の浸漬に関わる各種の処理経過をバ
ケット単位で確実に分離し、各バケットに蓄えられた素
材に対し均一な処理を施すことができる。又、気候や素
材の状態に合わせて各処理ステーションの設定ブロック
を容易に変更することもできるので、環境と対応させた
処理ノウハウの蓄積によって、状況に応じた最良の浸漬
処理を行うことが可能となる。
【0030】請求項2記載の浸漬装置は、これまでの実
績に照らし、加工食品用素材の組織の改質に最善な温度
の浸漬水を形成し得るものであって、この浸漬装置を使
用することによって、うまみが増すこととなる。
績に照らし、加工食品用素材の組織の改質に最善な温度
の浸漬水を形成し得るものであって、この浸漬装置を使
用することによって、うまみが増すこととなる。
【0031】又、請求項3記載の浸漬装置によれば、撹
拌手段の占有空間を削減することができるのみならず、
素材のくずが長時間付着する可能性のある撹拌手段を幾
度も反復してバケットの内部から出し入れするといった
不衛生さも解消することができる。更に、請求項4記載
の浸漬装置によれば、いったん浸漬工程に供されたこと
である程度冷えた水を再利用することにより、所望の温
度にまで水を冷却する際に要するエネルギー及び水資源
を削減することができる。
拌手段の占有空間を削減することができるのみならず、
素材のくずが長時間付着する可能性のある撹拌手段を幾
度も反復してバケットの内部から出し入れするといった
不衛生さも解消することができる。更に、請求項4記載
の浸漬装置によれば、いったん浸漬工程に供されたこと
である程度冷えた水を再利用することにより、所望の温
度にまで水を冷却する際に要するエネルギー及び水資源
を削減することができる。
【0032】請求項5記載の浸漬装置は、請求項1から
請求項4と同じ効果だけでなく、以下の固有の効果を有
する。これまでの実績に照らし、豆腐片の組織の改質に
最善な温度の浸漬水を形成し得るものであって、この浸
漬装置を使用することによって、弾力性、柔軟性及び次
工程での脱水性の良い雁擬の素材が形成され、混合工程
においては、素材自身の結合力が増加し、つなぎたる山
芋粉の添加量を大幅に削減できることとなる。成形工程
においても、粘着性が少なく成ることによって、取扱性
や加工性が大幅に向上することとなる。尚、この様な雁
擬用素材の改質は、雁擬の味自体にも大きな改善をもた
らすことは言うまでもない。
請求項4と同じ効果だけでなく、以下の固有の効果を有
する。これまでの実績に照らし、豆腐片の組織の改質に
最善な温度の浸漬水を形成し得るものであって、この浸
漬装置を使用することによって、弾力性、柔軟性及び次
工程での脱水性の良い雁擬の素材が形成され、混合工程
においては、素材自身の結合力が増加し、つなぎたる山
芋粉の添加量を大幅に削減できることとなる。成形工程
においても、粘着性が少なく成ることによって、取扱性
や加工性が大幅に向上することとなる。尚、この様な雁
擬用素材の改質は、雁擬の味自体にも大きな改善をもた
らすことは言うまでもない。
【図1】本発明による雁擬用豆腐片浸漬装置の一例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】本発明による雁擬用豆腐片浸漬装置の一例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】本発明による雁擬用豆腐片浸漬装置の移送路の
一例を示す平面図である。
一例を示す平面図である。
【図4】雁擬の製造工程の概略を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】投入ステーションの一例を示す概略図である
【図6】排出ステーションの一例を示す概略図である。
1 バケット 2 移送路 3 投入ステーション 4 給排水ステーション 5 撹拌ステーション 6 排出ステーション 7 第1水温調整手段 8 第2水温調整手段 9 水勢撹拌手段 10 水循環手段
Claims (5)
- 【請求項1】 加工食品用素材を蓄える複数のバケット
(1)と、当該バケット(1)が列を成して移動する移
送路(2)と、当該移送路(2)に沿って設定された複
数処理ステーションとで構成され、前記移送路(2)
は、列を成すバケット(1)を順次送る為の移送手段を
具備し、前記処理ステーションとして、バケット(1)
へ素材及び浸漬水を投入する為の投入ステーション
(3)、前記浸漬水を入替える為の給排水ステーション
(4)、前記素材及び浸漬水を撹拌する為の撹拌ステー
ション(5)、及び浸漬工程を終えた素材及び浸漬水を
排出する為の排出ステーション(6)を具備する加工食
品用素材浸漬装置。 - 【請求項2】 前記投入ステーション(3)に、当該投
入ステーション(3)にてバケット(1)へ供給する水
の温度を15℃前後に調整する為の第1水温調整手段
(7)を設けると共に、前記給排水ステーション(4)
に、当該給排水ステーション(4)にてバケット(1)
へ供給する水の温度を氷温近傍に調整する為の第2水温
調整手段(8)を設けた請求項1記載の加工食品用素材
浸漬装置。 - 【請求項3】 前記撹拌ステーション(5)に、水勢撹
拌手段(9)を設けた請求項1又は2記載の加工食品用
素材浸漬装置。 - 【請求項4】 前記排出ステーション(6)にて排出・
回収された水を、前記処理ステーションに適した温度に
調整して再供給する為の水循環手段(10)を具備する
請求項1、2又は3記載の加工食品用素材浸漬装置。 - 【請求項5】 加工食品用素材として雁擬用素材たる豆
腐片を用いたことを特徴とする請求項1、2、3又は4
記載の加工食品用素材浸漬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10341818A JPH11243899A (ja) | 1997-12-25 | 1998-12-01 | 加工食品用素材浸漬装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35752797 | 1997-12-25 | ||
JP9-357527 | 1997-12-25 | ||
JP10341818A JPH11243899A (ja) | 1997-12-25 | 1998-12-01 | 加工食品用素材浸漬装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243899A true JPH11243899A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=26577061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10341818A Pending JPH11243899A (ja) | 1997-12-25 | 1998-12-01 | 加工食品用素材浸漬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11243899A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101320626B1 (ko) * | 2013-08-07 | 2013-10-23 | (주)명성 | 채소류 절임장치 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP10341818A patent/JPH11243899A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101320626B1 (ko) * | 2013-08-07 | 2013-10-23 | (주)명성 | 채소류 절임장치 |
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