JPH11240465A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents
自動車の車体前部構造Info
- Publication number
- JPH11240465A JPH11240465A JP4051898A JP4051898A JPH11240465A JP H11240465 A JPH11240465 A JP H11240465A JP 4051898 A JP4051898 A JP 4051898A JP 4051898 A JP4051898 A JP 4051898A JP H11240465 A JPH11240465 A JP H11240465A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- vehicle body
- mount bracket
- welded
- reinforcement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接点数を増やすことにより入力を分散で
き、ひいては剛性を向上できる自動車の車体前部構造を
提供する。 【解決手段】 車体前端部に配設され車幅方向に延びる
ラジエータサポート11の左, 右のサイドサポート部1
3にマウントブラケット20を溶接し、該各マウントブ
ラケット20を弾性部材を介してフレームで懸架支持し
た自動車の車体前部構造において、上記マウントブラケ
ット20の縦壁部20a(溶接部)に上側ほど広くなる
拡開部20eを形成し、大略箱状をなすように形成され
たリインホースメント25を上記マウントブラケット2
0の前方を略囲むように配設するとともに上記ラジエー
タサポート11に溶接し、上記リインホースメント25
にヘッドライト支持孔26,及びバンパ取付け孔27を
一体形成する。
き、ひいては剛性を向上できる自動車の車体前部構造を
提供する。 【解決手段】 車体前端部に配設され車幅方向に延びる
ラジエータサポート11の左, 右のサイドサポート部1
3にマウントブラケット20を溶接し、該各マウントブ
ラケット20を弾性部材を介してフレームで懸架支持し
た自動車の車体前部構造において、上記マウントブラケ
ット20の縦壁部20a(溶接部)に上側ほど広くなる
拡開部20eを形成し、大略箱状をなすように形成され
たリインホースメント25を上記マウントブラケット2
0の前方を略囲むように配設するとともに上記ラジエー
タサポート11に溶接し、上記リインホースメント25
にヘッドライト支持孔26,及びバンパ取付け孔27を
一体形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体前部
構造に関し、特にラジエータサポートに溶接されたマウ
ントブラケットをフレームにより弾性支持するようにし
た構造に関する。
構造に関し、特にラジエータサポートに溶接されたマウ
ントブラケットをフレームにより弾性支持するようにし
た構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体をフレームにより支持するタイプの
自動車では、車体とフレームとを弾性部材を介在させて
ボルトにより結合するのが一般的である。このような自
動車の車体前部構造として、従来、図5に示すように、
車幅方向に延びるラジエータサポート51の左, 右両端
部にマウントブラケット53の縦壁部53aをスポット
溶接し、底壁部53bを弾性部材を介してフレーム(不
図示)に結合するようにしたものがある(例えば、実開
平5−80964号公報参照)。
自動車では、車体とフレームとを弾性部材を介在させて
ボルトにより結合するのが一般的である。このような自
動車の車体前部構造として、従来、図5に示すように、
車幅方向に延びるラジエータサポート51の左, 右両端
部にマウントブラケット53の縦壁部53aをスポット
溶接し、底壁部53bを弾性部材を介してフレーム(不
図示)に結合するようにしたものがある(例えば、実開
平5−80964号公報参照)。
【0003】上記ラジエータサポート51は、ヘッドラ
イト開口52aが形成された左, 右のサイドサポート5
2の上端間にラジエータ開口を51aを形成するサポー
トアッパ54を架設した構造が一般的であり、この各サ
イドサポート52にヘッドライト支持部材55,及びフ
ロントバンパ取付け部材56をそれぞれ溶接する場合が
ある。
イト開口52aが形成された左, 右のサイドサポート5
2の上端間にラジエータ開口を51aを形成するサポー
トアッパ54を架設した構造が一般的であり、この各サ
イドサポート52にヘッドライト支持部材55,及びフ
ロントバンパ取付け部材56をそれぞれ溶接する場合が
ある。
【0004】ところで、上記マウントブラケット53に
は路面から大きな入力があることから、縦壁部53aの
サイドサポート52への溶接点数を増やすことにより、
1溶接点当りの入力をできるだけ小さくするのが望まし
い。
は路面から大きな入力があることから、縦壁部53aの
サイドサポート52への溶接点数を増やすことにより、
1溶接点当りの入力をできるだけ小さくするのが望まし
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造では、縦壁部53aの周辺には各支持部材55,
56等が配置されており、このため縦壁部53aの溶接
面積を大きくするにはこれらの部材55,56が邪魔に
なり限界がある。
来構造では、縦壁部53aの周辺には各支持部材55,
56等が配置されており、このため縦壁部53aの溶接
面積を大きくするにはこれらの部材55,56が邪魔に
なり限界がある。
【0006】また上記従来構造は、ヘッドライト支持部
材55,バンパ取付け部材56を別々に溶接する構造で
あり、この構造を例えばヘッドライトの下縁とフロント
バンパの上縁とを合わせるようにした車両に採用した場
合、上記両部材55,56の取付け位置の誤差により上
記ヘッドライトとバンパとの割線にばらつきが生じ易
く、見栄えが悪化する場合がある。
材55,バンパ取付け部材56を別々に溶接する構造で
あり、この構造を例えばヘッドライトの下縁とフロント
バンパの上縁とを合わせるようにした車両に採用した場
合、上記両部材55,56の取付け位置の誤差により上
記ヘッドライトとバンパとの割線にばらつきが生じ易
く、見栄えが悪化する場合がある。
【0007】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、溶接点数を増やして1溶接点当りの入力を小
さくできるとともに、ヘッドライトとフロントバンパと
の割線部の見栄えを向上できる自動車の車体前部構造を
提供することを目的としている。
たもので、溶接点数を増やして1溶接点当りの入力を小
さくできるとともに、ヘッドライトとフロントバンパと
の割線部の見栄えを向上できる自動車の車体前部構造を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
前端部に配設され車幅方向に延びるラジエータサポート
の左, 右のサイドサポート部にマウントブラケットを溶
接し、該各マウントブラケットを弾性部材を介してフレ
ームで懸架支持した自動車の車体前部構造において、上
記マウントブラケットの溶接部を上側ほど広くなるよう
に拡開形成し、横断面大略コ字状をなすように形成され
たリインホースメントを上記マウントブラケットの前方
を略囲むように配設するとともに上記ラジエータサポー
トに溶接し、上記リインホースメントにヘッドライト支
持部及びバンパ取付け部を一体形成したことを特徴とし
ている。
前端部に配設され車幅方向に延びるラジエータサポート
の左, 右のサイドサポート部にマウントブラケットを溶
接し、該各マウントブラケットを弾性部材を介してフレ
ームで懸架支持した自動車の車体前部構造において、上
記マウントブラケットの溶接部を上側ほど広くなるよう
に拡開形成し、横断面大略コ字状をなすように形成され
たリインホースメントを上記マウントブラケットの前方
を略囲むように配設するとともに上記ラジエータサポー
トに溶接し、上記リインホースメントにヘッドライト支
持部及びバンパ取付け部を一体形成したことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記リインホースメントの下縁部がマウントブラケットに
溶接されていることを特徴としている。
記リインホースメントの下縁部がマウントブラケットに
溶接されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の作用効果】本発明に係る車体前部構造では、横
断面大略コ字状のリインホースメントをマウントブラケ
ットの前方を囲む形状とし、該リインホースメントにヘ
ッドライト支持部,バンパ取付け部を形成したので、マ
ウントブラケットの周辺に空きスペースを設けることが
でき、この空きスペースを利用してマウントブラケット
の溶接部を拡開することができ、それだけ溶接点数を増
やすことができる。これによりマウントブラケットの1
溶接点当りの入力を小さくすることができ、それだけ車
体の支持強度を向上できる効果がある。
断面大略コ字状のリインホースメントをマウントブラケ
ットの前方を囲む形状とし、該リインホースメントにヘ
ッドライト支持部,バンパ取付け部を形成したので、マ
ウントブラケットの周辺に空きスペースを設けることが
でき、この空きスペースを利用してマウントブラケット
の溶接部を拡開することができ、それだけ溶接点数を増
やすことができる。これによりマウントブラケットの1
溶接点当りの入力を小さくすることができ、それだけ車
体の支持強度を向上できる効果がある。
【0011】また上記リインホースメントにヘッドライ
ト支持部,バンパ取付け部を一体形成したので、このヘ
ッドライト支持部及びバンパ取付け部の配置位置上の精
度が高くなり、ヘッドライトとフロントバンパとの合わ
せ精度を向上でき、見栄えの悪化を防止できる効果があ
る。
ト支持部,バンパ取付け部を一体形成したので、このヘ
ッドライト支持部及びバンパ取付け部の配置位置上の精
度が高くなり、ヘッドライトとフロントバンパとの合わ
せ精度を向上でき、見栄えの悪化を防止できる効果があ
る。
【0012】請求項2の発明では、リインホースメント
の下縁部をマウントブラケットに溶接したので、マウン
トブラケットへの入力を上記リインホースメントにも分
散させることができ、車体の支持強度をさらに向上でき
る効果がある。
の下縁部をマウントブラケットに溶接したので、マウン
トブラケットへの入力を上記リインホースメントにも分
散させることができ、車体の支持強度をさらに向上でき
る効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図4は、本発明の
一実施形態による自動車の車体前部構造を説明するため
の図であり、図1,図2は車体前部を構成するラジエー
タサポートの分解斜視図,断面図、図3はラジエータサ
ポートの斜視図、図4は本実施形態構造が適用された自
動車の正面図である。
図面に基づいて説明する。図1ないし図4は、本発明の
一実施形態による自動車の車体前部構造を説明するため
の図であり、図1,図2は車体前部を構成するラジエー
タサポートの分解斜視図,断面図、図3はラジエータサ
ポートの斜視図、図4は本実施形態構造が適用された自
動車の正面図である。
【0014】図において、1は車両前後方向に延びる梯
子型フレーム10により車体1aを懸架支持した自動車
であり、該自動車1の車体前部はエンジンルームの上方
を覆うフードパネル2の左, 右側方にフロントサイドカ
バー3,3を配設し、該サイドカバー3内に前輪4を配
設した概略構造のもである。
子型フレーム10により車体1aを懸架支持した自動車
であり、該自動車1の車体前部はエンジンルームの上方
を覆うフードパネル2の左, 右側方にフロントサイドカ
バー3,3を配設し、該サイドカバー3内に前輪4を配
設した概略構造のもである。
【0015】上記フードパネル2の前端下方には左, 右
のヘッドライト5,5が、またヘッドライト5,5の間
にはラジエータグリル6が配設されている。また上記ヘ
ッドライト5の下方には車幅方向に延びる樹脂製のフロ
ントバンパ7がこれの上縁がヘッドライト5の下縁に沿
うように配設されている。
のヘッドライト5,5が、またヘッドライト5,5の間
にはラジエータグリル6が配設されている。また上記ヘ
ッドライト5の下方には車幅方向に延びる樹脂製のフロ
ントバンパ7がこれの上縁がヘッドライト5の下縁に沿
うように配設されている。
【0016】上記フレーム10の前端部には車幅方向に
延びるラジエータサポート11が配設されており、該ラ
ジエータサポート11の左, 右端部には上記サイドカバ
ー3とで前輪4の上方を覆うフロントフェンダパネル1
2が接続されている。
延びるラジエータサポート11が配設されており、該ラ
ジエータサポート11の左, 右端部には上記サイドカバ
ー3とで前輪4の上方を覆うフロントフェンダパネル1
2が接続されている。
【0017】上記ラジエータサポート11は、ヘッドラ
イト開口13aが形成された左, 右のサイドサポート部
13,13の上端間に横断面コ字状のラジエータサポー
トアッパ14を架け渡して結合するとともに、下端間に
断面ハット状のクロスメンバ15を架け渡して結合した
構造のもである。上記ラジエータサポートアッパ14と
クロスメンバ15との間にはフードロック支持部材16
が架設されている。
イト開口13aが形成された左, 右のサイドサポート部
13,13の上端間に横断面コ字状のラジエータサポー
トアッパ14を架け渡して結合するとともに、下端間に
断面ハット状のクロスメンバ15を架け渡して結合した
構造のもである。上記ラジエータサポートアッパ14と
クロスメンバ15との間にはフードロック支持部材16
が架設されている。
【0018】上記左, 右のサイドサポート部13とラジ
エータサポートアッパ14,及びクロスメンバ15とで
形成されたラジエータ開口11a内にラジエータ(不図
示)が配設されており、該ラジエータ開口11aの前方
に上記ラジエータグリル6が配設されている。
エータサポートアッパ14,及びクロスメンバ15とで
形成されたラジエータ開口11a内にラジエータ(不図
示)が配設されており、該ラジエータ開口11aの前方
に上記ラジエータグリル6が配設されている。
【0019】上記左, 右のサイドサポート部13の前面
には、側面視で略L字状をなすマウントブラケット2
0,20が配設されている。このマウントブラケット2
0は、縦壁部20aの下端に前方に突出する底壁部20
bを屈曲形成し、該底壁部20bと縦壁部20aとを内
側壁部20c,及び外側壁部20dで一体に接続形成し
て構成されている。
には、側面視で略L字状をなすマウントブラケット2
0,20が配設されている。このマウントブラケット2
0は、縦壁部20aの下端に前方に突出する底壁部20
bを屈曲形成し、該底壁部20bと縦壁部20aとを内
側壁部20c,及び外側壁部20dで一体に接続形成し
て構成されている。
【0020】上記マウントブラケット20の底壁部20
bには弾性部材21を介在させて上記フレーム10の支
持ブラケット10aがボルト・ナット22により結合さ
れている。なお、同様の構造により車体1aの複数個所
がフレーム10により弾性支持されている。
bには弾性部材21を介在させて上記フレーム10の支
持ブラケット10aがボルト・ナット22により結合さ
れている。なお、同様の構造により車体1aの複数個所
がフレーム10により弾性支持されている。
【0021】そして上記マウントブラケット20の縦壁
部20aの車幅方向内側には拡開部20eが延長形成さ
れている。この拡開部20eは下部から上側ほど広くな
るように大略扇状に形成されており、該拡開部20e及
び縦壁部20aが上記サポートサイド13にスポット溶
接されている(図1の×印参照)。
部20aの車幅方向内側には拡開部20eが延長形成さ
れている。この拡開部20eは下部から上側ほど広くな
るように大略扇状に形成されており、該拡開部20e及
び縦壁部20aが上記サポートサイド13にスポット溶
接されている(図1の×印参照)。
【0022】上記マウントブラケット20の前方を囲む
ように横断面大略コ字状のリインホースメント25が配
設されている。このリインホースメント25は矩形板状
の本体部25aと、これの上縁及び内,外縁から車体後
方に折り曲げ形成された上フランジ部25b及び内,外
フランジ部25d,25eと、下縁から下方に延長形成
された下フランジ部25cとを備えている。
ように横断面大略コ字状のリインホースメント25が配
設されている。このリインホースメント25は矩形板状
の本体部25aと、これの上縁及び内,外縁から車体後
方に折り曲げ形成された上フランジ部25b及び内,外
フランジ部25d,25eと、下縁から下方に延長形成
された下フランジ部25cとを備えている。
【0023】上記リインホースメント25の上フランジ
25bはサイドサポート部13のマウントブラケット2
0の上方に、内フランジ部25dはサイドサポート部1
3のラジエータ開口11aの縁部に、また外フランジ部
25eはサポートサイド13のマウントブラケット20
の側方にそれぞれスポット溶接されている。さらに上記
下フランジ部25cはマウントブラケット20の底壁部
20bの上面にスポット溶接されている(図1の×印参
照)。
25bはサイドサポート部13のマウントブラケット2
0の上方に、内フランジ部25dはサイドサポート部1
3のラジエータ開口11aの縁部に、また外フランジ部
25eはサポートサイド13のマウントブラケット20
の側方にそれぞれスポット溶接されている。さらに上記
下フランジ部25cはマウントブラケット20の底壁部
20bの上面にスポット溶接されている(図1の×印参
照)。
【0024】上記リインホースメント25の本体部25
aにはヘッドライト支持孔26,及びフロントバンパ取
付け孔27が形成されており、この各孔26,27は正
面視でマウントブラケット20の縦壁部20aに重なっ
ている。また上記支持孔26,取付け孔27はリインホ
ーメント25をプレス成形する際に同時に形成されたも
ので、該本体部25aの裏面の支持孔26,取付け孔2
7に臨む部分にはナット28,28が固着されている。
そして上記支持孔26にはヘッドライト5の支持ボルト
が、また取付け孔27にはフロントパンパ7の取付けボ
ルトがそれぞれ螺挿される。
aにはヘッドライト支持孔26,及びフロントバンパ取
付け孔27が形成されており、この各孔26,27は正
面視でマウントブラケット20の縦壁部20aに重なっ
ている。また上記支持孔26,取付け孔27はリインホ
ーメント25をプレス成形する際に同時に形成されたも
ので、該本体部25aの裏面の支持孔26,取付け孔2
7に臨む部分にはナット28,28が固着されている。
そして上記支持孔26にはヘッドライト5の支持ボルト
が、また取付け孔27にはフロントパンパ7の取付けボ
ルトがそれぞれ螺挿される。
【0025】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態によれば、リインホースメント25をマ
ウントブラケット20の前方を囲むように配置し、該リ
インホースメント25にヘッドライト5を支持する支持
孔26,及びフロントバンパ7を取付ける取付け孔27
を形成したので、これにより生じた空きスペースを利用
して縦壁部20aに上側ほど広がる拡開部20eを延長
形成でき、それだけ溶接点数を増やすことができる。こ
れにより路面からの入力が多数の溶接点に分散されるこ
ととなり、車体の支持強度を向上できる。
る。本実施形態によれば、リインホースメント25をマ
ウントブラケット20の前方を囲むように配置し、該リ
インホースメント25にヘッドライト5を支持する支持
孔26,及びフロントバンパ7を取付ける取付け孔27
を形成したので、これにより生じた空きスペースを利用
して縦壁部20aに上側ほど広がる拡開部20eを延長
形成でき、それだけ溶接点数を増やすことができる。こ
れにより路面からの入力が多数の溶接点に分散されるこ
ととなり、車体の支持強度を向上できる。
【0026】また上記リインホースメント25にヘッド
ライト支持孔26,及びバンパ取付け孔27を一体形成
したので、ヘッドライト5とフロントバンパ7との合わ
せ精度を向上でき、割線部Aの見栄えを向上できるとと
もに、従来のように別々に取付ける場合に比べて部品点
数を低減できる。
ライト支持孔26,及びバンパ取付け孔27を一体形成
したので、ヘッドライト5とフロントバンパ7との合わ
せ精度を向上でき、割線部Aの見栄えを向上できるとと
もに、従来のように別々に取付ける場合に比べて部品点
数を低減できる。
【0027】本実施形態では、リインホースメント25
の上,内,外フランジ部25b,25d,25eをそれ
ぞれサポートサイド11のマウントブラケット20の周
辺に溶接し、下フランジ部25cをマウントブラケット
20の底壁部20bに溶接したので、マウントブラケッ
ト20への入力を上記リインホースメント25にも分散
させることができ、車体支持強度をさらに向上できる。
の上,内,外フランジ部25b,25d,25eをそれ
ぞれサポートサイド11のマウントブラケット20の周
辺に溶接し、下フランジ部25cをマウントブラケット
20の底壁部20bに溶接したので、マウントブラケッ
ト20への入力を上記リインホースメント25にも分散
させることができ、車体支持強度をさらに向上できる。
【図1】本発明の一実施形態による自動車の車体前部を
構成するラジエータサポートの分解斜視図である。
構成するラジエータサポートの分解斜視図である。
【図2】上記ラジエータサポートの断面図である(図3
のII-II 線断面図) 。
のII-II 線断面図) 。
【図3】上記ラジエータサポートの斜視図である。
【図4】上記実施形態の車体前部構造が適用された自動
車の正面図である。
車の正面図である。
【図5】従来のマウントブラケットを示す図である。
1 自動車 1a 車体 10 フレーム 11 ラジエータサポート 13 サイドサポート部 20 マウントブラケット 20a 縦壁部(溶接部) 20e 拡開部 21 弾性部材 25 リインホースメント 25c 下フランジ部(下縁部) 26 ヘッドライト支持孔 27 バンパ取付け孔
Claims (2)
- 【請求項1】 車体前端部に配設され車幅方向に延びる
ラジエータサポートの左, 右のサイドサポート部にマウ
ントブラケットを溶接し、該各マウントブラケットを弾
性部材を介してフレームで懸架支持した自動車の車体前
部構造において、上記マウントブラケットの溶接部を上
側ほど広くなるように拡開形成し、横断面大略コ字状を
なすように形成されたリインホースメントを上記マウン
トブラケットの前方を略囲むように配設するとともに上
記ラジエータサポートに溶接し、上記リインホースメン
トにヘッドライト支持部及びバンパ取付け部を一体形成
したことを特徴とする自動車の車体前部構造。 - 【請求項2】 請求項1において、上記リインホースメ
ントの下縁部がマウントブラケットに溶接されているこ
とを特徴とする自動車の車体前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051898A JPH11240465A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動車の車体前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051898A JPH11240465A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動車の車体前部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11240465A true JPH11240465A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12582746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4051898A Withdrawn JPH11240465A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 自動車の車体前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11240465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462681B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2004-12-20 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 프론트 엔드 모듈의 강성 보강구조 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP4051898A patent/JPH11240465A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462681B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2004-12-20 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 프론트 엔드 모듈의 강성 보강구조 |
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