JPH11238366A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH11238366A
JPH11238366A JP4158498A JP4158498A JPH11238366A JP H11238366 A JPH11238366 A JP H11238366A JP 4158498 A JP4158498 A JP 4158498A JP 4158498 A JP4158498 A JP 4158498A JP H11238366 A JPH11238366 A JP H11238366A
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JP
Japan
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signal
reproducing
magnetic head
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read
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Pending
Application number
JP4158498A
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English (en)
Inventor
Takeo Morinaga
剛男 森永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4158498A priority Critical patent/JPH11238366A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な方法によって、機械系の精度が
低くても、容易に正確な頭出しを行うことができ、頭出
しに要する時間を短縮し、装置価格を廉価にすることが
できる磁気記録再生装置の実現を課題とする。 【解決手段】 再生用磁気ヘッド1と信号再生回路との
間に、再生用磁気ヘッド1で読み取られた信号を一時記
憶し、記憶された順序に読み出すディジタルメモリ4を
設け、さらにこのディジタルメモリ4から信号を読み出
す最初のアドレスを選択するアドレス生成回路5を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に関し、特に頭出し操作が容易な磁気記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオヘッドを有するVTRなどの磁気
記録再生装置によって映像を記録されたビデオテープ上
には、図5に示すように1トラック単位で映像信号が磁
気記録されている。このように映像信号が記録されたビ
デオテープを再生して任意の箇所で停止させようとする
場合、スロー再生で映像を見ながらとめようとしても慣
性によってテープが流れてしまい、ヘッドがAトラック
をトレースしているうちに停止信号が来ても、停止まで
にヘッドはBトラックまで動いてしまい、必要とするタ
イミングで正確に止めることができず、最悪の場合は数
10トラックもずれてしまうことがある。このような場
合、操作を繰り返しても必ずしも前よりもよい結果が得
られるとは限らず、結局、いたずらに時間を費やすこと
になりかねない。
【0003】装置を改良してこの停止位置の精度を上げ
て対処しようとすると、磁気記録のメカ(機械系)を高
級化する必要があり、その分、装置のコストアップに繋
がってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
VTRなどの磁気記録再生装置においては、機械系の慣
性などにより、必要とする位置での停止が困難であり、
正確な頭出しに問題があった。
【0005】本発明はこの問題を解決して、比較的簡単
な方法によって、機械系の精度が低くても、容易に正確
な頭出しを行うことができ、頭出しに要する時間を短縮
し、装置価格を廉価にすることができる磁気記録再生装
置の実現を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、磁気記録媒体に記録されている信号を読
み出す再生用磁気ヘッドと、この再生用磁気ヘッドによ
って読み出された信号を出力装置に適した信号に変換す
る信号再生回路とを有する磁気記録再生装置において、
前記再生用磁気ヘッドと前記信号再生回路との間に設け
られ、前記再生用磁気ヘッドで読み取られた信号を一時
記憶し記憶された順序に読み出す一時記憶手段と、この
一時記憶手段から信号を読み出す最初のアドレスを選択
するアドレス選択手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる磁気記録再
生装置を添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
は、本発明の磁気記録再生装置の一実施の形態の要部の
ブロック図である。ここでは磁気記録再生装置を映像信
号を記録再生するVTR装置を例にして説明する。図1
において、1は再生ヘッド、2はプリアンプ、3はA/
D変換器、4はディジタルメモリ、5はアドレス生成回
路である。この回路では、再生ヘッド1によって再生さ
れ、プリアンプ2で増幅され、A/D変換器3でディジ
タル化されたビデオ信号は必ず一旦、ディジタルメモリ
4に蓄積される。このディジタルメモリ4の記憶内容は
アドレス生成回路5で調整されたアドレスによって読み
出される。ここでディジタルメモリ4の入力側の信号は
時間的連続性が保たれた信号であるとする。
【0008】以下、アドレス生成回路5によるディジタ
ルメモリ4内の記憶データへのアクセス方法を中心に、
この実施の形態の磁気記録再生装置の動作について説明
する。なお、以下の説明では記憶データへのアクセスを
画像信号のトラックをサーチする動作として説明してい
く。実際はフレームをサーチするのが一般的であるが、
ディジタルビデオでは1フレームを数トラックで構成し
ているために、説明を簡略化するうえでトラックをサー
チすると考えていく。
【0009】テープ上には図2のようにトラックが記録
され、現在の再生ヘッド1のトレース位置は10番目の
トラックであるとする。ディジタルメモリ4は、図3に
示すように、例えば10トラック分の信号を記録する容
量を持っていて、図2のテープ上の#1から#10まで
のデータが、図3の1から10の位置に記憶されてい
る。再生ヘッド1が次のトラックからデータを読み取る
ごとに、ディジタルメモリ4の一番古いデータの位置に
新しいデータが上書きされていく。
【0010】図4は再生ヘッド1が動き、テープ上の#
11のトラックを読みとって以前#1のトラックが書き
込まれていたディジタルメモリ4の記憶位置に書き込ま
れた様子を示す。一方、ディジタルメモリ4からビデオ
処理系に出力されるデータの位置は、蓄積されたデータ
量の約半分のデータ量が経過した時間位置から、すなわ
ち、図3ではリードアドレス6番の#5のデータが読み
出され、図4ではリードアドレス7番の#6のデータが
読み出されている。
【0011】この構成で、テープ上のデータをサーチし
て所定の位置から読み出す場合を考える。ところで、サ
ーチという手順は再生またはスロー再生状態からの停止
と、停止位置からの1トラックづつの読み出しとに分解
される。したがって、停止動作に入ったときはディジタ
ルメモリ4からのリードアドレスを変えずに現在のデー
タを出力し続けて停止動作に対応し、磁気記録再生装置
が再び動き出してコマ送りのコマンドが送られてきた場
合は、そのコマンドに指定されたディジタルメモリ4の
アドレスにリードアドレスを移動させて頭出しを行い、
以後はそのアドレス以降から順次データを読み出すよう
にする。これにより、磁気記録再生装置において、メカ
(機械系)を一旦停止しておいて停止位置の前後の映像
から読み出したい最初の映像部分を探し出して、その位
置から再生を開始することが容易に実現できる。
【0012】この場合メカ(機械系)は、記憶された映
像信号のサーチがしやすいように、最初の停止時にリー
ドアドレスがディジタルメモリ4に記憶されているデー
タの時間的に中央付近になるように制御するが、もし慣
性によるテープの流れで、停止指定位置から実際の停止
位置までのデータのずれが多い場合にはリードアドレス
をライトアドレスに近付けてライトアドレスよりも過去
のデータ量が多いようにすることもできる。用いられる
ディジタルメモリ4は読み出し、書き込みのアドレスが
指定でき、FIFO(First-In First-Out)機能で使用
できるるものであればどのようなものでも差支えがない
が、比較的廉価でこの目的に適うものとすると半導体メ
モリなどが好適である。また、以上の説明では、磁気記
録再生装置をVTR装置を例にして説明したが、磁気記
録媒体にその長尺方向に記録される信号を再生するもの
であれば、例えば音響テープレコーダの頭出しにも、本
発明を用いることができることはいうまでもない。ま
た、この発明を用いて記憶内容の編集や、合成などを行
うことも可能である。これにより、メカ(機械系)の精
度が低くても、容易に正確な頭出しを行うことが可能に
なり、その分、頭出しに要する時間を短縮し、装置を廉
価にすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、磁気記録媒体に記録されている信号を読み出す
再生用磁気ヘッドと、この再生用磁気ヘッドによって読
み出された信号を出力装置に適した信号に変換する信号
再生回路とを有する磁気記録再生装置において、再生用
磁気ヘッドと信号再生回路との間に設けられ、再生用磁
気ヘッドで読み取られた信号を一時記憶し記憶された順
序に読み出す一時記憶手段と、この一時記憶手段から信
号を読み出す最初のアドレスを選択するアドレス選択手
段とを具備することを特徴とする。これにより、再生用
磁気ヘッドから再生される信号をある程度の時間幅分必
ず記憶するようにし、この記憶内容の最初の読みだし位
置を選択できるようにしたので、外部からのアドレス指
定に応じた出力が可能になり、機械系の精度が低くて
も、容易に正確な頭出しを行うことができ、頭出しに要
する時間を短縮し、装置価格を廉価にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施の形態の要
部のブロック図。
【図2】磁気テープ上に記録されたトラックの記録位置
を示す説明図。
【図3】図1の実施の形態で一時記憶装置であるディジ
タルメモリ上の記録位置を示す説明図。
【図4】1トラックがさらに書き込まれた後のディジタ
ルメモリ上の記録位置を示す説明図。
【図5】磁気テープ上に記録されたトラックの記録パタ
ーンを示す説明図。
【符号の説明】
1…再生ヘッド、2…プリアンプ、3…A/D変換器、
4…ディジタルメモリ、5…アドレス生成回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に記録されている信号を読
    み出す再生用磁気ヘッドと、この再生用磁気ヘッドによ
    って読み出された信号を出力装置に適した信号に変換す
    る信号再生回路とを有する磁気記録再生装置において、 前記再生用磁気ヘッドと前記信号再生回路との間に設け
    られ、前記再生用磁気ヘッドで読み取られた信号を一時
    記憶し記憶された順序に読み出す一時記憶手段と、 この一時記憶手段から信号を読み出す最初のアドレスを
    選択するアドレス選択手段とを具備することを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
JP4158498A 1998-02-24 1998-02-24 磁気記録再生装置 Pending JPH11238366A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4158498A JPH11238366A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 磁気記録再生装置

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JP4158498A JPH11238366A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 磁気記録再生装置

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JPH11238366A true JPH11238366A (ja) 1999-08-31

Family

ID=12612495

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4158498A Pending JPH11238366A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 磁気記録再生装置

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