JPH11238288A - 情報記録媒体再生装置 - Google Patents

情報記録媒体再生装置

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JPH11238288A
JPH11238288A JP10205197A JP20519798A JPH11238288A JP H11238288 A JPH11238288 A JP H11238288A JP 10205197 A JP10205197 A JP 10205197A JP 20519798 A JP20519798 A JP 20519798A JP H11238288 A JPH11238288 A JP H11238288A
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JP
Japan
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recording medium
groove
medium reproducing
holder
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Application number
JP10205197A
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English (en)
Inventor
Yuji Ikedo
勇二 池戸
Yoshimitsu Fukushima
良光 福島
Hitoshi Nagata
仁 永田
Atsushi Yamane
篤 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Priority to EP98123935A priority patent/EP0924697A3/en
Priority to CN98125580A priority patent/CN1220456A/zh
Priority to CNB001217925A priority patent/CN1221964C/zh
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/24Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine having a toroidal or part-toroidal shape

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体収容手段の回転軸の軸ぶれを起
こすことがない情報記録媒体再生装置を提供する。 【解決手段】 筐体100内のラックベース110上に
仮想回転軸Zを中心に回転可能な情報記録媒体収容手段
としてのディスクホルダー120と、情報記録媒体再生
手段としての情報記録媒体再生部300と、ディスクホ
ルダー120から選択された情報記録媒体Dを情報記録
媒体再生部300に搬送する情報記録媒体搬送手段とし
ての搬送用アーム250とを配設した情報記録媒体再生
装置において、仮想回転軸Zから水平面で所定距離離れ
たラックベース110の円周上に、複数の略円柱状の突
起111を上向きに設ける。更に、ディスクホルダー1
20の下面内周側の仮想回転軸Zから水平面で所定距離
離れた位置にラックベース110上の突起111に係合
する係合部としての円周溝形状の溝121を形成するよ
うにする。突起111と溝121を係合させた状態でデ
ィスクホルダー120を回転作動させると仮想回転軸Z
を中心に円滑に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体再生
装置に関し、更に詳しくは、情報記録媒体収容手段の回
転軸の軸ぶれを起こすことがない情報記録媒体再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD等の情報記録媒体の収容効率
を高めるために、情報記録媒体再生装置本体内部に設け
たラックに多くの情報記録媒体を収容するようにした情
報記録媒体再生装置が普及している。
【0003】このような情報記録媒体の収容効率を高め
るようにした情報記録媒体再生装置として、本件特許出
願人が先に出願した特願平8−28310号には、図2
6に示すように、円形状のラックを備えた情報記録媒体
再生装置が提案されている。
【0004】また、特開昭59−104759号公報に
は、図27及び図28に示すような情報記録媒体再生装
置が開示されている。
【0005】先ず、図26に示したものは、符号1は情
報記録媒体再生装置を構成する情報記録媒体再生装置本
体を示し、この情報記録媒体再生装置本体1のシャーシ
ベース2上にはルーレット機構部3が取り付けられてい
る。そして、ルーレット機構部3のルーレットベース3
aの上面に円形状のルーレット台3bが回動自在に設け
られてあり、上記ルーレット機構部3により回転運動を
するようにしてある。このルーレット台3bの上面には
支持軸3cの下端が取り付けられ、支持軸3cの上端に
は、センターポスト5の下端が取り付けてあり、該セン
ターポスト5には、複数のラック4a〜4eの中心孔4
が互いに所定の間隔を置いて取り付けられている。ま
た、該センターポスト5の上端には扇状の扉6が回転軸
6aを中心に回動自在に支持されている。
【0006】また、ルーレットベース3aの上面には、
昇降可能に取り付けられたローディング機構7が設けら
れている。該ローディング機構7の内部には、情報記録
媒体(CD等)Dを挟み込むためのアーム(図示せず)
を起立状態で取り付けておき、また、該ローディング機
構7の端部には、ラック4a〜4eの情報記録媒体収納
部40に納まっている情報記録媒体Dを取り出すための
アーム7aが水平状態で取り付けてある。
【0007】シャーシベース2には、ケーシング8,背
面板9及び操作パネル部10が取り付けられるようにな
っている。操作パネル部10の情報記録媒体Dの出し入
れが行われる開口部10aは、上記の扇状の扉6によっ
て開閉されるようになっている。
【0008】更に、各々のラック4a〜4eには、ロー
ディング機構7が上下方向へ移動する際、ローディング
機構7のアーム7aが何れのラック4a〜4eにも引っ
掛からないように切欠き部41が設けられている。ま
た、ラック4a〜4eの裏面側には円周方向に外周検出
板及び内周検出板を有したエンコーダ(図示せず)が配
設されており、エンコーダの外周検出板及び内周検出板
を挟んだ位置に、発光部及び受光部を有したセンサ(図
示せず)を位置させて、該センサの光検出によりラック
4a〜4eの情報記録媒体Dの収納位置が判別されるよ
うになっている。
【0009】上記の如く構成された情報記録媒体再生装
置において、操作パネル部10の選択ボタンによって再
生すべき情報記録媒体Dが選択されると、ラック4a〜
4eがセンターポスト5の回転により同期回転され、エ
ンコーダ及びセンサによる情報記録媒体収納部40の位
置検出により、ローディング機構7の正面側にその情報
記録媒体Dを収納している情報記録媒体収納部40が位
置決めされる。
【0010】情報記録媒体収納部40が位置決めされる
と、ローディング機構7のアーム7aが情報記録媒体収
納部40の底部側から入り込むと同時にローディング機
構7内部の図示しないアームとにより情報記録媒体Dを
挟み込んで、ローディング機構7側に取り込むことによ
って情報記録媒体Dの再生が行われるようにしたもので
ある。
【0011】図27及び図28に示したものは、情報記
録媒体再生装置の一例であり、上記従来例と同様のもの
には同一符号が付してある。この情報記録媒体再生装置
は、フレーム11内に回転自在に設けられた収容台12
を有し、前記収容台12は収容台回動装置13により回
転される。前記収容台12には複数の情報記録媒体Dが
収容され、14は保持台であり、この保持台14上に情
報読み書き装置15とアーム16を駆動するためのアー
ム駆動装置17が取り付けられている。前記情報読み書
き装置15には情報記録媒体Dがスムーズに挿入される
ためのガイド15aが設けられている。また、18は情
報記録媒体Dの挿入口であり、19はアーム16の駆動
用スクリューである。アーム16には爪16aが取り付
けられている。
【0012】上記の如く構成された情報記録媒体再生装
置において、収容台12上の情報記録媒体Dの1つが選
択されると、情報記録媒体Dの選択された1つが情報読
み書き装置15の挿入口18の前に位置するまで、収容
台回動装置13により回転される。次にアーム16がア
ーム駆動装置17により図中X方向に移動され、情報記
録媒体Dがこのアーム16により情報読み書き装置15
に挿入され図中破線で示すdの状態になる。ここで情報
の読み取り書き込みが行われた後、情報記録媒体Dの一
部が情報読み書き装置15自身の有する機構の働きによ
り挿入口18から飛び出した形となる。そこでアーム1
6に設けた図示しない検出手段により情報記録媒体Dが
アーム16に接触しているか否かを検出する。そして接
触している場合には図示しないソレノイドにより、爪1
6aを図中y方向へ回転し、情報記録媒体Dを掴む。一
方接触していない場合にはアーム16はアーム駆動装置
17により図中X方向へ情報記録媒体Dが接触するまで
移動され、その接触を検出すると同時に前記同様爪16
aにて情報記録媒体Dを掴む。次にアーム16はアーム
駆動装置17により図中X’方向へ移動され、情報記録
媒体Dは収容台12上の元の位置に収容され、一連の動
作が完了するものである。
【0013】図29に示したものは、情報記録媒体再生
装置の回転機構系20の一例を示した概略図であって、
その情報記録媒体再生装置の天フレーム部材21には、
回転中心軸としての鉄軸22の上端が固定され、シャー
シベース23には鉄軸22の下端が固定されている。鉄
軸22の軸周面には、複数の情報記録媒体Dを放射状に
載置可能としたディスク収納部24aを有する大径のデ
ィスクホルダー24が回転自在に軸支されている。そし
て、ディスクホルダー24の外周下面側にはギア部24
bが設けてあって、このギア部24bに図示しない駆動
モータからの回転駆動力を伝達する駆動ピニオン25が
噛み合っている。
【0014】そして、ディスクホルダー24上の情報記
録媒体Dの1つが選択されると、駆動モータが駆動ピニ
オン25を介してディスクホルダー24を回転させた
後、選択した情報記録媒体Dを図示しない情報読み書き
装置に送り込むようになっている。ところで、図中の符
号26は天フレーム部材21とシャーシベース23とか
らなる内部空間を補強するアングル部材を示している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図26の従来
の情報記録媒体再生装置は、選択した情報記録媒体Dを
ローディング機構7にローディングする際に、ルーレッ
ト機構部3がセンターポスト5を回転軸としてラック4
a〜4eを同一平面内で回転作動させるため、センター
ポスト5の軸ぶれを無くさなければならないという問題
があった。つまり、センターポスト5に軸ぶれがある
と、エンコーダ及びセンサによる情報記録媒体収納部4
0の位置検出が正確に行われないことがあったり、ま
た、ラック4a〜4eに多数の情報記録媒体Dを収容し
たセンターポスト5を駆動するルーレット機構部3の駆
動軸に負担が掛かり、長期間使用した際にルーレット機
構部3の回転駆動力が低下してしまうことがある。その
ため、各部品毎の材質及び精度を向上させなければなら
ず、コストが上昇してしまうという問題もあった。
【0016】次に、図27及び図28に示した情報記録
媒体再生装置は、選択した情報記録媒体Dを情報読み書
き装置15にローディングする際に、情報読み書き装置
15の挿入口18の前に情報記録媒体Dが位置するまで
収容台回動装置13が収容台12を同一平面内で回転作
動させ、情報読み書き装置15の挿入口18に情報記録
媒体Dを正確にローディングさせるには、収容台12及
び収容台回動装置13の垂直回転軸まわりの軸ぶれを無
くさなければならないという問題があるが、この情報記
録媒体再生装置は収容台12及び収容台回動装置13を
どのように安定させて回転作動させることができるのか
具体的手段が何も開示されていない。
【0017】一方、図29に示した情報記録媒体再生装
置の回転機構系20には、次のような問題がある。
【0018】第1に、5自由度を軸で、1自由度をピニ
オンで決める回転機構系20は、回転中心軸である鉄軸
22の垂直度がきわめて重要であって、その鉄軸22の
微妙な軸ぶれがディスクホルダー24の外周高さを大き
く振ってしまうことになるので、筐体全体の歪みにデリ
ケートにならざるをえない。
【0019】第2に、小径の駆動ピニオン25が大径の
ディスクホルダー24の外周に噛み合うように配設して
あるため、情報記録媒体再生装置の使用環境温度の変化
により、例えばギアピッチが0.8mm前後変位してし
まうものもある。
【0020】第3に、ディスクホルダー24全体の外径
変位が駆動ピニオン25等の駆動メカ系との精度に大き
く影響を与えてしまう。
【0021】第4に、ディスクホルダー24の中心部に
は鉄軸22が配設されているために、ディスクホルダー
24の中央部には何も配置できない。
【0022】そのため、上記した第1から第4の問題点
を解消するために、図30に示したような情報記録媒体
再生装置の回転機構系20’が提案されている。
【0023】図30に示したものは、情報記録媒体再生
装置の回転機構系20’の一例を示したものであって、
情報記録媒体再生装置内部のシャーシベース27上に回
転自在に配置されて仮想回転軸Zから水平面で所定距離
離れたディスクホルダー28の上面には、複数の情報記
録媒体Dを放射状に載置可能としたディスク収納部28
aが設けてある。
【0024】ディスクホルダー28の外周底面側にはギ
ア部28bが設けてあって、このギア部28bにはディ
スクホルダー28を回転駆動する駆動ピニオン29が噛
み合っている。この駆動ピニオン29は図示しない駆動
モータからの駆動力を伝達してディスクホルダー28を
回転させる。
【0025】さらに、ディスクホルダー28の下面には
還状の突設部28cを設けると共に、この突設部28c
を摺接支持する回転自在な複数の回転ローラ30をシャ
ーシベース27上に配設する。そして、ディスクホルダ
ー28が仮想回転軸Z回りに回転する際、回転ローラ3
0上を突設部28cが摺接移動するようにして、Z及び
XY軸回りの回転中心を各回転ローラ30の位置で決め
るようにしてある。
【0026】ところで、大量の情報記録媒体Dを収納す
るディスクホルダー28内周側の直径は、例えばφ20
0位の形状となるものがある。
【0027】ところが、上記した情報記録媒体再生装置
の回転機構系20’では、上記第1から第4までの問題
点はほぼ解消されるが、下記に示した新たな問題点が派
生してしまう。
【0028】 ディスクホルダー28全体の外径精度
がより高精度なものが要求されてしまうため、部品価格
が高価なものとなって製造コストを上昇させてしまう問
題がある。
【0029】 ディスクホルダー28には大量の情報
記録媒体Dを収容するためにディスクホルダー径は大径
とならざるをえないので、ディスクホルダー28内周側
の直径φ200の真円度を考えたクリアランスはかなり
困難さを伴ったものとなってしまう。
【0030】本発明の目的は、上記従来の情報記録媒体
再生装置における問題に対処してなされたもので、情報
記録媒体収容手段の回転軸の軸ぶれを起こすことがない
情報記録媒体再生装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1記載の発明は、筐体内に設
けられ複数枚の情報記録媒体を収容可能とし、且つ仮想
回転軸を中心に前記筐体内において回転可能な情報記録
媒体収容手段と、選択された情報記録媒体を再生する情
報記録媒体再生手段と、前記情報記録媒体収容手段から
選択された情報記録媒体を前記情報記録媒体再生手段に
搬送する情報記録媒体搬送手段とからなる情報記録媒体
再生装置において、前記情報記録媒体収容手段又は前記
筐体側の一方側で、前記仮想回転軸から所定距離離れた
位置に設けられた突起と、前記情報記録媒体収容手段又
は前記筐体側の他方側で、前記突起と係合し前記仮想回
転軸を中心に回転する前記情報記録媒体収容手段をガイ
ドする係合部とを備えたことを特徴としている。
【0032】請求項2記載の発明は、前記係合部は前記
突起が係合する溝であることを特徴としている。
【0033】請求項3記載の発明は、前記突起は略円柱
状突起であることを特徴としている。
【0034】請求項4記載の発明は、前記情報記録媒体
収容手段を回転駆動するための回転駆動手段を備え、前
記突起は前記情報記録媒体収容手段と前記回転駆動手段
との接続部の近傍に設けられていることを特徴としてい
る。
【0035】請求項5記載の発明は、前記接続部は情報
記録媒体収容手段に設けられたラックと前記回転駆動手
段に設けられた回転ギアとの噛合い部であることを特徴
としている。
【0036】請求項6前記突起は少なくとも2つの独立
した突起を備え、前記仮想中心軸と前記2つの独立した
突起それぞれとを結ぶ直線が形成する内角が略90度で
あることを特徴としている。
【0037】
【作用】請求項1乃至3記載の第1発明では、情報記録
媒体収容手段又は筐体側の一方側で、仮想回転軸から同
一水平面内の所定距離離れた位置に設けられた複数の円
柱状の突起と、情報記録媒体収容手段又は前記筐体側の
他方側で前記突起と係合し前記仮想回転軸を中心に回転
する前記情報記録媒体収容手段をガイドする係合部とし
ての溝を備えているので、筐体側(或いは、情報記録媒
体収容手段側)の突起と情報記録媒体収容手段側(或い
は、筐体側)の係合部とを係合させた状態で情報記録媒
体収容手段を筐体内に配置し、回転駆動させると、仮想
回転軸を中心に突起と係合部の位置決めがなされている
ので、回転軸を必要としない情報記録媒体収容手段の回
転中心の位置決めが確実になされると共に回転軸の軸ぶ
れを懸念することが無くなり、また、駆動軸に負担がか
からないので長期間使用しても経年変化が起こりづらく
安定した情報記録媒体収容手段の回転作動が得られる。
また、それぞれの係合部材は、筐体又は情報記録媒体収
容手段と一体に成形されるので、小型化、低コストに構
成できると共に、簡単な構造で精度向上に対応できる。
【0038】請求項4乃至6記載の第2発明では、前記
情報記録媒体収容手段を回転駆動するための回転駆動手
段を備え、前記突起は前記情報記録媒体収容手段と前記
回転駆動手段との接続部の近傍に設けられ、前記接続部
は情報記録媒体収容手段に設けられたラックと前記回転
駆動手段に設けられた回転ギアとの噛合い部であると共
に、前記突起は少なくとも2つの独立した突起を備え、
前記仮想中心軸と前記2つの独立した突起それぞれとを
結ぶ直線が形成する内角が略90度であることを特徴と
しているので、仮想回転軸を中心に回転する前記情報記
録媒体収容手段をガイドする係合部としての溝と、この
溝に摺接係合する2つの突起とにより情報記録媒体収容
手段のXY位置を決定することができるようになって、
情報記録媒体収容手段は擬似的な中心軸を有する架空中
心式を必要最小限の部品構成で採用することができるよ
うになる。
【0039】また、情報記録媒体収容手段に設けられた
ラックと前記回転駆動手段に設けられた回転ギアとの噛
合い部に一方の突起が設けられることにより、ラックと
回転ギアの噛合いピッチを、ラックベースに設けたギア
軸と突起との間の短いピッチで定めることができるた
め、大径形状の情報記録媒体収容手段の全体寸法の精度
についてはある程度の寸法誤差を許容することができる
ようになって、製造コストを従来より低減化することが
できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を添付
した図面に沿って説明する。なお、従来例と同様のもの
については、同一の符号が付してある。
【0041】先ず、図1乃至図5において、符号100
は筐体を示し、この筐体100の基盤であるラックベー
ス110上に仮想回転軸Zを設定し、この仮想回転軸Z
から水平面で所定距離離れたラックベース110の円周
上に、複数の略円柱状の突起111を上向きに設ける。
更に、仮想回転軸Zから水平面で更に所定距離離れたラ
ックベース110上の円周上にラックベース110によ
って軸支された複数の回転ローラ112を配設すると共
に、それぞれの回転ローラ112の回動方向が仮想回転
軸Zの円周方向と同一となるようにする。
【0042】そして、ラックベース110上に情報記録
媒体収容手段として、上記仮想回転軸Zを中心に回転す
るドーナツ状のディスクホルダー120を配設する。
【0043】このディスクホルダー120の仮想回転軸
Zから水平面で所定距離離れた下面内周側には、ラック
ベース110上の突起111に係合する係合部としての
溝121を形成するようにする。この溝121は円周溝
形状とし、ディスクホルダー120が仮想回転軸Zを中
心に円周方向に回転した際に、ラックベース110上の
突起111が溝121と係合しながら摺通して、ディス
クホルダー120が円滑に回転できるようにしてある。
【0044】この場合、ラックベース110上の突起1
11の代わりに、突起111と同一半径未満の円形断面
を有する転動体の支持軸の一端をラックベース110上
の適宜位置に垂直方向に取り付けて、この転動体の回動
面が溝121と摺接しながら回動するようにして、ディ
スクホルダー120が円滑に回転するようにしてもよ
い。
【0045】更に、ディスクホルダー120の仮想回転
軸Zから水平面で更に所定距離離れた下面に還状の突設
部122を下向きに突設すると共に、この突設部122
が各回転ローラ112上に当接するようにしてディスク
ホルダー120の荷重が各回転ローラ112に分散加重
されるようにする。そしてディスクホルダー120が仮
想回転軸Zを中心に円周方向に回転する際に、突設部1
22が各回転ローラ112上を摺接するようにする。
【0046】そして、このディスクホルダー120の上
面には上向きに開放している緩やかな半円弧形状のディ
スク収納部を備え、このディスク収納部には複数の情報
記録媒体Dを放射状に載置可能とすべく複数の情報記録
媒体仕切板123が放射状に設けられている。そして、
複数の情報記録媒体Dをディスクホルダー120上の情
報記録媒体仕切板123の各間隔内にそれぞれ縦置きに
載置する。
【0047】一方、上記ディスクホルダー120の略中
心部のラックベース110上には、ディスクホルダー1
20を回転させるラック駆動部130の回転動力源にな
る回転モータ131が取り付けてあって、この回転モー
タ131の出力軸にプーリ132が取り付けてあり、該
プーリ132とラックベース110に軸支されたギアプ
ーリ134との間に、Vベルト133が張架されてい
る。前記ギアプーリ134と同軸の小ギア135はラッ
クベース110に軸支された減速ギア136に噛み合っ
ており、この減速ギア136と同軸に設けた小ギア13
7はラックベース110に軸支された回転ギア138に
噛み合っている。該回転ギア138はディスクホルダー
120の内周縁部に形成してあるラック124に噛み合
っている。
【0048】さらに、上記ディスクホルダー120の略
中心部内のラックベース110上にはギア駆動部140
が設けてあり、情報記録媒体Dのローディングの動力
源、つまり後述する駆動アーム170の動力源及び情報
記録媒体再生手段としての情報記録媒体再生部300の
開閉動力源になるローディングモータ151がギアホル
ダー150に取り付けてあって、該ローディングモータ
151の出力軸にプーリ152が取り付けてあり、該プ
ーリ152とギアホルダー150に軸支されたギアプー
リ154との間にVベルト153が張架されている。前
記ギアプーリ154と同軸の小ギア155は、ギアホル
ダー150に軸支された減速ギア156に噛み合ってお
り、この減速ギア156と同軸に設けた小ギア157
は、ギアホルダー150に軸支された減速ギア158に
噛み合っており、この減速ギア158と同軸に設けた小
ギア159はギアホルダー150に軸支された円形駆動
カム160に噛み合っている。後述で説明するが、該円
形駆動カム160の片側面にある突起部161は、ギア
ホルダー150に軸支された駆動アーム170の片面側
にあるカム溝部172に係合しており、また、円形駆動
カム160の他側面の環状溝162には、スライドプレ
ート180の端部に設けたガイドピン181が嵌ってい
る。
【0049】上記スライドプレート180は、図3に示
すように、ディスクホルダー120の略下面側にあたる
ラックベース110上に位置するもので、ラックベース
110上に設けてあるガイド溝113に、スライドプレ
ート180の下面側に突出しているガイドピン182が
係合しながら挿入溝114に沿って往復動可能となって
いる。該スライドプレート180の他端部には、押圧片
190の動きを制御する凹陥部183が上向きに設けて
ある。前記押圧片190の側面には、ガイドピン191
が突設されており、該ガイドピン191がスライドプレ
ート180の凹陥部183に遊着しており、このガイド
ピン191とは逆の向きで押圧片190の他側面にある
ガイドピン192は、後述する押圧片保持台200の軸
孔201に嵌っている。そして、上記スライドプレート
180の往復動に伴って押圧片190がガイドピン19
2を中心に部分的な円弧運動を行い得るようになってい
る。
【0050】また、このとき押圧片190は上記スライ
ドプレート180の往復動に伴った平行スライド運動を
行い得るような動作構造にしてもよい。
【0051】そして、押圧片190には情報記録媒体D
を挟み込むためのV溝193と情報記録媒体Dと、その
情報記録媒体Dに隣接する情報記録媒体D’との外周縁
の隙間に楔状に打ち込んで前記外周縁の間隔を押し拡げ
るようにした側面194とを有するようにする。
【0052】さらに、押圧片190には縦溝の案内溝1
95を設けるようにし、その案内溝195に、後述する
搬送用アーム250の位置決め手段としてのガイド部2
55が挿通するようにする。
【0053】また、このとき搬送用アーム250のガイ
ド部255が挿通する押圧片190の案内溝195を押
圧片保持台200に設けるようにしてもよい。
【0054】一方、下端部をディスクホルダー120の
略中心部内のラックベース110上に取り付けられたク
ランプ支柱210の上端部と、下端部をディスクホルダ
ー120の外周面側のラックベース110上に取り付け
られた押圧片保持台200の側面部にかけて、左右一対
からなるガイドL220、ガイドR230が、ディスク
ホルダー120の上部を跨ぐように取付けてある。前記
ガイドL220の内側のガイドR230への対向面に
は、図示しない逃げ溝を有し、且つ弧からなるガイド溝
221が設けてある。該ガイド溝221には、ガイド用
アーム260の端部に設けたガイドピン261が嵌って
おり、上記ガイド溝221に沿ってガイドピン261が
摺動するようになっている。さらに、ガイドR230の
ガイドL220への対向面にも図示しない逃げ溝を有
し、且つ弧からなるガイド溝231を設けてあり、上記
駆動アーム170の先端と連結している中間アーム24
0の端部に位置する小孔241と情報記録媒体搬送手段
としての搬送用アーム250の中間部近傍付近に位置す
る小孔251を挿通しているガイド用アーム260の他
端部に設けたガイドピン262が嵌っており、上記ガイ
ド溝231に沿ってガイドピン262が摺動するように
なっている。
【0055】また、上記搬送用アーム250は、その両
端部に搬送用係合部252a,252bを設け、該搬送
用係合部252aには、選択された情報記録媒体Dに隣
接する情報記録媒体D’の外周縁にのみ摺接する傾斜部
253と情報記録媒体Dの外周縁に係合するV溝254
とを設ける。そして、上記搬送用係合部252aと搬送
用係合部252bとによって情報記録媒体Dを保持しな
がら側方転回させてディスクホルダー120から引き出
すと共に、後述するディスクガイド310のV形溝31
1を摺通させ、ディスクホルダー120上の情報記録媒
体仕切板123に囲まれた中心部に位置する情報記録媒
体再生手段としての情報記録媒体再生部300に送り込
むようになっている。
【0056】さらに、上記搬送用係合部252aの先端
部には、位置決め手段としてのガイド部255を設け
る。該ガイド部255は薄い板形状を有しており(図4
参照)、情報記録媒体Dがアンローディング状態のとき
ガイド部255は押圧片190の案内溝195に挿通し
ている。
【0057】また、図5に示すように、一点鎖線263
はガイド用アーム260の端部に位置するガイドピン2
61が、ガイドL220のガイド溝221に沿って移動
した軌跡を示し、さらに、二点鎖線264はガイド用ア
ーム260の他端部に位置するガイドピン262が、ガ
イドR230のガイド溝231に沿って移動した軌跡を
示している。
【0058】そして、上記したガイドL220及びガイ
ドR230のガイド溝221,231によって、ガイド
用アーム260に枢着している搬送用アーム250の搬
送用係合部252aが描く軌跡は、再生しようとする情
報記録媒体Dに隣接する情報記録媒体D’の外周縁に沿
った略円弧状軌跡256となるように拘束されている。
【0059】また、上記ディスクホルダー120の略中
心部のラックベース110上の挿入溝115に平形駆動
カム270が往復直線運動だけを許容されて配置されて
いる。該平形駆動カム270は、上記ローディングモー
タ151を動力源とし、図示しないセンサ系及び駆動系
により作動される。該平形駆動カム270の上面にはク
ランパホルダー280及びサーボメカ290からなる情
報記録媒体再生部300の開閉運動を拘束するための2
つのガイド溝271,272が形成されている。そし
て、上記クランプ支柱210に開閉自在に軸支されてい
るクランパホルダー280及びサーボメカ290の下部
に突出しているそれぞれのガイドピン281,291
が、上記平形駆動カム270のガイド溝271,272
に沿って摺動するように嵌っている。
【0060】そして、上記ディスクホルダー120の略
中心部のラックベース110上には、ディスクガイド3
10及び円形のカバー320が設けてある。該カバー3
20には切欠部321が設けてあり、該切欠部321に
ディスクガイド310の一部が密着するように位置させ
ている。上記ディスクガイド310には、ディスクホル
ダー120内に縦に載置されている情報記録媒体Dをラ
ックベース110の略中心部に側方転回させて引き込み
をする際に、情報記録媒体Dが摺通するV形溝311が
設けてあり、該V形溝311の底面312に情報記録媒
体Dの外周端が摺動しながら移動するようにしてある。
そして、V形溝311の底面の一部には後述する傾斜部
313が形成してある。
【0061】更には、上記ラックベース110に、セン
サホルダー330とセンサーステー340を取付けると
共に、センサホルダー330に取り付けた図示しないセ
ンサとセンサーステー340に取り付けた図示しない受
光部とにより、上記ディスクホルダー120上に縦置き
されている情報記録媒体Dの有無を検出する情報記録媒
体有無検知用のセンサを形成するようにする。
【0062】ところで、350はディスクホルダー12
0のアドレス用の検出センサであり、ディスクホルダー
120の下面に設けた図示しない反射面の幅と周期とに
よってディスクホルダー120のアドレスを検出するも
のである。
【0063】次に、本発明の第1実施例による情報記録
媒体再生装置の動作状態について、図2〜図5,図9〜
図25を用いて説明する。なお、図9以降は、情報記録
媒体再生装置の動作状態を説明するために構成の一部を
省略して記載してあるため、構成の省略してある部分
は、図2〜図5を参照していただきたい。
【0064】まず、図9は、情報記録媒体Dのアンロー
ディング状態の側面図であって、ラックベース110上
に設けられている複数の略円柱状の突起111は、ディ
スクホルダー120の下面内周側に設けられている円周
溝形状の溝121内に摺通可能に係合している。また、
ディスクホルダー120上には情報記録媒体仕切板12
3によって仕切られた情報記録媒体Dが縦に載置されて
いる。そして、円形駆動カム160の位置により駆動ア
ーム170はギアホルダー150と枢着している枢軸1
71を中心として最も起立した位置を保ち、ガイド用ア
ーム260をガイド溝221,231に沿った図中右端
に位置させるようにしている。同時に、円形駆動カム1
60の位置によりスライドプレート180も図中右端に
位置するようにし、該スライドプレート180の凹陥部
183に嵌っている押圧片190を押圧片保持台200
の軸孔201に嵌っているガイドピン192を中心に反
時計方向に円弧運動させた位置の状態を保つようにして
いる。
【0065】そして、搬送用係合部252aのガイド部
255は、押圧片190の縦溝の案内溝195に挿通し
ている状態である。
【0066】また、情報記録媒体再生部300のクラン
パホルダー280及びサーボメカ290は開動作したま
まの状態を保っている。
【0067】次に、図示しない操作パネルの選択ボタン
により、選択すべき情報記録媒体Dを選択指示する。情
報記録媒体Dの選択操作が行われると、ラック駆動部1
30が駆動される。すなわち、回転モータ131の始動
による回転は、プーリ132,Vベルト133,ギアプ
ーリ134,小ギア135,減速ギア136,小ギア1
37,回転ギア138へと伝達され、ディスクホルダー
120のラック124を回転運動させる。
【0068】そして、ラックベース110上に配設され
ているドーナツ状のディスクホルダー120が仮想回転
軸Zを中心に円周方向に回転を開始すると、ディスクホ
ルダー120の下面内周側の円周溝形状の溝121に係
合しているラックベース110上の略円柱状の突起11
1が溝121内を摺通し始めると同時にディスクホルダ
ー120の下面の環状の突設部122が、ラックベース
110上の円周方向にわたって設けてある複数の回転ロ
ーラ112に摺接を開始するので、ディスクホルダー1
20は円滑に回転作動する。このとき、突起111及び
ディスクホルダー120は仮想回転軸Zを中心に位置決
めをなされているので、回転軸を必要とすることなくデ
ィスクホルダー120は仮想回転軸Zの円周方向に回転
する。
【0069】そして、図示しない情報記録媒体有無検知
用のセンサとアドレス用検出センサ350とにより情報
記録媒体再生部300の正面位置に情報記録媒体Dが位
置したことの判別が行われるとディスクホルダー120
の回転が停止される。
【0070】そして、情報記録媒体Dのローディングの
動力源、つまり駆動アーム170の動力源及び情報記録
媒体再生部300の開閉動力源になるローディングモー
タ151の回転によりギア駆動部140を駆動して、情
報記録媒体Dのローディングを行う。
【0071】ローディングモータ151の始動による回
転は、プーリ152,Vベルト153,ギアプーリ15
4,小ギア155,減速ギア156,小ギア157,減
速ギア158,小ギア159,円形駆動カム160へと
伝達される。
【0072】そして、円形駆動カム160が反時計方向
に回転を始めると、円形駆動カム160の環状溝162
に嵌っているスライドプレート180のガイドピン18
1が環状溝162に沿いながら図中左方向に移動を始め
るにつれて、スライドプレート180が図中左方向に直
線運動を開始する。すると、スライドプレート180の
凹陥部183に遊着している押圧片190のガイドピン
191も図中左方向に直線運動を開始することによっ
て、押圧片190が押圧片保持台200の軸孔201に
係合しているガイドピン192を中心に時計方向に半円
弧運動を起こす(図21参照)。
【0073】また、このとき押圧片190は上記スライ
ドプレート180の直線運動に伴った平行スライド運動
を行い得るようにしてもよい。
【0074】なおも、円形駆動カム160が反時計方向
に回転を続けていくと、図10に示すように、押圧片1
90の先端のV溝193が情報記録媒体Dの外周縁を挟
み込むのと同時に、押圧片190の先端の側面194が
情報記録媒体Dと、その情報記録媒体Dに隣接する情報
記録媒体D’との間に楔状に入り込んで、再生したい情
報記録媒体Dと、その情報記録媒体Dに隣接する情報記
録媒体D’との間隔をディスクホルダー120の円周方
向に押し拡げる(図22参照)。
【0075】この状態において、押圧片190の図示せ
ぬ一部がディスクホルダー120の一部分に係合するこ
とにより、ディスクのローディング、アンローディング
時、ならびにディスク演奏時に、ディスクホルダー12
0が微動しないようになされている。
【0076】そして、円形駆動カム160が反時計方向
に回転を続けても、円形駆動カム160の環状溝162
の構造によりスライドプレート180の位置は図中左方
向にに移動したままの状態を保持する(図23参照)。
【0077】このときに、図24(a),(b)に示す
ように、円形駆動カム160の突起部161が、駆動ア
ーム170の側面にあるカム溝部172のカム溝172
aを挿通中は突起部161の描く軌跡とカム溝172a
とが同一円心上にあるため駆動アーム170は動作しな
い。
【0078】さらに、円形駆動カム160が反時計方向
に回転を続けると、図24(c)に示すように、円形駆
動カム160の突起部161が、駆動アーム170の側
面にあるカム溝部172の略直線状のカム溝172bを
挿通し始めるので、図11に示すように駆動アーム17
0はギアホルダー150に軸支された枢軸171を中心
に反時計方向に円弧運動を始める。
【0079】そして、駆動アーム170が反時計方向に
円弧運動するにつれて、駆動アーム170が中間アーム
240を介して、ガイド用アーム260及び搬送用アー
ム250を作動させる。このときにガイド用アーム26
0のガイドピン261はガイドL220のガイド溝22
1に沿って、また、ガイド用アーム260のガイドピン
262はガイドR230のガイド溝231に沿って作動
する。
【0080】再生したい情報記録媒体Dと隣接する情報
記録媒体D’との間隔をディスクホルダー120の円周
方向に押圧片190が拡げたままの状態で、まず、搬送
用アーム250のガイド部255が押圧片190の案内
溝195内を挿通し、搬送用アーム250の搬送用係合
部252a,252bがディスクホルダー120の情報
記録媒体仕切板123によって縦に載置されている情報
記録媒体Dの外周縁に確実に摺接すると共に、次に図1
2に示すように、ディスクホルダー120から情報記録
媒体Dを引出し、且つ側方転回させながらディスクガイ
ド310のV形溝311に摺通し、底面312及び傾斜
部313上を情報記録媒体Dの外周縁を通過させて、図
中左方向に移動させた後、図13に示すように、情報記
録媒体Dは情報記録媒体再生部300に送り込まれる。
このとき、円形駆動カム160と駆動アーム170との
位置関係は、図24(d)に示してあるように突起部1
61がカム溝172bに入り込んでいる状態である。そ
して、情報記録媒体再生部300に情報記録媒体Dを送
り込んで所定の位置に情報記録媒体Dを載置した後、図
24(e)に示してあるように、突起部161がカム溝
172cに入り込むことより、駆動アーム170を更に
作動させ、図14に示すように搬送用アーム250の搬
送用係合部252a,252bは情報記録媒体Dの外周
縁から離脱するが、搬送用アーム250のガイド部25
5の先端は、情報記録媒体Dに隣接する情報記録媒体
D’間に挿入したままの状態を保持し、情報記録媒体D
に隣接する情報記録媒体D’間から離脱することはな
い。そして、図14に示すような上記の状態になった
ら、図示しないセンサによりローディングモータ151
の回転を停止させて、搬送用アーム250の動作を停止
させる。
【0081】また、同時に、上記円形駆動カム160
は、図示しない駆動系により平形駆動カム270を図3
中右方向に平行移動させ、該平形駆動カム270のガイ
ド溝271,272に嵌通しているクランパホルダー2
80のガイドピン281及びサーボメカ290のガイド
ピン291を摺動させて上記クランパホルダー280及
びサーボメカ290を閉動作して、搬送用アーム250
によって側方転回の状態でディスクホルダー120から
送り込まれた情報記録媒体Dの両側面を圧着した状態に
して情報記録媒体再生部300による情報記録媒体Dの
再生が可能となる。
【0082】一方、再生を終了した情報記録媒体Dをデ
ィスクホルダー120の元の位置のに搬送する場合は、
図14乃至図20に示すように、上記の手順を逆に辿っ
ていけばよく、先ず、図示しない操作パネルの選択ボタ
ンにより、情報記録媒体Dの搬送を選択指示する。情報
記録媒体Dの搬送を指示すると、ローディングモータ1
51の逆回転始動により平形駆動カム270が図示しな
い駆動機構によって図3中左方向に直線移動する。する
と、該平形駆動カム270のガイド溝271,272に
嵌通しているクランパホルダー280のガイドピン28
1及びサーボメカ290のガイドピン291が摺動させ
られて上記クランパホルダー280及びサーボメカ29
0を開動作し始める。このとき、ローディングモータ1
51の逆回転始動により円形駆動カム160も同時に逆
回転を始め、図24(e)に示してあるように、円形駆
動カム160の突起部161が駆動アーム170のカム
溝172c内を172bに向かって挿通し始める。する
と搬送用アーム250は上部停止位置から徐々に下降を
始め、次に、図24(d)に示してあるように、やがて
突起部161がカム溝172b内を挿通し始めると図1
5に示してあるように搬送用アーム250の搬送用係合
部252a,252bが再び情報記録媒体Dの外周縁に
係合すると共に、情報記録媒体Dの両側からクランパホ
ルダー280及びサーボメカ290が離れて情報記録媒
体Dのクランプが解除される。
【0083】その際、搬送用アーム250のガイド部2
55の先端が選択した情報記録媒体Dに隣接する情報記
録媒体D’の間に更に深く分け入っていく。
【0084】円形駆動カム160がなおも図中時計方向
に回転運動を継続すると、図24(c)に示す通り、突
起部161はカム溝172bの先端に位置しながら駆動
アーム170を図中時計方向に作動させると共に、ガイ
ド用アーム260のガイドピン261はガイドL220
のガイド溝221に沿って、また、ガイド用アーム26
0のガイドピン262はガイドRのガイド溝231に沿
って作動させる。
【0085】すると、図25に示すように、搬送用アー
ム250は情報記録媒体Dを情報記録媒体再生部300
から引出し、情報記録媒体Dを側方転回させながらディ
スクガイド310のV形溝311を摺通させ、傾斜部3
13及び底面312上を情報記録媒体Dの外周縁を通過
させてディスクホルダー120側に搬送させる。
【0086】その際、搬送用アーム250のガイド部2
55の先端が選択した情報記録媒体Dに隣接する情報記
録媒体D’の間に深く分け入って導通し、さらに、搬送
用アーム250の傾斜部253が隣接する情報記録媒体
D’の上部の外周縁に沿って摺接を開始して、情報記録
媒体Dに隣接する情報記録媒体D’間の上部間隔をディ
スクホルダー120の円周方向にさらに押し拡げながら
図中右方向の元の搬送位置上部に移動する(図25参
照)。
【0087】そして、その拡がった間隔内を搬送用アー
ム250の搬送用係合部252a,252bに係合して
いる情報記録媒体Dが挿通され、そして、図17に示す
ように、情報記録媒体Dの外周縁が、先ず情報記録媒体
仕切板123の外周側から挿入し始める。そして、情報
記録媒体Dは搬送用アーム250によって徐々に情報記
録媒体仕切板123内に挿入されていく。更に搬送用ア
ーム250が作動を継続しているので、図18に示すよ
うに、情報記録媒体Dはディスクホルダー120上の情
報記録媒体仕切板123によって仕切られている搬送前
の元の収納位置に完全に収納される。
【0088】情報記録媒体Dをディスクホルダー120
上の搬送前の元の収納位置に収納して搬送が終了する
と、図19に示すように、搬送用アーム250の搬送用
係合部252a,252bが情報記録媒体Dの外周縁か
ら離脱すると共に、搬送用アーム250のガイド部25
5が押圧片190の案内溝195内に挿通し、搬送用ア
ーム250はその作動を停止する。
【0089】そして、円形駆動カム160は更に時計方
向の回転を続けることにより、円形駆動カム160の環
状溝162に嵌っているスライドプレート180のガイ
ドピン181が環状溝162に沿いながら図中右方向に
移動を開始してスライドプレート180を図中右方向に
直線移動させる。すると、図20に示すように、スライ
ドプレート180の凹陥部183に遊着している押圧片
190のガイドピン191も図中右方向に直線移動を開
始し、上記押圧片190はガイドピン192を中心に反
時計方向に半円弧運動を起こし、情報記録媒体Dとその
情報記録媒体Dに隣接する情報記録媒体D’との間に楔
状に入り込んでいた押圧片190はそれぞれの外周縁か
ら離脱すると共に、押圧片190の図示せぬ一部がディ
スクホルダー120の一部分から離脱して、ディスクホ
ルダー120は再び回動自在の状態となる。そして、前
記の状態になったら、図示せぬセンサーによりローディ
ングモータ151の回転を停止させて、情報記録媒体D
の搬送は終了する。
【0090】また、上記押圧片190はガイドピン19
2を中心に時計方向、又は反時計方向に円弧運動をする
動作の代わりに、押圧片190がスライドプレート18
0の往復運動に伴った平行スライド運動を行い得るよう
な動作構造にして、情報記録媒体Dとその情報記録媒体
Dに隣接する情報記録媒体D’との間を楔状に離脱着す
るようにしてもよい。
【0091】また、前述の実施例ではラックベース11
0上に突起111を設け、ディスクホルダー120に溝
121を設けているが、これとは反対に、ラックベース
110上に溝を設け、ディスクホルダー120に突起を
設けても良い。
【0092】図6〜図8は、本発明の第2実施例による
情報記録媒体再生装置を説明するものであって、この情
報記録媒体再生装置は、前述した第1実施例の情報記録
媒体再生装置の情報記録媒体収納手段における回転中心
の位置決め及びこれに関連する構造部分のみを変更した
ものであるから、それ以外の構成は第1実施例と同一符
号を付してその詳細説明は省略する。
【0093】図6に示すように、仮想中心軸Zとディス
クホルダー120の内周縁部に形成してあるラック12
4に噛み合い、そのディスクホルダー120を回転させ
る回転ギア138の回転中心とを結ぶ同一直線上にあっ
て、溝121内に摺接係合するような一方の突起111
をラックベース110上に設ける。
【0094】そして、溝121内に摺接係合するような
他方の突起111をラックベース110上に設けると共
に、仮想中心軸Zと2つの独立した突起111それぞれ
とを結ぶ直線が形成する内角が略90度をなすようにす
る(図7(a),図8(a)参照)。
【0095】上記構成により、仮想回転軸Zを中心に回
転するディスクホルダー120をガイドする係合部とし
ての溝121と、その溝121に摺接係合する2つの突
起111,111とによりディスクホルダー120のX
Y位置を決定することができるようになって、ディスク
ホルダー120は擬似的な中心軸を有する架空中心式を
必要最小限の部品構成で構成することができる。
【0096】また、突起111を独立した2つのみとす
る、すなわち溝121に摺接係合する突起111を2つ
のみとすることにより、経時変化や使用環境温度変化等
により溝121が真円ではなくなった場合であっても、
ディスクホルダー120の回転時に溝121がこの2つ
の突起111に対してこじれることなく、仮想中心軸Z
がごく僅かにずらされるようにして両者は摺動すること
ができ、もってディスクホルダー120は途中で止まる
こと無く回転することができるという独自の効果を奏す
ることができる。
【0097】また、さらに、ディスクホルダー120に
設けられたラック124とラック駆動部130に設けら
れた回転ギア138との噛合い部に一方の突起111が
設けられることにより、ラック124と回転ギア138
との噛合いピッチをラックベース110に設けたギア軸
と突起111との間の短いピッチで定めることができる
ため、ディスクホルダー120の精度についてはある程
度の寸法誤差を許容することができるようになって、製
造コストを従来より低減化することができる。
【0098】その際、一方の突起111を回転ギア13
8とラック124との噛み合い部近傍に設けるようにし
てもよい。
【0099】また、2つの突起111,111以外にも
溝121内に収まるような保護突起111aをラックベ
ース110上の適宜位置に配設するようにしてもよい
(図6中では、一個のみを配設しているが、これは複数
個でも構わない。さらには、複数個の突起を連続的に一
体化したものと等価である、溝121内に収まる円周方
向に所定幅を有する円弧状の保護突起であっても良
い)。
【0100】図8(b)にその要部を示すように、通常
この保護突起111aは、溝121内周面とは摺接しな
いような形状を有している。即ち、ディスクホルダー1
20が回転ギア138によって回転されている間は保護
突起111aはガイドの役目を担わないものとされてい
る。
【0101】一方、情報記録媒体再生装置を搬送する際
の振動などが筐体100に加えられたときにはじめて保
護突起111aが溝121に当接してディスクホルダー
120をガイドするようになっている。
【0102】一方、その他の実施例として、図7(b)
に示すように、ディスクホルダー120の溝121を、
複数の突起111の仮想中心軸Z側周壁に摺接するよう
な円周壁121aとし、例えば3つの突起111により
ガイドしても良い。また、これとは逆に図7(c)に示
すように、ディスクホルダー120の溝121を、複数
の突起111の仮想中心軸Z側とは反対側の周壁に摺接
するような円周壁121bとし、例えば3つの突起11
1によりガイドしても良い。
【0103】また、更に上記と同様の原理で、図7
(d)に示すように、ディスクホルダー120の溝12
1の幅を複数の突起111の幅より大とすることで、複
数の突起111を溝121’の内側壁のみと摺接するよ
うにし、例えば3つの突起111によりガイドしても良
い。さらに、また、これとは逆に図7(e)に示すよう
に、複数の突起111を溝121’の外側壁のみと摺接
するようにし、例えば3つの突起111によりガイドし
ても良い。
【0104】なお、上記いずれの例においても、複数の
突起111の少なくとも1つは、ラック124と回転ギ
ア138との噛合い部の近傍に設けられている。
【0105】この構成によっても、大径形状のディスク
ホルダー120は高精度の部品精度を必要とすることが
なくて、製造コストを従来より大幅に低減化することが
できる。
【0106】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
情報記録媒体収容手段又は筐体側の一方側で、仮想回転
軸から同一水平面内の所定距離離れた位置に設けられた
複数の円柱状の突起と、情報記録媒体収容手段又は前記
筐体側の他方側で前記突起と係合し前記仮想回転軸を中
心に回転する前記情報記録媒体収容手段をガイドする係
合部としての溝を備えているので、筐体側(或いは、情
報記録媒体収容手段側)の突起と情報記録媒体収容手段
側(或いは、筐体側)の係合部とを係合させた状態で情
報記録媒体収容手段を筐体内に配置し、回転駆動させる
と、仮想回転軸を中心に突起と係合部の位置決めがなさ
れているので、回転軸を必要としない情報記録媒体収容
手段の回転位置決めが確実になされると共に回転軸の軸
ぶれを懸念することが無くなり、また、駆動軸に負担が
かからないので長期間使用しても経年変化が起こりづら
く安定した情報記録媒体収容手段の回転作動が得られる
ことが可能となる。
【0107】また、それぞれの係合部材は、筐体又は情
報記録媒体収容手段と一体に成形されるので、小型化、
低コストに構成できると共に、簡単な構造で精度向上に
対応することができる。
【0108】また、本発明の第2発明によると、前記情
報記録媒体収容手段を回転駆動するための回転駆動手段
を備え、前記突起は前記情報記録媒体収容手段と前記回
転駆動手段との接続部の近傍に設けられ、前記接続部は
情報記録媒体収容手段に設けられたラックと前記回転駆
動手段に設けられた回転ギアとの噛合い部であると共
に、前記突起は少なくとも2つの独立した突起を備え、
前記仮想中心軸と前記2つの独立した突起それぞれとを
結ぶ直線が形成する内角が略90度であることを特徴と
しているので、仮想回転軸を中心に回転する前記情報記
録媒体収容手段をガイドする係合部としての溝と、この
溝に摺接係合する2つの突起とにより情報記録媒体収容
手段のXY位置を決定することができるようになって、
情報記録媒体収容手段は擬似的な中心軸を有する架空中
心式を必要最小限の部品構成で採用することが可能とな
る。
【0109】また、情報記録媒体収容手段に設けられた
ラックと前記回転駆動手段に設けられた回転ギアとの噛
合い部に一方の突起が設けられることにより、ラックと
回転ギアの噛合いピッチを、ラックベースに設けたギア
軸と突起との間の短いピッチで定めることができるた
め、大径形状の情報記録媒体収容手段の全体寸法の精度
についてはある程度の寸法誤差を許容することができる
ようになって、製造コストを従来より低減化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体再生装置の第1実施例の
形態に係わる概略斜視図である。
【図2】本発明の情報記録媒体再生装置の突起と係合部
とを係合させた要部構成を説明するための側面図であ
る。
【図3】図2に示した情報記録媒体再生装置の要部構成
を説明するために、ガイドL,R及び駆動アーム等を一
部省略した概略平面図である。
【図4】図1に示した情報記録媒体再生装置の情報記録
媒体搬送手段を説明するための平面組立図である。
【図5】図1に示した情報記録媒体再生装置の搬送用ア
ーム及びガイド用アームの各端部の軌跡を示した側面図
である。
【図6】本発明の情報記録媒体再生装置の第2実施例の
形態に係わる概略平面図である。
【図7】(a)は図6の原理図、(b)〜(e)はその
他の実施例の原理図である。
【図8】図6の要部構成を示す概略断面図である。
【図9】本発明の情報記録媒体再生装置における情報記
録媒体のアンローディング状態を示す側面図である。
【図10】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部にローディングさせてい
る途中経過を示す側面図である。
【図11】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部にローディングさせてい
る途中経過を示す側面図である。
【図12】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部にローディングさせてい
る途中経過を示す側面図である。
【図13】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部にローディングさせてい
る途中経過を示す側面図である。
【図14】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部にローディングさせた状
態を示す側面図である。
【図15】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部から情報記録媒体収容手
段に搬送している状態を示す側面図である。
【図16】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部から情報記録媒体収容手
段に搬送している状態を示す側面図である。
【図17】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部から情報記録媒体収容手
段に搬送している状態を示す側面図である。
【図18】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部から情報記録媒体収容手
段に搬送している状態を示す側面図である。
【図19】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体再生部から情報記録媒体収容手
段に搬送している状態を示す側面図である。
【図20】本発明の情報記録媒体再生装置によって情報
記録媒体を情報記録媒体収容手段に搬送収納した状態を
示す側面図である。
【図21】本発明の情報記録媒体再生装置の円形駆動カ
ムの回転に伴う押圧片の動作を説明するための概略側面
図である。
【図22】本発明の情報記録媒体再生装置の円形駆動カ
ムの回転に伴う押圧片の動作を説明するための概略側面
図である。
【図23】本発明の情報記録媒体再生装置の円形駆動カ
ムの回転に伴う押圧片の動作を説明するための概略側面
図である。
【図24】本発明の情報記録媒体再生装置の円形駆動カ
ムの回転に伴う駆動アームの動作を説明するための説明
図である。
【図25】本発明の情報記録媒体再生装置の搬送用アー
ムが情報記録媒体を返却する動作を説明するための平面
図である。
【図26】円形状のラックを備えた従来の情報記録媒体
再生装置を示す斜視図である。
【図27】従来の情報記録媒体再生装置を示す斜視図で
ある。
【図28】図28の概略側面図である。
【図29】従来の情報記録媒体再生装置の一実施例を示
す概略図である。
【図30】従来の情報記録媒体再生装置の他の実施例を
示す概略図である。
【符号の説明】
D 情報記録媒体 D’ 情報記録媒体Dに隣接する情報記録媒体 Z 仮想回転軸 100 筐体 110 ラックベース 111 突起 111a 保護突起 120 ディスクホルダー 121 溝 130 ラック駆動部 138 回転ギア 140 ギア駆動部 150 ギアホルダー 160 円形駆動カム 170 駆動アーム 180 スライドプレート 190 押圧片 200 押圧片保持台 210 クランプ支柱 220 ガイドL 230 ガイドR 240 中間アーム 250 搬送用アーム 252a,252b 搬送用係合部 253 傾斜部 255 ガイド部 256 略円弧状軌跡 260 ガイド用アーム 270 平形駆動カム 280 クランパホルダー 290 サーボメカ 300 情報記録媒体再生部 310 ディスクガイド
フロントページの続き (72)発明者 山根 篤 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に設けられ複数枚の情報記録媒体
    を収容可能とし、且つ仮想回転軸を中心に前記筐体内に
    おいて回転可能な情報記録媒体収容手段と、選択された
    情報記録媒体を再生する情報記録媒体再生手段と、前記
    情報記録媒体収容手段から選択された情報記録媒体を前
    記情報記録媒体再生手段に搬送する情報記録媒体搬送手
    段とからなる情報記録媒体再生装置において、 前記情報記録媒体収容手段又は前記筐体側の一方側で、
    前記仮想回転軸から所定距離離れた位置に設けられた突
    起と、前記情報記録媒体収容手段又は前記筐体側の他方
    側で、前記突起と係合し前記仮想回転軸を中心に回転す
    る前記情報記録媒体収容手段をガイドする係合部とを備
    えたことを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 前記係合部は前記突起が係合する溝であ
    ることを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記突起は略円柱状突起であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の情報記録媒体再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記情報記録媒体収容手段を回転駆動す
    るための回転駆動手段を備え、前記突起は前記情報記録
    媒体収容手段と前記回転駆動手段との接続部の近傍に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の情報記録
    媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部は情報記録媒体収容手段に設
    けられたラックと前記回転駆動手段に設けられた回転ギ
    アとの噛合い部であることを特徴とする請求項4記載の
    情報記録媒体再生装置。
  6. 【請求項6】 前記突起は少なくとも2つの独立した突
    起を備え、前記仮想中心軸と前記2つの独立した突起そ
    れぞれとを結ぶ直線が形成する内角が略90度であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体再生装置。
JP10205197A 1997-12-17 1998-07-21 情報記録媒体再生装置 Pending JPH11238288A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10205197A JPH11238288A (ja) 1997-12-17 1998-07-21 情報記録媒体再生装置
US09/207,333 US6680882B2 (en) 1997-12-17 1998-12-08 System for reproducing a disc
EP98123935A EP0924697A3 (en) 1997-12-17 1998-12-16 System for reproducing a disc
CN98125580A CN1220456A (zh) 1997-12-17 1998-12-17 用于复制盘片的系统
CNB001217925A CN1221964C (zh) 1997-12-17 1998-12-17 用于播放一张盘片的系统
HK02102581.9A HK1040819A1 (zh) 1997-12-17 2002-04-08 用於播放一張盤片的系統

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34809397 1997-12-17
JP9-348093 1997-12-17
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EP (1) EP0924697A3 (ja)
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