JPH11239508A - 貨幣収納ケース - Google Patents
貨幣収納ケースInfo
- Publication number
- JPH11239508A JPH11239508A JP10058785A JP5878598A JPH11239508A JP H11239508 A JPH11239508 A JP H11239508A JP 10058785 A JP10058785 A JP 10058785A JP 5878598 A JP5878598 A JP 5878598A JP H11239508 A JPH11239508 A JP H11239508A
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- JP
- Japan
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- case
- plate
- case lid
- coin
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タクシー・ハイヤーの運転手が車内におい
て、乗客へのつり銭渡しが迅速かつ的確にできる小形携
帯用の貨幣収納ケースを提供する。 【解決手段】 一面開口の箱体にして中空部の上半部分
に、コイン17をサイズ別に縦一列整列収納するコイン
整理収納棚5を並設横設して、その収納棚5の下方をコ
イン収納凹所6にするケース本体2と、ケース本体2に
連結されて起立倒伏し、ケース本体2の開口部4を開閉
するトレイ形状のケース蓋3からなり、ケース本体2の
底板9に「ケース蓋3と同一方向に起立倒伏し、かつ、
起立姿勢において収納棚5の前部開口部を閉じる区画遮
蔽板7」を備え、ケース蓋3の内面壁と区画遮蔽板7間
の空間を紙幣収納部10・11に区画した構造が特徴で
ある。
て、乗客へのつり銭渡しが迅速かつ的確にできる小形携
帯用の貨幣収納ケースを提供する。 【解決手段】 一面開口の箱体にして中空部の上半部分
に、コイン17をサイズ別に縦一列整列収納するコイン
整理収納棚5を並設横設して、その収納棚5の下方をコ
イン収納凹所6にするケース本体2と、ケース本体2に
連結されて起立倒伏し、ケース本体2の開口部4を開閉
するトレイ形状のケース蓋3からなり、ケース本体2の
底板9に「ケース蓋3と同一方向に起立倒伏し、かつ、
起立姿勢において収納棚5の前部開口部を閉じる区画遮
蔽板7」を備え、ケース蓋3の内面壁と区画遮蔽板7間
の空間を紙幣収納部10・11に区画した構造が特徴で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー・ハイヤ
ーの運転手が車内で使用したり、その他各種の場合の貨
幣収納・貨幣整理収納に使用する小形携帯タイプの貨幣
収納ケースに関するものである。
ーの運転手が車内で使用したり、その他各種の場合の貨
幣収納・貨幣整理収納に使用する小形携帯タイプの貨幣
収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗車客が降りるつど料金を受け取って必
要なつり銭を支払うタクシー・ハイヤーの運転手は、料
金受け取り・つり銭支払いが頻繁にあると共に、狭いキ
ャビン内では大形の貨幣収納装置が設置できないので、
大形財布形態のもの、または、ハンドバック形態等の入
れ物に受領料金を入れ、その中からつり銭を探して取り
出して支払う方法が採られている。一方、小形携帯タイ
プの貨幣収納ケースとして実開昭63ー163622号
の公知例があり、コイン入れ凹部を有するケース体に、
紙幣ポケットを備えた開閉蓋を設けた構造のものがあ
る。
要なつり銭を支払うタクシー・ハイヤーの運転手は、料
金受け取り・つり銭支払いが頻繁にあると共に、狭いキ
ャビン内では大形の貨幣収納装置が設置できないので、
大形財布形態のもの、または、ハンドバック形態等の入
れ物に受領料金を入れ、その中からつり銭を探して取り
出して支払う方法が採られている。一方、小形携帯タイ
プの貨幣収納ケースとして実開昭63ー163622号
の公知例があり、コイン入れ凹部を有するケース体に、
紙幣ポケットを備えた開閉蓋を設けた構造のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の大形財布
形態・ハンドバック形態の入れ物、または、前記公知例
の貨幣収納ケースのいずれもは、多種類の紙幣・コイン
を乱雑に入れて収納するに過ぎない構造の為、タクシー
・ハイヤーの運転手がつり銭を正確に取り出すのに時間
がかかって煩わしく、いらいらし勝ちになる不具合があ
る。本発明は、以上の従来技術の難点を解消する小形携
帯タイプの貨幣収納ケースを提供するものである。
形態・ハンドバック形態の入れ物、または、前記公知例
の貨幣収納ケースのいずれもは、多種類の紙幣・コイン
を乱雑に入れて収納するに過ぎない構造の為、タクシー
・ハイヤーの運転手がつり銭を正確に取り出すのに時間
がかかって煩わしく、いらいらし勝ちになる不具合があ
る。本発明は、以上の従来技術の難点を解消する小形携
帯タイプの貨幣収納ケースを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の貨幣収納ケースは「区画板を介してコインを
サイズ別に縦一列積み上げ収納するコイン収納整理棚を
凹所上半部分に並設し、かつ、該コイン収納整理棚の下
方をコイン収納凹所となす一面開口部箱体のケース本体
と、該ケース本体に連結されて前記開口部を開閉するト
レイ形状のケース蓋からなり、前記ケース本体の前記コ
イン収納凹所の底板には、該底板に連結されて起立倒伏
自在にして、かつ、起立姿勢において前記コイン収納整
理棚の前方開口部を遮蔽する区画遮蔽板を備え、さら
に、前記ケース蓋は前記区画遮蔽板と同一方向に起立倒
伏自在にして、該ケース蓋内面と該区画遮蔽板間を紙幣
収納部にした構造」が特徴である。
る本発明の貨幣収納ケースは「区画板を介してコインを
サイズ別に縦一列積み上げ収納するコイン収納整理棚を
凹所上半部分に並設し、かつ、該コイン収納整理棚の下
方をコイン収納凹所となす一面開口部箱体のケース本体
と、該ケース本体に連結されて前記開口部を開閉するト
レイ形状のケース蓋からなり、前記ケース本体の前記コ
イン収納凹所の底板には、該底板に連結されて起立倒伏
自在にして、かつ、起立姿勢において前記コイン収納整
理棚の前方開口部を遮蔽する区画遮蔽板を備え、さら
に、前記ケース蓋は前記区画遮蔽板と同一方向に起立倒
伏自在にして、該ケース蓋内面と該区画遮蔽板間を紙幣
収納部にした構造」が特徴である。
【0005】即ち、本発明の貨幣収納ケースは、コイン
をサイズ別(金額別)に縦一列整列収納するケース本体
を縦姿勢(コイン整列収納棚を縦姿勢)にしてケース蓋
を開閉するのが基本の使用形態にして、多様なコイン・
紙幣を整理収納して迅速かつ正確に取り出せる構造を要
旨としている。そして、その収納性・取り出し性の一段
の向上を図る為に下記の態様を採択する。
をサイズ別(金額別)に縦一列整列収納するケース本体
を縦姿勢(コイン整列収納棚を縦姿勢)にしてケース蓋
を開閉するのが基本の使用形態にして、多様なコイン・
紙幣を整理収納して迅速かつ正確に取り出せる構造を要
旨としている。そして、その収納性・取り出し性の一段
の向上を図る為に下記の態様を採択する。
【0006】即ち、前記構成の本発明の貨幣収納ケース
において、「ケース蓋の内面に連結して該ケース蓋と同
一方向に起立倒伏自在にして、ケース蓋内面と区画遮蔽
板がなす紙幣収納部を「第一紙幣収納部と第二紙幣収納
部」に区画し、かつ、紙幣ポケットを有する紙幣区画板
を備えたり」または「区画遮蔽板または区画遮蔽板と紙
幣区画板に付勢ばねを設け、ケース蓋を開いた状態の該
区画遮蔽板・紙幣区画板を傾斜姿勢に保持して、紙幣収
納部を口開き形態にする」態様を採択する。
において、「ケース蓋の内面に連結して該ケース蓋と同
一方向に起立倒伏自在にして、ケース蓋内面と区画遮蔽
板がなす紙幣収納部を「第一紙幣収納部と第二紙幣収納
部」に区画し、かつ、紙幣ポケットを有する紙幣区画板
を備えたり」または「区画遮蔽板または区画遮蔽板と紙
幣区画板に付勢ばねを設け、ケース蓋を開いた状態の該
区画遮蔽板・紙幣区画板を傾斜姿勢に保持して、紙幣収
納部を口開き形態にする」態様を採択する。
【0007】
【作用】以上の本発明の貨幣収納ケースは、多様なコイ
ンがサイズ別(金額別)に区別して整列収納されると共
に、紙幣収納部・コイン整列収納棚・コイン収納凹所が
区画形成された構造を有し、ケース本体を縦姿勢にして
ケース蓋を開いて概ね90°倒伏させると、前記の3個
の収納部はオープン形態となる。従って、受け取ったコ
インはコイン収納凹所に取り敢えず投入し、必要な紙幣
を紙幣収納部から取り出すと共に、必要なつり銭コイン
はコイン整理収納棚に積み上げたものを上から順次指先
で「チョンチョン」と取り出し可能となり、つり銭の取
り出し渡しが極めて迅速的確にできる。
ンがサイズ別(金額別)に区別して整列収納されると共
に、紙幣収納部・コイン整列収納棚・コイン収納凹所が
区画形成された構造を有し、ケース本体を縦姿勢にして
ケース蓋を開いて概ね90°倒伏させると、前記の3個
の収納部はオープン形態となる。従って、受け取ったコ
インはコイン収納凹所に取り敢えず投入し、必要な紙幣
を紙幣収納部から取り出すと共に、必要なつり銭コイン
はコイン整理収納棚に積み上げたものを上から順次指先
で「チョンチョン」と取り出し可能となり、つり銭の取
り出し渡しが極めて迅速的確にできる。
【0008】そして、貨幣の出し入れ後にケース蓋を閉
鎖ロックすると、内部の区画遮蔽板がコイン収納整理棚
の前部を遮蔽すると共に、コイン収納凹所の区画板とし
て作用するので、その閉鎖ロック状態の貨幣収納ケース
を転倒したり上下反転してもコイン・紙幣が混乱した
り、コインの整列姿勢の乱れがなく小形コンパクトにし
て携帯自在の使い易い金庫として機能する。
鎖ロックすると、内部の区画遮蔽板がコイン収納整理棚
の前部を遮蔽すると共に、コイン収納凹所の区画板とし
て作用するので、その閉鎖ロック状態の貨幣収納ケース
を転倒したり上下反転してもコイン・紙幣が混乱した
り、コインの整列姿勢の乱れがなく小形コンパクトにし
て携帯自在の使い易い金庫として機能する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。まず、本発明の第一実施例を示す図1・図2を参照
して(図1はその構造と使用状態説明図、図2は図1の
ものの閉じた状態の6面図)、本発明の貨幣収納ケース
1は、横断面長方形の中空箱体にして長辺側の一面を開
口部4にしたケース本体2と、ケース本体2の開口部4
の下縁にヒンジ連結されてトレイ形状をなしケース本体
2の開口部4を開放・閉鎖できるケース蓋3との組合せ
からなり、そのケース本体2の中空部の上半部分には
「コイン17をサイズ別に縦一列に積み上げて整理収納
するコイン整理収納棚5(以下、単にコイン整理棚5と
いう)」が横一列に並設されて前部を開口すると共に、
このコイン整理棚5群の下側は、各種コイン18をその
まま投入して一時プールするコイン収納凹所6になって
いる。
る。まず、本発明の第一実施例を示す図1・図2を参照
して(図1はその構造と使用状態説明図、図2は図1の
ものの閉じた状態の6面図)、本発明の貨幣収納ケース
1は、横断面長方形の中空箱体にして長辺側の一面を開
口部4にしたケース本体2と、ケース本体2の開口部4
の下縁にヒンジ連結されてトレイ形状をなしケース本体
2の開口部4を開放・閉鎖できるケース蓋3との組合せ
からなり、そのケース本体2の中空部の上半部分には
「コイン17をサイズ別に縦一列に積み上げて整理収納
するコイン整理収納棚5(以下、単にコイン整理棚5と
いう)」が横一列に並設されて前部を開口すると共に、
このコイン整理棚5群の下側は、各種コイン18をその
まま投入して一時プールするコイン収納凹所6になって
いる。
【0010】詳しくは、コイン整理棚5は隔板13によ
って区画されて「500円・100円・50円・10円
・5円・1円」のコイン17をサイズ別に縦一列積み上
げできるサイズに区画されて横一列並設されている。そ
して、そのコイン整理棚5のそれぞれの底板14はケー
ス本体2を立てた状態で後方へ下降傾斜する傾斜底板1
4となって、コイン17の積み上げ姿勢の安定を図ると
共に、コイン整理棚5のそれぞれの上板は「積み上げた
コイン17を指先で一枚づつ取り出し易くした指入れ切
欠15」が設けてある。
って区画されて「500円・100円・50円・10円
・5円・1円」のコイン17をサイズ別に縦一列積み上
げできるサイズに区画されて横一列並設されている。そ
して、そのコイン整理棚5のそれぞれの底板14はケー
ス本体2を立てた状態で後方へ下降傾斜する傾斜底板1
4となって、コイン17の積み上げ姿勢の安定を図ると
共に、コイン整理棚5のそれぞれの上板は「積み上げた
コイン17を指先で一枚づつ取り出し易くした指入れ切
欠15」が設けてある。
【0011】さらに、ケース本体2の中空部には、ケー
ス本体2の前後方向の概ね中間に位置して左右方向に伸
び、かつ、支承ピン20によって両端をヒンジ連結して
ケース蓋3と同一方向に起立倒伏自在となる区画遮蔽板
7が設けられ、この区画遮蔽板7はケース蓋3を閉じて
立設姿勢になったとき、コイン収納凹所6の前方区画板
になると共に、コイン整理棚5の前部開口部分を閉じて
コイン整理棚5内のコイン17とコイン収納凹所6内の
各種コイン18のはみ出しを防止し、かつ、後述する第
二紙幣収納部11の後方隔板として機能する構造になっ
ている。
ス本体2の前後方向の概ね中間に位置して左右方向に伸
び、かつ、支承ピン20によって両端をヒンジ連結して
ケース蓋3と同一方向に起立倒伏自在となる区画遮蔽板
7が設けられ、この区画遮蔽板7はケース蓋3を閉じて
立設姿勢になったとき、コイン収納凹所6の前方区画板
になると共に、コイン整理棚5の前部開口部分を閉じて
コイン整理棚5内のコイン17とコイン収納凹所6内の
各種コイン18のはみ出しを防止し、かつ、後述する第
二紙幣収納部11の後方隔板として機能する構造になっ
ている。
【0012】一方、ケース蓋3は一辺をケース本体2の
底板9の前縁にヒンジ連結して開閉自在となり、かつ、
そのヒンジ連結縁部以外の縁部に堤板16を立設して枠
囲いしたトレイ形状を有し、起立姿勢にするとケース本
体2の開口部4に覆着し、概ね90°回転した倒伏姿勢
にするとケース本体2の底板9と同一平面をなして開く
ようになっている。
底板9の前縁にヒンジ連結して開閉自在となり、かつ、
そのヒンジ連結縁部以外の縁部に堤板16を立設して枠
囲いしたトレイ形状を有し、起立姿勢にするとケース本
体2の開口部4に覆着し、概ね90°回転した倒伏姿勢
にするとケース本体2の底板9と同一平面をなして開く
ようになっている。
【0013】そして、このケース蓋3の内側には、堤板
16間に下端をヒンジ連結して横設されてケース蓋3と
同一方向に起立倒伏できる紙幣収納区画板8(以下、単
に紙幣区画板8という)を備え、ケース蓋3の内面壁と
紙幣区画板8間の空間が第一紙幣収納部10となり、紙
幣区画板8と区画遮蔽板7間の空間が第二紙幣収納部1
1となる構造を有している。
16間に下端をヒンジ連結して横設されてケース蓋3と
同一方向に起立倒伏できる紙幣収納区画板8(以下、単
に紙幣区画板8という)を備え、ケース蓋3の内面壁と
紙幣区画板8間の空間が第一紙幣収納部10となり、紙
幣区画板8と区画遮蔽板7間の空間が第二紙幣収納部1
1となる構造を有している。
【0014】さらに、この実施例の貨幣収納ケース1
は、紙幣区画板8に紙幣ポケット12が設けられて、こ
の紙幣ポケット12のポケット内が第三紙幣収納部とな
り、第一紙幣収納部10に一万円札・紙幣ポケット12
に五千円札・第二紙幣収納部11に千円札をそれぞれ分
別収納するようになっている。そして、区画遮蔽板7・
紙幣区画板8には、支承ピン20に付勢ばね21が付設
され、ケース蓋3を開放姿勢にしたとき、図示のように
区画遮蔽板7・紙幣区画板8が所要角の傾斜姿勢を保持
し、第一・第二紙幣収納部10・11を口開き形態にし
て紙幣19が取り出し易くなっている。
は、紙幣区画板8に紙幣ポケット12が設けられて、こ
の紙幣ポケット12のポケット内が第三紙幣収納部とな
り、第一紙幣収納部10に一万円札・紙幣ポケット12
に五千円札・第二紙幣収納部11に千円札をそれぞれ分
別収納するようになっている。そして、区画遮蔽板7・
紙幣区画板8には、支承ピン20に付勢ばね21が付設
され、ケース蓋3を開放姿勢にしたとき、図示のように
区画遮蔽板7・紙幣区画板8が所要角の傾斜姿勢を保持
し、第一・第二紙幣収納部10・11を口開き形態にし
て紙幣19が取り出し易くなっている。
【0015】そして、以上の貨幣収納ケース1は、通常
図示のようにコイン整理棚5が縦姿勢になる形態にして
テーブル・自動車キャビン内等に載置し、ケース蓋3を
倒伏姿勢にしてケース本体2を開放したり、ケース蓋3
をケース本体2に覆着ロックして使用される。なお、図
中の23はケース蓋3をケース本体2に閉鎖ロックする
ロック爪、21はロック爪23を係止ロックするロック
部、22は閉鎖ロック状態のケース蓋3を開放するロッ
ク解除ボタンである。
図示のようにコイン整理棚5が縦姿勢になる形態にして
テーブル・自動車キャビン内等に載置し、ケース蓋3を
倒伏姿勢にしてケース本体2を開放したり、ケース蓋3
をケース本体2に覆着ロックして使用される。なお、図
中の23はケース蓋3をケース本体2に閉鎖ロックする
ロック爪、21はロック爪23を係止ロックするロック
部、22は閉鎖ロック状態のケース蓋3を開放するロッ
ク解除ボタンである。
【0016】以上の図1実施例の貨幣収納ケース1は、
主としてタクシー・ハイヤーの運転者が携帯して車内に
セットしておき、乗客から受け取った料金の紙幣を第一
・第二紙幣収納部10・11へ適宜そのまま収納すると
共に、コイン群をそのままコイン収納凹部6に投入して
一時プールすると共に、必要なつり銭のコインをコイン
整理棚5から指先で取り出して支払う。そして、客待ち
等の余裕時間にコイン収納凹所6のコイン群をコイン整
理棚5に整理収納すると共に、紙幣を紙幣収納部10・
11等に種類別に分別整理して収納し、次の乗客に「迅
速かつ正確」につり銭渡しができるように準備して使用
する。以上の図1実施例の貨幣収納ケース1は、前記の
作用があり、従来技術のものよりつり銭渡しが極めて迅
速にして正確にできる。
主としてタクシー・ハイヤーの運転者が携帯して車内に
セットしておき、乗客から受け取った料金の紙幣を第一
・第二紙幣収納部10・11へ適宜そのまま収納すると
共に、コイン群をそのままコイン収納凹部6に投入して
一時プールすると共に、必要なつり銭のコインをコイン
整理棚5から指先で取り出して支払う。そして、客待ち
等の余裕時間にコイン収納凹所6のコイン群をコイン整
理棚5に整理収納すると共に、紙幣を紙幣収納部10・
11等に種類別に分別整理して収納し、次の乗客に「迅
速かつ正確」につり銭渡しができるように準備して使用
する。以上の図1実施例の貨幣収納ケース1は、前記の
作用があり、従来技術のものよりつり銭渡しが極めて迅
速にして正確にできる。
【0017】続いて、図3を参照して本発明の他の実施
例の貨幣収納ケース1を説明する(図3はこの実施例の
貨幣収納ケース1の6面図)。即ち、図1実施例と同一
のケース本体2・ケース蓋3等からなるものにおいて、
この実施例のものは区画遮蔽板7と紙幣区画板8を開口
形態に保持する付勢ばね20が省略されている。従っ
て、ケース蓋3を開いたとき区画遮蔽板7と紙幣区画板
8は自重によって倒伏形態になるので紙幣19を取り出
すとき若干面倒であるものの、実用的には図1実施例と
類似した「つり銭の迅速的確渡し」ができる。
例の貨幣収納ケース1を説明する(図3はこの実施例の
貨幣収納ケース1の6面図)。即ち、図1実施例と同一
のケース本体2・ケース蓋3等からなるものにおいて、
この実施例のものは区画遮蔽板7と紙幣区画板8を開口
形態に保持する付勢ばね20が省略されている。従っ
て、ケース蓋3を開いたとき区画遮蔽板7と紙幣区画板
8は自重によって倒伏形態になるので紙幣19を取り出
すとき若干面倒であるものの、実用的には図1実施例と
類似した「つり銭の迅速的確渡し」ができる。
【0018】なお、本発明の貨幣収納ケースは前記実施
例に限定されず、紙幣ポケット12を省略したり、ケー
ス本体2・ケース蓋3の輪郭を他の形状にする等の変化
がある。
例に限定されず、紙幣ポケット12を省略したり、ケー
ス本体2・ケース蓋3の輪郭を他の形状にする等の変化
がある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の貨幣収納
ケースは、貨幣を頻繁に出入するときのつり銭渡しが極
めて迅速かつ正確にできると共に、小形コンパクトにし
て反転等の取扱いも自由であり、携帯用小形の便利な金
庫として広く一般の貨幣取扱い便宜を向上する効果があ
る。
ケースは、貨幣を頻繁に出入するときのつり銭渡しが極
めて迅速かつ正確にできると共に、小形コンパクトにし
て反転等の取扱いも自由であり、携帯用小形の便利な金
庫として広く一般の貨幣取扱い便宜を向上する効果があ
る。
【図1】本発明第一実施例の貨幣収納ケースを示し、
(A)は構造を示す斜視図、(B)はケース蓋を開いた
使用状態の斜視図、(C)はケース蓋を閉じた使用状態
の横断面図
(A)は構造を示す斜視図、(B)はケース蓋を開いた
使用状態の斜視図、(C)はケース蓋を閉じた使用状態
の横断面図
【図2】図1実施例の貨幣収納ケースのケース蓋を閉じ
た状態の6面図を示し、(A)は正面図(背面図は正面
図と同一にあらわれる)、(B)は右側面図(左側面図
は右側面図と対称にあらわれる)、(C)は平面図、
(D)は底面図
た状態の6面図を示し、(A)は正面図(背面図は正面
図と同一にあらわれる)、(B)は右側面図(左側面図
は右側面図と対称にあらわれる)、(C)は平面図、
(D)は底面図
【図3】本発明の他の実施例の貨幣収納ケースのケース
蓋を開いた状態の6面図を示し、(A)は正面図、
(B)は右側面図(左側面図は右側面図と対称にあらわ
れる)、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は底
面図
蓋を開いた状態の6面図を示し、(A)は正面図、
(B)は右側面図(左側面図は右側面図と対称にあらわ
れる)、(C)は平面図、(D)は背面図、(E)は底
面図
1 貨幣収納ケース 2 ケース本体 3 ケース蓋 4 開口部 5 コイン整理収納棚 6 コイン収納凹所 7 区画遮蔽板 8 紙幣収納部区画板 9 ケース本体の底板 10 第一紙幣収納部 11 第二紙幣収納部 12 紙幣ポケット 13 隔板 16 堤板 17 コイン 18 各種コイン 19 紙幣 20 付勢ばね
Claims (3)
- 【請求項1】 区画板を介してコインをサイズ別に縦一
列積み上げ収納するコイン収納整理棚を凹所上半部分に
並設し、かつ、該コイン収納整理棚の下方をコイン収納
凹所となす一面開口部箱体のケース本体と、該ケース本
体に連結されて前記開口部を開閉するトレイ形状のケー
ス蓋からなり、前記ケース本体の前記コイン収納凹所の
底板には、該底板に連結されて起立倒伏自在にして、か
つ、起立姿勢において前記コイン収納整理棚の前方開口
部を遮蔽する区画遮蔽板を備え、さらに、前記ケース蓋
は前記区画遮蔽板と同一方向に起立倒伏自在にして、該
ケース蓋内面と該区画遮蔽板間を紙幣収納部にした構造
を特徴とする貨幣収納ケース。 - 【請求項2】 ケース蓋の内面に連結して該ケース蓋と
同一方向に起立倒伏自在にして、ケース蓋内面と区画遮
蔽板がなす紙幣収納部を第一紙幣収納部と第二紙幣収納
部に区画し、かつ、紙幣ポケットを有する紙弊区画板を
備えた請求項1の貨幣収納ケース。 - 【請求項3】 区画遮蔽板または区画遮蔽板・紙幣区画
板に付勢ばねを設け、ケース蓋を開いた状態の該区画遮
蔽板・紙幣区画板を傾斜姿勢に保持して、紙幣収納部を
口開き形態にする請求項1または請求項2の貨幣収納ケ
ース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058785A JP2893448B1 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 貨幣収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058785A JP2893448B1 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 貨幣収納ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2893448B1 JP2893448B1 (ja) | 1999-05-24 |
JPH11239508A true JPH11239508A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13094240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10058785A Expired - Fee Related JP2893448B1 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 貨幣収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893448B1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102968848A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-03-13 | 北京航天测控技术有限公司 | 一种硬币处理机的钱箱 |
CN105931353A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-09-07 | 东华大学 | 一种硬币分拣机 |
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CN106803304A (zh) * | 2015-11-26 | 2017-06-06 | 聚龙股份有限公司 | 硬币分离机构 |
CN107680242A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-02-09 | 常州大学 | 圆柱式硬币分类装置及使用方法 |
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1998
- 1998-02-24 JP JP10058785A patent/JP2893448B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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