JPH11238989A - Emc対策筐体カバー構造 - Google Patents
Emc対策筐体カバー構造Info
- Publication number
- JPH11238989A JPH11238989A JP4173498A JP4173498A JPH11238989A JP H11238989 A JPH11238989 A JP H11238989A JP 4173498 A JP4173498 A JP 4173498A JP 4173498 A JP4173498 A JP 4173498A JP H11238989 A JPH11238989 A JP H11238989A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- main body
- hook
- state
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
カバー3における本体2との接合部には、弾力性のある
導電材料からなるシールドガスケット4a,4bが取り
付けられている。また、カバー3は鉤状受具5bと咬合
する鉤状部材5aを備える。鉤状部材5a、鉤状受具5
bは、カバー3を本体2に押しつけて取り付けるとき、
本体2とカバー3の間でシールドガスケット4a,4b
が圧縮された状態で咬合する。この状態でカバー3への
押圧力が解放されると、シールドガスケット4a,4b
の圧縮状態を保ったまま咬合状態を維持する。
Description
バー構造に関するものである。
るいは流入を阻止する目的でEMIシールドが用いられ
ている。筐体の中に格納されている装置の場合、筐体の
適切な構築によってEMI遮蔽を実現できる。ところ
で、EMI遮蔽筐体が本体とそれを覆うカバーとから構
成される場合、カバーの本体との接合部には導電性のシ
ールド部材が取り付けられている。このようなカバーを
本体に取り付ける場合、カバーと本体間の良好な電気的
接続を保つため、本体とカバーの間のシールド部材に一
定の圧力を加え続ける保持構造を、カバーを保持する機
構とは別に設けていた。
MI遮蔽筐体では、振動等が加わってもカバーが脱落し
ないようにカバーを保持する機構と、カバーと本体間の
良好な電気的接続を保つため、本体とカバーの間のシー
ルド部材に一定の圧力を加える保持構造という2つの異
なる保持機構が必要になるという問題点があった。本発
明は上記課題を解決するためになされたもので、カバー
の保持構造を簡略化することができるEMC対策筐体カ
バー構造を提供することを目的とする。
載のように、電子機器を支持する本体と本体を覆うカバ
ーとからなるEMC対策筐体カバー構造において、上記
本体は、カバーを本体に留めるための第1のカバーロッ
ク手段を備え、上記カバーは、本体との接合部に設けら
れた、弾力性のある導電材料からなるシールドガスケッ
トと、第1のカバーロック手段と咬合する第2のカバー
ロック手段とを備え、上記第1、第2のカバーロック手
段は、カバーを本体に押しつけて取り付けるとき、本体
とカバーとの間でシールドガスケットが圧縮された状態
で咬合し、この状態でカバーへの押圧力が解放される
と、シールドガスケットの圧縮状態を保ったまま咬合状
態を維持するものである。このように、第1、第2のカ
バーロック手段が、カバーを本体に押しつけて取り付け
るとき、本体とカバーとの間でシールドガスケットが圧
縮された状態で咬合し、カバーへの押圧力が解放される
と、シールドガスケットの圧縮状態を保ったまま咬合状
態を維持することにより、カバーの本体への固定と同時
に、カバーと本体との電気的接続がシールドガスケット
を介して得られる。また、請求項2に記載のように、上
記第1、第2のカバーロック手段のいずれか一方は、先
端部が曲がった形状で、かつ先端部に前方に向かって細
くなる勾配が設けられた鉤状部材であり、他方は、鉤状
部材と咬合するように先端部が曲がった形状の鉤状受具
である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となるEMC対策筐体カバー構造を示す筐体の斜
視図である。電子機器(不図示)等を内蔵する筐体1
は、図1(a)に示すように、電子機器を支持する鉄又
はステンレス等の金属からなる本体2と、本体2を覆う
鉄又はステンレス等の金属からなるカバー3とから構成
される。
aと、底面部材2aと一体で筐体1の1側面となる側面
部材2bとから構成される。そして、底面部材2a及び
側面部材2bにおけるカバー3との接合部では、カバー
3との接触抵抗を低くするために、塗装が塗られておら
ず、金属素地が露出している。
には、弾力性のある導電材料からなるシールドガスケッ
ト4a,4bが取り付けられ、カバー3と電気的に接続
されている。弾力性のある導電材料としては、シリコン
ゴム等の弾性材料の表面に、銅線に錫メッキ等を施した
金網あるいはモネル(Monel )材を被せたものがある。
また、塑性変形しにくく弾力性の良いベリリウム銅等で
できた金属フィンガー(Finger)を用いてもよい。
を本体2に留めるためのカバーロック機構が設けられて
いる。図2はカバーロック機構の拡大図である。カバー
ロック機構は、カバー3に設けられた鉤状部材5aと、
この鉤状部材5aと咬合するように本体2に設けられた
鉤状受具5bとから構成される。鉤状部材5aは、先端
部が曲がった形状で、且つその先端部に前方(鉤状受具
5bの方向)に向かって次第に細くなる勾配が設けられ
ている。
図2、図3を用いて説明する。カバー3を本体2に取り
付けるときは、図3に示すように、カバー3の底部を本
体2の底面部材2aに強く押しつけつつ、鉤状部材5a
と鉤状受具5bが咬み合う位置までカバー3を奥行き方
向(図3左方向)に押す。鉤状部材5aと鉤状受具5b
の位置関係は、底面部材2aとカバー3の間でシールド
ガスケット4aが強く圧縮された状態でカバー3が奥行
き方向に押されたとき、鉤状部材5aの勾配の途中に鉤
状受具5bの先端が当たるように設定されている。
端が当たった状態でカバー3が更に押されると、鉤状受
具5bの先端が鉤状部材5aの勾配部上を滑るようにし
て鉤状部材5aが進み、本体2の側面部材2bとカバー
3との間でシールドガスケット4bが強く圧縮された状
態で、鉤状部材5aと鉤状受具5bが咬み合う。
ると、シールドガスケット4a,4bの弾性力により、
カバー3は上方向及び前方方向(図3右方向)に押され
る。こうして、鉤状部材5aと鉤状受具5bとの咬み合
いが最終的な咬合位置に達し(図2(b))、カバー3
が本体2に固定される。
a,4bの適度な圧縮状態が保たれるようになってい
る。したがって、シールドガスケット4aと底面部材2
aとの間、シールドガスケット4bと側面部材2bとの
間に、それぞれ電気的接続を得るための適切な圧力がか
かっている状態で、本体2にカバー3が固定されること
になるので、本体2への固定と同時にカバー3と本体2
の電気的接続がシールドガスケット4a,4bを介して
得られ、カバー3の接地処理が行われる。
具5bを取り付け、カバー3に鉤状部材5aを取り付け
ているが、これらを逆にして、本体2に鉤状部材を取り
付け、カバー3に鉤状受具を取り付けてもよい。また、
カバーロック機構は、鉤状部材5a、鉤状受具5bに限
らないことは言うまでもない。
取り付ける作業をするだけで、シールドガスケットの適
切な圧縮状態が保たれるので、カバーの本体への固定と
同時に、シールドに必要なカバーと本体の電気的接続を
得ることができる。その結果、カバーの保持機構を1つ
にすることができ、保持機構を簡略化することができ
る。
バー構造を示す筐体の斜視図である。
ある。
シールドガスケット、5a…鉤状部材、5b…鉤状受
具。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器を支持する本体と本体を覆うカ
バーとからなるEMC対策筐体カバー構造において、 前記本体は、カバーを本体に留めるための第1のカバー
ロック手段を備え、 前記カバーは、本体との接合部に設けられた、弾力性の
ある導電材料からなるシールドガスケットと、 第1のカバーロック手段と咬合する第2のカバーロック
手段とを備え、 前記第1、第2のカバーロック手段は、カバーを本体に
押しつけて取り付けるとき、本体とカバーとの間でシー
ルドガスケットが圧縮された状態で咬合し、この状態で
カバーへの押圧力が解放されると、シールドガスケット
の圧縮状態を保ったまま咬合状態を維持することを特徴
とするEMC対策筐体カバー構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のEMC対策筐体カバー構
造において、 前記第1、第2のカバーロック手段のいずれか一方は、
先端部が曲がった形状で、かつ先端部に前方に向かって
細くなる勾配が設けられた鉤状部材であり、 他方は、鉤状部材と咬合するように先端部が曲がった形
状の鉤状受具であることを特徴とするEMC対策筐体カ
バー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173498A JPH11238989A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | Emc対策筐体カバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173498A JPH11238989A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | Emc対策筐体カバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238989A true JPH11238989A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12616663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4173498A Pending JPH11238989A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | Emc対策筐体カバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238989A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010003621T5 (de) | 2009-09-10 | 2012-08-23 | Kitagawa Seiki K.K. | Laminatpressvorrichtung, aushärtungsprozessvorrichtung, trägerplatte,laminiersystem und laminierverfahren |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP4173498A patent/JPH11238989A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010003621T5 (de) | 2009-09-10 | 2012-08-23 | Kitagawa Seiki K.K. | Laminatpressvorrichtung, aushärtungsprozessvorrichtung, trägerplatte,laminiersystem und laminierverfahren |
DE112010005538T5 (de) | 2009-09-10 | 2013-03-14 | Kitagawa Seiki K.K. | Laminatpressvorrichtung, Aushärtungsvorrichtung, Trägerplatte, Laminiersystem und Laminierverfahren |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
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A02 | Decision of refusal |
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