JPH11242749A - 情報処理装置及び情報処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置及び情報処理方法並びに記憶媒体Info
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- JPH11242749A JPH11242749A JP4541098A JP4541098A JPH11242749A JP H11242749 A JPH11242749 A JP H11242749A JP 4541098 A JP4541098 A JP 4541098A JP 4541098 A JP4541098 A JP 4541098A JP H11242749 A JPH11242749 A JP H11242749A
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Abstract
しかも、精度の高い印刷データを正確かつ容易に作成す
ることができるようにする。 【解決手段】 文字列データをレイアウトするための必
要情報を入力した後(ステップS3401)、文字列デ
ータを入力し(ステップS3402)、その印刷属性を
編集して(ステップS3403)、印刷属性により、そ
の輪郭情報を抽出し(ステップS4304)、抽出され
た輪郭情報から、文字列データをレイアウトする際の基
準となる情報を設定し(ステップS4305〜S430
7)、レイアウト位置を指定して(ステップS340
8)、諸データを印刷データに登録した後(S340
9、3410)、作図エリアに文字列データのレイアウ
トを行なう(ステップS3411)。
Description
情報処理装置及び情報処理方法並びに記憶媒体に関し、
例えば、高精細の版下を作成するための情報処理装置及
び情報処理方法並びに記憶媒体に用いて好適なものであ
る。
の一例として、印刷データ、特に、製品本体やその外装
パッケージやマニュアル類などに表示する、図形や文字
やイラストなどの版下用の印刷データを作成する、CA
DやDTP(Desk TopPublishing)
などの、対話形式の作図システムがある。このようなシ
ステムを用いて印刷データを作成する場合には、従来、
次のような方法があった。
おおまかなイメージを表示装置に表示しながら、対話形
式で図形や文字の編集やレイアウトを行なった後に、印
刷に必要な属性を付加した、印刷用のデータを別に作成
して、印刷装置で印刷する方法。
ージを表示装置に表示しながら、対話形式で図形や文字
の編集やレイアウトを行なった後に、表示装置に表示さ
れたデータを、ほぼそのままの形で、印刷装置で印刷す
る方法。
るイメージが、印刷装置で印刷されるイメージと同じ表
示形態となる、WYSIWYG(What You Se
eIs What You Get)と呼ばれる技術によ
る方法である。
テムを用いずに作成する場合には、従来、次のような方
法があった。
いて、図形や文字のデータとともに、印刷に必要な属性
や、レイアウト情報などを記述したプログラムを作成
し、そのプログラムを一括処理で実行することにより、
印刷データを生成して、印刷装置で印刷する方法。
来例は、それぞれ、以下に述べるような課題を有してい
る。なお、以下に述べる課題は、それぞれ上記従来例に
付した番号に対応した番号を付して記載している。
が、表示装置に表示した時のイメージとかなり異なるた
めに、ユーザーが思った通りの印刷結果を得るために
は、何度も印刷し直しては修正する必要があり、ユーザ
ーインターフェイスがよくない、という問題があった。
とは別に作成しなければならないため、データ作成の効
率がよくない、という問題があった。
Gの機能を用いて、対話形式で図形や文字をレイアウト
する場合、ユーザーは、表示装置に表示されたイメージ
に従ってレイアウトのための操作を行なうことになる。
の解像度に依存するので、表示装置よりも格段に解像度
の高い印刷装置で印刷するような場合には、表示装置に
表示された内容と印刷装置による印刷結果との間に、解
像度の違いによる誤差が生じてしまう、という問題があ
った。
際に、「文字や図形の可視部分の外接矩形の端点を、既
存の点に合わせて配置する」などといった精密なレイア
ウトが必要な場合、ユーザーには、表示装置上で正しく
レイアウトされているように見える場合でも、実際に、
表示装置の5〜30倍程度の解像度を持つような高精細
な印刷装置で印刷してみると、多少の誤差が生じてしま
い、精密な位置合わせを行うことは、極めて困難だっ
た。
語を用いる場合は、正しいレイアウトの指示さえしてお
けば、上記(2)の方法のような解像度の違いによる誤
差は生じないが、対話形式による処理ではないために、
ユーザーが、レイアウトの結果を見ながらレイアウトの
ための操作を行なうことができず、上記(1)の方法よ
りもさらに、ユーザーインターフェイスがよくない、と
いう問題があった。また、精密なレイアウトを必要とし
ない場合でも、すべて正確にレイアウトの指示をしてお
かなければならないため、印刷データを作成する手間や
不要な操作が増加して、ユーザーの作業効率が低下して
しまう、という問題があった。
を解決するためになされたものであり、ユーザーの作業
効率を低下させることなく、しかも、精度の高い印刷デ
ータを正確かつ容易に作成することのできる、情報処理
装置及び情報処理方法並びに記憶媒体を提供することを
目的とする。
めに、本発明に係る情報処理装置は、印刷属性の付加さ
れた印刷用データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された印刷用データに付加された印刷属性に基づ
いて、該印刷用データの輪郭情報を抽出する輪郭情報抽
出手段と、前記輪郭情報抽出手段により抽出された輪郭
情報に基づいて、前記印刷用データをレイアウトする際
の基準となるレイアウト基準情報を設定するレイアウト
基準情報設定手段と、前記レイアウト基準情報設定手段
により設定された情報に基づいて、前記印刷用データを
レイアウトするレイアウト手段とを設けた。
明に係る情報処理方法は、記憶手段に記憶された印刷用
データに付加された印刷属性に基づいて、該印刷用デー
タの輪郭情報を抽出する輪郭情報抽出工程と、前記輪郭
情報抽出工程で抽出された輪郭情報に基づいて、前記印
刷用データをレイアウトする際の基準となるレイアウト
基準情報を設定するレイアウト基準情報設定工程と、前
記レイアウト基準情報設定工程で設定された情報に基づ
いて、前記印刷用データをレイアウトするレイアウト工
程とを設けた。
明に係る記憶媒体は、印刷用データに付加された印刷属
性に基づいて、該印刷用データの輪郭情報を抽出するた
めの輪郭情報抽出モジュールと、前記輪郭情報抽出モジ
ュールにより抽出された輪郭情報に基づいて、前記印刷
用データをレイアウトする際の基準となるレイアウト基
準情報を設定するためのレイアウト基準情報設定モジュ
ールと、前記レイアウト基準情報設定モジュールにより
設定された情報に基づいて、前記印刷用データをレイア
ウトするためのレイアウトモジュールとを有するコンピ
ュータプログラムを格納し、コンピュータにより読み取
り可能なものである。
明の実施の形態について、詳細に説明する。
態に係る情報処理装置のハードウエア構成を示すブロッ
ク図である。
(CPU)であり、本装置の全体の制御や演算処理を行
なう。また、11は、文字や数値の入力を行なうための
キーボードであり、12は、座標や図形を指示するため
のマウスである。また、41は表示装置であり、図形デ
ータおよび文字データ、各種操作パネルやボタンを表示
する。
であり、本実施形態に係るプログラムは、このROM3
1に格納され、CPU21によって実行される。32は
読出書込記憶装置(RAM)であり、本実施形態に係る
プログラムの実行中、CPU21は、必要に応じて、R
AM32に、データを読み書きしながら処理を行なう。
33は、フロッピーディスク装置(FD)やハードディ
スク装置(HD)などの外部記憶装置であり、文字の書
体情報やコード情報などのデータが格納されている。
部記憶装置33に格納させておき、RAM32に読み込
んでから、CPU21によって実行するようにしてもよ
いし、また、文字の書体情報やコード情報などのデータ
を、ROM31に格納させておき、CPU21が、必要
に応じて、それらのデータを読み出して使用するように
してもよい。
装置によって作成された印刷データを、校正刷り(印刷
データの確認のための出力)し、また、印刷ログファイ
ルの内容を出力する。52はイメージセッターであり、
本装置によって作成された印刷データを、清刷り(正式
な版下となる高精度な出力)する。53はレーザーマー
カーであり、本装置によって作成された印刷データを、
レーザーで直接、製品に焼き付ける。
セッター52と、レーザーマーカー53の違いについて
説明する。
を感光ドラムに照射してトナーを吸着させ、それを紙に
転写するプリンタであり、解像度は、1500DPI程
度まで可能である。また、イメージセッター52は、レ
ーザーを直接、感光紙に照射するプリンタであり、解像
度は、4000DPI程度まで可能であり、また、用紙
サイズは、A1程度まで可能である。また、レーザーマ
ーカー53は、レーザーを直接、成形品に照射し、樹脂
材料を溶融して黒化させるか、充填材を配合した特殊材
料を使用して発色させる印刷装置である。
を構成するハードウエアの各要素は、全て、このシステ
ムバス22を介して、プログラムおよびデータの受け渡
しを行なっている。
ける表示機能について説明する。
ータおよび文字データを、印刷時の出力形態と同じ表示
形態のイメージで、表示装置41へ表示する制御を行な
う、いわゆるWYSIWYGの機能を有しており、これ
を説明する図が、図2である。
あり、この図2(a)の表示形態は、印刷時の出力結果
の例である図2(c)の出力形態と同じとなっている。
一方、図2(b)は、WYSIWYGではない表示の例
であり、この図2(b)の表示形態は、印刷時の出力結
果の例である図2(c)の出力形態とは異なっている。
操作画面について説明する。
時に表示装置41に表示されるメインパネル61を示し
た図である。
62は作画エリア、63はマウスポインタ、64は文字
入力エリア、65はボタン群、66は汎用ボタン、67
はコマンドメニュー、68はガイダンスエリア、71は
メインパネル以外のパネル、72はパネル71上のボタ
ンである。また、これら図3上のボタンは、全てソフト
キーである。
1や、マウス12などの入力装置を操作することによっ
て、対話的に、印刷データの作成および編集作業を行な
う。作成された印刷データは、作画エリア62に表示さ
れる。
外に、各種のパネル71が表示され、パネル71上で、
操作を行なうこともある。
ける、さまざまな入力方法について説明する。
は、文字入力エリア64を、マウス12またはキーボー
ド11で指示してから、文字または数値を入力する。
は、以下の方法を用いる。
としては、次の(1)と(2)の、2つの方法がある。
れている、印刷データのある場所に、マウスポインタ6
3を移動させて、その位置で、例えばマウス左ボタンを
押し下げることによって、操作の対象とする要素を選択
する。
示されている、各種のボタン65や汎用ボタン66や、
必要に応じて表示されるパネル71に表示されている、
各種のボタン72の位置に、マウスポインタ63を移動
させて、その位置で、例えばマウス左ボタンを押し下げ
ることによって、操作の対象とするボタンを選択する。
定する方法として、次の(3)から(7)までの、5つ
の方法がある。
意の位置に、マウスポインタ63を移動させて、その位
置で、例えばマウス右ボタンを押し下げることによっ
て、位置を指定する。
ている、点を要素選択することによって、位置を指定す
る。
されている、点以外の要素を要素選択することによっ
て、その要素の特徴となる点をCPU21が抽出し、位
置を指定する。
点を特定する方法には、要素選択した際のマウスポイン
タ63の位置に最も近い特徴点をCPU21が自動的に
抽出する方法、複数存在する特徴点の中からさらに1点
を点指定する方法、などがある。
を示す。図中、*印で示した点が、特徴点である。な
お、これら特徴点の具体的な位置は、以下に示す通りで
ある。 ・線分:両端点、中点 ・円:中心点、円の中心からXおよびY軸方向に引いた
直線と円との交点(4点) ・円弧:中心点、両端点、中点(円弧の距離を二分する
円弧上の点) ・楕円:中心点、楕円の短軸および長軸と楕円との交点
(4点) ・楕円弧:中心点、両端点、楕円弧の短軸および長軸と
楕円弧を含む楕円との交点(4点)、中点(楕円弧の距
離を二分する楕円弧上の点) ・線分列:線分列を構成する各線分の両端点、中点 ・自由曲線:両端点、曲線の制御点、中点(自由曲線の
距離を二分する点)
れている、線分や円などの線要素を、1個または2個、
要素選択することによって、それらの要素の交点をCP
U21が算出し、位置を指定する。
を持つ場合、すなわち、自己交差している場合は、線要
素を1個、要素選択するだけでよい。その他の場合は、
2個の線要素を指定する。
る方法には、先または後に要素選択した際のマウスポイ
ンタ63の位置に最も近い交点をCPU21が自動的に
抽出する方法、複数存在する交点の中からさらに1点を
点指定する方法、などがある。
指定によって、位置を指定した例を示す。図中、レ印で
示した位置で、線分、円弧、の順で、要素選択を行な
い、*印の位置が、交点指定によって指定されたことを
示している。
されている、線分、円などの、線要素を1個、要素選択
することによって、その時のマウスポインタ63の位置
に最も近い、線要素上の点をCPU21が算出し、位置
を指定する。
によって、位置を指定した例を示す。図中、レ印で示し
た位置で、要素選択を行ない、*印の位置が、線上点指
定によって指定されたことを示している。レ印の点は、
円弧近傍の点、*印の点は、円弧上の点である。
いて説明する。本実施形態では、印刷データの作成およ
び編集作業の各単位を「コマンド」と呼んでいる。
線、円、曲線、など、各要素を作成するコマンド(作図
コマンド)や、移動、複写、削除、属性、など、各要素
の形状や属性などを修正するコマンド(修正コマンド)
や、その他、ファイル、プリント、トンボ、バーコー
ド、等に関するコマンドなどがある。
ず、作業単位に合わせた、任意のコマンドを1つ選択す
る。コマンドの選択には、文字入力エリア64で、コマ
ンドの名称をキーボード11から入力する方法や、コマ
ンドの名称があらかじめ設定されているメインパネル6
1上のボタン65を、ボタン選択する方法などがある。
で、すでに選択されているコマンドがあった場合には、
そのコマンドの終了処理が行なわれる。続いて、新たに
選択されたコマンドの初期処理が行なわれ、コマンド内
の処理に入る。
に、選択されたコマンド内での、さらに細かい作業単位
を選択するための、コマンドメニュー67が表示され
る。ユーザーは、コマンドメニュー67の任意のメニュ
ー項目のボタンをボタン選択することによって、各種の
編集作業を行なうことができる。ユーザーがどのような
操作を行なえばよいかといった指示は、作業の状況に応
じて、その都度、ガイダンスエリア68に表示されるの
で、ユーザーは、この指示に従って、操作を行なえばよ
い。
データを構成する、図形データおよび文字データの要素
に、どのような種類が存在するのかを、具体的に説明す
ることにする。
る、図形データおよび文字データの要素には、大きく分
けて、以下の(A)〜(E)の5つの種類がある。 (A)基本図形:点、線分、線分列(開/閉)、円、円
弧、楕円、楕円弧、自由曲線(開/閉) (B)塗り潰し図形 (C)その他の図形:トンボ、バーコード (D)テキスト (E)グループ図形:シンボル、イラスト
字データに、印刷データとして必要な属性(印刷属性と
呼ぶ)を付加して、実際に、印刷データとしてレイアウ
トされる、データの単位を意味している。また、印刷デ
ータとしてレイアウトされた複数の要素をまとめてグル
ープ化すれば、それを1つの要素として扱うこともでき
る。要素のグループ化の方法については、後述する。
種別について、以下に詳細に説明することにする。
る図形データの要素である。このほか、線分列によって
構成される、矩形(各辺がXおよびY軸に平行である長
方形)、正多角形などを、基本図形の要素として扱うこ
ともできる。また、自由曲線としては、ベジェ、有理ベ
ジェ、Bスプライン、エルミート、NURBSなどの表
現形式を扱うことができる。
要素(点を除く)を単独で、または、複数を連結させる
ことで、閉領域を形成し、その内部を塗り潰した図形デ
ータの要素である。塗り潰しの方法には、次の4種類が
ある。 (1)フィルエリア:内部を均一に塗り潰す。 (2)ハッチング:一定の傾きと間隔を持った複数の線
分で塗り潰す。塗り潰し図形内の特定の点を、ハッチン
グの基準点として指定することもできる。 (3)メッシュ:円、矩形、正多角形など、一定の形状
の図形の繰り返しで塗り潰す。塗り潰し図形内の特定の
点を、メッシュの基準点として指定することもできる。 (4)パターン:あらかじめ作成されたビットパターン
の繰り返しで塗り潰す。
ボ、バーコードなどがある。これらの要素は、図形デー
タと、文字データの両方を含んでいる。トンボ、バーコ
ードの各要素の作成方法については、後述する。
要素である。図形データの要素と同様に、印刷データと
してレイアウトすることができるが、印刷属性の種類
や、レイアウトの方法は、図形データの要素とは異な
る。
の基本図形、(B)の塗り潰し図形、(C)のその他の
図形、(D)のテキストの各要素を、1つ以上任意の数
だけ選択して、まとめて1つの要素として扱うためのも
ので、シンボルとイラストがある。
データである、図形データおよび文字データの印刷属性
に、どのような種類が存在するのかを、具体的に説明す
ることにする。
る、図形データおよび文字データの印刷属性には、大き
く分けて、以下の(a)〜(g)の7つの種類がある。
の印刷属性には、次に示す(a)〜(c)の3つの種類
がある。 (a)表示属性:要素を表示するか否か、また、表示す
る場合に、どのような上下関係で表示するか(表示プラ
イオリティと呼ぶ)を指定する。 (b)選択属性:要素選択が可能であるか否かを指定す
る。要素選択を不可にすると、その要素に対しての操作
は行なえなくなる。 (c)色属性:RGBあるいはHLSなどのカラーモデ
ルの種別、および、カラーコードの値を与えることによ
って、要素の色を表現する。白と黒以外の色が表現でき
ないモノクロームの、表示装置41またはレーザープリ
ンタ51などの印刷装置を使用している場合、色属性に
応じて、白または黒のどちらかの色に変換されて、出力
される。
に示す(d)〜(f)の3つの種類がある。 (d)点属性:点要素の場合、点のある位置に記号を表
示したり、文字列を表示したりすることができる。 (e)線属性:点以外の基本図形の要素(線要素)の場
合、次に示す、さまざまな線の属性を表現することがで
きる。 ・線種:線要素の形状を示し、実線、破線、一点鎖線、
二点鎖線、などがある。 ・線幅:線要素の法線方向の大きさを示す。あらかじめ
定められた、細線、中線、太線、などの種別を指定した
り、実寸で指定したりすることができる。 ・線幅方向:線幅を考慮しない場合から、法線方向のど
ちらに線幅分だけオフセットさせるかを示す。 ・終端形状:線分や円弧などの開図形の終端の形状で、
ラウンド、フラット、スクエア、などがある。 ・接続形状:線分列や矩形などの図形の角の形状で、マ
イター、ラウンド、ベベル、などがある。 ・線ピッチ:線種が実線以外の場合、線が存在する部分
と、存在しない部分の長さを、それぞれ、実寸またはパ
ラメータで与えることができる。 (f)塗り潰し属性:塗り潰し図形要素の場合、フィル
エリア、ハッチング、メッシュ、パターン、などの内部
の塗り潰し方法の種類や、ハッチングやメッシュの場合
の、必要な詳細データ、パターンの場合の、パターン番
号を与える。
次に示す(g)の1種類のみがある。 (g)文字列属性:テキスト要素の場合、次に示す、さ
まざまな、文字の属性、および文字列全体の属性を表現
することができる。 ・書体:一組の文字のデザインを表し、クーリエ、ヘル
ベチカ、ゴシック、などがある。 ・文字サイズ:文字の大きさを表し、一般には1つの文
字が専有する矩形領域=ボディ、の行送り方向の高さと
等しい。 ・平体率:文字を、文字の行送り方向にどれだけ縮める
かを比率で表す。 ・長体率:文字を、文字の字送り方向にどれだけ縮める
かを比率で表す。 ・ベース角:文字の字送り方向がX軸となす角度を表
す。 ・斜体角:文字の字送り方向に対する、文字の傾斜角度
を表す。 ・字間:同一行の隣接する2文字のボディの間隔を表
す。 ・行間:隣接する2行にある文字のボディの間隔を表
す。 ・ 文字列反転:文字列を反転(鏡像)して表示する。
いて説明する。本実施形態における印刷データは、一般
に、既に説明したような、複数の要素データ、複数の印
刷属性データから構成されている。
タ種別コード、データ番号、各要素ごとの必要データ、
各要素ごとの必要印刷属性データのデータ番号、という
構成になっている。
れたデータ種別コードによって、印刷データ内の各要素
データの種別を特定することができる。また、印刷デー
タ内でユニークに付けられたデータ番号によって、印刷
データ内の各要素データを特定することができる。各要
素ごとに、必要データ、必要印刷属性の種類は異なる
が、データ種別コードによって、CPU21は、これら
を識別することが可能である。
タごとに保持するのではなく、各要素データでは、必要
な印刷属性データのデータ番号のみを保持するようにし
ている。これによって、印刷属性データの重複を避け、
印刷データの容量を縮小することや、複数の要素データ
の印刷属性を一度の操作で変更することなどが可能にな
っている。
ータの各要素のデータ構造を、以下に具体的に示すこと
にする。
個) ・通過基準点座標:pp〔2〕 ・表示属性のデータ番号 ・選択属性のデータ番号 ・色属性のデータ番号 ・塗り潰し属性のデータ番号 ・枠の表示属性のデータ番号 ・枠の色属性のデータ番号 ・枠の線属性のデータ番号 (塗り潰し図形では、印刷属性として、塗り潰し図形の
内部の印刷属性の他に、塗り潰し図形の枠の印刷属性を
別に持っている。例えば、内部の色属性と、枠の色属性
を変えて表示することなどが可能である。)
ルトンボの場合は3種類) ・トンボオフセットフラグ(オフセットあり/なし) ・印刷データ名称(スケールトンボの場合) ・トンボ長さ(スケールトンボの場合) ・レイアウト基準点座標:pb〔2〕 ・出力倍率:sc ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・構成要素数:nd ・構成要素データ:トンボの場合は線分、スケールトン
ボの場合は線分、円、テキストのいずれかの要素データ
(nd個) (2)バーコード ・データ種別コード ・データ番号 ・バーコード種別フラグ(4種類) ・コードデータ ・コード表示フラグ(コード表示あり/なし) ・レイアウト基準位置フラグ(左下/中央/右上など9
種類) ・レイアウト基準点座標:pb〔2〕 ・レイアウト角度:ang ・レイアウトスケール:sc ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・構成要素数:nd ・構成要素データ:線分、テキストのいずれかの要素デ
ータ(nd個)
種類) ・レイアウト基準点座標:pb〔2〕 ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・構成要素数:nd ・構成要素データ:基本文字列の要素データ(nd個) (テキスト要素は、複数の基本文字列要素を組み合わせ
て構成される。これによって、ひとつのテキスト要素の
中で、複数の文字列属性を持った文字列を扱うことが可
能となる。例えば、ひとつのテキストの途中で文字の書
体を変更したり、文字の高さや幅を変更したり、といっ
た制御が可能である。)
種類) ・レイアウト基準点座標:pb〔2〕 ・レイアウト角度:ang ・レイアウトスケール:sc ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・反転フラグ(反転あり/なし) ・線幅スケールフラグ(線幅スケールあり/なし) ・線幅スケール値 (2)イラスト ・データ種別コード ・データ番号 ・フォルダー名称 ・ファイル名称 ・レイアウト基準位置フラグ(左下/中央/右上など9
種類) ・レイアウト基準点座標:pb〔2〕 ・レイアウト角度:ang ・レイアウトスケール:sc ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・反転フラグ(反転あり/なし) ・構成要素数:nd ・構成要素データ:任意の要素データ(nd個) (シンボルおよびイラストのデータ構造の特徴、および
シンボルデータファイルおよびイラストデータファイル
のファイル構造については、後述する。)
要素データに対する印刷属性データのデータ構造につい
て説明する。
データ種別コード、データ番号、属性設定フラグ、各印
刷属性ごとの必要データ、という構成になっている。
タ種別コードによって、印刷データ内の各印刷属性デー
タの種別を特定することができる。また、印刷データ内
でユニークに付けられたデータ番号によって、印刷デー
タ内の各印刷属性データを特定することができる。各印
刷属性ごとに、必要データは異なるが、データ種別コー
ドによって、CPU21は、これらを識別することが可
能である。
データが有効であるか否かを指定するフラグである。属
性設定フラグが有効である印刷属性データを指示してい
る要素データでは、該当する印刷属性データに従って、
要素が表示される。一方、属性設定フラグが無効である
印刷属性データを指示している要素データでは、該当す
る印刷属性は設定されていない状態であると見なし、あ
らかじめROM31や外部記憶装置33に記憶されてい
るデフォルトの印刷属性に従って、要素が表示される。
ことが可能なデータ構造とした場合には、上位の(また
は下位の)要素の印刷属性に従って表示を行なったりす
る制御も可能である。
を、以下に具体的に示すことにする。 (a)表示属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・表示フラグ(表示/非表示) ・表示プライオリティ (b)選択属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・要素選択フラグ(可/不可) (c)色属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・カラーコード種別フラグ(RGB/HLS) ・カラーコード1、2、3 (d)点属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・マーカー文字列 (e)線属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・線種フラグ(実線/破線/一点鎖線/二点鎖線/任意
破線/任意一点鎖線/任意二点鎖線) ・線幅フラグ(細線/中線/太線/極太線/任意線幅) ・線幅方向フラグ(中央/内側/外側) ・終端形状フラグ(ラウンド/フラット/スクエア) ・接続形状フラグ(マイター/ラウンド/ベベル) ・線種データ1、2、3、4(線種=任意のとき) ・線幅データ(線幅=任意のとき) (f)塗り潰し属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・塗り潰し種別フラグ(塗り潰しあり/塗り潰しなし/
ハッチング/メッシュ番号/パターン番号など) ・データグループ数:nd ・塗り潰しデータ1、2、3(nd個) (g)文字列属性 ・データ種別コード ・データ番号 ・属性設定フラグ(有効/無効) ・書体 ・文字サイズ ・平体率 ・長体率 ・ベース角 ・斜体角 ・字間 ・行間 ・ 文字列反転フラグ(あり/なし)
造に基いて、本実施形態に係る情報処理装置で作成され
た、印刷データファイルの一例を示す。
示すような形状の図形を印刷するためのものであり、本
実施形態においては、図7に示す印刷データにより表現
される図形が、基本図形の要素から成り、1個の線分列
と2個の円と、これら3要素の外接矩形の左下点および
右上点の2点(この2点は非表示で選択不可)から構成
されるものとし、また、これら1個の線分列と2個の円
が、それぞれ同じ表示属性(表示)、選択属性(選択
可)、線属性(実線、線幅20mm)を持ち、互いに異
なる色属性を持っているものとする。
に、グループ図形であるシンボルとイラストのデータ構
造について、詳しく説明することにする。
する。
で定められた記号や、ロゴマークのように、繰り返し使
用される図形で、図形データの要素(線分や円など)
や、文字データの要素(テキスト)を組み合わせて、作
成される要素である。
などして、シンボルデータファイルの内容が更新された
場合には、既に印刷データの一部としてレイアウト済み
である、該当するシンボルを、全て更新してデータの同
期を維持できるようになっている。
は、シンボルのデータを、次に示すようなデータ構造で
保持している。
ータファイルの存在場所を特定するための、フォルダー
名称およびファイル名称、そして、シンボルをレイアウ
トするために必要な情報のみを保持する。
刷データファイルとは別個に、シンボルデータファイル
を作成する。シンボルデータファイルは、次に示すよう
なファイル構造となっている。 ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・構成要素データ:任意の要素データ(複数) ・印刷属性データ:必要な印刷属性データ(複数)
が、レイアウト基準矩形を定めておけば、シンボルを印
刷データとしてレイアウトする際に必要な、位置と大き
さの情報を特定することが可能である。例えば、レイア
ウト基準矩形としては、シンボルの可視部分を囲む最小
の矩形(外接矩形と呼ぶ)を指定しておくことなどが可
能である。
該当するシンボルの外接矩形のデータをレイアウト基準
矩形として登録しておけば、シンボルデータファイルを
再度、読み込んだ際などに、シンボルの外接矩形を再計
算する必要がなくなる。
ト基準矩形左下点を基準とする相対座標値で、表現され
ている。
データの場合と同様に、各構成要素データを表示する際
に必要な印刷属性データを、要素データとは別に保持し
ている。
む印刷データファイルの更新を行なわなくても、該当す
る印刷データファイルを、外部記憶装置33から、RA
M32に再度、読み込んで来るだけで、印刷データ内の
シンボルデータは最新のシンボルデータファイルの内容
に置き換わり、データの同期が自動的に取れるようにな
っている。
ストのデータ構造について説明する。
プレート図形のように、繰り返し使用される図形で、こ
れもまた、シンボルと同様に、図形データの要素(線分
や円など)や、文字データの要素(テキスト)を組み合
わせて、作成される要素である。
ん、印刷データの一部として、レイアウトされた後は、
元のイラストデータファイルの内容とは、同期を取らず
に、自由に変更を加えたい場合に使用される。
データとは異なり、イラストデータファイルの内容が更
新された場合でも、既に印刷データの一部としてレイア
ウト済みである、該当するイラストを、更新して同期を
維持することはない。
は、イラストのデータを、次に示すようなデータ構造で
保持している。
ータファイルの存在場所を特定するための、フォルダー
名称およびファイル名称、そして、イラストをレイアウ
トするために必要な情報、の他に、イラストデータファ
イルから読み込んだ、実際にイラストを構成する各要素
データを保持している。
ラストデータファイルを作成する。イラストデータファ
イルは、次に示すようなファイル構造となっている。 ・レイアウト基準矩形左下点座標:p1〔2〕 ・レイアウト基準矩形右上点座標:p2〔2〕 ・構成要素データ:任意の要素データ(複数) ・印刷属性データ:必要な印刷属性データ(複数)
ァイル構造と同様である。これを印刷データに読み込む
際には、指定したレイアウト基準点座標を原点とし、指
定したレイアウト角度、レイアウトスケールに従って、
イラストデータファイル内の各構成要素データを展開し
て(座標変換して)、印刷データのイラスト要素データ
として、全て保持する点が、シンボルとは異なってい
る。
印刷データを作成する手順を、図形データ、文字デー
タ、トンボ、バーコード、の4つの場合に分けて、詳細
に説明する。本実施形態においては、図形データの例と
して、シンボルを作成する場合を説明し、また、文字デ
ータの例として、テキストを作成する場合を説明する。
なシンボルを作成する場合について説明する。
素、1個の線分列要素、といった基本図形から構成され
ている。ここでは、 (A)基本図形を印刷データとしてレイアウトする (B)シンボルの構成要素をグループ化し、シンボルと
して登録する (C)登録されたシンボルを呼び出して、印刷データと
してレイアウトする という、3つのフローに分けて説明する。
ウトする処理について説明する。
順を説明するフローチャートを示す。
座標値や半径などの、必要情報を入力する(ステップS
0901)。この必要情報の入力処理については、後で
詳しく説明する。
印刷データとして使用できるようにする(ステップS0
902)。この印刷属性の付加処理については、後で詳
しく説明する。
付加されると、次に、CPU21は、作成された基本図
形要素のデータを、印刷データとして、RAM32に登
録する(ステップS0903)。そして、さらに、CP
U21は、作成された基本図形要素を、作画エリア62
に表示する(ステップS0904)。
報の入力処理について説明する。
操作となる。
な操作となる。 (1)円の中心の位置を、マウス12で既に存在する点
を要素選択、または任意指定したり、キーボード11で
XおよびYの座標値を入力することによって指定する。 (2)円周上の1点の位置を、マウス12で既に存在す
る点を要素選択、または任意指定したり、キーボード1
1でXおよびYの座標値を入力することによって、指定
する。または、キーボード11で半径を入力する。
を指定する上記の方法以外にも、円周上の異なる3点を
指定する方法、円周上の異なる2点と半径を指定する方
法、などがある。
リア68に表示されるので、ユーザーは、この指示に従
って、操作を行なえばよい。
作となる。 (1)線分列の始点の位置を、マウス12で既に存在す
る点を要素選択、または任意指定したり、キーボード1
1でXおよびYの座標値を入力することによって、指定
する。 (2)同様にして、通過点をいくつでも指定する。 (3)汎用ボタン66を、ボタン選択することなどによ
って、通過点の指定の終了を指示する。
印刷属性の付加処理について説明する。
ては、前述した通りである。
ていない状態の図形データと、付加されている状態の図
形データを示す。印刷属性が付加されていない状態で
は、線幅、終端形状、接続形状、などの違いが表現でき
ていないことがわかる。印刷属性が付加されていない状
態とは、前述した印刷属性データの構造の中で、属性設
定フラグが無効となっている場合である。なお、属性設
定フラグが無効となっている場合でも、図形データの形
状は、所定の印刷属性で出力される。
には、表示装置41に表示される専用のパネルが必要で
ある。
付加するために使用する、図形データ印刷属性編集パネ
ル1101を示す。ユーザーは、この図形データ印刷属
性編集パネル1101で、印刷属性を編集することがで
きる。
表示された状態で、線種として、実線以外の種別を選択
し、さらに、図形データ印刷属性編集パネル1101
の、「線ピッチ」ボタンを、ボタン選択すると、図12
に示すような、破線、一点鎖線、二点鎖線のそれぞれの
種別に応じた、線ピッチ編集パネル1201が表示され
る。そして、この線ピッチ編集パネル1201上で、線
ピッチデータを編集することが可能となる。図12に示
したのは、二点鎖線の場合の表示例である。
属性編集パネル1101上で、編集したい印刷属性の文
字入力エリアを、マウス12またはキーボード11で指
示し、キーボード11で、数値データを入力するか、ま
たは、選択する項目のボタンを、ボタン選択してから、
「設定」ボタンを、ボタン選択すればよい。
して、印刷属性の設定を行なう場合には、図形データ印
刷属性編集パネル1101上で、上記の方法で各印刷属
性の入力を行なってから、図形データの各要素を作成す
ればよい。
ば、CPU21はこれらを、カレントな印刷属性とし
て、RAM32に保存しておくので、要素を作成するた
びに、印刷属性を設定する必要はない。
21は、カレントな印刷属性を、外部記憶装置33に保
存し、次に、プログラムを実行する際に、再び、RAM
32に、読み込んで来るので、プログラムを実行するた
びに、カレントな印刷属性を設定し直す必要もない。カ
レントな印刷属性は、ユーザーによらず共通のものと、
ユーザーが各自設定した個別のものを、別々に、RAM
32や外部記憶装置33に、保存しておくこともでき
る。
刷属性の編集を行なう場合には、作画エリア62に表示
されている要素を要素選択すれば、CPU21が、図形
データか文字データかを判断して、図形データの場合
は、図形データ印刷属性編集パネル1101を、表示装
置41に表示する。
属性が、図形データ印刷属性編集パネル1101に表示
されるので、上記の方法で印刷属性を編集してから、
「設定」ボタンを、ボタン選択すればよい。作画エリア
62上の対象要素は、編集された新しい印刷属性に従っ
て、再描画される。
ウトする手順を説明した。
し、シンボルとして登録する処理について説明する。
ルとして登録する手順を説明するフローチャートを示
す。
をグループ化する(ステップS1301)。この対象要
素のグループ化処理については、後で詳しく説明する。
成する要素が特定されると、CPU21は、この各要素
について、印刷属性を考慮して、輪郭情報を抽出する
(ステップS1302)。この輪郭情報の抽出処理につ
いては、後で詳しく説明する。
の輪郭情報を抽出した後、CPU21は、抽出した輪郭
情報から、外接矩形を計算する(ステップS130
3)。
を囲む最小サイズの矩形、のことであり、対角の2点の
XおよびY座標を与えることによって特定される。
点によって特定できるので、抽出した輪郭情報から、最
大のXおよびY座標、最小のXおよびY座標の値を算出
し、外接矩形の左下点と右上点を、 左下点(輪郭情報の最小のX座標,輪郭情報の最小のY
座標) 右上点(輪郭情報の最大のX座標,輪郭情報の最大のY
座標) と与えれば、外接矩形を容易に得ることができる。
化された要素の外接矩形が求まると、CPU21は、作
画エリア62に既に表示されているグループ化された要
素に重ねて、その外接矩形を表示する(ステップS13
04)。その表示は、例えば、図21のようになる。
基準情報を定義するレイアウト基準矩形を設定する(ス
テップS1305)。このレイアウト基準矩形の設定処
理については、後で詳しく説明する。
ルとして登録するための要素がグループ化され、そのレ
イアウト基準矩形が求まったので、そのシンボルを識別
するキーとしてユーザーによりキーボード11等から入
力された文字列を、シンボルの名称として決定する(ス
テップS1306)。
ような構造を持つシンボルデータファイルとして、当該
シンボルに関するデータを、外部記憶装置33に保存す
る(ステップS1307)。
定した場合、図7に示すシンボルデータファイルの構造
におけるレイアウト基準位置を明示的に指定しているわ
けではないが、シンボルデータファイルに保存する際に
は、レイアウト基準矩形の、例えば左下点を、常にレイ
アウト基準位置としておけばよい。
ータは、レイアウト基準位置からの相対座標で表現す
る。
素のグループ化処理について説明する。
法がある。この方法は、要素をグループ化する場合に限
らず、複数の要素をまとめて、複写、移動、削除などの
処理を一括して行なう場合にも、使うことができる方法
である。
する要素を、1要素ずつ要素選択していく。要素選択を
終了する際には、メインパネル61上の、汎用ボタン6
6を押すか、作画エリア62上で、マウスのどれかのボ
タンをダブルクリック(ボタンを短時間に2度押し下げ
る)する。
する要素が含まれる領域を、矩形で囲むことによって指
定する。矩形を特定するためには、対角の2点の位置
を、任意指定や点指定などの方法で指定すればよい。こ
の場合、指定した矩形の内部に全体が含まれる要素を対
象とする。
要素が選択された状態の一例を示す。
指定すると、作画エリア62に、領域を示す矩形が表示
される。図中、「選択」と示されている要素が選択さ
れ、実際には、赤色などで表示されて、識別できるよう
になっている。
る要素を対象としたり、指定した矩形の内部に全く含ま
れない要素を対象としてもよい。
する要素が含まれる領域を、多角形で囲むことによって
指定する。多角形を構成する各点は、任意指定や点指定
などの方法で指定すればよい。この場合、指定した多角
形の内部に一部が含まれる要素を対象とする。
要素が選択された状態の一例を示す。
指定すると、作画エリア62に、領域を示す多角形が表
示される。図中、「選択」と示されている要素が選択さ
れ、実際には、赤色などで表示されて、識別できるよう
になっている。
れる要素を対象としたり、指定した多角形の内部に全く
含まれない要素を対象としてもよい。
報の抽出処理について説明する。
を抽出した結果を示した図である。
弧、自由曲線などの、線要素が連結したものとして表現
できる。ただし、輪郭情報においては、線幅などの印刷
属性は考慮する必要はなく、それ自体、領域を持たない
図形であると見なす。
文字データの輪郭情報を抽出する方法には、以下のもの
がある。
本実施形態に係る情報処理装置では、図2で示したよう
に、WYSIWYGの機能が実現されているので、印刷
属性の付加されたデータは、印刷時の出力形態と同じ表
示形態のイメージで、表示装置41に表示される。
ィスプレイポストスクリプト(DPS)によって、実現
されている場合には、図形データまたは文字データの、
輪郭情報を抽出するための、ポストスクリプト(PS)
の命令(オペレータ)を、表示されている、図形データ
または文字データに対して、発行してやればよい。
タは、表示装置41の画面上のドットの大きさが最小単
位となる量子化されたデータである。そのため、この値
は、一般に、誤差を含んでいる。
Dd(インチ)とすると、図17に示すように、実際の
座標が、(b)や(c)のように、2つのドットの境界
や、(d)のように、4つのドットの角の位置に一致す
る場合を考慮すると、得られる座標データの誤差は、最
大で、Dd*2(インチ)となる。
れていない実際の座標位置、斜線で示した矩形が、その
時の画面上のドット、すなわち、量子化された値を示し
ている。
d=100(DPI)であるとすると、誤差は、 Dd*2=(1/Rd)*2 = 1/50(インチ) (式 1) 程度となる。
印刷装置では、解像度Rpはおよそ、Rp=3000
(DPI)程度であり、1ドットの幅および高さをDp
(インチ)とすると、出力時の誤差は、 Dp*2=(1/Rp)*2 = 1/1500(インチ) (式 2) 程度となり、表示装置41に表示した結果から得られる
座標データでは、必ずしも、十分な精度があるとは言え
ない可能性が高い。
呼ぶだけで、図形データおよび文字データの輪郭情報を
容易に得ることができるので、特に、表示装置41の解
像度以上の高い精度を要求しない印刷データ、例えば、
出版物や包装紙などの印刷データを作成する場合や、表
示装置41の解像度以上の高い精度を要求する部分のあ
る印刷データでも、他の要素や特定の座標値に、正確に
合わせて出力する必要がない部分には、この方法を用い
て、輪郭情報を抽出すれば十分である。
る方法:しかしながら、上記(1)の方法では、イメー
ジセッター52などの印刷装置の解像度に相当する、高
い精度を要求する印刷データで、しかも、他の要素や特
定の座標値に、正確に合わせて出力する必要がある部分
については、表示装置41とイメージセッター52など
の印刷装置との解像度が異なるために、表示装置41上
では、正確に輪郭情報を抽出したつもりでも、イメージ
セッター52などの印刷装置で印刷した際には、目に見
える誤差となってしまう場合がある。
の1ドットの誤差が、イメージセッター52に出力した
際には、30ドットもの誤差となって、現れてしまうこ
とになる。
輪郭情報を抽出する際に、ポストスクリプト(PS)の
命令(オペレータ)を、図形データまたは文字データに
対して発行する前に、対象となるデータを、一時的に拡
大して表示してやれば、解像度による誤差を軽減でき
る。
置41に対してデータを送信するという意味であって、
必ずしも、可視である必要はない。
置に表示し、輪郭情報を抽出する手順を説明するフロー
チャートを示す。
1801)。拡大の倍率は、表示装置41とイメージセ
ッター52の解像度の比率より大きくとればよい。従っ
て、上記(1)の方法で示した解像度の場合、 Rp/Rd=3000/100 =30(倍) ( 式3) より大きい倍率で、輪郭情報を得たい要素を拡大してや
ればよい。このとき、要素の印刷属性のうち、拡大の影
響を受ける、線幅、終端形状、接続形状なども同じ倍率
で拡大するようにする。
率で拡大した要素を、表示装置41に表示する(ステッ
プS1802)。
オペレータなどを使用することによって、拡大した要素
の輪郭情報を抽出する(ステップS1803)。ここで
抽出された輪郭情報の精度は、イメージセッター52の
精度に匹敵するものとなる。
大きさに復元する(ステップS1804)。
た、一時的に拡大した要素のデータは、輪郭情報を抽出
した後は不要となるので、消去する(ステップS180
5)。
じめ幾何学的な形状がわかっている図形データ、特に、
線分、円、円弧、楕円、楕円弧、自由曲線などの、線要
素の場合には、次のような方法を取ることによって、表
示装置41の解像度とは無関係に、高い精度の輪郭情報
を抽出することができる。
素の輪郭情報を抽出する手順を説明するフローチャート
を示す。
要素を線幅分だけオフセットさせた図形を作成する(ス
テップS1901)。
どうかを判定する(ステップS1902)。終端を持っ
ていると判定された場合には、ステップS1903に進
み、そこで、終端形状に応じた図形を作成する。終端を
持っていないと判定された場合には、ステップS190
4に進む。
どうかを判定する(ステップS1904)。接続を持っ
ていると判定された場合には、ステップS1905に進
み、そこで、接形状に応じた図形を作成する。接続を持
っていないと判定された場合には、ステップS1906
に進む。
を作成して、その輪郭情報を抽出する(ステップS19
06)。
印刷属性を持つ線分列の輪郭情報を、幾何学的な手法に
よって抽出する方法を説明する。この例では、線幅が2
d、線幅方向が両側、終端形状がラウンドキャップ、接
続形状がマイタージョインであるとする。
列ABCの、線分ABを、線幅の1/2(=d)だけ、
線分の法線方向、両側にオフセットさせた、線分DE、
線分FGを作成する。同様に、線分BCを、線幅の1/
2(=d)だけ、線分の法線方向、両側にオフセットさ
せた、線分HJ、線分KLを作成する。
線分列は、終端を持っていると判断されるので、ステッ
プS1903に進み、終端形状を作成する。この場合、
終端形状はラウンドキャップなので、DFを直径とする
半円弧、および、JLを直径とする半円弧、をそれぞれ
作成すればよい。
線分列は、接続を持っていると判断されるので、ステッ
プS1905に進み、接続形状を作成する。この場合、
接続形状はマイターキャップなので、線分DEと線分J
Hを、両者が交差する点Mまで延長してやればよい。ま
た、線分FGと線分KLの交点をNとする。
この線分列の輪郭情報を、点M、J、L、N、F、D、
M、を接続してできる閉図形で表現することができる。
JLおよびFDは円弧、その他の区間は線分で接続す
る。
の場合には、ステップS1901において線幅分だけオ
フセットさせた図形を作成する際に、どの程度の大きさ
の区間に曲線を分割してオフセット図形を作成するかを
判断するのに、上記(1)または(2)の方法を使用す
ることもある。
たはハードウエアに出力する方法:上記(2)の方法で
は、一時的に要素を拡大してから、表示装置41に表示
することによって、印刷装置との解像度の差によって生
じる誤差を軽減しようとしたが、印刷装置の解像度に相
当する精度を実現するソフトウエアまたはハードウエア
に対してデータを出力することによって、高い精度の輪
郭情報を抽出することもできる。
ー52などの印刷装置が表現しうるドット数に相当する
だけの十分な大きさを持った2次元の整数の配列に対し
て、データの読み書きを行なう機能を持ったソフトウエ
アのことである。
セッター52などの印刷装置が表現しうるドット数に相
当するだけの十分な大きさを持った2次元の表示データ
バッファに対して、データの読み書きを行なう機能を持
ったハードウエアのことである。
いずれの場合においても、描画命令(この例の場合は、
PSのオペレータ)を解釈し、それをドットイメージに
展開する機能を有することも必要である。
ウト基準矩形の設定処理について説明する。
アウト基準情報について説明する。
データとしてレイアウトするための、位置と大きさの基
準となる情報のことであり、要素ごとに保持する必要が
あり、本実施形態では、位置の基準を、レイアウト基準
位置、大きさの基準を、レイアウト基準サイズ、と呼
ぶ。
に、該矩形の特徴点の1点を、後述するレイアウト処理
時のレイアウト基準点に定めることができる。この矩形
の特徴点には、図22に*印で示したように、矩形の角
の点(4点)、各辺の中点(4点)、中心点、の9個の
点がある。
定の1点を決めておかなくても、レイアウト処理時に選
択することもできる。その場合は、要素のレイアウト基
準点を変更する変換(平行移動)が発生する。
は、次のような方法がある。
の2点の位置を、任意指定、点指定、特徴点指定、交点
指定、線上点指定、のいずれかの方法で指定することに
よって、指定した2点を対角点とする矩形を設定する。
う方法では、レイアウト基準矩形を設定する対象の要
素、この例の場合では、グループ化された要素のいずれ
かを選択することが普通であるが、それ以外の要素を選
択することも可能である。
の1つである円を選び、その円の中心点を特徴点指定、
他の1点を任意指定して、レイアウト基準矩形とした場
合の例を、図23に示す。
出する。
体の外接矩形を算出する。グループ化された要素の場合
は、グループを構成する全要素についての外接矩形を算
出する。
を算出し、それをレイアウト基準矩形とした場合の例
は、すでに、図21に示した通りである。
複数の要素を持つ、グループ図形の場合には、要素を構
成する任意の要素を選択し、その外接矩形を算出するこ
ともできる。
の1つである円を選び、その円の外接矩形を算出し、そ
れをレイアウト基準矩形とした場合の例を、図24に示
す。
し、シンボルとして登録する手順を説明した。
印刷データとしてレイアウトする処理について説明す
る。
タとしてレイアウトする手順を説明するフローチャート
を示す。
る(ステップS2501)。
シンボルを呼び出すために、メインパネル61上のボタ
ン65中のコマンド「シンボル」のボタンを、ボタン選
択するか、または、文字入力エリア64で、コマンド
「シンボル」の名称を、キーボード11から入力する。
ような、シンボルレイアウトパネル2601が、表示さ
れる。そして、保存されているシンボル名称一覧260
2の中から、レイアウトしたいシンボルを、マウス12
で選択する。また、その代わりに、シンボル名称入力エ
リア2604で、シンボル名称を、直接キーボード11
から入力することもできる。その場合、シンボル名称一
覧2602の選択状態は、シンボル名称入力エリア26
04での入力処理と連動して変化する。
は、シンボル検索条件入力エリア2603で、シンボル
名称の一部をキーボード11から入力後に、リターンキ
ーを押してもよい。その場合、入力した条件に該当する
シンボル名称のみが、シンボル名称一覧2602に表示
されるので、この中から、レイアウトしたいシンボル
を、マウス12で選択すればよい。
でなく形状を見てから選択を行ないたい、という場合の
ために、必要に応じて、シンボルレイアウトパネル26
01の、「一覧」ボタンを、ボタン選択することによっ
て、図27に示すような、シンボル形状一覧パネル27
01が、表示装置41に表示される。
場合は、総ページ数がシンボル形状一覧パネル2701
に表示されるので、ページ番号入力エリア2702に、
キーボード11で、直接ページ番号を入力するか、前ペ
ージボタン2703、または、次ページボタン2704
を、ボタン選択することによって、現在表示されている
ページの、前後のページを表示することができる。
レイアウトしたいシンボルを、マウス12で選択する
と、シンボル名称一覧2602の選択状態は、これと連
動して変化する。
確認したい場合には、シンボルレイアウトパネル260
1の、「内容」ボタンを、ボタン選択することによっ
て、図28に示すような、シンボル内容確認パネル28
01が、表示装置41に表示される。
ンボルの形状の他、レイアウト基準矩形などの情報も同
時に表示される。図中、点線で示した矩形がレイアウト
基準矩形であり、この図の場合、シンボル全体の外接矩
形が、レイアウト基準矩形となっている。
が決まったら、次に、レイアウト基準位置を選択する
(ステップS2502)。
トパネル2601上のレイアウト基準位置選択ボタン2
605の中から1個を、ボタン選択することによって、
選択することができる。このレイアウト基準位置選択ボ
タン2605の中に示された9つの基準位置は、それぞ
れレイアウト基準矩形の9個の特徴点に対応している。
ルデータファイルに保存されている、シンボルを構成す
る各要素の座標データは、RAM32に呼び出される際
に、選択されたレイアウト基準位置からの相対座標での
表現に変換される。
て、レイアウトサイズと、レイアウト角度を、入力する
(ステップS2503)。
ウトする際の大きさを指定するもので、例えば、レイア
ウト基準矩形の高さか幅の、一方を指定すればよい。そ
の手順は、シンボルレイアウトパネル2601の、レイ
アウトサイズ選択ボタン2606の「高さ」ボタンまた
は「幅」ボタンのいずれかを、ボタン選択した後に、レ
イアウトサイズ入力エリア2607に、キーボード11
で、高さまたは幅の数値を入力すればよい。
例えば、「0」などの特別な数値を入力した場合に、シ
ンボルデータファイルに保存されている大きさのまま
で、シンボルをレイアウトするといったことも可能であ
る。
トする際の角度を指定するもので、例えば、レイアウト
基準矩形の、水平な辺(上辺または底辺)が、X軸の正
方向となす角度で指定すればよい。その手順は、シンボ
ルレイアウトパネル2601の、レイアウト角度入力エ
リア2608に、キーボード11から角度の数値を入力
すればよい。
のレイアウトを実行する場合には、シンボルレイアウト
パネル2601の「実行」ボタンを、ボタン選択し、シ
ンボルをレイアウトするのをやめる場合には、「取消」
ボタンを、ボタン選択する。
62においてレイアウトする位置を指定する(ステップ
S2504)。
には、次のものがある。 (1)点レイアウト:作画エリア62上の任意の位置
を、任意指定、点指定、特徴点指定、交点指定、線上点
指定、のいずれかの方法で指定する。この場合、指定し
た位置に、レイアウトするシンボルの、レイアウト基準
位置が一致するように、レイアウトされる。 (2)矩形レイアウト:作画エリア62上に、印刷デー
タとしてすでに存在する矩形を、要素選択によって指定
する。この場合、シンボルレイアウトパネル2601で
指定したレイアウト基準位置とレイアウト角度によら
ず、指定した矩形の左上点に、レイアウトするシンボル
の、レイアウト基準矩形の左上点が一致し、かつ、指定
した矩形の左上点をはさむ2辺に、レイアウト基準矩形
が沿うように、レイアウトされる。
で、レイアウトサイズを、高さで指定している場合は、
指定した矩形の高さに、レイアウト基準矩形の高さが一
致するように、幅で指定している場合は、指定した矩形
の幅に、レイアウト基準矩形の幅が一致するように、レ
イアウトされる。
部記憶装置33から呼び出されたシンボル要素のデータ
を、印刷データとして、RAM32に登録する(ステッ
プS2505)。
た、シンボル要素の外接矩形のデータを、シンボル要素
のデータの一部として保存する(ステップS250
6)。外接矩形のデータを要素データの一部として保持
しておけば、例えば、指定した要素を作画エリア62い
っぱいに表示したい、というような場合に、再度、輪郭
情報を抽出する必要がない。
ル要素を、作画エリア62に表示する(ステップS25
07)。
矩形を、明示的に作成するには、メインパネル61上の
ボタン65中の、矩形を描画するコマンド「矩形」のボ
タンを、ボタン選択するか、または、文字入力エリア6
4で、コマンド「矩形」の名称を、キーボード11から
入力した後、コマンドメニュー67の「外接矩形」メニ
ューを、ボタン選択してから、外接矩形を作成したい要
素を、要素選択すればよい。
イアウトした場合の具体的な表示例を示す。
ト基準矩形に設定し、矩形の左下点をレイアウト基準位
置に選び、レイアウトサイズを高さで50mmと指定
し、レイアウト角度を30度と指定して、当該シンボル
を点レイアウトした場合の例である。なお、この図29
では、説明のために、レイアウト基準矩形を同時に表示
しているが、実際には、シンボルのみが表示される。も
ちろん、レイアウト基準矩形を同時に表示するように、
仕様変更することも可能である。
ト基準矩形に設定し、矩形レイアウトした場合の例であ
る。図30(a)が、レイアウトサイズで高さを設定し
ている場合であり、図30(b)が、レイアウトサイズ
で幅を設定している場合である。両図中において、破線
で示した矩形が、レイアウトの対象となる矩形であり、
実線で示した矩形が、レイアウト基準矩形である。な
お、この図30では、説明のために、レイアウト基準矩
形を同時に表示しているが、実際には、シンボルのみが
表示される。もちろん、レイアウト基準矩形を同時に表
示するように、仕様変更することも可能である。
印刷データとしてレイアウトする手順を説明した。
作成する手順を、(A)基本図形を印刷データとしてレ
イアウトする、(B)シンボルの構成要素をグループ化
し、シンボルとして登録する、(C)登録されたシンボ
ルを呼び出して、印刷データとしてレイアウトする、と
いう、3つのフローに分けて説明した。
ボルの履歴を管理することができる。
て、シンボル名称に加えて、シンボルを作成または更新
した時間を保持することによって、シンボルの履歴を管
理する場合について説明する。
ンボルデータと印刷データの作成または変更を行なった
とする。
容:SYM1−a) 2.シンボル1を1回変更(登録シンボル内容:SYM
1−b) 3.シンボル1を含む印刷データ1を作成 4.シンボル1を2回変更(登録シンボル内容:SYM
1−c、d) 5.シンボル1を含む印刷データ1を呼出 上の1から5は、時間の経過および作業内容を表す。
1、2、4の、登録シンボル内容とは、シンボル名称
「SYM1」に、時間キー「a(または、b、c、
d)」を付加した名称で、シンボルが変更されているこ
とを表している。
録シンボル内容は、SYM1−aである。
と、登録シンボル内容は、SYM1−bである。
し、シンボル1を貼り付けると、シンボル1の最新の状
態であるSYM1−bのファイルが読み込まれる。印刷
データファイルにも、SYM1−bの名称で保存され
る。
と、登録シンボル内容は、それぞれ、SYM1−c、S
YM1−dである。
1を呼び出すと、シンボル1には、SYM1−aからS
YM1−dまでの4つの状態のファイルが存在するの
で、ユーザーは、この中から1つを選択して、呼び出す
ことができる。
刷データファイルを呼び出した場合には、CPU21
は、作画エリア62に、図31に示すような、シンボル
状態選択パネル3101を表示する。
で、「保存時」ボタンを、ボタン選択すると、印刷デー
タファイルには、印刷データ保存時点でのシンボル1の
最新状態であるSYM1−bの名称が保存されているの
で、SYM1−bのシンボルデータファイルが読み込ま
れる。また、印刷データ上でのシンボル名称は、SYM
1ーbのままである。
のまま、再度、イメージセッター52などの印刷装置で
印刷したい、という場合などに、このような選択を行な
う。
で、「最新」ボタンを、ボタン選択すると、印刷データ
ファイル呼び出しの時点でのシンボル1の最新の状態で
あるSYM1−dの、シンボルデータファイルが読み込
まれる。そして、印刷データ上でのシンボル名称も、S
YM1ーdに、置き換えられる。
のシンボルを反映させて、現在の規格に適合した形で、
再度、イメージセッター52などの印刷装置で印刷した
い、あるいは、印刷データを変更したい、という場合な
どに、このような選択を行なう。
で、「任意」ボタンを、ボタン選択すると、CPU21
は、作画エリア62に、図32に示すような、シンボル
日時入力パネル3201を表示する。
で、ユーザーが呼び出したいシンボルを作成または変更
した時点の日時を、日入力エリア3202、および時入
力エリア3203に、キーボード11から入力して、
「実行」ボタンを、ボタン選択すると、CPU21は、
入力された日時の時点での、シンボル1の最新の状態の
シンボルデータファイルを読み込んで来る。例えば、S
YM1−cが作成された日時より以後で、SYM1−d
が作成された日時より以前の、任意の日時を入力した場
合には、SYM1−cのシンボルデータファイルが読み
込まれる。
限られるものではなく、イラストに適用することも可能
である。
うなテキストを作成する場合について説明する。
イアウトする手順を説明するフローチャートを示す。
要な情報を入力する(ステップS3401)。
のコマンド「テキスト」のボタンを、ボタン選択する
か、または、文字入力エリア64で、コマンド「テキス
ト」の名称を、キーボード11から入力する。
ュー67が表示される。コマンドメニュー67の項目に
は、 (1)新規:これから新規にテキストを作成する。 (2)修正:すでに作成されているテキストを修正す
る。がある。ユーザーは、いずれかのメニュー項目をボ
タン選択することによって、テキストの編集を行なう。
ると、表示装置41には、図35に示すような、テキス
ト編集パネル3501が、表示される。
キストを作成するために必要な情報として、テキストを
レイアウトするための情報(レイアウト基準位置、行揃
え位置)、文字列データ、文字データの印刷属性(書体
名称、基準文字高さ、文字サイズ、平体率、長体率、ベ
ース角、斜体角、字間、行間)を入力する。
ト基準位置選択ボタン3503における、レイアウト基
準矩形の9個の特徴点を示すボタンの中から1個を、ボ
タン選択することにより指定される。このレイアウト基
準位置の指定内容は、点レイアウトの際に有効となる。
ン3504における、左揃え、右揃え、中央揃え、両端
揃え、の4個のボタンの中から1個を、ボタン選択する
ことにより指定される。この行揃え位置の指定内容は、
矩形レイアウトの際に有効となる。
形の設定方法、および点レイアウト/矩形レイアウトの
方法については、後述する。
「修正」メニューをボタン選択すると、ユーザに対し
て、修正するテキストを選択するように求める指示が、
ガイダンスエリア68に表示される。ここで、ユーザー
が、この指示に従って、修正したいテキストを要素選択
すると、表示装置41には、要素選択されたテキストの
現在の状態を表示したテキスト編集パネル3501が、
表示される。
設定されている、テキストをレイアウトするための情
報、文字列データ、文字データの印刷属性、のうち、修
正が必要なデータを修正する。
ニューをボタン選択した場合について説明するが、「修
正」メニューをボタン選択した場合でも、テキスト編集
パネル3501に、既に設定されている値が表示される
点以外は、基本的には、「新規」メニューをボタン選択
した場合と同様である。
入力エリア3506に、キーボード11から入力する
(ステップS3402)。
て、印刷データとして使用できるようにする(ステップ
S3403)。文字データの印刷属性の種類について
は、前述した通りである。
ていない状態の文字データと、付加されている状態の文
字データを示す。印刷属性が付加されていない状態と
は、前述した印刷属性データの構造の中で、属性設定フ
ラグが無効となっている場合であり、上記の文字データ
は、予め設定されているデフォルトの形状や大きさで表
現される。
性編集エリア3505の各項目の中から、編集したい印
刷属性の文字入力エリアを、マウス12またはキーボー
ド11で指示した後、キーボード11で数値データを入
力すればよい。
は、書体ごとにユーザーが定めた基準文字の可視部分の
高さのことで、同一書体の基準文字の「文字サイズ」と
は、一般的に比例関係にある。
を定めた場合の、基準文字高さと文字サイズの関係を示
す。
高さと文字サイズのデータは、どちらか一方のデータを
設定すれば、他方のデータはそれに応じて、自動的に更
新される。
設定した文字データの印刷属性は、CPU21によっ
て、カレントな印刷属性として、RAM32に保存され
るので、次にテキストを新規に作成する際には、テキス
ト編集パネル3501に表示されるカレントな印刷属性
の一部を変更するだけでよい。
21は、カレントな印刷属性を、外部記憶装置33に保
存し、次に、プログラムを実行する際に、再び、RAM
32に、読み込んで来るので、プログラムを実行するた
びに、カレントな印刷属性を設定し直す必要もない。カ
レントな印刷属性は、ユーザーによらず共通のものと、
ユーザーが各自設定した個別のものを、別々に、RAM
32や外部記憶装置33に、保存しておくこともでき
る。
スト編集パネル3501の、「実行」ボタンを、ボタン
選択し、テキストを作成するために必要な情報(テキス
トをレイアウトするための情報、文字列データ、文字デ
ータの印刷属性)を確定する。
に必要な情報が確定されると、CPU21は、設定され
た内容に従って、テキストのデータを作成し、その輪郭
情報を抽出する(ステップS3404)。
情報を抽出した結果を示す。
述した、 (1)そのまま表示装置に表示する方法 (2)一時的に拡大して表示装置に表示する方法 (3)幾何学的な手法による方法 (4)印刷装置に相当するソフトウエアまたはハードウ
エアに出力する方法 のいずれかの方法を取ることができる。
取るためには、文字データの形状が、幾何学的な形状で
与えられている必要がある。
情報から、CPU21は、テキストの外接矩形を計算す
る(ステップS3405)。外接矩形の計算方法は、図
13のステップS1303における方法と同様である。
矩形を描画するコマンド「矩形」のボタンを、メインパ
ネル61上のボタン65からボタン選択するか、文字入
力エリア64で、コマンド「矩形」の名称をキーボード
11から入力し、さらに、コマンドメニュー67上の
「外接矩形」メニューを、ボタン選択してから、外接矩
形を作成したい要素を、要素選択すればよい。
イアウトの基準として使われるので、ここで、基準文字
の輪郭情報から、基準文字高さを計算する(ステップS
3406)。この際、ステップS3402で入力された
文字列に基準文字が含まれているか否かによらず、ステ
ップS3403で設定された印刷属性に従って基準文字
を作成した場合の、可視部分の高さを計算する。
の文字サイズとは、一般的に比例関係にあるので、各書
体について、あらかじめ、基準文字高さと、基準文字の
文字サイズの比とを、その輪郭情報から計算して、外部
記憶装置33に保存しておけば、テキストを作成するた
びに、ステップS3406の処理を行なう必要はない。
て、レイアウト基準矩形を設定する(ステップS340
7)。レイアウト基準矩形は、テキストの各行ごとに設
定する。
準矩形を設定する際に、 (1)任意矩形 (2)外接矩形 を用いる場合を説明したが、テキストの場合は、 (3)基準文字高さと文字列の可視部分幅で決まる矩形 を、レイアウト基準矩形とする。
06で求まっており、また、文字列の可視部分幅は、ス
テップS3405で求めた外接矩形の幅に等しいので、
これより、レイアウト基準矩形の左下点と右上点は、 左下点(輪郭情報の最小のX座標,文字列に基準文字が
含まれていると仮定した場合の基準文字の輪郭情報の最
小のY座標) 右上点(輪郭情報の最大のX座標,文字列に基準文字が
含まれていると仮定した場合の基準文字の輪郭情報の最
大のY座標)と与えられる。
て設定した、テキストのレイアウト基準矩形と、9個の
レイアウト基準位置を示したものを示す。図中、実線で
示した矩形が、テキストの各行のレイアウト基準矩形で
あり、また、図中、*印で示した点が、レイアウト基準
位置である。
アウトする位置を指定する(ステップS3408)。
には、次のものがある。
任意の位置を、任意指定、点指定、特徴点指定、交点指
定、線上点指定、のいずれかの方法で指定する。この場
合、指定した位置に、ステップS3401で指定され
た、テキストの先頭行のレイアウト基準位置が一致する
ように、レイアウトされる。
レイアウト基準位置に選び、テキストを点レイアウトし
た場合の例を示す。図中、*印で示した位置が、レイア
ウト位置である。なお、この図40では、説明のため
に、レイアウト基準矩形を、実線で同時に表示している
が、実際には、テキストのみが表示される。もちろん、
レイアウト基準矩形を同時に表示するように、仕様変更
することも可能である。
に、印刷データとしてすでに存在する矩形を、要素選択
によって指定する。この場合、テキストの先頭行のレイ
アウト基準矩形の上辺が、指定した矩形の上辺に沿うよ
うに、かつ、ステップS3401で指定された、行揃え
位置に従って、次のようにレイアウトされる。 ・左揃え:テキストの各行のレイアウト基準矩形を、指
定した矩形の左辺に揃えてレイアウトする。 ・右揃え:テキストの各行のレイアウト基準矩形を、指
定した矩形の右辺に揃えてレイアウトする。 ・中央揃え:テキストの各行のレイアウト基準矩形が、
指定した矩形の幅の中央に位置するようにレイアウトす
る。 ・両端揃え:テキストの各行のレイアウト基準矩形の幅
が、指定した矩形の幅に一致するように、各行のテキス
トの字間を調整してレイアウトする。
場合の例を示す。図中、実線で示した矩形が、レイアウ
トする対象となる矩形である。図41(a)が左揃えの
場合、図41(b)が右揃えの場合、図41(c)が中
央揃えの場合、図41(d)が両端揃えの場合である。
なお、この図41では、説明のために、レイアウト基準
矩形を、破線で同時に表示しているが、実際には、テキ
ストのみが表示される。もちろん、レイアウト基準矩形
を同時に表示するように、仕様変更することも可能であ
る。
成されたテキスト要素のデータを、印刷データとして、
RAM32に登録する(ステップS3409)。
た、テキスト要素の外接矩形のデータを、テキスト要素
のデータの一部として保存する(ステップS341
0)。
ータの一部として保持しておけば、例えば、指定した要
素を作画エリア62いっぱいに表示したい、というよう
な場合に、再度、輪郭情報を抽出する必要がない。
ト要素を、作画エリア62に表示する(ステップS34
11)。
として、「トンボ」を作成することができる。以下、こ
の「トンボ」の作成手順について説明する。
的に印刷物となる領域や、印刷データを貼り付ける対象
物の形状を示すための、位置合わせ用のマークであり、
印刷データとして、写真製版用の版下を作成する場合な
どには、欠かせない要素であり、また、高い精度が要求
される。
アウトする手順を説明するフローチャートを示す。
ップS4201)。
のコマンド「トンボ」のボタンを、ボタン選択するか、
または、文字入力エリア64で、コマンド「トンボ」の
名称を、キーボード11から入力する。
ュー67が表示される。コマンドメニュー67の項目に
は、 (1)手動トンボ (2)自動トンボ (3)スケールトンボ がある。ユーザーは、いずれかのメニュー項目をボタン
選択することによって、トンボの作成を開始する。
いて、「手動トンボ」メニューをボタン選択した場合に
ついて、以下に説明する。
と、表示装置41には、図43に示すような、手動トン
ボ設定パネル4301が表示される。手動トンボ設定パ
ネル4301では、次の各条件を設定する。 (1) トンボ形状 (2)トンボオフセット
種類のトンボの形状を示す、手動トンボ形状選択ボタン
4302の中から1個を、ボタン選択する(ステップS
4211)。
め、より位置合わせの精度を高めるために、トンボを線
幅の1/2だけ、オフセットさせるかどうかを選択する
(ステップS4212)。
は、手動トンボオフセット選択ボタン4303で「あ
り」をボタン選択すればよく、その場合、トンボの外形
線の片側が位置合わせの基準線となる。また、トンボを
オフセットさせない場合には、手動トンボオフセット選
択ボタン4303で「なし」をボタン選択すればよく、
その場合、トンボの中央を通る線が位置合わせの基準線
となる。
を設定した後、「実行」ボタンが、ボタン選択される
と、各条件が決定されて、CPU21は、決められた印
刷属性を持つ、1本または2本の線分で構成される、手
動トンボのデータを作成する(ステップS4213)。
ウトする位置を指定する。トンボのレイアウト基準位置
は、トンボの形状によって決まっており、2本の線分で
構成されるトンボの場合には、その交点を、また、1本
の線分で構成されるトンボの場合には、その中点を、レ
イアウト基準位置とする(ステップS4214)。
構成されるトンボを選択し、かつ、ステップS4212
でトンボオフセット「あり」を選択した場合には、トン
ボのオフセット方向を入力する指示が、ガイダンスエリ
ア68に表示されるので、ユーザーは、この指示に従っ
て、オフセット方向を任意指定する(ステップS421
5)。ステップS4211で2本の線分で構成されるト
ンボを選択した場合や、ステップS4212でトンボオ
フセット「なし」を選択した場合には、このステップS
4215では、特に何も行なわない。
データから、印刷属性を考慮して、その輪郭情報を抽出
する。輪郭情報の抽出方法は、図13のステップS13
02と同様である(ステップS4202)。
情報から、CPU21は、トンボの外接矩形を計算す
る。外接矩形の計算は、図13のステップS1303と
同様である(ステップS4203)。
成されたトンボ要素のデータを、印刷データとしてRA
M32に登録する(ステップS4204)。
た、トンボ要素の外接矩形のデータを、トンボ要素のデ
ータの一部として保存する(ステップS4205)。
たトンボ要素を、作画エリア62に表示する(ステップ
S4206)。
動トンボの一例を示す。図44(a)が、トンボオフセ
ット「なし」の場合であり、図44(b)が、トンボオ
フセット「あり」の場合である。図中、細線が交差して
いる位置が、各トンボのレイアウト位置である。この図
44では、トンボオフセットをわかりやすくするため、
実際よりも、トンボを太く表示している。
いて、「自動トンボ」メニューをボタン選択した場合に
ついて説明する。
と、CPU21は、印刷データのうち、印刷の対象とな
る全ての要素について、印刷属性を考慮して、その外接
矩形を計算する(ステップS4221)。
テップS2506で、また、文字データの場合は、図3
4のステップS3410で、すでに、印刷データの一部
として、外接矩形のデータを保存してあるので、CPU
21は、それを、RAM32から読み出してくるだけで
よい。
種別や、要素の色に応じて、ユーザーがあらかじめ設定
した規則に従って、決定される。
た印刷属性を持つ、2本の線分で構成される自動トンボ
のデータを作成する(ステップS4222)。この自動
トンボのデータ作成においては、印刷対象要素の外接矩
形の4隅を示す4種類のトンボが作成され、また、通常
は、オフセット「あり」のトンボが作成される。
ア62にレイアウトする位置を決定する(ステップS4
223)。自動トンボの場合、レイアウト位置は、あら
かじめ決められており、印刷対象要素の外接矩形の4隅
となる。
イアウト位置は、印刷対象要素の外接矩形から、ユーザ
ーが指定した距離だけオフセットさせることも可能であ
る。
プS4206における処理は、前述した手動トンボの場
合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
動トンボの一例を示す。図45(a)は、自動トンボの
レイアウト位置を印刷対象要素の外接矩形に一致させた
場合であり、図45(b)は、自動トンボのレイアウト
位置を印刷対象要素の外接矩形から一定距離だけ外側に
オフセットさせた場合である。この図45では、説明の
ために、印刷対象要素の外接矩形を細実線で、また、ト
ンボの位置を示す補助線を破線で表示しているが、これ
らは、表示されても、されなくてもよい。
いて、「スケールトンボ」メニューをボタン選択した場
合について説明する。この「スケールトンボ」は、位置
合わせ用のマークの他に、スケールを示すテキストで構
成されている。
すると、表示装置41には、図47に示すような、スケ
ールトンボ設定パネル4701が表示される。スケール
トンボ設定パネル4701では、次の各条件を設定す
る。 (1) 出力倍率 (2)トンボ長さ (3)配置位置
成した場合において、レーザープリンタ51やイメージ
セッター52などの印刷装置で印刷データを印刷する際
の、出力倍率を、倍率入力エリア4702で入力する
(ステップS4231)。出力倍率の値は、スケールト
ンボのデータの一部として作成される。
大体の大きさを知るために、スケールトンボの長さを、
長さ入力エリア4703で入力する(ステップS423
2)。トンボ長さの値についても、スケールトンボのデ
ータの一部として作成される。
対して、どの位置に配置するかを、配置位置選択ボタン
4704の、上、左、左下、の3個のボタンの中から1
個を、ボタン選択する(ステップS4233)。
条件を設定したあと、「実行」ボタンが、ボタン選択さ
れると、各条件が決定され、CPU21は、あらかじめ
決められた印刷属性を持つ、線分、円、テキストで構成
される、スケールトンボのデータを作成する(ステップ
S4234)。
る円の大きさ及び線幅、線分の線幅、そして、テキスト
の文字サイズは、ステップS4231で設定された出力
倍率によって決められる。例えば、出力倍率を2倍と指
定した場合、スケールトンボを構成する円の大きさ及び
線幅、線分の線幅、そして、テキストの文字サイズは、
出力倍率を1倍と指定した場合の1/2となる。
ア62にレイアウトする位置を決定する(ステップS4
235)。スケールトンボの場合、レイアウト位置は、
印刷対象要素の外接矩形を基準として、ステップS42
33で選択した配置位置の方向に、指定されたオフセッ
ト量だけ、オフセットさせた位置となる。オフセット量
は、あらかじめ設定されて、外部記憶装置33などに保
存されている値を読み込んで来る。
プS4206における処理は、前述した手動トンボの場
合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ルトンボの一例を示す。通常、スケールトンボは、1つ
の印刷データについて1個だけ作成すればよいが、この
図48では、説明のために、トンボ長さが50mmのス
ケールトンボとして、配置位置が上方向で出力倍率が1
倍のものと、配置位置が左方向で出力倍率が1倍のもの
と、配置位置が左下方向で出力倍率が2倍のものの、3
つのスケールトンボを作成している。また、この図48
では、説明のために、印刷対象要素の外接矩形を、破線
で同時に表示しているが、これは、表示されても、され
なくてもよい。
矩形を、明示的に作成するには、メインパネル61上の
ボタン65中にある、矩形を描画するコマンド「矩形」
のボタンを、ボタン選択するか、または、文字入力エリ
ア64で、コマンド「矩形」の名称を、キーボード11
から入力し、コマンドメニュー67の「外接矩形」メニ
ューを、ボタン選択してから、外接矩形を作成したい要
素を、要素選択すればよい。
ンボ」を選択することによって表示されるコマンドメニ
ュー67の項目に、「手動トンボ」、「自動トンボ」、
「スケールトンボ」の3つがある場合について説明した
が、この他に、「図形トンボ」や、「トンボ属性」が、
コマンドメニュー67上の項目として表示される場合も
ある。
が、要素選択、連続要素選択、矩形領域指定、任意領域
指定などの方法で指定した、単数または複数の特定の要
素について、印刷属性を考慮して計算した外接矩形に基
づくトンボのことである。作成方法は、ほとんど自動ト
ンボの場合と同じであり、ステップS4221におい
て、自動トンボでは、印刷の対象となる全ての要素につ
いて外接矩形を計算するのに対し、図形トンボでは、特
定の要素についての外接矩形を計算する点のみが異な
る。
この図46では、説明のために、選択した要素の外接矩
形を細実線で、また、トンボの位置を示す補助線を破線
で同時に表示しているが、これらは表示されても、され
なくてもよい。
と、長さの調整等、トンボの詳細な設定を行なうことが
できる。
ウトする手順について詳細に説明した。
として、「バーコード」を作成することができる。
隔で、商品などを識別するコードを表現するもので、そ
の規格に正確に従うよう、高い精度が要求される。この
「バーコード」を、梱包材やラベルの版下に、印刷デー
タの一部として直接作成することができれば、その作成
のコストや時間を削減することができる。
ら、コマンド「バーコード」を、ボタン選択するか、ま
たは、文字入力エリア64で、コマンド「バーコード」
の名称を、キーボード11から入力すると、表示装置4
1には、図50に示すような、バーコード設定パネル5
001が表示され、このバーコード設定パネル5001
で、 (1)バーコード種別 (2)コード (3)サイズ (4)コード表示 (5) レイアウト基準位置 の各条件を設定することにより、バーコードを印刷デー
タとしてレイアウトすることができる。
レイアウトする手順を説明するフローチャートを示す。
で、作成するバーコードの種別のボタンを1つ、ボタン
選択する(ステップS4901)。
る。
Number):日本における流通統一シンボルで、後
述のEANやUPCと互換性を持って作成されている。
商品の識別に使用される。13桁の標準バージョンと、
8桁の短縮バージョンがある。いずれのバージョンも、
2桁のフラッグ(日本は「49」)、メーカーコード、
商品コード、チェックデジットから成る。チェックデジ
ットとは、バーコードの正確性を高めるための算術的コ
ードチェック方法で、計算方法として、モジュラス1
0、モジュラス43、などの方法が知られている。
o of Five):日本における流通統一シンボル
で、梱包内容の識別に使用される。JANコード番号の
前に、1桁(標準バージョン)または2桁(拡張バージ
ョン)の、物流識別コードを付加したものである。従っ
て、標準バージョンでは、全体が14桁、拡張バージョ
ンでは、先頭にさらに0を付加し、16桁となる。
く使用されているシンボルである。誤読率が低く、数字
以外に英文字がコード化されている。
uct Code):米国で使用されている、小売食品
包装用の標準的なシンボルである。
le Numbering System):ヨーロッ
パで使用されている、小売食品包装用の標準的なシンボ
ルである。国際的にも、標準的なシンボルとなってい
る。
標準」、「CODE39」、「UPC標準」、「ITF
標準」の4つの種別の中から1つを選択するようになっ
ている。
ードデータを入力する。コード入力エリア5004に、
キーボード11で、数値または文字のコードデータを入
力する(ステップS4902)。チェックデジット部分
は、CPU21が、自動的に計算して、コードデータに
組み込むので、入力する必要はない。
イズおよびレイアウト角度を、倍率または高さ、角度で
指定する(ステップS4903)。サイズ入力エリア5
003の各項目には、あらかじめ、ステップS4901
で選択されたバーコード種別に従って、JISなどの規
格に基いて、デフォルト値が表示されている、ユーザー
は、このサイズ入力エリア5003の各項目に、キーボ
ード11で数値を入力する。なお、バーコードのレイア
ウトサイズを、倍率で指定した場合には、高さの値は、
デフォルト値に対して、倍率で指定した値をかけた値
に、連動して変化する。
分)とともに、コード文字を表示するか否かを、コード
表示選択ボタン5005で、ボタン選択する(ステップ
S4904)。
準となる位置を、レイアウト基準位置選択ボタン500
6の中の、バーコードのレイアウト基準矩形の9個の特
徴点を示すボタンから1個を、ボタン選択する(ステッ
プS4905)。
の各条件を設定したあと、「実行」ボタンを、ボタン選
択することによって、各条件が決定される。
タおよびレイアウトサイズが、選択されたバーコード種
別の規格に適合しているかどうかのチェックを行なう
(ステップS4906)。
データの桁数が正しいか、コードデータの各桁に使用可
能な文字が使用されているか、などがある。レイアウト
サイズについては、JISなどの規格に定められている
倍率の範囲内に入っているか、などがチェックされる。
またはレイアウトサイズが規格に適合していないと判定
された場合には、警告用のパネルに、不適合となった理
由が表示され、ユーザーは、バーコード設定パネル50
01で、再度、各条件を設定し直せばよい。
よびレイアウトサイズが規格に適合していると判定され
た場合には、CPU21は、バーコード種別に応じて、
必要なチェックデジットの計算を行ない、コードデータ
に組み込む(ステップS4907)。
ード種別の規格に従って、線幅の異なる線分群で構成さ
れる、バーコード図形の作成を行なう。バーコード設定
パネル5001で、コード表示の項目を「表示」と選択
した場合には、さらに、決められた印刷属性を持った、
コード文字の作成を行なう(ステップS4908)。
ータから、印刷属性を考慮して、その輪郭情報を抽出す
る。輪郭情報の抽出方法は、図13のステップS130
2と同様である(ステップS4909)。
情報から、CPU21は、バーコードの外接矩形を計算
する。外接矩形の計算は、図13のステップS1303
と同様である。(ステップS4910)。
して、レイアウト基準矩形を設定する(ステップS49
11)。
設定する方法として、 (1)任意矩形 (2)外接矩形 を用いる場合を説明したが、バーコードの場合は、
(2)の外接矩形を、レイアウト基準矩形とする。
形と、9個のレイアウト基準位置を示した一例を示す。
この図51は、バーコード種別を「JAN/EAN標
準」、コードを「490067327721」、コード
表示を「表示」としてバーコードを作成した例である。
なお、この場合、チェックデジットは、コードの最終桁
の「0」と求められた。この図51中、実線で示した矩
形が、バーコードのレイアウト基準矩形であり、また、
*印で示した点が、レイアウト基準位置である。
イアウトする位置を指定する(ステップS4912)。
する方法として、 (1)点レイアウト (2)矩形レイアウト を用いる場合を説明したが、バーコードの場合も、上記
のいずれかの方法で、レイアウト位置を指定すればよ
い。
成されたバーコード要素のデータを、印刷データとし
て、RAM32に登録する(ステップS4913)。
た、バーコード要素の外接矩形のデータを、バーコード
要素のデータの一部として保存する(ステップS491
4)。
ド要素を、作画エリア62に表示する(ステップS49
15)。
矩形を、明示的に作成するには、メインパネル61上の
ボタン65の中の、矩形を描画するコマンド「矩形」
を、ボタン選択するか、または、文字入力エリア64
で、コマンド「矩形」の名称を、キーボード11から入
力し、コマンドメニュー67の「外接矩形」メニュー
を、ボタン選択してから、外接矩形を作成したい要素
を、要素選択すればよい。
イアウトする手順について、詳細に説明した。
刷データを、レーザープリンタ51やイメージセッター
52などの印刷装置で印刷する手順を説明する。
れる場合、レーザープリンタ51は、印刷データを、校
正刷り(印刷データの確認のための出力)し、また、印
刷ログファイルの内容を出力するのに用いられ、イメー
ジセッター52は、印刷データを、清刷り(正式な版下
となる高精度な出力)するのに用いられる。
は、図形データおよび文字データを、印刷時の出力形態
と同じ表示形態のイメージで、表示装置41へ表示する
制御を行なう、いわゆるWYSIWYGの機能を有して
いる、しかしながら、WYSIWYGの機能を有してい
ても、表示装置41は、100DPI程度の解像度しか
ないため、細かいレイアウトの確認や、ミスのチェック
などを行なうためには、500DPI程度といった、表
示装置41よりはるかに高い解像度を持つ、レーザープ
リンタ51で、印刷データを印刷しなければならない。
印刷データを印刷して、これらの確認を行なうことも可
能ではあるが、イメージセッター52は、解像度が30
00DPI程度と、極めて高いために、専用の用紙を使
用しなければならず、また、印刷のコストがかかり、出
力のスピードが遅いなどの欠点があるので、最終的にイ
メージセッター52で印刷するような場合でも、あらか
じめ、レーザープリンタ51で印刷データを印刷して、
出力形態の確認を行なっておくのが普通である。
ザープリンタ51やイメージセッター52などの印刷装
置で印刷する手順を説明するフローチャートを示す。
プS5201)。
中の、コマンド「プリント」のボタンを、ボタン選択す
るか、または、文字入力エリア64で、コマンド「プリ
ント」の名称を、キーボード11から入力する。
ュー67が表示される。コマンドメニュー67の項目に
は、 (1)校正刷り (2)部分校正刷り (3)清刷り がある。ユーザーが、いずれかのメニュー項目をボタン
選択することによって、印刷データの印刷処理が開始さ
れる。
いて、「校正刷り」メニューがボタン選択された場合に
ついて、以下に説明する。
合、CPU21によって、印刷装置として、レーザープ
リンタ51が選択される(ステップS5211)。
て、表示装置41には、図53に示すような、校正刷り
出力条件設定パネル5301が表示される。校正刷り出
力条件設定パネル5301では、次の各条件を設定す
る。 (1) 倍率 (2) 部数 (3) 紙サイズ (4) 紙方向
力エリア5302に、キーボード11で数値を入力する
(ステップS5212)。
何部出力するかを、部数入力エリア5303に、キーボ
ード11で数値を入力する(ステップS5213)。
刷データを印刷する用紙のサイズのボタンを1つ、ボタ
ン選択する(ステップS5214)。ここで選択するこ
とのできる紙サイズの種類は、出力するレーザープリン
タ51の仕様に従う。
データを印刷する用紙の紙方向を、縦(Y方向が長い)
/横(X方向が長い)/自動(ページ数が最少になる)
のいずれかの中から1つ、ボタン選択する(ステップS
5215)。
「実行」ボタンを、ボタン選択することによって、出力
条件が決定される。
象となる要素を、以下のような条件によって決定する
(ステップS5216)。 (1)レイヤー:レイヤーとは、個々の要素が所属す
る、印刷データの仮想的な階層であり、表示上では、要
素の色などによって識別できる。レイヤーによって、常
に出力の対象となるレイヤー、常に出力の対象とならな
いレイヤー、ユーザーが出力の対象とするかどうかを選
択できるレイヤー、がある。 (2)表示属性:非表示状態に設定されている要素やレ
イヤーは、出力の対象としない、などの条件である。ユ
ーザーは、要素やレイヤーごとに、この条件を設定でき
る。 (3)要素種別:常に出力の対象となる要素種別(トン
ボなど)、常に出力の対象とならない要素種別(点な
ど)、ユーザーが出力の対象とするかどうかを選択でき
る要素種別(その他の要素種別)、がある。
なる全ての要素について、ステップS5212で設定し
た倍率をかけた状態での、要素の外接矩形を計算する
(ステップS5217)。
U21によって計算され、要素のデータの一部として、
RAM32に保存されている場合には、保存されている
外接矩形の情報に、倍率をかけるだけでよい。
で設定した紙サイズから、印刷データを出力しない、上
下左右の各方向の紙マージン部分を除いた、有効出力領
域を計算する(ステップS5218)。
きさの情報は、あらかじめ、外部記憶装置33などに保
存されているものを、RAM32に読み込んで使用す
る。
矩形、およびステップS5218で計算した有効出力領
域の情報から、CPU21は、印刷データを紙に出力し
たときの出力範囲と位置を決定する(ステップS521
9)。
には、CPU21は、印刷データが紙の中央に出力され
るように、出力位置を決定する。ここで、印刷データ
を、紙の左下、左上、右下、右上、などの位置に出力す
ることも可能である。
ない場合には、CPU21は、印刷データを複数の紙に
分割して出力する。このように、印刷データを、複数の
紙に分割して出力する場合、境界部分の印刷データが完
全に出力されるように、印刷データの一部をオーバーラ
ップさせて、分割された両方の紙に出力させることもで
きる。
「自動」と選択した場合には、印刷用紙のページ数が最
も少なくなるように、縦方向、横方向のいずれかが、C
PU21によって選択された上で、出力範囲と位置が決
定される。
ーが出力範囲の確認を行えるように、CPU21は、作
画エリア62に出力範囲を表示する(ステップS522
0)。
示す。図中の細線で示した矩形が、出力範囲である。こ
れは、印刷データを1枚の紙に出力できる場合で、か
つ、紙方向として、縦が選択された場合の例である。
を示す。図54とは異なり、これは、印刷データを1枚
の紙に出力できずに、4枚の紙に分割して出力する場合
で、かつ、紙方向として、横が選択された場合の例であ
る。
認パネル5601が表示される。そこで、ユーザーは、
ステップS5220で表示された出力範囲を見て、印刷
データを実際に紙に出力するかどうかを判断する。ユー
ザーは、出力範囲が適当であると判断した場合には、出
力範囲確認パネル5601において、「実行」ボタン
を、ボタン選択し、出力範囲が適当でないと判断した場
合には、出力範囲確認パネル5601において、「取
消」ボタンを、ボタン選択する(ステップS522
1)。
れた場合は、印刷データの他に、出力時に付加される印
刷付加情報である、印刷データ名称、出力日付および時
間、出力ページ数、などを付加する(ステップS522
2)。
名称は、あらかじめユーザーが設定しておいた情報が、
RAM32から読み込まれる。また、出力日付および時
間、出力ページ数は、CPU21が、出力時に設定す
る。
の位置、文字の印刷属性などの情報は、あらかじめ外部
記憶装置33などに保存されているものを、RAM32
に読み込んで使用する。
が、実際に、レーザープリンタ51から、紙に出力さ
れ、いわゆる校正刷り出力が実行される(ステップS5
223)。
消」ボタンが、ボタン選択された場合は、印刷データの
出力は行なわれずに、校正刷り出力条件設定パネル53
01が、再び表示されるので、ステップS5212に戻
り、ユーザーは、再度、倍率などの出力条件を設定し直
せばよい。
いて、「部分校正刷り」メニューがボタン選択された場
合について、説明する。
した場合、CPU21によって、印刷装置として、レー
ザープリンタ51が選択される(ステップS523
1)。
合、次に、ユーザに対して、出力する要素を選択するよ
うに求める指示が、ガイダンスエリア68に表示される
ので、ユーザーは、この指示に従って、要素を選択す
る。要素の選択方法は、前述の、要素をグループ化する
場合と同様、連続要素選択、矩形領域指定、任意領域指
定、のいずれかの方法をとればよい(ステップS523
2)。
は、図53に示すような、校正刷り出力条件設定パネル
5301が表示される。
5223までの処理は、校正刷りの場合と同様であるた
め、説明を省略する。
いて、「清刷り」メニューがボタン選択された場合につ
いて、説明する。
順を説明するフローチャートを示す。
した場合、CPU21によって、印刷装置として、イメ
ージセッター52が選択される(ステップS571
1)。
表示装置41には、図58に示すような、清刷り出力条
件設定パネル5801が表示される。清刷り出力条件設
定パネル5801では、次の各条件を設定する。 (1) 倍率 (2) 部数 (3) ラベル (4) 図面枠
力エリア5802に、キーボード11で数値入力する
(ステップS5712)。
何部出力するかを、部数入力エリア5803に、キーボ
ード11で数値入力する(ステップS5713)。
ラベルを、印刷データと共に出力するか否かを、ラベル
出力選択ボタン5804で、ボタン選択する(ステップ
S5714)。このラベルには、版下名称、部品番号、
部品名称、作成者名および日付、承認者名および日付、
尺度、訂正履歴、などの情報が出力される。
るか否かを、図面枠出力選択ボタン5805で、ボタン
選択する(ステップS5715)。この図面枠とは、出
力した印刷データの、図面としての範囲を示す矩形であ
って、通常、紙サイズの端から、一定の長さだけ内側に
オフセットさせた矩形となる。
を行なった後、「実行」ボタンを、ボタン選択すること
によって、出力条件が決定される。
5716)、その出力対象要素の外接矩形を計算する
(ステップS5717)。これらの処理は、校正刷りの
場合の、ステップS5216、及びステップS5217
と同様である。
接矩形の情報から、CPU21は、紙サイズ(印刷デー
タを全て出力できる最小のAnサイズ)および紙方向を
決定する(ステップS5718)。
くなるようにした方が、コスト、スピードなどの点で、
効率がよいので、可能ならば、複数の印刷データを、1
枚の印刷用紙に出力するようになっている。ここでいう
印刷用紙とは、実際に、イメージセッター52で使用す
る用紙のことで、紙サイズとは異なる。紙サイズとは、
単一の印刷データを出力するために必要な領域のサイズ
のことである。
央に出力されるように、出力位置を決定する(ステップ
S5719)。ここで、印刷データを、紙の左下、左
上、右下、右上、などの位置に出力することも可能であ
る。
ーが出力範囲の確認を行なえるように、CPU21は、
作画エリア62に出力範囲を表示する(ステップS57
20)。
認パネル5601が表示される。そこで、ユーザーは、
ステップS5720で表示された出力範囲を見て、印刷
データを実際に紙に出力するかどうかを判断する。ユー
ザーは、出力範囲が適当であると判断した場合には、出
力範囲確認パネル5601において、「実行」ボタン
を、ボタン選択し、出力範囲が適当でないと判断した場
合には、出力範囲確認パネル5601において、「取
消」ボタンを、ボタン選択する(ステップS572
1)。
れた場合は、次のステップに進む。一方、「取消」ボタ
ンが、ボタン選択された場合は、印刷データの出力は行
なわれずに、清刷り出力条件設定パネル5801が、再
び表示され、ステップS5212に戻り、ユーザーは、
再度、倍率などの出力条件を設定し直すことができる。
項目を「あり」と選択していた場合には、CPU21
は、ラベルデータを作成する(ステップS5722)。
これは、写真製版用の版下に付けられるラベルの例で、
ラベルの項目には、版下番号、部品番号、略式、承認者
名、検証者名、作成者名、製品記号、日付、尺度、訂正
履歴、などがある。
部分の情報は、あらかじめ外部記憶装置33などに保存
されているものを、RAM32に読み込んで使用する。
また、ラベルの各項目の内容は、印刷データをファイル
に保存する際に、図60に示すようなファイル保存パネ
ル6001で入力されて、外部記憶装置33などに保存
され、その保存されたものを、RAM32に読み込んで
使用する。
ザーがパネルから入力するのではなく、CPU21が、
現在のユーザー名を認識して設定するようにしてもよ
い。日付の情報も、CPU21が、現在の日付を設定す
るようにしてもよい。
められた位置に、決められた大きさで、出力される。ラ
ベルの位置に関しては、このほか、左上、左下、右上、
などの位置から選択できるようにしたり、任意の位置を
指定できるようにしたりすることも可能である。
数種類用意しておいて、外部記憶装置33などに保存し
ておき、ステップS5714でラベル出力が「あり」と
指定された場合に、保存されたフォームを選択できるよ
うにしてもよい。
項目が「あり」と選択された場合には、CPU21は、
図面枠データを作成する(ステップS5723)。
す。この図61では、ラベルは図面枠の右下に設定され
ている。
と大きさの情報は、あらかじめ、外部記憶装置33など
に保存されているものを、RAM32に読み込んで使用
する。CPU21は、ステップS5718で決定され
た、紙サイズに応じた図面枠の出力位置と大きさを決定
する。
刷り出力するためのデータが作成される。実際に清刷り
出力する際には、複数の印刷データを指定することがで
きるので、継続して、次の印刷データを清刷り出力する
場合には、出力条件を設定するステップ(ステップS5
712)から、図面枠データを作成するステップ(ステ
ップS5723)までの処理を繰り返す(ステップS5
724)。
に、CPU21は、印刷用紙に、複数の印刷データをど
のように配置するかを決定する(ステップS572
5)。イメージセッター52に出力する場合の最適な配
置とは、印刷用紙の枚数が最も少なくなるように、各印
刷データを配置することである。この印刷データの最適
配置処理については、後で詳細に説明する。
成する(ステップS3026)。印刷ログファイルに
は、以下の情報が記述され、イメージセッター52から
出力される版下の出力内容がわかるようになっている。
図64に、印刷ログファイルの出力例を示す。 (1)出力時刻、出力者、ページ数:実際に印刷データ
を出力した日付および時刻、出力者の氏名、ページ数、
などを記述する。 (2)印刷用紙の配置図:印刷用紙に、各印刷データが
どのように配置されているかの概略図を作成する。配置
図には、各印刷データの配置がわかるように、記号を付
ける。 (3)出力データのリスト:配置図に示した記号、出力
条件の情報(紙サイズ、紙方向、など)、ラベルの情報
(版下名称、部品番号、部品名称、作成者名および日
付、承認者名および日付、尺度、など)を、リスト形式
で記述する。
成されたので、CPU21は、印刷データを、イメージ
セッター52で印刷する(ステップS3027)。
ープリンタ51で印刷する(ステップS3028)。
ータの最適配置処理について、詳細に説明する。ここで
は、印刷用紙サイズがAmサイズ、各印刷データの紙サ
イズがAnサイズ(m>=n)であるとする。
フローチャートを示す。
ップS6201)。使用する印刷用紙サイズが、あらか
じめ決まっている場合には、このステップを省略するこ
ともできる。
大きい順に並べ換える(ステップS6202)。同じ大
きさの印刷データの間では、どのような順番でも構わな
い。
タが存在するかどうかを判定する(ステップS620
3)。出力する印刷データが存在する場合は、次のステ
ップS6204に進む。出力する印刷データが存在しな
い場合は、印刷データ最適配置の処理を終了する。
印刷用紙に配置可能かどうかを判定する(ステップS6
204)。カレントな印刷用紙に配置可能な場合には、
次のステップS6206に進む。配置可能でない場合に
は、現在の印刷用紙への配置は終了し、次の印刷用紙に
着目して、カレントな印刷用紙に設定してから(ステッ
プS6205)、再度、カレントな印刷用紙に配置可能
かどうかを判定する。
る必要があるかどうかを判定する(ステップS620
6)。方向を変更する必要がある場合には、出力する印
刷データを全て90度回転させて方向を変更する(ステ
ップS6207)。方向を変更する必要がない場合に
は、そのまま、次のステップS6208に進む。
な印刷用紙に配置する(ステップS6208)。
置する処理が終了する。複数の印刷データの全てが、印
刷用紙に配置されるまで、出力する印刷データの有無を
判定するステップ(ステップS6203)から、出力す
る印刷データを印刷用紙に配置するステップ(ステップ
S6208)を繰り返す。
し、A2の印刷データが1枚(名称A21とする)、A
3が3枚(A31、A32、A33)、A4が3枚(A
41、A42、A43)あったとすると、印刷データ
は、A21、A31、A32、A33、A41、A4
2、A43、という順番に並べ換えられる。
刷データを、A1サイズの印刷用紙に、最適配置した結
果の一例である。
32、までは、1枚目の印刷用紙に配置可能であるが、
次のA33は、1枚目の印刷用紙に配置不可能となるの
で、カレントな印刷用紙を、2枚目に移動し、A33
は、2枚目の印刷用紙に配置可能となる。
1の紙方向が縦だった場合に、A21を印刷用紙に配置
する際に使用される領域が、横方向となるので、A21
の印刷データを全て90度回転させて、方向を変更しな
ければならない。
プリンタ51やイメージセッター52などの印刷装置で
印刷する手順を説明した。
は、図9のステップS0901や、図34のステップS
3401、ステップS3402に関して、図形データお
よび文字データを、印刷データとして登録するための必
要情報を入力する手順について説明したが、これらのス
テップの代わりに、あらかじめ他の作図装置で作成され
た、図形データおよび文字データを、当該情報処理装置
に読み込んで使用してもよい。
形データおよび文字データは、CPU21によって、本
実施形態に係る情報処理装置で読み取り可能な形態に変
換され、外部記憶装置33に保存された後、それを、R
AM32に読み込んで使用する。
トワークを介して、本実施形態に係る情報処理装置に接
続されたハードディスク装置などの外部記憶装置33に
転送され、CPU21は、転送されたものを直接読み込
んで使用してもよいし、また、フロッピーディスクなど
の記憶メディアにいったん保存した後、それを、本実施
形態に係る情報処理装置に接続されたフロッピーディス
ク装置などの外部記憶装置33から、読み込んで使用し
てもよい。
に、図形データおよび文字データの印刷属性の一部また
は全部が付加されている場合には、印刷属性が付加され
たままのデータを読み込んで来る。
に、印刷データに必要な一部の印刷属性が付加されてい
ない場合、不足している印刷属性の部分に、あらかじめ
外部記憶装置33に保存されているデフォルトの印刷属
性を付加してから、データを読み込んで来る。また、他
の作図装置で作成されたデータに、印刷データに不要ま
たは不適な印刷属性が付加されている場合、それらの印
刷属性を削除し、代わりに、デフォルトの印刷属性を付
加してから、データを読み込んで来る。
の後のステップS0902またはステップS3403
で、図形データまたは文字データの印刷属性を編集して
もよい。
ドビ社の「Illustrator」などのソフトウエ
アを搭載した装置が挙げられる。
は、図25のステップS2504や、図34のステップ
S3408に関して、図形データおよび文字データのレ
イアウト位置を指定する手順について説明したが、本実
施形態に係る情報処理装置では、あらかじめ他のCAD
装置で作成された、レイアウト位置を指定する際の基
準、または参考となる図形データを、読み込んで使用し
てもよい。
で作成された印刷データを、機械部品に貼り付けて使用
する場合などには、機械部品のCAD図面を、作画エリ
ア62に同時に表示させて、レイアウト位置を指定する
際の基準としたり、参考にしたりすることができる。
は、CPU21によって、本実施形態に係る情報処理装
置で読み取り可能な形態に変換され、外部記憶装置33
に保存された後、それを、RAM32に読み込んで使用
する。
は、ネットワークを介して、本実施形態に係る情報処理
装置に接続されたハードディスク装置などの外部記憶装
置33に転送され、CPU21は、転送されたものを直
接読み込んで使用してもよいし、また、フロッピーディ
スクなどの記憶メディアにいったん保存した後、それ
を、本実施形態に係る情報処理装置に接続されたフロッ
ピーディスク装置などの外部記憶装置33から、読み込
んで使用してもよい。
は、通常、印刷データとして、実際に出力されることは
ないので、出力の対象とならない要素に自動的に設定さ
れる。従って、図形データの印刷属性は、付加されてい
なくてもよいが、必要であれば、ステップS0902
で、図形データの印刷属性を付加し、印刷データとして
使用することも可能である。
キャダムシステム社の「CADAM」などのソフトウエ
アを搭載した装置が挙げられる。
る情報処理装置で作成された印刷データを、CPU21
によって、他の作図装置で読み取り可能な形態に変換し
た後、他の作図装置で使用してもよい。
た印刷データを、ネットワークを介して、他の作図装置
に接続されたハードディスク装置などの外部記憶装置に
転送し、それを、他の作図装置が直接読み込むようにし
てもよいし、また、フロッピーディスクなどの記憶メデ
ィアにいったん保存した後、それを、他の作図装置に接
続されたフロッピーディスク装置などの外部記憶装置か
ら、読み込んで使用してもよい。
文字データの印刷属性を扱うことができる場合は、本実
施形態に係る情報処理装置で作成した、印刷属性が付加
されたままの印刷データを、他の作図装置で読み取り可
能な形態に変換して使用する。
作成された印刷データに、他の作図装置で扱う印刷デー
タに必要な一部の印刷属性が付加されていない場合、不
足している印刷属性の部分に、あらかじめ外部記憶装置
33に保存されている、他の作図装置で扱うためのデフ
ォルトの印刷属性を付加する。また、本実施形態に係る
情報処理装置で作成された印刷データに、他の作図装置
で扱う印刷データに不要または不適な印刷属性が付加さ
れている場合、それらの印刷属性を削除し、代わりに、
他の作図装置で扱うための、デフォルトの印刷属性を付
加する。
ドビ社の「Illustrator」などのソフトウエ
アを搭載した装置が挙げられる。
る情報処理装置で作成された印刷データを、CPU21
によって、他のCAD装置で読み取り可能な形態に変換
した後、他のCAD装置で使用してもよい。
で作成された印刷データを、機械部品に貼り付けて使用
する場合などには、機械部品のCAD図面に、本実施形
態に係る情報処理装置で作成された印刷データを、同時
に表示させて、機械部品との位置関係などを確認するこ
とができるようにする。
た印刷データを、ネットワークを介して、他のCAD装
置に接続されたハードディスク装置などの外部記憶装置
に転送し、それを、他のCAD装置が直接読み込むよう
にしてもよいし、また、フロッピーディスクなどの記憶
メディアにいったん保存した後、それを、他のCAD装
置に接続されたフロッピーディスク装置などの外部記憶
装置から、読み込んで使用してもよい。
る情報処理装置で作成された印刷データに付加された、
図形データおよび文字データの印刷属性を扱うことがで
きない場合は、印刷属性を削除した状態の印刷データ
を、他のCAD装置で読み取り可能な形態に変換して使
用する。
印刷属性を扱うことができない場合には、図形データを
輪郭情報に展開して、線幅、終端形状、接続形状などの
印刷属性が付加された形状を、擬似的に表現する。
ータの印刷属性を扱うことができない場合には、文字デ
ータを輪郭情報に展開して、書体、平体率、長体率など
の印刷属性が付加された形状を、擬似的に表現する。
キャダムシステム社の「CADAM」などのソフトウエ
アを搭載した装置が挙げられる。
うに、本発明に係る第1の実施形態によれば、次のよう
な効果がある。
データや文字データを印刷する場合に、容易に正確なレ
イアウトを実現することができる。
ではなく、イラストやシンボルといったようなグループ
データも、容易に取り扱うことができる。
ることができるので、いつでも所望の時点の印刷データ
を呼び出すことができる。
ータとしてレイアウトすることができる。
ター等で印刷する場合に、その印刷装置の種類によっ
て、校正刷りや清刷りなどの適切な印刷方法を選択する
ことができる。
によれば、当該情報処理装置と他の情報処理装置との間
で、情報のやり取りをすることにより、より効率的に印
刷データを作成することができるという効果がある。
ユーザーの作業効率を低下させることなく、しかも、精
度の高い印刷データを正確かつ容易に作成することが可
能になるという効果がある。
エア構成を示すブロック図である。
図である。
る。
る。
順を説明するフローチャートである。
である。
る。
図である。
順を説明するフローチャートである。
された様子を示す図である。
された様子を示す図である。
す図である。
する手順を説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
た例を示す図である。
図である。
形に設定した例を示す図である。
ウト基準矩形に設定した例を示す図である。
を説明するフローチャートである。
る。
ある。
手順を説明するフローチャートである。
である。
ある。
す図である。
基準位置を示す図である。
図である。
す図である。
順を説明するフローチャートである。
る手順を説明するフローチャートである。
ト基準位置を示す図である。
チャートである。
る。
できる場合)を示す図である。
できない場合)を示す図である。
フローチャートである。
ローチャートである。
である。
Claims (65)
- 【請求項1】 印刷属性の付加された印刷用データを記
憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された印刷用データに付加された印
刷属性に基づいて、該印刷用データの輪郭情報を抽出す
る輪郭情報抽出手段と、 前記輪郭情報抽出手段により抽出された輪郭情報に基づ
いて、前記印刷用データをレイアウトする際の基準とな
るレイアウト基準情報を設定するレイアウト基準情報設
定手段と、 前記レイアウト基準情報設定手段により設定された情報
に基づいて、前記印刷用データをレイアウトするレイア
ウト手段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記レイアウト基準情報は、レイアウト
基準点とレイアウト基準サイズとで構成されることを特
徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記レイアウト手段は、前記印刷用デー
タをレイアウトする位置と大きさを指定することを特徴
とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された印刷用データ
を、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて表
示する表示手段を有し、 前記輪郭情報抽出手段は、前記表示手段の解像度に基づ
いて、前記表示手段に表示された印刷用データの輪郭情
報を抽出することを特徴とする請求項1記載の情報処理
装置。 - 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された印刷用データ
を、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて表
示する表示手段と、 前記記憶手段に記憶された印刷用データを、該印刷用デ
ータに付加された印刷属性に基づいて印刷する印刷手段
と、 前記表示手段において前記印刷用データを拡大表示する
拡大表示手段と、 前記表示手段において前記印刷用データを縮小表示する
縮小表示手段とを有し、 前記拡大手段は、前記表示手段と前記印刷手段の解像度
の差に基づいて、前記表示手段上で前記印刷用データを
拡大表示し、 前記輪郭情報抽出手段は、前記表示手段の解像度に基づ
いて、前記表示手段上で拡大表示された印刷用データの
輪郭情報を抽出し、 前記縮小手段は、前記輪郭情報抽出手段による輪郭情報
の抽出後、前記表示手段上で拡大表示された印刷用デー
タを元のサイズで縮小表示することを特徴とする請求項
1記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記輪郭情報抽出手段は、前記記憶手段
に記憶された印刷用データに付加された印刷属性に基づ
いて、該印刷用データに対して幾何学的な計算を行い、
該幾何学的な計算により該印刷用データの輪郭情報を抽
出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記記憶手段に記憶された印刷用データ
を、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて印
刷する印刷手段を有し、 前記輪郭情報抽出手段は、前記記憶手段に記憶された印
刷用データを、前記印刷手段の解像度に相当する精度を
実現するハードウエア若しくはソフトウエアに出力し、
該出力結果に基づいて、該印刷用データの輪郭情報を抽
出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記レイアウト基準情報設定手段は、前
記印刷用データが図形データである場合に、前記印刷用
データの可視部分を取り囲む最小サイズの矩形に基づい
て、レイアウト基準情報を設定することを特徴とする請
求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 前記レイアウト基準情報設定手段は、前
記印刷用データが文字データである場合に、あらかじめ
定められた基準文字の可視部分高さと、前記印刷用デー
タの可視部分幅に基づいて、レイアウト基準情報を設定
することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記レイアウト基準情報設定手段によ
り設定されたレイアウト基準情報を、前記印刷用データ
に付加するレイアウト基準情報付加手段を具備したこと
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項11】 前記レイアウト基準情報設定手段によ
り設定されたレイアウト基準情報を、前記印刷用データ
と共に、前記表示手段に可視的に表示するレイアウト基
準情報表示手段を具備したことを特徴とする請求項1記
載の情報処理装置。 - 【請求項12】 前記印刷用データは、文字図形データ
と、該文字図形データを印刷する際の位置合わせ用マー
クとしてのトンボのデータとを含むことを特徴とする請
求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項13】 前記レイアウト手段は、前記文字図形
データの可視部分を取り囲む最小サイズの矩形に基づい
て、前記トンボをレイアウトすることを特徴とする請求
項12記載の情報処理装置。 - 【請求項14】 前記レイアウト手段は、複数のトンボ
形状の中から選択されたトンボ形状を持つトンボをレイ
アウトすることを特徴とする請求項12記載の情報処理
装置。 - 【請求項15】 前記トンボのオフセットの有無を設定
するオフセット設定手段を有し、 前記レイアウト手段は、前記オフセット設定手段による
設定内容と、前記選択されたトンボの形状とに基づい
て、前記トンボをレイアウトすることを特徴とする請求
項14記載の情報処理装置。 - 【請求項16】 前記印刷用データが、それぞれ幅が異
なる複数のバーにより構成されたバーコードのデータで
ある情報処理装置であって、 コードデータを入力するコードデータ入力手段を有し、 前記レイアウト手段は、前記コードデータ入力手段によ
り入力されたコードデータに基づいて、前記バーコード
をレイアウトすることを特徴とする請求項1記載の情報
処理装置。 - 【請求項17】 前記レイアウト手段は、複数の規格の
バーコード種別の中から選択されたバーコード種別に対
応したバーコードをレイアウトすることを特徴とする請
求項16記載の情報処理装置。 - 【請求項18】 前記コードデータ入力手段により入力
されたコードデータが、前記選択されたバーコード種別
の規格に適合するか否かをチェックするチェック手段を
具備したことを特徴とする請求項16記載の情報処理装
置。 - 【請求項19】 前記コードデータ入力手段により入力
されたコードデータを、前記バーコードと共にレイアウ
トすることを指定する指定手段を有し、 前記指定手段により、前記コードデータを前記バーコー
ドと共にレイアウトすると指定された場合には、前記レ
イアウト手段は、前記コードデータを前記バーコードと
共にレイアウトすることを特徴とする請求項16記載の
情報処理装置。 - 【請求項20】 それぞれ印刷時の解像度が異なる、第
1の印刷手段と、第2の印刷手段と、 前記第1の印刷手段と前記第2の印刷手段のうちのいず
れかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された印刷手段により、前記印
刷用データを印刷するように制御する印刷制御手段とを
具備したことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
置。 - 【請求項21】 前記選択手段により選択された印刷装
置に応じて、前記印刷データを印刷する際に必要とな
る、印刷付加情報を設定する印刷付加情報設定手段を有
し、 前記印刷制御手段は、前記印刷付加情報設定手段により
設定された印刷付加情報に基づいて、前記印刷データの
印刷を制御することを特徴とする請求項20記載の情報
処理装置。 - 【請求項22】 前記印刷用データを複数まとめて印刷
することのできる印刷手段と、 前記複数の印刷用データをまとめて前記印刷手段で印刷
する際に、前記複数の印刷用データを、印刷用紙上で最
適配置して印刷するようにする印刷データ最適配置手段
とを具備したことを特徴とする請求項1記載の情報処理
装置。 - 【請求項23】 前記印刷用データを、該印刷用データ
に付加された印刷属性と共に、外部の情報処理装置から
入力する印刷用データ入力手段を具備したことを特徴と
する請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項24】 前記レイアウト手段により前記印刷用
データをレイアウトする際に、基準若しくは参考となる
図形データを、外部の情報処理装置から入力する図形デ
ータ入力手段を具備したことを特徴とする請求項1記載
の情報処理装置。 - 【請求項25】 前記印刷用データを、該印刷用データ
に付加された印刷属性と共に、外部の情報処理装置へ出
力する印刷用データ出力手段を具備したことを特徴とす
る請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項26】 前記印刷用データに付加された印刷属
性を削除するか、若しくは、外部の情報処理手段に対応
した形式に変換した後、前記印刷用データを、外部の情
報処理装置へ出力する印刷用データ出力手段を具備した
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項27】 前記印刷用データを複数選択する印刷
用データ選択手段と、 前記印刷用データ選択手段により選択された前記複数の
印刷用データをグループ化して、単一のグループデータ
として扱えるようにするグループ化手段を具備したこと
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項28】 前記グループ化手段によりグループ化
されたグループデータを記憶するグループデータ記憶手
段と、 前記グループデータ記憶手段に記憶されたグループデー
タを呼び出す呼出手段と、 前記呼出手段により呼び出されたグループデータを変更
する変更手段と、 前記変更手段により前記呼び出されたグループデータが
変更された場合でも、前記グループデータ記憶手段に記
憶されたグループデータを変更させないように制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする請求項27記載
の情報処理装置。 - 【請求項29】 前記グループ化手段によりグループ化
されたグループデータを記憶するグループデータ記憶手
段と、 前記グループデータ記憶手段に記憶されたグループデー
タを呼び出す呼出手段と、 前記呼出手段により呼び出されたグループデータを変更
する変更手段と、 前記変更手段により前記呼び出されたグループデータが
変更された場合に、前記グループデータ記憶手段に記憶
されたグループデータを、前記呼び出されたグループデ
ータの変更と同期させて、変更するように制御する制御
手段とを具備したことを特徴とする請求項27記載の情
報処理装置。 - 【請求項30】 前記グループデータ記憶手段に記憶さ
れたグループデータが変更される度に、前記グループデ
ータの履歴を保存する履歴保存手段と、 過去の任意の時点を指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された時点における前記グルー
プデータを含む印刷用データに対して、前記履歴保存手
段に保存された履歴を反映させる反映手段とを具備した
ことを特徴とする請求項29記載の情報処理装置。 - 【請求項31】 記憶手段に記憶された印刷用データに
付加された印刷属性に基づいて、該印刷用データの輪郭
情報を抽出する輪郭情報抽出工程と、 前記輪郭情報抽出工程で抽出された輪郭情報に基づい
て、前記印刷用データをレイアウトする際の基準となる
レイアウト基準情報を設定するレイアウト基準情報設定
工程と、 前記レイアウト基準情報設定工程で設定された情報に基
づいて、前記印刷用データをレイアウトするレイアウト
工程とを具備したことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項32】 前記レイアウト基準情報は、レイアウ
ト基準点とレイアウト基準サイズとで構成されることを
特徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項33】 前記レイアウト工程において、前記印
刷用データをレイアウトする位置と大きさを指定するこ
とを特徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項34】 前記記憶手段に記憶された印刷用デー
タを、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて
表示する表示手段を有する情報処理装置において、 前記輪郭情報抽出工程において、前記表示手段の解像度
に基づいて、前記表示手段に表示された印刷用データの
輪郭情報を抽出することを特徴とする請求項31記載の
情報処理方法。 - 【請求項35】 前記記憶手段に記憶された印刷用デー
タを、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて
表示する表示手段と、 前記記憶手段に記憶された印刷用データを、該印刷用デ
ータに付加された印刷属性に基づいて印刷する印刷手段
とを有する情報処理装置において、 前記表示手段と前記印刷手段の解像度の差に基づいて、
前記表示手段上で前記印刷用データを拡大表示し、 前記輪郭情報抽出工程において、前記表示手段の解像度
に基づいて、前記表示手段上で拡大表示された印刷用デ
ータの輪郭情報を抽出し、 前記輪郭情報抽出手段による輪郭情報の抽出後、前記表
示手段上で拡大表示された印刷用データを元のサイズで
縮小表示することを特徴とする請求項31記載の情報処
理方法。 - 【請求項36】 前記輪郭情報抽出工程において、前記
記憶手段に記憶された印刷用データに付加された印刷属
性に基づいて、該印刷用データに対して幾何学的な計算
を行い、該幾何学的な計算により該印刷用データの輪郭
情報を抽出することを特徴とする請求項31記載の情報
処理方法。 - 【請求項37】 前記記憶手段に記憶された印刷用デー
タを、該印刷用データに付加された印刷属性に基づいて
印刷する印刷手段を有する情報処理装置において、 前記輪郭情報抽出工程において、前記記憶手段に記憶さ
れた印刷用データを、前記印刷手段の解像度に相当する
精度を実現するハードウエア若しくはソフトウエアに出
力し、該出力結果に基づいて、該印刷用データの輪郭情
報を抽出することを特徴とする請求項31記載の情報処
理方法。 - 【請求項38】 前記レイアウト基準情報設定工程にお
いて、前記印刷用データが図形データである場合に、前
記印刷用データの可視部分を取り囲む最小サイズの矩形
に基づいて、レイアウト基準情報を設定することを特徴
とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項39】 前記レイアウト基準情報設定工程にお
いて、前記印刷用データが文字データである場合に、あ
らかじめ定められた基準文字の可視部分高さと、前記印
刷用データの可視部分幅に基づいて、レイアウト基準情
報を設定することを特徴とする請求項31記載の情報処
理方法。 - 【請求項40】 前記レイアウト基準情報設定工程で設
定されたレイアウト基準情報を、前記印刷用データに付
加するレイアウト基準情報付加工程を具備したことを特
徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項41】 前記レイアウト基準情報設定工程で設
定されたレイアウト基準情報を、前記印刷用データと共
に、前記表示手段に可視的に表示するレイアウト基準情
報表示工程を具備したことを特徴とする請求項31記載
の情報処理方法。 - 【請求項42】 前記印刷用データは、文字図形データ
と、該文字図形データを印刷する際の位置合わせ用マー
クとしてのトンボのデータとを含むことを特徴とする請
求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項43】 前記レイアウト工程において、前記文
字図形データの可視部分を取り囲む最小サイズの矩形に
基づいて、前記トンボをレイアウトすることを特徴とす
る請求項42記載の情報処理方法。 - 【請求項44】 前記レイアウト工程において、複数の
トンボ形状の中から選択されたトンボ形状を持つトンボ
をレイアウトすることを特徴とする請求項42記載の情
報処理方法。 - 【請求項45】 前記トンボのオフセットの有無を設定
するオフセット設定工程を有し、 前記レイアウト工程において、前記オフセット設定工程
での設定内容と、前記選択されたトンボの形状とに基づ
いて、前記トンボをレイアウトすることを特徴とする請
求項44記載の情報処理方法。 - 【請求項46】 前記印刷用データが、それぞれ幅が異
なる複数のバーにより構成されたバーコードのデータで
ある情報処理方法であって、 コードデータを入力するコードデータ入力工程を有し、 前記レイアウト工程において、前記コードデータ入力工
程で入力されたコードデータに基づいて、前記バーコー
ドをレイアウトすることを特徴とする請求項31記載の
情報処理方法。 - 【請求項47】 前記レイアウト工程において、複数の
規格のバーコード種別の中から選択されたバーコード種
別に対応したバーコードをレイアウトすることを特徴と
する請求項46記載の情報処理方法。 - 【請求項48】 前記コードデータ入力工程で入力され
たコードデータが、前記選択されたバーコード種別の規
格に適合するか否かをチェックするチェック工程を具備
したことを特徴とする請求項46記載の情報処理方法。 - 【請求項49】 前記コードデータ入力工程で入力され
たコードデータを、前記バーコードと共にレイアウトす
ることを指定する指定工程を有し、 前記指定工程において、前記コードデータを前記バーコ
ードと共にレイアウトすると指定された場合には、前記
レイアウト工程において、前記コードデータを前記バー
コードと共にレイアウトすることを特徴とする請求項4
6記載の情報処理方法。 - 【請求項50】 それぞれ印刷時の解像度が異なる、第
1の印刷手段と、第2の印刷手段とを有する情報処理装
置において、 前記第1の印刷手段と前記第2の印刷手段のうちのいず
れかを選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された印刷手段により、前記印刷用
データを印刷するように制御する印刷制御工程とを具備
したことを特徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項51】 前記選択工程で選択された印刷装置に
応じて、前記印刷データを印刷する際に必要となる、印
刷付加情報を設定する印刷付加情報設定工程を有し、 前記印刷制御工程において、前記印刷付加情報設定工程
で設定された印刷付加情報に基づいて、前記印刷データ
の印刷を制御することを特徴とする請求項50記載の情
報処理方法。 - 【請求項52】 前記印刷用データを複数まとめて印刷
することのできる印刷手段を有する情報処理装置におい
て、 前記複数の印刷用データをまとめて前記印刷手段で印刷
する際に、前記複数の印刷用データを、印刷用紙上で最
適配置して印刷するようにする印刷データ最適配置工程
を具備したことを特徴とする請求項31記載の情報処理
方法。 - 【請求項53】 前記印刷用データを、該印刷用データ
に付加された印刷属性と共に、外部の情報処理装置から
入力する印刷用データ入力工程を具備したことを特徴と
する請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項54】 前記レイアウト手段により前記印刷用
データをレイアウトする際に、基準若しくは参考となる
図形データを、外部の情報処理装置から入力する図形デ
ータ入力工程を具備したことを特徴とする請求項31記
載の情報処理方法。 - 【請求項55】 前記印刷用データを、該印刷用データ
に付加された印刷属性と共に、外部の情報処理装置へ出
力する印刷用データ出力工程を具備したことを特徴とす
る請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項56】 前記印刷用データに付加された印刷属
性を削除するか、若しくは、外部の情報処理手段に対応
した形式に変換した後、前記印刷用データを、外部の情
報処理装置へ出力する印刷用データ出力工程を具備した
ことを特徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項57】 前記印刷用データを複数選択する印刷
用データ選択工程と、 前記印刷用データ選択工程で選択された前記複数の印刷
用データをグループ化して、単一のグループデータとし
て扱えるようにするグループ化工程を具備したことを特
徴とする請求項31記載の情報処理方法。 - 【請求項58】 前記グループ化工程でグループ化され
たグループデータを記憶するグループデータ記憶手段を
有する情報処理装置において、 前記グループデータ記憶手段に記憶されたグループデー
タを呼び出す呼出工程と、 前記呼出工程で呼び出されたグループデータを変更する
変更工程と、 前記変更工程で前記呼び出されたグループデータが変更
された場合でも、前記グループデータ記憶手段に記憶さ
れたグループデータを変更させないように制御する制御
工程とを具備したことを特徴とする請求項57記載の情
報処理方法。 - 【請求項59】 前記グループ化工程でグループ化され
たグループデータを記憶するグループデータ記憶手段を
有する情報処理装置において、 前記グループデータ記憶手段に記憶されたグループデー
タを呼び出す呼出工程と、 前記呼出工程で呼び出されたグループデータを変更する
変更工程と、 前記変更工程で前記呼び出されたグループデータが変更
された場合に、前記グループデータ記憶手段に記憶され
たグループデータを、前記呼び出されたグループデータ
の変更と同期させて、変更するように制御する制御工程
とを具備したことを特徴とする請求項57記載の情報処
理方法。 - 【請求項60】 前記グループデータ記憶手段に記憶さ
れたグループデータが変更される度に、前記グループデ
ータの履歴を保存する履歴保存工程と、 過去の任意の時点を指示する指示工程と、 前記指示工程で指示された時点における前記グループデ
ータを含む印刷用データに対して、前記履歴保存工程で
保存された履歴を反映させる反映工程とを具備したこと
を特徴とする請求項59記載の情報処理方法。 - 【請求項61】 印刷用データに付加された印刷属性に
基づいて、該印刷用データの輪郭情報を抽出するための
輪郭情報抽出モジュールと、 前記輪郭情報抽出モジュールにより抽出された輪郭情報
に基づいて、前記印刷用データをレイアウトする際の基
準となるレイアウト基準情報を設定するためのレイアウ
ト基準情報設定モジュールと、 前記レイアウト基準情報設定モジュールにより設定され
た情報に基づいて、前記印刷用データをレイアウトする
ためのレイアウトモジュールとを有するコンピュータプ
ログラムを格納することを特徴とする、コンピュータに
より読み取り可能な記憶媒体。 - 【請求項62】 前記印刷用データに付加された印刷属
性に基づいて該印刷用データを表示する表示手段の解像
度に基づいて、前記輪郭情報抽出モジュールにより、前
記表示手段に表示された印刷用データの輪郭情報を抽出
することを特徴とする請求項61記載の記憶媒体。 - 【請求項63】 拡大表示モジュールと縮小表示モジュ
ールとを更に有し、 前記拡大表示モジュールにより、前記印刷用データに付
加された印刷属性に基づいて該印刷用データを表示する
表示手段の解像度と、前記印刷用データに付加された印
刷属性に基づいて該印刷用データを印刷する印刷手段の
解像度との差に基づいて、前記表示手段上で前記印刷用
データを拡大表示し、 前記輪郭情報抽出モジュールにより、前記表示手段の解
像度に基づいて、前記表示手段上で拡大表示された印刷
用データの輪郭情報を抽出し、 前記縮小表示モジュールにより、前記輪郭情報抽出モジ
ュールによる輪郭情報の抽出後、前記表示手段上で拡大
表示された印刷用データを元のサイズで縮小表示するこ
とを特徴とする請求項61記載の記憶媒体。 - 【請求項64】 前記印刷用データは、文字図形データ
と、該文字図形データを印刷する際の位置合わせ用マー
クとしてのトンボのデータとを含むことを特徴とする請
求項61記載の記憶媒体。 - 【請求項65】 前記印刷用データが、それぞれ幅が異
なる複数のバーにより構成されたバーコードのデータで
ある記憶媒体であって、 コードデータを入力するためのコードデータ入力モジュ
ールを有し、 前記レイアウトモジュールにより、前記コードデータ入
力モジュールにより入力されたコードデータに基づい
て、前記バーコードをレイアウトすることを特徴とする
請求項61記載の記憶媒体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04541098A JP4124851B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 情報処理装置及び情報処理方法並びに記憶媒体 |
EP99301426A EP0952554A3 (en) | 1998-02-26 | 1999-02-25 | Information processing apparatus and information processing method |
US09/257,064 US6975425B1 (en) | 1998-02-26 | 1999-02-25 | Information processing apparatus and information processing method |
US11/006,728 US7301672B2 (en) | 1998-02-26 | 2004-12-08 | Information processing apparatus and information processing method |
US11/691,010 US7786995B2 (en) | 1998-02-26 | 2007-03-26 | Information processing apparatus and information processing method for determining character layout |
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---|---|
JPH11242749A true JPH11242749A (ja) | 1999-09-07 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004500654A (ja) * | 2000-01-25 | 2004-01-08 | ビスタプリント ユーエスエイ インコーポレイテッド | 印刷ジョブの管理 |
JP2006099499A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Brother Ind Ltd | データ表示制御装置及びデータ表示プログラム |
JP2009098862A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Seiko Epson Corp | 画像処理方法、そのプログラム及び画像処理装置 |
JP2020013042A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社Screenホールディングス | 描画装置および描画方法 |
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-
1998
- 1998-02-26 JP JP04541098A patent/JP4124851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US11354074B2 (en) | 2020-07-22 | 2022-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Storage medium storing instructions for creating first print label and second print label having alignment mark used when overlaying first and second print labels |
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