JPH11238032A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH11238032A
JPH11238032A JP4205498A JP4205498A JPH11238032A JP H11238032 A JPH11238032 A JP H11238032A JP 4205498 A JP4205498 A JP 4205498A JP 4205498 A JP4205498 A JP 4205498A JP H11238032 A JPH11238032 A JP H11238032A
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JP
Japan
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bus
dma
cpu
control circuit
circuit
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Application number
JP4205498A
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English (en)
Inventor
Yu Shigihara
祐 鴫原
Michio Kaji
美智雄 梶
Masami Ato
正巳 阿藤
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Toshiba Corp
Kioxia Systems Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Memory Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DMA制御回路内蔵型のマイコンにおいて、C
PUおよびDMA制御回路の並列処理を可能とし、それ
らの性能を十分に発揮させる。 【解決手段】バス12に接続されたDMA回路11、C
PU13、ROM14およびBIU17と、バスをCP
U側とDMA回路側に分ける位置に挿入されてスイッチ
制御されるバススイッチ回路23と、CPU側バス部1
21に接続され、CPUが外部デバイスをアクセスしな
いと宣言した特定領域を表わすアドレスデータを記憶し
ておくレジスタ24と、CPU出力アドレスとレジスタ
の格納データとを比較し、現在のCPU出力アドレスが
特定領域内か否かを判定し、判定信号をCPUに供給
し、判定信号を用いてバススイッチ回路をオフ制御する
アドレス比較回路25と、DMA回路からCPUにフラ
グ信号を供給するための信号線20を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)に係り、特に中央処理装置(CPU)
とダイレクトメモリアクセス(DMA)回路を1チップ
上に搭載したマイコンにおいてCPUとDMA制御回路
が共用しているバスを制御するためのバスコントロール
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイコンを用いたシステムにおいて、マ
イコン外部のメモリと入出力(I/O)装置などとの間
で直接にデータ通信を行わせるためのホストとしてDM
A制御回路が用いられる。
【0003】図3乃至図6は、それぞれ例えば16ビッ
ト処理が可能なマイコンシステムの従来例を示してい
る。図3のマイコンシステムは、マイコンにDMA制御
回路(DMA制御用集積回路)が外付け接続されてお
り、図4乃至図6のマイコンシステムは、DMA制御回
路がマイコンに内蔵されている。
【0004】即ち、図3中のマイコン50において、5
1はCPU、52はプログラムROM、53はデータR
AM、541〜54nは複数の内部I/O装置(例えば
キー処理回路、タイマー回路など)、55は外部バスイ
ンターフェースユニット(BIU)であり、これらはC
PUバス56に接続されている。
【0005】57はBIU55に接続されているマイコ
ン外部の外部バスであり、この外部バス57には、外部
メモリ(例えばデータRAM)58、外部I/O装置
(例えばフロッピーディスク駆動装置、ハードディスク
駆動装置、シリアル入出力装置など)59、外部DMA
制御回路40が接続されている。また、上記外部DMA
制御回路40はBIU55にも接続されている。
【0006】図4中のマイコン60は、図3中のマイコ
ン50と比べて、DMA制御回路61がマイコン60に
内蔵されてCPUバス56およびCPU51に接続され
ており、DMA制御回路61にDMA要求入力端子62
が接続されている点などが異なり、図3中と同一部分に
は同一符号を付している。
【0007】図7は、図4に示したマイコンシステムに
おけるバスコントロール動作のタイミングの一例を示し
ている。いま、マイコン内部のCPU51が外部バス5
7を使用して動作している途中でDMA制御回路61か
ら内部DMAバス開放要求が入力すると、所定の応答時
間後に、CPU51が動作を停止するとともにDMA制
御回路61が外部バス57を使用するようになる。そし
て、上記DMA制御回路61の動作が終了すると、CP
U51が動作を再開して外部バス57を使用するように
なる。
【0008】しかし、上記したように図4に示した従来
のマイコンシステムにおいては、CPU51からアクセ
スされるバスとDMA制御回路61からアクセスされる
バスとは同一のCPUバス56を共用しているので、C
PU51またはDMA制御回路61のどちらか一方が動
作している時には他方の動作を停止しなければならず、
CPU51およびDMA制御回路61の並列処理ができ
ないので、それらの性能を十分に発揮することができな
かった。
【0009】図5中のマイコン70は、図4中のマイコ
ン60と比べて、DMA制御回路71はCPUバス56
を介してのみCPU51に接続されており、さらに、D
MA制御回路71には第2のBIU72が接続されてい
る点、2ポートタイプの外部メモリ73がDMA制御専
用の外部ローカルバス74を介して第2のBIU72に
接続されるとともに外部バス57に接続されている点が
異なり、その他は同じである。
【0010】しかし、図5に示した従来のマイコンシス
テムにおいては、マイコン外部にDMA制御専用のロー
カルバス74およびマルチポート(2ポート)タイプの
外部メモリ73を必要とするので、外部システムの複雑
化、コストアップをまねく。
【0011】図6中のマイコン80は、図4中のマイコ
ン60と比べて、CPUバスは命令フェッチ用のプログ
ラムバス561とデータアクセス用のデータバス562
に分離されており、CPU82はハーバードアーキテク
チャーを採用し、プログラムバス561およびデータバ
ス562に接続されている点、プログラムバス561に
はプログラムROM52が接続され、データRAM5
3、複数の内部I/O装置541〜54n、BIU5
5、DMA制御回路83はデータバス562に接続され
ている点が異なり、その他は同じである。しかし、図6
に示した従来のマイコンシステムにおいては、CPU8
2の回路負担の増大、大型化をまねく。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにDMA
制御回路内蔵タイプの従来のマイコンは、CPUからア
クセスされるバスとDMA制御回路からアクセスされる
バスとが同一のバスを共用している場合には、バスをC
PUまたはDMA制御回路のどちらか一方しか使用でき
ず、CPUおよびDMA制御回路の並列処理ができない
ので、それらの性能を十分に発揮することができないと
いう問題があった。
【0013】また、DMA制御専用の外部ローカルバス
を使用する従来のDMA制御回路内蔵タイプのマイコン
は、マイコン外部にDMA制御専用のローカルバスおよ
び2ポートタイプの外部メモリを必要とするので、外部
システムの複雑化、コストアップをまねくという問題が
あった。
【0014】また、CPUにハーバードアーキテクチャ
ーを採用した従来のDMA制御回路内蔵タイプのマイコ
ンは、CPUの大型化をまねくという問題があった。本
発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、CP
UおよびDMA制御回路の並列処理が可能になり、それ
らの性能を十分に発揮することができるようになるマイ
クロコンピュータを提供することを目的とする。
【0015】また、本発明の他の目的は、DMA制御回
路による外部バスの使用が可能な待機状態において、C
PUがDMAバス開放要求を受けてからDMA制御回路
がDMA制御動作を開始するまで応答時間(オーバーヘ
ッド)を短縮し得るマイクロコンピュータを提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータは、アドレス/データ/制御信号線を含むバス
と、前記バスに接続されているCPU、プログラムRO
M、DMA制御回路および外部バスインターフェースユ
ニットと、前記CPUおよびプログラムROMが接続さ
れているCPU側バス部と前記DMA制御回路および外
部バスインターフェースユニットが接続されているDM
A側バス部との間に挿入され、前記CPU側バス部とD
MA側バス部との電気的接続をオン状態またはオフ状態
に設定するようにスイッチ制御されるバススイッチ回路
と、前記CPU側バス部に接続され、前記プログラムR
OMにおいてCPUが外部デバイスに対してアクセスし
ないと宣言した特定領域を表わすアドレスデータを記憶
しておくアドレス指定レジスタ回路と、前記CPU側バ
ス部に接続され、前記CPU側バス部を介して与えられ
るアドレスデータと前記アドレス指定レジスタ回路の格
納データとを比較し、現在のCPU出力アドレスが前記
特定領域内か否かを判定し、判定信号を前記CPU及び
前記バススイッチ回路に供給するアドレス比較回路と、
前記DMA制御回路からCPUにDMA制御回路の動作
状態を表わすフラグ信号を供給するためのDMAフラグ
信号線とを具備することを特徴とする。
【0017】また、本発明のマイクロコンピュータにお
いて、前記CPUは、(a)CPU外部アクセス禁止信
号として前記アドレス比較回路から特定領域判定信号が
供給されている場合に、前記DMA制御回路からの内部
DMAバス開放要求あるいは前記BIUから外部DMA
バス開放要求/許可信号線を受けるとバス開放許可信号
を出力し、(b)前記CPU外部アクセス禁止信号が供
給されなくなると外部バスを使用する状態になり、
(c)ビジー信号が供給されている期間に前記CPU外
部アクセス禁止信号が解除されるとウエイト状態にな
り、DMA動作が終了した後に外部バスを使用すること
が可能な状態になり、前記DMA制御回路は、(a)前
記CPUから内部DMAバス開放許可信号を受けると、
前記バススイッチ回路がオフ設定状態であれば、DMA
動作を開始して外部バスを使用すると同時にビジー信号
をCPUに供給し、(b)DMA動作が終了すると、外
部バスをDMA制御回路から開放すると同時にCPUへ
のビジー信号の供給を停止することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明のマイクロコンピュータに
おいて、前記アドレス指定レジスタ回路は、前記CPU
側バス部に接続されたデータRAMの一部が割り当てら
れていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る例えば16ビット処理が可能なDMA制
御回路内蔵タイプのマイコンシステムの一部を示してい
る。
【0020】図1のマイコンシステムにおいて、10は
外部デバイス間のデータ転送を制御するDMA制御回路
11を内蔵したタイプのマイコンである。このマイコン
10において、12はアドレス/データ/制御信号線を
含むバスであり、このバス12には、CPU13、プロ
グラムROM14、データRAM15、複数の内部I/
O装置(例えばキー処理回路、タイマー回路など)16
1〜16nが接続されており、さらに、DMA制御回路
11、外部バスインターフェースユニット(BIU)1
7が接続されている。
【0021】DMA制御回路11には外部からDMA要
求信号を入力するためのDMA要求入力端子18が接続
されており、DMA制御回路11とCPU13との間は
DMAフラグ信号線20により接続されており、DMA
制御回路11とCPU13との間は内部DMAバス開放
要求/許可信号線21により接続されており、BIU1
7とCPU13との間は外部DMAバス開放要求/許可
信号線22により接続されている。
【0022】31はBIU17に接続されているマイコ
ン外部の外部バスであり、この外部バス31には、外部
メモリ(例えばデータRAM)32、外部I/O装置
(例えばフロッピーディスク駆動装置、ハードディスク
駆動装置、シリアル入出力装置など)33が接続されて
いる。
【0023】さらに、本実施例では、バス12をCPU
・プログラムROMが接続されているCPU側バス部1
21とDMA制御回路・BIUが接続されているDMA
側バス部122との間に区分する位置にバススイッチ回
路23が挿入されている。このバススイッチ回路23
は、CPU側バス部121とDMA側バス部122との
電気的接続をオン状態またはオフ状態に設定するように
スイッチ制御される。
【0024】さらに、本実施例では、バススイッチ回路
23のCPU側バス121には、アドレス指定レジスタ
回路24、アドレス比較回路25が接続されている。上
記アドレス指定レジスタ回路24は、プログラムROM
14においてCPU13が外部デバイスに対してアクセ
スしないと宣言した特定領域を表わすアドレスデータを
記憶しておくものであり、例えばデータRAM15の一
部を割り当ててもよい。
【0025】特定領域を表わすアドレスデータの例とし
ては、特定領域のスタートアドレスデータとストップア
ドレスデータとの対でもよく、または、特定領域のスタ
ートアドレスデータと特定領域アドレス数データとの対
でもよい。
【0026】そして、アドレス比較回路25は、CPU
13からCPU側バス部121を介して与えられるアド
レスデータとアドレス指定レジスタ回路24の格納デー
タとを比較し、現在のCPU出力アドレスが特定領域内
か否かを判定し、判定信号を特定領域判定信号線26を
介してCPU13およびバススイッチ回路23に供給す
るものである。
【0027】さらに、バススイッチ回路23とBIU1
7との間はDMAバスドライブ許可信号線27により接
続されており、DMA制御回路11とバススイッチ回路
23との間は状態問い合わせ信号線28により接続され
ており、バススイッチ回路23とDMA制御回路11と
の間は状態応答信号線29が接続されている。
【0028】図2は、図1に示したマイコンシステムに
おけるバスコントロール動作のタイミングの一例を示し
ている。次に、図2を参照しながら、図1のマイコンシ
ステムにおけるバスコントロール動作を説明する。
【0029】CPU13が動作している時に現在のCP
U出力アドレスがアドレス指定レジスタ回路24に記憶
されている特定領域内であることをアドレス比較回路2
5が判定した場合、バススイッチ回路23は、アドレス
比較回路25の出力信号(特定領域判定信号、CPU外
部アクセス禁止信号)の活性化期間にCPU側バス部1
21とDMA側バス部122との電気的接続をオフ状態
に設定することにより、CPU13とBIU17との電
気的接続をオフ状態に設定する。
【0030】これにより、CPU13がCPU側バス部
121を使用する動作状態が継続したままで、外部バス
31がCPU13から開放された状態(ハイインピーダ
ンス状態あるいは非活性状態)になり、以下に述べるよ
うにDMA制御回路11が外部バス31を使用すること
が可能な状態になる。
【0031】この時、バススイッチ回路23は、DMA
バスドライブ許可信号をDMAバスドライブ許可信号線
27を介してBIU17に供給し、BIU17はDMA
制御回路11によるバスドライブが可能な状態になる。
【0032】DMA制御回路11は、動作状態(ビジ
ー;Busy)であるか否かを表わすDMAフラグ信号
をDMAフラグ信号線20を介してCPU13に供給し
ており、DMA要求入力端子18からDMA要求信号を
受けると、内部DMAバス開放要求信号を内部DMAバ
ス開放要求/許可信号線21を介してCPU13に供給
する。
【0033】また、この時、DMA制御回路11は、バ
ススイッチ回路23に状態の問い合わせを行い、バスス
イッチ回路23がオフ設定状態であるか否かを判定す
る。CPU13は、CPU外部アクセス禁止信号として
アドレス比較回路25から特定領域判定信号が特定領域
判定信号線26を介して供給されている場合に、内部D
MAバス開放要求/許可信号線21を介してDMA制御
回路11から内部DMAバス開放要求あるいは外部DM
Aバス開放要求/許可信号線22を介してBIU17か
ら外部DMAバス要求/許可信号を受けると、DMAバ
ス開放要求のレベルに応じて内部DMAバス開放要求/
許可信号線21あるいは外部DMAバス開放要求/許可
信号線22にバス開放許可信号を出力する。
【0034】そして、DMA制御回路11は、CPU1
3から内部DMAバス許可信号を受けると、バススイッ
チ回路23がオフ設定状態であれば、DMA動作を開始
して外部バス31を使用するようになり、同時に、ビジ
ー信号をDMAフラグ信号線20を介してCPU13に
供給する。
【0035】上記DMA動作が終了すると、外部バス3
1がDMA制御回路11から開放された状態(ハイイン
ピーダンス状態あるいは非活性状態)になり、同時に、
DMA制御回路11はビジー信号をCPUに供給しなく
なる。
【0036】このようにCPU13にビジー信号が供給
されなくなった後、CPU13にCPU外部アクセス禁
止信号が供給されなくなると、CPU13が外部バス3
1を使用することが可能な状態になる。
【0037】なお、CPU13にビジー信号が供給され
ている期間(DMA動作中)にCPU外部アクセス禁止
信号が解除されると、CPU13はウエイト状態にな
り、DMA動作が終了した後にCPU13が外部バス3
1を使用することが可能な状態になる。
【0038】即ち、上記した実施例のマイコン10にお
いては、CPU13が動作している時に現在のCPU出
力アドレスのプログラム内容がCPU13の外部アクセ
スを禁止する特定領域内である場合(つまり、CPU1
3が外部アクセスをしない期間)に、CPU13が内部
バスを使用する動作状態が継続したままで、CPU13
とDMA制御回路11・外部バス31との間のバス経路
が遮断されて外部バス31がCPU13から開放された
状態になり、DMA制御回路11による外部バス31の
使用が可能な待機状態になる。
【0039】この状態でDMA制御回路11がCPU1
3からバス許可信号を受けると、DMA動作を開始して
外部バス31を使用するようになる。これにより、CP
U13およびDMA制御回路11の並列処理が可能にな
り、それらの性能を十分に発揮することができるように
なる。
【0040】また、DMA制御回路11による外部バス
31の使用が可能な待機状態において、CPU13がD
MAバス開放要求を受けてからDMA制御回路11がD
MA制御動作を開始するまで応答時間(オーバーヘッド
タイム)は、従来例よりも短縮される。
【0041】従って、上記実施例のマイコン10によれ
ば、図4に示した従来のDMA制御回路内蔵タイプのマ
イコン60に、バススイッチ回路23、アドレス指定レ
ジスタ回路24、アドレス比較回路25などの比較的小
規模の回路とそれに関係する複数本の制御信号線を追加
するだけで、CPU13およびDMA制御回路11の並
列処理が可能になり、それらの性能を十分に発揮するこ
とができるようになり、従来と同様の外部システムに対
しても容易に性能を向上させることができる。
【0042】また、図5に示したDMA制御専用の外部
ローカルバス74を使用する従来のDMA制御回路内蔵
タイプ70のマイコンと比べて、マイコン外部にDMA
制御専用のローカルバス74および2ポートタイプの外
部メモリ73を必要としないので、外部システムの複雑
化、コストアップをまねくという問題は生じない。
【0043】また、図6に示したCPUにハーバードア
ーキテクチャーを採用した従来のDMA制御回路内蔵タ
イプのマイコン80と比べて、CPUの回路負担の増
大、大型化をまねくという問題は生じない。
【0044】なお、上記実施例では、アドレス比較回路
25から出力するCPU外部アクセス禁止信号により直
接にバススイッチ回路23を制御したが、これに限ら
ず、上記CPU外部アクセス禁止信号とDMA動作に関
する信号との論理処理(例えばアンド処理)を行った信
号によりバススイッチ回路23を制御する、つまり、特
定領域判定信号(CPU外部アクセス禁止信号)を用い
てバススイッチ回路23をオフ状態に制御するように変
更してもよい。
【0045】
【発明の効果】上述したように本発明のマイクロコンピ
ュータによれば、CPUおよびDMA制御回路の並列処
理が可能になり、それらの性能を十分に発揮することが
できるようになるマイクロコンピュータを提供すること
ができる。
【0046】また、本発明のマイクロコンピュータによ
れば、DMA制御回路による外部バスの使用が可能な待
機状態において、CPUがDMAバス開放要求を受けて
からDMA制御回路がDMA制御動作を開始するまで応
答時間(オーバーヘッド)を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマイコンシス
テムの一部を示すブロック図。
【図2】図1のマイコンシステムにおけるバスコントロ
ール動作の一例を示すタイミング波形図。
【図3】従来のDMA制御回路外付けタイプのマイコン
システムを示すブロック図。
【図4】従来のDMA制御回路内蔵タイプのマイコンシ
ステムの一例を示すブロック図。
【図5】従来のDMA制御回路内蔵タイプのマイコンシ
ステムの他の例を示すブロック図。
【図6】従来のDMA制御回路内蔵タイプのマイコンシ
ステムのさらに他の例を示すブロック図。
【図7】図4のマイコンシステムのバスコントロール動
作の一例を示すタイミング波形図。
【符号の説明】
10…マイコン、 11…DMA制御回路、 12…アドレス/データ/制御信号線を含むバス、 121…CPU側バス部、 122…DMA側バス部、 13…CPU、 14…プログラムROM、 15…データRAM、 161〜16n…内部I/O装置(キー処理回路、タイ
マー回路など)、 17…外部バスインターフェースユニット(BIU)、 18…DMA要求入力端子、 20…DMAフラグ信号線、 21…内部DMAバス開放要求/許可信号線、 22…外部DMAバス開放要求/許可信号線、 23…バススイッチ回路、 24…アドレス指定レジスタ回路、 25…アドレス比較回路、 26…特定領域判定信号線、 27…DMAバスドライブ許可信号線、 28…状態問い合わせ信号線、 29…状態応答信号線、 31…外部バス、 32…外部メモリ(データRAM)、 33…外部I/O装置(フロッピーディスク駆動装置、
ハードディスク駆動装置、シリアル入出力装置など)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶 美智雄 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 東芝 エルエスアイシステムサポート株式会社内 (72)発明者 阿藤 正巳 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 東芝 エルエスアイシステムサポート株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス/データ/制御信号線を含むバ
    スと、 前記バスに接続されているCPU、プログラムROM、
    DMA制御回路および外部バスインターフェースユニッ
    トと、 前記CPUおよびプログラムROMが接続されているC
    PU側バス部と前記DMA制御回路および外部バスイン
    ターフェースユニットが接続されているDMA側バス部
    との間に挿入され、前記CPU側バス部とDMA側バス
    部との電気的接続をオン状態またはオフ状態に設定する
    ようにスイッチ制御されるバススイッチ回路と、 前記CPU側バス部に接続され、前記プログラムROM
    においてCPUが外部デバイスに対してアクセスしない
    と宣言した特定領域を表わすアドレスデータを記憶して
    おくアドレス指定レジスタ回路と、 前記CPU側バス部に接続され、前記CPU側バス部を
    介して与えられるアドレスデータと前記アドレス指定レ
    ジスタ回路の格納データとを比較し、現在のCPU出力
    アドレスが前記特定領域内か否かを判定し、判定信号を
    前記CPU及び前記バススイッチ回路に供給するアドレ
    ス比較回路と、 前記DMA制御回路からCPUにDMA制御回路の動作
    状態を表わすフラグ信号を供給するためのDMAフラグ
    信号線とを具備することを特徴とするマイクロコンピュ
    ータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロコンピュータに
    おいて、さらに、 前記バススイッチ回路から外部バスインターフェースユ
    ニットに前記DMA制御回路によるバスドライブが可能
    な状態に許可するためのDMAバスドライブ許可信号を
    供給するためのDMAバスドライブ許可信号線と、 前記DMA制御回路に接続され、外部からDMA要求信
    号を入力するためのDMA要求入力端子と、 前記DMA制御回路とCPUとの間に接続され、前記D
    MA制御回路が前記DMA要求入力端子からDMA要求
    信号を受けると内部DMAバス開放要求信号を前記CP
    Uに供給し、前記CPUが内部DMAバス開放要求を許
    可するための内部DMAバス開放許可信号を前記DMA
    制御回路に供給するための内部DMAバス開放要求/許
    可信号線と、 前記外部バスインターフェースユニットとCPUとの間
    に接続された外部DMAバス開放要求/許可信号線と、 前記DMA制御回路とバススイッチ回路との間に接続さ
    れ、前記DMA制御回路からバススイッチ回路に状態の
    問い合わせを行い、前記バススイッチ回路から状態の応
    答を行うための状態問い合わせ/応答信号線とを具備す
    ることを特徴とするマイクロコンピュータ。
JP4205498A 1998-02-24 1998-02-24 マイクロコンピュータ Pending JPH11238032A (ja)

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