JPH11238844A - 半導体回路素子用リアクトル及びそれを用いた半導体回路素子 - Google Patents

半導体回路素子用リアクトル及びそれを用いた半導体回路素子

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JPH11238844A
JPH11238844A JP3692098A JP3692098A JPH11238844A JP H11238844 A JPH11238844 A JP H11238844A JP 3692098 A JP3692098 A JP 3692098A JP 3692098 A JP3692098 A JP 3692098A JP H11238844 A JPH11238844 A JP H11238844A
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reactor
semiconductor circuit
circuit element
soft magnetic
gap
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Tadao Saito
忠雄 斉藤
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ノイズを低減し、装着作業を容易にした
リアクトル及びそれを用いた半導体回路素子を提供す
る。 【解決手段】 非晶質合金や微細結晶構造を有する磁性
合金からなる磁性合金薄帯を積層してなるリアクトルを
半導体回路素子に装着する。さらに前記リアクトルにギ
ャップを設けることにより装着を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタ(IGBT)等を複数備えた半導体
装置をスイッチング動作させる際の電磁ノイズを低減
し、ターンオフ時の電流を安定させる半導体回路素子用
リアクトル及びそれを用いた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力制御用の半導体回路素子として絶縁
ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated
Gate Bipolar Transistor;
IGBT)がある。IGBTは、パワーMOSFETの
高速スイッチング特性とバイポーラトランジスタの高出
力特性とを兼ね備えた新しい高耐圧回路素子であり、イ
ンバータやスイッチング電源等のパワーエレクトロニク
スの分野で多く利用されている。
【0003】近年、電力制御素子は大容量化への要望が
強まり、IGBTに対してしてもそのような要望があっ
た。そのような要望に応えるためにIGBTを用いた電
力制御回路素子では、IGBTチップを複数個、同一パ
ッケージ内に集積させるモジュール構造が採用されてい
る。
【0004】大容量化されたIGBT電力制御回路素子
には、一つのモジュール内で数10個におよぶIGBT
素子が配列されている。このような構造では、回路素子
のスイッチング動作させた場合、コレクタ電流において
ターンオン時のサージ電流が大きくなり、ターンオフ時
の電流アンバランスが大きく生じ、素子の誤動作等の問
題が起きている。
【0005】このような問題点を改良するために特開平
9−64270では、リング状強磁性体、特にパーマロ
イからなるリアクトルを用いることにより、IGBT等
の半導体素子間の相互干渉を防止し、電磁ノイズの放射
を抑制していた。
【0006】しかしながら、パーマロイは一般的に溶
解、圧延により製造することから厚さ100μm前後が
限界であり小型、薄型のリアクトルを作ることには限界
があった。また、パーマロイの板厚が厚いこともあって
高周波域での損失が大きく、十分な磁束密度が得られな
いことから、大容量化された電力制御回路素子において
十分な電磁ノイズの低減を図ることは困難であった。さ
らに、損失が大きいことから高周波域で発熱量が大きい
ため回路素子に悪影響を及ぼしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のパーマロイを用いたリアクトルでは高周波特性等の磁
気特性や小型薄型化の点で問題があった。本発明は、こ
のような課題に対処してなされたものであり、非晶質合
金や微細結晶構造を有する磁性合金を用いることにより
高周波特性等の磁気特性が良好で小型薄型を可能とする
リアクトル及びそれを用いた半導体回路素子を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体回路素子
用リアクトルとして、請求項1ではリング形状からなる
軟磁性体を積層したことを特徴とし、請求項2として、
多角形のリング形状からなる軟磁性体を積層したことを
特徴とし、請求項3として、リング形状の一部にギャッ
プを設けたことを特徴とする請求項1〜2記載の半導体
回路用リアクトルとし、請求項4として、軟磁性体が非
晶質合金であることを特徴とする請求項1〜3記載の半
導体回路素子用リアクトルとし、請求項5として、軟磁
性体が微細結晶構造を有する磁性合金であることを特徴
とする請求項1〜3記載の半導体回路素子用リアクトル
とし、請求項6として、軟磁性体に絶縁層を設けたこと
を特徴とする請求項1〜5記載の半導体回路素子用リア
クトル。
【0009】請求項7として、リング状軟磁性体のギャ
ップを多角形状の1角に設けたことを特徴とする請求項
3〜6記載の半導体回路素子用リアクトル。また、半導
体回路素子として、請求項8は、リング状軟磁性体の一
部にギャップを設けたリアクトルを具備したことを特徴
とし、請求項9として、リング状軟磁性体の一部にギャ
ップを設けたリアクトルを具備した半導体装置におい
て、半導体装置のゲート部にリング状磁性体のギャップ
が配置されるようにしたことを特徴とし、請求項10と
して、半導体装置が、絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタであることを特徴とする請求項8〜9記載の半導体
回路素子、を挙げている。
【0010】本発明においては、リング形状の軟磁性体
を積層した半導体回路素子用リアクトルにおいて、好ま
しくは多角形状及び/又はギャップを設ける構造をとる
ことにより、半導体回路素子、特にIGBTを用いた回
路素子におけるリアクトルの装着工程を簡易なものにす
ることができると共に、軟磁性体に非晶質合金や微細結
晶構造を有する磁性合金を用いることにより優れた磁気
特性を得ることができ半導体回路のスイッチング動作時
の電磁ノイズ等の半導体チップ間の相互干渉を抑制する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。本発明の半導体回路素子用リアク
トルは、リング形状からなる軟磁性体を積層した構造を
とっている。リング形状としては図1及び図2に示すよ
うに円形状であっても多角形であってもよいが、半導体
回路素子の形状に合わせるとリアクトルの装着工程が容
易になる。特に、多角形状にすることにより、半導体回
路素子に密着した状態(若干の隙間はあっても特に問題
なし)で装着することが可能となり、隣のリアクトルと
重なりあうことがなくなるので構造上好ましい形状とな
る。
【0012】軟磁性体の積層構造についても2枚以上で
あれば特に問題はないが、磁気特性を考慮すると50〜
200枚を積層した構造をとることが好ましく、特に好
ましくは70〜120枚である。近年の半導体回路は小
型・薄型化されており、それに搭載されるリアクトルに
関しても薄型が要求されていることから、あまり多く積
層することはできない、一方、あまり積層枚数が少ない
とノイズ抑制効果が薄くなり、特にIGBT用リアクト
ルとして用いるにはインダクタンス5nH以上が必要と
されるため、積層枚数は50枚以上が好ましく、特に好
ましくは70〜120枚である。
【0013】この積層構造をもつリング状リアクトルに
図3〜5に示すように、ギャップを設ける構造をとって
も良い。半導体回路素子装着時に回路素子の出っ張った
部分に、リアクトルのギャップ部を合わせることにより
装着をより容易に行うことができ、特にIGBTのよう
に外周部が四角又は六角形状のように多角形状のものに
おいては、角部にゲート部がある場合が多くなり、この
角部にリアクトルのギャップ部がくるように配置するの
が好ましく、そのような構造をとることによりリアクト
ルの装着及び固定を容易に行うことができ、半導体回路
素子への密着度の向上を図ることができる。
【0014】次に、本発明に用いる軟磁性体は、非晶質
合金又は微細結晶構造を有する磁性合金であることが好
ましい。非晶質合金としては、Co系、Fe系、Fe−
Ni系とどのようなものであっても問題はないが、Co
系又はFe系の非晶質合金としては次の一般式1を満た
すものが好ましい。 一般式1:(M1-a M’a100-bb (式中、MはFe、Coから選ばれる少なくとも1種の
元素を、M’はTi、V、Cr、Mn、Ni、Cu、Z
r、Nb、Mo、Ta、Wから選ばれる少なくとも1種
の元素を、XをB、Si、C、Pから選ばれる少なくと
も1種の元素を示し、a及びbはそれぞれ0≦a≦0.
5、10≦b≦35を満足する数を示す、各数字はat
%)で表わされる組成を有する。
【0015】Fe−Ni系非晶質合金としては、次の一
般式2を満たすものが好ましい。 一般式2:(Ni1-a Fea100-x-y-zx Siy
(式中、MはV、Cr、Mn、Co、Nb、Mo、T
a、W、Zrから選ばれる少なくとも1種の元素を示
し、a、x、y、zはそれぞれ0.2≦a≦0.7、
0.05≦x≦10、4≦y≦12、5≦z≦20、1
5≦y+z≦30を満足する数を示す、各数字はat
%)で表わされる組成を有する。
【0016】微細結晶構造を有する磁性合金としては、
次の一般式3を満たすものが好ましい。 一般式3:Fe100−c−d−e−f−g−hc
de Sifgh (式中、AはCu、Auから選ばれる少なくとも1種の
元素を、Dは4a族、5a族、6a族、希土類元素から
選ばれる少なくとも1種の元素を、EはMn、Al、G
a、Ge、In、Sn、白金族元素から選ばれる少なく
とも1種の元素を、ZはC、N、Pから選ばれる少なく
とも1種の元素を表わし、c、d、e、f、g、hは、
0≦c≦8、0.1≦d≦15、0≦e≦10、0≦f
≦25、1≦g≦12、0≦h≦10、1≦f+g+h
≦30を満足する数を示す、各数字はat%)で表わさ
れる組成を有し、微細結晶構造として50〜300オン
グストロームの結晶粒を合金中に面積比で50%以上、
好ましくは80%以上存在することが好ましい。
【0017】非晶質合金の製造方法としては、通常の液
体急冷法、例えば単ロール法等を適用して、上記一般式
1又は一般式2を満足する合金溶湯を超急冷することに
より得られ、具体的には非晶質合金薄帯として得ること
ができる。
【0018】得られた非晶質合金薄帯の平均板厚は、損
失の低減を図る上で30μm以下が好ましく、より好ま
しくは8〜25μmの範囲である。一般に板厚が薄いほ
ど損失は低減でき、従来のパーマロイの板厚が100μ
m前後と本発明の軟磁性材と比較してかなり厚く、磁性
体の損失はパーマロイの方がかなり大きい。このように
板厚や材料組成を制御することにより損失の低減を行い
発熱量の低減を行うことが可能である。
【0019】これら非晶質合金薄帯を所定のリング形状
に加工した後、所定枚数を積層することによりリアクト
ルを作成する。このリアクトルの製造方法としては、非
晶質合金薄帯を所定枚数積層した後に打抜き加工等によ
り作成する方法であってもよい。
【0020】微細結晶構造を有する磁性合金の製造方法
についても、非晶質合金の場合と同様に、一般式3を満
足する合金溶湯を超急冷することにより、非晶質合金薄
帯を得、その後、前記非晶質合金の結晶化温度に対し−
50〜+120℃、1分〜5時間の熱処理を行い微細結
晶を析出させる方法、又は液体急冷法の急冷速度を制御
して微細結晶を直接析出させる方法等がある。微細結晶
構造としては、50〜300オングストロームの結晶粒
を合金中に面積比で50%以上、好ましくは80%以上
存在することが好ましい。その後のリング状リアクトル
への加工及び薄帯の板厚については、非晶質合金薄帯の
場合と同様である。
【0021】これらのリアクトルは層間絶縁を保つため
及びリアクトル全体の絶縁性を得るために絶縁処理が行
われている。絶縁層の材質としては、絶縁性が保てれば
特に限定されるものではなく、マグネシア、シリカ、ア
ルミナ等の金属酸化物やエポキシ系樹脂、シリコーン系
樹脂、テフロン系樹脂等の有機樹脂であっても良い。
【0022】これらのリアクトルにギャップを設ける場
合、非晶質合金薄帯等の磁性合金薄帯をリング状に加工
する際に設けても良いし、積層した後にリング状の一部
を削除し、ギャップを形成しても良い。また、ギャップ
の大きさについても特に限定されるものではないが、半
導体回路素子のゲート部等の出っ張り部の形状に合わせ
ておけば問題はなく、好ましくは1mm以下、特に好ま
しくは0.4〜0.7mmである。ギャップがあまり大
きいとインダクタンス値が小さくなり、逆に小さすぎる
とインダクタンスは大きくなるが大電流を流す場合にそ
の大きなインダクタンスを保てないという問題があるた
めギャップの大きさは1mm以下、特に0.4〜0.7
mmが好ましい。
【0023】ギャップの形状としては、特に限定される
ものではなく、リアクトルの切り口が直線や斜め形状で
あってもよいが、多角形リアクトルの角部にギャップを
設ける場合は図6に示す通り切り口を斜めにし外径側の
ギャップ(d1 )と内径側のギャップ(d2 )との大き
さを変え外径側のギャップを小さくすること、つまりd
1 <d2 とすることが好ましい。この場合、内径側(d
2 )が1mm以下であるとより好ましくなる。
【0024】また、このギャップの形成箇所についても
特に限定されるものではないが、半導体回路素子の出っ
張り部にギャップがくるようにする形成することが良
く、そのような箇所にギャップを設けることによりリア
クトルを半導体回路素子に密着した状態で装着すること
が可能となり、特にIGBT回路素子のように角部にゲ
ート部のような出っ張りがある場合においては多角形状
リアクトルの1角にギャップを設けると、装着性が良好
になる(図7)。なお、図7では、複数のIGBT素子
の中で1つの素子にのみ本発明のリアクトルを装着して
るが、通常はすべての素子に装着している。
【0025】さらに、このようなギャップを形成するこ
とにより、磁束の飽和現象を抑制することも可能とな
り、特にギャップを角部に設ける場合にd1 <d2 とす
ることにより、漏れ磁束の抑制をも可能とするため好ま
しい。
【0026】以上のようなリアクトルを半導体回路素子
のエミッタ電極に装着すると、リアクトルのインダクタ
ンスにより電磁ノイズが低減し、ターンオン時のサージ
電流を小さくすることができ、電流アンバランスが解消
されターンオフ時の電流を安定させることが可能とな
る。
【0027】
【実施例】(実施例1)リアクトルとして、Fe系、C
o系、Fe−Ni系の非晶質合金及び微細結晶構造を有
する軟磁性合金の各軟磁性材料からなる薄帯として板厚
が25μmのものを使用し、外部13mmの正方形、内
部9.8mm角の四角リングを形成した後、エッチング
加工を施し、シート状四角形リングを得る。このシート
の四角の内の1角に0.5mmのギャップを形成し、こ
のシートを3mm厚まで100枚積層した後、樹脂コー
ティングを行った。この時のインダクタンスは、35n
Hを得た。
【0028】半導体回路素子(スイッチング素子)とし
て、図8に示すようなIGBT回路を使用し、測定条件
として、Vce=2800v、Ic =25A/chipとし、
負荷10mHとし、1辺が9mmの四角状chipエミ
ッタに、積層した前記非晶質リアクトルを装着して素子
を構成した。抵抗R1 をonの時25Ω、off時55
Ωにし、R2 を20Ωとした。
【0029】前記各リアクトルを装着した場合のスイッ
チング波形を観測した。具体的な測定方法として、上記
測定条件におけるコレクタ電流Ic [A]、コレクタ・
エミッタ間電圧Vce[V]を測定し図9に示すピーク−
ピーク間(pp)の値を測定することによりノイズ抑制
効果を検証した。なお、このピーク−ピーク間のコレク
タ電流をIc p.p [A]、コレクタ・エミッタ間電圧を
ce p.p[V]で表わし、これらピーク−ピーク間の電
流や電圧が小さいものほどノイズ抑制効果が効いて各チ
ップ間で安定動作し、アンバランス現象が解消されてい
るものと言える。
【0030】(比較例1)比較のためパーマロイで、実
施例1と同様のサイズ(パーマロイは薄く作れないので
積層枚数を29枚にし、厚さ3mmのリアクトルを作成
した)のリアクトルを作成し、同条件で同様の測定を行
った。
【0031】
【表1】
【0032】測定結果を表1に示す、本発明のリアクト
ルを用いた場合は、用いない場合やパーマロイ製リアク
トルを用いた場合と比較してIc p.p [A]、 Vce
p.p[V]とも良好な結果を得ている。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非晶質合
金又は微細結晶構造を有する磁性合金からなる積層型リ
アクトルを半導体回路素子、特にIGBTを複数備えた
回路素子に装着することにより電磁ノイズを低減し、素
子間の相互干渉現象を抑制する。また、リアクトルにギ
ャップを設けることにより装着工程の簡素化といった効
果を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明のリング状リアクトルを表わす図であり、
(a)は上面図、(b)は斜面図である。
【図2】本発明の多角形状リアクトルの一例を表わす図
であり、(a)は4角形状のリアクトル、(b)は6角
形状のリアクトルである。
【図3】本発明のギャップを有する円形状リアクトルの
一例を表わす図である。
【図4】本発明のギャップを有する四角形状リアクトル
の一例を表わす図である。(a)は角部にギャップを設
けたもの、(b)は1辺上にギャップを設けたもの。
【図5】本発明のギャップを有する六角形状リアクトル
の一例を表わす図である。(a)は角部にギャップを設
けたもの、(b)は1辺上にギャップを設けたもの。
【図6】本発明のギャップ形状の一例を表わす図であ
る。
【図7】本発明のリアクトルを装着したIGBTを表わ
す図である。
【図8】本発明の実施例におけるスイッチング波形観測
用回路の図である。
【図9】本発明の実施例におけるピーク−ピーク間を表
わす図である。
【符号の説明】
1…リアクトル 2…ギャップ 3…IGBT素子のゲート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 H01L 29/78 657G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング形状からなる軟磁性体を積層した
    ことを特徴とする半導体回路素子用リアクトル。
  2. 【請求項2】 多角形のリング形状からなる軟磁性体を
    積層したことを特徴とする半導体回路素子用リアクト
    ル。
  3. 【請求項3】 リング形状の一部にギャップを設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜2記載の半導体回路素子用リ
    アクトル。
  4. 【請求項4】 軟磁性体が非晶質合金であることを特徴
    とする請求項1〜3記載の半導体回路素子用リアクト
    ル。
  5. 【請求項5】 軟磁性体が微細結晶構造を有する磁性合
    金であることを特徴とする請求項1〜3記載の半導体回
    路素子用リアクトル。
  6. 【請求項6】 軟磁性体に絶縁層を設けたことを特徴と
    する請求項1〜5記載の半導体回路素子用リアクトル。
  7. 【請求項7】 リング状軟磁性体のギャップを多角形状
    の1角に設けたことを特徴とする請求項3〜6記載の半
    導体回路素子用リアクトル。
  8. 【請求項8】 リング状軟磁性体の一部にギャップを設
    けたリアクトルを具備したことを特徴とする半導体回路
    素子。
  9. 【請求項9】 リング状軟磁性体の一部にギャップを設
    けたリアクトルを具備した半導体装置において、半導体
    装置のゲート部にリング状磁性体のギャップが配置され
    るようにしたことを特徴とする半導体回路素子。
  10. 【請求項10】 半導体装置が、絶縁ゲート型バイポー
    ラトランジスタであることを特徴とする請求項8〜9記
    載の半導体回路素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005064133A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Toyota Motor Corp リアクトル装置
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