JP4712658B2 - 半導体レーザモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光送信器に利用される半導体レーザモジュールに関し、特に波長分割多重(DWM: Wavelength Division Multiplexing)伝送システムに利用される光信号送信用に適した半導体レーザモジュールに関する。
近年、安定した単一モード発振が必要となる大容量長距離光ファイバ通信システムなどでは、光信号送信用の半導体レーザとして分布帰還型(DFB: Distributed Feedback)半導体レーザ(DFB-LD)などが用いられる。DFB半導体レーザによるレーザ光の発振波長は、駆動電流の増減や環境温度の変化によって変化する。レーザ光の発振波長が変化すると、高密度波長分割多重(DWDM: Dense Wavelength Division Multiplexing)伝送システムの信号光源として用いる場合、隣接チャネル間の漏話を引き起こす原因となる。また、その発振波長の変化により、複数波長の信号光の合波或いは分波に使用するアレイ導波路回折格子(AWG: Arrayed Waveguide Grating)の挿入損失が増大する。
このような問題の解決法として、例えば次の二つの方法がある。
(解決法1) 漏話が発生しないように、あるいは使用するAWGの許容帯域を広げるためにチャネル間隔(波長間隔)を十分大きく取る。
(解決法2) エタロンなどの波長フィルタを利用した波長ロッカーを用い、発振波長を制御する。
また、エタロンなどの波長フィルタを用いずに、レーザ光の発振波長を安定化させるやり方は、サーミスタを使ってLD温度(半導体レーザの温度)を検出してその温度を安定化させるのが標準的な駆動方法である。この方法では、長期間の使用によりレーザ光の発振波長がシフトしてしまう。その主な原因は、LDの駆動方法が光出力を一定にするAPC(自動光出力制御)という手法で駆動しているために、長期間の使用によりLD素子が劣化してくると、光出力を上げるために駆動電流を増やさなくてはならなくなる。駆動電流が増大してくると、サーミスタでは検出しきれないLD内部の温度変化が生じてきて、LD内部の温度変化が発振波長にダイレクトに響いてくるので、それが波長シフトの原因となってしまう。
エタロンなどの波長フィルタを用いずにレーザ光の発振波長を安定化させるようにした従来技術として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された光波長安定制御装置では、光出力制御回路により操作されるLD駆動電流をLD駆動電流検出回路により検出し、これをLD駆動電流増減規格部により規格化し、規格化された値に応じたLD温度制御目標値を補正基準電圧生成部により生成する。感温素子および温度モニタ回路により検出される温度モニタ回路出力値が、LD温度制御目標値に近づくように、熱電子冷却素子に流す電流値を電流制御部により制御(自動温度制御:ATC)する。
特開平11−163462号公報
上記解決法1では、信号チャネル高密度化の妨げとなる。
上記解決法2では、波長フィルタ自体が高価であり、ビームスプリッタなどの高価な光学系も必要になり、製造コストが高くなる。また、波長フィルタを用いるためモジュールのコンパクト化の妨げにもなる。
上記特許文献1に記載された従来技術では、LDの駆動電流を測定してATCに補正をかける。ATCでは、LD駆動電流の変化による波長ドリフトを検出できないという欠点を補うために、LDの駆動電流を測定する電流検出器が各モジュールに1個ずつ必要になるので、その分製造コストが高くなる。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的はエタロンなどの波長フィルタを用いることなく、低コストで発振波長の安定化を図れる半導体レーザモジュールを提供することにある。
本発明の第1の態様に係る半導体レーザモジュールは、半導体レーザと、前記半導体レーザの光出力を検出する光検出素子と、前記半導体レーザの近傍に配置された温度検出素子と、熱電子冷却素子と、前記温度検出素子による検出温度が一定になるように前記熱電子冷却素子を制御する自動温度制御手段と、前記光検出素子で検出した光出力が一定になるように前記半導体レーザの駆動電流を制御する自動光出力制御手段と、を有する半導体レーザモジュールであって、前記温度検出素子の近くに、前記半導体レーザの前記駆動電流の変化に応じて発熱する温度補正素子を備え、前記温度補正素子は電気抵抗素子であり、前記電気抵抗素子に接続する配線の位置を変えることで、その抵抗値を調整できることを特徴とする。
この態様によると、半導体レーザが経年変化で劣化してその光出力(光強度)が低下し、自動光出力制御手段により半導体レーザの駆動電流を大きくすると、その駆動電流の変化に応じて温度補正素子の発熱量が増える。この温度補正素子での発熱の一部が温度検出素子に伝わり、温度検出素子による検出温度は、半導体レーザの駆動電流が増えたことによる半導体レーザ内部の温度上昇に応じて変化する。このため、その検出温度が一定になるように熱電子冷却素子を自動温度制御手段により制御することにより、半導体レーザ内部の温度が一定に保たれる。これにより、光出力を上げるために半導体レーザの駆動電流を大きくした結果、その内部温度が上がることによる発振波長のシフトが抑制され、半導体レーザの発振波長が安定する。
また、温度検出素子による検出温度は、温度補正素子からの熱伝導により、半導体レーザの駆動電流の増加による半導体レーザ内部の温度上昇に応じて変化する。そのため、上記特許文献1に記載された従来技術のように半導体レーザの駆動電流を検出するLD駆動電流検出器や特別な回路を必要とせず、既存の回路構成にコストの安い温度補正素子を追加するだけでよく、構造が簡単で低コストになる。従って、エタロンなどの波長フィルタを用いることなく、低コストで発振波長の安定化を図ったレーザモジュールを実現することができる。
また、半導体レーザの温度上昇に応じた温度補正素子の発熱が温度検出素子に伝わり、温度検出素子の検出温度が変化するので、擬似的に半導体レーザ内部の温度が上がるとそれに相応して温度検出素子の温度が上がる。このため、半導体レーザの近傍に温度検出素子がありながらも、あたかも半導体レーザ内部の温度を一定にしているような制御が可能になる。
本発明の他の態様に係る半導体レーザモジュールは、前記温度補正素子は前記半導体レーザと並列に接続されていることを特徴とする。この態様によると、光出力を上げるために半導体レーザの駆動電流を大きくしたとき、半導体レーザにかかる電圧の変化に応じて温度補正素子の発熱量が増える。この温度補正素子での発熱の一部が温度検出素子に伝わり、温度検出素子の検出温度が変化する。その検出温度が一定になるように熱電子冷却素子を制御することにより、半導体レーザ内部の温度が一定に保たれ、半導体レーザの発振波長の安定化を図ることができる。また、温度補正素子を半導体レーザと並列に接続してあるので、高周波特性があり、ディザーとして変調信号を半導体レーザに入れることができる。
本発明の他の態様に係る半導体レーザモジュールは、前記温度補正素子は前記半導体レーザと直列に接続されていることを特徴とする。この態様によると、光出力を上げるために半導体レーザの駆動電流を大きくしたとき、その駆動電流の変化に応じて温度補正素子の発熱量が増え、その発熱の一部が温度検出素子に伝わり、温度検出素子の検出温度が変化する。その検出温度が一定になるように熱電子冷却素子を制御することにより、半導体レーザ内部の温度が一定に保たれ、半導体レーザの発振波長が安定する。また、温度補正素子を半導体レーザと直列に接続してあるので、発振波長の安定性の高い半導体レーザモジュールを得ることができる。
本発明の他の態様に係る半導体レーザモジュールは、前記温度補正素子は、前記半導体レーザと直列に接続されていると共に、前記熱電子冷却素子と並列に接続されていることを特徴とする。
夏と冬で外部環境温度が大きく変わる場合のように、外部環境温度の変化によっても半導体レーザの発振波長が変わってしまう。それは、半導体レーザ近傍にある温度検出素子の検出温度と半導体レーザ内部の温度とのバランスが外部環境温度の変化によっても多少変わってしまうためで、その微妙な変化が半導体レーザの発振波長のドリフトの原因にもなる。そこで、この態様では、外部環境の温度が変わると熱電子冷却素子の駆動電圧にダイレクトに効いてくるので、熱電子冷却素子にかかる電圧もこれと並列に接続した温度補正素子で検出して、外部環境温度の変化も半導体レーザの温度変化と一緒に取り込んで自動温度制御を行えるようにしている。これにより、外部環境温度の変化による波長ドリフトも抑制することができる。
本発明の他の態様に係る半導体レーザモジュールは、前記温度検出素子と直列に接続され、外部環境温度の変化を検出する第2の温度検出素子を備え、該第2の温度検出素子は前記半導体レーザから離れた位置に配置されている、ことを特徴とする。この態様によると、外部環境温度の変化による波長ドリフトも抑制することができる。
本発明の他の態様に係る半導体レーザモジュールは、前記温度補正素子は前記半導体レーザと同じI−V特性を有するダイオードであることを特徴とする。この態様によると、既存の回路構成にコストの安い電気抵抗素子を追加するだけでよく、構造が簡単で低コストの半導体レーザモジュールを実現することができる。また、ダイオードを半導体レーザと並列に配置した場合、印加電圧がわずかに変わるだけで電流量が大きく変わるので、半導体レーザの駆動電流の変化に対してダイオードの発熱量の変化が敏感になる。これにより、半導体レーザの内部温度が上がることによる発振波長のシフトがより一層抑制され、半導体レーザの発振波長をより安定化させることができる。
本発明によれば、エタロンなどの波長フィルタを用いることなく、低コストで発振波長の安定化を図ったレーザモジュールを実現することができる。
以下、本発明を具体化した半導体レーザモジュールの各実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20を、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は半導体レーザモジュール20の電気回路の概略構成を示すブロック図、図2は同モジュールの一部を横断面で示した平面図、図3は同モジュールの縦断面図、図4はLDキャリアを拡大して示した平面図である。
半導体レーザモジュール20は、図1に示すように、半導体レーザ(LD)21と、半導体レーザ21の光出力を検出する光検出素子としてのフォトダイオード22と、温度検出素子としてのサーミスタ(TH)23と、熱電子冷却素子としてのペルチェ素子(TEC)24とを備えている。半導体レーザ21は、一例として分布帰還型半導体レーザである。温度変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗体であるサーミスタ23は、半導体レーザ21の近傍に配置されている。
半導体レーザモジュール20は、半導体レーザ21の駆動電流の変化に応じて発熱する温度補正素子としての電気抵抗素子(R)25を備えている。この電気抵抗素子25は、サーミスタ23の近傍に配置されていると共に、半導体レーザ21と並列に接続されている。電気抵抗素子25として、一例としてセラミック抵抗を用いている。
また、半導体レーザモジュール20は、サーミスタ23の検出温度が一定になるようにペルチェ素子24を制御(自動温度制御:ATC)する自動温度制御手段としてのATC回路28と、フォトダイオード22で検出した光出力が一定になるように半導体レーザ21を制御(自動光出力制御:APC)する自動光出力制御手段としてのAPC回路29と、を備えている。
さらに、半導体レーザモジュール20は、半導体レーザ21、フォトダイオード、サーミスタ23、及びペルチェ素子24などが搭載された14ピンのパッケージ30と、回路基板31,32とを備えている。パッケージ30は接続端子(以下、単に「端子」という。)1乃至14を有する。パッケージ30の端子1乃至7は回路基板31上の電気回路と、端子8乃至14は回路基板32上の電気回路とそれぞれ電気的に接続されている。
具体的には、サーミスタ23は、端子1と端子2の間に接続されている。これにより、サーミスタ23の検出温度(温度変化に応じた抵抗値の変化)を表す電流が端子1,2を介して回路基板31側のATC回路28へ供給されるようになっている。
端子3と端子12の間には、コイル26と抵抗27が直列に接続されている。コイル26と抵抗27の接続点と、端子13との間には、半導体レーザ21が接続されている。半導体レーザ21に電気抵抗素子25が並列に接続されている。半導体レーザ21と端子13を接続する電線には、端子11が接続されている。
端子4と端子5の間にはフォトダイオード22が接続されている。これにより、フォトダイオード22で検出した半導体レーザ21の光出力(光強度)に応じた光電流が端子4,5を介して回路基板31側のAPC回路29に供給されるようになっている。
端子6と端子7の間には、ペルチェ素子24が接続されている。これにより、サーミスタ23の検出温度が一定になるようにペルチェ素子24を自動温度制御(ATC駆動)する温度制御信号がATC回路28からペルチェ素子24に供給されるようになっている。端子8と端子9は接地されており、端子10と端子14はフリーになっている。
次に、半導体レーザモジュール20におけるパッケージ30の内部構造を、図2乃至図4に基づいて説明する。
図2及び図3に示すように、パッケージ30内にはペルチェ素子24が固定され、このペルチェ素子24上にはベース41が固定されている。このベース41上には、LDキャリア42、PDキャリア43、集光レンズ44を保持するレンズホルダ45、及び光アイソレータ46などが固定されている。
PDキャリア43上には、フォトダイオード22が固定されている。LDキャリア42上には、図4に示すように、半導体レーザ21、サーミスタ23、及び電気抵抗素子25などが固定されている。セラミック抵抗である電気抵抗素子25は、これをPDキャリア43上に半田付けするために、その表面の両端部にのみ半田がつくようなメタライズパタンが形成されている。
また、パッケージ30は、光ファイバ50を保持したフェルール51を備えており、半導体レーザ21の光出力(出射光)を集光レンズ44,47により光ファイバ50の端面に結合させるように構成されている。符号48は集光レンズ47を保持するレンズホルダ、符号49はレンズホルダ48の端面に固定されたスライドリングである。このスライドリング49内にフェルール51が保持されている。図3で符号53はパッケージ30の蓋体であり、この蓋体53によりパッケージ30内部が気密に封止されている。また、符号54は、光アイソレータ46を通過した光が入射する窓部である。
このような構成を有する半導体レーザモジュール20では、半導体レーザ21が経年変化で劣化してその光出力が低下すると、その光出力を上げるためにAPC回路28により半導体レーザ21の駆動電流を大きくする。このとき、半導体レーザ21にかかる電圧が変化し、その電圧変化に応じて電気抵抗素子25の発熱量が増える。この電気抵抗素子25での発熱の一部が、電気抵抗素子25の近傍にあるサーミスタ23に伝わり、サーミスタ23の検出温度(抵抗値)が変化する。サーミスタ23の検出温度の変化には半導体レーザ21の駆動電流が増えたことによる半導体レーザ21内部の温度上昇が反映されているので、サーミスタ23の検出温度が一定(予め設定された一定値)になるようにペルチェ素子24の駆動電流をATC回路28により制御する。これにより、半導体レーザ21内部の温度が一定に保たれるので、光出力を上げるために半導体レーザ21の駆動電流を大きくした結果、その内部温度が上がることによる発振波長のシフトが抑制され、半導体レーザ21の発振波長が安定する。
このような構成を有する第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○半導体レーザ21の光出力を上げるためにAPC回路28により半導体レーザ21の駆動電流を大きくすると、半導体レーザ21にかかる電圧が変化し、その電圧変化に応じて電気抵抗素子25の発熱量が増える。この電気抵抗素子25での発熱の一部がサーミスタ23に伝わり、サーミスタ23による検出温度は、半導体レーザ21の駆動電流が増えたことによる半導体レーザ21内部の温度上昇に応じて変化する。つまり、サーミスタ23による検出温度の変化には半導体レーザ21内部の温度上昇が反映されている。このため、サーミスタ23の検出温度が一定になるようにペルチェ素子24の駆動電流をATC回路28により制御することにより、半導体レーザ21内部の温度が一定に保たれる。これにより、光出力を上げるために半導体レーザ21の駆動電流を大きくした結果、その内部温度が上がることによる発振波長のシフトが抑制され、半導体レーザ21の発振波長が安定する。
また、サーミスタ23による検出温度は、電気抵抗素子25からの熱伝導により、半導体レーザ21の駆動電流の増加による半導体レーザ内部の温度上昇に応じて変化する。そのため、上記特許文献1に記載された従来技術のように半導体レーザの駆動電流を検出するLD駆動電流検出器や特別な回路を必要とせず、既存の回路構成にコストの安い温度補正素子を追加するだけでよく、構造が簡単で低コストになる。
従って、エタロンなどの波長フィルタを用いることなく、低コストで発振波長の安定化を図ったレーザモジュールを実現することができる。
○上記特許文献1に記載されているような従来技術では、半導体レーザ近傍にサーミタなどの温度検出素子を配置して半導体レーザ近傍の温度が一定になるように、ペルチエ素子などの熱電子冷却素子を制御している。これに対して、本実施態様によると、半導体レーザ21の温度上昇に応じた電気抵抗素子25の発熱がサーミスタ23に伝わり、サーミスタ23の検出温度が変化するので、擬似的に半導体レーザ21内部の温度が上がるとそれに相応してサーミスタ23の温度が上がる。このため、半導体レーザ21の近傍にサーミスタ23がありながらも、あたかも半導体レーザ21内部の温度を一定にしているような制御が可能になる。つまり、擬似的に半導体レーザ21内部の温度を一定にすることと等価な自動温度制御(ATC)をすることができる。
○このように、半導体レーザ21内部の温度をあたかも一定にしているような制御をしているので、半導体レーザ21の発振波長のドリフトをより一層抑制することができる。
○電気抵抗素子25を半導体レーザ21と並列に接続してあるので、高周波特性があり、ディザーとして変調信号を半導体レーザに入れることができる。つまり、本実施形態に係る半導体レーザモジュール20は、半導体レーザ21にディザーとして変調信号を入れる場合に適している。
ここで、ディザーについて簡単に説明する。
光通信では半導体レーザの光出力を「0」、「1」で変調するが、変調素子は別に付いている外部変調方式の場合、半導体レーザモジュールはCW光を出力する。この場合、半導体レーザ21に供給する電流は変調の無い信号であればよいかというとそうではなくて、半導体レーザの発振波長の線幅が細すぎると、光ファイバの非線形効果が起こるので良くないといわれる場合がある。その場合には、半導体レーザ21の駆動電流を少しずつ変調させることで、その線幅(スペクトルの幅)を広げるための信号を畳重させる。そのためには、ある程度の高周波信号をディザーとして半導体レーザ21に通す必要がある。
○APC及びATCを行う光通信用光源において、既存の半導体レーザモジュールを本発明に係る半導体レーザモジュールと入れ替えだけでよく、APC及びATC駆動の制御回路をそのまま使うことができる。
(電気抵抗素子の抵抗値調整法)
次に、上述した第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20における電気抵抗素子25の抵抗値調整法を、図5に基づいて説明する。図5は、図4の一部を拡大した説明図である。
図4に示す上記第1実施形態では、電気抵抗素子25には、配線61と配線64がボンディングされている。
細長い形の電気抵抗素子25に接続する配線の位置を変えることで、その抵抗値を調整することができる。図5に示す例では、電気抵抗素子25に配線61が接続されている状態で、新たに配線62をボンディングすることにより、その抵抗値を小さくすることができる。
また、図5に示す別の例では、電気抵抗素子25には3つの配線61乃至53が接続されている状態で、配線63を切断することで、その抵抗値を大きくすることができる。
さらに、電気抵抗素子25に2つの配線61,62が接続されている状態で、配線62を切断することで、その抵抗値をさらに大きくすることができる。
このように、電気抵抗素子25に接続する配線の位置を変えることにより、電気抵抗素子25の抵抗値が変わり、半導体レーザ21の駆動電流の変化に対する発熱特性が変わるので、半導体レーザ21の波長ドリフトの微妙な調整が可能になる。つまり、配線の位置によって電気抵抗素子25の抵抗値を変えることができるので、半導体レーザ21内部の温度変化に応じた最適な補正がかかるように容易に調整ができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る半導体レーザモジュール20Aを、図6に基づいて説明する。図6は半導体レーザモジュール20Aの電気回路の概略構成を示す図1と同様のブロック図である。なお、図6では、図1に示すATC回路28、APC回路29、及び回路基板31,32の図示を省略してある。
上記第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20では、電気抵抗素子25を半導体レーザ21と並列に接続してある。これに対して、本実施形態に係る半導体レーザモジュール20Aでは、電気抵抗素子25を半導体レーザ21と直接に接続してある。この半導体レーザモジュール20Aにおけるその他の構成は、第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20と同様である。
以上のように構成された第2実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○光出力を上げるために半導体レーザ21の駆動電流を大きくしたとき、その駆動電流の変化に応じて電気抵抗素子25の発熱量が増え、この発熱の一部がサーミスタ23に伝わり、サーミスタ23による検出温度は、半導体レーザ21の駆動電流が増えたことによる半導体レーザ21内部の温度上昇に応じて変化する。つまり、サーミスタ23による検出温度の変化には半導体レーザ21内部の温度上昇が反映されている。このため、サーミスタ23の検出温度が一定になるようにペルチェ素子24の駆動電流をATC回路28により制御することにより、半導体レーザ21内部の温度が一定に保たれる。これにより、光出力を上げるために半導体レーザ21の駆動電流を大きくした結果、その内部温度が上がることによる発振波長のシフトを抑制することができ、半導体レーザ21の発振波長の安定化を図ることができる。
○上記第1実施形態と同様に、既存の回路構成にコストの安い電気抵抗素子25を追加するだけでよく、構造が簡単で低コストになる。
○上記第1実施形態と同様に、半導体レーザ21の近傍に電気抵抗素子25がありながらも、あたかも半導体レーザ21内部の温度を一定にしているような制御が可能になる。これにより、半導体レーザ21の発振波長のドリフトをより一層抑制することができる。
○電気抵抗素子25を半導体レーザ21と直列に接続してあるので、発振波長の安定性の高い半導体レーザモジュール20を得ることができる。
○図5で説明した電気抵抗素子の抵抗値調整法を本実施形態に係る半導体レーザモジュール20Aにも適用することで、半導体レーザ21の波長ドリフトの微妙な調整が可能になる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る半導体レーザモジュール20Bを、図7に基づいて説明する。図7は半導体レーザモジュール20Bの電気回路の概略構成を示す図1と同様のブロック図である。なお、図7では、図1に示すATC回路28、APC回路29、及び回路基板31,32の図示を省略してある。
本実施形態に係る半導体レーザモジュール20Bは、図6に示す上記第2実施形態に係る半導体レーザモジュール20Aを改良したもので、電気抵抗素子25は半導体レーザ21と直列に接続されていると共に、電気抵抗素子25及び抵抗70がペルチェ素子24と並列に接続されている。半導体レーザモジュール20Bのその他の構成は、第2実施形態に係る半導体レーザモジュール20Aと同様である。
夏と冬で外部環境温度が大きく変わる場合のように、外部環境温度の変化によっても半導体レーザ21の発振波長が変わってしまう。それは、半導体レーザ21近傍にあるサーミスタ23の検出温度(抵抗値)と半導体レーザ21内部の温度とのバランスが外部環境温度の変化によっても多少変わってしまうためで、その微妙な変化が半導体レーザ21の発振波長のドリフトの原因にもなる。
そこで、本実施形態では、外部環境の温度が変わると、ペルチエ素子24の駆動電圧にダイレクトに効いてくるので、ペルチェ素子24にかかる電圧もこれと並列に接続した電気抵抗素子25で検出して、外部環境温度の変化も半導体レーザ21の温度変化と一緒に取り込んで自動温度制御を行えるようにしている。
この半導体レーザモジュール20Bでは、ペルチエ素子24の駆動電圧が外部環境温度の変化によって変わると、ペルチエ素子24にかかる電圧はペルチエ素子24と並列に接続された抵抗70及び電気抵抗素子25にかかっているので、電気抵抗素子25に流れる電流が変化してその発熱量が変化する。この発熱量の変化がサーミスタ23に伝わり、サーミスタ23の検出温度が変化する。
以上のように構成された第3実施形態によれば、上記第2実施形態の奏する作用効果に加えて以下の作用効果を奏する。
○外部環境温度の変化も半導体レーザ21の温度変化と一緒に取り込んで自動温度制御を行うようにしているので、外部環境温度の変化による波長ドリフトも抑制することができる。具体的には、APC駆動による半導体レーザ21の駆動電流変化による波長ドリフトは、0.15nm前後程度であるのに対して、外部環境温度の変化による波長ドリフトは、その十分の一程度である。このような波長変動も抑制することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る半導体レーザモジュール20Cを、図8に基づいて説明する。図8は半導体レーザモジュール20Cの電気回路の概略構成を示す図1と同様のブロック図である。なお、図8では、図1に示すATC回路28、APC回路29、及び回路基板31,32の図示を省略してある。
本実施形態に係る半導体レーザモジュール20Cは、図1に示す上記第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20を改良したもので、サーミスタ23と直列に接続され、外部環境温度の変化を検出する第2の温度検出素子としてのサーミスタ(TH2)80を備えている。
このサーミスタ(TH2)80は、半導体レーザ21から離れた位置に配置されている。例えば、サーミスタ80は、ペルチェ素子(TEC)24で温度調節される領域の外側、つまり図3に示すパッケージ30の内面と外面の少なくとも一方に直接つけられている。また、本実施形態では、サーミスタ80で検出した外部環境温度の変化量に応じて図1に示すATC回路に補償を与える回路が必要である。半導体レーザモジュール20Cのその他の構成は、第1実施形態に係る半導体レーザモジュール20と同様である。
以上のように構成された第4実施形態によれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に加えて以下の作用効果を奏する。
○外部環境温度の変化による波長ドリフトも抑制することができる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・図1に示す上記第1実施形態及び図7に示す上記第3実施形態において、温度補正素子としての電気抵抗素子25に代えて、半導体レーザ21と同じI−V特性を有するダイオードを用いた構成にも本発明は適用可能である。
この構成によると、ダイオードを半導体レーザ21と並列に配置した場合、印加電圧がわずかに変わるだけで電流量が大きく変わるので、半導体レーザ21の駆動電流の変化に対してダイオードの発熱量の変化が敏感になる。これにより、半導体レーザの内部温度が上がることによる発振波長のシフトがより一層抑制され、半導体レーザの発振波長をより安定化させることができる。
・上記各実施形態で説明した半導体レーザ21は、分布帰還型半導体レーザに限らない。本発明は、自動温度制御と自動光出力制御を行う光信号送信用の半導体レーザを用いた半導体レーザモジュールに広く適用可能である。
第1実施形態に係る半導体レーザモジュールの電気回路の概略構成を示すブロック図。 同レーザモジュールの一部を横断面で示した平面図。 同レーザモジュールの縦断面図。 図2に示すLDキャリアを拡大して示した平面図。 図4の一部を拡大して示した電気抵抗素子の抵抗値調整法についての説明図。 第2実施形態に係る半導体レーザモジュールの電気回路の概略構成を示すブロック図。 第3実施形態に係る半導体レーザモジュールの電気回路の概略構成を示すブロック図。 第4実施形態に係る半導体レーザモジュールの電気回路の概略構成を示すブロック図。
符号の説明
20,20A,20B,20C:半導体レーザモジュール、
21:半導体レーザ、22:フォトダイオード、
23:サーミスタ、24:ペルチェ素子、25:電気抵抗素子、
28:ATC回路、29:APC回路。

Claims (7)

  1. 導体レーザと、
    前記半導体レーザの光出力を検出する光検出素子と、
    前記半導体レーザの近傍に配置された温度検出素子と、
    熱電子冷却素子と、
    前記温度検出素子による検出温度が一定になるように前記熱電子冷却素子を制御する自動温度制御手段と、
    前記光検出素子で検出した光出力が一定になるように前記半導体レーザの駆動電流を制御する自動光出力制御手段と、を有する半導体レーザモジュールであって、
    前記温度検出素子の近くに、前記半導体レーザの前記駆動電流の変化に応じて発熱する温度補正素子を備え、
    前記温度補正素子は電気抵抗素子であり、
    前記電気抵抗素子に接続する配線の位置を変えることで、その抵抗値を調整できることを特徴とする半導体レーザモジュール。
  2. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザの光出力を検出する光検出素子と、
    前記半導体レーザの近傍に配置された温度検出素子と、
    熱電子冷却素子と、
    前記温度検出素子による検出温度が一定になるように前記熱電子冷却素子を制御する自動温度制御手段と、
    前記光検出素子で検出した光出力が一定になるように前記半導体レーザの駆動電流を制御する自動光出力制御手段と、を有する半導体レーザモジュールであって、
    前記温度検出素子の近くに、前記半導体レーザの前記駆動電流の変化に応じて発熱する温度補正素子を備え、
    前記温度補正素子は前記半導体レーザと同じI―V特性を有する半導体素子であることを特徴とする半導体レーザモジュール。
  3. 前記半導体素子に接続する配線の位置を変えることで、その抵抗値を調整することを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザモジュール。
  4. 前記温度補正素子は、前記半導体レーザと並列に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体レーザモジュール。
  5. 前記温度補正素子は前記半導体レーザと直列に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体レーザモジュール。
  6. 前記温度補正素子は、さらに前記熱電子冷却素子と並列に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザモジュール。
  7. 前記温度検出素子と直列に接続され、外部環境温度の変化を検出する第2の温度検出素子を備え、該第2の温度検出素子は、前記半導体レーザから離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体レーザモジュール。
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