JPH11239199A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH11239199A
JPH11239199A JP7495398A JP7495398A JPH11239199A JP H11239199 A JPH11239199 A JP H11239199A JP 7495398 A JP7495398 A JP 7495398A JP 7495398 A JP7495398 A JP 7495398A JP H11239199 A JPH11239199 A JP H11239199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
unit
section
telephone
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7495398A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuhisa Okamoto
育久 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7495398A priority Critical patent/JPH11239199A/ja
Publication of JPH11239199A publication Critical patent/JPH11239199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機の正面からでも背面からでも円滑に使
用できる電話機を提供すること。 【解決手段】 図1の受話器のA部とB部のスピーカー
について、使用者の音声入力用(送話部)と通話聞き取
り用(受話部)に機能を入れ替え可能とし、A部を送話
部として機能させる時にはB部は受話部として機能し、
A部を受話部として機能させる時にはB部は送話部とし
て機能するようにしている。電話機本体12に取り付け
られた2つのセンサ16により受話器14の両端のどち
らが早く本体から離れるかを判定し、早く持ち上がった
端を受話部として機能させるように受話器14に通知す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機の受話器を
どちらの方向から保持しても支障なく通話ができる電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の電話機は受話器に受話部と送話部
を備えているが、受話器を逆に持つと送話部が耳側、受
話部が口側に来てしまい、通話が不可能となる。この不
具合を解消する技術として、特関平5−276228号
が提案されている。この発明では、通話開始時に使用者
の受話器からの音声を得、それを音声が入力された側の
スピーカーを送話部、もう一方のスピーカーを受話部と
して、受話器のどちらの端を耳側にあてても通話が可能
となることを実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術は送話
部と受話部を決定するために、通話開始直後一定時間両
方のスピーカーからの入力音声を比較するが、その間受
話器は送話機能しか持たなくなり、その間通話相手から
の音声を聞き取ることはできなくなってしまう。また、
送話部を決定するための一定時間内に使用者が発声しな
い場合は送話部と受話部の決定ができない。さらに、前
述の技術は使用者の受話器の持ち方を指定しないことに
とどまり、電話機本体の扱いは正面から行わなければな
らない。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、電話機の
正面からでも背面からでも円滑に使用できる電話機を提
供することである。また、本発明の第2の目的は、使用
者が電話機のどちらからでも操作部をわかりやすく確認
でき、また複数の向かい合った位置にいる使用者がその
間に共用として電話機を配置させ利用するときに、どち
らからでも自然な向きで操作することができる電話機を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、受話部と送話部が各々スピーカーで形成され、互い
の機能を入れ替えることが可能な受話器と、ユーザーが
この受話器を本体から取るとき、受話器両端のどちらが
先に本体から離れるかを検知する検知手段とを備え、こ
の検知手段の検知結果により、先に本体から離れた受話
器端部を受話部、もう一方の端部を送話部とする電話機
により前記第1の目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
電話機において、本体の操作ボタン表面のボタン機能表
示を液晶で表示し、前記検知手段の検知により、先に本
体から離れた受話器端部の反対側に向けて液晶によるボ
タン機能表示の文字を表示することにより前記第2の目
的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図8を参照して詳細に説明する。図1は、
本実施の形態に係る電話機本体および受話器の上部から
の外観で、図2は、受話器の側面からの外観、図3は、
受話器が置かれる本体の部分の断面を表している図であ
る。また、図4は、本実施の形態に係る電話機の機能ブ
ロック図である。
【0008】本実施の形態はスピーカーが電気信号を音
声に変換することも音声を電気信号に変換することも可
能であること及び、電話の使用者が受話器を取るとき
に、受話器の耳に当てる側を先に電話機本体から持ち上
げることを利用している。図1受話器のA部とB部のス
ピーカーについて、使用者の音声入力用(送話部)と通
話聞き取り用(受話部)に機能を入れ替え可能とし、A
部を送話部として機能させる時にはB部は受話部として
機能し、A部を受話部として機能させる時にはB部は送
話部として機能するようにしている。電話機本体12に
取り付けられた2つのセンサ16により受話器14の両
端のどちらが早く本体から離れるかを判定し、早く持ち
上がった端を受話部として機能させるように受話器14
に通知するようになっている。
【0009】以下、図面を参照して具体的に説明する。
図1の電話機14のa1およびb1には、図3の断面図
にあるセンサ16を取り付け、図1のa2およびb2に
は、図3の発光ダイオード18を取り付けてある。そし
て、受話器14が本体12上に載置された状態では発光
ダイオード18の光が受話器14により遮光され、対向
するセンサ16に光が届かないが、受話器14を本体1
2から持ち上げた状態では遮蔽物がなくなり、発光ダイ
オード18の光はセンサ16によって検知される。
【0010】次に、この実施の形態の送話部・受話部を
決定する手順を図5のフローチャートを参照して説明す
る。図4の機能ブロック図に示す制御部は、これらのセ
ンサ16の2通りの状態を監視し(ステップ10)、受
話器14が持ち上げられたとき、A側とB側のどちらが
早く本体12から離れたかを判断する(ステップ1
1)。A側が早く持ち上がったと判断した場合は(ステ
ップ11;Y)、制御部は受話器中に存在する受話/送
話組合せ切り替え部でA側スピーカーを通信データ送受
信部の受信データ側につなぎ、B側スピーカーを送信デ
ータ側につなぎ(ステップ13)、通話の終了を待つ
(ステップ14)。逆に受話器のB側が早く持ち上がっ
た場合は(ステップ11;N)、B側スピーカーを受信
データ側に、A側スピーカーを送信側につなぎ(ステッ
プ12)、通話の終了を待つ(ステップ14)。
【0011】次に、第2の実施の形態を説明する。図6
および図7は、D側またはC側に使用者がいるときの電
話機を示した図である。この実施の形態は、電話機の操
作部のボタンの表面を液晶を用いて表示の変更を可能と
し、操作部のボタン表面の表示及びその押下に対応する
機能について、D側から読むことが自然となる組み合わ
せとC側から読むことが自然となる組み合わせの2つの
組み合わせを用意してある。そして、第1の実施の形態
で説明した受話部と送話部の判断により、A部を受話部
とした場合にはD側から読むことが自然となるボタンの
表示と機能の配置を行い、B部を受話部とした場合には
C側から読むことが自然となるボタンの表示と機能の配
置を行う。
【0012】次に、第2の実施の形態の送話部・受話部
および操作部表示向きの決定の手順を図8のフローチャ
ートを参照して説明する。この第2の実施の形態では、
第1の実施の形態の構成に加えて図4の操作部を設けて
ある。図4に示すキー表示及び機能パターン記憶部は、
図6および図7のキー配置を記憶し、受話器14の持ち
上げ検知により(ステップ20)、A側が早く上がった
場合は(ステップ21;Y)、第1の実施の形態の動作
と併せて操作部を図6の配置にし(ステップ23)、そ
の後、通話の終了を待つ(ステップ24)。一方、B側
が早く上がった場合は(ステップ21;N)、第1の実
施の形態の動作と併せて操作部を図7の配置にし(ステ
ップ22)、その後、通話の終了を待つ(ステップ2
4)。図4キー機能切り替え部は現在のキー配置を記憶
し必要に応じて制御部に現在のキー配置を教える役割を
果たす。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、電話機の正面
からでも背面からでも支障なく使用でき、通話の空白時
間がなく、確実な受信を得、円滑な通話を確立すること
ができる。
【0014】請求項2記載の発明では、操作部を2通り
の方向から自然に扱うことを可能にしたことで、電話に
対する使用者の位置に自由度を与えることができる。ま
た、電話を対向する複数の使用者の中央に設置しての使
用についても操作性を向上させることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電話機本体および受話器の
上部からの外観を示した図である。
【図2】受話器の側面からの外観を示した図である。
【図3】受話器が置かれる本体の部分の断面を表してい
る図である。
【図4】本実施の形態に係る電話機の機能ブロック図で
ある。
【図5】第1の実施の形態の処理の手順を示したフロー
チャートである。
【図6】D側に使用者がいるときの電話機を示した図で
ある。
【図7】C側に使用者がいるときの電話機を示した図で
ある。
【図8】第2の実施の形態の処理の手順を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
12 電話機本体 14 受話器 16 センサ 18 発光ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話部と送話部が各々スピーカーで形成
    され、互いの機能を入れ替えることが可能な受話器と、
    ユーザーがこの受話器を本体から取るとき、受話器両端
    のどちらが先に本体から離れるかを検知する検知手段と
    を備え、 この検知手段の検知結果により、先に本体から離れた受
    話器端部を受話部、もう一方の端部を送話部とすること
    を特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 本体の操作ボタン表面のボタン機能表示
    を液晶で表示し、前記検知手段の検知により、先に本体
    から離れた受話器端部の反対側に向けて液晶によるボタ
    ン機能表示の文字を表示することを特徴とする請求項1
    記載の電話機。
JP7495398A 1997-12-19 1998-03-09 電話機 Pending JPH11239199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7495398A JPH11239199A (ja) 1997-12-19 1998-03-09 電話機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36527097 1997-12-19
JP9-365270 1997-12-19
JP7495398A JPH11239199A (ja) 1997-12-19 1998-03-09 電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11239199A true JPH11239199A (ja) 1999-08-31

Family

ID=26416112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7495398A Pending JPH11239199A (ja) 1997-12-19 1998-03-09 電話機

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JP (1) JPH11239199A (ja)

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