JPH11241266A - 面状ファスナー雌材およびその製造方法 - Google Patents

面状ファスナー雌材およびその製造方法

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JPH11241266A
JPH11241266A JP4016498A JP4016498A JPH11241266A JP H11241266 A JPH11241266 A JP H11241266A JP 4016498 A JP4016498 A JP 4016498A JP 4016498 A JP4016498 A JP 4016498A JP H11241266 A JPH11241266 A JP H11241266A
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JP
Japan
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propylene
flow rate
melt flow
sheath
based polymer
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JP4016498A
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English (en)
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Haruki Nagaoka
岡 春 樹 長
Shigeyuki Motomura
村 茂 之 本
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】高溶融性成分部および低溶融性成分部から
なる複合繊維であって、鞘部および芯部の少なくとも一
方がフ゜ロヒ゜レン系重合体からなる偏芯の芯鞘型複合繊維、
または少なくとも一方の成分がフ゜ロヒ゜レン系重合体からな
るサイト゛ハ゛イサイト゛型複合繊維からなるホ゜リフ゜ロヒ゜レン系不織布
の表面に、該複合繊維のルーフ゜が形成されてなる面状ファスナ
ー雌材およびその製造方法。 【効果】上記面状ファスナー雌材は、たとえば紙おむつのファス
ニンク゛に用いた場合、人肌がこすれたり、引っかかったり
しない高さのルーフ゜に形成することができる。また柔軟性
があり、赤ちゃんの肌が直接当たってもすり傷や切り傷
の心配もない。さらに、紙おむつ1枚当たりの実使用開
閉回数にも耐えうる係合力があり、安価であるため、使
い捨ておむつなどのテ゛ィスホ゜ーサ゛ル商品用に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、面状ファスナー雌材およ
びその製造方法に関し、さらに詳しくは、特に使い捨て
おむつのようなディスポーザブル商品に好適な面状ファ
スナー雌材およびその製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】面状ファスナーは、通常、表面に
ループが形成されている雌材と、該雌材と係合する鉤型
等のフック部を有する雄材とから構成されている。この
面状ファスナーは、簡便に使用できるため、衣類、靴、
鞄、日用品等の開閉部などに広く使用されている。ま
た、最近では、使い捨ておむつを固着固定するために、
面状ファスナーをおむつのウェスト部に貼付した使い捨
ておむつが実用化されている。
【0003】ところで、これらの使い捨ておむつ等に使
用されている従来の面状ファスナー雌材は、ポリエステ
ル、ポリアミドまたはポリプロピレン製の織物、編物ま
たはトリコット生地の表面に完全にループが形成された
雌材である。これらの面状ファスナー雌材は、その素材
およびその加工法により、半永久的に使用できるもの
の、非常にコストが高く、しかも、厚みが厚く、硬い。
これらの面状ファスナー雌材を、たとえば紙おむつのフ
ァスニングに用いた場合、特に赤ちゃんのデリケートな
肌が、厚みの厚い面状ファスナー雌材に直接当たってす
り傷や切り傷ができる心配がある。また、これらの面状
ファスナーは、柔軟性がないので、触感が非常によくな
い。
【0004】したがって、使い捨ておむつのようなディ
スポーザル商品用に、厚みが従来の面状ファスナー雌材
よりも薄くて柔軟性があって、特に赤ちゃんがすり傷や
切り傷を負う心配がない安価な面状ファスナー雌材およ
びその製造方法の出現が望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題を解決しようとするものであって、使い捨ておむつ
のようなディスポーザル商品用に、厚みが従来の面状フ
ァスナー雌材よりも薄くて柔軟性があって、特に赤ちゃ
んがすり傷や切り傷を負う心配がない安価な面状ファス
ナー雌材およびその製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る面状ファスナー雌材は、高
溶融性成分部および低溶融性成分部からなる複合繊維で
あって、鞘部および芯部の少なくとも一方がプロピレン
系重合体からなる偏芯の芯鞘型複合繊維、または少なく
とも一方の成分がプロピレン系重合体からなるサイドバ
イサイド型複合繊維からなるポリプロピレン系不織布の
表面に、該複合繊維のループが形成されてなることを特
徴としている。
【0007】また、本発明に係る面状ファスナー雌材の
製造方法は、スパンボンド法により、高溶融性成分部お
よび低溶融性成分部からなる複合繊維であって、鞘部お
よび芯部の少なくとも一方がプロピレン系重合体からな
る偏芯の芯鞘型複合繊維、または少なくとも一方の成分
がプロピレン系重合体からなるサイドバイサイド型複合
繊維のポリプロピレン系不織布ウェブを形成し、交絡処
理した後、得られた不織布表面にベロア加工(ニードル
パンチ方式)を施して該不織布表面にループを形成する
とともに120〜200℃で熱処理することを特徴とし
ている。
【0008】前記偏芯の芯鞘型複合繊維としては、メル
トフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が
10〜40g/10分であるプロピレン系重合体(i)
からなる鞘部、および該プロピレン系重合体(i)のメ
ルトフローレートよりも小さいメルトフローレート(AS
TM D 1238,230℃、荷重2.16kg)を有し、該メルトフロ
ーレートが5〜20g/10分であるプロピレン系重合
体(ii)からなる芯部から構成されている偏芯の芯鞘型
複合繊維が好ましい。
【0009】また、前記サイドバイサイド型複合繊維と
しては、メルトフローレート(ASTMD 1238,230℃、荷
重2.16kg)が10〜40g/10分であるプロピレン系
重合体(i)からなる高溶融性成分部、および該プロピ
レン系重合体(i)のメルトフローレートよりも小さい
メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16k
g)を有し、該メルトフローレートが5〜20g/10
分であるプロピレン系重合体(ii)からなる低溶融性成
分部から構成されているサイドバイサイド型複合繊維が
好ましい。
【0010】本発明に係る面状ファスナー雌材は、厚み
が従来の面状ファスナー雌材よりも薄くて柔軟性があ
り、特に赤ちゃんがすり傷や切り傷を負う心配がなく、
しかも、安価であるので、使い捨ておむつなどのディス
ポーザル商品用に好適である。
【0011】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る面状ファスナ
ー雌材およびその製造方法について具体的に説明する。
【0012】本発明に係る面状ファスナー雌材は、ポリ
プロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン系不織布
の表面に、該複合繊維のループが形成されている。ポリプロピレン系複合繊維 本発明で用いられるポリプロピレン系複合繊維として
は、高溶融性成分部と低溶融性成分部とからなる複合繊
維であって、鞘部および芯部の少なくとも一方がプロピ
レン系重合体からなる偏芯の芯鞘型複合繊維、または少
なくとも一方がプロピレン系重合体からなるサイドバイ
サイド型複合繊維が挙げられる。上記の「高溶融性」と
は、同系列のモノマーからなる重合体の樹脂にあって
は、メルトフローレートが高いことを、異系列のモノマ
ーからなる重合体にあっては、融点の差で15℃以上、
好ましくは20℃以上、さらに好ましくは25℃以上高
いことを意味する。
【0013】上記のようなポリプロピレン系複合繊維と
しては、具体的には、(1)メルトフローレート(ASTM
D 1238,230℃、荷重2.16kg)が10〜40g/10分
であるプロピレン系重合体(i)からなる鞘部、および
該プロピレン系重合体(i)のメルトフローレートより
も小さいメルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷
重2.16kg)を有し、該メルトフローレートが5〜20g
/10分であるプロピレン系重合体(ii)からなる芯部
から構成される偏芯の芯鞘型複合繊維、(2)該プロピ
レン系重合体(i)からなる高溶融性成分部、および該
プロピレン系重合体(ii)からなる低溶融性成分部から
構成されるサイドバイサイド型複合繊維、(3)エチレ
ン系重合体(iii)からなる鞘部、および該エチレン系
重合体(iii)よりも15℃以上高い融点を有するプロ
ピレン系重合体(iv)からなる芯部から構成される偏芯
の芯鞘型複合繊維、(4)該エチレン系重合体(iii)
からなる高溶融性成分部、および該プロピレン系重合体
(iv)からなる低溶融性成分部から構成されるサイドバ
イサイド型複合繊維、(5)プロピレン系重合体(v)
からなる鞘部、および該プロピレン系重合体(v)より
も15℃以上高い融点を有するポリエチレンテレフタレ
ート(vi)からなる芯部から構成される偏芯の芯鞘型複
合繊維、(6)該プロピレン系重合体(v)からなる高
溶融性成分部、および該ポリエチレンテレフタレート
(vi)からなる低溶融性成分部から構成されるサイドバ
イサイド型複合繊維などの捲縮性複合繊維が望ましい。
中でも、上記(1)、(2)の複合繊維が好ましい。
【0014】これらの複合繊維をさらに説明する。 [上記(1)の芯鞘型複合繊維]上記(1)の芯鞘型複
合繊維の鞘部を形成するプロピレン系重合体(i)とし
ては、プロピレンの単独重合体またはプロピレンと、エ
チレン、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテ
ン、1-オクテンなどのα- オレフィンとのランダム共重
合体が挙げられる。
【0015】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(i)は、密度(ASTM D 1505)が通常0.9
00〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜
0.910g/cm3 の範囲にあり、かつ、メルトフロ
ーレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が10〜
40g/10分、好ましくは10〜20g/10分、さ
らに好ましくは14〜17g/10分の範囲にあること
が紡糸性の点から望ましい。
【0016】また、この芯鞘型複合繊維の芯部を形成す
るプロピレン系重合体(ii)としては、プロピレンの単
独重合体またはプロピレンと、エチレン、1-ブテン、1-
ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどのα
- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられる。
【0017】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体も、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(ii)は、密度(ASTM D 1505)が通常0.9
00〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜
0.910g/cm3 の範囲にあることが強度の点から
望ましく、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が5〜20g/10分、好ましくは7〜9
g/10分の範囲にあることが紡糸性の点から望まし
い。この芯鞘型複合繊維では、プロピレン系重合体
(i)のメルトフローレートよりも小さいメルトフロー
レートを有するプロピレン系重合体(ii)が用いられ
る。
【0018】複合繊維の芯部を形成するプロピレン系重
合体(ii)と鞘部を形成するプロピレン系重合体(i)
との重量比((ii)/(i))は、5/95〜49/5
1、好ましくは5/95〜25/75、さらに好ましく
は10/90〜20/80の範囲にあることが捲縮性な
どの点で望ましい。
【0019】図1に、偏芯の芯鞘型複合繊維の模式断面
図を示す。図中の符号1は芯部を示し、符号2は鞘部を
示す。本発明では、図1の(A)に示すような、芯部が
繊維表面に露出していない芯鞘型複合繊維を使用するこ
とができ、また図1の(B)に示すような、芯部が繊維
表面に部分的に露出した芯鞘型複合繊維も使用すること
ができる。
【0020】さらに本発明では、必要に応じてプロピレ
ン系重合体(i)および/またはプロピレン系重合体
(ii)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重合
体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配合
することができる。
【0021】[上記(2)のサイドバイサイド型複合繊
維]上記(2)のサイドバイサイド型複合繊維は、上述
したプロピレン系重合体(i)からなる高溶融性成分部
と、プロピレン系重合体(ii)からなる低溶融性成分部
とから構成されている。プロピレン系重合体(ii)とプ
ロピレン系重合体(i)との重量比((ii)/(i))
は、5/95〜49/51、好ましくは5/95〜25
/75、さらに好ましくは10/90〜20/80の範
囲にあることが捲縮性などの点で望ましい。
【0022】図2に、サイドバイサイド型複合繊維の模
式断面図を示す。なお、図中の符号3はプロピレン系重
合体(ii)からなる低溶融性成分部を示し、符号4はプ
ロピレン系重合体(i)からなる高溶融性成分部を示
す。
【0023】さらに本発明では、必要に応じてプロピレ
ン系重合体(i)および/またはプロピレン系重合体
(ii)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重合
体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配合
することができる。
【0024】[上記(3)の芯鞘型複合繊維]上記
(3)の芯鞘型複合繊維の鞘部を形成するエチレン系重
合体(iii)としては、エチレンの単独重合体(製法
は、低圧法、高圧法のいずれでも良い)またはエチレン
と、プロピレン、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-
ペンテン、1-オクテンなどのα- オレフィンとのランダ
ム共重合体が挙げられる。
【0025】エチレン系重合体(iii)は、密度(ASTM
D 1505)が0.920〜0.970g/cm3 、好まし
くは0.940〜0.950g/cm3 の範囲にあり、
かつメルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190
℃、荷重2.16kg)が20〜60g/10分、好ましくは
25〜35g/10分の範囲にあることが紡糸性の点か
ら望ましい。
【0026】また、この複合繊維の芯部を形成するプロ
ピレン系重合体(iv)としては、プロピレンの単独重合
体またはプロピレンと、エチレン、1-ブテン、1-ヘキセ
ン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどのα- オレ
フィンとのランダム共重合体が挙げられる。
【0027】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(iv)は、密度(ASTM D 1505)が0.900
〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜0.
910g/cm3 の範囲にあることが強度の点から望ま
しく、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg)が5〜20g/10分、好ましくは7
〜9g/10分の範囲にあることが紡糸性の点から望ま
しい。
【0028】この複合繊維では、プロピレン系重合体
(iv)の融点よりも少なくとも15℃低い融点を有する
エチレン系重合体(iii)が用いられる。複合繊維の芯
部を形成するプロピレン系重合体(iv)と鞘部を形成す
るエチレン系重合体(iii)との重量比((iv)/(ii
i))は、5/95〜49/51、好ましくは5/95〜
25/75、さらに好ましくは10/90〜20/80
の範囲にあることが捲縮性などの点で望ましい。
【0029】さらに本発明では、必要に応じてエチレン
系重合体(iii)および/またはプロピレン系重合体(i
v)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重合
体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配合
することができる。
【0030】[上記(4)のサイドバイサイド型複合繊
維]上記(4)のサイドバイサイド型複合繊維は、上述
したエチレン系重合体(iii)からなる高溶融性成分部
と、プロピレン系重合体(iv)からなる低溶融性成分部
とから構成されている。プロピレン系重合体(iv)とエ
チレン系重合体(iii)との重量比((iv)/(iii))
は、5/95〜49/51、好ましくは5/95〜25
/75、さらに好ましくは10/90〜20/80の範
囲内にあることが捲縮性などの点で望ましい。
【0031】さらに本発明では、必要に応じてエチレン
系重合体(iii)および/またはプロピレン系重合体(i
v)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重合
体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配合
することができる。
【0032】[上記(5)の芯鞘型複合繊維]上記
(5)の芯鞘型複合繊維の鞘部を形成するプロピレン系
重合体(v)としては、プロピレンの単独重合体または
プロピレンと、エチレン、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メ
チル-1- ペンテン、1-オクテンなどのα- オレフィンと
のランダム共重合体が挙げられる。
【0033】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(v)は、密度(ASTM D 1505)が通常0.9
00〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜
0.910g/cm3 の範囲にあり、かつ、メルトフロ
ーレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が20〜
100g/10分、好ましくは50〜75g/10分の
範囲にあることが紡糸性の点から望ましい。
【0034】また、この芯鞘型複合繊維の芯部を形成
し、プロピレン系重合体(v)よりも融点か少なくとも
15℃高いポリエチレンテレフタレート(vi)は、通
常、融点(ASTM D 792)が255〜260℃で、密度
(ASTM D 1505)が1.38〜1.4g/cm3 である、
通常の紡糸用のグレードのものを用いることができる。
【0035】複合繊維の芯部を形成するポリエチレンテ
レフタレート(vi)と鞘部と形成するプロピレン系重合
体(v)との重量比((vi)/(v))は、5/95〜
49/51、好ましくは5/95〜25/75、さらに
好ましくは10/90〜20/80の範囲にあることが
捲縮性などの点で望ましい。
【0036】さらに本発明では、必要に応じてプロピレ
ン系重合体(v)および/またはポリエチレンテレフタ
レート(vi)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他
の重合体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤など
を配合することができる。
【0037】[上記(6)のサイドバイサイド型複合繊
維]上記(6)のサイドバイサイド型複合繊維は、上述
したプロピレン系重合体(v)からなる高溶融性成分部
と、ポリエチレンテレフタレート(vi)からなる低溶融
性成分部とから構成されている。ポリエチレンテレフタ
レート(vi)とプロピレン系重合体(v)との重量比
((vi)/(v))は、5/95〜49/51、好まし
くは5/95〜25/75、さらに好ましくは10/9
0〜20/80の範囲にあることが捲縮性などの点で望
ましい。
【0038】さらに本発明では、必要に応じてプロピレ
ン系重合体(v)および/またはポリエチレンテレフタ
レート(vi)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他
の重合体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤など
を配合することができる。
【0039】ポリプロピレン系不織布 本発明で用いられるポリプロピレン系不織布は、上記の
ようなポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレ
ン系不織布ウェブを形成、交絡処理することにより得る
ことができる。交絡処理は、従来公知の交絡処理方法、
たとえばサーマルボンド法、ケミカルボンド法、ニード
ルパンチ法、ホットエアースルー法などを採用すること
ができる。このポリプロピレン系複合繊維の繊維径は、
通常0.5〜5.0μmであり、好ましくは1.5〜
3.0μmである。
【0040】このポリプロピレン系不織布は、従来公知
の不織布製造法、湿式法、乾式法、トウ開繊法、フラッ
シュ紡糸法、スパンボンド法、メルトブローン法などに
より調製することができる。これら製造法の中では、ス
パンボンド法が好ましい。
【0041】ポリプロピレン系不織布の目付は、25〜
100g/m2 、好ましくは50〜75g/m2 であ
り、その厚さは、通常300〜650μm、好ましくは
550〜600μmである。目付が上記範囲内にあるポ
リプロピレン系不織布を用いると、捲縮性(クリンプ
性)が良く、嵩高感のある面状ファスナー雌材が得られ
る。
【0042】面状ファスナー雌材 本発明に係る面状ファスナー雌材は、上記ポリプロピレ
ン系不織布の表面に、この不織布を形成しているポリプ
ロピレン系複合繊維のループが形成されている。
【0043】このループの高さは、約1〜3.5mm
で、面状ファスナー雄材のフックとの係合に適してい
る。本発明に係る面状ファスナー雌材の厚さは、通常
1.5〜3.0μm、好ましくは2.0〜2.5μmで
ある。
【0044】またループの穴は、通常は不織布の幅方向
に開いている。ループの数、形状、大きさ等は、ポリプ
ロピレン系不織布の目付、厚さ、構成繊維の種類等によ
って変わるので、面状ファスナーを用いる商品、面状フ
ァスナー雄材の係合のし易さ等を考慮して決定される。
【0045】面状ファスナー雌材の製造方法 上記のような本発明に係る面状ファスナー雌材は、上述
したポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン
系不織布表面に、このポリプロピレン系複合繊維のルー
プを形成することにより製造することができる。
【0046】このループ形成は、ベロア加工、たとえば
ニードルパンチ方式により行なうことができる。このニ
ードルパンチ方式では、ホークTM、バウ(Baub)TM、ク
ラウンTM等の針を用いて不織布を構成しているポリプロ
ピレン系複合繊維を起毛させることにより、起毛した複
合繊維はその捲縮性によりカールしてループを形成す
る。このループを熱処理してループの固定安定化を図
る。このニードルパンチ方式によるベロア加工は、次の
条件で行なわれることが好ましい。 <ベロア加工の好ましい条件> (1) 針深度:2〜10mm、好ましくは4〜6mm。 (2) 不織布の送り速度:1.0〜15.0m/分、好ま
しくは5〜10m/分。 (3) ループの熱処理温度:120〜200℃、好ましく
は150〜170℃。 (4) ループの熱処理時間:1〜5分間、好ましくは2〜
4分間。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る面状ファスナー雌材は、上
記ベロア加工により、たとえば紙おむつのファスニング
に用いた場合、人肌がこすれたり、引っかかったりしな
い高さのループに形成することができ、不織布表面にル
ープが形成されているため、柔軟性があり、赤ちゃんの
肌が直接当たってもすり傷や切り傷の心配もない。ま
た、本発明に係るファスナー雌材は、紙おむつ1枚当た
りの実使用開閉回数(2〜3回)にも耐えうる係合力が
あり、安価であるため、使い捨ておむつなどのディスポ
ーザル商品用に好適である。
【0048】本発明に係る面状ファスナー雌材の製造方
法よれば、上記のような効果を有する面状ファスナー雌
材を提供することができる。
【0049】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これら実施例により限定されるものではない。
【0050】なお、実施例等で用いた不織布等は、次の
通りである。ポリプロピレン系不織布 1)ポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン
系不織布(1) 製法:スパンボンド法 目付:50g/m2 厚さ:550μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン系複合繊維:メルトフローレート(ASTM
D 1238,230℃、荷重2.16kg)が16g/10分であ
り、密度(ASTM D1505)が0.910g/cm3 である
プロピレン単独重合体(融点164℃)からなる鞘部
と、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.
16kg)が5g/10分であり、密度(ASTM D 1505)が
0.910g/cm3 であるプロピレン単独重合体(融
点164℃)からなる芯部とから構成された偏芯の芯鞘
型複合繊維。 2)ポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン
系不織布(2) 製法:スパンボンド法 目付:75g/m2 厚さ:600μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン系複合繊維:上記1)のポリプロピレン
系不織布を構成するポリプロピレン系複合繊維と同じ。 3)ポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン
系不織布(3) 製法:スパンボンド法 目付:100g/m2 厚さ:650μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン系複合繊維:上記1)のポリプロピレン
系不織布を構成するポリプロピレン系複合繊維と同じ。 4)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(4) 製法:スパンボンド法 目付:25g/m2 厚さ:300μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:メルトフローレート(ASTM D 123
8,230℃、荷重2.16kg)が16g/10分であり、密度
(ASTM D 1505)が0.910g/cm3 であるプロピレ
ン単独重合体(融点164℃)からなる繊維。 5)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(5) 製法:スパンボンド法 目付:50g/m2 厚さ:550μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:上記4)のポリプロピレン系不織
布を構成するポリプロピレン繊維と同じ。 6)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(6) 製法:スパンボンド法 目付:75g/m2 厚さ:600μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:上記4)のポリプロピレン系不織
布を構成するポリプロピレン繊維と同じ。 7)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(7) 製法:スパンボンド法 目付:100g/m2 厚さ:650μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:上記4)のポリプロピレン系不織
布を構成するポリプロピレン繊維と同じ。 8)ポリプロピレン繊維からなる乾式不織布(8) 製法:乾式法(ホットエアースルー法(約200℃のエ
アー)による交絡処理) 目付:30g/m2 厚さ:1,500μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:メルトフローレート(ASTM D 123
8,230℃、荷重2.16kg)が5g/10分であり、密度
(ASTM D 1505)が0.910g/cm3 であるプロピレ
ン単独重合体からなる繊維。 9)ポリプロピレン繊維からなる乾式不織布(9) 製法:乾式法(サーマルボンド法による交絡処理) 目付:25g/m2 厚さ:1,300μm(光学顕微鏡で測定) ポリプロピレン繊維:メルトフローレート(ASTM D 123
8,230℃、荷重2.16kg)が5g/10分であり、密度
(ASTM D 1505)が0.910g/cm3 であるプロピレ
ン単独重合体からなる繊維。編み物 1)ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維からな
るトリコット(1) (株)クラレ製のトリコット 目付:70g/m2 厚さ:1,000μm(光学顕微鏡で測定) 2)ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維からな
るトリコット(2) (株)クラレ製のトリコット 目付:75g/m2 厚さ:1,200μm(光学顕微鏡で測定) 3)ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維からな
る編み物 住友スリーエム(株)製、商品名メカニカルファスニン
グシステム ループ材 目付:175g/m2 厚さ:1,400μm(光学顕微鏡で測定)
【0051】
【実施例1〜6および比較例1〜5】上記ポリプロピレ
ン系不織布を、第1表に示す条件でベロア加工し、各ポ
リプロピレン系不織布の表面にループを形成して面状フ
ァスナー雌材を得た。このベロア加工では、ホークTM
バウ(Baub)TM、クラウンTMの針を用いた。
【0052】形成したループの高さは、1.5〜2.0
mmであり、ループの形状は、逆U字型または丸型であ
る。上記のようにして得られた面状ファスナー雌材につ
いて、その係合力を、(株)クラレが商品名 ベリクD
TMで市販している面状ファスナー雄材(サイズ:15m
m×30mm)を用いて測定した。
【0053】なお、上記係合力は、下記の方法により、
試験片を調製し、JIS K 6854に従って、引張試
験機を用い、引張速度300mm/分、チャック間距離
100mmの条件で、180°剥離試験を行なって測定
した。 <試験片の調製>まず、図3の(A)に示すように、厚
さ5mmのアクリル板5の片面に、住友スリーエム
(株)製の粘着テープ(商品名 スコッチ ブランド
テープ(Scotch Brand Tape)#465)(図示せず)
を介して面状ファスナー雌材6(サンプル)を固定す
る。一方、図3の(B)に示すように、厚さ約45μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム7の片面に、住
友スリーエム(株)製の粘着テープ(商品名 スコッチ
ブランド テープ(Scotch Brand Tape)#950)
(図示せず)を介して上記面状ファスナー雄材8を固定
する。そして、固定した面状ファスナー雌材6と面状フ
ァスナー雄材8を重ね合わせ、その上をポリエチレンテ
レフタレートフィルム7面から700gのローラーを往
復させて面状ファスナー雄材8のフックを面状ファスナ
ー雌材6のループに係合させ、これを試験片とした。
【0054】この試験結果を第1表に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【参考例1〜5】上記の編み物および表面にループが形
成されているポリプロピレン系不織布からなる面状ファ
スナー雌材について、上記方法により係合力を測定し
た。
【0057】その結果を第2表に示す。
【0058】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)および(B)は、偏芯の芯鞘型複
合繊維の模式断面図である。
【図2】図2は、サイドバイサイド型複合繊維の模式断
面図である。
【図3】図3は、係合力の測定で用いられる試験片の調
製方法を説明するための図面であり、図3の(A)は、
面状ファスナー雌材がアクリル板の片面に固定されてい
る状態を示す斜視図であり、図3の(B)は、面状ファ
スナー雄材がポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面に固定されている状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・ 芯部 2 ・・・・・ 鞘部 3 ・・・・・ 低溶融性成分部 4 ・・・・・ 高溶融性成分部 5 ・・・・・ アクリル板 6 ・・・・・ 面状ファスナー雌材 7 ・・・・・ ポリエチレンテレフタレートフィルム 8 ・・・・・ 面状ファスナー雄材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高溶融性成分部および低溶融性成分部から
    なる複合繊維であって、鞘部および芯部の少なくとも一
    方がプロピレン系重合体からなる偏芯の芯鞘型複合繊
    維、または少なくとも一方の成分がプロピレン系重合体
    からなるサイドバイサイド型複合繊維からなるポリプロ
    ピレン系不織布の表面に、該複合繊維のループが形成さ
    れてなることを特徴とする面状ファスナー雌材。
  2. 【請求項2】前記偏芯の芯鞘型複合繊維が、メルトフロ
    ーレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が10〜
    40g/10分であるプロピレン系重合体(i)からな
    る鞘部、および該プロピレン系重合体(i)のメルトフ
    ローレートよりも小さいメルトフローレート(ASTM D 1
    238,230℃、荷重2.16kg)を有し、該メルトフローレー
    トが5〜20g/10分であるプロピレン系重合体(i
    i)からなる芯部から構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の面状ファスナー雌材。
  3. 【請求項3】前記サイドバイサイド型複合繊維が、メル
    トフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が
    10〜40g/10分であるプロピレン系重合体(i)
    からなる高溶融性成分部、および該プロピレン系重合体
    (i)のメルトフローレートよりも小さいメルトフロー
    レート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)を有し、該
    メルトフローレートが5〜20g/10分であるプロピ
    レン系重合体(ii)からなる低溶融性成分部から構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の面状ファス
    ナー雌材。
  4. 【請求項4】スパンボンド法により、高溶融性成分部お
    よび低溶融性成分部からなる複合繊維であって、鞘部お
    よび芯部の少なくとも一方がプロピレン系重合体からな
    る偏芯の芯鞘型複合繊維、または少なくとも一方の成分
    がプロピレン系重合体からなるサイドバイサイド型複合
    繊維のポリプロピレン系不織布ウェブを形成し、交絡処
    理した後、得られた不織布表面にベロア加工(ニードル
    パンチ方式)を施して該不織布表面にループを形成する
    とともに120〜200℃で熱処理することを特徴とす
    る面ファスナー雌材の製造方法。
  5. 【請求項5】前記偏芯の芯鞘型複合繊維が、メルトフロ
    ーレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が10〜
    40g/10分であるプロピレン系重合体(i)からな
    る鞘部、および該プロピレン系重合体(i)のメルトフ
    ローレートよりも小さいメルトフローレート(ASTM D 1
    238,230℃、荷重2.16kg)を有し、該メルトフローレー
    トが5〜20g/10分であるプロピレン系重合体(i
    i)からなる芯部から構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の面状ファスナー雌材の製造方法。
  6. 【請求項6】前記サイドバイサイド型複合繊維が、メル
    トフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が
    10〜40g/10分であるプロピレン系重合体(i)
    からなる高溶融性成分部、および該プロピレン系重合体
    (i)のメルトフローレートよりも小さいメルトフロー
    レート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)を有し、該
    メルトフローレートが5〜20g/10分であるプロピ
    レン系重合体(ii)からなる低溶融性成分部から構成さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の面状ファス
    ナー雌材の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125337A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Nordenia Deutschland Gronau Gmbh 面ファスナー用の複合材要素
JP2010539346A (ja) * 2007-09-20 2010-12-16 カール・フロイデンベルク・カー・ゲー ニードルパンチ不織ベロア布およびその使用
US8287983B2 (en) 2007-09-20 2012-10-16 Carl Freudenberg Kg Velour needle-punched nonwoven material and use thereof
JP2016123862A (ja) * 2014-12-30 2016-07-11 モンディ・グローナウ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング ホットメルト接着されたベロアを有するランディングゾーン

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