JPH11241983A - 材料試験機 - Google Patents
材料試験機Info
- Publication number
- JPH11241983A JPH11241983A JP4555298A JP4555298A JPH11241983A JP H11241983 A JPH11241983 A JP H11241983A JP 4555298 A JP4555298 A JP 4555298A JP 4555298 A JP4555298 A JP 4555298A JP H11241983 A JPH11241983 A JP H11241983A
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- Japan
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- measurement
- test object
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤、密封材、歯科材等に供される硬化を
伴う液状物質の硬化に関する経時変化を連続的に測定記
録する。 【解決手段】 時間の経過とともに液状から固形状に変
化する粘性流体を被試験体ＴＰとし、荷重を負荷する手
段と検出した荷重を記録する手段を備えた材料試験機Ｔ
Ｍにあって、被試験体ＴＰを流入する容器２を備え、こ
の容器２を間欠的に移動させる移動機構を備えた測定点
移動装置ＭＤと、荷重負荷手段により容器２内の被試験
体ＴＰに挿入される針状棒１と、この針状棒１の挿入に
よる押し圧抵抗を計測する機構とを備えて針状棒１の間
欠挿入力を荷重として検出し、経時と共に被試験体ＴＰ
に対する針状棒１の挿入荷重を測定記録する計測機構を
備え、被試験体ＴＰの時間の経過に伴う硬化挙動を求め
る。
伴う液状物質の硬化に関する経時変化を連続的に測定記
録する。 【解決手段】 時間の経過とともに液状から固形状に変
化する粘性流体を被試験体ＴＰとし、荷重を負荷する手
段と検出した荷重を記録する手段を備えた材料試験機Ｔ
Ｍにあって、被試験体ＴＰを流入する容器２を備え、こ
の容器２を間欠的に移動させる移動機構を備えた測定点
移動装置ＭＤと、荷重負荷手段により容器２内の被試験
体ＴＰに挿入される針状棒１と、この針状棒１の挿入に
よる押し圧抵抗を計測する機構とを備えて針状棒１の間
欠挿入力を荷重として検出し、経時と共に被試験体ＴＰ
に対する針状棒１の挿入荷重を測定記録する計測機構を
備え、被試験体ＴＰの時間の経過に伴う硬化挙動を求め
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤、密封材、
歯科材等に供される硬化を伴う液状物質の硬化の経時変
化を測定する材料試験機に関する。
歯科材等に供される硬化を伴う液状物質の硬化の経時変
化を測定する材料試験機に関する。
【０００２】
【従来の技術】硬化を伴う液状物質の液状から固形状に
至る硬化の経時変化を測定する手段として、従来より流
体の粘度測定に供される回転法や細管法などを測定原理
とした粘度計が用いられている。また、測定者がガラス
棒などで試料を練り、時間的に変化する練り抵抗でその
硬化度を判定する測定法などが用いられている。
至る硬化の経時変化を測定する手段として、従来より流
体の粘度測定に供される回転法や細管法などを測定原理
とした粘度計が用いられている。また、測定者がガラス
棒などで試料を練り、時間的に変化する練り抵抗でその
硬化度を判定する測定法などが用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】流体から固体へと時間
的に変化する接着剤、密封材、歯科材等に供される硬化
を伴う液状物質の、硬化に関する経時変化を測定する手
段として、流体の粘度測定に供される回転法や細管法に
よる粘度計を用いることは、固形化した試料の排出に関
して問題があり、固形に至る最終時までの測定が困難で
あった。また、測定者が自ら行なうガラス棒などで被試
験体を練って時間的に変化する練り抵抗で判定する測定
法などは測定者の個人差等の問題が生じ本質的な測定方
法とは言えない不十分なものであった。
的に変化する接着剤、密封材、歯科材等に供される硬化
を伴う液状物質の、硬化に関する経時変化を測定する手
段として、流体の粘度測定に供される回転法や細管法に
よる粘度計を用いることは、固形化した試料の排出に関
して問題があり、固形に至る最終時までの測定が困難で
あった。また、測定者が自ら行なうガラス棒などで被試
験体を練って時間的に変化する練り抵抗で判定する測定
法などは測定者の個人差等の問題が生じ本質的な測定方
法とは言えない不十分なものであった。
【０００４】本発明は、これまで困難とされてきた接着
剤、密封材、歯科材等の硬化材料の初期状態の液状から
固形状に至る過程の粘弾性抵抗を継続して測定し、測定
値の自動記録を可能とする材料試験機の提供を目的とす
る。
剤、密封材、歯科材等の硬化材料の初期状態の液状から
固形状に至る過程の粘弾性抵抗を継続して測定し、測定
値の自動記録を可能とする材料試験機の提供を目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の材料試験機は、流体から固体へと時間的に
変化する接着剤、密封材、歯科材等に供される硬化を伴
う液状物質を被試験体とし、液状の被試験体の液層に対
して押し圧負荷の加除を行なう針状棒を負荷素子とする
負荷装置と、被試験体の負荷抵抗を検出し測定する目的
で配される針状棒と連接する計測装置と、後記の測定点
移動装置からの取付け取外しを自在に行い、かつ被試験
体の液層に対して行なう針状棒の挿入を十分可能とする
深さと針状棒の挿入位置を順次移動可能とする広さを備
えた容器と、この容器内の被試験体の押し圧抵抗を測定
する測定点を一計測ごとに一定距離移動させることを目
的とする間欠移動機構を備えた測定点移動装置を備え、
容器に流入された被試験体の硬化に関する経時変化を負
荷抵抗値と時間の記録とし、多点測定で得られた負荷抵
抗値の連接曲線より被試験体の時間に対する硬化の変化
度の記録から硬化度の数値化を可能にしている。
に、本発明の材料試験機は、流体から固体へと時間的に
変化する接着剤、密封材、歯科材等に供される硬化を伴
う液状物質を被試験体とし、液状の被試験体の液層に対
して押し圧負荷の加除を行なう針状棒を負荷素子とする
負荷装置と、被試験体の負荷抵抗を検出し測定する目的
で配される針状棒と連接する計測装置と、後記の測定点
移動装置からの取付け取外しを自在に行い、かつ被試験
体の液層に対して行なう針状棒の挿入を十分可能とする
深さと針状棒の挿入位置を順次移動可能とする広さを備
えた容器と、この容器内の被試験体の押し圧抵抗を測定
する測定点を一計測ごとに一定距離移動させることを目
的とする間欠移動機構を備えた測定点移動装置を備え、
容器に流入された被試験体の硬化に関する経時変化を負
荷抵抗値と時間の記録とし、多点測定で得られた負荷抵
抗値の連接曲線より被試験体の時間に対する硬化の変化
度の記録から硬化度の数値化を可能にしている。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の材料試験機の一実施例を
図１、図２および図３に基づいて説明する。図１は、本
発明の材料試験機ＴＭの一実施例の構成を示すものであ
る。材料試験機ＴＭの上部機枠９と下部機枠１０の間に
配設されたネジザオ１２の回転駆動により、その作動で
ネジザオ１２に螺合する駆動ナット８を保持するクロス
ヘッド１１が上下動し、クロスヘッド１１にロードセル
１３を介して連接する針状棒１が材料試験機ＴＭの下部
機枠１０の上面に係着された測定点移動装置ＭＤの容器
２内に流入された被試験体ＴＰに挿入される。この容器
２は測定点移動装置ＭＤより取外し自由に配設されてお
り、容器２の交換に利便性を与えている。
図１、図２および図３に基づいて説明する。図１は、本
発明の材料試験機ＴＭの一実施例の構成を示すものであ
る。材料試験機ＴＭの上部機枠９と下部機枠１０の間に
配設されたネジザオ１２の回転駆動により、その作動で
ネジザオ１２に螺合する駆動ナット８を保持するクロス
ヘッド１１が上下動し、クロスヘッド１１にロードセル
１３を介して連接する針状棒１が材料試験機ＴＭの下部
機枠１０の上面に係着された測定点移動装置ＭＤの容器
２内に流入された被試験体ＴＰに挿入される。この容器
２は測定点移動装置ＭＤより取外し自由に配設されてお
り、容器２の交換に利便性を与えている。
【０００７】被試験体ＴＰに挿入された針状棒１は被試
験体ＴＰの粘性抵抗に比例した負荷抵抗を示すが、その
負荷抵抗はロードセル１３を介して荷重信号として検出
され荷重アンプ１４を経て記録計１５に伝送され記録さ
れる。記録計１５の記録紙は時間に対して定量分送られ
ることにより被試験体ＴＰの粘性抵抗は１回の測定に対
し１回のピーク値が記録される。
験体ＴＰの粘性抵抗に比例した負荷抵抗を示すが、その
負荷抵抗はロードセル１３を介して荷重信号として検出
され荷重アンプ１４を経て記録計１５に伝送され記録さ
れる。記録計１５の記録紙は時間に対して定量分送られ
ることにより被試験体ＴＰの粘性抵抗は１回の測定に対
し１回のピーク値が記録される。
【０００８】針状棒１の被試験体ＴＰへの挿入深さが所
定の値に達した位置を除荷の開始点として制御装置ＣＤ
からの制御信号による駆動機７の反転駆動でクロスヘッ
ド１１が上昇すれば針状棒１は被試験体ＴＰより引き抜
かれる。針状棒１が被試験体ＴＰより完全に引き抜かれ
た位置は、クロスヘッド１１の降下開始点となるがクロ
スヘッド１１と連接する針状棒１の降下開始点ともな
る。なお、この制御装置ＣＤには時計機能が備わってい
て、したがってクロスヘッド１１の作動時間を調整する
ことが容易である。
定の値に達した位置を除荷の開始点として制御装置ＣＤ
からの制御信号による駆動機７の反転駆動でクロスヘッ
ド１１が上昇すれば針状棒１は被試験体ＴＰより引き抜
かれる。針状棒１が被試験体ＴＰより完全に引き抜かれ
た位置は、クロスヘッド１１の降下開始点となるがクロ
スヘッド１１と連接する針状棒１の降下開始点ともな
る。なお、この制御装置ＣＤには時計機能が備わってい
て、したがってクロスヘッド１１の作動時間を調整する
ことが容易である。
【０００９】この針状棒１が降下開始点に復帰したと
き、制御装置ＣＤはクロスヘッド１１の上昇を停止する
と共に測定点移動装置ＭＤの基台６に配設された間欠駆
動機５に寸動駆動を行なわせ、間欠駆動機５に連接する
歯車３、４を介して被試験体ＴＰを入れた容器２を僅か
回転させて測定位置の移動を行ない被試験体ＴＰの粘性
抵抗測定の１行程を終える。記録計１５に記録される粘
性抵抗の測定値がピーク値を示し、その値の変化が見ら
れなくなる被試験体ＴＰの固形化までの測定が繰り返し
行われ測定の全行程が終わる。
き、制御装置ＣＤはクロスヘッド１１の上昇を停止する
と共に測定点移動装置ＭＤの基台６に配設された間欠駆
動機５に寸動駆動を行なわせ、間欠駆動機５に連接する
歯車３、４を介して被試験体ＴＰを入れた容器２を僅か
回転させて測定位置の移動を行ない被試験体ＴＰの粘性
抵抗測定の１行程を終える。記録計１５に記録される粘
性抵抗の測定値がピーク値を示し、その値の変化が見ら
れなくなる被試験体ＴＰの固形化までの測定が繰り返し
行われ測定の全行程が終わる。
【００１０】図２は、本発明の実施例における材料試験
機ＴＭの下部機枠１０の負荷中心部に配設された間欠駆
動機５を駆動源として基台６に配設された歯車３、４を
介して間欠回転する容器２を持つ測定点移動装置ＭＤの
上面図を示すもので、針状棒１で繰り返し押し込まれて
粘性抵抗が測定された容器２内の被試験体ＴＰの上部表
面に生じた測定跡の針状棒挿入痕１６の痕跡を示したも
のである。
機ＴＭの下部機枠１０の負荷中心部に配設された間欠駆
動機５を駆動源として基台６に配設された歯車３、４を
介して間欠回転する容器２を持つ測定点移動装置ＭＤの
上面図を示すもので、針状棒１で繰り返し押し込まれて
粘性抵抗が測定された容器２内の被試験体ＴＰの上部表
面に生じた測定跡の針状棒挿入痕１６の痕跡を示したも
のである。
【００１１】測定開始前半の液状を示す被試験体ＴＰの
針状棒挿入痕１６は被試験体ＴＰの流動性に伴い、その
痕跡を留めることなく消滅して行くが被試験体ＴＰの硬
化特性の進行と共に次第に痕跡を留めて行く。したがっ
て、測定点を順次移動させて新たな位置での針状棒１の
押し込みを必要とするが、本発明の材料試験機における
間欠的に測定点の移動を可能にする測定点移動装置ＭＤ
により自動的にその効果を得ることができる。
針状棒挿入痕１６は被試験体ＴＰの流動性に伴い、その
痕跡を留めることなく消滅して行くが被試験体ＴＰの硬
化特性の進行と共に次第に痕跡を留めて行く。したがっ
て、測定点を順次移動させて新たな位置での針状棒１の
押し込みを必要とするが、本発明の材料試験機における
間欠的に測定点の移動を可能にする測定点移動装置ＭＤ
により自動的にその効果を得ることができる。
【００１２】測定点移動装置ＭＤに対して取付け取外し
自由に配設された容器２は、同時刻に流入された別の容
器２に用意された被試験体ＴＰとの交換が極めて簡単に
行なうことができるため長時間にわたって硬化する被試
験体ＴＰの粘性抵抗の径時変化の測定にも優れた効果を
発揮する。また、比較的短時間で硬化する被試験体ＴＰ
においては、測定開始前半の流動性の高い時間帯に生じ
た針状棒挿入痕１６の消滅域においての継続しての測定
が可能で、測定面積を増すことなく測定回数を得ること
ができる。さらに、測定後の容器２内の被試験体ＴＰの
取り除きと容器２の清掃に関しても、図示していないが
取出し自由な袋体を用いることで被試験体ＴＰを流入し
た後容器２内に袋体ともども被試験体ＴＰの設置が可能
なため手間を取らない被試験体ＴＰの取出しが可能とな
り容器２の清掃を必要としない極めて作業性の高い粘性
抵抗の測定を効率よく行なうことができる。
自由に配設された容器２は、同時刻に流入された別の容
器２に用意された被試験体ＴＰとの交換が極めて簡単に
行なうことができるため長時間にわたって硬化する被試
験体ＴＰの粘性抵抗の径時変化の測定にも優れた効果を
発揮する。また、比較的短時間で硬化する被試験体ＴＰ
においては、測定開始前半の流動性の高い時間帯に生じ
た針状棒挿入痕１６の消滅域においての継続しての測定
が可能で、測定面積を増すことなく測定回数を得ること
ができる。さらに、測定後の容器２内の被試験体ＴＰの
取り除きと容器２の清掃に関しても、図示していないが
取出し自由な袋体を用いることで被試験体ＴＰを流入し
た後容器２内に袋体ともども被試験体ＴＰの設置が可能
なため手間を取らない被試験体ＴＰの取出しが可能とな
り容器２の清掃を必要としない極めて作業性の高い粘性
抵抗の測定を効率よく行なうことができる。
【００１３】図３は、本発明の一実施例の材料試験機で
行なった接着剤の液状から固形状にいたる硬化過程の粘
性抵抗の時間的変化を示す記録例で、縦軸は針状棒１が
被試験体ＴＰに挿入された時に生じた被試験体ＴＰの粘
性抵抗を表わす荷重値を、そして横軸は記録計１５に配
設される記録紙の測定時間の経過を表わす時間を示すも
のである。
行なった接着剤の液状から固形状にいたる硬化過程の粘
性抵抗の時間的変化を示す記録例で、縦軸は針状棒１が
被試験体ＴＰに挿入された時に生じた被試験体ＴＰの粘
性抵抗を表わす荷重値を、そして横軸は記録計１５に配
設される記録紙の測定時間の経過を表わす時間を示すも
のである。
【００１４】図３に示されるごとく、被試験体ＴＰの液
状から固形化する過程が棒状記録されているが、各ピー
クの値を連接すれば粘性抵抗の時間的変化の曲線として
求めることもでき別角度の情報を得ることができる。本
発明による材料試験機によれば、接着剤、密封材、歯科
材等の硬化材料で示される液状の初期状態から固形状に
至る硬化の過程での粘弾性抵抗を継続して測定すること
が可能となる。したがって、測定値の自動記録が可能と
なるため測定過程の測定者による個人誤差もなくなり確
度の高い測定結果を得ることができる。
状から固形化する過程が棒状記録されているが、各ピー
クの値を連接すれば粘性抵抗の時間的変化の曲線として
求めることもでき別角度の情報を得ることができる。本
発明による材料試験機によれば、接着剤、密封材、歯科
材等の硬化材料で示される液状の初期状態から固形状に
至る硬化の過程での粘弾性抵抗を継続して測定すること
が可能となる。したがって、測定値の自動記録が可能と
なるため測定過程の測定者による個人誤差もなくなり確
度の高い測定結果を得ることができる。
【００１５】なお、図１においては、測定点移動装置Ｍ
Ｄの実施例として、任意の回転角度の駆動が可能なパル
スモータを駆動源とした間欠駆動機５を基に間欠的に寸
動回転する容器２で説明を行なったが、測定点の移動に
は容器２の間欠的な寸動移動としてカムと回転モータと
の組合せのほか直動アクチュエータとラチェット機構を
組み合わせたものなどで測定点を直線的に移動させるこ
とも可能で、これらは本発明と同一の効果を得ることが
できる。
Ｄの実施例として、任意の回転角度の駆動が可能なパル
スモータを駆動源とした間欠駆動機５を基に間欠的に寸
動回転する容器２で説明を行なったが、測定点の移動に
は容器２の間欠的な寸動移動としてカムと回転モータと
の組合せのほか直動アクチュエータとラチェット機構を
組み合わせたものなどで測定点を直線的に移動させるこ
とも可能で、これらは本発明と同一の効果を得ることが
できる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、接着剤、密封材、歯科材等の硬化材料などのよう
な液状から固形状に時間的変化をする工業材料の連続的
な粘性評価に、これまで供されてきた回転法や細管法等
の測定原理を用いた粘度計や、測定者がガラス棒などで
試料を練って時間的に変化する練り抵抗でその硬化度を
判定する測定法などで生じていた測定値の個人誤差や測
定時間の制約、測定後の被試験体の取出しの難易度、容
器の清掃の困難性に比べ、短時間から長時間にわたる粘
性抵抗の測定および記録を自動的に継続して行なうこと
ができると共に試験後の被試験体の清掃も含めた極めて
作業効率の良い粘性抵抗の変化の測定が可能となり、硬
化を伴う粘弾性体の性質を示す硬化剤等の工業製品の特
性開発や品質管理に効果を有する。
ので、接着剤、密封材、歯科材等の硬化材料などのよう
な液状から固形状に時間的変化をする工業材料の連続的
な粘性評価に、これまで供されてきた回転法や細管法等
の測定原理を用いた粘度計や、測定者がガラス棒などで
試料を練って時間的に変化する練り抵抗でその硬化度を
判定する測定法などで生じていた測定値の個人誤差や測
定時間の制約、測定後の被試験体の取出しの難易度、容
器の清掃の困難性に比べ、短時間から長時間にわたる粘
性抵抗の測定および記録を自動的に継続して行なうこと
ができると共に試験後の被試験体の清掃も含めた極めて
作業効率の良い粘性抵抗の変化の測定が可能となり、硬
化を伴う粘弾性体の性質を示す硬化剤等の工業製品の特
性開発や品質管理に効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の材料試験機の構成を示す図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例の材料試験機の上面図であ
る。
る。
【図３】本発明の一実施例の材料試験機による接着剤の
硬化時間の測定例を示すものである。
硬化時間の測定例を示すものである。
１…針状棒 ２…容器 ＴＭ…材料試験機 ＴＰ…被試験体 ＭＤ…測定点移動装置
Claims (1)
- 【請求項１】被試験体に荷重を負荷する手段と検出した
荷重を記録する手段を備えた材料試験機にあって、被試
験体となる硬化材料を流入する容器を備え、この容器を
間欠的に移動させる移動機構を備えた測定点移動装置
と、荷重負荷手段により容器内の被試験体に挿入される
針状棒と、この針状棒の挿入による押し圧抵抗を計測す
る機構とを備えて針状棒の間欠挿入力を荷重として検出
し、経時と共に被試験体に対する針状棒の挿入荷重を測
定記録して被試験体の硬化挙動を求めることを特徴とす
る材料試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4555298A JPH11241983A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 材料試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4555298A JPH11241983A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 材料試験機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241983A true JPH11241983A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12722534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4555298A Pending JPH11241983A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 材料試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11241983A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006329937A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Universal Seikan Kk | キャップの検査方法およびキャップの検査装置 |
| JP2013246047A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Shimizu Corp | メタンハイドレート強度測定装置 |
| CN105527184A (zh) * | 2016-01-18 | 2016-04-27 | 南京航空航天大学 | 一种纳米压痕测量系统 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4555298A patent/JPH11241983A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006329937A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Universal Seikan Kk | キャップの検査方法およびキャップの検査装置 |
| JP4593366B2 (ja) * | 2005-05-30 | 2010-12-08 | ユニバーサル製缶株式会社 | キャップの検査方法およびキャップの検査装置 |
| JP2013246047A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Shimizu Corp | メタンハイドレート強度測定装置 |
| CN105527184A (zh) * | 2016-01-18 | 2016-04-27 | 南京航空航天大学 | 一种纳米压痕测量系统 |
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