JP2018190874A - 半導体レーザ光源 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の半導体レーザ光源の1構成例において、前記波長ロッカー・ブロックは、前記エタロン・フィルタと、前記波長ロッカー・ブロックに入力された光の強度を検出する第1の受光器と、前記波長ロッカー・ブロックに入力され前記エタロン・フィルタを透過した光の強度を検出する第2の受光器とを含み、さらに、前記光源ブロックに設けられた第1の熱電素子と、前記第1、第2の受光器から得られる電気信号に基づいて前記半導体レーザの光周波数が所望の値になるように前記第1の熱電素子を通じて前記光源ブロックの温度を制御する第1の温度制御部と、前記半導体レーザの光出力開始時点から規定時間が経過するまで前記半導体アンプを光減衰器として動作させ、前記規定時間が経過したときに前記所定の条件が成立したと判定して、前記半導体アンプを増幅器として動作させる半導体アンプ制御部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体レーザ光源の1構成例において、前記半導体レーザは、回折格子による波長選択機能を備えた分布帰還型レーザ、もしくは分布反射型レーザである。
また、本発明の半導体レーザ光源の1構成例において、前記光源ブロックは、分布反射型レーザアレイと、この分布反射型レーザアレイのN個の光出力を合波するN対1光合波器と、このN対1光合波器から出力されたレーザ光を増幅する半導体アンプとを含み、これら分布反射型レーザアレイとN対1光合波器と半導体アンプとにより、単一モードで発振する半導体レーザを構成することを特徴とするものである。
アンプ・ブロック400を通過した光は、透明窓102を透過した後、レンズ103によって集光され、光ファイバ105に光学的に結合される。光ファイバ105の端部はファイバ・フェルール104によって固定されている。半導体レーザの信頼性向上のため、パッケージ101は気密封止されている。
また、分布帰還型レーザアレイ205の代わりに、回折格子による波長選択機能を備えた単一の分布帰還型レーザ、もしくは単一の分布反射型レーザを用いてもよい。
以上の波長ロッカーの動作は、従来の半導体レーザ光源から行われている周知の動作である。
このように、本実施例の半導体レーザ光源では、アンプ・ブロック400の増幅/減衰切替を利用して、光周波数が安定な状態のときのみ光を出力するように制御することが可能であり、小型で光周波数精度の高い波長可変光源を得ることができる。
Claims (7)
- 単一モードで発振する半導体レーザを含む光源ブロックと、
この光源ブロックの出力光が入力されるエタロン・フィルタを含む波長ロッカー・ブロックと、
この波長ロッカー・ブロックの出力光を増幅して光ファイバに結合させるアンプ・ブロックとを備え、
前記アンプ・ブロックは、前記半導体レーザの光出力開始時点から所定の条件が成立するまで光減衰器として動作し、前記所定の条件が成立したときに増幅器として動作する半導体アンプを含むことを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項1記載の半導体レーザ光源において、
前記波長ロッカー・ブロックは、前記エタロン・フィルタと、前記波長ロッカー・ブロックに入力された光の強度を検出する第1の受光器と、前記波長ロッカー・ブロックに入力され前記エタロン・フィルタを透過した光の強度を検出する第2の受光器とを含み、
さらに、前記光源ブロックに設けられた第1の熱電素子と、
前記第1、第2の受光器から得られる電気信号に基づいて前記半導体レーザの光周波数が所望の値になるように前記第1の熱電素子を通じて前記光源ブロックの温度を制御する第1の温度制御部と、
前記半導体レーザの光出力開始時に前記半導体アンプを光減衰器として動作させ、前記半導体レーザの光周波数が安定したことを示す前記電気信号が得られたときに前記所定の条件が成立したと判定して、前記半導体アンプを増幅器として動作させる半導体アンプ制御部とを備えることを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項1記載の半導体レーザ光源において、
前記波長ロッカー・ブロックは、前記エタロン・フィルタと、前記波長ロッカー・ブロックに入力された光の強度を検出する第1の受光器と、前記波長ロッカー・ブロックに入力され前記エタロン・フィルタを透過した光の強度を検出する第2の受光器とを含み、
さらに、前記光源ブロックに設けられた第1の熱電素子と、
前記第1、第2の受光器から得られる電気信号に基づいて前記半導体レーザの光周波数が所望の値になるように前記第1の熱電素子を通じて前記光源ブロックの温度を制御する第1の温度制御部と、
前記半導体レーザの光出力開始時点から規定時間が経過するまで前記半導体アンプを光減衰器として動作させ、前記規定時間が経過したときに前記所定の条件が成立したと判定して、前記半導体アンプを増幅器として動作させる半導体アンプ制御部とを備えることを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項2または3記載の半導体レーザ光源において、
さらに、前記波長ロッカー・ブロックに設けられた第2の熱電素子と、
前記アンプ・ブロックに設けられた第3の熱電素子と、
前記波長ロッカー・ブロックに設けられた第1の温度センサと、
前記アンプ・ブロックに設けられた第2の温度センサと、
前記第1の温度センサによって測定された温度が所望の波長ロッカー温度設定値と一致するように前記第2の熱電素子を通じて前記波長ロッカー・ブロックの温度を制御する第2の温度制御部と、
前記第2の温度センサによって測定された温度が所望のアンプ温度設定値と一致するように前記第3の熱電素子を通じて前記アンプ・ブロックの温度を制御する第3の温度制御部とを備えることを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体レーザ光源において、
前記半導体レーザは、回折格子による波長選択機能を備えた分布帰還型レーザ、もしくは分布反射型レーザであることを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体レーザ光源において、
前記光源ブロックは、
分布帰還型レーザアレイと、
この分布帰還型レーザアレイのN個の光出力を合波するN対1光合波器と、
このN対1光合波器から出力されたレーザ光を増幅する半導体アンプとを含み、
これら分布帰還型レーザアレイとN対1光合波器と半導体アンプとにより、単一モードで発振する半導体レーザを構成することを特徴とする半導体レーザ光源。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体レーザ光源において、
前記光源ブロックは、
分布反射型レーザアレイと、
この分布反射型レーザアレイのN個の光出力を合波するN対1光合波器と、
このN対1光合波器から出力されたレーザ光を増幅する半導体アンプとを含み、
これら分布反射型レーザアレイとN対1光合波器と半導体アンプとにより、単一モードで発振する半導体レーザを構成することを特徴とする半導体レーザ光源。
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JP7370878B2 (ja) | 2020-01-22 | 2023-10-30 | 古河電気工業株式会社 | 光学装置 |
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- 2017-05-10 JP JP2017093665A patent/JP6849524B2/ja active Active
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