JPH11242292A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH11242292A
JPH11242292A JP10367224A JP36722498A JPH11242292A JP H11242292 A JPH11242292 A JP H11242292A JP 10367224 A JP10367224 A JP 10367224A JP 36722498 A JP36722498 A JP 36722498A JP H11242292 A JPH11242292 A JP H11242292A
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JP
Japan
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recording
magnetic
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film
photographic film
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JP10367224A
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Inventor
Fumio Kimura
文雄 木村
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの磁気情報を記録できるようにする。 【解決手段】 写真フィルム2に入力される情報の記録
を磁気的に行う記録手段3を有するものにおいて、前記
記録手段は、前記写真フィルムの画像領域の幅方向に対
応した位置で、前記写真フィルムの長手方向に平行、か
つ前記写真フィルムのリーダー部から画像領域にかけて
連続して、前記情報を記録した第1の記録トラックT3
〜T6を形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録部付き写
真フィルムへの磁気記録を行う磁気記録装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影に関する情報(例えば、撮影
モード,プリント枚数,シャッタスピード,絞り値等)
をフィルムに設けられている磁気記録部に記録すること
のできるカメラが、米国特許第4864332号等で提
案されている。これにより、磁気記録が行われたフィル
ムは、現像機によってフィルムの磁気記録部から各種の
磁気情報が再生され、これに従って写真のプリントが行
われる。
【0003】また、オーディオ信号を、写真フィルムの
磁気記録部であって、画像フレーム・エリア内部に一致
した個所に記録することが、米国特許第5276472
号に記載されている。
【0004】また、特開平09−106000号によ
り、写真フィルムの磁気記録部に形成される、フィルム
ストリップの長さ方向に延び、画像フレームを横切るよ
うに配置される複数の平行なトラックに、撮影情報や画
像フレームに関連したフレームの題名や、他のメッセー
ジ或いは音などを記録することのできる装置が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記米
国特許第4864332号及び米国特許第527647
2号における提案装置においては、フィルムの磁気情報
は各画像フレーム毎の領域内に始点と終点を持つ複数の
トラックに記録するため、1駒分に音声などを記録しよ
うとすると短い録音時間しか確保できない。
【0006】また、特開平09−106000号におい
ては、フィルム上の複数の平行なトラックに、複数の画
像フレームを横切るように磁気情報を記録するものの、
磁気情報のそれぞれの始点は各フレームと対応した位置
に限られているため、多くのデータ量を記録しようとす
ると全フレームのそれぞれの記録容量を増やさなければ
ならず、無駄な領域が出来てしまう。また、記録されて
いるデータを検索するためには常に全トラックを走査し
なければならず、取り込みに時間を要するものであっ
た。
【0007】(発明の目的)本発明の第1の目的は、多
くの磁気情報を記録することのできる磁気記録装置を提
供しようとするものである。
【0008】本発明の第2の目的は、より多くの磁気情
報を記録することのできる磁気記録装置を提供しようと
するものである。
【0009】本発明の第3の目的は、磁気情報が記録さ
れている有効なトラックを素早く検出することのできる
磁気記録装置を提供しようとするものである。
【0010】本発明の第4の目的は、各画像の再生時に
素早く画像フレームの磁気情報を読み取らせることので
きる磁気記録装置を提供しようとするものである。
【0011】本発明の第5の目的は、第1の記録トラッ
クにより多くの磁気情報を記録することのできる磁気記
録装置を提供しようとするものである。
【0012】本発明の第6の目的は、書き込みべき磁気
情報が多い場合でも、確実に全ての磁気情報を記録する
ことのできる磁気記録装置を提供しようとするものであ
る。
【0013】本発明の第7の目的は、磁気情報の記録ミ
スを未然に防ぐことのできる磁気記録装置を提供しよう
とするものである。
【0014】本発明の第8の目的は、重要な音の録音や
文字の入力に対し、常に最大の書き込み領域を与えるこ
とのできる磁気記録装置を提供しようとするものであ
る。
【0015】本発明の第9の目的は、第1の記録トラッ
ク全ての記録終了位置を同一にして、磁気情報の更なる
記録時に、その記録開始位置を配慮する事なく記録を継
続することのできる磁気記録装置を提供しようとするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び11記載の本発明は、写真フィ
ルムに入力される情報の記録を磁気的に行う記録手段を
有する磁気記録装置において、前記記録手段は、前記写
真フィルムの画像領域の幅方向に対応した位置で、前記
写真フィルムの長手方向に平行、かつ前記写真フィルム
のリーダー部から画像領域にかけて連続して、前記情報
を記録した第1の記録トラックを形成する磁気記録装置
等とするものである。
【0017】上記構成によれば、写真フィルムの長手方
向に平行で、かつフィルムのリーダー部から画像領域に
かかる長さで連続して情報記録された第1の記録トラッ
クを形成するようにして、音声データ等、記録長の長い
データやテキストデータ等、短い記録長のデータを自由
に配置可能とし、トラックを有効に利用するようにして
いる。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2及び12記載の本発明は、写真フィルムの幅方
向の画像領域に対応した位置に、複数の第1の記録トラ
ックを形成するようにした磁気記録装置等とするもので
ある。
【0019】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項3及び13記載の本発明は、複数の第1の記録ト
ラックを、フィルム長手方向の同一の位置から形成する
ようにした磁気記録装置とするものである。
【0020】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項4、14及び15記載の本発明は、写真フィルム
の長手方向に平行で、かつ前記写真フィルム上に撮影さ
れた各画像領域に対応した位置に間欠的に、情報を記録
した第2の記録トラックを形成し、各画像フレーム特有
の情報、例えば画像表示のための画面サイズ補正値や、
露出補正値などを該第2のトラックに記録するようにし
た磁気記録装置等とするものである。
【0021】また、上記第5の目的を達成するために、
請求項5及び16記載の本発明は、第1の記録トラック
への磁気記録の記録密度を、第2の記録トラックへの記
録密度より高くした磁気記録装置等とするものである。
【0022】また、上記第6の目的を達成するために、
請求項6、17及び18記載の本発明は、写真フィルム
の画像領域に対して書き込む磁気情報を予め記憶した記
憶手段と、一つの第1の記録トラック上に書き込み可能
な磁気情報量を計算する第1の計算手段と、前記記憶手
段に記憶されている磁気情報が前記第1の計算手段によ
り計算された一つの第1トラック上に書き込める量より
も多い場合は、前記磁気情報を分割し、前記複数の第1
の記録トラックに分割して情報の書き込みを行わせる情
報分割手段とを有した磁気記録装置等とするものであ
る。
【0023】また、上記第7の目的を達成するために、
請求項7、8及び19〜21記載の本発明は、記憶手段
による記録内容を訂正、或いは削除を可能とする編集手
段と、複数の第1の記録トラックの全てのトラックに書
き込み可能な磁気情報量を計算する第2の計算手段と、
記憶手段に記憶されている磁気情報量が前記第2の計算
手段により計算された複数の第1の記録トラックの全て
のトラックに書き込める量よりも多い場合には、警告も
しくは磁気情報の書き込みを禁止すると共に、前記編集
手段による編集を促す情報修正指示手段とを有し、前記
編集手段による編集により複数の第1の記録トラックの
全てのトラックに書き込める量まで磁気情報が修正され
たことを判別した場合は、前記警告や磁気情報の書き込
み禁止を解除するようにした磁気記録装置等とするもの
である。
【0024】また、上記第8の目的を達成するために、
請求項9及び22記載の本発明は、撮影終了以前に写真
フィルムを巻き戻すための途中巻戻し手段を有し、前記
写真フィルムへの磁気記録を、撮影終了後のフィルム巻
き戻し時に行うものであって、前記途中巻戻し手段によ
り前記フィルムの巻き戻しが行われる際には、前記写真
フィルムの最終撮影駒方向への巻き上げを行ってから、
前記写真フィルムの巻き戻し及び磁気記録を行うように
した磁気記録装置等とするものである。
【0025】また、上記第9の目的を達成するために、
請求項10及び23記載の本発明は、写真フィルムへの
磁気記録を、撮影終了後のフィルム巻き戻し時に行うも
のであって、複数の前記第1のトラックのうち、書き込
む磁気情報が少ないトラックに対しては、磁気情報の記
録終了後も、所定の位置まで疑似信号を書き込むように
した磁気記録装置等とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0027】図1〜図11は本発明の実施の第1の形態
に係る図であり、図1はカメラのフィルム給送系を示す
斜視図である。
【0028】図1において、1はスラスト式フィルムカ
−トリッジ(以下、単にカートリッジと記す)、2は磁
気記録部付きフィルムであり、磁気記録部は各駒毎の側
縁部に沿ったトラックT1 ,T2 、画像領域にリーダー
部から連続して形成されるトラックT3 〜T6 より成
る。3はフィルム2のトラックT1 〜T6 に摺接し、情
報の書き込み及び読み出しを行う磁気ヘッドアレイであ
り、この図1では、それぞれ2チャンネルを有する三つ
の磁気ヘッド3a,3b,3cで構成されている。
【0029】5a,5bはフィルム2のパーフォレーシ
ョンP1 ,P2 を検知して該フィルム2の1駒割り出し
及び磁気書き込みの開始や磁気書き込みの終了の制御を
行うための信号を発生するフォトリフレクタ、6は公知
のフィルム給送用のギヤ列、7はカメラのフィルム巻取
り用スプールである。8はギヤ列6を駆動するフィルム
給送用モ−タであり、フィルム巻取り用スプール7内に
配置される。9はカ−トリッジ1内の不図示の供給スプ
ールのスプラインに係合し、これを駆動する巻き戻し用
フォークである。10はレリーズボタン、11(SW
1)は測光,測距の起動を行うスイッチ、12(SW
2)はシャッタの開放,フィルム給送のシーケンスをス
タートするスイッチ、13は途中巻き戻しを行うリワイ
ンドスイッチである。
【0030】図2は上記構成のフィルム給送系を持つカ
メラの回路構成を示すブロック図であり、図1と同じ部
分は同一符号を付してある。
【0031】図2において、22はマイク、23はアン
プである。24はA/D変換器であり、ここでデジタル
変換された信号はマイコン等で構成される制御回路21
を介してEEPROM25に記憶される。また、記憶さ
れたデータは制御回路21を介してD/A変換器26に
よりアナログ信号に変換され、スピーカー27に出力さ
れる。28は文字を選択し入力する文字入力スイッチ、
29は音声入力スイッチ、30は音声再生スイッチであ
る。
【0032】31は撮影レンズのピント合せや露光制御
用シャッタの動作を制御するAF・AE制御回路、32
はフィルム給送用モータ8を駆動するフィルム給送モー
タドライバ回路、33は磁気ヘッドアレイ3の中の磁気
ヘッド3a〜3cを駆動して情報の書込み動作を行わせ
るデータ書込み回路である。34はカートリッジ1がカ
メラに装填されることによりONするカートリッジ検知
スイッチであり、35は不図示のカートリッジ蓋が閉じ
られることによりONするカートリッジ蓋スイッチであ
り、これらスイッチ34,35が共にONすることによ
り、制御回路21はフィルム給送モータドライバ回路3
2を介してフィルム給送用モータ8を駆動し、フィルム
の第1駒目の頭出しを開始する。
【0033】36は、磁気ヘッドアレイ3の磁気ヘッド
3a〜3cからの出力を検出し、その信号を増幅するア
ナログ信号増幅部37、増幅されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換部38から成る磁気読取
り回路である。39はフォトセンサ5a,5bにて検出
された信号を制御回路21に対応した信号に変換するパ
ルス検出回路である。
【0034】次に以上の構成の動作を図8〜9に示す制
御回路21のフローチャートに従って説明する。
【0035】図3の(A)〜(D)は、図1の磁気記録
部付きフィルム2のトラックT1 ,T2 に対し、フィル
ム巻き上げ中に磁気情報を記録する際の様子を示す図で
ある。
【0036】図3の(A)は、撮影スタンバイ状態であ
り、この状態においてSW1スイッチ11とSW2スイ
ッチ12がONされると(S101)、AF・AE制御
回路31によって画像フレームG1に撮影が行われ(S
102)、撮影終了によりフィルム給送モータ8によっ
て巻き上げ方向Wへのフィルム2の給送が開始される
(S103)。
【0037】その後フォトリフレクタ5aによりパーフ
ォレーションP1 の終了エッジが検知されると(S10
4)、磁気ヘッドアレイ3の中の一つの磁気ヘッド3a
がデータ書込み回路33により駆動され、磁気データの
書き込みが開始される(S105)(図3(B)の状
態)。この際に書き込まれる磁気データは、画像フレー
ムG1に対応した撮影条件、例えば、撮影年月日や撮影
モード,シャッタスピード,ストロボON・OFF等で
ある。
【0038】更に巻き上げ方向Wへのフィルム2の給送
が進み、フォトリフレクタ5bによりパーフォレーショ
ンP1 の終了エッジが検知されると(S106)、上記
磁気ヘッド3aの駆動がデータ書込み回路33により停
止される(S107)(図3(C)の状態)。そして、
フォトリフレクタ5bによりパーフォレーションP2
終了エッジが検知されるまでフィルム2の給送が継続し
て行われると(S108)、上記フィルム給送モータ8
への通電が停止され(S109)、次の画像フレームG
2の駒位置出しが終了し(図3(D)の状態)、これが
最終駒の巻き上げでない場合には、S101に戻る。
【0039】図4の(A)〜(C)は、図1の磁気記録
部付きフィルム2のトラックT3 〜T6 に対し、巻き戻
し中に磁気を記録する際の様子を示す図である。
【0040】図4の(A)は、最終駒の磁気データT1
・T2の書込みを終えた状態であり、この場合(S11
0)、巻き戻し開始までの待機時間をカウントするため
の制御回路21の内部のタイマをスタートさせる(S1
11)。この待機時間の間に文字入力スイッチ28が押
されると(S112)文字データの編集を行うことが出
来る(S113)。この文字入力スイッチ28は各文字
種別に文字を選択しながら入力が出来るように数個の押
しボタンなどで構成されている。またこの待機時間の間
に音声入力スイッチ29が押されると(S114)押さ
れている間マイク22より入力された音声データをEE
PROM25に記録することが出来る(S115)。ま
た、タイマが所定時間経過するまで文字入力スイッチ2
8や音声入力スイッチ29による入力がない時は(S1
16)、それらの入力が終了したものとしてフィルム給
送モータ8によって巻き戻し方向Rへのフィルム2の給
送を開始する(S117)と同時に、磁気ヘッドアレイ
3の中の磁気ヘッド3b,3cをデータ書込み回路33
により駆動し、トラックT3〜T6への書込みを行う(S
118)(図4(B)の状態)。この際に書き込まれる
磁気データは、前記ステップ112〜115で得られる
各フレームのメッセージなどの文字データや、各フレー
ムの撮影場所で録音した声などの音データである。これ
らのデータの関係については、実施の第2の形態におい
て図15を用いて説明するのと同様であるので、ここで
はその説明は省略する。
【0041】このトラックT3 〜T6 に磁気情報を記録
する際の磁気記録密度は、図3に示すトラックT1 ,T
2 に対する記録密度の 1.5倍から6倍のいずれかの記録
密度に設定してある。また、トラックT3 〜T6 それぞ
れへの文字データや声データの各データ間にはトリガ信
号が記録されており、このトリガ信号の記録密度はトラ
ックT1 ,T2 に対する記録密度の1倍以下に設定して
あるので、各データ間の終了部を容易に検出できる。ま
た、トラックT3 〜T6 に書き込まれるデータは巻き上
げ方向で読み取り可能なデータに変換される。
【0042】更に巻き戻し中において書き込みが為さ
れ、フィルム2のリーダー部が検知される前に磁気デー
タの書込み内容が終了した時は(S119)、図4
(C)の破線で示すT3’〜T6’のトラック部に、“0
000”や“FFFF”等の連続した同一周期のダミー
データを記録する(S120)。そして、フォトリフレ
クタ5aにより最初の駒G1のパーフォレーションP2
の終了エッジが検知されると(S121)、データ書込
み回路33により磁気ヘッド3b,3cの駆動を停止し
て、書き込みを終了する(S122)(図4(C)の状
態)。その後更に巻き戻しを行い、フォトリフレクタ5
bによりフィルムの先端を検知すると(S123)、公
知の巻き込みを行い(S124)、巻戻し動作を終了す
る(S125)。
【0043】図5の(A)〜(C)は、図1の磁気記録
部付きフィルム2のトラックT3 〜T6 に対し、磁気デ
ータを記録する第2の例として、フィルム巻き上げ中に
磁気記録する様子を示す図である。
【0044】この第2の例を図10に示す制御回路21
のフローチャートに従って説明する。尚、図10に於い
て、図9のステップと同じステップには同一のステップ
番号を付してある。又、図10の(B)より前のステッ
プは図8と同じである。
【0045】図5の(A)は、図4(A)と同様、最終
駒の磁気データT1 ,T2 への書き込みを終了した状態
であり、図9と同様にしてステップ117まで進むと、
フィルム給送モータ8によって巻き戻し方向Rへのフィ
ルム2の給送を開始し、フィルムのリーダー部まで巻き
戻して、フォトリフレクタ5aにより最初の駒G1のパ
ーフォレーションP2の終了エッジが検知されると(S
131)、(図5(B)の状態)、フィルム給送モータ
8によって再度巻き上げ方向Wにフィルム2の給送を開
始すると同時に(S132)、磁気ヘッドアレイ3の中
の磁気ヘッド3b,3cをデータ書込み回路33によっ
て駆動し(S133)、トラックT3 〜T6 への磁気デ
ータの書込みを行う(図5(C)の状態)。
【0046】そして、T3 〜T6 全てへの磁気データの
書き込みが終了した後(S134)、データ書込み回路
33により磁気ヘッド3b,3cの駆動を停止してから
(S135)、フィルム給送モータ8によって巻き戻し
方向Rへのフィルム2の給送を開始し(S136)、前
述の第1の例と同様に、カートリッジ1内への巻き込み
を行う(S123〜S125)。
【0047】図6及び図7の(A)〜(F)は、図1の
磁気記録部付きフィルム2のトラックT3 〜T6 に対
し、磁気データを記録する第3の例として、単一の磁気
ヘッド3aのみで磁気データを記録する際の構成やその
様子を示す図である。
【0048】この例の場合、図6に示す様に、2チャン
ネルを有する一つの磁気ヘッド3aのみで構成されてい
る。
【0049】図6において、40はヘッド固定板であ
り、磁気ヘッド3aが固定されている。44は移動軸で
あり、軸の先端にはスライドギヤ45が取り付いてお
り、アイドルギヤ46,47を介して制御回路21によ
り制御されるヘッドスライド用モータ48に連結され、
該ヘッドスライド用モータ48を駆動することにより移
動軸44が回転し、移動軸44のウォームギヤ部44’
により磁気ヘッド3aがスライドする。41は案内軸で
あり、磁気ヘッド3aのあおりを防止している。42,
43は支持台であり、不図示の圧板に取り付いている。
また、アイドルギヤ47の上部にはパルス板49が取り
付いており、制御回路21は、フォトリフレクタ50の
出力をカウントすることにより磁気ヘッド3aの位置決
めを行っている。
【0050】次に、この第3の例を図11に示す制御回
路21のフローチャートに従って説明する。尚、図11
に於いて、図9のステップと同じステップには同一のス
テップ番号を付してある。又、図11の(B)より前の
ステップは図8と同じである。
【0051】図7の(A)は、図4(A)と同様、最終
駒の磁気データT1 ,T2 への磁気データの書込みを終
了した状態であり、図9と同様にしてステップ116で
所定時間入力がない時は、ヘッドスライド用モータ48
を駆動して磁気ヘッド3aをトラックT3 ,T4 の位置
まで移動させた後(S141)、(図7(B)参照)、
フィルム給送モータ8によって巻き戻し方向Rへのフィ
ルム2の給送を開始する(S142)と同時に、磁気ヘ
ッド3aをデータ書込み回路33により駆動し、トラッ
クT3 ,T4 への磁気情報の書き込みを行う(S14
3)、(図7(C)の状態)。この時記録する磁気デー
タの内容は、図4と同様の文字データや音データなどで
ある。
【0052】更に巻き戻し中において書き込みが為さ
れ、フィルム2のリーダー部が検知される前に磁気デー
タの書込み内容が終了した時は(S119)、図4
(C)の破線で示すT3’〜T6’のトラック部に“00
00”や“FFFF”等の連続した同一周期のダミーデ
ータを記録する(S120)。そして、フォトリフレク
タ5aにより最初の駒G1のパーフォレーションP2
終了エッジが検知されると(S121)、データ書込み
回路33により磁気ヘッド3aの駆動を停止して(S1
44)、トラックT3,T4への磁気データの書き込みを
終了する(図7(D)の状態)。図7(D)のT3’,
4’は、図4の(C)と同じダミーデータである。
【0053】その後、フィルムのリーダー部の検知が為
されてフィルム給送モータ48を停止(S145)した
後は、ヘッドスライド用モータ48を駆動してヘッド3
aをトラックT5 ,T6 の位置まで移動させ(S14
6)(図7の(E)参照)、今度はフィルム給送モータ
8によって巻き上げ方向Wへのフィルム2の給送を開始
する(S147)と同時に、磁気ヘッド3aをデータ書
込み回路33により駆動し、トラックT5 ,T6 への磁
気データの書き込みを行う(S148)。そして、磁気
データの書き込みが終了すると(S149)、上記磁気
ヘッド3aの駆動を停止し(S150)、フィルム給送
モータ8による巻き戻し方向Rへのフィルム2の給送を
開始し(S151)、カートリッジ1内にフィルムの巻
き込みが終了する(S152)と上記フィルム給送モー
タ8(S153)を停止する。その後ヘッドスライド用
モータ48を駆動し、ヘッド3aをトラックT1 ,T2
の位置にリセットし(S154)、終了する。
【0054】図12〜図16は本発明の実施の第2の形
態に係る図であり、図12及び図13はフィルム画像再
生装置に適用した場合について説明を行うが、上記実施
の第1の形態と共通するフィルムの給送部などは同一符
号を付し、この実施の第1の形態と異なる機能を持つ部
分には100番台の符号を付してある。
【0055】図12は本実施の形態に係るフィルム画像
再生装置の外観を示す斜視図であり、同図において、1
01はフィルム画像再生装置の本体で、この本体101
には、カートリッジを装填するためのカートリッジホル
ダー104があり、このホルダー104近くに設けられ
ている開閉つまみ105を操作することにより、不図示
のロック機構が解除されて、図12の様に側方に突出し
て開く。
【0056】103は表示素子から成る表示部であり、
CCDなどの撮像素子110(図13参照)より得られ
た画像を表示すると共に、フィルム画像装置の操作メニ
ューを表示する。106は操作メニューコントロールボ
タンであり、画像の再生,フィルムの巻き戻し,再生効
果の編集,磁気情報の編集などを、表示部103を見な
がら使用者は操作することになる。120はフィルム2
に記録する音やテキストの磁気情報を編集するリモコン
本体で、実施の第1の形態で述べたカメラと共通で使用
することができる。
【0057】図13は本発明に係る部分のフィルム画像
再生装置の回路ブロック図であり、図12と同じ部分は
同一符号を付してある。
【0058】108は光源であり、面発光型の蛍光燈な
どの発光体から成り、カートリッジ1から繰り出された
フィルム2に光を照射するものである。従って、光源1
08より現像済みフィルム2上の画面に投光し、その透
過光が光学系111を通って撮像素子110上に結像す
る。107は前記光源108を駆動するための光源駆動
回路、109は画像信号処理回路であり、撮像素子11
0によりフィルム2上の画像を撮像した結果を、ビデオ
信号に変換し更にA/D変換する。A/D変換された信
号は制御回路21を介してEEPROM25に記憶され
る。113はリモコン受信部であり、リモコン本体12
0の装着時は不図示の内蔵切片により、又リモコン取り
外し時は不図示の内蔵の赤外光受信回路により通信を行
う。
【0059】図14の(A)から(D)は、リモコン本
体120の操作部を示し、また、音やテキスト編集操作
の一例を示す図である。
【0060】図14において、60は表示素子から成る
モード表示部であり、音などの入力する内容を表示する
“SELECT”部61、データの番号を表示する“N
UMBER”部62、データ画像フレームとの関連付け
を表示する“FRAME”部63と、後述する編集の実
行内容を表示する部分で構成される。65はメニューア
ップボタン、66はメニューダウンボタンであり、それ
ぞれのボタンを押すことにより“SELECT”部6
1,“NUMBER”部62,“FRAME”部63の
メニューを選択する。
【0061】67は音セレクトマーク、68はテキスト
セレクトマークであり、“SELECT”部61を選択
時にセレクトダイヤル69を回すことにより、逆三角マ
ーク71が交互に移動し、音或いはテキストの選択を可
能とする。70は実行ボタンであり、モード選択ボタン
64を押し、記録モード“REC”部72,再生モード
“PLAY”部73,セットモード“SET”部74,
消去モード“DEL”部75のモードを選択してから該
実行ボタン70を押すことによって、それぞれの動作が
実行される。
【0062】図14の(A)は、録音している状態を示
し、“SELECT”部61の逆三角マーク71を音セ
レクトマーク67に合わせ、モード選択ボタン64で
“REC”部72を選択した後、実行ボタン70を押す
事により実行され、“NUMBER”部62のデータナ
ンバー表示部76には新規の記録データナンバー、状態
表示部77には録音の進行状態が表示される。この録音
状態の終了は再度実行ボタン70を押すか、所定のメモ
リ制限容量になった時に終了する。また、入力したデー
タを削除したい場合は、モード選択ボタン64で“DE
L”部75を選択した後にメニューアップボタン65/
メニューダウンボタン66で“NUMBER”部62を
選択し、セレクトダイヤル69でデータナンバー表示部
76のデータナンバーを選択し、実行ボタンを押すとデ
ータナンバー表示部76に表示されているデータが削除
される。この時各画像フレームに関連した情報も同時に
削除される。
【0063】図14の(B)は、文字を記録している状
態を示し、“SELECT”部61の逆三角マーク71
をテキストセレクトマーク68に合わせ、モード選択ボ
タン64で“REC”部72を選択すると文字記録モー
ドになる。この時、状態表示部77は文字表示状態に切
り換わり、セレクトダイヤル69を回し状態表示部77
の入力文字位置をセレクトし、メニューアップボタン6
5/メニューダウンボタン66で文字を選択する。ま
た、実行ボタン70を押すことによってデータナンバー
表示部76に表示されている新規の記録データナンバー
に記録される。
【0064】図14の(C)は、画像フレームと入力デ
ータの関連付けをしている状態を示し、メニューアップ
ボタン65/メニューダウンボタン66で“FRAM
E”部63を選択し、モード選択ボタン64で“SE
T”部72を選択した後、実行ボタン70を押す事によ
り実行され、フレームナンバー表示部78に表示されて
いる画像フレームのナンバーと、データナンバー表示部
76に表示されている録音データのナンバーとが関連付
けされる。また、データ数表示部80には画像フレーム
ナンバー79に関連するデータ数が表示される。又この
時、モード選択ボタン64で“PLAY”部73を選択
し、セレクトダイヤル69を回し、フレームナンバー表
示部78に表示されている画像フレームのナンバーを切
り換え、実行ボタン70を押すことによって、それぞれ
のフレームと関連した情報が再生される。
【0065】図14の(D)は、再生している状態を示
し、メニューアップボタン65/メニューダウンボタン
66で“NUMBER”部62を選択し、モード選択ボ
タン64で“PLAY”部73を選択した後、実行ボタ
ン70を押す事により実行され、データナンバー表示部
76に表示されている記録データナンバーのデータが再
生され、状態表示部77には再生の進行状態が表示され
る。
【0066】図15はフィルム2から読み取った磁気情
報や、図14の編集作業によってEEPROM25に記
録されている各トラックの磁気情報を示す図である。
【0067】図15のトラックT3 の列にはフレーム情
報、トラックT4 の列にはテキスト情報、トラックT5
の列には音情報が記録してあり、トラックT3 の列のF
()はフレームナンバー、トラックT4 の列のT()は
テキスト情報ナンバー、トラックT5 の列のS()は音
情報ナンバーを表わす。
【0068】例えば、トラックT3 の列のa番目には、
F(1)−T(1)が記録されているが、これはフレー
ム“1”にテキスト情報T(1)−“ハツユキノ…”が
関連付けされて記録されている事を示す。また、トラッ
クT3 のb番目には、F(2)−T(1),S(1)が
記録されており、フレーム“2”に音情報S(1)とフ
レーム“1”とも関連付けされているテキスト情報T
(1)も関連付けされている事を示す。つまり、一度入
力されたテキストや音情報は複数のフレームに関連付け
することができる。トラックT3 の列のg番目に記録さ
れている“ZU”は、画像再生の時のズーミング命令
で、フィルム画像再生装置101の操作メニューコント
ロールボタン106により表示部103を見ながら編集
する。
【0069】この他にも画像再生効果の命令はフェード
イン・ アウト、画面移動パターンや、再生時間等が入力
されている。また、各トラックの最後にはデータの終了
信号(END信号)が記録されている。また、これらト
ラックT3 〜T5 の情報がフィルム2に記録される時に
は、各情報間(例えばT3 のa,b間)には、トリガ信
号がそれぞれ書き込まれる。このトリガ信号の記録密度
はトラックT1 ,T2の記録密度の1倍以下に設定して
あり、トラックT3 〜T6 の磁気情報を記録する時の磁
気記録密度は、図3に示すトラックT1 ,T2 の記録密
度の 1.5倍から6倍のいずれかの記録密度に設定してい
るので、各データ間の終了部を容易に検出できる。
【0070】ここで、上記制御回路21の動作につい
て、図16及び図17に示す制御回路21のフローチャ
ートにしたがって説明する。尚磁気ヘッドの構成及びト
ラック構成、フィルム制御におけるフォトリフレクタ5
a,5bとパーフォレーションP1 ,P2 の位置関係
は、上記実施の第1の形態における図3及び図4と同じ
とする。
【0071】カートリッジ1がカートリッジホルダー1
04に装填され、不図示のホルダースイッチがONする
と(S201)、最終画像駒ナンバーGnoと最終トラッ
ク駒ナンバーMnoの記録メモリを“0”にセットし(ス
テップ202)、モータドライバ32を介してフィルム
給送モータ8を正通電し、フィルムの巻き上げを開始す
る(ステップ203)。この巻き上げと同時に、トラッ
クT1 ,T2 の磁気読取り回路36を駆動し、磁気情報
の読み取りを開始する(ステップ204)。
【0072】次にステップ205において、フォトリフ
レクタ5bにより最初のパーフォレーションP2 の終了
エッジが検知されると、上記フィルム給送モータ8の通
電を停止し(ステップ206)、1駒目の画像フレーム
G1にセットする。この時磁気ヘッドアレイ3は図3
(A)に示す様な状態、つまり画像フレームG1のリー
ダー部側に位置しているので、画像フレームG1に対応
したトラックT1 ,T2の磁気情報は未だ読み取られて
いない。次のステップ207において、最初の駒か否か
を判定し、ここでは最初の駒であるのでステップ208
へ進み、1駒目の画像を取り込んだ後、ステップ203
に戻る。
【0073】そして、再度フィルム給送モータ8を正通
電し(ステップ203)、磁気情報の読み取りを開始し
(ステップ204)、パーフォレーションを2個検知し
た時にフィルム給送モータ8の通電を停止し(ステップ
206)、2駒目の画像フレームG2にセットする。こ
の時読み取られた磁気情報は画像フレームG1に対応し
たトラックT1 ,T2 の磁気情報である。次にステップ
207では、最初の駒ではないのでステップ209へ進
み、画像フレームG1に対応したトラックT1,T2
磁気情報が書き込まれているかを判定する。磁気情報が
書き込まれていれば画像フレームG1で取り込んだ画像
データが有効であると判定し、画像データを圧縮してメ
モリに記録する(ステップ210)。その後現在セット
されている画像フレームG2の画像を取り込み(ステッ
プ211)、最終画像駒ナンバーGnoを+1カウントア
ップして(ステップ212)、ステップ204に戻る。
上記ステップ204からステップ214までは、磁気情
報が有る限り、カートリッジ1の示す最終駒まで繰り返
される。
【0074】その後、上記ステップ209にてトラック
1 ,T2 に磁気情報が書き込まれてないと判定した時
は、その直前に取り込まんだ画像データは有効でないと
判定し、メモリに保存せずに磁気読取り回路36の駆動
を停止して磁気情報の読み取りを終了する(ステップ2
13)。次にフィルム給送モータ8を逆通電し、フィル
ム巻き戻しを開始する(ステップ214)。そして、磁
気ヘッドアレイ3を一定のリーダー部の位置にセットす
るため、フォトリフレクタ5aにより最初の駒G1のパ
ーフォレーションP2 の終了エッジが検知されるまで巻
き戻す(ステップ215)。リーダー部が検知されたら
上記フィルム給送モータ8を停止し、フィルム給送を停
止する(ステップ216)。図5(B)がこの時の状態
に相当する。
【0075】次にフィルム給送モータ8を正通電し、フ
ィルムの巻き上げを開始する(ステップ217)。この
巻き上げと同時に、トラックT3 〜T6 から磁気データ
の読み取りを開始する為に磁気読取り回路36を駆動
し、磁気情報の読み取りを開始する(ステップ21
8)。次のステップ219では、フォトリフレクタ5a
により検知されるパーフォレーションP1 の終了エッジ
をカウントし、終了エッジを2回カウントした時に最終
トラック駒ナンバーMnoを+1カウントアップして(ス
テップ220)、ステップ221へ進む。そして、この
ステップ221で、トラックT3 〜T6 の何れかに磁気
情報が書き込まれている時はステップ219に戻り、更
に磁気読み取りを継続する。このトラックT3 〜T6
の磁気情報の読み取りは、カートリッジ1の示す最終駒
まで繰り返される。
【0076】上記ステップ221でトラックT3 〜T6
に磁気情報が書き込まれていない時は、トラックT3
6 の磁気読取り回路36の駆動を停止し、ステップ2
22へ進む。そして、このステップ222では、最終画
像駒ナンバーGnoと最終トラック駒ナンバーMnoの値を
比較し、最終画像駒ナンバーGnoが大きい時は磁気ヘッ
ドの位置を最終画像の位置まで移動してからフィルム給
送を停止する(ステップ223)。この時磁気ヘッドア
レイ3が指定の画像フレームの手前に位置しているの
で、ステップ222でGnoに「+1」している。
【0077】次に、ステップ224では、取り込んだ画
像フレームデータや、音,テキストデータをイメージ編
集する。ここではフィルム画像再生装置101で再生す
る画像の順番や、画像表示部103や外部表示器に再生
する時のズーミングやフェードイン等の再生効果の方法
などをフィルム画像再生装置101の操作メニューコン
トロールボタン106で、表示部103を見ながら使用
者は操作することになる。また、再生画像に適した音や
タイトル表示のテキストの編集及び選択は、リモコン本
体120を操作して行う。編集が終了したら操作メニュ
ーコントロールボタン106でメニューのフィルムへの
記録を選択しステップ225へ進む。
【0078】ステップ225では、現時点でセットされ
ている画像フレームの位置が、カートリッジ1の示す最
終駒より前にあるかを比較し、最終駒以前、つまり途中
巻き戻しの状態であればステップ226へ進む。ステッ
プ226では、現時点の画像フレームの位置から巻き戻
し動作によって書き込み可能な磁気情報(トラックT3
〜T6 の全てに対して)の最大量を計算しDmax に代入
する。次にステップ227において、EEPROM25
等のメモリに記憶されている書き込まれるデータ量とD
max を比較し、書き込まれるデータ量がDmax より多い
時はステップ228へ進み、カートリッジ1の示す最終
駒まで巻き上げる。従って、再度Dmaxを計算し直すた
めにステップ229へ進み、最大書き込み量を計算し直
し、書き込まれるデータと比較をもう一度行う(ステッ
プ230)。このステップ230でも書き込まれるデー
タ量が多い場合は、ステップ231に進み、画像表示部
103に警告表示を行うと共に、磁気情報の書き込みは
不可としてステップ224へ戻る。そして、上記ステッ
プ230で警告があった時はステップ224の編集にお
いて、音データの削除、或いはテキストデータの削除等
の修正を使用者に促す。以下、書き込まれるデータ量が
Dmax 以下になるまでフィルム2への書込みは行わな
い。但し磁気データを書き込まないでフィルムを巻き戻
し編集を終了する強制リワインド機能は備えている。
【0079】上記ステップ230又はステップ227で
書き込みデータ量がDmax を超えない時はステップ23
2へ進み、1トラックで書き込み可能なデータ量を計算
し、Dchに代入する。次のステップ233では、書き込
まれるデータ量とDchを比較し、書き込まれるデータ量
がDchより多い場合には、一つのトラックでは書き込み
を完全に終えないので、他のトラックに分割して書き込
みを行うためにデータを分割する(ステップ234)。
次にステップ235で、フィルム2の巻き戻しを開始す
る。この巻き戻しと同時に、トラックT3 〜T6 の磁気
書込み回路33を駆動し、磁気情報の書き込みを開始す
る(ステップ236)。
【0080】ステップ237では、トラックT3 〜T6
それぞれの書込み状況を監視し、磁気情報の書き込みが
終了したトラックのデータを“00000”や“FFF
FF”の様な連続した同一周期を持つダミーデータに切
り換え、磁気記録を継続する(ステップ238)。そし
て、ステップ239で、フォトリフレクタ5aにより1
駒目の画像フレームG1のパーフォレーションP2 の終
了エッジが検知されるとデータ書込み回路33の駆動を
停止して、書き込みを終了する(ステップ240)。図
4(C)がこの状態に相当する。
【0081】更に巻き戻しを継続し、ステップ241で
フォトリフレクタ5aによりフィルム2の先端部が検知
されると所定の時間更に巻き戻しをした後、フィルム給
送モータ8を停止して終了する(ステップ242)。
【0082】以上の実施の各形態によれば、フィルムの
磁気記録部として、リーダー部から画像領域にかけて連
続して記録される第1の記録トラックに相当するトラッ
クT3 〜T6 を形成する事により、音声データ等の記録
長の長いデータや、テキストデータ等の記録長の短いの
データを自由に配置でき、トラックを有効に利用するこ
とができるので、磁気データをより多く記録することが
できる。
【0083】また、第1の記録トラックをT3 〜T6
ように複数形成することにより、更に多くのデータを記
録することができる。
【0084】また、トラックT3 〜T6 のそれぞれの磁
気記録開始位置を揃えて記録することにより、磁気情報
の読み取り時、磁気情報が記録されている有効なトラッ
クを素早く検出できる。
【0085】また、フィルムの各画像領域に対応した位
置のフィルム長手方向に間欠して形成される第2のトラ
ックに相当するトラックT1 ,T2 に、各画像フレーム
特有の情報を記録することによって、画像表示のための
画面サイズ補正値や、露出補正値などの磁気情報を各駒
の画像再生時に素早く読み取ることができる。
【0086】また、フィルムのリーダー部から画像領域
内に記録されるトラックT3 〜T6の磁気記録密度を、
フィルムの側縁部に記録されるトラックT1 ,T2 の磁
気記録密度より高い密度で記録することにより、更に多
くの磁気情報が記録できる。
【0087】また、一つの第1の記録トラック上に磁気
情報を書き込み不可能なときは、複数の第1のトラック
に情報を分割して書き込むことにより、データ容量の大
きなデータも書込みができる。
【0088】また、フィルムの第1の記録トラックに書
き込み可能な磁気情報量と、フィルムに書き込まれるメ
モリ内の磁気情報量とを比較し、メモリ内の磁気情報量
が多い時は、警告やフィルムへの磁気情報書込みの禁止
を行い、メモリ内の磁気情報の編集により、メモリ内の
磁気情報量がフィルムの第1のトラックに書き込み可能
な磁気情報量以下になった時に、フィルムの第1のトラ
ックへの磁気情報の書込みを行うので、書込みミスが無
くなる。
【0089】また、フィルムへの磁気記録を撮影後の途
中巻き戻しで記録する時に、フィルムに書込み可能な磁
気情報よりもフィルムに書き込まれるデータ量が多い時
は、最終駒方向の巻き上げを行ってから巻き戻し及び磁
気記録を行うので、重要な音の録音や、文字の入力に常
に最大の書込み量が得られる。
【0090】また、フィルムへ磁気情報を巻き戻しで書
き込む際、書き込む磁気情報が少なく、フィルムリーダ
ー部の一定の位置までかからない第1の記録トラック
は、磁気情報書込み後、リーダー部の一定の位置検出ま
で疑似信号を記録するので、磁気情報書込みの時、書込
み開始位置を気にしないで記録しても第1の記録トラッ
ク全てのリーダー部の起点は一定になる。
【0091】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、磁気ヘッドアレイ3や磁気書き込み回路
33が本発明の記録手段に、トラックT1 ,T2 が本発
明の第2の記録トラックに、トラックT3 〜T6 が本発
明の第1の記録トラックに、EEPROM25が本発明
の記憶手段に、制御回路21が本発明の第1,第2の計
算手段、情報分割手段制御手段、又は制定手段に、操作
メニューコントロールボタン103やリモコン本体12
0が本発明の編集手段又は修正手段に、それぞれ相当す
る。
【0092】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0093】例えば、本発明は、フィルムに対する情報
の記録または読み出しが電子気的、光学的等、磁気以外
のものであっても適用できるものである。
【0094】また、以上の実施の形態のソフト構成とハ
ード構成は、適宜置き換えることができるものである。
【0095】また、本発明は、以上の各実施の形態また
は、それら技術要素を必要に応じて組み合わせるように
してもよい。
【0096】また、本発明は、クレームまたは実施の形
態の構成の全体若しくは一部が、一つの装置を形成する
ようなものであっても、他の装置と係合するようなもの
であっても、装置を構成する要素となるようなものであ
ってもよい。
【0097】また、本発明は、一眼レフカメラ、レンズ
シャッタカメラ等種々の形態のカメラ、更にはカメラ以
外の光学機器やその他の装置、更にはそれらカメラや光
学機器やその他の装置に適用される装置又は、これらを
構成する要素に対しても適用できるものである。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多くの磁気情報を記録することができる磁気記録装置を
提供できるものである。
【0099】また、本発明によれば、より多くの磁気情
報を記録することができる磁気記録装置を提供できるも
のである。
【0100】また、本発明によれば、磁気情報が記録さ
れている有効なトラックを素早く検出することができる
磁気記録装置を提供できるものである。
【0101】また、本発明によれば、各画像の再生時に
素早く画像フレームの磁気情報を読み取らせることがで
きる磁気記録装置を提供できるものである。
【0102】また、本発明によれば、第1の記録トラッ
クにより多くの磁気情報を記録することができる磁気記
録装置を提供できるものである。
【0103】また、本発明によれば、書き込みべき磁気
情報が多い場合でも、確実に全ての磁気情報を記録する
ことができる磁気記録装置を提供できるものである。
【0104】また、本発明によれば、磁気情報の記録ミ
スを未然に防ぐことができる磁気記録装置を提供できる
ものである。
【0105】また、本発明によれば、重要な音の録音や
文字の入力に対し、常に最大の書き込み領域を与えるこ
とができる磁気記録装置を提供できるものである。
【0106】また、本発明によれば、第1の記録トラッ
ク全ての記録終了位置を同一にして、磁気情報の更なる
記録時に、その記録開始位置を配慮する事なく記録を継
続することができる磁気記録装置を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの機械
的な要素を表わす斜視図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの回路
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るカメラによっ
て画像フレームに対応したトラック位置に巻き上げ中に
磁気記録する場合を示す図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るカメラによっ
てフィルムのリーダー部から画像領域のトラック位置に
磁気記録をする第1の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係るカメラによっ
てフィルムのリーダー部から画像領域のトラック位置に
磁気記録をする第2の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態に係るカメラによっ
てフィルムのリーダー部から画像領域のトラック位置に
磁気記録をする第3の例に係る磁気ヘッドの保持構造を
示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の第1の形態に係るカメラによっ
てフィルムのリーダー部から画像領域のトラック位置に
磁気記録をする第3の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの制御
回路のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の第1の形態の第1の例に係るカ
メラの制御回路のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第1の形態の第2の例に係る
カメラの制御回路のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の第1の形態の第3の例に係る
カメラの制御回路のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の第2の形態に係るフィルム画
像再生装置を示す斜視図である。
【図13】本発明の実施の第2の形態に係るフィルム画
像再生装置の回路構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施の第2の形態に係るリモコン本
体の操作部と操作方法について説明する為の図である。
【図15】本発明の実施の第2の形態に係るフィルム画
像再生装置でフィルムに記録する磁気情報の例を示す図
である。
【図16】本発明の実施の第2の形態に係るフィルム画
像再生装置の動作の制御回路のフローチャートである。
【図17】図16の動フローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ,T2 トラック(第2の記録トラック) T3 〜T6 トラック(第1の記録トラック) P1 ,P2 パーフォレーション G1〜G3 画像フレーム 2 磁気記録部付きフィルム 3 磁気ヘッドアレイ 21 制御回路 25 EEPROM 60 モード表示部 70 実行ボタン 101 フィルム画像再生装置本体 103 画像表示部 106 操作メニューコントロールボタン 120 リモコン本体

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムに入力される情報の記録を
    磁気的に行う記録手段を有する磁気記録装置において、
    前記記録手段は、前記写真フィルムの画像領域の幅方向
    に対応した位置で、前記写真フィルムの長手方向に平
    行、かつ前記写真フィルムのリーダー部から画像領域に
    かけて連続して、前記情報を記録した第1の記録トラッ
    クを形成することを特徴する磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記録トラックは、前記写真フ
    ィルムの幅方向の画像領域に対応した位置に、複数形成
    されることを特徴とした磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1の記録トラックは、フィ
    ルム長手方向の同一の位置から形成されることを特徴と
    する請求項2記載の磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、前記写真フィルムの長
    手方向に平行で、かつ前記写真フィルム上に撮影された
    各画像領域に対応した位置に間欠的に、情報を記録した
    第2の記録トラックを形成することを特徴とする磁気記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記録トラックへの磁気記録の
    記録密度を、前記第2の記録トラックへの記録密度より
    高くしたことを特徴とする請求項4記載の磁気記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記写真フィルムの画像領域に対して書
    き込む磁気情報を予め記憶した記憶手段と、一つの前記
    第1の記録トラック上に書き込み可能な磁気情報量を計
    算する第1の計算手段と、前記記憶手段に記憶されてい
    る磁気情報が前記第1の計算手段により計算された一つ
    の前記第1トラック上に書き込める量よりも多い場合
    は、前記磁気情報を分割し、前記複数の第1の記録トラ
    ックに分割して情報の書き込みを行わせる情報分割手段
    とを有したことを特徴とする請求項2又は3記載の磁気
    記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段による記録内容を訂正、或
    いは削除を可能とする編集手段と、前記複数の第1の記
    録トラックの全てのトラックに書き込み可能な磁気情報
    量を計算する第2の計算手段と、前記記憶手段に記憶さ
    れている磁気情報量が前記第2の計算手段により計算さ
    れた複数の第1の記録トラックの全てのトラックに書き
    込める量よりも多い場合には、警告もしくは磁気情報の
    書き込みを禁止すると共に、前記編集手段による編集を
    促す情報修正指示手段とを有したことを特徴とする請求
    項6記載の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 前記情報修正指示手段は、前記編集手段
    による編集により複数の第1の記録トラックの全てのト
    ラックに書き込める量まで磁気情報が修正されたことを
    判別した場合は、前記警告や磁気情報の書き込み禁止を
    解除することを特徴とする請求項7記載の磁気記録装
    置。
  9. 【請求項9】 撮影終了以前に前記写真フィルムを巻き
    戻すための途中巻戻し手段を有し、前記写真フィルムへ
    の磁気記録を、撮影終了後のフィルム巻き戻し時に行う
    ものであって、前記途中巻戻し手段により前記写真フィ
    ルムの巻き戻しが行われる際には、前記写真フィルムの
    最終撮影駒方向への巻き上げを行ってから、前記フィル
    ムの巻き戻し及び磁気記録を行うことを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6又は7記載の磁気記録装置。
  10. 【請求項10】 前記写真フィルムへの磁気記録を、撮
    影終了後のフィルム巻き戻し時に行うものであって、複
    数の前記第1のトラックのうち、書き込む磁気情報が少
    ないトラックに対しては、磁気情報の記録終了後も、所
    定の位置まで疑似信号を書き込むことを特徴とする請求
    項3記載の磁気記録装置。
  11. 【請求項11】 写真フィルムにおけるリーダー部から
    画像記録領域内にかけて磁気情報を連続して記録する記
    録手段を有することを特徴とする磁気記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は、前記磁気情報を写真
    フィルムの幅方向に複数トラックで記録することを特徴
    とする請求項11記載の磁気記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は、前記複数のトラック
    を写真フィルムの長手方向の同一位置から形成すること
    を特徴とする請求項12記載の磁気記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録手段は、磁気情報を写真フィ
    ルムにおける各画像記録領域に対応した位置で、写真フ
    ィルムの幅方向の画像記録領域外にも記録する第2の記
    録を行うことを特徴とする請求項11〜13のいずれか
    に記載の磁気記録装置。
  15. 【請求項15】 前記記録手段は、磁気情報を写真フィ
    ルムにおける各画像記録領域に対応した位置で、写真フ
    ィルムの幅方向の画像記録領域外にも間欠的に記録する
    第2の記録を行うことを特徴とする請求項11〜13の
    いずれかに記載の磁気記録装置。
  16. 【請求項16】 前記記録手段は、前記リーダー部から
    画像記録領域内にかけて磁気情報を連続して記録する記
    録密度を前記第2の記録の記録密度よりも高くすること
    を特徴とする請求項14または15記載の磁気記録装
    置。
  17. 【請求項17】 前記記録手段は、記録する情報量に応
    じて前記リーダー部から画像記録領域内にかけて磁気情
    報を連続して記録する写真フィルムの幅方向のトラック
    数を変更することを特徴とする請求項11〜16のいず
    れかに記載の磁気記録装置。
  18. 【請求項18】 前記記録手段が記録する情報を記憶す
    る記憶手段を有することを特徴とする請求項17記載の
    磁気記録装置。
  19. 【請求項19】 前記記録手段が記録する情報量が前記
    リーダー部から画像記録領域内にかけて磁気情報を連続
    して記録出来る情報量より多い場合には、警告及び前記
    記録手段による記録を規制することの少なくともいずれ
    か一方を行う制御手段を有することを特徴とする請求項
    11〜18のいずれかに記載の磁気記録装置。
  20. 【請求項20】 前記記録手段が前記リーダー部から画
    像記録領域内にかけて磁気情報を連続して記録する情報
    量を修正する修正手段を有し、前記制御手段は、前記修
    正手段により前記記録手段が記録する情報量が前記リー
    ダー部から画像記録領域内にかけて磁気情報を連続して
    記録出来る情報量より多くならないように修正された場
    合には、前記警告又は規制を解除することを特徴とする
    請求項19記載の磁気記録装置。
  21. 【請求項21】 前記記録手段が記録する情報量が前記
    リーダー部から画像記録領域内にかけて磁気情報を連続
    して記録出来る情報量より多いか否かを判定する判定す
    る判定手段を有することを特徴とする請求項11〜20
    のいずれかに記載の磁気記録装置。
  22. 【請求項22】 途中まで撮影された写真フィルムが途
    中で巻戻される場合に、更に巻上げを行ってから巻戻
    し、前記記録手段による磁気記録を行うようにする制御
    手段を有することを特徴とする請求項11記載の磁気記
    録装置。
  23. 【請求項23】 前記記録手段が写真フィルムの巻戻し
    中に磁気記録を行う場合に、写真フィルムのリーダー部
    まで記録するだけの情報が無い場合には、前記記録手段
    は、ダミー信号を記録することを特徴とする請求項11
    〜22のいずれかに記載の磁気記録装置。
  24. 【請求項24】 前記磁気記録装置は、カメラであるこ
    とを特徴とする請求項11〜23のいずれかに記載の磁
    気記録装置。
  25. 【請求項25】 前記磁気記録装置は、カフィルム画像
    再生装置であることを特徴とする請求項11〜23のい
    ずれかに記載の磁気記録装置。
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