JPH1123867A - ファイババンドル及びファイババンドルの製造方法 - Google Patents

ファイババンドル及びファイババンドルの製造方法

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JPH1123867A
JPH1123867A JP9173410A JP17341097A JPH1123867A JP H1123867 A JPH1123867 A JP H1123867A JP 9173410 A JP9173410 A JP 9173410A JP 17341097 A JP17341097 A JP 17341097A JP H1123867 A JPH1123867 A JP H1123867A
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fiber
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optical fibers
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JP9173410A
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Hiroshi Sekiguchi
宏 関口
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Hoya Corp
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の単一横モードのレーザ光を狭い範囲に
集中できるように光ファイバを束ねる。 【解決手段】 ファイババンドル100は、2重クラッ
ド型ファイバレーザ装置に用いるための16本のファイ
バの一端が束ねられている。ファイバが分離されている
分離部101側の入射端に励起光10が入射され、ファ
イバが束ねられているバンドル部102側の出射端から
レーザ光10aが出力される。バンドル部102は、出
射端におけるコアの間隔が、伝搬されるレーザ光の横モ
ードが互いに影響し合わない範囲で微少となるように束
ねられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の光ファイバを
束ねたファイババンドル及びファイババンドルの製造方
法に関し、特にコア同士が狭い間隔で束ねられたファイ
ババンドル及びそのようなファイババンドルの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信またはレーザ加工分野では、より
高出力でより安価なレーザ装置の開発が望まれている。
この要請を満たせる可能性の高いものとして、光ファイ
バレーザ装置が知られている。
【0003】光ファイバレーザ装置は、コア径並びに、
コアとクラッドの屈折率差などを適切に選定することで
比較的簡単にレーザ発振の横モードを単一にすることが
できる。また、光を高密度に閉じ込めることで、レーザ
活性物質と光との相互作用を高められる。さらに、光フ
ァイバの長さを長くすることで相互作用を大きく取れる
ので、高い効率で高品質のレーザ光を発生させることが
できる。このような優れた性質を有するため、光ファイ
バレーザ装置を用いれば、レーザ出力の強弱や熱や振動
などに影響されない横モードをもった質の良いレーザ光
を比較的安価に得ることができる。
【0004】ここで、光ファイバレーザ装置のさらなる
高出力化または高効率化を実現するには、光ファイバの
レーザ活性イオンまたは色素、その他の発光中心(以
下、「レーザ活性物質」という)の添加領域(通常はコ
ア部)に効率よく励起光を導入する必要がある。ところ
が、通常、単一モードの導波条件を満たすようにコア径
を設定すると、そのコア径は十数μm以下に限定され
る。そのため、コア径内に効率よく励起光を導入するの
は一般的に困難である。これを克服する手段として、い
わゆる2重クラッド型ファイバレーザが提案されている
(例えば、「H.Zellmer,U.Willamowski,A.Tunnermann,a
nd H.Welling,Optics Letters. Vol.20,No.6,pp.578-58
0,March,1995. 」に記載されている)。
【0005】2重クラッド型ファイバレーザは、コア部
の周りに、コアより屈折率の低い第1クラッドを設け、
その外側にさらに屈折率の低い第2クラッドを設けたも
のである。これにより、第1クラッドに導入された励起
光は、第1クラッドと第2クラッドとの屈折率の差によ
る全反射により、第1クラッドに閉じ込められた状態を
保ちながら伝搬する。この伝搬の際に、励起光はコアを
繰り返し通過し、コアに含まれるレーザ活性物質を励起
することになる。この2重クラッド型ファイバレーザで
あれば、励起光は、第1のクラッド部に導入すればよ
い。しかも、第1クラッドは、コアよりも数百から千倍
程度の断面積を有する。そのため、より多くの励起光を
導入することが可能となり、高出力化が図れる。
【0006】このように、2重クラッド型ファイバレー
ザは、発振効率が高く、また発振横モードが単一でしか
も安定であるという利点を持つため、微細な切断や微細
な溶接等の加工用レーザとしての高い能力を有してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2重クラッ
ド型ファイバレーザは、コア部でのブリリュアン散乱や
ラマン散乱といった非線型効果による損失の増大やコア
部の強力な光による損傷によって、そのレーザ出力が制
限されるという欠点がある。現在入手可能なコア材料で
は、2重クラッド型ファイバレーザの出力は数十Wから
百数十Wに制限されている。
【0008】この欠点を克服するために直感的に発想さ
れる手段として、「コア径の拡大」が挙げられるが、フ
ァイバレーザのコア径を拡大すると、レーザ発振の横モ
ードが多モード化するという問題が生じる。多モード化
すると、ファイバレーザの利点の1つである横モードの
安定性が失われることになる。すると、出力の強弱やフ
ァイバーのわずかな振動や形状の変化によって、そのレ
ーザ出力の横モードが変化してしまう。その結果、例え
ばレーザ加工では、集光点での光の強度分布が不安定に
なるという問題が生じる。
【0009】そこで、2重クラッド型ファイバレーザの
欠点を補う別の方法として、ファイババンドル(ファイ
バの束)を用いることが考えられる。単一横モードのフ
ァイバレーザを複数本束ねれば、束ねた本数分だけ出力
を増やすことができるからである。
【0010】しかし、単一横モードのファイバレーザを
単純に複数本束ねた場合、コアに比べて遥かに大きいク
ラッド部(直径で約100倍)がそれぞれのコア部に付
いているため、発光点であるコアが広い空間内に点在す
る形となって、輝度は低下してしまうという問題点があ
る。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、複数の単一横モードのレーザ光を狭い範囲に
集中できるように光ファイバを束ねたファイババンドル
を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、複数の光ファ
イバのコアを微少間隔で束ねることのできるファイババ
ンドルの製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、複数の光ファイバの少なくとも一端が束
ねられたファイババンドルにおいて、レーザ光の出射端
では、伝搬するレーザ光の横モードが互いに影響しない
最低限の間隔をおいて近接して配置された複数のコア
と、前記複数のコアの周囲に設けられ、前記複数のコア
よりも低い屈折率のクラッドと、を有することを特徴と
するファイババンドルが提供される。
【0014】このファイババンドルによれば、束ねられ
た光ファイバの入射端にレーザ光が入射されると、入射
されたレーザ光の横モードが互いに影響を及ぼし合うこ
となく、短い間隔で配置されたコアから出射される。
【0015】また、本発明では上記課題を解決するため
に、複数の光ファイバの少なくとも一端が束ねられたフ
ァイババンドルの製造方法において、前記複数の光ファ
イバの端部から一定範囲内のクラッドを削り落し、前記
複数の光ファイバのクラッドが削り落とされた部分同士
を密着して固定することにより、複数の光ファイバを束
ねる、ことを特徴とするファイババンドルの製造方法が
提供される。
【0016】この方法によってファイババンドルを製造
すれば、出射端におけるコア同士が高密度に配置された
ファイババンドルが作られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態のファイババンドルを示す図である。これは、2重ク
ラッド型ファイバレーザ装置に用いるためのファイババ
ンドル100である。このファイババンドル100は、
16本のファイバの一端が束ねられている。
【0018】ファイバが分離されている分離部101側
の入射端に励起光10が入射され、ファイバが束ねられ
ているバンドル部102側の出射端からレーザ光10a
が出力される。バンドル部102は、出射端におけるコ
アの間隔が、伝搬されるレーザ光の横モードが互いに影
響し合わない範囲で微少となるように束ねられている。
なお、ファイバから出射される光線の方向を揃える必要
があるため、出射端から1cm以内の範囲においては、
各コアは平行である。
【0019】図2は、ファイババンドルの励起光の入射
端の拡大図である。16本のファイバ110a〜110
pの中心には、コア111a〜111pがある。コア1
11a〜111pには、レーザ活性物質がドープされて
いる。コア111a〜111pの周囲には第1クラッド
112a〜112pが設けられている。第1クラッド1
12a〜112pは、コア111a〜111pよりも屈
折率が低い。第1クラッド112a〜112pの周囲に
は、第2クラッド113a〜113pが設けられてい
る。第2クラッド113a〜113pは、第1クラッド
112a〜112pよりも屈折率が低い。
【0020】そして、ファイバ110aに含まれるレー
ザ活性物質を励起するための励起光11は第1クラッド
112aに対して入射される。同様に、他のファイバの
第1クラッドにも励起光が入射される。
【0021】図3は、ファイババンドルのレーザ光の出
射端の拡大図である。ファイババンドル100の出射端
では、16個のコア111a〜111pが、微少な間隔
で中央部に集中して配置されている。各コア111a〜
111pは、隣り合うコア同士のレーザ発振の横モード
が互いに影響しないような十分な間隔を確保し、かつ、
出来るだけ高密度に配置されている。
【0022】ここで、横モードが影響し合わない距離
は、レーザ発振波長のエバネッセント波によって定めら
れる。エバネッセント波とは、コアを伝播するレーザ光
が、コアと第1クラッドの間で全反射する際に、第1ク
ラッド側へ漏れ出す光のことである。エバネッセント波
の強度は、コアと第1クラッドとの境界から離れるに従
い減少する。高いエネルギーのエバネッセント波が、隣
り合った別のコアに進入すると、レーザ光が互いに影響
を及ぼし合い、単一横モードの状態が崩れてしまう。
【0023】そこで、単一横モードの状態を崩さないた
めには、コアと第1クラッドとの境界におけるエバネッ
セント波の強度を基準値とし、原則として、エバネッセ
ント波の強度が基準値の0.9倍に減衰する距離よりも
長い間隔でコア同士を隣接させる必要がある。ただし、
コアが隣接している領域(バンドル部102)の長さが
レーザ波長の10000倍以内であれば、エバネッセン
ト波が基準値の0.9倍に減衰する距離よりも短い間隔
でコア同士が隣接していても、横モードが影響し合うこ
とはない。したがって、バンドル部102の長さをレー
ザ波長の10000倍以内にすれば、コアをより接近さ
せることができる。この場合には、コア同士が密着して
いてもよい。
【0024】また、コアの間隔が離れすぎていると、単
にファイバを束ねた場合と同様に、出射光が広い範囲に
点在してしまい、出射光の単位面積当たりの強度を上げ
ることができなくなってしまう。したがって、エバネッ
セント波の強度が基準値の0.01倍となる距離よりも
短い間隔でコア同士が隣接していることが望ましい。
【0025】図4は、コア間隔とモードの変化率との関
係を示す図である。この図では、横軸にコア間隔(μ
m)を取り、縦軸にモードの変化率を取っている。ここ
で、モードの変化率は、コアが密着した状態を1とした
場合の発振横モードの強度変化率を示している。この図
から分かるように、モードの変化率は、コア間隔が1μ
m以内の範囲ではコア間隔が広がるに従い急激に減少
し、コア間隔が2μmになると発振横モードの強度変化
は微少なものとなる。そして、コア間隔が12μm以上
離れれば、発振横モードの強度はほとんど変化しなくな
る。
【0026】次に、本発明のファイババンドルの製造方
法について説明する。図5は、ファイババンドルの製造
工程の前半を示す図である。なお、この図では第1クラ
ッドと第2クラッドとの境界部分は図示していない。ま
た、以下の説明では、第1クラッドと第2クラッドとを
合わせて、単に「クラッド」と呼ぶこととする。 〔S1〕ファイバ110aを図示していないガラス製V
溝に接着剤を用いて固定し、ファイバのクラッド研削装
置であるダイシングソーに取り付ける。 〔S2〕ダイシングソーを用いて、コア111aから5
μmの距離を残してクラッドを削り取る。 〔S3〕工程S1,S2と同様の手順でクラッドを研削
したファイバ110bを、接着剤によってファイバ11
0aと接着する。 〔S4〕コア111bから5μmを残して、クラッドを
削り取る。 〔S5〕工程S1,S2と同様の手順でクラッドを研削
したファイバ110cを、接着剤によってファイバ11
0bと接着する。 〔S6〕コア111cから5μmを残して、クラッドを
削り取る。 〔S7〕工程S1,S2と同様の手順でクラッドを研削
したファイバ110dを、接着剤によってファイバ11
0cと接着する。
【0027】これにより、1次元のファイバアレイを作
ることができる。そして、同様の1次元ファイバアレイ
を全部で4個作る。このように、クラッドの研削とファ
イバの接着とを交互に行うのは、クラッドを少しずつ研
削することにより、ファイバの機械的な強度を保ちなが
ら加工を進めるためである。
【0028】図6は、ファイババンドルの製造工程の後
半を示す図である。この工程では、1次元ファイバアレ
イを基本として2次元ファイバアレイを作成する。 〔S11〕ファイバアレイ100aを図示していないガ
ラス製V溝に接着剤を用いて固定し、ダイシングソーに
取り付ける。 〔S12〕ダイシングソーを用いて、コア111a〜1
11dから5μmの距離を残してクラッドを削り取る。 〔S13〕工程S11,S12と同様の手順でクラッド
を研削したファイバアレイ100bを、接着剤によって
ファイバアレイ100aと接着する。 〔S14〕コア111e〜111hから5μmを残し
て、クラッドを削り取る。 〔S15〕工程S11,S12と同様の手順でクラッド
を研削したファイバアレイ100cを、接着剤によって
ファイバアレイ100bと接着する。 〔S16〕コア111i〜111lから5μmを残し
て、クラッドを削り取る。 〔S17〕工程S11,S12と同様の手順でクラッド
を研削したファイバアレイ100dを、接着剤によって
ファイバアレイ100cと接着する。
【0029】これにより、2重クラッド型のファイバの
出力側が2次元のファイバアレイとして束ねられる。こ
のようにして作成されたファイババンドルをファイバレ
ーザ装置に利用することにより、高出力のレーザ装置が
得られる。
【0030】なお、上記の説明では、ファイバを束ねる
際に、接着剤で接着するものとしているが、ファイバ同
士を融着して束ねることもできる。また、上記の説明で
は、ファイバを1本ずつ束ねることで1次元ファイバア
レイを作成し、その1次元ファイバアレイを束ねて本発
明のファイババンドルを作成しているが、加工時の機械
的強度が問題とならない場合には、全てのファイバを細
く切削した後、それらを一度に束ねても良い。
【0031】図7は、本発明のファイババンドルを用い
たレーザ装置を示す図である。このレーザ装置では、フ
ァイババンドル100の励起光の入射端に、16個のレ
ーザダイオード(以下「LD」という)21が設けられ
ている。LD21は、電源装置20によって駆動され、
波長が0.8μmの励起光10を出力する。LD21か
ら出力された励起光10は、ファイババンドル100内
の第1クラッドと第2クラッドの境界部分で全反射を繰
り返しながら、ファイバ内を伝搬する。そして、励起光
10が伝搬の途中でコアを通過すると、レーザ光が励起
される。励起光のエネルギーは、出射端に達する前に全
てレーザ光に変換され、出射端からはレーザ光10aの
みが出力される。
【0032】この装置から出力される16本のレーザ光
10aは、レーザ出力の強弱や熱や振動あるいはファイ
バのわずかな変位などによってレーザ出力の横モードが
変化しない。つまり、極めて安定した横モードを有す
る。しかも、高密度に配置された複数のコアから出力さ
れているため、光ファイバレーザの上限と同程度の輝度
を有する。さらに、複数のレーザ光が束ねられて出射さ
れるため、1本の光ファイバレーザよりも格段に大きな
レーザ出力が可能である。
【0033】ところで、上記の実施の形態では、コアが
縦と横に一直線に並んでいるが、配列を変えることによ
り、さらに高密度に束ねることができる。そのような実
施の形態を以下に説明する。
【0034】図8は、本発明の第2の実施の形態のファ
イババンドルを示す図である。この図は、レーザ光の出
射端を示している。このファイババンドル30は、図中
の左から1列目に、3つのコア31a〜31cが縦に並
んでいる。その右側の2列目に、4つのコア31d〜3
1gが縦に並んでいる。2列目のコア31d〜31gの
間隔は、1列目のコア31a〜31cの間隔と同じであ
り、2列目の最上部のコア31dと最下部のコア31g
の中点が、1列目の中央のコア31bと同じ高さにな
る。
【0035】同様に、3列目には5つのコア31h〜3
1lが配置され、4列目には4つのコア31m〜31p
が配置され、5列目には3つのコア31q〜31sが配
置されている。
【0036】このようなファイババンドル30の製造方
法を以下に説明する。なお、1次元のファイバアレイを
作成するまでの工程(図5に示す)は、第1の実施の形
態と同様であるため説明を省略する。
【0037】図9は、本発明の第2の実施の形態の製造
工程を示す図である。 〔S21〕3つのファイバが束ねられた1次元のファイ
バアレイ30aを図示していないガラス製V溝に接着剤
を用いて固定し、ダイシングソーに取り付ける。 〔S22〕ダイシングソーを用いて、所定の位置を頂点
とし、頂角120度でクラッドを削り取る。 〔S23〕工程S22と同様の手順で、クラッドの所定
の位置を削り取る。 〔S24〕4本のファイバを束ね、工程S21、S23
と同様の方法でクラッドを削り取った1次元のファイバ
アレイ30bを、ファイバアレイ30aに接着する。 〔S25〕工程S22,S23と同様の手順で、クラッ
ドの所定の位置を削り取る。 〔S26〕5本のファイバを束ね、工程S22、S23
と同様の方法でクラッドを削り取った1次元のファイバ
アレイ30cを、ファイバアレイ30bに接着する。 〔S27〕以後同様に、4本のファイバを束ねたファイ
バアレイ30dと、3本のファイバを束ねたファイバア
レイ30eを順次接着する。
【0038】これにより、出射端のコアがより高密度に
配置されたファイババンドルを作成することができる。
なお、以上の説明では、ファイバレーザに用いるための
2重クラッド型ファイバを直接束ねる場合について説明
したが、コアを近接させる部分とレーザ光を励起する部
分とを個別に作成してもよい。この場合、線引きによっ
て、出射端のコアを高密度に配列させることができる。
その例を第3の実施の形態として以下に説明する。
【0039】図10は、第3の実施の形態のファイババ
ンドルの製造工程の前半を示す図である。 〔S31〕まず、複数のプリフォーム(線引きする前の
ガラス母材)を接着剤で接着(若しくは融着)すること
により単純に束ね、ファイババンドル40を作る。な
お、このプリフォームは、2重クラッド型ではなく、レ
ーザ光を伝搬するコアとその周囲に設けられたクラッド
とからなる。また、コアには、レーザ励起用の材料はド
ープされていない。このファイババンドル40の両側の
端面41,42は、同じ大きさである。 〔S32〕ファイババンドル40の一端を線引きする。
これにより、ファイババンドル40が、端面41から端
面42にかけて徐々に細くなり、端面42は縮小され
る。
【0040】図11は、第3の実施の形態のファイババ
ンドルの製造工程の後半を示す図である。 〔S33〕コアにレーザ活性物質がドープされた2重ク
ラッド型のファイバを束ねたファイババンドル50を用
意する。このファイババンドル50の端面51に、ファ
イババンドル40の端面41を合致させ、2つのファイ
ババンドルを接続する。接続は、接着、融着、突き合わ
せなど、既存の光ファイバ接続技術で行う。
【0041】これにより、第2の実施の形態と同様の機
能を有するファイババンドルが、線引きによって作成で
きる。このように、線引きによって複数のコアを近接さ
せることにより、高出力で輝度の高い単一横モードのレ
ーザ光を発生させるためのファイババンドルを容易に作
成することができる。
【0042】なお、上記の各実施の形態における製造方
法の説明では、ファイバの端部から一定の領域に対して
切削などの加工を行うことで本発明に係るファイババン
ドルを製造したが、これらの加工処理をファイバの中間
部分に対して行ってもよい。すなわち、ファイバの中間
部分を研削若しくは引き伸ばしにより束ねてバンドル化
する。そして、束ねた部分の中央付近で切断すれば、本
発明のファイババンドルを2本同時に作成できる。
【0043】次に、単にファイバを束ねた場合と、上記
実施の形態のような本発明のファイババンドルを用いた
場合とのファイバレーザ装置における輝度の違いについ
て考察する。
【0044】いま、コア径10μm(単一横モード)、
第1クラッド径900μm、第2クラッド径1000μ
mのレーザ媒体を用いた2重クラッド型ファイバレーザ
装置を考える。このファイバレーザ装置では、LDで励
起したレーザ光を、励起光として2重クラッド型ファイ
バに入射する。LDで励起して、非線形効果により損失
が顕著にならない上限の出力として150Wが得られて
いる場合、その輝度P1は、
【0045】
【数1】 P1=150W/7.85×10-7=約191MW/cm2 ・・・・(1) となる。
【0046】このような単一横モードのファイバレーザ
を単純に複数本束ねたレーザ装置の輝度P2は、以下の
ようになる。図12は、複数のファイバを単純に束ねた
ファイババンドルのレーザ光の出射端を示す図である。
この図に示すファイババンドル60は、19本のファイ
バ61が束ねられている。各ファイバ61は、中心にコ
アが設けられている。コアの直径は10μmほどであ
る。コアの周りには、直径は900μmの第1クラッド
が設けられている。第1クラッドの周りには、直径1m
m(1000μm)の第2クラッドが設けられている。
【0047】図のように19本のファイバ61を配置す
れば、レーザ出力はファイバ一本の場合の19倍の2.
85kW得られるが、発光領域62の直径は約4mmと
なる。したがって、その輝度P2は、
【0048】
【数2】 P2=出力/発光領域の面積 =150W×19/1.256×10-1=約22.7kW/cm2 ・・・・(2) である。
【0049】この結果を、式(1)の結果と比べれば分
かるように、ファイバ一本の場合に比べて、輝度は著し
く低下してしまう。つまり、レーザ加工に重要な集光性
が大幅に低下したことを意味する。この理由は、単一横
モードのファイバレーザを単純に束ねた場合、平均出力
は束ねた本数分だけ増やすことができるが、コアに比べ
て遥かに大きいクラッド(直径で100倍)がそれぞれ
のコアに付いているため、発光点であるコアが広い空間
に点在する形となるからである。
【0050】そこで、本願発明のファイババンドルによ
り出力150Wのファイバを束ねた場合を考える。図1
3は、本発明に係るファイババンドルのレーザ光の出射
端におけるコアの配置を示す図である。この図に示すフ
ァイババンドル70は、コア径10μmの19本のコア
71が、10μm間隔で配置されている。すると、19
本のレーザ光の発光領域72の直径は、90μmとな
る。
【0051】すると、レーザ出力はファイバ一本の場合
の19倍の2.85kW得られ、平均の輝度P3は、
【0052】
【数3】 P3=出力/発光領域の面積 =150W×19/6.3585×10-5=約45MW/cm2 ・・・・(3) である。したがって、単純にファイバを束ねた場合に比
べ、平均の輝度が非常に高くなっている。
【0053】このようなレーザ装置を、レーザ加工装置
に用いることにより、高精度の加工を高速に行うことが
可能となる。本発明のファイババンドルによる光ファイ
バレーザ装置をレーザ加工装置に用いる場合、ファイバ
バンドルのレーザ光の出力側には、加工ヘッドが設けら
れる。加工ヘッド内には集光レンズが設けられ、レーザ
光をワーク上で集光させることができる。また、加工ヘ
ッドには補助ガスが導入されており、加工ヘッドの先端
から補助ガスが噴出するように構成されている。補助ガ
スには、酸化を防止するシールドガスや、発生するプラ
ズマを除去するプラズマ処理ガスなどが用いられる。ま
た、レーザ加工装置には、ワークを載せる台とその台を
移動させるサーボモータが設けられている。そして、レ
ーザ出力やワークの位置などを数値制御装置などで制御
することにより、精密な加工を行うことができる。
【0054】
【実施例】以下に、図1に示した第1の実施の形態を具
体化したファイババンドルの実施例について説明する。
【0055】ここでは、コア径10μm、第1クラッド
径900μm、第2クラッド径1000μm、長さ50
mの2重クラッド型ファイバを16本用いて、ファイバ
バンドルを作成した。ファイバのコアには、0.5at
%の濃度でNd3+イオンをドープした。ファイバの母材
には、石英系ガラスを用いた。
【0056】励起光の入射端は、励起光が効率よく入力
されるように平面研磨され、励起光0.8μmにおいて
透過率95%以上、レーザ発振波長1.06μmにおい
て反射率98%以上の多層膜コートが施されている。レ
ーザ光の出射端ではファイバが束ねられ、コアが10μ
mの間隔で配置されている。
【0057】なお、図1においては、便宜上ファイバの
全長を短く描いているが、実際には1本50mの長さが
ある。そして、光ファイバは周知のように柔軟性に優れ
ているため、図示していない直径約20cmのボビンに
巻き付ける構造とした。
【0058】このレーザバンドルを用いた装置に、発振
波長0.8μm、出力20WのLDを16個用いて励起
させたところ、波長1.06μmで出力120Wという
レーザ光が得られた。
【0059】このレーザ装置の出力を焦点距離50mm
のレンズ系で集光したところ、直径50μm以内に出力
の90%以上のエネルギーが集光できた。一般的な大出
力YAG(Yttrium Alminium Garnet) レーザの集光径
が、同様の条件で500μm以上であるから、集光径は
1/10以下である。集光点でのエネルギー密度は、集
光点の面積に反比例するので、一般的な大出力YAGレ
ーザに比べて100倍以上のエネルギー密度を発生させ
ることが出来る。しかも、このレーザ装置の集光径は、
レーザ出力や熱の状態によらず常に一定であるため、安
定したレーザ加工が可能である。
【0060】なお、この例では、励起用に用意したLD
が少なかったために120Wの出力しか得られなかった
が、この出力値はこのレーザ装置の限界ではない。励起
光の出力を上げればレーザ装置の出力をさらに挙げるこ
とができ、その上限は2kW以上であると考えられる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファイババ
ンドルでは、レーザ光の出射端のコアを、レーザ発振の
横モードが互いに影響しない間隔をおいて近接させて配
置したため、このファイババンドルを光ファイバレーザ
装置に利用すれば、安定したレーザ加工が可能な横モー
ドを有し、かつ高輝度で大出力のレーザ光を得ることが
できる。
【0062】また、本発明のファイババンドルの製造方
法では、クラッドを削った後にファイバを束ねるように
したため、レーザ光の出射端のコアを、レーザ発振の横
モードが互いに影響しない間隔をおいて近接させて配置
したファイババンドルを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のファイババンドル
を示す図である。
【図2】ファイババンドルの励起光の入射端の拡大図で
ある。
【図3】ファイババンドルのレーザ光の出射端の拡大図
である。
【図4】コア間隔とモードの変化率との関係を示す図で
ある。
【図5】ファイババンドルの製造工程の前半を示す図で
ある。
【図6】ファイババンドルの製造工程の後半を示す図で
ある。
【図7】本発明のファイババンドルを用いたレーザ装置
を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のファイババンドル
を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の製造工程を示す図
である。
【図10】第3の実施の形態のファイババンドルの製造
工程の前半を示す図である。
【図11】第3の実施の形態のファイババンドルの製造
工程の後半を示す図である。
【図12】単一モードファイバレーザのレーザ媒体を単
純に束ねたファイババンドルのレーザ光の出射端を示す
図である。
【図13】本発明に係るファイババンドルのレーザ光の
出射端におけるコアの配置を示す図である。
【符号の説明】
10 励起光 10a レーザ光 100 ファイババンドル 101 分離部 102 バンドル部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバの少なくとも一端が束
    ねられたファイババンドルにおいて、 レーザ光の出射端では、伝搬するレーザ光の横モードが
    互いに影響しない最低限の間隔をおいて近接して配置さ
    れた複数のコアと、 前記複数のコアの周囲に設けられ、前記複数のコアより
    も低い屈折率のクラッドと、 を有することを特徴とするファイババンドル。
  2. 【請求項2】 前記複数のコアは、レーザ活性物質を含
    んでいることを特徴とする請求項1記載のファイババン
    ドル。
  3. 【請求項3】 前記クラッドは、前記光ファイバが束ね
    られていない部分では、前記複数のコアの周囲に設けら
    れ、前記複数のコアよりも低い屈折率の第1クラッド
    と、前記第1クラッドの周囲に設けられ、前記第1クラ
    ッドよりも低い屈折率の第2クラッドとで構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載のファイババンドル。
  4. 【請求項4】 前記複数のコアは、レーザ光の出射端に
    おいては、伝搬するレーザ光のエバネッセント波が、漏
    れ出したエネルギーの0.9倍以下、0.01倍以上の
    強度に減衰するだけの間隔で配置されていることを特徴
    とする請求項1記載のファイババンドル。
  5. 【請求項5】 前記複数のコアは、端部からの距離が、
    前記レーザ活性物質により励起されるレーザ光の波長の
    10000倍以内の領域において、前記レーザ光のエバ
    ネッセント波が、漏れ出したエネルギーの0.9倍の強
    度に減衰する距離よりも短い間隔で配置されていること
    を特徴とする請求項1記載のファイババンドル。
  6. 【請求項6】 複数の光ファイバの少なくとも一端が束
    ねられたファイババンドルの製造方法において、 前記複数の光ファイバの端部から一定範囲内のクラッド
    を削り落し、前記複数の光ファイバのクラッドが削り落
    とされた部分同士を密着して固定することにより、複数
    の光ファイバを束ねる、 ことを特徴とするファイババンドルの製造方法。
  7. 【請求項7】 複数の光ファイバの少なくとも一端が束
    ねられたファイババンドルの製造方法において、 2本の光ファイバの端部から一定範囲内のクラッドを、
    それぞれのコア同士を近接させるのに必要な量だけ削り
    落し、クラッドが削り落とされた部分同士を固定して2
    本の光ファイバを束ね、 さらに束ねるべき光ファイバを順次1本ずつ選び、既に
    束ねられている光ファイバと選ばれた光ファイバとの端
    部から一定範囲内のクラッドを、コア同士を近接させる
    のに必要な量だけ削り落とし、クラッドが削り落とされ
    た部分同士を固定することにより、選ばれた光ファイバ
    を順次束ねる、 ことを特徴とするファイババンドルの製造方法。
  8. 【請求項8】 複数の光ファイバの少なくとも一端が束
    ねられたファイババンドルの製造方法において、 複数の光ファイバの一端を束ね、 束ねられた光ファイバの端部のコア間隔が縮小されるよ
    うに、束ねられた光ファイバの端部を線引きする、 ことを特徴とするファイババンドルの製造方法。
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