JPH11241013A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH11241013A
JPH11241013A JP33773298A JP33773298A JPH11241013A JP H11241013 A JPH11241013 A JP H11241013A JP 33773298 A JP33773298 A JP 33773298A JP 33773298 A JP33773298 A JP 33773298A JP H11241013 A JPH11241013 A JP H11241013A
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浩 岩切
Masayuki Fujita
雅幸 藤田
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応性ケイ素基含有ポリオキシアルキレン重
合体をベースポリマーとして優れた耐久性を示す硬化物
を生成する硬化性組成物を提供すること。 【構成】 (a)反応性ケイ素基含有オキシアルキレン
重合体及び(b)添加剤を含有する硬化性組成物であっ
て、その硬化物は、(c)JISA−5758の耐久性
評価項に準拠し、90℃にて、1サイクル実施後、常温
で1日間放置後に測定した数値を基準にして求められる
加熱圧縮復元率が30%以上であり、(d)50%引張
時の応力が0.5〜2.5kg/cm2 、かつ(e)最
大引張強度時の伸びが400%以上であることを特徴と
する硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐久性に優れたシーリン
グ材を提供する硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】変成シリコーン系シーリング材は、ポリ
スルファイド系やポリウレタン系のシーリング材と比較
すると優れた耐久性を示すが、シリコーン系シーリング
材との比較では未だ不十分であった。硬化物の加熱圧縮
復元率、50%引張時の応力及び最大引張強度時の伸び
の3パラメータの管理により優れた耐久性の硬化性組成
物が得られることを見いだして本発明に到達した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、反応
性ケイ素基含有オキシアルキレン重合体をベースポリマ
ーとして優れた耐久性を示す硬化物を生成する硬化性組
成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、(a)反応
性ケイ素基含有オキシアルキレン重合体及び(b)添加
剤を含有する硬化性組成物であって、その硬化物は、
(c)JISA−5758の耐久性評価項に準拠し、9
0℃にて、1サイクル実施後、常温で1日間放置後に測
定した数値を基準にして求められる加熱圧縮復元率が3
0%以上であり、(d)50%引張時の応力が0.5〜
2.5kg/cm2 、かつ(e)最大引張強度時の伸び
が400%以上であることを特徴とする硬化性組成物に
よって達成される。
【0005】また特にベースポリマーである反応性ケイ
素基含有オキシアルキレン重合体の分子量が10,00
0以上であり、ゲル浸透クロマトグラフィーで測定され
た分子量分布をしめすパラメータ(Mw /Mn )が1.
5以下である場合に特に有効に達成される。本発明に使
用できる反応性ケイ素基含有オキシアルキレン重合体の
反応性ケイ素基は、特に限定するものではないが、代表
的なものを示すと、例えば、下記一般式(1)で表され
る基が挙げられる。
【0006】
【化1】
【0007】〔式中、R1 及びR2 は、いずれも炭素数
1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、
炭素数7〜20のアラルキル基または(R3)3 SiO−
で示されるトリオルガノシロキシ基を示し、R1 または
2 が2個以上存在する時、それらは同一であってもよ
く、異なっていてもよい。ここでR3 は炭素数1〜20
の1価の炭化水素基であり、3個のR3 は同一であって
もよく、異なっていてもよい。Xは水酸基または加水分
解性基を示し、Xが2個以上存在するとき、それらは同
一であってもよく、異なっていてもよい。aは0、1、
2または3を、bは0、1、または2をそれぞれ示す。
また、m個の下記〔化2〕基におけるbは異なっていて
もよい。mは0〜19の整数を示す。但し、a+Σb≧
1を満足するものとする。〕
【0008】
【化2】
【0009】上記Xで示される加水分解性基は特に限定
されず、従来公知の加水分解性基であればよい。具体的
には、例えば、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ
基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、ア
ミド基、酸アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、
アルケニルオキシ基等が挙げられる。これらの内では、
水素原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメ
ート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカ
プト基及びアルケニルオキシ基が好ましいが、加水分解
性が穏やかで取扱いやすいという観点からメトキシ基等
のアルコキシ基が特に好ましい。
【0010】この加水分解性基や水酸基は1個のケイ素
原子に1〜3個結合することができ、(a+Σb)は1
〜5であるのが好ましい。加水分解性基や水酸基が反応
性ケイ素中に2個以上存在する場合には、それらは同一
であってもよく、異なっていてもよい。反応性ケイ素基
中に、ケイ素原子は1個あってもよく、2個以上あって
もよいが、シロキサン結合等によりケイ素原子の連結さ
れた反応性ケイ素基の場合には、20個程度あってもよ
い。
【0011】なお、下記〔化3〕の一般式(2)で表さ
れる反応性ケイ素基が、入手容易の点からは好ましい。
【0012】
【化3】
【0013】〔式中、R2 、X,aは前記と同じ。〕 また、上記一般式(1)におけるR1 及びR2 の具体例
としては、例えば、メチル基、エチル基などのアルキル
基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニ
ル基などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル
基、R3 がメチル基やフェニル基などである(R3)3
iO−で示されるトリオルガノシロキシ基などが挙げら
れる。R1 、R2 、R3 としてはメチル基が特に好まし
い。
【0014】反応性ケイ素基はオキシアルキレン重合体
1分子中に少なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存
在するのがよい。重合体1分子中に含まれる反応性ケイ
素基の数が1個未満になると、硬化性が不十分になり、
良好なゴム弾性挙動を発現しにくくなる。反応性ケイ素
基はオキシアルキレン重合体分子鎖の末端に存在しても
よく、内部に存在してもよい。反応性ケイ素基が分子鎖
の末端に存在すると、最終的に形成される硬化物に含ま
れるオキシアルキレン重合体成分の有効網目鎖量が多く
なるため、高強度、高伸びで、低弾性率を示すゴム状硬
化物が得られやすくなる。
【0015】本発明の重合体における重合鎖を構成する
オキシアルキレン重合体は、下記一般式(3)で表され
るものが使用できる。 一般式(3) −(R−O)n − :(Rは炭素数1〜4の2価のアル
キレン基) しかしながら、入手の容易さの点からは下記一般式
(4)で表される繰り返し単位を有するオキシアルキレ
ン重合体が好ましい。
【0016】一般式(4) −CH(CH3 )CH2 O− 上記オキシアルキレン重合体は、直鎖状であっても分枝
状であってもよく、或いは、これらの混合物であっても
よい。また、他の単量体等が含まれていてもよいが、上
記一般式(4)で表される単量体単位が重合体中に50
重量%以上、好ましくは80重量%以上存在することが
好ましい。
【0017】本発明の反応性ケイ素基を有するオキシア
ルキレン重合体は、官能基を有するオキシアルキレン重
合体に反応性ケイ素基を導入することによって得るのが
好ましい。反応性ケイ素基の該オキシアルキレン重合体
への導入は公知の方法で行えばよい。すなわち、例えば
以下の方法が挙げられる。
【0018】(1)末端に水酸基等の官能基を有するオ
キシアルキレン重合体に、この官能基に対して反応性を
示す活性基及び不飽和基を有する有機化合物を反応さ
せ、若しくは不飽和基含有エポキシ化合物との共重合に
より得られる不飽和基含有オキシアルキレン重合体を得
る。次いで、得られた反応生成物に反応性ケイ素基を有
するヒドロシランを作用させてヒドロシリル化する。
【0019】(2)(1)法と同様にして得られた不飽
和基含有オキシアルキレン重合体にメルカプト基及び反
応性ケイ素基を有する化合物を反応させる。 (3)上記末端に水酸基、エポキシ基やイソシアネート
基等の官能基(以下、Y1 官能基という)を有するオキ
シプロピレン重合体に、このY1 官能基に対して反応性
を示す官能基(以下、Y2 官能基という)及び反応性ケ
イ素基を有する化合物を反応させる。
【0020】このY2 官能基を有するケイ素化合物とし
ては、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシランなどのようなアミノ基含有シラン類;γ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルメチルジメトキシシランなどのようなメルカ
プト基含有シラン類;γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、β−(3、4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシランなどのようなエポキシシ
ラン類;ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロイ
ルオキシプロピルメチルジメトキシシランなどのような
ビニル型不飽和基含有シラン基;γ−クロロプロピルト
リメトキシシランなどのような塩素原子含有シラン類;
γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−
イソシアネートプロピルメチルジメトキシシランなどの
ようなイソシアネート含有シラン類;メチルジエトキシ
シランなどのようなハイドロシラン類などが具体的に例
示され得るが、これらに限定されるものではない。
【0021】以上の方法の中で、(1)の方法、または
(3)のうち末端に水酸基を有する重合体とイソシアネ
ート基及び反応性ケイ素基を有する化合物を反応させる
方法、が好ましい。上記反応性ケイ素基含有オキシアル
キレン重合体としては、特に限定するものではないが、
代表的なものを示すと、例えば、特開昭50−1565
99号、同54−6096号、同57−126823
号、同59−78223号、同55−82123号、同
55−131022号、同55−137129号、同6
2−230822号、同63−83131号、特開平3
−47825号、同3−72527号、同3−1221
52号、米国特許第3,632,557号、同4,34
5,053号、同4,366、307号、同4,96
0,844号等に開示されているものが例示できる。
【0022】ここで、上記分子量及び分子量分布をしめ
すパラメータ(Mw /Mn )はゲル浸透クロマトグラフ
ィーで測定される。上記重合体をシーリング材として使
用するに際しては、以下に示す充填材、可塑剤、を初め
各種添加剤が使用できる。充填材としては、フュームシ
リカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカ
ーボンブラックの如き補強性充填剤;炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレー、クレー、
タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイ
ト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油
およびシラスバルーンなどの如き充填剤;石綿、ガラス
繊維およびフィラメントの如き繊維状充填剤が例示され
る。もちろんこれら充填剤は1種類のみで使用してもよ
いし、2種類以上混合使用してもよい。
【0023】また、可塑剤としては、ジオクチルフタレ
ート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレート
などの如きフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチ
ル、コハク酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどの如
き脂肪族二塩基酸エステル類;ジエチレングリコールジ
ベンゾエート、ペンタエリスリトールエステルなどの如
きグリコールエステル類;オレイン酸ブチル、アセチル
リシノール酸メチルなどの如き脂肪族エステル類;リン
酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチル
ジフェニルなどの如きリン酸エステル類;エポキシ化大
豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシステアリン酸ベン
ジルなどの如きエポキシ可塑剤類;2塩基酸と2価アル
コールとのポリエステル類などのポリエステル系可塑
剤;ポリプロピレングリコールやその誘導体などのポリ
エーテル類;ポリ−α−メチルスチレン、ポリスチレン
などのポリスチレン類;ポリブタジエン、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ポリクロロプレン、ポリイ
ソプレン、ポリブテン、塩素化パラフィン類などの可塑
剤が単独または2種類以上の混合物の形で任意に使用で
きる。
【0024】さらにまたその他添加剤として、硬化触
媒、接着性改良剤、物性調整剤、保存安定性改良剤、紫
外線吸収剤、金属不活性化剤、オゾン劣化防止剤、光安
定剤、アミン系ラジカル連鎖禁止剤、リン系過酸化物分
解剤、滑剤、顔料、発泡剤などの各種添加剤を適宜添加
することが可能である。硬化触媒の具体例としては、テ
トラブチルチタネート、テトラプロピルチタネート、な
どのチタン酸エステル類;ジブチルスズジラウレート、
ジブチルスズマレエート、ジブチルスズアセテート、オ
クチル酸スズ、ナフテン酸スズなどのスズカルボン酸塩
類;ジブチルスズオキサイドとフタル酸エステルとの反
応物、ジブチルスズアセチルアセトナート;アルミニウ
ムトリスアセチルアセトナート、アルミニウムトリスエ
チルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウム
エチルアセトアセテートなどの有機アルミニウム化合物
類;ジルコニウムテトラアセチルアセトナート、チタン
テトラアセチルアセトナートなどのキレート化合物類;
オクチル酸鉛;ブチルアミン、オクチルアミン、ジブチ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルア
ミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グ
アニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6-トリス(ジメ
チルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N−メチ
ルモルホリン、2-エチル-4- メチルイミダゾール、1,8
ジアザビシクロ(5.4.0) ウンデセン-7(DBU)などの
アミン系化合物、あるいはこれらのアミン系化合物のカ
ルボン酸などとの塩;過剰のポリアミンと多塩基酸とか
ら得られる低分子量ポリアミド樹脂;過剰のポリアミン
とエポキシ化合物との反応生成物;γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)アミノ
プロピルメチルジメトキシシランなどのアミノ基を有す
るシランカップリング剤;などのシラノール縮合触媒、
さらには他の酸性触媒、塩基性触媒などの公知のシラノ
ール縮合触媒などが挙げられる。これらの触媒は単独で
使用してもよく、2種以上併用してもよい。
【0025】本発明にいう加熱圧縮復元率とは、JIS
A−5758の耐久性評価項に準拠し、90℃にて、1
サイクル実施後、常温で1日間放置後に測定した数値を
基準にして下記式(1)にて求められる。 加熱圧縮復元率=(L2 −L1 /L0 −L1 )×100 ここで、 L0 :加熱圧縮前のシーリング材の圧縮方向の厚み L1 :加熱圧縮時のシーリング材の圧縮方向の厚み L2 :JISA−5758耐久性9030試験を1サイ
クル実施後、常温で1日間放置後のシーリング材の圧縮
方向の厚み 加熱圧縮復元率は%で表される。この値が30%未満で
は耐久性が不良、50%引張時の応力及び最大引張強度
時の伸びについては、同様にJISA−5758のII
型、H型試験片にて測定した。
【0026】測定した数字を基準にすると、50%引張
時の応力は0.5〜2.5kg/cm2 、最大引張強度
時の伸びは400%以上が必要である。上記3特性(加
熱圧縮復元率、50%引張時の応力及び最大引張強度時
の伸び)が同時に上記の範囲に入っていることが本発明
の効果の発現に必要である。分子量が10,000以上
であり、分子量分布をしめすパラメータ(Mw /M n
が1.5以下である反応性ケイ素基含有オキシアルキレ
ン重合体を使用した場合に特に耐久性が良好である。
【0027】
【実施例】重合体A :全末端の85%に(CH3O)2Si(CH
3)CH2CH2CH2-基を含有し、ゲル浸透クロマトグラフィー
で測定された数平均分子量が10,000のオキシプロ
ピレン重合体 重合体B :全末端の85%に(CH3O)2Si(CH3)CH2CH2CH
2-基を含有し、数平均分子量が17,000、分子量分
布をしめすパラメータ(Mw /Mn )が1.3のオキシ
プロピレン重合体 重合体C :全末端の90%に(CH3O)2Si(CH3)CH2CH2CH
2NHC(O)O- 基を含有し、数平均分子量が20,000、
分子量分布をしめすパラメータ(Mw /Mn )が1.3
のオキシプロピレン重合体 上記(重合体A,B,C)3種類の反応性ケイ素基含有
オキシアルキレン重合体を使用して、表Aに記載した配
合の硬化性組成物を製造し、硬化してその硬化物の特性
を評価した。評価結果も表Aに示した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】本発明により、耐久性に優れた硬化物を
与える硬化性組成物を得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)反応性ケイ素基含有オキシアルキ
    レン重合体及び(b)添加剤を含有する硬化性組成物で
    あって、その硬化物は、(c)JISA−5758の耐
    久性評価項に準拠し、90℃にて、1サイクル実施後、
    常温で1日間放置後に測定した数値を基準にして求めら
    れる加熱圧縮復元率が30%以上であり、(d)50%
    引張時の応力が0.5〜2.5kg/cm2 、かつ
    (e)最大引張強度時の伸びが400%以上であること
    を特徴とする硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 反応性ケイ素基含有オキシアルキレン重
    合体の分子量が10,000以上であり、分子量分布を
    しめすパラメータ(Mw /Mn )が1.5以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の硬化性組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017119396A1 (ja) 2016-01-08 2017-07-13 株式会社カネカ 変成シリコーン樹脂発泡体

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