JPH11238946A - レーザ・モジュールおよびその波長および光パワーを同時に安定化させる方法 - Google Patents

レーザ・モジュールおよびその波長および光パワーを同時に安定化させる方法

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JPH11238946A
JPH11238946A JP10357216A JP35721698A JPH11238946A JP H11238946 A JPH11238946 A JP H11238946A JP 10357216 A JP10357216 A JP 10357216A JP 35721698 A JP35721698 A JP 35721698A JP H11238946 A JPH11238946 A JP H11238946A
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JP
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laser
wavelength
temperature
error signal
wavelength error
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Application number
JP10357216A
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English (en)
Inventor
Douglas S Burbidge
ダグラス・エス・バービッジ
Daniel Gariepy
ダニエル・ガリーピー
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • H01S5/0687Stabilising the frequency of the laser
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • H01S5/06837Stabilising otherwise than by an applied electric field or current, e.g. by controlling the temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】レーサ゛の波長およびハ゜ワーを同時に制御できるよう
にする。 【解決手段】レーサ゛のト゛ライフ゛電流を調節してレーサ゛出力を目
標光ハ゜ワーレヘ゛ルにロックさせる外部自動ハ゜ワー制御(APC)モシ゛ュール
と、レーサ゛の動作温度を調節して動作温度を目標温度レヘ゛ル
に到達させる外部自動温度制御(ATC)モシ゛ュールに接続され
ており、半導体レーサ゛と、レーサ゛の温度を調節する熱冷却機
(TEC)と、TECをATCモシ゛ュールの出力に接続する手段と、レーサ
゛をAPCモシ゛ュールのト゛ライフ゛電流出力に接続する手段と、レーサ゛
出力の光ハ゜ワーレヘ゛ルを示す光ハ゜ワーレヘ゛ル信号を生成する手段
と、光ハ゜ワーレヘ゛ル信号をAPCモシ゛ュールに伝える手段と、レーサ゛
出力の波長エラーを示す波長エラー信号を生成する手段と、波
長エラー信号から見かけ温度レヘ゛ル信号を導き出す手段と、
見かけ温度レヘ゛ル信号をATCモシ゛ュールに伝える手段とを備
え、見かけ温度レヘ゛ル信号が所与の温度レヘ゛ルに達したこと
を示すまでレーサ゛温度を変化させることでレーサ゛出力波長を
調節するレーサ゛モシ゛ュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電気通信のスイ
ッチに使用される半導体レーザの波長および出力パワー
の安定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザのモジュールは、通信シス
テムにおいて信号送信機として使用されることができ
る。このように使用されるとき、これらのモジュール
は、しばしば波長および出力パワーを監視して訂正する
外部制御ループと一緒に動作する。このようなループ
は、レーザの動作温度およびレーザに与えられるドライ
ブ電流を変化させることにより、どのように波長および
出力パワーを制御するかを規定する周知の関係に依存す
る。こうして、波長およびパワーは、レーザ・モジュー
ルの外部にあるモジュールを使用して、多くのレーザに
おいて安定化される。これらの外部モジュールは、以下
に挙げる種類の制御ループを実現する。
【0003】(1)自動温度制御(ATC)ループ:こ
れは、レーザ・モジュールから温度レベル信号を受け取
り、それを使用して、レーザの動作温度を所望のレベル
に適合させる。 (2)自動パワー制御(APC)ループ:これは、レー
ザ・モジュールから出力パワーレベル信号を受け取り、
それを使用して、出力パワーが所望のレベルになるよう
レーザの入力ドライブ電流を調節する。
【0004】波長エラーは、多くのレーザ・カードにお
いて直接には測定も調整もされない。このような測定
は、APCおよびATCモジュールの適切な機能がパワ
ーおよび温度への制御を提供することにより、上記述べ
た関係に従って波長へも十分な制御をも提供するという
仮定に基づいて省略される。
【0005】この仮定は、波長を、モードの跳び(mode-
hops)が生じるのを防ぐのに必要な程度にさえ制御すれ
ばよいときは、正当化される。しかし、最近では、波長
をより厳密に制御するのが望ましくなってきている。よ
り具体的には、既存のレーザ・モジュールを、光ファイ
バー伝送システムにおける高密度波長分割多重方式(de
nse wavelength division multiplexing:DWDM)の
レーザ・モジュールに向上させることが望まれてきてい
る。これらのモジュールのこの動作は、チャネル間の波
長間隔を減らすことを必要とし、また波長エラーを直接
に測定も訂正もしないシステムで利用するよりも、より
程度の高い波長安定化を必要とする。波長エラーを測定
および訂正するための制御ループが、DWDMのサポー
トを実現するのに必要である。また、パワーを測定して
制御するための制御ループを同時に維持するのが望まし
い。
【0006】パワーおよび波長の両方を同時に制御する
既知のデバイスがある。それらのデバイスは、レーザへ
のドライブ電流を調節することにより、出力パワーとは
別に、波長エラーにおける何らかの変動を直接訂正する
よう改良されたAPCモジュールに依存する。また、A
TCモジュールを使用して、DWDM以前のカードで行
われるように、温度を制御する。さらに、ATCモジュ
ールの温度目標を調節することにより、出力パワーを最
小にする。たとえば、米国特許番号第4、821、273号(198
9年4月11日発行)および第5、042、042号(1989年8月20日
発行)に参照することができる。
【0007】このアプローチの欠点は、入力として波長
エラー信号を使用するよう設計された専用の温度制御回
路が必要なことであり、したがって波長制御の実現を既
存のシステムに挿入することができない。
【0008】このアプローチの他の問題点は、常に接続
され、その入力はパワーレベル信号を受け取り、その出
力はレーザ電流を出力するようになっているAPCモジ
ュールの通常の動作を排除することである。
【0009】このアプローチの最後の問題点は、レーザ
の前部へき開面(front facet)からの光を用い、光スプ
リッターの使用を介して、波長監視装置の提供を含んで
いることである。これは、その装置が、ファイバに到達
する信号のパワーレベルを下げるので、問題である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、米国特許
番号第4、821、273号および5、042、042号のような波長およ
びパワーを同時に制御する既存の制御ループを、すでに
ある既存のAPCおよび/またはATCモジュールの実
行に影響を及ぼすことなく既存のレーザ・カード上に実
現することができない。ATCおよびAPCモジュール
のみを備える多くのDWDM以前のカードがあるので、
既存のレーザ・カードのレイアウトに対しても、またす
でにある既存のATCおよびAPCモジュールの現在の
実行に対しても変更を必要としないよう、新しいDWD
Mのレーザ・モジュールを実装するのが望ましい。すな
わち、新しい波長制御機能が、レーザ・モジュールの中
に内蔵されており、すでにある既存のAPCおよびAT
Cモジュールの実行を妨害しないようにするのが望まし
い。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、DWD
M以前の外部制御モジュールと互換性のあるモジュール
において出力および波長のロッキング(locking)を同時
に提供することである。
【0012】本発明のさらなる目的は、カード上にすで
に実装されている外部制御モジュールのいずれかへのア
クセス、または外部制御モジュールのいずれかの知識を
必要とすることなく、上記の目的を達成することであ
る。
【0013】他の目的は、外部の自動パワー制御(AP
C)モジュールおよび外部の自動温度制御(ATC)モ
ジュールへの接続のためのレーザ・モジュールにより達
成される。ここで、APCモジュールは、レーザのドラ
イブ電流を調節するよう構成され、レーザの出力が目標
の光パワーレベルにロックされるようにする。ATCモ
ジュールは、レーザの動作温度を調節するよう構成さ
れ、目標の温度レベルに動作温度が達するようにする。
前記レーザ・モジュールは、レーザの温度を上方および
下方に調節を行う熱電冷却機(TEC)と、熱電冷却機
をATCモジュールの出力に接続する第1の端子手段
と、レーザをAPCモジュールのドライブ電流の出力に
接続する第2の端子手段と、レーザ出力のパワーレベル
を示す光パワーレベル信号を生成する手段と、レーザ出
力の波長エラーを示す波長エラー信号を生成する手段
と、光パワーレベル信号をAPCモジュールに伝える第
3の端子手段と、波長エラー信号から見かけ温度レベル
信号を導き出す手段と、見かけ温度レベル信号をATC
モジュールに伝える第4の端子手段とを備え、所与の温
度レベルに到達したことを、見かけ温度レベル信号が示
すまで、レーザの温度を変化させることにより、レーザ
出力の波長を調節するようにする。
【0014】前記見かけ温度レベル信号を導き出す手段
は、可変抵抗を備えることができる。可変抵抗は、サー
ミスタと、波長エラー信号により制御される第2の熱冷
却機とを備えることができ、第2の熱冷却機は、レーザ
およびサーミスタの間に温度差を作ることにより、サー
ミスタの抵抗値を制御するのに使用される。第2の熱冷
却機はサーミスタに接して置くこともでき、またはサー
ミスタの周辺に置くこともできる。さらに、第2の熱冷
却機を、サーミスタと共にモノシリックに集積化するこ
とができる。
【0015】本発明の実施形態によると、可変抵抗は、
その抵抗値が前記波長エラー信号により制御される制御
可能な抵抗と、制御可能な抵抗に並列に配置されたサー
ミスタとを備え、波長エラー信号により行われる制御可
能な抵抗に対する調節により、制御可能な抵抗および該
サーミスタを組み合わせた等価な抵抗値が判断されるよ
うにすることができる。さらに、制御可能な抵抗がMOSF
ETを備え、波長エラー信号がMOSFETのゲートに印加さ
れ、サーミスタがMOSFETのドレインおよびソースに並列
に接続されるよう構成することもできる。
【0016】さらに本発明の他の実施形態によると、可
変抵抗は、その抵抗値が波長エラー信号により制御され
る制御可能な抵抗と、制御可能な信号に直列に配置され
たサーミスタとを備え、波長エラー信号により行われる
制御可能な抵抗に対する調節により、制御可能な抵抗お
よび該サーミスタを組み合わせた等価な抵抗値が判断さ
れるようにすることができる。さらに、制御可能な抵抗
がMOSFETを備え、波長エラー信号がMOSFETのゲートに印
加され、サーミスタがMOSFETのドレインまたはソースに
直列に接続されるよう構成することもできる。
【0017】本発明の他の実施形態によると、可変抵抗
は、その抵抗値が波長エラー信号により制御される制御
可能な抵抗を備えるのが好ましい。制御可能な抵抗がMO
SFETを備え、波長エラー信号がMOSFETのゲートに印加さ
れるようにすることができる。
【0018】本発明の実施形態によると、レーザ出力の
波長エラーを示す波長エラー信号を生成する手段は、波
長弁別の要素に関連して配置された2つの光検出器を備
えて、2つの検出器のスペクトル応答を異なるように
し、2つの検出器により生成される差分信号を、波長エ
ラー信号を示すのに使用することができる。さらに、レ
ーザ出力のパワーレベルを示す光パワーレベル信号を生
成する手段が、波長エラー信号を生成する手段から分離
されている光検出器を備えることができる。または、レ
ーザ出力のパワーレベルを示す光パワーレベル信号を生
成する手段が、波長エラー信号を生成するのに使用され
る2つの光検出器のうちの1つを備えることができる。
この場合、2つの光検出器は、レーザの後部へき開面か
ら出る光を感知する。
【0019】他の側面によると、本発明は、半導体レー
ザの波長および光パワーの両方を同時に安定化させるシ
ステムを提供する。このシステムは、レーザの光パワー
を監視して、光パワーレベル信号を導き出す手段と、光
パワーレベル信号を最小にするため、レーザのドライブ
電流を調節する手段と、レーザの波長を監視して、波長
エラー信号を導き出す手段と、レーザの温度を感知する
温度センサと、レーザの温度を上方および下方に調節を
行う熱電冷却機と、熱電冷却機および温度センサに接続
され、温度センサから予め定められた出力を維持するよ
う構成される温度制御ユニットと、波長エラー信号に温
度センサの出力特性を調節させ、温度制御ユニットが、
実際のレーザ温度を調節して、温度センサから最初の予
め定められた出力を維持することにより、波長エラー信
号を減少させるようにする手段とを備える。
【0020】他の側面によると、本発明は、半導体レー
ザの波長およびパワーの出力を同時に安定化させる方法
を提供する。方法は、光パワーレベルを検出して光パワ
ーレベル信号を生成するステップと、光パワーレベル信
号を自動パワー制御(APC)モジュールに送り、該モ
ジュールがレーザに送り込まれるドライブ電流を調節し
て、光パワーレベル信号を予め定められたレベルに設定
するステップと、波長エラーを検出して波長エラー信号
を生成するステップと、波長エラー信号を使用して温度
センサの動作を調節し、温度センサから予め定められた
出力を維持するよう構成された自動温度制御(ATC)
モジュールが、実際のレーザの温度を調節して波長エラ
ー信号を最小にするようにするステップとを含む。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は3つのモジュール、レーザ
・モジュール1、自動パワー制御(APC)モジュール
2および自動温度制御(ATC)モジュール3を示し、
これらは高密度波長分割多重方式(DWDM)の実現に
先立つレーザ・カード上に見られる。レーザ・モジュー
ル1は、逆バイアスされたピンダイオード(PIN)
4、負の温度係数(NTC)のサーミスタ5、加熱モー
ドまたは冷却モードで動作させることができる熱電冷却
機(TEC)6およびレーザ7を備える。
【0022】図1は、DWDM以前のカード上のレーザ
・モジュール1、APCモジュール2およびATCモジ
ュール3の間でやりとりされる信号を示す。APCモジ
ュール2は、入力として後部へき開面(back-facet)モ
ニター(BFM)の電流、すなわち下記のパワーレベル
信号を受け取る。この信号は、レーザ7の光出力のパワ
ーに比例し、逆バイアスされたピンダイオード4により
供給される。ピンダイオード4は光検出器として働き、
レーザ7から発光された後部へき開面の光の一部を受け
取るよう配置される。APCモジュール2は、出力とし
てレーザのドライブ電流を生成し、ドライブ電流は、光
パワー(BFMのピンダイオード4の光電流で示され
る)が所与のレベルにロックするよう調節される。AP
Cモジュール2は、ピンダイオード4に接続されるべき
2つのピンアウト(pin-out)を必要とし、さらにレーザ
電流を調節するのに1つのピンアウトを必要とする。
【0023】ATCモジュール3は、入力として温度レ
ベル信号を受け取る。ATCモジュール3は、サーミス
タ5の両端の電圧を読みとることにより、温度レベルを
判断する。サーミスタ5は、温度に伴って変化する抵抗
を持ち、定電流源により供給される。ATCモジュール
3は、サーミスタ5の両端の電圧の変化に反応し、それ
を温度の変化として解読する。TEC6のドライブ電流
を変化させることにより、サーミスタ5の両端の電圧が
所望のレベルに達するまで、レーザ7を加熱または冷却
するようにする。ATCモジュール3は、サーミスタ5
の両端の電圧を測定することで温度を測定するのに、レ
ーザ・モジュール1から2つのピンアウトを必要とし、
さらに必要な温度変化を示す電流をTEC6に送るのに
2つのピンアウトを必要とする。DWDM以前のカード
に挿入することのできる任意のDWDM(すなわち、波
長ロッキング)のレーザ・モジュールは、図1のレーザ
・モジュール1により生成されて受け取られる信号と実
質的に同様の信号を生成して受け取ることができなけれ
ばならない。
【0024】図2は、本発明の好ましい実施形態に従っ
て、カード上の他のモジュールにいかなる変化も及ぼす
ことなく、波長およびパワーのロッキングがどのように
してDWDMのレーザ・モジュールの内部に実現される
かを示す。この実施形態は、以下を除いて、図1に見ら
れるのと同じモジュールを備える。
【0025】1.BFMのピンダイオード4は、レーザ
7の後部へき開面とは対称的に、レーザ7の前部へき開
面から出てくる光を受け取る場所に、再位置づけされ
る。 2.光スプリッター8が加えられており、レーザ7の前
部へき開面から出る光の一部を、再位置づけされたピン
ダイオード4に向けて送る。 3.見かけ温度レベル(ATL)信号発生器9および波
長弁別器10が加えられている。波長弁別器10は、レ
ーザ7の後部へき開面から出力光ビームを受け取り、そ
れらを処理して、波長エラー信号をひとまとめに含む2
つの信号を生成し、それをATL信号発生器9に送る。
ATL信号発生器9は、波長エラー信号を使用してサー
ミスタ5を操作し、サーミスタ5が、見かけ温度レベル
信号を生成して、それをATCモジュール3に出力する
ようにする。
【0026】波長レベル信号とは対照的に、波長エラー
信号が、波長弁別器10により生成される。これは、変
更されていないAPCモジュール2も、また変更されて
いないATCモュール3も、所望の波長の値を知ること
ができず、どちらも波長をロックするよう設計されてい
ないので、レベル信号だけを与えられても、どちらも所
望の波長にロックすることができないからである。
【0027】図2のレーザ・モジュール1により生成さ
れる見かけ温度レベル信号は、図1のレーザ・モジュー
ル1により生成される温度レベル信号と間違えられるこ
とはない。図1において送り出される温度レベル信号
は、ATCモジュール3に、レーザ7の実際の動作温度
を示す。図2において送り出される見かけ温度信号は、
ATCモジュール3に、レーザ7の実際の温度に関係な
く、光出力の波長が所望の値λで保持される限り、温
度が一定に保たれていることを示す。波長がλからは
ずれる場合には、ATL信号発生器9は、サーミスタ5
に見かけ温度レベル信号を調節させて、ATCモジュー
ル3に、温度レベル変化が生じたと信じさせるようにす
る。ATL信号発生器9により報告された見かけ温度変
化が判断され、波長がλにリセットされるよう、レー
ザ7の実際の動作温度に変化を生じさせる。したがっ
て、見かけ温度レベル信号が受け取られるとき、ATC
モジュール3(温度変化が実際に生じたと信じている)
は、TEC6の熱出力を変化させ、レーザ7の光出力の
波長がλに戻るまで、レーザ7の実際の温度が調節さ
れるようにする。
【0028】図2は、図1のDWDM以前のレーザ・カ
ードで行われるように、パワーレベル信号がAPCモジ
ュール2に送り込まれることを示す。また図2は、図1
のDWDM以前のレーザ・カード上で行われるように、
APCモジュール2が、レーザ7のドライブ電流を訂正
することによりパワーレベル信号に応答することを示
す。ピンダイオード4は、レーザ7から十分な光を吸収
することができる領域に置かれなければならない。ピン
ダイオード4により使用される光が遮られず、その電
流、すなわちドライブ電流特性が、レーザ7の出力パワ
ーを表すようにすることが重要である。
【0029】ATCモジュール3が、波長ロッキングを
生じさせるよう使用されるので、図2のレーザ・カード
上には、温度レベル信号を直接分析するいかなる装備も
無い。それにもかかわらず、間接的な温度安定化が、以
下のメカニズムを介して図2のレーザカード上で起こ
る。APCモジュール2は、連続的にレーザ電流を調節
して所望のレベルにパワーをロックするので、レーザの
温度に影響を及ぼし、究極的には波長に影響を及ぼす。
ATCモジュール3(APCモジュール2に比べてより
遅く動作するので、APCモジュール2により選択され
たドライブ電流を、所与のものとして得る)は、連続的
に温度を調節して所与の波長にロックする。ロックする
既存のパワーレベルおよび所望の波長が与えられたとす
ると、ATCモジュール3は、温度を1つの可能な値に
設定できさえすればよい。したがって、波長およびパワ
ーが直接的に安定化される限り、光出力が所望のパワー
レベルおよび波長を持つために必要ないかなる温度レベ
ルにおいても、温度は間接的に十分安定化される。
【0030】図3は、波長弁別器10の詳細な図を示
し、これは波長エラー信号を生成する責任を持つ。波長
弁別器10のこの実現は、米国特許出願番号第08/680,2
84号(1996年7月11日出願)に詳細に記載されてい
る。この係属中の出願の開示を、ここで参照により取り
入れる。図3では、光学レンズ11が、レーザ7の出力
ビームの発散を制御する。ビームは、レンズ11から狭
帯域波長選択透過フィルタ要素12に渡される。フィル
タ要素12は、ファブリ−ペロエタロン(Fabry-Perot(F
P) etalon)であることが好ましく、これは、2つの高反
射層の間にはさまれたスペーサー(spacer)層を備える構
造である。例えば、マルチレイヤー・シングル空洞フィ
ルタ(多層構造で、1つの空洞フィルタを持つ)の種類
のように構成され、この場合、すべてが誘電性であるミ
ラー/スペーサー/ミラー構造が、ガラス基板上に堆積
される。また代わりに、固体のエタロンの種類を使用す
ることができ、この場合ミラーは、ガラスのスペーサー
・プレートの両側に堆積される。どちらの実現を使用す
るにせよ、エタロン12を介して許容されるビームの強
度は、エタロン12に送られるビームの波長の関数であ
る。
【0031】エタロン12から出る伝送ビームは、第1
および第2の類似した共面(coplanar;コプレーナ)の
光検出器、ピンダイオード13およびピンダイオード1
4に送られる。ピンダイオード13および14は、それ
ぞれ固有の直径を持ち、それぞれ分離されており、図3
に対称的に示されるように、FPエタロン12からある
一定の距離に置かれた共通の支持15上に配置される。
レーザ7から出るビームの波長の変動が、エタロン12
により透過変化に変換され、レーザビームの波長変化
が、2つの検出器のピンダイオード13および14によ
りパワー変化として検出される。
【0032】ピンダイオード13および14は、一方の
ピンダイオードが、他方のピンダイオードよりわずかに
高い波長において最大の強度応答を持つよう位置付けら
れる。低い方の波長のピンダイオード、すなわちピンダ
イオード13を「ブルー・ピン(blue PIN)」と呼び、高
い方の波長のピンダイオード、すなわちピンダイオード
14を「レッド・ピン(red PIN)」と呼ぶ。図4(a)は、
レーザ7により発光されるビームの波長の関数として、
2つのピンダイオード13および14によりそれぞれ生
成される透過曲線IPIN1およびIPIN2をグラフにした
ものである。IP IN1からIPIN2を減じた時に得られる差
分信号を図4(b)に示す。弁別器10が調整され、ピン
ダイオードの電流が等しい時点の波長λが、ロックさ
れた波長とみなされるようにする。
【0033】両方のピンダイオード13および14によ
り検出される透過がλにおいて同じであるよう調整す
ることにより、予め定められたロックされる波長におい
て差分信号をゼロに設定することができる。このよう
に、差分信号を波長エラー信号として使用することがで
きる。レーザ7の波長が変化してもはやλに等しくな
い場合には、2つのピンダイオード13および14によ
り生成される差分信号は、ゼロでない値に変化する。こ
うして、ピンダイオードの電流間の差分信号を波長エラ
ー信号として使用することができ、波長エラー信号は、
波長をλにするのにどのようにレーザ7の温度を調節
すべきかを示すことができる。IPIN2>IPIN1である
とき、レーザ7はレッド・シフトされており(red-shift
ed)、波長エラー信号が送り出されて、結果的に見かけ
温度レベル信号を上昇させる。サーミスタ5はNTCサ
ーミスタであり、また結果としてATCモジュール3は
報告された温度の増加に応答して実際の温度レベルを下
げるよう設計されているので、見かけ温度レベルの上昇
は、結果的にピンダイオードの電流が等しくなるまで温
度を低下させる。IPIN1>IPIN2であるとき、レーザ
はブルー・シフトされており(blue-shifted)、波長エラ
ー信号が送り出されて、結果的に見かけ温度信号を低下
させ、ピンダイオードの電流が等しくなるまで温度を上
昇させる。ピンダイオードの電流が等しいとき、波長エ
ラー信号はゼロであり、レーザ・モジュール1はすでに
成功裡に所望の波長λにロックされており、いかなる
温度または波長の変化も生じない。当該技術分野の当業
者には、波長エラー信号を生成するいくつかの別の手段
を利用できることが明らかである。
【0034】波長エラー信号が生成されると、波長エラ
ー信号は、ATCモジュール3への入力に適切な見かけ
温度レベル信号に変換される。これは、サーミスタ5か
らATCモジュール3に送られる信号のパラメータ(た
とえば、電流、電圧)を、レーザ7の実際の温度ではな
く波長エラーを反映する値に設定することを伴う。
【0035】ATCモジュール3の「みせかけ(trickin
g)」は、図5に示される回路設計を使用して、ATL信
号発生器9により達成される。ATL信号発生器9は、
電流電圧変換器15、差動増幅器16、積分器17およ
びnチャネルのエンハンスメント形MOSFET(metal-oxide
-semiconductor field-effect transistor)18を備え
る。分圧器19は、差動増幅器16および積分器17に
隣接している。また図5は、2つのピンダイオード13
および14を示し、これらは波長弁別器10の一部であ
る。
【0036】差動増幅器16がその入力に電圧を必要と
するので、電流電圧変換器15が必要とされる。変換器
15は、周知の標準的な設計をもつ。入力段における抵
抗R の選択は、それぞれのピンダイオードが、適切に
動作するのに1.25Vより大きいバイアスを必要とす
るという仮定に基づく。また、それぞれのピンダイオー
ドからの最大の光電流が4mAであると仮定する。75
0Ωの抵抗は、最大の光電流の状態において、1.25
V以上のバイアスを与える。この方法で調整された電流
電圧変換器15は、電圧V(これは、ピンダイオード
13の光電流に直接関連する)および電圧V(これ
は、ピンダイオード14の光電流に直接関連する)を生
じる。
【0037】光電流が、電流電圧変換器15により電圧
に変換されると、差動増幅器16は電圧の差、ひいては
ピンダイオード13、14の光電流間の差を計算する。
差動増幅器16は、2つの電圧入力を得て、以下の式
(1)による出力を与える。
【0038】
【数1】
【0039】両方の入力抵抗、RおよびRが同じ値
を持つことが重要である。R=R =R=Rであ
るとき、差動増幅器16の出力は、V=Vref+(V
−V)である。波長は、V=VすなわちVo=
refであるとき、ロックされるとみなされる。
【0040】基準電圧Vrefは、分圧器19を使用して
設定される。制御ループが適切に動作するようVref
0と設定することが重要である。
【0041】積分器17は、ATL発生器9における次
の段である。積分器17の目的は、定常状態誤差を最小
にすることである。積分器17におけるキャパシタC
の値および抵抗R11およびR12の値は、既知の方法を使
用して選択され、振動を減少させつつ最も速い応答を達
成するようにする。積分器17の基準電圧は、上記に述
べた起動時の考慮点に鑑み、差動増幅器16で使用され
る同じ分圧器19により設定される。
【0042】積分器17の出力は、MOSFET18のゲート
に送り込まれる。MOSFET18は、積分器17の出力を、
波長エラーを反映する見かけ温度レベル信号に変換す
る。ATCモジュール3の「見せかけ」は、以下のよう
にして達成される。MOSFET18は、サーミスタ5に並列
に接続されるドレインおよびソースを持つ。ソースおよ
び基板は接地され、図5に示すようにサーミスタ5のア
ース線に接続される。このようにMOSFET18をサーミス
タ5に接続することにより、ATCモジュール3から見
る抵抗Reqが、サーミスタの抵抗Rthに従ってもっぱら
変化することを可能にする代わりに、Reqは、レーザ7
の出力の実際の波長および所望の波長λの間の差に従
って変化するよう作られる。
【0043】より具体的には、サーミスタ5の抵抗Rth
だけでなく、MOSFET18の順方向の相互コンダクタンス
dsを変化させることにより、Reqを変化させることが
できる。Rdsは、積分器17の出力Vo(これは、波長
エラー信号に関連する)を、MOSFET18のゲートに送り
込むことにより変化させることができる。これが行われ
るとき、Rdsはそのゲート・ソース間電圧(これは、V
oに関連する)に伴って変化し、また積分器17の制御
ループが、入力電圧V1およびV2が等しくなるまでVo
を調節し続けるので、ReqはV1およびV2間の差の関数
となる。前述したように、この差は波長エラー信号に比
例し、波長エラー信号が消えてなくなるまで(すなわ
ち、レーザ7の波長が所望のレベルλになるまで)A
TCモジュール3から見るReqが調節されることを意味
する。このようにして、波長エラー信号に実際関連する
見かけ温度レベル信号が、ATCモジュール3に伝達さ
れる。MOSFET18が、ゲートにおいてナノアンペア(nan
oamp)より小さく電流を低下させ、それがMOSFETをこの
種の低パワー応用について理想にすることに注意すべき
である。
【0044】多くの二次的な設計の考慮点を、ATCお
よびAPCモジュールの入力信号を生成するのに関連す
るものとは別に念頭におかなければならない。例えば、
高いRds(off)を持ち、システムに電源が入るときReq
がRthに等しくなるようにするのが望ましい。こうして
温度制御ループは、電源が入るとき、最初にRthのみを
感知し、適切な動作レベルにレーザの温度を設定する。
レーザ7がよりパワーを出力し始めるにつれて、波長制
御ループはピンダイオードの電流を使用して動作できる
ようになり、Reqは波長エラーの関数となって、単にR
thに等しくならなくなる。
【0045】さらに、DWDM以前のATCおよびAP
Cモジュール2、3とインターフェースをとることがで
きるという条件の結果として、回路の設計に課される主
な制限の1つは、そのパワー源のみが、2つのピンダイ
オード13、14を逆バイアスするのに使用される1つ
の供給電圧であるということである。従って、回路は、
0Vから4.5Vの範囲内で動作しなければならず、さ
らに動的フィードバック応答を提供しなければならな
い。この装置では、波長制御ループの出力が0Vから
4.5Vの間であるので、nチャネルMOSFETが必要とさ
れる。また、前述したように起動時に高いRds(off)
提供するためには、MOSFET18はエンハンスメントモー
ドでなければならない。
【0046】留意すべき他の二次的な設計の考慮点は、
サーミスタ5が、当該技術分野で標準であるような負の
温度係数を持つ場合には、レーザ・モジュール1により
報告される見かけ温度が、予め設定された基板温度Ts
(これは、MOSFET18がオフ(off)の時に、レーザ・モ
ジュール1がロックする)より高い温度に制限されるこ
とである。Tsは、この制限を念頭において設定されな
ければならない。
【0047】特に本発明の記述した実施形態に対する他
の二次的な設計の考慮点は、ゲート・ソース間電圧およ
びRdsの間の非線形な関係から生じ、この関係を図6に
示す。サーミスタ5に並列なMOSFET18を用いた波長ロ
ッキングでは、結果的にRdsが適切な値に落ち着き、固
定されたパワーおよび温度の設定について波長をロック
する。こうして、Rdsがゲート・ソース間電圧に依存す
るので、ゲート・ソース間電圧もまた、特定の値に落ち
着く。ゲート・ソース間電圧に対するRdsの非線形の関
係は、異なるゲート・ソース間電圧のロッキングの値、
ひいては異なるλのロッキングの値について、ロッキ
ングループが異なったように応答するということを意味
する。
【0048】図2から5にまとめて記述されたレーザ・
カードによりいくつかの利点が理解される。カードは、
DWDM以前のカードについて設計された既存のATC
モジュールおよびAPCモジュールを使用し、モジュー
ルのどちらのセットに対しても変更を必要とせず、また
どちらのセットに対しても特別なアクセスまたは知識を
必要とせずに、レーザ・カードの寿命をそのままにし
て、波長およびパワーを所望のレベルに同時にロックす
ることができる。新規の波長ロッキングのカードにより
必要とされるATCモジュール3へのアクセスのみが、
サーミスタ5のすでにある既存のピンアウトを介して起
こる。APCモジュール2は、DWDM以前のカードで
アクセスされるのと同様にアクセスされる。こうして、
両方のモジュールが、DWDMのカードに先立つ動作の
それらの通常モードで実行することができる。これは、
APCモジュール2およびATCモジュール3に対する
破壊を最小にする。
【0049】レーザ・カードの出力の波長が、温度およ
びパワーの変化のような外部の要因とは無関係なエージ
ング(aging)のために、λから離れてドリフトすると
き、レーザ・カードは波長を自己修正する。
【0050】サーミスタ5に並列にMOSFET18を置くこ
とは、MOSFET18も含めて制御ループのいずれか一部が
機能しなくなるという場合の防護策を提供する。MOSFET
18がオフ状態、すなわちオープン回路になる場合に
は、ReqはRthに等しくなり、温度制御ループはレーザ
の温度をTsに設定する。Tsがレーザ7の動作温度の範
囲内にある限り、最悪の結果は波長ロッキング機能の損
失である。
【0051】本発明の大きな改良および様々なやり方が
上記の技術に鑑みて可能である。したがって、特許請求
の範囲の範囲内において、ここで記述したのとは別に本
発明を実行できるということが理解される。ある1つの
やり方は、サーミスタとは別の温度センサを使用できる
ことである。
【0052】本発明の他の実施形態においては、図3の
波長弁別器10を、DWDM以前のATCモジュール3
のための波長エラー信号に加え、DWDM以前のAPC
モジュール2のための光パワーレベル信号を生成するの
に使用できる。これは、APCモジュール2がレーザ7
の光パワーを監視するのを可能にさせるBFM電流を、
弁別器10により使用されるピンダイオード14から生
成することを伴う。これは、エタロン12を通過するビ
ーム、したがって2つのピンダイオード13および14
から出る電流が、レーザ7から出るビームの波長の関数
であるだけでなく、それらのビームのパワーの関数でも
あるので、可能となる。
【0053】ピンダイオード14を使用して光パワーを
正確に監視するには、パワーロッキング動作への、波長
弁別器10の波長ロッキング機能の影響を考慮すること
が必要である。ピンダイオード13、14の出力電流間
の通常の関係を図4(a)に示す。この関係は、エタロン
12による波長の弁別の影響のために、ピンダイオード
の電流が、波長の値全体についてレーザ出力のパワー強
度に線形にも直接にも関係していないことを示す。波長
弁別器10により生成されるピンダイオードの電流を使
用しているAPCモジュール2は、レーザのドライブ電
流に伴って単調に光検出器の応答が変化する領域におい
てピンダイオード14が動作するとき(すなわち、λ1
およびλ2間)に得られる読みとり値にのみ依存しなけ
ればならない。波長がこの範囲にあるとき、ピンダイオ
ード14は、出力パワーの変化に伴って線形に変化する
光電流を生じる。ピンダイオード14が、通常のAPC
モジュール2による予想通り、検出されるパワーレベル
に伴って直接的に変化する光電流を生じるので、ピンダ
イオード13ではなくてピンダイオード14が、好まし
い実施形態においてパワーレベル信号を生成するのに使
用される。図3に示される波長弁別器10の場合におい
て、図4(a)に示されるその出力(たとえばピンダイオ
ード14)は、λ1およびλ2間に広がるピンダイオード
の電流−波長曲線の所望の範囲において正の勾配を常に
持ち、そのためピンダイオード14は、レーザ・カード
上の光パワーレベル信号のソース(源)として指定され
る。
【0054】当該技術分野の当業者には、より困難な実
現が生じるとしても、APCモジュール2が、パワー制
御についてピンダイオード13の光電流を使用すること
が可能であることを理解するであろう。
【0055】上記述べた技術的限界が克服されるとして
も、この代替的な実施形態の下では、APCモジュール
2とインターフェースをとるのに使用されるピンダイオ
ードは、図1に示されるピンダイオード4のような通常
のBFMのピンダイオードのようにはもはや正確には動
作しない。これは、APCモジュール2の実現の何らか
の知識が、この実施形態を実現するのに必要であること
を意味する。さらに、パワーおよび波長のロッキングル
ープのダイナミックレンジが減少する。
【0056】光パワーレベルのピンダイオードとして波
長弁別器10の2つのピンダイオード13、14のうち
の1つを使用して得られる利点が、再位置づけされるピ
ンダイオード4のためにレーザ・モジュール上に空間を
見つける必要がないことに関連し、また図2の再位置づ
けされるピンダイオード4およびスプリッター8の両方
を含むことのコストを招く必要がないことに関連するの
は当然である。また、波長弁別器10のピンダイオード
13、14のみを使用することは、レーザ7の前部へき
開面から出る光の進路を変えるのにいかなるタップ(ta
p)も使用されないことを意味し、これはまた、ファイバ
ーに達する光パワーレベルが減少しないことを意味す
る。これらの利点に関する事項を持つこの代替的な実施
形態は、特許請求の範囲から出ることはない。
【0057】他の実施形態では、サーミスタ5に並列に
MOSFET18を置くことのほかに、ATCモジュール3を
だまして波長を調整する方法は、サーミスタ5を完全に
取り除いてMOSFET18のみを持ち、またはサーミスタ5
の代わりに何らかの他の電圧制御型抵抗を持つことであ
る。この配置において考慮しなければならない危険は、
ATCモジュール3が、オフ状態にあるMOSFET18に直
接接続された場合に見るであろう大きいReqを見た場合
に、起動の間に生じるオーバーヒート(過熱)である。
【0058】波長エラー信号に伴ってReqを変化させる
他の方法は、サーミスタ5に直列にMOSFET18を配置す
ることである。この配置を使用することができるけれど
も、3つの問題がある。第1に、波長制御ループの範囲
が、FETの最小Rdsによりある程度制限されることであ
る。第2に、FETがオープン回路になる時はいつでも、
eqが高くなり、温度制御ループは基板温度が非常に低
いと考えるので、温度制御ループが起動されるときはい
つでもレーザ7の過熱が生じる。第3に、MOSFET18の
ゲート・ソース間電圧が非常に小さな範囲を持ち、これ
がロッキングループの動作範囲を制限する。
【0059】サーミスタ5について波長依存型の熱制御
の何らかの手段を置くことにより、Reqを変化させるこ
とも可能である。これは、サーミスタ5の中へ、または
外へ流れる熱に基づいたRthの変動を可能にする。しか
し、この技術には、前述したものより劣るいくつかの不
利な点がある。第1に、ここで記述した任意の他の方法
に比べより多くのパワーを必要とする。第2に、熱の流
れに対する増加した依存のために、時間応答がより遅く
なる。最後に、サーミスタ5への熱の流れが、サーミス
タ5に隣接して他のTECを直接置くことにより制御さ
れる場合には、小さくて高価な構成要素、またはレーザ
・モジュール1の著しい再設計が必要なかさばる構成要
素が必要となる。
【0060】さらに、上記述べたのとは別の様々な形態
が可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、すでにある既存のAP
CおよびATCモジュールの実行に影響を及ぼすことな
く、既存のレーザ・カード上に波長およびパワーを同時
に制御する制御ループを実装することができ、レーザの
波長およびパワーの出力を同時に安定化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ・モジュールおよびAPC、ATCモジ
ュール間のインターフェースを示し、DWDMがサポー
トされていない高レベルブロック図。
【図2】DWDMのレーザ・モジュールおよびAPC、
ATCモジュール間のインターフェースを示す高レベル
ブロック図。
【図3】米国特許出願番号第08/680、284号に開示されて
いる波長弁別器の概念図。
【図4】図3に示される弁別器により生成されるレーザ
の波長の関数として2つのピンダイオードの電流および
対応する差分信号を示す図。
【図5】ATL信号発生器の回路図。
【図6】nチャネル・エンハンスメント形MOS FE
TのRds対Vgsを示すグラフ。
【符号の説明】
1 レーザ・モジュール 2 APCモジュール 3 ATCモジュール 4 ピンダイオード 5 サーミスタ 6 熱冷却機 7 半導体レーザ 9 ATL信号発生器 10 弁別器 13、14 ピンダイオード
フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA (72)発明者 ダニエル・ガリーピー カナダ、ジー0エー、4ピー0、ケベッ ク、ケベック・シティ、ストーンハム、デ ュ・ラック・エスト 158

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザのドライブ電流を調節するよう構成
    され、該レーザの出力が目標の光パワーレベルにロック
    されるようにする外部自動パワー制御モジュール、およ
    びレーザの動作温度を調節するよう構成され、該動作温
    度が目標の温度レベルに達するようにする外部自動温度
    制御モジュールへの接続のためのレーザ・モジュールで
    あって、 半導体レーザと、 前記レーザの温度を上方または下方に調節を行う熱冷却
    機と、 前記熱冷却機を前記外部自動温度制御モジュールの出力
    に接続する第1の端子手段と、 前記レーザを前記外部自動パワー制御モジュールのドラ
    イブ電流出力に接続する第2の端子手段と、 前記レーザ出力の光パワーレベルを示す光パワーレベル
    信号を生成する手段と、 前記光パワーレベル信号を前記外部自動パワー制御モジ
    ュールに伝える第3の端子手段と、 前記レーザ出力の波長エラーを示す波長エラー信号を生
    成する手段と、 前記波長エラー信号から見かけ温度レベル信号を導き出
    す手段と、 前記見かけ温度レベル信号を前記外部自動温度制御モジ
    ュールに伝える第4の端子手段とを備え、 所与の温度レベルに達したことを、前記見かけ温度レベ
    ル信号が示すまで、前記レーザの温度を変化させること
    により、前記レーザ出力の波長を調節するレーザ・モジ
    ュール。
  2. 【請求項2】前記見かけ温度レベル信号を導き出す手段
    が、可変抵抗を備える請求項1に記載のレーザ・モジュ
    ール。
  3. 【請求項3】前記可変抵抗が、サーミスタと、前記波長
    エラー信号により制御される第2の熱冷却機とを備え、
    前記レーザおよび前記サーミスタの間に温度差を作るこ
    とにより、前記サーミスタの抵抗値を制御するのに該第
    2の熱冷却機を使用する請求項2に記載のレーザ・モジ
    ュール。
  4. 【請求項4】前記第2の熱冷却機が、前記サーミスタに
    接しており、または前記サーミスタの周辺に置かれる請
    求項3に記載のレーザ・モジュール。
  5. 【請求項5】前記第2の熱冷却機が、前記サーミスタと
    共にモノシリックに集積化される請求項4に記載のレー
    ザ・モジュール。
  6. 【請求項6】前記可変抵抗が、その抵抗値が前記波長エ
    ラー信号により制御される制御可能な抵抗と、該制御可
    能な抵抗に並列に配置されたサーミスタとを備え、前記
    波長エラー信号により行われる該制御可能な抵抗に対す
    る調節により、該制御可能な抵抗および該サーミスタを
    組み合わせた等価な抵抗値が判断されるようにした請求
    項2に記載のレーザ・モジュール。
  7. 【請求項7】前記制御可能な抵抗がMOSFETを備えてお
    り、前記波長エラー信号が該MOSFETのゲートに印加さ
    れ、前記サーミスタが該MOSFETのドレインおよびソース
    に並列に接続される請求項6に記載のレーザ・モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】前記可変抵抗が、その抵抗値が前記波長エ
    ラー信号により制御される制御可能な抵抗と、該制御可
    能な抵抗に直列に配置されたサーミスタとを備え、前記
    波長エラー信号により行われる該制御可能な抵抗に対す
    る調節により、該制御可能な抵抗および該サーミスタを
    組み合わせた等価な抵抗値が判断される請求項2に記載
    のレーザ・モジュール
  9. 【請求項9】前記制御可能な抵抗がMOSFETを備えてお
    り、前記波長エラー信号が該MOSFETのゲートに印加さ
    れ、前記サーミスタが該MOSFETのドレインまたはソース
    に直列に接続される請求項8に記載のレーザ・モジュー
    ル。
  10. 【請求項10】前記可変抵抗が、その抵抗値が前記波長
    エラー信号により制御される制御可能な抵抗を備える請
    求項2に記載のレーザ・モジュール。
  11. 【請求項11】前記制御可能な抵抗がMOSFETを備えてお
    り、前記波長エラー信号が該MOSFETのゲートに印加され
    る請求項10に記載のレーザ・モジュール。
  12. 【請求項12】前記レーザ出力の波長エラーを示す波長
    エラー信号を生成する手段が、波長弁別要素に関連して
    配置された2つの光検出器を備え、該2つの検出器のス
    ペクトル感度が異なるようにし、該2つの検出器により
    生成される差分信号を、前記波長エラー信号を示すのに
    使用することができるようにした請求項1に記載のレー
    ザ・モジュール。
  13. 【請求項13】前記レーザ出力のパワーレベルを示す光
    パワーレベル信号を生成する手段が、前記波長エラー信
    号を生成する手段から分離されている光検出器を備える
    請求項1に記載のレーザ・モジュール。
  14. 【請求項14】前記レーザ出力のパワーレベルを示す光
    パワーレベル信号を生成する手段が、前記波長エラー信
    号を生成するのに使用される2つの光検出器のうちの1
    つを備える請求項12に記載のレーザ・モジュール。
  15. 【請求項15】前記2つの光検出器が、前記レーザの後
    部へき開面から出る光を感知する請求項14に記載のレ
    ーザ・モジュール。
  16. 【請求項16】レーザの光パワーを監視して、光パワー
    レベル信号を導き出す手段と、 目標の光パワーレベルに前記光パワーレベル信号を設定
    するため、レーザのドライブ電流を調節する手段と、 前記レーザの温度を感知する温度センサと、 前記レーザの温度を上方または下方に調節を行う熱冷却
    機と、 前記熱冷却機および前記温度センサに接続され、前記温
    度センサから予め定められた出力を維持するよう構成さ
    れる温度制御ユニットと、 前記レーザの波長を監視して、波長エラー信号を導き出
    す手段と、 前記波長エラー信号に、前記温度センサの出力特性を調
    節させ、前記温度制御ユニットが、前記温度センサから
    最初の予め定められた出力を維持するよう実際のレーザ
    温度を調節することにより、前記波長エラー信号を減少
    させるようにする手段と、 を備える半導体レーザの波長および光パワーの両方を同
    時に安定化させるシステム。
  17. 【請求項17】光パワーレベルを検出して、光パワーレ
    ベル信号を生成するステップと、 前記光パワーレベル信号を外部自動パワー制御モジュー
    ルに送って、レーザに送り込まれるドライブ電流を調節
    し、目標レベルに前記光パワーレベル信号を設定するス
    テップと、 波長エラーを検出して、波長エラー信号を生成するステ
    ップと、 前記波長エラー信号を使用して温度センサの動作を調節
    し、該温度センサから予め定められた出力を維持するよ
    う構成された外部自動温度制御モジュールが、実際のレ
    ーザの温度を調節して前記波長エラー信号を最小にする
    ようにするステップと、 を含む半導体レーザの波長およびパワーの出力を同時に
    安定化する方法。
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