JPH11240957A - カルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物 - Google Patents

カルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物

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JPH11240957A
JPH11240957A JP4538898A JP4538898A JPH11240957A JP H11240957 A JPH11240957 A JP H11240957A JP 4538898 A JP4538898 A JP 4538898A JP 4538898 A JP4538898 A JP 4538898A JP H11240957 A JPH11240957 A JP H11240957A
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JP
Japan
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carborane
group
carbon atoms
based polymer
containing silicon
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Application number
JP4538898A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Yonezawa
光治 米澤
Toshiya Sugimoto
俊哉 杉本
Motokuni Ichitani
基邦 一谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主鎖にアセチレン基、側鎖にカルボラン誘導
体基を導入することにより、耐熱性及び難燃性を向上さ
せたカルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物を提
供する。 【解決手段】 三つのユニットを構成単位とし、各ユニ
ットの比率がx:y:zであるカルボラン含有ケイ素系
重合体であって、式〔(y+z)/(x+y+z)〕×
100で表されるカルボランの導入率が20%以上であ
る。同ユニットを構成単位とするカルボラン含有ケイ素
系重合体の酸化物であって、酸素含有率が20重量%以
上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐熱性、難燃性に優
れた機能性材料として有用な新規カルボラン含有ケイ素
系重合体及びその酸化物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耐熱、難燃性に優れたケイ素系組
成物が開発されてきた。また、高分子反応により重合体
を架橋させる方法で分子量、機械強度の向上も試みられ
ている〔(Organometallics, 15, 75(1996)〕が、耐熱
性、難燃性は必ずしも十分なものではなかった。
【0003】一方、カルボラン含有ケイ素系組成物につ
いてはいくつか知られており、例えば、J. Macromol. S
ci. -Rev. Macromol. Chem., C17(2), 173-208 (1979)
には、ポリ(ドデカカルボラン−シロキサン)について
報告されている。また、特表平8−505649号公報
には、有機ホウ素ポリマーが開示されており、カルボラ
ンを導入することによりシロキサンポリマーの熱安定性
が向上することが報告されている。
【0004】しかしながら、上記有機ホウ素ポリマーは
アセチレン基含有ジリチオ塩と両末端クロロ基含有カル
ボランシロキサンとの反応から得られるものであり、モ
ノマーであるカルボラン含有ケイ素系化合物の合成に数
段階を要するため、簡便な方法ではなかった。
【0005】また、上記従来の有機ホウ素ポリマー以外
に、カルボラン含有ケイ素系重合体はほとんど知られて
おらず、耐熱性、難燃性に優れた新規なカルボラン含有
ケイ素系重合体の開発が期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
鑑み、主鎖にアセチレン基、側鎖にカルボラン誘導体基
を導入することにより、耐熱性及び難燃性を向上させた
カルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
(以下、本発明1という)であるカルボラン含有ケイ素
系重合体は、一般式(1)で表される三つのユニットを
構成単位とし、各ユニットの比率がx:y:zであるカ
ルボラン含有ケイ素系重合体であって、式〔(y+z)
/(x+y+z)〕×100で表されるカルボランの導
入率が20%以上であり、かつ、重量平均分子量が50
0以上であることを特徴とする。
【0008】
【化3】
【0009】本発明1のカルボラン含有ケイ素系重合体
は三つのユニットを構成単位とし、各ユニットの比率が
x:y:zである。
【0010】式(1)中、R1 、R2 は、ケイ素原子に
結合した水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭
素数6〜30のアリール基を表し、それぞれ同一であっ
ても異なっていてもよい。R3 は、炭素数1〜20のア
ルキレン基又は炭素数6〜30のアリーレン基を示すが
なくてもよい。なお、R3 がない場合は、ケイ素原子に
ビニル基が直接結合する。
【0011】式中、Zは水素、炭素数1〜20のアルキ
ル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数1〜20
のアルコキシ基を示す。x、y、zは、1以上の整数を
示す。尚、二つのエチニレン基のベンゼン環に対する位
置は任意である。CBp q Cは、2価のかご状のホウ
素化合物であるカルボランを示し、p、qは3〜16の
整数を示す。x、y、zは1以上の整数を示す。
【0012】上記R1 、R2 で表されるアルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基等が挙げられる。
【0013】上記R1 、R2 で表されるアリール基とし
ては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ビ
フェニル基、ナフチル基、アントラセニル基等が挙げら
れる。
【0014】上記R3 で表されるアルキレン基として
は、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、
ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン
基、オクチレン基、ノニレン基、デシレン基、ウンデシ
レン基、ドデシレン基、トリデシレン基、テトラデシレ
ン基、ペンタデシレン基、ヘキサデシレン基、ヘプタデ
シレン基、オクタデシレン基、ノナデシレン基、エイコ
シレン基等が挙げられる。
【0015】上記R3 で表されるアリーレン基として
は、例えば、フェニレン基、トリレン基、キシリレン
基、ビフェニレン基、ナフタレニレン基、アントラセニ
レン基等が挙げられる。
【0016】R1 、R2 で表されるアルキル基又はアリ
ール基は、以後についても上記と同様であり、R3 で表
されるアルキレン基又はアリーレン基は、以後について
も上記と同様である。
【0017】上記カルボランとしては、例えば、ドデカ
カルボラン、デカカルボラン、ヘプタカルボラン、ヘキ
サカルボラン、ペンタカルボラン等が挙げられる。
【0018】上記カルボラン含有ケイ素系重合体におい
て、カルボランの導入率が少なくなると十分な耐熱性が
得られなくなるので、20%以上に制限され、好ましく
は30〜90%である。尚、カルボランの導入率は、式
〔(y+z)/(x+y+z)〕×100によって算出
される。
【0019】上記カルボラン含有ケイ素系重合体の重量
平均分子量は、小さくなると十分な耐熱性が得られなく
なるため500以上に限定され、逆に大きくなると溶媒
に対する溶解性が低下するため500万以下が好まし
い。
【0020】上記カルボラン含有ケイ素系重合体の製造
方法は、特に限定されないが、例えば、一般式(2)で
示される炭化水素基及び(3)の組み合わせからなる側
鎖の末端に二重結合を持つケイ素系化合物と、一般式
(4)で表されるシリル置換カルボラン誘導体とを触媒
を用いて反応させることにより得られる。
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】式中、R1 、R2 はケイ素原子に結合した
水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜3
0のアリール基を表し、それぞれ同一であっても異なっ
ていてもよい。R3 は炭素数1〜20のアルキレン基ま
たは炭素数6〜30のアリーレン基を示すがなくてもよ
い。尚、R3 がない場合は、ケイ素原子にビニル基が直
接結合する。また、二つのエチニレン基のベンゼン環に
対する位置は任意であり、CBpHqCは2価のかご状
のホウ素化合物であるカルボランを示し、p、qは3〜
16の整数を示す。
【0025】請求項2に記載の発明(以下、本発明2と
いう)であるカルボラン含有ケイ素系重合体の酸化物
は、一般式(1)で表される三つのユニットを構成単位
とし、各ユニットの比率がx:y:zであるカルボラン
含有ケイ素系重合体が酸化させられてなり、酸素含有率
が20重量%以上、かつ重量平均分子量が500以上で
あることを特徴とする。
【0026】上記カルボラン含有ケイ素系重合体は、本
発明1と同様のものを使用することができる。
【0027】本発明2においては、上記カルボラン含有
ケイ素系重合体のカルボラン導入率は特に限定されない
が、本発明1と同様に20%以上であることが好まし
く、より好ましくは30〜90%である。
【0028】上記カルボラン含有ケイ素系重合体を酸化
させて酸化物とすることによって、さらに耐熱性を向上
させることができる。この酸化物における酸素含有率
は、低くなると耐熱性が低下するので20重量%以上が
好ましい。
【0029】上記カルボラン含有ケイ素系重合体を酸化
させる方法としては、酸素存在下での高温加熱、紫外
線、放射線、電子線など活性光線の照射;コロナ処理;
プラズマ処理などが挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を比較例
と共に示す。
【0031】(実施例1)アルゴン置換した還流管付1
00ミリリットルの二つ口フラスコにポリ(m−ジエチ
ニルベンゼン・フェニルビニルシリレン)1.26g
(4mmol)を入れ、トルエン20ミリリットルに溶
解した。反応液を55℃に昇温し、触媒(H 2 PtCl
6 ・6H2 O)10.3mg(0.02mmol)のイ
ソプロパノール溶液1ミリリットルを入れて10分間撹
拌した後、1,7−ビス(ジメチルシリル)ドデカカル
ボラン0.52g(2.0mmol)のトルエン溶液1
5ミリリットルを滴下後、オイルバスの温度を120℃
に昇温して8時間加熱還流した。次いで、反応溶液を減
圧留去した後メタノール2l中に投入した。沈殿を濾別
し、黄白色粉末状の重合生成物1.26gを得た。
【0032】得られた重合生成物の構造解析を行い、式
(5)の構造をもつカルボラン含有ケイ素系重合体であ
ることを確認した。また、NMR構造解析における、未
反応ビニル基、カルボランのB−H基、並びに、片末端
由来のSi−H基及びSi−OCH3 基の強度比によ
り、x:y:zはおよそ47:37:16であった。こ
のケイ素系重合体の重量平均分子量をGPC分析により
測定した結果、ポリスチレン換算24,400であっ
た。
【0033】
【化7】
【0034】(比較例1)実施例1と同様にして、ポリ
(m−ジエチニルベンゼン・フェニルビニルシリレン)
及び1,7−ビス(ジメチルシリル)ドデカカルボラン
を反応させて、重合生成物0.89gを得た。得られた
重合生成物のNMR構造解析により、x:y:zはおよ
そ84:11:5のケイ素系重合体であることを確認し
た。このケイ素系重合体の重量平均分子量をGPC分析
により測定した結果、ポリスチレン換算9,400であ
った。
【0035】
【表1】
【0036】実施例1及び比較例1で得られた重合生成
物について、セイコー電子社製「SSC5200システ
ム」を使用して熱重量分析を行い、得られた熱分解曲線
を図1に示した。また、空気雰囲気下での5重量%分解
温度〔Td5 (℃)〕、800℃での重量残存率〔W
800 (%)〕を表1に示した。表1に示した測定結果か
ら、実施例1のカルボラン含有ケイ素系重合体は、比較
例1より多くのカルボラン基を含有することにより、耐
熱性に優れた材料であることがわかる。
【0037】(実施例2)アルゴン置換した還流管付1
リットルの3つ口フラスコにポリ(m−ジエチニルベン
ゼン・フェニルビニルシリレン)20.5124g(8
0mmol)を入れ、トルエン430ミリリットルに溶
解した。反応液を50℃に昇温し、触媒(H2 PtCl
6 ・6H2 O)10.3mg(0.41mmol)のイ
ソプロパノール溶液3ミリリットルを入れて10分間撹
拌した。1,7−ビス(ジメチルシリル)ドデカカルボ
ラン12.5549g(48mmol)のトルエン溶液
80ミリリットルを滴下後、オイルバスの温度を125
℃に昇温し、10時間加熱還流した。反応溶液を減圧留
去した後、メタノール2リットル中に投入した。沈殿を
濾別し、黄白色粉末状の重合生成物28.12gを得
た。得られた重合生成物の構造解析を行い、一般式
(5)の構造を持つカルボラン含有ケイ素系重合体であ
ることを確認した。実施例1と同様にしてx:y:zを
求めたところ、はおよそ : :であった。
【0038】得られた重合体粉末を330℃で溶融成形
して成形体を得た。この成形体を空気中、450℃で2
時間加熱処理し、以下のXPS(X-ray photoelectron s
pectroscopy)分析及び燃焼試験用サンプルとした。この
サンプルを用いてXPS分析により各元素の含有率を求
め、表2に示した。測定には、Kratos社製「AX
IS−165」(MgアノードX線15kV−5mA磁
場レンズ・電子中和銃)を使用して、まずワイドスキャ
ン(1153〜0eV、1.0eV−step)により
含有元素としてケイ素、ホウ素、炭素及び酸素を確認し
た。
【0039】それぞれの元素に関しては、109.2〜
89.2(Si 2p)、163.0〜143.0(S
i 2s)、200.0〜180.0(B 1s)、5
43.0〜523.0(O 1s)、290.0〜27
0.0(C 1s)の範囲でナロースキャンにより測定
し、ピーク面積比(B 1s:C 1s:O 1s:S
i 2p)から各元素の含有率を求め表2に示した。そ
の結果、酸素含有率は49.4重量%であった。
【0040】ホウ素由来のピークのナロースキャンで、
比較例1では186eV付近にあるピークが、実施例1
では190eVにシフトするが、それぞれのピーク値を
文献値(D.N.Hendrickson, J.M.Holander and W.L.Joll
y, Inorg. Chem. 9, 612, 1970.およびV.I.Nefedov, D.
Gati, B.F.Dzhurinskii, N.P.Sergushin and Ya.V.Saly
n, Zh. Neorg. Khim. 20, 2307, 1975.)と比較してみ
ると、前者はボラン(B−H)に基づくものであり、後
者は酸化ホウ素(B2 3 )の値とほぼ一致したことか
ら、500℃前後においてホウ素骨格が酸化されている
ことが解った。この成形体を用いて、酸素濃度53%に
おける燃焼試験を行ったところ着火しなかった。
【0041】(比較例2)実施例1と同様にして成形体
を得た後、この成形体に加熱処理を全く行わなかったこ
と以外は、実施例1と同様にしてXPS分析及び燃焼試
験を行った。成形体のXPS分析の結果を表2に示し
た。その結果、酸素含有率は17.5重量%であり、酸
素濃度53%における燃焼試験を行ったところ、着火し
た後そのまま燃焼した。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明のカルボラン含有ケイ素系重合体
は、上述の通り耐熱性及び難燃性に優れており、宇宙・
航空材料、建築材料などに好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例1で得られた成形体の熱分
解曲線である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される三つのユニット
    を構成単位とし、各ユニットの比率がx:y:zである
    カルボラン含有ケイ素系重合体であって、式〔(y+
    z)/(x+y+z)〕×100で表されるカルボラン
    の導入率が20%以上であり、かつ、重量平均分子量が
    500以上であることを特徴とするカルボラン含有ケイ
    素系重合体。 【化1】 (式中、R1 、R2 は、ケイ素原子に結合した水素原
    子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30の
    アリール基を表し、それぞれ同一であっても異なってい
    てもよい。R3 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は
    炭素数6〜30のアリーレン基を示すがなくてもよい。
    なお、R3 がない場合は、ケイ素原子にビニル基が直接
    結合する。Zは、水素、炭素数1〜20のアルキル基、
    炭素数6〜30のアリール基又は炭素数1〜20のアル
    コキシ基を示す。なお、二つのエチニレン基のベンゼン
    環に対する位置は任意である。CBp q Cは、2価の
    かご状のホウ素化合物であるカルボランを示し、p、q
    は3〜16の整数を示す。x、y、zは、1以上の整数
    を示す)
  2. 【請求項2】 一般式(1)で表される三つのユニット
    を構成単位とし、各ユニットの比率がx:y:zである
    カルボラン含有ケイ素系重合体が酸化させられてなり、
    酸素含有率が20重量%以上、かつ重量平均分子量が5
    00以上であることを特徴とするカルボラン含有ケイ素
    系重合体の酸化物。 【化2】 (式中、R1 、R2 は、ケイ素原子に結合した水素原
    子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30の
    アリール基を表し、それぞれ同一であっても異なってい
    てもよい。R3 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は
    炭素数6〜30のアリーレン基を示すがなくてもよい。
    なお、R3 がない場合は、ケイ素原子にビニル基が直接
    結合する。Zは、水素、炭素数1〜20のアルキル基、
    炭素数6〜30のアリール基又は炭素数1〜20のアル
    コキシ基を示す。なお、二つのエチニレン基のベンゼン
    環に対する位置は任意である。CBp q Cは、2価の
    かご状のホウ素化合物であるカルボランを示し、p、q
    は3〜16の整数を示す。x、y、zは、1以上の整数
    を示す)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102234375A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 华东理工大学 聚苯乙炔基硅氧硼烷及其制备方法

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