JPH11238928A - 光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装置 - Google Patents
光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装置Info
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- JPH11238928A JPH11238928A JP10040103A JP4010398A JPH11238928A JP H11238928 A JPH11238928 A JP H11238928A JP 10040103 A JP10040103 A JP 10040103A JP 4010398 A JP4010398 A JP 4010398A JP H11238928 A JPH11238928 A JP H11238928A
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- optical fiber
- laser
- excitation light
- light
- laser device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集光性に優れ、熱的に出力や横モードが安定
であるといったファイバレーザの長所を維持しつつ、生
産性が高く、且つ励起光源も含めて長時間安定して使用
できることを可能にする光ファイバレーザ装置、並びに
それを使用したレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ1が、レーザ活性物質を含む
コアと、該コアの周囲に設けられ且つレーザ活性物質を
励起するための励起光を導光するクラッド層とを有し、
励起光導光層により導光された励起光をコア中のレーザ
活性物質が吸収することによって光ファイバ端部よりレ
ーザ光を出射する光ファイバレーザ装置において、光フ
ァイバの側面に、レーザ光が漏れ出さないように前記励
起光導光層に励起光を入射する励起光入射口としてのプ
リズム4を設け、そのプリズム4を通して励起光を光フ
ァイバ1に入射するようにした。
であるといったファイバレーザの長所を維持しつつ、生
産性が高く、且つ励起光源も含めて長時間安定して使用
できることを可能にする光ファイバレーザ装置、並びに
それを使用したレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ1が、レーザ活性物質を含む
コアと、該コアの周囲に設けられ且つレーザ活性物質を
励起するための励起光を導光するクラッド層とを有し、
励起光導光層により導光された励起光をコア中のレーザ
活性物質が吸収することによって光ファイバ端部よりレ
ーザ光を出射する光ファイバレーザ装置において、光フ
ァイバの側面に、レーザ光が漏れ出さないように前記励
起光導光層に励起光を入射する励起光入射口としてのプ
リズム4を設け、そのプリズム4を通して励起光を光フ
ァイバ1に入射するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバのコア
中のレーザ活性物質に励起光を供給することによってレ
ーザ発振を行う光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装
置に関する。
中のレーザ活性物質に励起光を供給することによってレ
ーザ発振を行う光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信またはレーザ加工の分野におい
て、より高出力で、より安価なレーザ装置の開発が望ま
れているが、従来よりこの要請を満たせる可能性の高い
ものとして、光ファイバレーザ装置が知られている。
て、より高出力で、より安価なレーザ装置の開発が望ま
れているが、従来よりこの要請を満たせる可能性の高い
ものとして、光ファイバレーザ装置が知られている。
【0003】光ファイバレーザ装置は、コア径並びにコ
アとクラッドの屈折率差等を適切に選定することで比較
的簡単にレーザ発振の横モードを単一にすることができ
る。また、光を高密度に閉じこめることでレーザ活性物
質と光との相互作用を高められ、且つ、光ファイバの長
さを長くすることで相互作用長を大きくとれるので、高
い効率で空間的に高品質のレーザ光を発生することがで
きる。従って、質の良いレーザ光を比較的安価に得るこ
とができる。
アとクラッドの屈折率差等を適切に選定することで比較
的簡単にレーザ発振の横モードを単一にすることができ
る。また、光を高密度に閉じこめることでレーザ活性物
質と光との相互作用を高められ、且つ、光ファイバの長
さを長くすることで相互作用長を大きくとれるので、高
い効率で空間的に高品質のレーザ光を発生することがで
きる。従って、質の良いレーザ光を比較的安価に得るこ
とができる。
【0004】ここで、レーザ光のさらなる高出力化また
は高効率化を実現するには、光ファイバのレーザ活性イ
オンまたは色素、その他の発光中心(以下、レーザ活性
物質という)の添加領域(通常はコア部)に効率よく励
起光を導入する必要がある。ところが、通常、単一モー
ドの導波条件を満たすようにコア径を設定すると、その
径は十数μm以下に限定されるので、この径に効率よく
励起光を導入するのは一般的に困難である。これを克服
する手段として、いわゆる2重クラッド型ファイバレー
ザが提案されている(参考文献、例えば:H.Zellmer,U.
Willamowski,A.Tunnermann,and H.Welling,Optics Lett
ers.Vol.20,No.6.pp.578-580,March,1995.)。
は高効率化を実現するには、光ファイバのレーザ活性イ
オンまたは色素、その他の発光中心(以下、レーザ活性
物質という)の添加領域(通常はコア部)に効率よく励
起光を導入する必要がある。ところが、通常、単一モー
ドの導波条件を満たすようにコア径を設定すると、その
径は十数μm以下に限定されるので、この径に効率よく
励起光を導入するのは一般的に困難である。これを克服
する手段として、いわゆる2重クラッド型ファイバレー
ザが提案されている(参考文献、例えば:H.Zellmer,U.
Willamowski,A.Tunnermann,and H.Welling,Optics Lett
ers.Vol.20,No.6.pp.578-580,March,1995.)。
【0005】2重クラッド型ファイバレーザは、コア部
の周りに、コア部より屈折率の低い第1のクラッド部を
設け、その外側にさらに屈折率の低い第2のクラッド部
を設けたものである。これにより、第1のクラッド部に
導入された励起光は、第1のクラッド部と第2のクラッ
ド部の屈折率差による全反射により、第1のクラッド部
内に閉じこめられた状態を保ちながら伝搬する。この伝
搬の際に、励起光はコア部を繰り返し通過し、コア部の
レーザ活性物質を励起することになる。第1のクラッド
部はコア部よりも数百から千倍程度大きな面積を持つた
め、より多くの励起光を導入することが可能になり、高
出力化が可能になる。この2重クラッド型ファイバレー
ザは、発振効率が高く、また、発振横モードが単一で、
しかも安定であるという利点を持ち、レーザダイオード
(以下LD)を使って、数ワットから10ワット程度の
出力が得られるので、それ以前のコア励起型のファイバ
レーザに比べると、はるかに高出力化を実現できるもの
であると言える。
の周りに、コア部より屈折率の低い第1のクラッド部を
設け、その外側にさらに屈折率の低い第2のクラッド部
を設けたものである。これにより、第1のクラッド部に
導入された励起光は、第1のクラッド部と第2のクラッ
ド部の屈折率差による全反射により、第1のクラッド部
内に閉じこめられた状態を保ちながら伝搬する。この伝
搬の際に、励起光はコア部を繰り返し通過し、コア部の
レーザ活性物質を励起することになる。第1のクラッド
部はコア部よりも数百から千倍程度大きな面積を持つた
め、より多くの励起光を導入することが可能になり、高
出力化が可能になる。この2重クラッド型ファイバレー
ザは、発振効率が高く、また、発振横モードが単一で、
しかも安定であるという利点を持ち、レーザダイオード
(以下LD)を使って、数ワットから10ワット程度の
出力が得られるので、それ以前のコア励起型のファイバ
レーザに比べると、はるかに高出力化を実現できるもの
であると言える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2重クラッド型ファイバレーザは、結局のところ、ファ
イバの一端または両端部からの端面励起方式であったの
で、励起光を導入できる箇所が最大2点しかなく、励起
用のLDの数を増やすこともできず、LDの高輝度・高
出力化以外に、さらなる高出力化の方法が無かった。
2重クラッド型ファイバレーザは、結局のところ、ファ
イバの一端または両端部からの端面励起方式であったの
で、励起光を導入できる箇所が最大2点しかなく、励起
用のLDの数を増やすこともできず、LDの高輝度・高
出力化以外に、さらなる高出力化の方法が無かった。
【0007】一方、現在の固体レーザ(ファイバレーザ
を含む)の励起に用いられているLDアレイは、発光領
域が1μm×100μm程度のLDチップを10〜20
個程度横に並べて、全体の発光領域を1μm×1cm程
度のライン状になし、発生した光を集光レンズで集光し
てライン状の集光光源としたものである。これは、元々
集光性の良くないLDチップの幅方向(100μm幅の
方向)にさらに別のLDチップを並べた結果であるが、
LDの効率的な冷却を考えると、LDチップの幅方向
(100μm幅の方向)にLDチップを並べる以外に方
法が無いのが現状であり、このため2重クラッド型ファ
イバレーザの端面励起光源として用いる場合、LDアレ
イの出力光を、複雑な形状をしたプリズムや反射鏡で整
形したのち集光レンズで集光する必要があった。
を含む)の励起に用いられているLDアレイは、発光領
域が1μm×100μm程度のLDチップを10〜20
個程度横に並べて、全体の発光領域を1μm×1cm程
度のライン状になし、発生した光を集光レンズで集光し
てライン状の集光光源としたものである。これは、元々
集光性の良くないLDチップの幅方向(100μm幅の
方向)にさらに別のLDチップを並べた結果であるが、
LDの効率的な冷却を考えると、LDチップの幅方向
(100μm幅の方向)にLDチップを並べる以外に方
法が無いのが現状であり、このため2重クラッド型ファ
イバレーザの端面励起光源として用いる場合、LDアレ
イの出力光を、複雑な形状をしたプリズムや反射鏡で整
形したのち集光レンズで集光する必要があった。
【0008】このような欠点を克服するための直感的に
発想される手段として、2重クラッド型ファイバレーザ
を複数本束ねて高出力化を図る方法が考えられる。しか
しこの場合、平均出力は束ねた本数分だけ増やすことが
できるものの、コア部に比べて遥かに大きいクラッド部
(直径で約100倍)がそれぞれのコア部に付いている
ため、発光点であるコア部が広く空間内に点在する形と
なって輝度が低下してしまうという問題点がある。つま
り、ファイバレーザを複数本束ねるだけでは、集光性の
必要な切断や溶接等のレーザ加工には使用できない。
発想される手段として、2重クラッド型ファイバレーザ
を複数本束ねて高出力化を図る方法が考えられる。しか
しこの場合、平均出力は束ねた本数分だけ増やすことが
できるものの、コア部に比べて遥かに大きいクラッド部
(直径で約100倍)がそれぞれのコア部に付いている
ため、発光点であるコア部が広く空間内に点在する形と
なって輝度が低下してしまうという問題点がある。つま
り、ファイバレーザを複数本束ねるだけでは、集光性の
必要な切断や溶接等のレーザ加工には使用できない。
【0009】また、上述の端面励起に対して、YAGレ
ーザのような一般的な個体レーザで広く用いられている
側面励起を、光ファイバレーザ装置に適用することも考
えられるが、そうしようとした場合は、ロッドやスラブ
に比べて光ファイバが非常に細いため、単純に側面励起
を行っても、励起光のほとんどが光ファイバを透過して
しまい、非常に効率の悪いレーザになってしまうという
問題がある。
ーザのような一般的な個体レーザで広く用いられている
側面励起を、光ファイバレーザ装置に適用することも考
えられるが、そうしようとした場合は、ロッドやスラブ
に比べて光ファイバが非常に細いため、単純に側面励起
を行っても、励起光のほとんどが光ファイバを透過して
しまい、非常に効率の悪いレーザになってしまうという
問題がある。
【0010】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、集光性に優れ、熱的に出力や横モードが安定
であるといったファイバレーザの長所を維持しつつ、生
産性が高く、且つ励起光源も含めて長時間安定して使用
できることを可能にする光ファイバレーザ装置、並びに
それを使用したレーザ加工装置を提供することを目的と
する。
のであり、集光性に優れ、熱的に出力や横モードが安定
であるといったファイバレーザの長所を維持しつつ、生
産性が高く、且つ励起光源も含めて長時間安定して使用
できることを可能にする光ファイバレーザ装置、並びに
それを使用したレーザ加工装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光ファ
イバレーザ装置は、光ファイバが、レーザ活性物質を含
むコアと、該コアの周囲に設けられ且つ前記レーザ活性
物質を励起するための励起光を導光する励起光導光層と
を有し、前記励起光導光層により導光された励起光を前
記コア中のレーザ活性物質が吸収することによって前記
光ファイバ端部よりレーザ光を出射する光ファイバレー
ザ装置において、前記光ファイバの側面に、レーザ光が
漏れ出さないように前記励起光導光層に励起光を入射す
る励起光入射口を少なくとも1つ設け、前記励起光入射
口から励起光を入射して前記レーザ活性物質の励起を行
うことを特徴とする。
イバレーザ装置は、光ファイバが、レーザ活性物質を含
むコアと、該コアの周囲に設けられ且つ前記レーザ活性
物質を励起するための励起光を導光する励起光導光層と
を有し、前記励起光導光層により導光された励起光を前
記コア中のレーザ活性物質が吸収することによって前記
光ファイバ端部よりレーザ光を出射する光ファイバレー
ザ装置において、前記光ファイバの側面に、レーザ光が
漏れ出さないように前記励起光導光層に励起光を入射す
る励起光入射口を少なくとも1つ設け、前記励起光入射
口から励起光を入射して前記レーザ活性物質の励起を行
うことを特徴とする。
【0012】この場合、励起光導光層(一般的にはクラ
ッド)内を伝搬する光は、励起光導光層とその外側の空
気(空気以外でもよい)との屈折率差によって全反射さ
れて行く。言い換えると、全反射可能な角度の光だけが
励起光導光層内を伝搬して行く。そこで、励起光入射口
には、励起光導光層内を全反射するような角度で励起光
を励起光導光層に入射させる機能、つまり、レーザ光が
漏れ出さないように励起光を励起光導光層に入射させる
機能が与えられている。
ッド)内を伝搬する光は、励起光導光層とその外側の空
気(空気以外でもよい)との屈折率差によって全反射さ
れて行く。言い換えると、全反射可能な角度の光だけが
励起光導光層内を伝搬して行く。そこで、励起光入射口
には、励起光導光層内を全反射するような角度で励起光
を励起光導光層に入射させる機能、つまり、レーザ光が
漏れ出さないように励起光を励起光導光層に入射させる
機能が与えられている。
【0013】請求項2の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項1において、光ファイバの軸方向に沿った複
数箇所に励起光入射口が設けられていることを特徴とす
る。
は、請求項1において、光ファイバの軸方向に沿った複
数箇所に励起光入射口が設けられていることを特徴とす
る。
【0014】請求項3の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項2において、各励起光入射口から入射された
励起光が光ファイバのコア中のレーザ活性物質に吸収さ
れて十分に減衰する間隔で、励起光入射口が配されてい
ることを特徴とする。
は、請求項2において、各励起光入射口から入射された
励起光が光ファイバのコア中のレーザ活性物質に吸収さ
れて十分に減衰する間隔で、励起光入射口が配されてい
ることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記光ファイバ
が仮想軸の周りに周回されており、該仮想軸の軸線方向
に沿って配列するように、光ファイバの周回毎に前記励
起光入射口が設けられていることを特徴とする。
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記光ファイバ
が仮想軸の周りに周回されており、該仮想軸の軸線方向
に沿って配列するように、光ファイバの周回毎に前記励
起光入射口が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項4において、前記励起光源として半導体レー
ザまたは半導体レーザアレイを備えると共に、前記励起
光源より出力される励起光の強度分布を、前記励起光入
射口の配列形状に合わせて該励起光入射口に導く光学系
を有していることを特徴とする。
は、請求項4において、前記励起光源として半導体レー
ザまたは半導体レーザアレイを備えると共に、前記励起
光源より出力される励起光の強度分布を、前記励起光入
射口の配列形状に合わせて該励起光入射口に導く光学系
を有していることを特徴とする。
【0017】請求項6の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項1〜5のいずれかにおいて、励起光入射口
が、光ファイバの側面に密着して設けられたプリズム、
光ファイバの側面に密着して設けられた回折格子、ある
いは光ファイバの側面に刻設された溝、のいずれかより
なることを特徴とする。
は、請求項1〜5のいずれかにおいて、励起光入射口
が、光ファイバの側面に密着して設けられたプリズム、
光ファイバの側面に密着して設けられた回折格子、ある
いは光ファイバの側面に刻設された溝、のいずれかより
なることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明の光ファイバレーザ装置
は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光ファイバ
レーザ装置と、該光ファイバレーザ装置から出射される
レーザ光を被加工対象に集光する集光光学系とを備える
ことを特徴とする。
は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光ファイバ
レーザ装置と、該光ファイバレーザ装置から出射される
レーザ光を被加工対象に集光する集光光学系とを備える
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の実施
例1の光ファイバレーザ装置の概要を示す図、図2はそ
の一部を拡大して示す図である。図において、1は1本
の連続した光ファイバで、この光ファイバ1は、レーザ
活性物質を含むコア2と、その外側を囲むクラッド(励
起光導光層)3とからなる。クラッド3は、コア2中の
レーザ活性物質を励起するための励起光を導光する役目
を果たす。コア2は直径約90μmの断面円形をなし、
クラッド3は一辺約100μmの断面矩形をなす。コア
2には、0.5wt%の濃度でNd+3イオンがドープさ
れている。光ファイバ1の母材には、燐酸塩系レーザガ
ラス(HOYA株式会社、LHGー8)が用いられ、光
ファイバ1の一方の端面には、レーザ発振波長1.06
μmにおいて反射率95%以上の多層膜コートが施さ
れ、他方の端面には、発振波長1.06μmにおいて反
射率約10%の多層膜コートが施されている。
例1の光ファイバレーザ装置の概要を示す図、図2はそ
の一部を拡大して示す図である。図において、1は1本
の連続した光ファイバで、この光ファイバ1は、レーザ
活性物質を含むコア2と、その外側を囲むクラッド(励
起光導光層)3とからなる。クラッド3は、コア2中の
レーザ活性物質を励起するための励起光を導光する役目
を果たす。コア2は直径約90μmの断面円形をなし、
クラッド3は一辺約100μmの断面矩形をなす。コア
2には、0.5wt%の濃度でNd+3イオンがドープさ
れている。光ファイバ1の母材には、燐酸塩系レーザガ
ラス(HOYA株式会社、LHGー8)が用いられ、光
ファイバ1の一方の端面には、レーザ発振波長1.06
μmにおいて反射率95%以上の多層膜コートが施さ
れ、他方の端面には、発振波長1.06μmにおいて反
射率約10%の多層膜コートが施されている。
【0020】この光ファイバ1を長さ約30m用意し、
直径約10cmのテフロン製のボビン(仮想軸)5の外
周に単層または複層に巻き付けて、周方向4箇所でテフ
ロン製部材(図示略)で固定することにより、円柱状構
造体を作製する。なお、反射率10%の多層膜コートを
施した方を、レーザ出力の取出し側とする。そして、こ
の円柱状構造体の最外周に位置する光ファイバ1のクラ
ッド3層の側面に、励起光をクラッド3層内に入射する
ための励起光入射口としてのプリズム4を接着固定す
る。プリズム4を固着する接着剤としては、例えば、光
硬化型接着剤(東亜合成株式会社、商品名:Luxtrak LC
R0275 )を用いる。このプリズム4は、辺の長さが約1
mm×約1mm×約1.4mmの断面三角形で、長さが
10mmの直角プリズムであり、これを1個、1.4m
mの辺を光ファイバ1側に向け、且つ長さ方向を円柱構
造体の軸線方向と平行にして接着する。これにより、光
ファイバ1の周回毎に励起光入射口が設けられたことに
なり、その励起光入射口が一列に配列されたことにな
る。
直径約10cmのテフロン製のボビン(仮想軸)5の外
周に単層または複層に巻き付けて、周方向4箇所でテフ
ロン製部材(図示略)で固定することにより、円柱状構
造体を作製する。なお、反射率10%の多層膜コートを
施した方を、レーザ出力の取出し側とする。そして、こ
の円柱状構造体の最外周に位置する光ファイバ1のクラ
ッド3層の側面に、励起光をクラッド3層内に入射する
ための励起光入射口としてのプリズム4を接着固定す
る。プリズム4を固着する接着剤としては、例えば、光
硬化型接着剤(東亜合成株式会社、商品名:Luxtrak LC
R0275 )を用いる。このプリズム4は、辺の長さが約1
mm×約1mm×約1.4mmの断面三角形で、長さが
10mmの直角プリズムであり、これを1個、1.4m
mの辺を光ファイバ1側に向け、且つ長さ方向を円柱構
造体の軸線方向と平行にして接着する。これにより、光
ファイバ1の周回毎に励起光入射口が設けられたことに
なり、その励起光入射口が一列に配列されたことにな
る。
【0021】次に、この直角プリズム4を通して励起光
を入射できるように、円柱状構造体の外部に、LDアレ
イ10及びシリンドリカルレンズ11を設ける。これに
より図1の光ファイバレーザ装置が構成されている。
を入射できるように、円柱状構造体の外部に、LDアレ
イ10及びシリンドリカルレンズ11を設ける。これに
より図1の光ファイバレーザ装置が構成されている。
【0022】この構成において、LDアレイ10により
発振波長0.8μm、出カ20Wの励起光を出射し、該
励起光を焦点距離5mmのシリンドリカルレンズ11
で、LDチップの厚み方向のみ集光して、光ファイバ1
に導入したところ、光ファイバ1の端部1Aより、波長
1.06μmで出カ5Wのレーザ光が出力されるという
良好な結果が得られた。これは、光ファイバ1の側面に
励起光入射口としてのプリズム4を設け、そこから励起
光を導入したので、励起光を漏れなくクラッド3に導入
することができたからであると考えられる。また、端面
励起でないので、LDアレイ10のレイアウトの自由度
が増し、全体の励起光出力を容易に高められるようにな
ったからであると考えられる。
発振波長0.8μm、出カ20Wの励起光を出射し、該
励起光を焦点距離5mmのシリンドリカルレンズ11
で、LDチップの厚み方向のみ集光して、光ファイバ1
に導入したところ、光ファイバ1の端部1Aより、波長
1.06μmで出カ5Wのレーザ光が出力されるという
良好な結果が得られた。これは、光ファイバ1の側面に
励起光入射口としてのプリズム4を設け、そこから励起
光を導入したので、励起光を漏れなくクラッド3に導入
することができたからであると考えられる。また、端面
励起でないので、LDアレイ10のレイアウトの自由度
が増し、全体の励起光出力を容易に高められるようにな
ったからであると考えられる。
【0023】ここで、前記光ファイバ1による励起光
(波長0.8μm)の吸収係数が24m-1(一般的な
値)の場合を考えてみる。クラッド3を励起した場合の
実効的吸収係数は、コア2とクラッド3の面積比分だけ
小さくなる。具体的には、 クラッドを励起した実効的吸収係数=24×(コア面積/クラッド面積) =24×0.636 =16(m-1) となる。
(波長0.8μm)の吸収係数が24m-1(一般的な
値)の場合を考えてみる。クラッド3を励起した場合の
実効的吸収係数は、コア2とクラッド3の面積比分だけ
小さくなる。具体的には、 クラッドを励起した実効的吸収係数=24×(コア面積/クラッド面積) =24×0.636 =16(m-1) となる。
【0024】このような実効的吸収係数を持つ光ファイ
バ1を、前記10cmのボビン5に巻くと、一周の長さ
は約31.4cmとなり、励起光が一周したときの減衰
率(吸収前の強度/吸収後の強度)は となるから、励起光は一周でほとんど吸収されてしまう
ことが分かる。つまり、プリズム4から入れた励起光
が、一周回って次のプリズム4から出てきてしまうこと
は無い。
バ1を、前記10cmのボビン5に巻くと、一周の長さ
は約31.4cmとなり、励起光が一周したときの減衰
率(吸収前の強度/吸収後の強度)は となるから、励起光は一周でほとんど吸収されてしまう
ことが分かる。つまり、プリズム4から入れた励起光
が、一周回って次のプリズム4から出てきてしまうこと
は無い。
【0025】言い換えると、上記の光ファイバレーザ装
置では、各励起光入射口から入射された励起光が光ファ
イバ1のコア2中のレーザ活性物質に吸収されて十分に
減衰する間隔で、励起光入射口が配されており、そのよ
うな間隔となるような径のボビン5を用いて光ファイバ
レーザ装置が構成されているのである。従って、励起光
のエネルギを無駄なくレーザ光に変換することができ
る。
置では、各励起光入射口から入射された励起光が光ファ
イバ1のコア2中のレーザ活性物質に吸収されて十分に
減衰する間隔で、励起光入射口が配されており、そのよ
うな間隔となるような径のボビン5を用いて光ファイバ
レーザ装置が構成されているのである。従って、励起光
のエネルギを無駄なくレーザ光に変換することができ
る。
【0026】LDアレイ10から励起光をプリズム4を
通して光ファイバ1に導入する際、シリンドリカルレン
ズ(光学系)11は、励起光の強度分布を、励起光入射
口の配列形状に合わせて励起光入射口に導く役目を果た
す。
通して光ファイバ1に導入する際、シリンドリカルレン
ズ(光学系)11は、励起光の強度分布を、励起光入射
口の配列形状に合わせて励起光入射口に導く役目を果た
す。
【0027】なお、上記実施例では、LDアレイ10を
1個用いてレーザ発振させたが、光ファイバ1の長さに
応じてLDアレイ10の数を増やしてもよい。そうすれ
ば、一層の高出力化が図れる。また、励起光源として、
LDアレイの代わりに半導体レーザを用いてももちろん
よい。
1個用いてレーザ発振させたが、光ファイバ1の長さに
応じてLDアレイ10の数を増やしてもよい。そうすれ
ば、一層の高出力化が図れる。また、励起光源として、
LDアレイの代わりに半導体レーザを用いてももちろん
よい。
【0028】(実施例2)図3は本発明の実施例2の光
ファイバレーザ装置の一部を拡大して示す図である。こ
の例では、プリズムの代わりに、回折格子14を光ファ
イバ1の側面に接着して励起光入射口を構成している。
それ以外の構成は実施例1と同様であり、作用効果も同
様である。
ファイバレーザ装置の一部を拡大して示す図である。こ
の例では、プリズムの代わりに、回折格子14を光ファ
イバ1の側面に接着して励起光入射口を構成している。
それ以外の構成は実施例1と同様であり、作用効果も同
様である。
【0029】なお、回折格子の代わりに、光ファイバ1
のクラッド層に直接V溝を刻設して励起光入射口を構成
しても同様の効果を期待できる。
のクラッド層に直接V溝を刻設して励起光入射口を構成
しても同様の効果を期待できる。
【0030】上記の光ファイバレーザ装置と、光ファイ
バレーザ装置から出射されるレーザ光を被加工対象に集
光する集光光学系とを設けることにより、レーザ加工装
置を構成することができる。ちなみに、前記光ファイバ
レーザ装置の出カを焦点距離50mmのレンズ系(集光
光学系)で集光したところ、直径100μm以内に出カ
の90%以上の工ネルギを集中できた。この集光径は、
レーザ出カや熱の状態によらず常に一定なので、安定な
レーザ加工が可能である。
バレーザ装置から出射されるレーザ光を被加工対象に集
光する集光光学系とを設けることにより、レーザ加工装
置を構成することができる。ちなみに、前記光ファイバ
レーザ装置の出カを焦点距離50mmのレンズ系(集光
光学系)で集光したところ、直径100μm以内に出カ
の90%以上の工ネルギを集中できた。この集光径は、
レーザ出カや熱の状態によらず常に一定なので、安定な
レーザ加工が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバの側面に励起光入射口を設け、そこから励起
光導光層(クラッド層)に外部光源からの励起光を導入
するようにしたので、複数個のLDアレイを複雑な形状
をしたプリズムや反射鏡を用いずに使用することが可能
になり、集光性に優れ、高効率といった光ファイバレー
ザ装置の長所を生かしたまま高出カ化を可能にすること
ができる。
光ファイバの側面に励起光入射口を設け、そこから励起
光導光層(クラッド層)に外部光源からの励起光を導入
するようにしたので、複数個のLDアレイを複雑な形状
をしたプリズムや反射鏡を用いずに使用することが可能
になり、集光性に優れ、高効率といった光ファイバレー
ザ装置の長所を生かしたまま高出カ化を可能にすること
ができる。
【図1】本発明の実施形態の光ファイバレーザ装置の概
要を示す斜視図である。
要を示す斜視図である。
【図2】堂実施形態の光ファイバレーザ装置の励起光源
とプリズムと光ファイバの関係を拡大して示す図であ
る。
とプリズムと光ファイバの関係を拡大して示す図であ
る。
【図3】本発明の別の実施形態の光ファイバレーザ装置
における、図2と同様の図である。
における、図2と同様の図である。
1 光ファイバ 2 コア 3 クラッド(励起光導光層) 4 プリズム(励起光入射口) 14 回折格子(励起光入射口)
Claims (7)
- 【請求項1】 光ファイバが、レーザ活性物質を含むコ
アと、該コアの周囲に設けられ且つ前記レーザ活性物質
を励起するための励起光を導光する励起光導光層とを有
し、前記励起光導光層により導光された励起光を前記コ
ア中のレーザ活性物質が吸収することによって前記光フ
ァイバ端部よりレーザ光を出射する光ファイバレーザ装
置において、 前記光ファイバの側面に、レーザ光が漏れ出さないよう
に前記励起光導光層に励起光を入射する励起光入射口を
少なくとも1つ設け、前記励起光入射口から励起光を入
射して前記レーザ活性物質の励起を行うことを特徴とす
る光ファイバレーザ装置。 - 【請求項2】 前記光ファイバの軸方向に沿った複数箇
所に前記励起光入射口が設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の光ファイバレーザ装置。 - 【請求項3】 前記各励起光入射口から入射された励起
光が光ファイバのコア中のレーザ活性物質に吸収されて
十分に減衰する間隔で、前記励起光入射口が配されてい
ることを特徴とする請求項2記載の光ファイバレーザ装
置。 - 【請求項4】 前記光ファイバが仮想軸の周りに周回さ
れており、該仮想軸の軸線方向に沿って配列するよう
に、前記光ファイバの周回毎に前記励起光入射口が設け
られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の光ファイバレーザ装置。 - 【請求項5】 前記励起光源として半導体レーザまたは
半導体レーザアレイを備えると共に、前記励起光源より
出力される励起光の強度分布を、前記励起光入射口の配
列形状に合わせて該励起光入射口に導く光学系を有して
いることを特徴とする請求項4記載の光ファイバレーザ
装置。 - 【請求項6】 前記励起光入射口が、前記光ファイバの
側面に密着して設けられたプリズム、前記光ファイバの
側面に密着して設けられた回折格子、あるいは前記光フ
ァイバの側面に刻設された溝、のいずれかよりなること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイ
バレーザ装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の光ファ
イバレーザ装置と、前記光ファイバレーザ装置から出射
されるレーザ光を被加工対象に集光する集光光学系とを
備えることを特徴とするレーザ加工装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040103A JPH11238928A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装置 |
EP99300687A EP0933841B1 (en) | 1998-01-30 | 1999-01-29 | Fiber laser |
DE69924544T DE69924544T2 (de) | 1998-01-30 | 1999-01-29 | Faserlaser |
US10/157,205 US20020172236A1 (en) | 1998-01-30 | 2002-05-30 | Fiber laser device and a laser apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040103A JPH11238928A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238928A true JPH11238928A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12571536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10040103A Pending JPH11238928A (ja) | 1998-01-30 | 1998-02-23 | 光ファイバレーザ装置及びレーザ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238928A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000349369A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Trw Inc | 高出力ファイバリボンレーザー及び増幅器 |
JP2007214431A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバレーザ |
JP2009129988A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバレーザ及び光ファイバレーザの励起方法 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040103A patent/JPH11238928A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000349369A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Trw Inc | 高出力ファイバリボンレーザー及び増幅器 |
JP2007214431A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバレーザ |
JP2009129988A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Hitachi Cable Ltd | 光ファイバレーザ及び光ファイバレーザの励起方法 |
JP4579283B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2010-11-10 | 日立電線株式会社 | 光ファイバレーザ及び光ファイバレーザの励起方法 |
US7903695B2 (en) | 2007-11-20 | 2011-03-08 | Hitachi Cable, Ltd. | Optical fiber laser and exciting method using same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040223 |